おやつのサブスクsnaq. meのスナックミーが期間限定ポップアップイベントを銀座ロフトで9月1日から開催

おやつのサブスクsnaq.meのスナックミーが期間限定ポップアップイベントを銀座ロフトで9月1日から開催

おやつの定期便サービス「snaq.me」(スナックミー)を運営するスナックミーは8月25日、人気商品を集めた期間限定ポップアップイベント「snaq.me Select Shop」の開催を発表した。開催場所は銀座ロフト1F(東京都中央区銀座2-4-6 銀座ベルビア館)。開催期間は2021年9月1日〜22日予定。8月25日にリニューアル新発売した、「スイーツ感覚の自然派プロテインバー『CLR BAR』」全5フレーバーの販売も行う。

「snaq.me Select Shop」銀座ロフト出店概要

  • 営業期間:2021年9月1日〜22日予定
  • 営業時間:11:00~20:00
  • 営業場所:銀座ロフト1F(東京都中央区銀座2-4-6 銀座ベルビア館1階~6階)

ポップアップイベントでは、定期便おやつのうち、「ほっくりスイートポテト」(税込200円)、「ブールドネージュ リッチバニラ」(税込200円)などを販売予定。また「ストアおやつ」として、「Upグラノーラ」(税込500円)、「JQ-High Quality Jerky-」(税込500円)なども用意する。

おやつのサブスクsnaq.meのスナックミーが期間限定ポップアップイベントを銀座ロフトで9月1日から開催

「ほっくりスイートポテト」(税込200円。写真左)、「ブールドネージュ リッチバニラ」(税込200円。写真右)

おやつのサブスクsnaq.meのスナックミーが期間限定ポップアップイベントを銀座ロフトで9月1日から開催

「Upグラノーラ」(税込500円写真左)、「JQ-High Quality Jerky-」(税込500円。写真右)

リニューアル新発売のCLR BAR(クリアバー)の価格は、税込378円。フルーツやナッツなど極限まで原材料を絞り、素材の美味しさをそのまま閉じ込め、スイーツのような美味しさを実現したという。全5フレーバーにおいて、砂糖・甘味料・小麦粉・添加物を一切使用していないそうだ。またタンパク質を10g含んでいるため栄養価も高く、様々な人の食の嗜好やライフスタイルに合わせて楽しめるとしている。

おやつのサブスクsnaq.meのスナックミーが期間限定ポップアップイベントを銀座ロフトで9月1日から開催

リニューアル新発売した、「スイーツ感覚の自然派プロテインバー『CLR BAR』」。価格はそれぞれ税込378円

スナックミーは、「おやつと世界を面白く。」を理念に掲げ、おやつの可能性を信じ、探求する。おやつにもっとテクノロジーとアイデアを。おやつで社会をよくしていく。という考え方のもと、「お菓子」というモノではなく、「おやつ」という体験を提供するブランドを生み出すとしている。

デジタル発の新しいおやつメーカーとして、ウェブサービスのように顧客のフィードバックを活用し、永遠のβ版としてサービス改善を続け、製菓業界の枠組みにとらわれない面白い挑戦を続けていくという。

おやつのサブスク「snaq .me」のスナックミーがおつまみサブスク「otuma .me」をローンチ

おやつのサブスク「snaq .me」のスナックミーがおつまみサブスク「otuma .me」をローンチ

おやつのサブスクサービス「snaq .me」(スナックミー)を運営するスナックミーが、11月23日よりおつまみのサブスクリプションBOX「otuma .me」(オツマミー)の販売を開始した。

otuma .meは新型コロナウイルスの感染拡大により、自宅での「宅飲み需要」が増えたことがきっかけで誕生したサービス。2週間または4週間に1度、おつまみ7種類の入ったBOXが自宅のポストに送付される。現在用意しているおつまみは全50種類。理論上の組み合わせは1000万通りあるため、お酒の種類と掛け合わせれば長期的にも飽きずに楽しめそうだ。ちなみに会員登録時に「嫌いな食べ物」を入力できるため、それを避けたラインナップで届けてもらえるのもうれしいポイント。価格は1BOXあたり税込1980円(送料込み)。

おやつのサブスク「snaq .me」のスナックミーがおつまみサブスク「otuma .me」をローンチ

扱っている商品はsnaq .me同様、素材にこだわり人工添加物を使用せずオールナチュラルがメイン。たとえばドライスライスサーモンは北海道産の新鮮な鮭を味わえるよう、昆布・かつお・しいたけの3種の出汁と、さんま魚醤・米黒酢といったナチュラルな調味料で味付けしている。現在はジャーキーやドライフルーツなどの乾き物がメインだが、今後はレトルトや缶詰などのおつまみも加わる予定だ。

