【ビデオ】今年のE3に来た人はモバイルゲームをどう思っているのか

スマートフォンはゲーム産業を劇的に変えた。私たちのポケットにあるコンピューターが進歩すると、モバイルのゲーム体験の満足感も大きくなるのだ。

Nintendoなどの企業は、ポータブルとデスクトップやゲーム専用機のゲームの、区別をなくそうとしている。Switchが、その試みの例だ。しかし同時に、そのほかの大手ゲーム企業は、モバイルのコンテンツをゲーム機やデスクトップ持ち込むことを、あきらめてしまった。

スマートフォンとタブレットは、カジュアルゲームの優勢が続いている。しかし相当な集中力を要するモバイルゲームが大きな社会現象にまでなったにも関わらず(Pokémon Goさん、あんたのことよ)、モバイル上のゲーム体験がゲーム専用機並になると想像するのは、困難だ。

今年のE3に来た人たちに、各人が思うモバイルゲームの未来の姿を尋ねてみた。“モバイルゲーム”という言葉を聞いただけで、肩をすくめる人もいたけどね。



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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

HTC ViveのE3出場は今年で二年目、メジャーはまだ遠いけどトリプルAには来たか

HTCが、ゲームの万博E3に、その二年生として戻ってきた。一年生の昨年は、VRヘッドセットViveの消費者向けローンチの直後だった。HTCのVR担当VP Dan O’Brienに、今年のE3の会場で話を聞いた。同社はその市場をどう見ているのか。そこでの同社の役割とVRの現況は、必ずしも新人ではなくなった今年、どうなるのか。

大型ゲームがどんどんVR化することが重要、という点で彼とぼくの意見は一致した。たとえばBethesdaのDoom and FalloutのVRバージョンのように。Mario Kartも、Vive対応が東京のゲーセンに登場するらしい…これも重要だ。Viveの出だしの人気ではインディーたちのサポートに感謝しているO’Brienも、今後の本格的な普及となると、メジャーなゲームのVR化と、それに伴うゲーマーたちの‘VR意識革命’に期待するしかない。今ゲーマーは、VRについて、‘様子見’という段階だ。

Viveは、ハードウェアとしても進化した。O’Brienがとくに挙げるのは、新しいDeluxe Audio StrapとIntelの次期製品WiGigワイヤレスアダプターキットだ。これらはE3の会場で試すことができる。またVive Trackerは、ゲームの世界にほかのものを持ち込むが、これも一部のゲームに統合した形で展示されている。ヘッドセットそのものは昨年と変わっていないが、ユーザー体験の部分では、ハードウェアとソフトウェアの両方で大きく充実したようだ。

VRはまだ、大ヒットには遠いが、PS VRのようなゲーム専用機と結びつくことによって、その敷居はViveなどよりも低くなっている。でもO’Brienは、決して現状を肯定することなく、まだまだやるべきことが多いことを自覚している。たとえば最近のGoogleなどとのパートナーシップが示すように、VRの普及には多面的なアプローチが必要なのだ。

HTCの二度目のE3におけるViveのキーノートでも、派手な発表は何もなくて、でもSonyやBethesda、Nintendoからのビッグな発表には、HTCがしっかりと相乗りしている。弱冠二年生にしては、悪くないね。



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【ビデオ】根っからのゲーマーたちはVRを本当はどう思っているのか?

VRの未来への可能性は、とてつもなく大きい。教育、エンターテイメント、ビジネス、そしてソーシャルと、あらゆる分野で多様なユースケースが育つだろう。

でも、新しい技術の常として、VRもゲートウェイドラッグが必要だ。そしてこれまでは、普及の入り口となるユースケースはゲームだった。Sonyは、ひとにぎりのゲームでもって、PlayStation VRを推している。一部は既存のゲーム、そのほかは新作だ。NintendoもVRを推すためにMario KartをVR化している。一方Microsoftは、今年のE3でVR関連の発表をまったくしなかった

でも、ゲームのコミュニティはどうだろう? デベロッパーやストリーマーや実際にVRを作っている人たちは、VRを本当はどう思っているのか?



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MicrosoftのXbox One Xを間近で見てきた

今日(米国時間6/12)MicrosoftはXbox One X を世界に向けて発表し、同社がXを最高の文字だと考えていることを証明した。新しいゲームコンソールは、ほぼXbox Oneだが、4K HDR出力とDolby Atmosのサラウンドサウンド機能を内蔵している。しかし外見上興味深いのは、Xbox One XがXbox Oneシリーズ中もっとも小さく、かつもっとも強力であることだ。

発表直後にOne Xを近くで見る機会を得たので、その外観や仕上げ、ポートなどを確認した。都合よくXbox One Sと並んでいたので、姉妹機と比べてどれほどコンパクトなのかがよくわかる。デザインはいっそう落ち着いている ―― 質実剛健な黒いボックスの中には最も意欲的なゲーミングパワーが潜んでいる。

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前面にはXboxのロゴと、便利な前面USBポートがある(背面にあと2つある)。ポートの横にはペアリングボタンが、反対側にはイジェクトボタン、ディスクスロット、および赤外線受光部が設置されている。右側面には、”Hello from Seattle ― Xbox One X” というメッセージの刻印と換気グリルが見える。そして背面にはUSBポート2基とHDMI inとout、光デジタルオーディオ、赤外線出力ポート、イーサーネット、および電源ケーブルポートがある。

小さくすっきりとした黒い直方体で、ここからMicrosoftがステージで見せたあの数々のビジュアルが生まれるのだと思うと驚きだ。もうすぐ新型コンソールで初めてプレイする時間が来るので、続報を期待されたい。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook