Shopify、eコマース機能を組み込んだ新しいリンクインバイオツール「Linkpop」を発表

Shopify(ショッピファイ)は「Linkpop(リンクポップ)」と呼ばれる新しいツールを発表し「link in bio(リンクインバイオ)」市場に参入したと、米国時間3月22日に発表した。この新サービスはクリエイターを対象としており、クリエイターはLinkpopのページから直接商品を販売することができるようになる。クリエイターやマーチャントは、ページに重要なリンクを掲載できる他、ストアフロントを立ち上げて、フォロワーと関わっているプラットフォームで直接販売することも可能だ。消費者は、Shopifyのマーチャントの商品を閲覧し、使用していたアプリを離れることなく、Linkpop上で直接購入することができる。

マーチャントは、アカウントを開設し、Shopifyストアにリンクさせ、ページにショッパブルリンクを追加することができる。また、ウェブサイト、記事、ビデオ、プレイリストなどへのリンクも追加することができる。ショッパブルリンクは、販売者の商品カタログと自動的に同期し、顧客が購入する前に必要とするすべての詳細を掲載する。一度アカウントを作成すれば、最大200のリンクをLinkpop上で共有することができる。

Linkpop には分析ツールも組み込まれており、リンクのクリック数やユニークビジター数といった顧客のページへの関与の度合いをよりよく理解することができる。また、背景色、ロゴ、フォントなど、Linkpopのページのさまざまな部分をカスタマイズすることもできる。また、特定のリンクに付随する写真をアップロードすることもできる。

「今日、マーチャントやクリエイターは複数のチャネルを使って顧客と関わっており、そのタッチポイントの数は今後も増え続けるでしょう」と、ShopifyのプロダクトディレクターであるAmir Kabbara(アミール・カバラ)氏は、声明で述べた。「Linkpopでは、マーチャントがソーシャルチャネルに投稿するすべてのリンクを一元化するサーフェスを作成しました。さらに、Linkpopで直接商品を購入することが簡単にできるように、そこで買い物できるようにしました。これは、マーチャントとバイヤーの両方にとって利益となるでしょう」。

画像クレジット:Shopify

このツールは、Shopifyの加盟店であるかどうかにかかわらず、誰でも利用することができる。しかし、ショッパブルリンクを利用できるのはShopifyのマーチャントのみだ。Shopifyは、まだビジネスを始めたばかりのクリエーターや、ビジネスを立ち上げていないクリエイターが、オーディエンスやブランドを育てるためにLinkpopを利用することができると指摘している。Shopifyでストアを立ち上げる準備ができたら、Linkpopのページで直接商品をシェアすることができる。Shopifyは、Linkpopのユーザーが最終的にShopifyの店舗を作り、Linkpopで購入できるようになることを期待している。

リンクインバイオページは、ここ数年でますます人気が出てきている。ソーシャルメディアのプロフィールやSpotify(スポティファイ)のページ、YouTube(ユーチューブ)のチャンネルへのリンクとして使う人もいれば、オンラインストアへのリンクとして使う人もいて、使い方はさまざまだ。

Linktree(リンクツリー)は、人気のある「リンクインバイオ」サービスの1つで、最近、Index Ventures(インデックス・べンチャーズ)とCoatue Management(コーチュー・マネジメント)が主導する1億1千万ドル(約132億円)の全額出資ラウンドを発表した。この資金調達により、Linktreeの評価額は13億ドル(約1568億円)に達した。2021年末、同社はShopifyとの統合を開始し、ユーザーが自社のプラットフォーム上で直接ビジネスや製品を宣伝する方法を提供するようになった。Shopfyとの連携は、LinktreeがPayPal(ペイパル)と提携し、Linktreeで直接支払いを行うために最近開始した「Commerce Links(コマース・リンク)」ツールを拡張した数カ月後に実現した。

Shopifyは今回、Linktreeに直接対抗するための新しいツールを立ち上げた。また、Shorby(ショービー)、Linkin.bio(リンクインバイオ)、Beacons(ビーコンズ)などを含む広範な「リンクインバイオ」市場にも対抗している。

画像クレジット:Shopify

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(文:Aisha Malik、翻訳:Yuta Kaminishi)

17歳のTikTokトップスター、チャーリー・ダミリオ氏の一家が自撮加工アプリFacetuneで知られるLightricksに投資

Charli D’Amelio(チャーリー・ダミリオ)氏は、TikTokで最もフォロワー数が多く最も稼いでいるクリエイターだ。この17歳のスーパースターとその家族は、短い動画から得られる短期間の富よりもさらに先を見ている。米国時間2月23日、ダミリオファミリーはLightricksとのパートナーシップを発表した。LightricksはFacetuneVideoleapといった写真やビデオ編集アプリのメーカーで、アプリのダウンロード数は合計で5億回を超えている。