同サービスの今後の展開についてスナックミー代表取締役の服部慎太郎氏は、「snaq .meと同様にブランドを育てていきながら、食品・飲料メーカーとのコラボレーションなどとの共同開発も検討している。お酒とのペアリングに最適なおつまみやアルコールドリンクなどを開発し、晩酌の楽しみを広げていきたい」と話す。

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カテゴリー:フードテック
タグ:otuma.meサブスクリプション(用語)食品(用語)スナックミーsnaq.me日本(国・地域)

おやつのサブスク「snaq.me」が2.6億円を調達、設備・生産者網整備に投資

おやつのサブスクサービス「snaq.me(スナックミー)」を運営するスナックミーは9月3日、W ventures、デライト・ベンチャーズ、SMBCベンチャーキャピタル、オイシックス・ラ・大地が運営するCVCファンドのFuture Food Fundを引受先とする第三者割当増資と、日本政策金融公庫からの融資により、総額約2.6億円の資金調達を実施したことを明らかにした。今回の調達は2019年5月の調達に続くもので、同社の資金調達額は累計で約6億円となる。

コロナ禍のフードロス対策やおつまみ商品開発にも取り組む

スナックミーは2015年9月の設立で、2016年3月におやつのサブスクリプションサービスsnaq.meをスタートした。100種類を超えるおやつの中から、「おやつ診断」でパーソナライズされたぴったりのおやつが、8種類選ばれて届くsnaq.me。それぞれが20〜30グラムの食べきりサイズのおやつは、人工添加物、白砂糖、ショートニングなどが使われておらず、自然素材でできている。1箱当たりの価格は1980円(税込)で、受け取り頻度は2週に1回、または4週に1回から選ぶことができる。

snaq.meの「おやつ診断」画面

サービス提供開始から、売り上げは月次で5〜10%ずつ伸びており、直近の1年では倍ぐらいに成長しているという。また取引先生産者は100社を超えた。今年3月にはサービス開始4周年を機にブランドの見直しも行っている。

スナックミー代表取締役の服部慎太郎氏によれば、新型コロナウイルスによる外出自粛などの影響で「在宅ワークになったことをきっかけにサブスクリプションを始めた顧客や、会社から自宅に送り先を変えた顧客など、自宅での需要は少し伸びている」とのこと。一方で「全国100社の取引先生産者の中には、コロナの影響でお土産屋さんや百貨店での売り上げが落ちたというところも多く、一緒に何かできないかといった問い合わせが来るようになっている」という。

「老舗の和菓子屋さんと商品開発をしてECで販売するなど、生産者との向き合い方が変わった。よりプラットフォーム的な動きが活発になった」(服部氏)

コロナ禍以前からスナックミーではフードロス解決への取り組みとして「アップサイクル」商品の開発・販売を行っているが、これらの商品は感染症拡大を受けて売り上げが減少した生産者の支援にもなっている。

「サブスクサービスなのでもともと破棄はほとんどないのだが、フードロスが気になるという顧客の声もあり、もう一歩進んだ取り組みを行うようになった。顧客には環境や食糧問題に関心の高い人が多い。今後も力を入れてやっていきたい」(服部氏)

新型コロナの影響では、宅飲み、オンライン飲みのニーズの高まりも見逃せないようだ。スナックミーでは4月15日、ビールに合う人気のおつまみ7種を詰め合わせたBOX「オツマミー」を販売。これが好評だったことから、第2弾としてワインに合うおつまみセットの「オツマミー for ワイン」、第3弾ではIPAとのペアリングを考えた「オツマミー for IPA」を相次いで販売してきた。

「この夏は、顧客にsnaq.meからオツマミーBOXに変更できるプランを用意してみたが、利用は多い。複数のブランドをポートフォリオとして持っておくことは、デジタル発の食品ブランド、食品メーカーを目指す当社の戦略としては正しいこと。オツマミーもブランドとしてしっかり育てていこうと考えている」(服部氏)

スナックミーでは資金調達と同じ9月3日、オリオンビールとのコラボレーションで開発した「オツマミー for オリオンビール」の販売も発表している。黒糖醤油味のジャーキーやゴーヤチャンプルー風のナッツ、ペッパーチーズ味のちんすこうなど、沖縄気分を満喫できる7種のおつまみは3日の15時から発売される予定だ。

