育児サービスマッチングのKinsideが累計約4.4億円を調達

育児は、米国の家庭のもっとも大きな出費項目のひとつになっている。しかもその影響を受けるのは家族だけではない。育児による米国経済の生産性損失額は年間44億ドル(約4800億円)と見積もられ、さらに離職率にも影響を与えている。Kinside(キンサイド)は、育児のための支援を最大限に活用でき、自分たちの子どもに最適なサービス提供者を探すなどの子育て支援プラットフォームで育児に協力したいと考えている。Kinsideは米国時間12月12日、プラットフォームの一般公開と、Initialized Capital(イニシャライズド・キャピタル)主導の新規投資ラウンドによる300万ドル(約3億3000万円)の資金調達を発表した。

これにより、18カ月前に創設されたKinsideが調達した資金の総額は400万ドル(約4億4000万円)となった。Initialized Capitalのほかに参加した投資会社は、Precursor Ventures(プレカーサー・ベンチャーズ)、Kairos(カイロス)、Jane VC(ジェーンVC)、 Escondido Ventures(エスコンディード・ベンチャーズ)となっている。

Shadiah Sigala(シャディア・シガラ)氏、Brittney Barrett(ブリトニー・バレット)氏、 Abe Han(エイブ・ハン)氏によって設立されたKinsideは、昨年夏、Y Combinatorに参加している間に、10人のクライアントによるプライベートなベータテストを開始した。昨年中に入社した人の数が1000人を超えるなど、子育て支援の需要の大きさが伺える。

「雇用主たちとの面談の約束はすぐに取れました」とCEOのシガラ氏はTechCrunchに話してくれた。「『従業員の育児を支援をしたいですか?』と件名に書きさえすれば、すぐに返事がきます。私たちはツボにはまったのです。そして実際に会って話を聞くと、雇用主たちがいちばん頭を痛めているのが、育児を助けてくれる人が見つからず従業員たちが困っている点だとわかったのです」。

写真に向かって左から、Kinsideの共同創設者である、シャディア・シガラ氏、ブリトニー・バレット氏、エイブ・ハン氏

米国は先進国の中で唯一、育児休暇を保障する国の法律を持たない国だ。Microsoft(マイクロソフト)、Netflix(ネットフリックス)、Deloite(デロイト)といった企業には、人材募集や離職予防のために手厚い福利厚生の制度があるが、中小企業の場合、これに匹敵する制度の導入は非常に厳しい。その結果、多くの従業員、特に女性は仕事を続けたいと思っていても育児退職を余儀なくされる。

「より大規模な成長した企業での最悪のパターンは、仕事への復帰が遅れることです。生産性の低下によって、最終損益に大打撃が加えられるからです。しかし、さらに大きな痛手は、女性がいなくなることです」とシガラ氏。「専門職の43&の女性は、子どもを生んでから1年か2年のうちに戦力から離れると報告されています」。

小さい子どもの育児に特化し、最近資金調達に成功したスタートアップにはほかにも、育児サービス提供者を探せるWinnie(ウィニー)、自宅に保育所を開設したい人を支援するWonderschool(ワンダースクール)、ロンドンの育児プラットフォームKoru Kids(コルキッズ)がある。

Kinsideを立ち上げる前、シガラ氏はスモールビジネスやフリーランスのための経営管理プラットフォームであるHoneybookを共同創設している。妊娠を機に同氏は会社の家族向け福利厚生の制度作りを開始し、小さな企業が直面する福利厚生の問題に精通するようになった。

Y Combinatorに参加したときに、育児費用のための扶養家族のフレキシブル支出口座(育児費用などを給与天引きで貯蓄できる福利厚生の一種)や税引前給付金など、請求方法が非常に複雑で、制度をフルに活用できるのはほんの一部の対象家庭のみであることを知り、もっと簡単に利用できるようにする方法の考案に専念した。Kinsideは、今でもフレキシブル支出口座の管理者と協力して、口座を持つ両親の手助けしている。現在Kinsideのアプリでは、自宅で開設されている保育所からもっと大規模な保育園まで、事前に選別された幼い子ども向けの育児サービス提供者の全国ネットワークも利用できるようになった。