チャーリーと、姉で同じくTikTokのスターであるDixie(ディクシー)、コネチカット州上院の共和党候補だった父のMarc(マーク)、元モデルの母Heidi(ハイディ)のダミリオファミリーは、Lightricksの株式を取得し戦略アドバイザーとして参画する。Lightricksはファミリーの投資額を明らかにしていないが、ファミリーからの投資は同社が最近調達したシリーズDの1億3000万ドル(約149億5000万円)とは別であると認めた。ファミリーは資金面の支援の他、The247というエディトリアル記事サービスに限定コンテンツを提供する。

Lightricksはダミリオファミリーとのパートナーシップの発表に加え、リンク・イン・バイオに関してLinktreeBeaconsSnipfeedなどのプラットフォームの競合となるLinkInBioのサービスも発表した。LightricksのLinkInBioの利用は無料で、クリエイターがソーシャルプロフィールやウェブサイトへのリンク、そして重要なポイントとしてStripeを利用した投げ銭機能を追加してカスタマイズできる。もっとも、ライバルのリンク・イン・バイオプラットフォームはもっと洗練された収益化手段を提供している。例えばSnipfeedには、購入者向けにパーソナライズした非同期のタロット占いのようなデジタルグッズの販売機能がある。しかしそのトレードオフとして、高機能なプラットフォームはサブスクリプションの課金や売上手数料の徴収などをする傾向がある。

Lightricksの共同創業者でCEOのZeev Farbman(ゼエブ・ファーブマン)氏は報道発表の中で「(ダミリオ)ファミリーはクリエイターエコノミーのトップランナーであり、世界中の前途有望なクリエイターに常に刺激を与えています。一家が開発プロセスのあらゆるステップに携わることとなり喜ばしく思います」と述べている。

Crunchbaseのデータによれば、ダミリオファミリーとしてのスタートアップへの投資はこれが初めてだ。ただしチャーリー・ダミリオ氏自身は2021年にティーン向けバンキングサービスのStepが1億ドル(約115億円)を調達したシリーズCに参加している。セレブがスタートアップへの投資を通じて資産を増やそうとするのはめずらしいことではない。俳優のAshton Kutcher(アシュトン・カッチャー)氏も、ミュージシャンのThe Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ)も、女優のJessica Alba(ジェシカ・アルバ)氏もそうだ。しかしダミリオファミリーは、インフルエンサーから投資家へという新しいジャンルを体現している。

ダミリオファミリーはTechCrunchへのメールで「我々はスタートアップの分野に強い関心を持ち、起業家や新しい企業と出あうことを楽しみにしています。我々は今後数件の投資をして、すばらしいプロダクトやサービスを構築できると思われる企業を支援する予定です」と記した。

TikTokのクリエイターは、テニスプレイヤーのSerena Williams(セリーナ・ウィリアムズ)氏やハリウッド俳優のRyan Reynolds(ライアン・レイノルズ)氏といったスターのように長く輝き続けることはできないと不安に思っているかもしれない。両親のサポートのもと、チャーリーとディクシーの姉妹はアパレルのHollisterリングライトの会社、さらにはHuluのリアリティ番組までさまざまなベンチャービジネスを手がけて、すでに知名度を高めている。

しかしティーンの億万長者の苦闘(そう、多くの苦闘だ)を描いた物語でもあるNetflixの「Hype House」と同様に、この「ダミリオショー」は常にオンラインで注目されることによるメンタルヘルスへの負の影響に姉妹がどう対処するかの意味合いも強い。Lightricksとのパートナーシップは疑問のある選択のようにも思える。LightricksのフラッグシップアプリであるFacetuneはレタッチツールとして使われることが多く、身体イメージの問題の一因と考えられてきたからだ。ティーンのメンタルヘルスに対するソーシャルメディアの負の影響は最近大きな議論となっているが、Facetune以外にもLightricksのツールは簡単にビデオを編集するだけの目的でよく使われている。米国時間2月22日にチャーリー・ダミリオ氏はニキビ(ティーンにはごく普通のことだ!)がはっきり写った自撮りを投稿した。レタッチツールは今後も存在するし、本来は邪悪なものではないが、問題はどのように(そしていつ)我々がそれを使うかだ。

画像クレジット:Lightricks

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(文:Amanda Silberling、翻訳:Kaori Koyama)

リンク管理のBitlyがQRコード業界リーダーの独Egoditorを買収

リンク管理企業のBitlyが米国時間12月1日、ドイツに拠点を置くQRコード企業でフラッグシップ製品のQR Code Generatorで知られるEgoditor GmbHを買収すると発表した。