「オツマミー for オリオンビール」イメージ

設備・倉庫へ投資、生産者のプラットフォーム構築にも力入れる

スナックミーでは商品の配送は業者が担当しているが、設備や倉庫は自社で運用を行っている。100種類以上ある商品を毎月入れ替えながら、顧客ごとにパーソナライズして組み合わせていくオペレーションも、ここで実施されている。

その倉庫の規模が顧客の増加に合わせて大きくなっていると服部氏はいう。「今後、資金調達を踏まえて、設備や機械、倉庫の自動化などへの投資は増えるだろう。ロジスティック周りの仕組みを作り込んでいくフェーズになっている」(服部氏)

また服部氏が今後もうひとつ力を入れたい、と語るのが、生産者側のプラットフォーム化だ。新型コロナで困っているという生産者との話もあり、意を強くしたということのようだ。

「自社でのマーケティングや販売はそれほど得意ではないが、いいものを作ろうというところや、地元の素材を使っているところなど、地方の道の駅に商品を卸されているような生産者さんと、スナックミーは相性がいい。全国にそうした生産者はたくさんある中で、まだまだ発掘し切れていない。そこをプラットフォーム化したい。印刷業界でラクスルなどの企業が地方の印刷会社をネットワーク化しているように、生産者のネットワークも広げていき、OEMモデルでプラットフォーム的な動きを志向していこうと考えている」(服部氏)

服部氏は顧客ユーザーのニーズと、路面店の売り上げが上がりにくいところをつなぎ合わせる役割になれれば、と話す。

「我々は『お菓子』と『おやつ』という言葉を使い分けていて、『お菓子を食べている時間も含めて、おやつ体験』と捉えている。新しいおやつ体験をつくることで、おやつの時間の価値を上げることをミッションとした、デジタル発のおやつブランドを目指している。今後もユーザー、生産者の皆さんとそこへ近づければいいなと思っている」(服部氏)

写真中央:スナックミー代表取締役 服部慎太郎氏

自分好みのおやつが届くサブスクサービス「snaq.me」が2億円調達

おやつのサブスクリプションサービス「snaq.me(スナックミー)」を運営するスナックミーは5月28日、総額約2億円の資金調達実施を発表した。

スナックミーは2015年9月の設立。2016年2月には、おやつのサブスクサービスsnaq.meをスタートしている。このサービスでは、4週間または2週間に1度、8種類のおやつを詰め合わせた、おやつBOXがユーザーに届く。おやつのジャンルはクッキーやマドレーヌといった焼き菓子や、ドライフルーツ、ナッツ、チップス、あられなどの米菓、豆菓子などで、人工添加物や白砂糖、ショートニングが使われていないのが特徴だ。それぞれ20〜40グラムの食べきりサイズに梱包されており、詰め合わせ1BOXあたりの価格は1980円(税込・送料無料)だ。

ユーザーは、はじめに約1分間のアンケートによる“おやつ診断”で好きなおやつの傾向を送信し、定期便を申し込む。届いたおやつの評価をマイページからフィードバックすることで、次のBOXの中身を自分好みに変えていくことができる。おやつの種類は現在100種類以上で、そのうちの10〜20%を毎月入れ替えており、組み合わせは約1000億通りにもなる。

直近では、ユーザー数が月に約10%ずつ増えているというsnaq.me。ユーザーから集めた評価データは累計100万件に上っており、それを生かした商品開発も進められている。例えば、snaq.meの会員の95%は女性だそうだが「食べたいと思えるプロテインバーがない」との声が多かったという。このことから、植物由来の原材料のみで素材の数も絞った「CLR BAR(クリアバー)」を商品化。新ブランドとして展開している。

「サブスクリプションのプラットフォームとして集めたデータを生かして、メーカーとしても商品を開発しています。普通、メーカーがアンケートを取ろうとすると、なかなかアクティブな反応がもらえないことが多いが、snaq.meでは『次のBOXの中身がどんどん自分好みになっていく』というモチベーションから、フィードバック率も高いです」と説明するのは、スナックミー代表取締役の服部慎太郎氏だ。

「試作品を改良して時間をかけて開発するというより、Webサービスのようにできたものは製品として出してしまいます。そこからフィードバックをもらい、2〜3週間ぐらいで変えていき、ダメならやめてしまう。評価が高い商品は別のフレーバーを出すなどして、展開していきます」(服部氏)

商品開発については、自社での開発のほか、現在50社ほどと協力して行っているというスナックミー。「道の駅に商品を卸している地方のメーカーなどで、販売先がなかなか見つけられないが、いいものをつくりたい、というところが全国にある。そうしたメーカーへ顧客の評価を直接伝え、一緒に製品をつくっています」と服部氏は言う。