Kinsideは、予約した施設との事前交渉や利用者への割り引き料金の提供、育児の専門家からなるコンシェルジュの相談サービスを行っている。親は、地域、料金、育児に対する考え方などを基準にサービス提供者を検索できる。シガラ氏によれば、彼らは多くの育児サービス提供者には20%から30%の空きがあることを知り、空きを埋める管理方法や、そこを利用したい家族の紹介などで協力をしているという。また、このアプリに加えて人材システムとの統合も計画している。

Initialized Capitalは、Reddit(レディット)の創設者でもあるAlexis Ohanian(アレクシス・オハニアン)が共同創設者になっている。彼は、有給育児休暇制度の導入を熱心に訴える人物でもある。この投資会社が力を入れている分野にファミリーテックがある。そのポートフォリオには、仕事に復帰したい母親のための就職情報プラットフォームのMom Project(マム・プロジェクト)も含まれている。

Initialized CapitalのパートナーであるAlda Leu Dennis(アルダ・ルー・デニス)氏は、Kinsideに投資した理由を電子メールでこう教えてくれた。「職場や家庭での不均衡に部分的に起因する男女不平等という根本的な問題があります。男女間の給与の格差や家事労働の問題もあり、いまだに母親に大きな負担がかかっています。男女の格差問題を解決することで、つまり、安価で質の高い育児サービスを提供することで、この状況を改善できると私たちは考えました」。

デニス氏はさらに「そのプロセスに雇用主も加えるというKinsideが提案するビジネスモデルの改革によって、従業員の家庭生活に安心と安定がもたらされ、結果として従業員の生産性も向上します」と話している。

シガラ氏はKinsideを、有給育児休暇、ひいてはすべての働く親のための総合的な子育て支援を含む、利益の公正性を求める運動の一環だと見ている。Kinsideのプラットフォームの利用者は男女比が均等で、子育て支援の需要は男女の垣根を越え、家庭全体に影響を与えていると彼女は強調する。

「複雑な問題です。私たちの生活基盤と社会は、今でも一人の稼ぎ頭が家庭を支える形が基本になっています。しかし、ほとんどの家庭の経済状況は、両方の親が働いてやっと請求書の支払いができる状態です」と彼女は言う。「これは運動だと思っています。今がそのときです」。

[原文へ]

(翻訳:金井哲夫)

保育の無償化について親として思うこと

保育園を運営する会社にインハウスデザイナーとして勤務し始めて約半年経過しました。

保育士さん不足の現状に、少しでも何か力になれる仕事がしたいなーと思い入社したものの、この問題知れば知るほど難しいぞ、と、思いはあっちゃこっちゃに飛び散らかしてる毎日です。

お盆前、会社から保育のセミナーに参加する機会をもらったので行ってきました。

これまでweb系の勉強会やセミナーしか出たことなかったので、平日昼間、女性だらけのセミナーに出る新鮮さと、内容の面白さにとても心動かされ、そして気持ちが上がったり下がったり色々で、、、
自分の備忘録も兼ねての感想です。

2019年りんごの木夏季セミナー、今回私は日本保育学会会長汐見稔幸先生の「保育園無償化による波紋」というセッションを聞いてきました。

「保育園が無償化になる」と聞いてまず私が思ったこと

そこじゃなくない?
2019年11月から保育園が無償化されますよねー。
内閣府のホームページではだいすけおにいさんがお知らせしています。

これを初めて私が聞いた時。
そこじゃなくない?😳」が初めての感想。

保活にめちゃくちゃ苦労してきた一人の親として、保育園にあずけられる事は感謝しかなくて、これだけお世話になってるのだから、お金は当然払う。そこじゃなくて、国として子育て世帯にお金を投じてくれるのならば、ぜひとも、保育士さんのお給料に突っ込んでほしいなーと。