買収の条件は公表されていないが、BitlyのCEOであるToby Gabriner(トビー・ガブリナー)氏は現金と株式の取引であることを明かし、買収が完了すると有料版顧客は32万5000社、アクティブユーザーは500万人以上、従業員は180人、年間経常収益は7500万ドル(約84億6000万円)を超える企業になると述べた。

これはBitlyにとって初の買収で、組織が顧客や人々と関わりデジタル体験でつながりを持つことに貢献するグローバルなSaaS企業を目指すという同社の目標に沿うものだ。

Bitlyは買収と同時に、リンク管理、QRコード、リンクインバイオのリソースをオールインワンで提供するCustomer Connectionsプラットフォームも発表した。Bitlyはここ数年、短縮リンクからさまざまなツールへの進化に関心を移してきた。

Bitlyのトビー・ガブリナーCEO(画像クレジット:Bitly)

BitlyがQRコードのソフトウェアを自前で開発するか買収するかをじっくり検討する中で、Egoditorが第一候補にあがった。Egoditorは10年以上にわたってQRコードの世界をリードしてきたことに加え、Bitlyとの間に顧客や機能性の共通点が多く、この両社が1つになるのは自然な成り行きだったとガブリナー氏は補足した。

同氏は「市場の発展にともない、Bitlyの自然な進化としてこのような道をたどり始めました。当社がQRコード機能の提供を始めたところ相当数のお客様に利用され、お客様が望む機能であると確信を深めました」と説明する。

ドイツのビーレフェルトに本社を置くEgoditorは、QRコードのデザイン、利用、管理、分析をするエンド・ツー・エンドのツールを提供している。2009年にNils Engelking(ニルス・エンゲルキン)氏とNils Drescher(ニルス・ドレッシャー)氏が創業し、190カ国以上の1000万人を超えるユーザーに活用されている。同社の顧客にはスターバックス、Zalando、救世軍などがある。

QRコード自体は新しいものではなく1990年代ごろから存在する。人々はQRコード読み取りアプリをダウンロードしなくなったが、Snapなどは最近、QRコードをクールにしようと試みている。ガブリナー氏は、GoogleとAppleがスマートフォンのカメラでQRコードを読み取れるようにしてから改めて使われるようになったという。そしてコロナ禍の時代となった。

ガブリナー氏はTechCrunchに対し次のように述べた。「利用者が企業と非接触でやり取りする手段が注目され、行動が変容しました。レストランでメニューを見ることから不動産業や小売業、NPO、歯科医に至るまで、あらゆるところにユースケースが爆発的に広がりました。ユースケースの広がりは始まったばかりで、毎週のように新しいことが出てきます」。

ガブリナー氏によれば、Bitlyは現在Egoditorのチームを統合している途中で、全員が合流するという。また新規採用も進めているとのことだ。ドイツと米国のオフィスで、50のポジションに人材を求めている。

同氏は、これは単なる買収ではなく2社が「急速に成長する」ストーリーで、両社の組み合わせはその成長を後押しすると考えている。この1年半でBitlyのカスタマーベースは170%以上成長し、リンクインバイオ機能は数週間前に発表したばかりで現在はプライベートベータだ。

「当社を次のレベルに引き上げる買収として、とても喜んでいます。新しいプロダクトやソリューションを今後提供する基盤を得て、当社は1つのプロダクトから複数のプロダクトへと移行します。エンジンを全開にして成長のストーリーをこれから加速していきます」とガブリナー氏は語る。

画像クレジット:Nutthaseth Vanchaichana / Getty Images

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(文:Christine Hall、翻訳:Kaori Koyama)

スマホからノーコードでウェブサイトを作るUniverseがテーマやブロックの新機能を公開

モバイルでウェブサイトを構築できるプラットフォームのUniverseがアップデートを公開し、同社のグリッドベースのウェブビルダーに高度な制作用コントロール、便利なテーマ、ブロック機能などが追加された。Universeを使うとスマートフォンから直接、コーディングをすることなくシンプルなグリッドシステムでオリジナルのサイトを作ったりeコマースのストアを開設したりすることができる。新たなアップデートであるGRID System IIは、これまでの複雑なコーディングのプロセスを直感的なジェスチャーにして、ウェブサイトをもっと簡単に作れるようにすることを目指している。

Universeの創業者でCEOのJoseph Cohen(ジョセフ・コーエン)氏はTechCrunchのインタビューで「Universeの特徴はグリッドシステムで、今回はそのグリッドシステムの大幅なアップデートを発表しました。これにより、専門知識がなくてもこれまで以上に多くのことができるようになります」と語った。

