「ウィンブルドン」をググるとテニスゲームで遊べてる

Google(グーグル)があちこちにイースターエッグを隠すのが好きなのは有名だ。今回、検索エンジンの陰にゲームがあることがわかったが、見つけるには正しい検索語と正しい操作が必要でプレイできるまでにちょっと手間がかかる。

特定の検索語を入力すると楽しいテニスゲームを含むページが表示される。これは現在開催中のウィンブルドン選手権大会に敬意を表したものだが、ウィンブルドンは今週末で優勝者が決まるから、Googleのテニスゲームもそう長く公開はされていないだろう。

プレイするために特に複雑な手順が必要というわけではないが、見つけ方を知らなけれ発見できないはずだ。

プレイするための方法は以下のとおり。

  1. Google検索で「wimbledon scores」とタイプする。
  2. tennis 1

  3. 紫色のボックスが現れただろうか?下側に「Men’s Singles(男子シングルス)」「Women’s
    Singles(女子シングルス)」などと書かれた部分があるはずだ。ここを指、もしくはマウスで右端まで引っ張る。
  4. tennis 2

  5. すると右隅に小さなテニスボールのアイコンが現れる。タップするとトップ画像のような画面が開き、ゲームが始まる。

tennis 3b

このゲームでは自分からサーブすることになる。昔なつかしいPongゲームとほぼ同様で、パドルの代わりに選手がボールを打ち合う。自分側の選手は矢印キーで左右に動かせる。サービスエースのように相手選手の横を抜くことができる仕様なのかどうかはっきりしないが、私はできなかった。ボールを打ち返すごとにポイントが加算される。リターンに失敗するとそこでゲームオーバーだ。

このゲームはモバイルでもデスクトップでもプレイできるが、私はデスクトップのほうがはるかにやりやすかった。

【Japan編集部追記】テニスゲームをiPadのChromeでプレイすると、最初からボックス右端にボールのアイコンが表示される。デスクトップではChromeだけでなくOperaでもプレイできる。

原文へ

(翻訳:滑川海彦@Facebook

Googleが求人情報検索サービスを日本でも公開

Googleは1月23日、求人情報検索サービスの提供を日本でも開始した。この新機能「Google しごと検索」は、ウェブ上の転職・求人情報サイトや企業の採用ページなどから求人情報を取得し、検索結果ページに表示するというもの。「渋谷 バイト」「営業 求人」など希望する職種やエリアなどを入力して検索すると、関連する求人情報が検索結果内にまとめて表示される。

表示された任意の求人情報を選択すると、情報提供元のサイトにアクセスすることなく、より詳しい情報が表示される。

同サービスでは、採用を行いたい企業のサイト管理者が構造化データを用意することで、自動的に自社サイト内の求人情報をクロールし、検索結果に表示されるようにすることも可能だ。

同サービスは米国では2017年5月に「Google for Jobs」として発表され、ローンチしている。

スポーツ、仮想通貨関連ワードがランクイン、2018年 Google検索ランキング

Googleは12月12日、2018年のGoogle検索ランキングを発表した。調査対象期間は2018年1月1日から12月1日まで。昨年と比べて2018年中にGoogle 検索で急上昇したキーワードの1位には「ワールド カップ」、2位には「オリンピック」と、いずれもスポーツの祭典がランクインした。

急上昇ランキング

  1. ワールド カップ
  2. オリンピック
  3. 台風
  4. 山口 達也
  5. 漫画 村
  6. 大阪 地震
  7. 大杉 漣
  8. 吉澤 ひとみ
  9. 大谷 翔平
  10. 北海道 地震

スポーツの分野では、投手・打者の二刀流で活躍した、アメリカ大リーグ、ロサンゼルス・エンゼルス所属の「大谷 翔平」選手も9位にランクイン。ほか、「台風」「大阪 地震」「北海道 地震」と相次いだ天災や、海賊版サイトとして違法性が指摘されて閉鎖した「漫画村」などが上位に入っている。

○○【とは】

  1. 仮想通貨 とは
  2. 皆既月食 とは
  3. ビットコイン とは
  4. 裁量労働制 とは
  5. ガバナンス とは
  6. パシュート とは
  7. 丸山ワクチン とは
  8. 万博 とは
  9. インフルエンサー とは
  10. サマータイム とは

意味を調べる時によく使われる「とは」との組み合わせランキングでは、1位に「仮想通貨 とは」、3位に「ビットコイン とは」がランクイン。ハッキングによる通貨流出や内部管理体制の不備といった、仮想通貨取引所のトラブルが相次ぐ一方、LINEや楽天、マネーフォワードなどが仮想通貨交換業参入に乗り出す動きもあり、話題が尽きない1年だった。