保育園にあずける親は、こういう風に感じた人も多いんじゃないかと思います。

今回セミナーに参加して初めて知った世界の「無償化」の話

私にとってはこれまで「保育の無償化」は「子育て支援」という視点しかなかったんです。

でもそれだけじゃないってのに初めて知って。
そもそもは「幼児教育の重要性が認識された」っていうのから議論が始まったそうで。

保育の無償化は子育て支援の一面だけではなく幼児教育の重要性が認識されたことが元々の理由

近年、先進諸国を始めとした諸外国においては、幼児教育を、教育的 効果が高いだけでなく、社会経済的な投資効果も極めて高い公共的事業として とらえ、国策としてそのコストを社会全体で負担する「無償化」の取組を加速 させており、今や幼児教育の無償化への取組は世界の趨勢である。

引用:文部科学省ホームページ「幼児教育の無償化について (中間報告) 平成21年5月18日 今後の幼児教育の振興方策に関する研究会」より

これ、約10年前の資料ですが、幼児教育の重要性がしっかり明記されてます。
今回拝聴したセミナー中では、人格形成において幼児教育がいかに重要か、そしてその投資が国家の経済の発展につながっていくといった研究のエビデンスをたくさん紹介されていました。

こういう資料を見ると、今回、「幼稚園」と「保育園」両方がその対象となったことが、保育園に子を通わせている私にとってはとても大きいことで。

今まで子育て支援という「福祉の面」で捉えていた保育の無償化が、「教育的に意味のある国の政策」としての一面を聞いて、そしてそこに保育園も対象化されていることに、なんかうれしく思ったのでした。

子を保育園にあずけることでひたすらにつきまとう「罪悪感」

私は、子供を保育園にあずけている事にずっとどこかでモヤモヤがあって。
自分が仕事をしたいから子どもを保育園にあずける、これってもしかして子どもを犠牲にしている、自己満なのかな、、とか。

むちゃくちゃかわいいです、子ども。

っていうか、ウチの子ほんとかわいいんですよー!🤤

うちの子かわいい

私なりに色々考えて仕事してるのですが、それでもこの生活でいいのか、と考えることも多いです。

で、なんか今回このお話聞きながらちょっと泣きそうになっちゃったんですよね。
セミナー出てこんな感情になるの変な話ですが笑

お話聞いててすごく安心した自分がいて。

今回の無償化で「完全無償化」は3歳からが対象なので、うちのように0歳から保育園にあずけるっていうのはまた違うのかもしれませんが、それでも、幼児期の教育に「幼稚園」と「保育園」、両方に国が税金を投じたという事は、それだけ貴重な時間を保育園で過ごせてるって事なのかな、と。

無償化の対象(↑条件が色々違うので詳しくはちゃんとしたとこで見てくださいー)

「保育園を対象にするのは違うのではないか」というお話もたくさん聞きます。

ただ、今回のお話の中では、当初の目的としては、対象者は集団生活のなかで「生きる力」の基礎がはぐくまれることを目指す、保育所保育指針に基づく保育が行われている、認可保育園も対象になった、ということでしたー。
生きる力、大事

先生のお話を聞きながら、今回セミナーに出席して熱心に耳を傾けている保育士さんの様子を見て、うちの子も保育園で「お勉強」ではなく、お友達と接しながらたくさんの経験を踏まえた大切なことを学ばせてもらってるんだなー、って思いました。

実際、最近は個人的にたくさんの保育士さんの声を拾うようにしているのですが、これまで以上に保育士さんを尊敬するようになりました。

保育士さんって、ただ子供が好きで子供のお世話をしているっていうお仕事ではなく、子供の性格や成長に合わせた対応を、日々の生活の中であらゆる知識や経験を使って保育してるんですよね。

わが家は私も夫も実家が遠いので、おじいちゃんおばあちゃんは近くにいませんが、保育園に行くと、愛情を持って接してくれる先生がいて、「かわいいかわいい☺」言ってもらえてほんと幸せだと思うし私も「そうでしょそうでしょ☺」ってうれしい気持ちになるのです。