コンテンツをドロップできる広いグリッドが用意されたプラットフォームで、シンプルなブロックをベースにしてウェブサイトを作っていく。今回のアップデートでは制作用のコントロールが再設計されてグラフィカルインターフェイスが改善し、グリッド内のブロックのパディングやテキストの細かな間隔をコントロールできるようになった。コーエン氏は、グリッドを詰めて最大7列にすることができるようになったと述べた。新しいインターフェイスではカラー選択ツールも強化されている。

さらに、30種類の新しいテーマから好みのものを選んだり、オリジナルのテーマを作ったりすることもできるようになった。テーマが登場する前は、ブロックの1つ1つにその都度スタイルを設定していた。今回のアップデートでテーマが導入され、フォントやページの背景、ボタンの色といったデザイン要素に一貫性を持たせることができる。テーマを使うと、テキスト、背景、見出し、カラーなどがサイト全体の外観に適用される。

コーエン氏は「我々はサイト全体に適用できる、30種類の魅力的なテーマを作りました。ユーザーがオリジナルのテーマをゼロから作ってもかまいません。我々が提供するテーマの中のいずれかを適用したりカスタマイズしたりすることができます。変更を加えると、サイト全体に反映します。テーマは基本的に、サイト全体にわたってすべてのスタイルを美しく、使いやすく変更する手段です」と説明した。

新しいテキストスタイルを利用して、テキストをタイトル、サブタイトル、キャプションなどに分類することもできる。タイトルのインジケータを使うとサイトのSEOが向上し、アクセシビリティも拡張されるとUniverseは説明している。

新しいレイヤー機能も追加され、ブロックの上にブロックを重ねられるようになった。これまでは画像のブロックとテキストのブロックというように2つのブロックを重ねることはできなかった。今回の新しいレイヤー機能を使うと、ウェブサイトのデザインに関する制作の自由度がずっと高くなる。

さらにUniverseは、1つのサブグリッド内で複数のブロックを組み合わせて集合体を作る、新しいグリッドブロック機能も公開した。サイトにブロックを追加するとそのブロック内に別のグリッドが作られるもので、フォトギャラリーなどを追加するのに使える。グリッドブロックでブロックをグリッド上に正確に配置した後、サブグリッドをページ上の任意の場所にドラッグできる。

UniverseはShopifyやWixといった人気ウェブサイト構築ツールの競合だと思う人もいるかもしれないが、コーエン氏はまったく違うものだという。

画像クレジット:Universe

同氏はこう説明する。「我々はグリッドと呼ばれる新しいインターフェイスを開発しました。これは基本的には、テック系でない人、あるいはプロのデザイナーではない人が完全にオリジナルのウェブサイトを構築できるようにするものです。Squarespace、Shopify、Weebly、 Wixなどのシステムがありますが、これらはデスクトップベースでテンプレートベースのウェブサイトビルダーです。Universeで利用できるテンプレートはありますが、テンプレートベースではありません。テンプレートで制限されないため、グリッドそのものが制作のためのインターフェイスです」。

利用状況についてコーエン氏は、コロナ禍で多くの人がビジネスや副業を始めてウェブサイトを作ろうとしたことからUniverseのユーザーが増えたと語る。同社はコロナ禍の初期に、サイトで製品を販売し出荷できるようにした。そのためユーザーは、Shopifyなど他社のeコマースツールに登録する必要がなかった。

同氏は「コロナ禍が始まってからの1年半、当社は急速に成長しました。全体としては、作成されたアクティブなサイトの数が10倍ほどになりました」と述べた。

またコーエン氏は「リンクインバイオ」サイトを求めるインフルエンサーのユーザーが増えていると語る。「リンクインバイオ」サイトとは、Instagramのプロフィールの最後に書いておいてInstagram外のウェブサイトに誘導するURLのことだ。誘導先のサイトは、製品を販売したり、他のソーシャルメディアアカウントにリンクしたり、ポートフォリオを紹介したりするのに使われることが多い。同氏によれば、Universeで作られるサイトの40%が「リンクインバイオ」で、このようなサイトがコマースと並んでUniverseで最も大きく成長している領域だという。

Universeには現在数十万のアクティブなサイトがあり、同社は今後もプラットフォームの成長に合わせてコンシューマにとって使いやすいアップデートをリリースしていく予定だという。

コーエン氏は「今回のアップデートで我々は飛躍を遂げましたが、今後もこのグリッドシステムの改良を長く続け、いずれはインターネット上で可能なことはすべて我々のグリッドシステムで実現できるようになるでしょう。中心となっている制作の機能だけでなく、ビジネス構築に関わるコマースの機能も充実させていきます」と語った。

画像クレジット:Universe

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(文:Aisha Malik、翻訳:Kaori Koyama)