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テックビューロ:「Zaif」ハッキング被害による流出数量が判明、損失総額は約70億円に

また9位には「インフルエンサー とは」がランクイン。既存のYouTuberやInstagrammerに加えて、バーチャルYouTuber(VTuber)の活躍も拡大しており、今年もインフルエンサーは注目を集めているようだ。

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キズナアイが参加するVTuber支援プロジェクト「upd8」運営のActiv8が6億円調達
UUUMが誰でも気軽に参加できるオーディションプラットフォーム「NOCHISTA」を公開
森川社長が目指すT層/F1層特化型メディア「C CHANNEL」の未来とは?
ヤフーが新たにインフルエンサー向け動画投稿サイト開設、“短尺動画”メインに毎月500本配信へ

【仕組み】

  1. 仮想通貨 仕組み
  2. ビットコイン 仕組み
  3. ブロックチェーン 仕組み
  4. ワニワニ パニック 仕組み
  5. バーチャル ユーチュー バー 仕組み
  6. 変面師 仕組み
  7. チコちゃん 仕組み
  8. アメリカ中間選挙 仕組み
  9. タートルトーク 仕組み
  10. ニンテンドーラボ 仕組み

「仕組み」に興味が集まったワードでも「仮想通貨 仕組み」が1位、「ビットコイン 仕組み」が2位、「ブロックチェーン 仕組み」が3位と、関連ワードが上位を占めた。「バーチャル ユーチュー バー 仕組み」も5位にランクインしている。

また7位にランクインした「チコちゃん 仕組み」は、NHK総合で放送中の雑学クイズ番組「チコちゃんに叱られる!」に関するもの。番組MC・チコちゃんの「着ぐるみなのに顔の表情が変わる」仕組みを実現する最新技術について知りたいユーザーが、かなりいたようだ。

10位は「ニンテンドーラボ 仕組み」。今年2月に予約開始され、4月に発売されたニンテンドーラボは、ニンテンドースイッチのアプリと段ボール工作キットを組み合わせたおもちゃ。さまざまな動作を「自分で作って遊んで理解する」、教育的側面もある。

このほか、【平成】との組み合わせで急上昇したランキングや、話題の人、ドラマ、映画など、今年のトレンドを振り返ることができる検索ワードのランキング、および海外の検索ランキングは、Googleの公式サイトで確認することができる。

トランプ大統領、Googleの検索は“歪んでいる”と怒りのツイート

トランプ大統領が就任して以来、いくつかのテック大企業が大統領の攻撃の対象となっているが、これまでのところGoogle への攻撃は最も長期にわたるものとなっている。トランプ大統領はワシントンD.C時間で午前5時半までにいくつかツイートした。その内容とは、“Trump News”とタイプしての検索結果にアルゴリズム的偏りが見られる、というものだ。

いや、大統領は“algorithmic(アルゴリズム的)”という4音節の言葉は使っていない。しかしおそらくツイート時点ではまだその日最初のコーラは飲んでいなかっただろう。

怒りに満ちたツイートでトランプは「“Trump News”と検索をかけた結果の96%は全国展開する左翼メディアのものだ」と、根拠となるソースを明らかにしないまま具体的に主張している。続けて「Googleなどは保守派の声を抑圧し、情報や良いニュースは隠している」と、根拠のない主張を展開した。

Guardianは、96%という数字はPJ Mediaのウェブサイトに週末に掲載された記事からきているのだろう、とみている。その記事とは、“Trump” という言葉でGoogle検索をかけた結果トップ100の“非科学的”調査では、“右翼寄りのコンテンツに対し偏りパターンが認められる、というものだ。

トランプは“こうした状況に対処する”という警告でツイートを締めている。ただし、具体的に何をするつもりなのか示してはいない。Twitter で怒りながら方針を示すというこのやり方は、トランプのトレードマークとなっている。弾劾のささやきが聞かれるようになり、政治的背景が広がりをみせる中で、トランプに関する否定的なヘッドラインに対して自ら批判を展開するというのは、最近彼の周りで起こりつつある法的な問題から注意をそらすための試みといえる。しかし、それが何だというのだろう。

怒りに満ちたツイートは下記の通りだ。

“Trump News”とGoogleで検索すると、フェイクニュースメディアの映像やレポートばかりが出てくる。言い換えると、Googleは私にとってほとんどのニュースが悪いものになるよう操作している。フェイクCNNが圧倒的に多い。共和党や保守派、公正なメディアは締め出されている。違法なのでは?