スナックミーでは、これまでサブスク会員に限定して販売していたもののうち、評判のよいものを会員外にもオンラインで販売している。5月21日からは「国立ドイツ菓子協会」が認める材料・製法による“ホンモノ”のバウムクーヘンの販売を開始しており、今後も月に何度かこうした販売を行っていく予定だ。

服部氏は「ユーザーは『おかし』というより『自分への定期的なごほうび』として使ってくれている。だからInstagramやTwitterといったSNSで、届いたBOXを撮影して投稿してくれ、SNS経由で友人へ紹介してもらうことが多い。そこで、定期便型では敷居が高いと感じている人にも、カジュアルに手に取って欲しいと考えています」と述べている。

資金調達により、スナックミーではユーザーの嗜好データ収集から分析、新商品開発に至る仕組みを強化していく構えだ。また倉庫などのオペレーションのボリュームも大きくなっていることから、設備投資を行い内製化を図るとしている。

スナックミーでは、これまでにも何度か、VCなどからの資金調達を実施している。今回の第三者割当増資の引受先はW VenturesSpiral Ventures JapanSMBCベンチャーキャピタルLINE Ventures朝日メディアラボベンチャーズの各社。このうちW VenturesとSpiral Ventures Japanが新たに投資家として加わっている。

写真中央:スナックミー代表取締役 服部慎太郎氏

まるで“お菓子版Netflix”、サブスク型スナックBOXのsnaq.meが本格的なパーソナライズに舵取り

映画クルマ家具オーディオブックなど、さまざまプロダクトを対象としたサブスクリプションビジネスがここ数年間で多く生まれている。大人から子どもまで、みんなが大好きなお菓子だって、その例外ではない。

スナックミーが提供するsnaq.meは、4週間または2週間に1回、8種類のお菓子を詰め込んだスナックBOXを自宅まで届けてくれるサービスだ。お菓子のバラエティは全170種類。組み合わせは1800億通り以上もあり、毎回少し違ったスナックBOXが届くので長期間サービスを利用し続けていても飽きることはないだろう。

1箱1580円ということなので、スナック1つあたりでは約200円。コンビニで買うよりも高いけれど、ちょっと良さげなスーパーで買うよりは安いという価格だろうか。

サブスクリプション型サービスの代表格といえばNetflixがある。今や1億人以上のユーザーから支持を集める同サービスは、月額料金を払えば映画が見放題であるだけでなく、ユーザーの好みにあった映画をリコメンドするというパーソナライズ機能が最大の特徴だ。“おやつ版Netflix”とも言えるsnaq.meにも、しっかりとそのパーソナライズの要素が組み入れられている。

snaq.meに登録する際、ユーザーには自分の間食習慣や好きなお菓子の種類などを答える“クイズ”が出題される。それに答えることでsnaq.meはお菓子に対する好みを判断。それに合わせてスナックBOXの中身を調整する。また、届いたお菓子を1〜4の星の数で評価することもできる。それらの追加的なデータによってパーソナライズを深め、新製品の開発にも活かしていくというわけだ。

そして、5月22日にスナックミーが発表した新機能の「snaq tasting box」も、このパーソナライズという要素をさらに進化させるための試みだ。snaq tasting boxは1箱1058円の試食用スナックBOXで、合計12種類のミニスナックが詰め込まれている。ユーザーはそれぞれのスナックを食べてみて、専用ページから味、食感、フレーバーについての評価を入力していく。

スナックミーはそれら12種類のスナックの甘みや苦さを定量化し、食感や風味をタグ付けしている。例えば、snaq tasting boxに入っている「黒糖くるみ」の甘さはレベル3、食感はカリカリしていて、黒糖風味がある。これに対して「甘すぎる」と答えたユーザーには、今後甘さが3以下のお菓子が送られ、黒糖くるみの食感が好きと答えたユーザーには、カリカリとした食感の別のスナックが送られるというわけだ。

スナックミー代表取締役の服部慎太郎氏は、「人の味覚をもとにリコメンドする場合、Netflixなどのように、あなたと似た特徴をもつユーザーがAというものが好きだから、あなたにもAを勧めますというようなアルゴリズムは使えない。そのため、ユーザーに実際にお菓子を食べてもらい、個人ごとのプロファイルを作る必要があった」とsnaq tasting boxnの開発背景について語る。

服部氏によれば、現在snaq.meは数千人の定期購買ユーザーを獲得しており、その約95%が女性だ。スナックミーの創業は2015年9月。これまでに「数千万円の資金調達を複数回」(服部氏)行っているという。

スナックミー代表取締役の服部慎太郎氏