「Link in Bio」のLinktreeがPayPalと提携、世界中のユーザーがダイレクト決済の支払い受付可能に

ユーザー1600万人超を抱える人気の「Link in Bio」(リンクインバイオ)サービス、Linktree(リンクツリー)が、最近立ち上げた直接支払いのための「Commerce Links」ツールをグローバル展開するためにPayPal(ペイパル)と提携する。メルボルン拠点のLinktreeによると、PayPalがサービスを展開する200カ国超のクリエイターは現在、決済ツールを通じて支払いを受けることができる。

3月に提供が始まったCommerce Linksでユーザーはブラウザやタブを別途開くことなしに自分のLinktreeプロフィールで直接支払いを受けられる。この新しい統合によってLinktreeのユーザーは自分のPayPal口座をつなげて、フォロワーや顧客からPayPal、デビットカード、クレジットカード経由で支払いを受けることができる。ユーザーは取引や決済換算レートなどに関する情報にもアクセスできる、とLinktreeは説明する。利用できる関連データはクリエイターがデジタルプレゼンスを管理するのをサポートするためだという。

「クリエイター経済が成長するにつれ、クリエイターは自身のオーディエンスからできるだけ煩わしい思いをせずに支払いや支援金を回収する新しい方法を求めています」とLinktreeの共同創業者でCEOのAlex Zaccaria(アレックス・ザッカリア)氏は声明で述べた。「当社のソリューションを世界のユーザーに提供し、ユーザーがこれまで以上にデジタルプレゼンスを管理して収益につなげられるようにすべく、PayPalとコラボすることに胸躍らせています」。

クリエイターは、2種類のCommerce Linksを使ってフォロワーや顧客から支払いを受けることができる。「Support Me Link」では、Linktreeユーザーはビジターから支払いや寄付を受けることができ「Request Links」では顧客やフォロワーがクリエイターのLinktreeプロフィールから直接クリエイターに商品やサービスをリクエストできる。

PayPalとのコラボは、クリエイターにフォーカスした一連の取り組みの最新例だ、とLinktreeは話す。今回の提携発表の数日前に、Linktreeは自動音楽リンク集約プラットフォームのSonglink/Odesliの買収を発表していた。LinktreeはSonglink/Odesliを新しく立ち上げた「Music Link」機能に統合する。この機能では、ユーザーが好みのプラットフォームでコンテンツを聴けるよう、曲あるいはアルバムを自動的にすべての音楽ストリーミングサービスで表示する。

2016年創業のLinktreeはいま、Shorby、Linkin.bio、Beaconsなどいくつかの「リンクインバイオ」プラットフォームと競合している。Linktreeは3月にシリーズBで4500万ドル(約49億円)を調達した、と発表した。同ラウンドはIndex VenturesとCoatueが共同でリードし、既存投資家のAirTree VenturesとInsight Partnersも参加した。

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クリエイターの収益化を可能にする「リンクインバイオ」ホームページビルダーのBeaconsが6.5億円調達
画像クレジット:Linktree

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(文:Aisha Malik、翻訳:Nariko Mizoguchi

クリエイターの収益化を可能にする「リンクインバイオ」ホームページビルダーのBeaconsが6.5億円調達

モバイル用ランディングページビルダーを提供するBeacons(ビーコンズ)が、600万ドル(約6億5000万円)のシードラウンドを実施した。同社はクリエイターが自分のソーシャルメディアのプロフィール欄を通して収益を上げられるようにするというビジョンを提唱している。Neal Jean(ニール・ジーン)氏、Jesse Zhang(ジェシー・ゾン)氏、Greg Luppescu(グレッグ・ルペスク)氏、David Zeng(デビッド・ゼン)氏が共同で創業したこの会社は、ソーシャルメディアを利用する人が自分のフォロワーに表示することができる、モバイルに最適化された単一のリンクハブを提供する。

競合他社のLinktree(リンクツリー)同様に、Beaconsは、TikTok、Instagram、Twitterのプロフィール欄から他のサイトにリンクする方法を提供し、同時にフォロワーに対して寄付やアフィリエイトリンクなどを紹介する。こうしたリンクインバイオ(プロフィール欄のリンク)分野で競う企業には、他に Shorby(ショービー)Milkshake(ミルクシェイク)Tap.bio(タップバイオ)Link in Profile(リンクインプロフィール)bio.fm(バイオfm)、そしてCampsite(キャンプサイト)などがある。

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Beaconsは、Y Combinatorの2019年夏クラスに参加し、2020年9月にプライベートベータ版を開始した。Andreessen Horowitzがシードラウンドを主導し、Atelier VenturesThe ChainsmokersのMantis Fund、Night Media Ventures、ブラジルのeスポーツグループであるLOUDggが参加している。

Beaconsは、今回の600万ドルのシードラウンドをエンジェルラウンドで調達していた60万ドル(約6500万円)に加えることで、同社はエンジニアやデザイナーを採用し、初めて創業を経験した4人の小さなチームを成長させることができる。

