前回更新のブログから5年以上経ってしまいました。。。
以前にブログを書いていた頃と随分生活環境が変わってしまったので、違うブログで新たに始めようかとも思ったのですが、いろいろ考えた結果、ここでまたゆっくりマイペースに更新していくことにしました。
少しだけ長くなったので目次。
まずは現状
前回のブログ、長男を出産して10ヶ月の頃に書いてるようですが、2018年12月現在、長男は6歳になり次の4月でいよいよ小学生になります。早かったような、長かったような、、、
そして今年1月に次男を出産し、10ヶ月になったところです。
(どうも私は産後10ヶ月になった頃に気持ちが落ち着いてきてブログにまとめたい衝動に駆られる傾向にあるらしいです、、、)
いつのまにやら男児二人の母になってました。
11月(次男9ヶ月)に近所の小規模保育園に入園することができ、私も仕事復帰することができました。
長男と次男は別の保育園に通っているため、送り迎えに2軒の保育園をハシゴする毎日です。
さかのぼって、、長男産後からの働き方
赤ちゃんを見ながら在宅ワーク
長男が産まれたあと、まずは子供を見ながら、家で仕事をするつもりでした。
ですが、「あ、これ無理やん。。」と、1日目でわかりました。
家の1部屋しっかり使って、デスクの前には、子供が中にいても楽しい仕掛けがある大きいベビーサークルを購入。
↓こういうやつ。。
さあ!楽しんでね!とベビーサークルに放ったのですが、全然楽しくなかったようです。
0歳、「ここからすぐに出せ、そして抱っこしろ」と大騒ぎで仕事どころではありません。。。
じゃあしょうがない、と、お昼寝の時間を利用して仕事することにしたのですが、そうなると私のメンタルが平穏でなくなるというか…。
お昼寝タイムになると「寝て〜、寝るのだ〜、早く寝て〜〜〜〜」と寝かしつけに対していつもよりも一層マジになってしまってるようでさっぱり寝ません。
時計をじっと見て、どんどんお昼寝タイム(お仕事タイム)が減っていく、抱っこで揺らしつつ悶々としながら時間が過ぎていきます。
まだその頃は夜間の授乳もあり、体力的にもしんどかったので、あー、これはだめだなーと。
ずっと何かに追われてる気がして育児も仕事ものびのびとできない。
けど、保育園はどこもいっぱい。
認可保育園、認証保育園の申込みをしつつ、一時保育を利用することにしました。
一時保育を利用
一時保育は、地域によって色々のようですが、保護者の育児疲れ解消、急病や出産など様々な理由で一時的にお子さんを預けたいときに、保育園の専用保育室等で預かってもらうことができる制度です。
利用には事前に登録&予約が必要で、緊急で突然預けるってのはできません。
まずは電話でアポをとり、子供を連れて希望の保育園へ行って書類記入&面談。
その後保育園で必要な持ち物を用意。お着替えやお昼寝用のタオル、食事用のエプロン、マグ、暑い時期はプールグッズまで、園から指定されたものを西松屋でどっさりと買い込みました。
その沢山のグッズと、おむつやそれを持ち帰るためのビニール袋諸々、全部記名
そして何より大変なのは、予約争奪戦。
すぐに予約いっぱいになってなかなかとれないんです。
さらに、料金は0歳時の場合1日8時間利用で4500円(半日2250円)、昼食250円、おやつ100円、高いです。。
一時期、週2〜3回くらい預けて仕事してましたが、いやー、高い。
仕事のために一時保育を長期的に利用、というのは我が家の場合は現実的ではなかったのでした。
無認可保育園へ
一時保育を利用しながら仕事をしていたとき、家から自転車で20分位のところに無認可の保育施設に空きがあることがわかりました。
フランチャイズ型の保育園で、一度見学に行ったのですが、正直、印象はいまいちでした。
(先生方は親切だし元気に通ってる子もたくさんいるので、完全に私の主観によるものなのですが)
すごくすごく悩みました。
そこまでして私は働きたいのか、なんのために?子供より自分のことを優先しているんじゃないか。
たくさんたくさん悩みました。
ただ、無認可保育園への通園実績がある家庭は、今後認可保育園へ入園申請するときに、点数が高くなるんです。
(認可保育園に入るための選考は、家庭状況をポイント化した「点数」によって行われます。加算のポイントは地域によってまちまち。無認可施設に通ってると逆に減点の対象になる地域もあるらしいので要注意です。)
「ずっとじゃない。認可に入るため。」
そう思ってこの無認可保育園を利用することにしました。
金額は無認可なので(当時は)区からの補助金も出ず、月65000円、くらいだったと思います。
結局長男はこの保育園に約4ヶ月間通いました。
息子の方はすぐに慣れたものの、私のほうが大丈夫かなーともやもやしながら通わせ続けた数ヶ月間でした。
この頃のことを思い出すと胸がキュッと痛くなります。
たまに保育園での事故なんかをニュースで見ると辛くて仕方ないです。
でもここに通った実績がないと、この後通う認可保育園には入れなかったかもしれないんですよね。。