ありがたいことです、本当に🙏

保育園無償化、問題は山積み

保育園無償化、問題は山積み
汐見先生のお話では、「子育て支援」としての「保育の無償化」ばかりに焦点が当てられていて、税金を投じるための保育の質をあげる議論がされてない、判断基準が曖昧だという状態を問題視されてました。

わが家はとてもありがたいことに、優しい保育士さんに囲まれて日々生活していますが、保育園によっては悲しい事件を聞くのも現状です。

「税金使われてるんだからちゃんとして」っといった声も当然あがることが予想されるので、ますます保育士さんが大変なことにならないかな、と心配です。

保育園が対象になったことで、保育の質を上げるといういい方向に進んでいけばいいですが、現状ではその議論がきちんとされないままに無償化が始まるということらしく、、、

これによって保育士さん不足に拍車をかけ、逆に質が落ちる、なんてことだけはとにかくとにかく避けてもらいたいです。

早いとこ、保育士さんの負担を減らせる仕組みづくりができることを願うばかりです🙏

本当に変えなきゃいけないのは受け入れ側ではなくてあずける側

セッション後に質疑応答の時間があったのですが、数十年のブランクがあって、最近復帰された保育士さんの質問で、「以前よりも各家庭、あずける時間が長くなってませんか?」と。

たしかに。時短ではなくフルタイムで復帰しているママ友たくさんいます。

私は今、勤務時間こそ短いものの、通勤時間がめちゃくちゃ長いため、保育園にお願いする時間はフルタイムママさんと同じです。

今回のセッションのお話の中で、あるドイツの保育園のお話がありました。

午睡が終わったら各家庭お迎えが来始めるそうです。それはパパもママも両方、同じ割合でお迎えに来るそうです。

そして、16時ごろになったら保育園閉めちゃうそうです。
そこからは家族の時間。パパと子供とでサイクリングへ行ったり。キャッチボールしたり。

なんか、この話聞いて泣きそうになりませんか??😂
私はなんか胸があつくなりましたよーー!!😭😭😭
日頃からワンオペで頑張ってるママさんや、退勤後、お迎えや夕食作りを分刻みでやってる自分の毎日の生活が、うぉーーって浮かんできて。

ドイツーーーー!!!ドイツむちゃくちゃうらやましーーー!!!
日本より労働時間短く、GDPは高いドイツーーーー!!!

日々、子供は成長していて、はかない〜〜!!尊い〜〜!!って毎日思います。
それを家族で見守ることができたら本当に最高すぎです。
やっぱり働く環境見直さないとな、と心の底から思いました。

働き方を考え直したい

少ない時間で生産性をあげる、そして家族の時間を増やす!
これ、ほんと今後のわが家の課題。
目標は晩ごはんの前に家族でキャッチボール!

無償化の話から、どうやって家族の時間を作るか考えてしまったむちゃくちゃ意義深いセミナーでした。ありがとうございました。

今回もイラストACさんのイラスト使ってます。いつもありがとうございます🙇‍♀️

制作会社勤務のWebデザイナーからインハウスデザイナーに転職しました

タイトル通りなのですが、これまで、夫の経営するWeb制作会社でWebデザイナーとして働いていたのですが、某企業内のインハウスデザイナーに転職いたしました。

まず「転職したよー」と話すと、どうしても夫婦仲を心配されてしまうのですが、安心してください。仲良くやってます😇

転職の理由


転職に関しては前からずっと考えていたことでした。
今後ずっとこの仕事を続けていくためには、一度外に出て経験すべきことがあるんじゃないか、と。
タイミング的に私の年齢のことや、育休で休んでる間に、私が抜けてもいい感じにまわる環境作りが出来たこと、などなどの理由で「今だ!」と転職活動に踏み切ったのでした。

転職先の希望条件→その結果


最初の転職先の希望としては、

  • 同じような制作会社でのデザイナー
  • リモートワーク可能

この2点でした。これまで制作会社で経験してきたような、いろんなジャンルのデザインをゼロから手がける仕事は、私に向いてるなーと感じており、また、前にも書いた通り、長過ぎる出勤時間は時短勤務にとっては無駄すぎると思ってたため、こういった希望に。