— ドナルド J. トランプ (@realDonaldTrump) August 28, 2018

“Trump News”という言葉でのGoogle検索の96%が全国展開する左翼メディアのもので、これはかなり危険だ。Googleなどは保守派の声を抑圧し、情報や良いニュースは隠している。彼らは、我々が見ることができるもの、できないものをコントロールしている。これは非常に深刻な問題で、対処する!

— ドナルド J. トランプ (@realDonaldTrump) August 28, 2018

TechCrunchはGoogleにコメントを求めた(アップデート:GoogleはTechCrunchに対し電子メールで、政治的思想を反映させるために検索結果が歪められたり、操作されたりしているという考えに真っ向から反論する声明を明らかにした。

Googleの広報は下記のように述べている。

ユーザーがGoogle検索バーに調べたいことをタイプするにあたり、我々のゴールはユーザーが最も関係のある答えをものの数秒で得ることができるようにすることだ。検索は政治アジェンダを設定するために使われるものではなく、検索結果が特定の政治的イデオロギーに偏ることはない。ユーザーの質問に対し高品質のコンテンツを網羅できるよう、我々は毎年、アルゴリズムに何百もの改善を加えている。我々は引き続き、Google検索を改良し、政治情勢を操作するために検索結果に順位をつけたりするようなことは決して行わない。

皮肉にも、トランプのGoogle攻撃ツイートの後に“Trump News”で検索をかけてみたら以下のような結果が表示された。トップストーリー欄に、右翼系ニュース組織として知られるFox Newsがきている。つまり…

Googleの検索結果が個人の検索動向に左右されるということをトランプが知っているかは定かではない。そして、トランプが自身についてのニュースを検索するとき、もし自身についてのたくさんの悪いニュースを目にするとしたら、フロイドなら、トランプが絶えず嫌いだと明言し“フェイク”だと主張しているニュースソースと自己陶酔妄想のつながりを解くのはたやすいことだろう。しかし、繰り返しになるが、それが何だというのだろう。

もちろん、トランプがここで主張していることの大部分は紛れもなくナンセンスだ。特に彼の“がん”となっている’キャッチフレーズ’フェイクニュース’は、真実かどうかは関係なく、トランプの意に沿わないもの全てに使われている。

しかし、トランプの主張の中で一つだけ真実のものがある。Googleが西洋諸国において検索分野で圧倒的シェアを誇っている(欧州では非常に優勢である)ことを考慮したとき、Googleがおそらく“見るもの、見えないものをコントロールしている”ということだ。そして、ほとんどのインターネットユーザーが、Googleの検索結果ページなしにクリックすることはないだろう。もしくは、トップニュースの結果をブラウズさえするのではないか。

ゆえに、必然的にGoogleのアルゴリズムが作り出す情報のヒエラルキーは、情報を浮上させたり定着させたりすることができる。別の言葉に言い換えれば、Googleの最初のページに登場しなければ、そのまま残り続けるということはできない。

見るもの、見えないもののコントロールについてのGoogleの影響力に関し、もう一ついい例がある。近年ヨーロッパにおいて、Googleは個人に関係する特定の検索結果を、要求があれば索引から外している(要求をレビューしたのにちに決定している)。これは欧州の最高裁判所が定める法に則るためだ(いわゆる、忘れられる権利だ)。これにより、公の人ではない個人に関する特定のデータスポットが多くの人の目にさらされる、ということが起こりにくくなっている。

一つの企業が、情報の入手をめぐり影響力を持つ(そして世論を形成する可能性もある)のは懸念材料だ。

特にGoogleのアルゴリズムを活用した検索エンジンは独占状態のブラックボックスで、情報の精査がフェアなものなのか、あるいは適切なものなのか外部は知る由もない。(繰り返しになるが、欧州ではGoogleは買い物検索でライバル社のものより自社の製品を多く宣伝したとして、罰金を科せられている。その後、Googleは独占禁止のルールに従って検索結果を変更した。論争の余地は残るものの、法律的には議員にアピールするようなものとなっている)。

なので、Googleが情報回復プラットフォームでの人気度を使って奇妙な力を作用させることは可能である、という点でトランプは正しい。

トランプが独断で選び、自己本位で物事を考えた主張ー例えば、96%が偏っているとしたことーには全体的に根拠がない。この96%という数字は、米国の保守系ニュースブログが実施した、非科学的な調査に基づいている。そのあたりを適切に判断しなければならない。

それにも増して、西洋社会において一つの営利目的の企業がGoogleのように独占的かつメーンストリームにあると、ユーザーの大多数にとってさほど有益でないものにするために故意的にそして体系的に政治的偏見をそのアルゴリズムに組み込むという考え方は、正直馬鹿げている。