結果的に事故なく無事に卒園できたので良かったのですが、自分があまり納得できてない保育園に預けた、という事実は未だにどこか罪悪感のようなものを感じています。
認可保育園へ
長男、1歳になって、4月からようやく認可保育園に入ることができ、無認可の保育園から転園しました。
これは駅から遠い我が家の近くにたまたま新設の保育園ができた、という、とっても運の良い状況でした。
園庭があり、家からも近く、先生方もとても親切、給食もおやつも全部手作り、私の小さい頃には当たり前だったこの環境がほんとにありがたく感じました。
こうやって考えると待機児童が多い地域の「保育園見学」は意味ないじゃんっていう印象で。。
よっぽどのことがない限り選べる状況じゃないんですよね。
何人の募集枠があるのか、自宅からの距離、そういうことを考えてるとあまり細かい希望を言ってると入園できません(T_T)
待機児童問題ほんとになんとかなりませんかね
事務所へ出勤開始
無認可保育園に通いだした頃から、私も事務所へ出勤するようになりました。
その頃の私のスケジュール。
ママさんはみんな同じだと思いますが、とにかく時間が足りない。
朝は夫が保育園の送り担当のため、私は朝食の片付けやら、部屋に散らばってるものをざーーっっと片付けてルンバスイッチオンして家をでる
1時間20分かけて事務所へ出勤
怒涛の勢いでお仕事
17時前に事務所退出
最寄り駅近くで夕食の買物をして保育園までチャリ爆走。
保育園で息子ピックアップ(ここで靴履きたくないだのなんだの何かしら一悶着)
お腹空いたコールが鳴り響く中、夕食作り
(ピーマンは食べないだのなんだの5悶着くらいして)ご飯食べさせて一緒に自分も食べてお風呂へ
歯磨き、絵本読んで寝かしつけ
子が寝たら復活、夫としゃべる(この時間だけがゆっくり大人と喋れる時間)
もうなんか日々急いでました。
バッタバタでした。
絶対に残業できない環境で時短でタスクさばいていくので、とんでもない集中力で仕事してました。
ちょっとでも待つことに「あーーー時間もったいない」ってイライラする、余裕がない自分。
私、詰む→花水(ハナスイ)もらう
( 花金・華金という言葉が流行ったのは約30年前のバブル時代。←らしいです。)
いつもバタバタ、テンパってるしてる私に、夫が見かねたのか、水曜日だけ時短勤務を交換するという提案をしてくれました。
水曜日は夫が早く仕事を上がって保育園にお迎えに行って、晩御飯もお風呂も寝かしつけも全部やると!??
もともと家にいるときはしっかり協力してくれる夫。
でもどうしても平日定時まで仕事して帰ってくると21時近くになってしまい、育児参加したくてもなかなかできない状況でした。
そこで1週間の中でも比較的仕事が落ち着いている水曜日に交代させてもらうことになったんです。
これほんとに私にとっては最の高システムでした。
夫も、子供の様子や保育園の出来事を把握することができるし、私も週一日だけでもリフレッシュタイムができる。
この日だけは残業して仕事に打ち込むもよし、勉強するもよし、美容院行くもよし、飲みに行くのもよし、習い事するのもよし。
唯一、水曜日だけ、子供から離れてしっかりと自分の時間を持つことができました。
土日に美容院行ったりすることもできるけど、せっかく家族みんなの休みの日、ゆっくりと家族全員で過ごしたいなーと思ってしまって、なかなか美容院行くのも億劫になるんですよね。
私のサイコー水曜日の過ごし方は、時短ではない定時の時間まで仕事する→習い事に行く→帰りにファミレスでアルコール飲みながら好きな本を読む。
はい、これサイコーです。
在宅ワーク開始
事務所に出勤するスタイルを数年続けてきましたが、どうしても時短勤務の私にとって「往復2時間以上」の通勤時間がムダでしょーもないものに感じて仕方ありませんでした。
通勤時間中はニュース見たり本読んだりと勉強時間に当てるようにはしていましたが、家で、お迎え後のバタバタがしんどすぎて、もっと効率的に仕事ができないか、という思いから在宅で仕事ができるように環境を整え直しました。
事務所スタッフと出勤して連携しなければならない部分もあったので、最初の方は週一回だけは出勤していたと思いますが、徐々に完全に在宅で仕事するようになりました。
少し待ち時間ができたときは「じゃ今のうちに晩ごはん1品つくっとこ」とか、「お風呂掃除しとこ」とか、時間を有効的に使えるので、イライラすることも少なくなりました。
次男の妊娠、出産
前回、つわりで仕事脱落しましたが、今回もやはりつわり開始と同時に吐いて吐いて吐きまくる生活開始。
さらに今回は妊娠中期で妊娠糖尿病になってしまい、途中入院、インスリン注射を自分で注射しながら生活する、という厄介な妊婦生活となってしまいました。。。
通っていた産院では、私はリスクが高いとのことで出産できないことになり、NICUがある大きな病院で出産することを勧められ途中転院などを経て、1月に元気な男の子を出産することができました。
ヒトの誕生ってほんとに奇跡?