転職活動していく中で、数社面談の時間を取って私の条件等を聞いてくださり、本来の希望通りの、、もしくはそれ以上の、とても素敵な制作会社さんに選考していただいたりもしたのですが、悩んで悩んで悩みまくって、結局今の会社に勤務することに決めました。

今選んだ転職先は、

  • 某企業内のインハウスデザイナー
  • 毎日往復3時間近くかけて通勤

あれーっっ!?😂って感じですが、、、
結局のところ当初の転職の目的や条件とは全く違う方向に行き着いてしまったのでした、、

ここに決めた理由


最終的にここを選んだのは、今私が一番関心のあること。事業内容が「保育」だったからです。

我が家は保活にはとにかく苦労してきて(今も下の子は認可には入れてないので保活組現役です)ここ数年間、育児しながら働く環境にずーーーーーーっと悶々としてきました。

子供がいる友人と話していても仕事と育児の両立は必ず話題に上がって、一番の悩みのタネ。何年か前の「保育園落ちた日本死ね」ブログ読むと、私、割とマジで涙でてくるんです。

夫の会社でも、在宅ママさんデザイナーさんが活躍できるサービスを作ったりと、微力ながらも私と同じように働く女性を応援できないか、と考えたりしたものでした。

転職を決意したまさにこの時期に、たまたま保育事業を展開する現職場のWebデザイナーの求人情報を見て、心が惹かれて惹かれて仕方なくなってしまいました。

決める際はだいぶ悩みました。
当初の希望通りの「制作会社での在宅勤務」との出会いもあったので。

でも今後なかなか保育事業専門のWebデザイナーに出会えることはないだろうな、と思って。
最初の目的とはだいぶ違う方向に進んでしまったのですが、条件が合わないからってここでスルーしてたらあとで後悔するかもしれない、と。

私ができることなんぞ、とても小さなことかもしれませんが、少しでも世の保育士さんを増やして安心して働ける家庭が増えるといいなぁ、と、思ったりしたのでした。

今後は現職場でも少しずつ在宅ワークができる環境を作っていけたらな、と密かに企んでおります。

Webデザイナーのキャリア


若い頃に制作会社であらゆるジャンルのWebサイトをバリバリ作って経験を積み、そこから自分に合った勤務スタイルや制作スタイルを見つけ出して、ディレクターになったり、フリーランスのデザイナーになる。
これ、よくあるWebデザイナーのキャリアアップの一つのカタチだと思うのですが、それとはまた違うカタチとして、これまでの経験をもとに、自分に合ったデザインの傾向や事業内容を見つけ出し、そこに特化したインハウスデザイナーになる、こういうのもありかな、って思います。

Webデザイナーは比較的働くスタイルが選びやすいので女性にとってはいろんなライフステージで柔軟に対応しやすい職種、なのかもしれません。それでもやっぱり苦労は多いですけども。

課題はたくさん


久しぶりに満員電車に揺られて遠くまで通勤してバッタバタで仕事帰ってきて保育園2つハシゴして息子二人ピックアップ(長男と次男は別の保育園)生活が始まって、毎日課題だらけです。

何より、「保育士さん増えるといいな」と思って就いたこの仕事、通勤時間が長いためお迎え時間間に合わず時短勤務となったため、私自身が保育園ヤバくなってる危機的状況に陥ってしまっていたり、、

来月迎える小1の壁
学童は入れたものの、私自身が新しい環境に飛び込んだばかりで、長男の小学校生活のフォローができるのかどうか、不安だらけです。

その他、日々の家事はパンパン。
共働きご夫婦、マジでいつ買い物していつご飯作ってるんですかね、、、

あと、子供の病気問題。
入社してまだ1ヶ月も経ってないのに保育園からお呼び出し一回(←これは私が早退)&体調不良でお休み一回(←これは夫が在宅で仕事して対応。ほとんど仕事できてないと思うけど…)。
そんな時の夫婦間のなんとも言えないお互いの緊張感。

