新型コロナの自発的感染による免疫獲得の勧めをTwitterが削除

保守系のオンライン雑誌であるThe Federalistが「人々は意図的に新型コロナウイルスに自分を感染させるべきである」とツイートで勧めていた。Twitterはそのツイートを、Twitterのルール違反であるとして削除した。

その違反ツイートは米国時間3月25日の朝に投稿された。内容は「既存の枠から外れた考え方をすべき時だ。新型コロナウイルスに対する、常識を超えたやり方をすべきだ。それは、慎重にコントロールされた自発的な感染だ」というもの。

Twitterのスポークスパーソンは、そのツイートが同社の新型コロナウイルス関連の新しい規則に違反していることを確認した。

The Federalistが主張する自発的な感染とは、いわゆるPox Partyのことだ。Pox Partyとは、親が子供たちを1カ所に集めて、子供のころによくかかる病気に自分の子供にわざと感染させること。理屈としては、それによって子どもは免疫を獲得し、その後の人生で病気に苦しまない。大人になってかかったら重症になることが多いという。ツイートはそれを、すでに2万人あまりが死んでいる新型コロナウイルスでやろうと言っているわけだ。

国と州の政府はどちらも、在宅と自己隔離を命じている。それによってウイルスの拡散を抑え、保健医療体制の能力を超えた感染や発病の規模になることを防ごうとしている。

Vice誌の記事は、そのツイートを書いたDoug Perednia(ダグ・ペレドニア)氏はオレゴン州に住む無免許の皮膚科医だ、と言っている。

専門家たちはただちに、ペレドニア氏のツイートを批判した。オンラインの禁煙推進団体Cool Quitの医師でCEOのEugene Gu(ユージーン・グー)氏は、そのツイートを「危険かつ無責任だ」と非難した。しかも、人種差別的な言葉も使っている点をグー氏は「危険で嘘の医学的アドバイスを人種差別のチェリーで飾ったケーキだ」と表現している。

あるTwitterユーザーによると、今ではThe Federalist誌の記事へのリンクも有害としてブロックされているそうだ。The Federalist誌のスポークスパーソンからは、いまのところコメントは届いていない。

Twitterは新型コロナウイルス関連の全ツイートを1つひとつ専門家に諮ってチェックし、正確な情報だけが流布するよう努めている。また、ツイートに関するポリシーもアップデートして、新型コロナウイルスに感染するリスクを高めるようなツイートを禁じている。

関連記事:Twitterが新型コロナ感染拡大につながるツイート削除を強化

画像クレジット:Bryce Durbin/TechCrunch

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

Twitterが”subtweet”(サブツイート)を商標登録しようとしている、辛口のサブツイートをかましてやろう

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そう。これが、10月30日付で提出された、”subtweet”(サブツイート)という語の商標登録出願書類だ。

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サブツイート(subtweet)とは、…、ちょっと説明が難しい。要するにTwitter上で誰かが誰かの悪口を、その人の名前は出さずに書いたなら、それがサブツイートだ。

これが商標になることによって、Twitterがより使いやすくなる、とTwitterは主張しているが、それは正しいだろう。

つまり、ツイート(tweet)という言葉も、今のようにTwitterの用語として認められるまでに、似たような苦労があったのだ。ただしこちらは結局、商標にはなれなかった。今回の出願書類は、現状ではまだ保留扱いになっている。苦労が多いね。

今Twitterにコメントを求めているので、得られ次第この記事をアップデートしよう。

アップデート: Twitterから返事が来た:

自分の名前空間を誤用から守りたいときは#keepingit。

[原文へ]。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

Twitter、ミュートを正式導入―アンフォローせずに特定の相手を非表示にできる

TwitterはAndroid、iPhone、ウェブの各クライアント向けにミュート機能を正式に導入した。ユーザーはこれによってアンフォローせずにフォローしている相手のツイートを一時的に非表示にできる。

ミュートをオンにした場合、相手の投稿はリツイートも含めてタイムラインに表示されず、プッシュ通知やSMSでの通知にも含まれなくなる。ミュートしていることはユーザー本人以外にはわからない。またいつでもミュートを解除できる。

ミュートは個別のツイートの「その他」を開いて選択する。歯車アイコンから「設定、プロフィール」を開いても設定できる。この機能は今日から数週間かけて全ユーザーに公開される予定だ。

ミュートは一部のサードパーティーのクライアントではすでに実装されている。たとえばTweetbotはネーティブ・ウェブ・クライアントとiOSでミュート機能を提供している。Tweetbotのミュートはユーザーだけでなく特定のキーワードやハッシュタグを対象とすることもできる。これだとうるさいチャットグループや興味のない事件がタイムラインを溢れかえらせるのを簡単に防ぐことができて便利だTwitterにもTweetbotのようなハッシュタグ、キーワードのミュート機能を提供してもらいたい。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


簡単に解読されてしまったNSAの暗号ツイート

NSAが暗号化されたメッセージをTwitterに流していた。

これはいったいなんだろうか。秘密任務の指示なのかとも話題になったが、Business Insiderの読者が暗号解読に成功した。いわゆる換字式暗号(substitution cypher)で、暗号化技法としてはごく初歩的なものだ。上に掲載したNSAのツイートでは、暗号文中の「c」は実は「t」で、「d」が「o」といった感じになる。

対訳形式でみてみよう。

tpfc [Want] cd [to] lfdt [know] tepc [what] ac [it] cplir [takes] cd [to] tdkl [work] pc [at] frp [NSA]? qeiql [Check] hpql [back] ipqe [each] odfgpw [Monday] af [in] opw [May] pr [as] ti [we] izxndki [explorer] qpkiikr [careers] irrifcapn [essential] cd [to] xkdciqcafm [protecting] dvk [our] fpcadf [nation].

おわかりになっただろうか。NASによるスタッフ募集関連ツイートの前宣伝ツイートであったわけだ。平文のみを抜き出すと次のようになる。

Want to know what it takes to work at NSA? Check back each Monday in May as we explore careers essential to protecting our nation.

この暗号を解読できる程度の実力があれば雇ってくれるということだろうか。期待した人には残念だが、そうではない。この程度の暗号を解読できる程度では、NSAにとって必要な人材であるということを示すことはできないのだ。おそらく換字式暗号についてはミリ秒単位で平文にしてくれるオンラインサービスなどもあると思う。

すなわちNSAがツイートした暗号に実用的な意味はない。暗号について興味をもってもらい、そしてNSAの仕事に関心をもってもらおうということで投稿されたものなのだろう。

IMAGE BY FLICKR USER JD Hancock UNDER CC BY 2.0 LICENSE (IMAGE HAS BEEN CROPPED)

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(翻訳:Maeda, H