しばらくの間、のんびり育休期間を経て、今年11月(次男9ヶ月)より、小規模保育園に入ることができ、仕事復帰、今に至る、です。
この小規模保育園は、3歳までの園のため、今後また転園しなければなりません。
そのため比較的入りやすかったんですね。
できれば1歳の4月から認可保育園に入園することが第一希望ではあったのですが、1歳は激戦で、4月から入れる可能性が低いため、早めの仕事復帰となりました。
9ヶ月、10ヶ月くらいの赤ちゃんってめちゃくちゃかわいいんですよー。
ハイハイして、つかまり立ちして、ママ大好きで追っかけまくってきて。(←これが大変でもあるんですが?)
この時期に保育園にあずけるのは毎度のことながらさみしくてさみしくて身悶えます。。
あーーー、もったいない。かわいいよーーー。ずーーっと見てたいーーー。って。
子供のほうが先にお友達がたくさんいる保育園生活に慣れちゃうんですけどね?
前回の復帰は正直、つらかった。
長男の妊娠、出産、産後から仕事復帰、を今振り返ってみると、「私、テンパってたな..」って思うんです。
今も相変わらず慣れない育児で毎日大変ではいるのですが、あの頃の私は一体何と闘っていたんだろう、、という感じです。
ずっと焦ってました。
妊娠から1年以上休んじゃった、早くブランクを取り戻さなきゃ、
どんどん新しい技術出てる、早く取り戻さなきゃ、
時短だけど前と同じように消化しなきゃ、、、
子供小さいからって言い訳にしちゃいけない、っていう負担も感じていました。
以前のように勉強会にいけないこともモヤモヤしてました。
数年育児しながら働いてみて、あー、なんかそういうのしょうもないなーと思うようになりました。
以前のペースで仕事するなんてとても無理。
なんで全てできるような気になってたんだろう、とも。
もちろん勉強しなきゃいけないことってたくさんあるんですが、自分の必要なことだけを追えばいいって、今は思ってます。
私がこだわらなきゃいけないものはその成果物であって、その過程じゃない。
これまでのように私の100%の時間を仕事に費やすのは無理で。
もちろん仕事を手を抜くということではないです。
今は限られた時間の中でできること精一杯のことをやるしかない。
そう割り切ることができるまでに、結構時間がかかったのでした。
女性は選択肢が多い
主語が大きくて怒られちゃうかもしれないけども、どうしても女の人って選択肢が多いなーって思うんです。
結婚するか、いつするか、仕事は続けるか、いつまで続けるか、子供は授かりたいか、それはいつか、いつまで仕事するか、いつ復帰するか、、、
どれを選ぶにも勇気がいるし、人それぞれどの選択肢もあり。
どれを選んでも「これでよかったのか?」と振り返ることもあったり。
将来の私が、今の私に対して「もっと仕事に力入れてればよかったのに」とか「いまは100%子供だけと向き合ったほうが良かったんじゃないの?」とか思う日が来るのかな、って揺らぐこともあります。
今後もたくさん悩むことも多いと思いますが、とりあえず、前よりは肩の力を抜いて仕事と育児に向き合える気がしています。
私、仕事も子供も夫も大好きなんですよね。
いろんなスタイルを模索しつつお仕事頑張っていきます。
途中ほとんど休んでるけど、このブログを始めたのが2010年。
自分の大きなライフイベントを経験し、だいぶ状況が変わってるのですが、また自分の振り返り用メモとして少しずつでも更新していくつもりです。