今年は厳しい勝負だったが、やっと勝者が決まった。最初は、22社がニューヨークにやってきた。
本誌主催のスタートアップ大会TechCrunch Disruptの、メインイベントが、その名もStartup Battlefield(戦場!)と呼ばれるコンペだ。テクノロジー業界のリーダーたちが審査員を務める中で出場社はプレゼンとデモを競い、優勝賞金50000ドルと優勝カップDisrupt Cupを争った。
本誌TechCrunchの編集者たちが審査員たちの意見を数時間かけて審議し、まず6社のファイナリストをピックアップした:
- 子どもの安全をネットから見守るBark
- Twitchに対話性を加えたようなBeam
- 途上国のためのブロックチェーンによるクレジットBitPagos
- 正しいビタミンをDIYするRitual
- 超安価な水中ドローンSeaDrone
- 同じく超安価な浄水器WaterO
そして彼らは、決勝の審査員たちの前で、最後のデモをした。その審査員とは:
- John Borthwick (betaworks)
- Charles Hudson (Precursor Ventures)
- Alfred Lin (Sequoia Capital)
- Susan Lyne (BBG Ventures)
- Alan Patricof (Greycroft Partners)
- Matthew Panzarino (TechCrunch)
だ。
サンフランシスコのStartup Battlefieldも、もうすぐ出場受付が始まる。Startup Battlefield Hubをチェックし、質問はBattlefield担当編集者Sam O’Keefeへ(sam@techcrunch.com)。
それでは、今年のニューヨークの優勝者と入賞者を見ていこう。
優勝: Beam
Beamは、人気沸騰中のeスポーツの要素と、遅延の少ないチャットを結びつけてゲームをライブでストリーミングする。またビューワー(視聴者)とゲーマーが、コメントを通じて対話できる。まあTwitch WePlayみたいなものだが、実際に動くところがすごい。
本誌の紹介記事はここにある。
準優勝: WaterO
WaterOは、逆浸透を利用する。それは浄水技術の定番で、きれいな水を家族にもたらす。しかしそれはとても高価な技術で、工事もたいへん、しかも80%の水を無駄にする。借家人には無理だ。でも、WaterOなら無駄になる水は約20%、工事も要らない。費用はハードウェアのお値段399ドルだけだ。
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