Beaconsの共同創業者でCEOのニール・ジーン氏は、TechCrunchの取材に対して「当社がLinktreeと大きく異なる点は、クリエイターが自分のページを無料でカスタマイズでき、無料プランでもより多くのオプションを提供していることです」と語った。

「【略】クリエイターのみなさんは、自分のウェブサイトの見栄えをとても気にしていますので、このやり方はクリエイターのみなさんが望む機能を提供して、私たちの市場でのシェアを拡大するための良い方法だと思っています」。

ソーシャルメディア企業たちは、クリエイターを自社のプラットフォームや今後の収益化スキームに囲い込むため、特に個々のコンテンツへの埋め込みリンクにはあまり熱心に対応していない。また、ユーザーのプロフィールに掲載できるURLを1つに限定しているところも多く、クリエイターは1つのリンクの価値をを最大限に高める必要がある。当然ながらBeaconsは、多くのソーシャルプラットフォームの制限的なデザインが、クリエイターがコンテンツから簡単かつ柔軟に収益を上げる可能性を妨げていると主張している。

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ジーン氏は「まず手始めに、クリエイターが使えるさまざまな機能を開発していますが、長期的には、多くの人がその上で構築することができるプラットフォームやエコシステムにしていくことが、よりスケーラブルな方法だと考えています」という。

「現在は、コンテンツ制作者にとってのWix(ウィックス)やSquarespace(スクエアスペース)のような存在だと思いますが、将来的には、クリエイターにとってのShopify(ショッピファイ)のような存在になりたいと考えています」。

Beacons上での構築

Beaconsを使う際に、ユーザーは無料とプレミアムの2つのプランを選ぶことができる。月額10ドル(約1087円)の「アントレプレナー」(起業家)プランは、独自ドメインのサポートや、Beaconsページを構成するリンク、テキスト、画像のスロットである「ブロック」の追加オプションなど、検討に値する機能を提供している。

画像クレジット:Beacons

Beaconsは、プレミアム収入以外にも、マネタイズに特化したいくつかのブロックで売上の一部を受け取ることで収益を上げる。たとえばショッピングに対応したTikTokフィード、動画や電子書籍のデジタルストア、クリエイターが自分のフォロワーにカスタムコンテンツを直接販売できる「リクエスト」ブロックなどだ。Beaconsの無料プランでは取引に9%の手数料がかかるが、プレミアムプランでは5%に減額される。

Beaconsで構築されたランディングサイトは、高度なカスタマイズ性を持っていて、メディアリッチでキュレーションされたホームページがあったMyspace(マイスペース)の時代を彷彿とさせる。同社は最近「コミュニティブロック」と呼ぶブロックを追加した。これは、たとえばTikTokのようなコラボレーションが盛んなプラットフォームで頻繁にチームを組む可能性のあるコラボレーターたちに、スポットライトを当てるための特別な場所だ。現在、Sia(シーア)、Green Day(グリーン・デイ)、Russell Brand(ラッセル・ブランド)などの有名人が登録されている。

Beaconsはまた、メールやSMSによるモバイルマーケティングや、クリエイターがオーディエンスを知るための分析機能にも対応している。同社によると、2020年10月のローンチ以来、ユーザー数は毎月70%ずつ増加しているという。

「現在、コンテンツ制作者と消費者は、既存のソーシャルプラットフォームが提供するもの以上の、高度な期待を抱いています」とジーン氏は調達時の声明で語った。「【略】Beaconを使えば、クリエイターは、見た目が良く、共有可能で、最終的に収益を生むことのできるカスタムドメインにオンライントラフィックを誘導することで、自分の将来をコントロールすることができるのです」。

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カテゴリー:ネットサービス
タグ:Beaconsクリエイター収益化資金調達リンクインバイオ

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(文:Taylor Hatmaker、翻訳:sako)

「Link in Bio」を提供するLinktreeがソーシャルコマース機能で約49億円のシリーズB調達

Instagramを見ている人なら「Link in bio」という言葉を知っているだろう。投稿のキャプションにはリンクを貼ることができず、ユーザーのプロフィールには1つのURLしか許可されていないため、多くの人がフォロワーのために複数のリンクを持つシンプルなウェブサイトを作成している。Linktreeは1200万人以上のユーザーに利用されている最も人気のある「Link in bio」サービスの1つで、米国時間3月26日にシリーズB資金として4500万ドル(約49億円)を調達したと発表した。今回のラウンドはIndex VenturesとCoatueが共同で主導し、既存投資家であるAirTree VenturesとInsight Partnersがも再度参加した。