もしそうだとしたら、テック企業のプラットフォームが全く逆の問題を抱えているだろう。プラットフォームが個人向けにカスタマイズされたものだけを提供し、人々に1つの政治的思想しか与えなければ、ユーザーのイデオロギーの視野は狭くなってしまう(脇道にそれるが、こうした手法はトランプ現象そのものを説明するのに使えるものだ)。

にもかかわらず、大統領はテック企業をツイッター上でのサンドバッグとし続けている。例えば、先月、彼は共和党ユーザーを“シャドーバン”にしたとしてTwitterを非難している。Twitterがすぐさま出した否定する声明では、「我々はシャドーバンはしない。ユーザーはいつでもフォローするアカウントのツイートを閲覧できる(そうしたツイートを閲覧するためには、直接彼らのプロフィールにいくなどしなければならないが)。そして当然のことながら、我々は政治的な考え方やイデオロギーに基づいてシャドーバンすることもない」。

確かなのは、トランプが己の怒りを自ら悪化させたというニュースは今後ますます大きなものになり、ツイートは確実に拡散するだろう。

アップデートThe Hillによると、ホワイトハウス経済アドバイザーのLarry Kudlowは記者団にトランプのツイートの真意について尋ねられ、Google取り締まりの可能性を“調査する”と述べた。

[原文へ]

(翻訳:Mizoguchi)

iOS向けGoogle検索アプリが、Twitterのようなトレンド機能やインスタント回答機能を提供するようになった

木曜日(米国時間8月31日)の遅くにアップデートされたiOS上のGoogle検索アプリには、TwitterやFacebookのTrendsに似たトレンド検索機能が追加されている。米国版App Storeに追加されたAppの「What’s New」(新機能)の説明によれば、Googleは検索ボックスをタップすると「身の回りのトレンド」に関係する検索を表示するようになる。また、入力するに従いリアルタイムに「インスタント回答」も表示する。すなわち検索ボタンを押さなくても迅速に情報を得ることができる。

もしトレンド検索のことを聞いた覚えがあるとすれば、それはこの機能が昨年Android上で公開され、すぐに大量の苦情が殺到したことがあるからだ。実際、Google検索プロダクトフォーラムの1つのスレッドには、その機能を嫌いそれを無効にすることを望む人たちが投稿した500件もの投稿が溢れた。

人びとは口々に、この機能は迷惑で邪魔になると主張した。それらのコンテンツが個人的に興味のないものばかりだったせいだが、何しろそれが反映していたのはGoogle全体で検索されていたものだったのだ。当時ある人は次のように書いている「私はこれまでキャプテン・アメリカやマンチェスター・ユナイテッドのサッカーを探したことは決してない。すぐにこの機能を無効にして欲しい」。

数ヶ月後、Google は、このフィードバックに対応し、Google検索アプリにオプトアウト設定を実装したアップデートを提供した。

App Store上でアップデートされたアプリは、モバイルユーザーに再びトレンドを提供するつもりのようだ。そして、もちろんオプトアウトオプションも提供されている。

現在はトレンド検索として、青く丸い「上向き矢印」アイコンが表示される。これによってユーザー自身の検索履歴との区別がつきやすくなっている。昨年この機能が提供された際には白い背景に灰色のアイコンが表示されていた。

このアップデートでは、Trendsは「ユーザーの周りで起きていること」に関連しているものだと主張されてはいるものの、特にローカルなものだとは思えない。その代わりに、今日のリストとして示されているのは、米国内の一般的なトレンド、例えばもうすぐ開催されるiPhoneのイベント、Big Brotherのネタバレ、そしてスターバックスのカボチャスパイスラテといったものたちだ(わわっ、それは確かにアメリカを一言で表したものだよね?)。

それに加えて、検索機能自身も少々スマートなものになった、検索文字列を入力して行くと、その質問に対する答えを表示するようになったのだ(たとえミスタイプしたとしても)。

たとえば、「goog stock」(goog株)とか「how tall is the Eiffel Tower」(エッフェル塔の高さは)と入力した場合に、検索ボックスの下にすぐに回答が表示される。このデータはGoogleのナレッジ・グラフから得られるものだ。これは WikipediaやCIA World Factbookのような場所から得られた情報に基く、事実に関するデータベースである。

これらのアップデートは、Googleアプリへ最近行われた大きな変更である「フィード」の導入に続くものである(フィードはGoogle独自のアルゴリズムによって生成される、個人の興味に焦点を当てたニュースストリームである)。

アップデートされたGoogle検索アプリは現在App Storeで公開されている。

(日本版:AppStore内のGoogle検索アプリのバージョンは、英語版と日本版の両者とも34.1であるが、訳者の手元のiOSアプリではまだトレンド表示は現れていない。9月3日18:00時点)。

[ 原文へ ]
(翻訳:Sako)