CoatueのDan Rose(ダン・ローズ)会長が、Linktreeの取締役に就任する。オーストラリアのシドニーを拠点とする同社の前回のラウンドは、2020年10月に発表された1070万ドル(約11億円)のシリーズAだった。Linktreeの今回の資金調達は、ソーシャルコマースを容易にするツールに使われる予定だ。

Linktreeによると、同社のユーザーの約3分の1にあたる400万人が過去3カ月以内に登録したという。これはパンデミックの間、人々がソーシャルメディアやeコマースでの買い物に多くの時間を費やしていたことが理由の1つだ。

2016年に設立されたLinktreeは現在、Shorby、Linkin.bio、そして最近ローンチされたBeaconsを含む一連のLink in bioサービスと競合している。

「Linktreeを立ち上げた時、私たちはまったく新しいカテゴリーを作りました。私たちは最初に市場に参入しましたが、世界中に1200万人以上のユーザーがおり、市場シェアの88%を占めています」と創業者でCEOのAlex Zaccaria(アレックス・ザッカリア)氏はTechCrunchに語った。「その結果として必然的に多くの競合他社が現れましたが、Linktreeのユニークさの一部は一見シンプルなデザインにあります」。

ザッカリア氏によればLinktreeの差別化要因の1つは、健康とウェルネス、不動産、スポーツ、音楽、政治、出版、食品を含む幅広いカテゴリーのユーザーに採用されていることだと付け加えた。Shopify、Facebook、TikTok、YSL、HBO、Major League Baseball、そしてJonathan Van Ness(ジョナサン・ヴァン・ネス)、Jamie Oliver(ジェイミー・オリバー)、Pharrell(ファレル)などの著名人のバイオリンクに使われている。

「私たちはLink-in-bioツールとしてスタートしたかもしれませんが、時とともにLinktreeは進化し、プラットフォームはインターネットのソーシャルアイデンティティレイヤーになりました。プラットフォームがどのようにデジタルな自己表現と行動の交差点に位置するかという私たちのビジョンは、ロードマップに関して大胆に考えていることを意味しています」。

カテゴリー:ネットサービス
タグ:Linktree資金調達Link in bio

画像クレジット:Linktree

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(文:Catherine Shu、翻訳:塚本直樹 / Twitter

Beaconsが「リンクインバイオ」のモバイルウェブサイトビルダーを発表、クリエイターの収益化を支援

現在、ソーシャルメディアのプロフィールから専用のランディングページにファンを導こうと試みるクリエイター向けのウェブサイトビルダーは数多く存在する。TikTokやInstagramを利用したことがある人なら、例えばLinktreeがホストしているような、シンプルな「Link In Bio(リンクインバイオ)」スタイルのウェブサイトを目にしたことがあるだろう。Beaconsという新しいスタートアップがこの市場に参入し「リンクインバイオ」のウェブサイトをさらに強力にすることを目指している。同社のウェブサイトビルダーは、寄付、販売、有料リクエスト、アフィリエイトショッピングなど、コミュニティを収益化するための拡張されたツールセットをクリエイターに提供するものである。

サービス登録後、Beaconsはそのほとんどが「イエス」か「ノー」で答えられる一連の質問をユーザーに投げかける。例えば寄付を受け入れたいか、フォロワーのメールを集めたいか、TikTokやYouTubeの動画を作っているか、またそれはどのカテゴリーに属しているかなどをコンテンツの観点から尋ねてくる。

この情報は、Beaconsが「ブロック」と呼ぶ、適切なコンテンツセクションを含んだBeaconsのランディングページをセットアップするために使用される。ローンチ時点でBeaconsは、電子メールやSMSのコレクションモジュール、TikTokやYouTubeのクリエイターのための動画埋め込みブロック、トラックやアルバムを埋め込むための音楽ブロック、ツイートやTwitterプロフィールを埋め込むためのTwitterブロック、Linktreeのようなリンクブロックなど、設定可能なさまざまなブロックを用意している。

現代版Myspace Top 8のような「フレンズ」ブロックもあり、Beacons、Instagram、Twitter、TikTokのいずれかで友達をリンクすることも可能だ。

しかし、Beaconsが他の「リンクインバイオ」のウェブサイトビルダーから差別化する分野は「収益化」ブロックのセットである。現在、同社はオンラインプレゼンスからの収益を上げたいクリエイター向けに4つのツールを提供している。その1つはCameoに似ており、パーソナライズされたコンテンツに対するファンのリクエストを受け付けるオプションのメニューをクリエイターが設定できるようになっている。例えばファンはフィットネスインフルエンサーに自分のルーティンを批評してもらうこともできるし、支払うことで憧れの人に質問に答えてもらうこともできる。クリエイターは、公開または非公開のいずれかでパーソナライズされた応答を送信できる。

他の収益化ブロックでは、クリエイターが寄付を受け入れたり、電子書籍や有料ビデオコンテンツなどのデジタルダウンロードを販売したりすることも可能だ。

画像クレジット:Beacons

第4の、そしておそらく最も興味深い収益化ブロックは、TikTokショッピング機能である。クリエイターは商品をおすすめするTikTokビデオをBeaconsのウェブサイトに直接貼り付けることができ、ここから対象製品にアフィリエイトリンクを追加して、ファンがその製品を購入したときに直接収益を上げることができる。

この機能の登場は実に絶好のタイミングである。TikTokは現在、eコマースに関する計画を正式化し始めたばかりだ。マーケターへの最近のプレゼンテーションで同社は、ブランドがより直接的にTikTokの若いオーディエンスにリーチできるようにする新しいオンラインショッピングツールをローンチする計画について話している。TikTokはソーシャルコマースでもShopifyと提携しており、Walmart主催のホリデーイベントを含め、ライブビデオショッピングを実験している。

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しかし、TikTokのクリエイターたちはすでにファッション美容インテリア家庭用品玩具などのカテゴリーを横断してショッピングトレンドを牽引してきており「TikTokに買わされた」という言葉がTikTokのバイラルなコンテンツから生じる衝動買いの言い訳となっているほどだ。クリエイターがこうしたトレンドからより直接的かつ金銭的に利益を得られるようにすることは、論理的なステップといえるだろう。

画像クレジット:Beacons

Beaconsのアイデアは、共同創設者のNeal Jean(ニール・ジーン)氏、Jesse Zhang(ジェシー・チャン)氏、Greg Luppescu(グレッグ・ルペスク)氏、David Zeng(デイビッド・ツェン)氏によるものだ。ジーン氏、チャン氏、ツェン氏はスタンフォード大学の博士課程で機械学習やAIなどの研究分野を学んでいたときに出会い、ルペスク氏はスタンフォード大学で修士号を取得した後、Apple Watchチームで働いた経験を持つ。

Beaconsとしてチームを組んだジーン氏、チャン氏、ツェン氏は、Y Combinator Summer 2019のバッチに参加。さまざまなアイデアを繰り返しながらプロダクトを何度も方向転換した。例えばクリエイターと販売ブランドを結びつけるShopifyの統合などもアイデアの1つだが、こうした初期のコンセプトの一部はいずれ復活するかもしれない。

しかし、より広範な視点では、クリエイターの収益化を支援することに常にフォーカスしてきたとジーン氏はいう。

「現在の製品が登場する前から、私たちはクリエイターの収益化への課題を解決する助けとなることに注力していました」と同氏は説明する。「Linktreeのような製品へと若干方向転換した際に、クリエイターが実際に収益を生み出せる機能を構築することを思いつきました。Linktreeやこの分野の既存企業は考えていなかったことだと思います。今でもLinktreeで収益を上げることはできません」。

もちろん、Linktreeは今日市場に出回っている多くの「リンクインバイオ」ウェブサイトの1つに過ぎず、これはBeaconsが依然としてかなりの数の競合に対峙していることを意味する。他のライバルとしてはLinkin.bioLnk.bioShorbyTap.bioFeedlink.ioLink in ProfileMilkshakeCampsitebio.fmurl.biobiolinks.meなどが挙げられる。

競合他社の一部とは異なり、Beaconsはツールを無料で提供し、その代わりにクリエイターが独自のカスタムドメインを使用できる月額10ドル(約1090円)のプレミアムプランで収益化を図っている。また、リクエストや販売ブロックの売り上げに対して無料プランでは9%、有料プランでは5%を受け取ることでも利益を得ている。この収益分配では、大した額を稼ぐことはできていないが(「数百ドル(数万円)」程度だという)、同スタートアップが成長し、大きなユーザーベースを獲得していけば拡大できるとチームは確信している。

「私たちの戦略は【略】クリエイターのために、こうしたさまざまな種類の収入源を増やし続けていくことです」とジーン氏はいう。「そうすることで、売買による収益の割合は、サブスクリプションによる収益と比較して現在よりも高くなっていくでしょう」。

2020年9月にプライベートベータを開始して以来、Beaconsは9万人の登録者を有し、現在2万人以上がこのプロダクトのアクティブユーザーだと考えられている。そのほとんどは新機能が展開され始めた過去数カ月の間に獲得したユーザーである。新規ユーザーの約77%が他のユーザーのプロフィールを見てBeaconsを訪れているため、今のところBeaconsは有料マーケティングを一切行っていないという。

同チームはYC後の小規模なエンジェルラウンドで約60万ドル(約6520万円)を集めたが、将来的には資金調達を予定している。

カテゴリー:ソフトウェア
タグ:Beaconsリンクインバイオ

画像クレジット:Beacons

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(文:Sarah Perez、翻訳:Dragonfly)