熱がでたなぁーと気がついた時に、純粋に子供の身体の心配だけでなく、「あぁー、仕事どうしよー、入ったばっかなのに休みづらいなぁー」ってそういうことが瞬時に頭の中巡ってしまって、会社に対しても子に対してもなんとも言えない罪悪感に苛まれるのです、、

もちろん、家庭のことだけでなく、仕事の方でも勉強することがたくさんで、どれだけ時間があっても足りない感じ。
これまで小さな制作会社でやってきたので、今の「チームで動いてる感じ」が頼もしくもあり、緊張感もあり。
今は本当に申し訳ないくらいあれやこれや細かいところも教えていただいております🙇‍♀️

その他にも、
◼︎制作会社勤務のWebデザイナーとインハウスデザイナーとの違い(会社の体制や制作環境含めて)
◼︎WMの血反吐
◼︎次男、髪がチュルチュル

などなど、ブログに書きたいネタがもりもりな毎日ですが、、、とりあえず、まずは転職しました報告、でした。

とにかく今は早く今のお仕事と生活に慣れたいな、と。

しばらくは忙しい毎日が続くとは思いますが、長男の進学でまたガラッと変わるであろう新年度、どうかどうか我が家のみんなが健やかに過ごせますように。

今回もイラストはイラストACさん利用させてもらいました。
いつもありがとうございます。

子供用に作ったペーパーアイテムいろいろ

育休中、創作意欲が爆発

育休中、仕事から離れていると、何でもいいから何か作りたくて作りたくてしょうがない衝動に駆られました。
料理、ミシン、お菓子作り、子育てにまつわるもの、何でもよかったです。
これまで自分でも知らなかったくらい、あー、私は「なにか作る」ってことが好きなんだなーと、しみじみ感じました。
お仕事ではwebばっかりで、紙ものは作ることは少なめなので、自由にもりもり盛れちゃう感じが楽しくて、育児の合間にたくさんペーパーアイテム作りました。
役立ったものも役に立たなかったものも、いろいろあるのですが、少しご紹介です。

作るときにお世話になってるサイト

いつもいつも豊富な素材に助かってます。
ほんとにありがとうございます🙇‍♀️

子供の一日行動表

来年小学校に入学する予定のうちの長男。
5歳ってこんなに幼かったけってびっくりするほどの頼りなさで、、
毎日自分がすべきこと、その順番、時間の感覚、その全てがかなり曖昧で、朝のバタバタしているときに、「着替えてー」「そんなにゆっくり食べてたら保育園遅れるよー」「顔は洗ったのー?」、これひたすら毎度毎度言い続けてて何とかならんかと、、😂

保育園のママさんや、インスタなどで、ホワイトボードに子供用の「行動表」を作ってるのを見かけたので私も作ってみました。

イラストACさんのイラストを使って、やってほしいことをホワイトボードに貼り出しました。
ホワイトボード、マグネット、ラインで使ってるマステは全部ダイソーです。
制作費500円くらい。
時間の感覚を持って時計の針を気にしてほしいと思って、時計もつけてみました。針もマステで、日によって変更可能。
自分のやるべきことをホワイトボードで確認、できたらマグネットを「できたよ!」に移動していく、っていう単純な仕様。

作ってみてとてもよかったです。
クリアできたらマグネットの位置をかえていけるってのがゲーム感覚で楽しかったようです。
でも、いまいち時計の部分は活用できず、、、時間を見ながら行動するのって5歳には難しいことなんですね😓
とにかく「やることリスト」としては大成功で、今はこのホワイトボードを見なくても、起きてからと寝る前に、自分が何をしなければいけないか、ちゃんと把握できるようになりました🙌

ポイント表

お手伝いとか、その他何かに「挑戦」したときにポイントゲットできるポイント表をつくりました。

モノで釣るってどうなの、っていう考えもあるので、導入前には夫婦でよく話し合いました。


フレームとくまさんのシールはセリアでそれぞれ100円で。
当時、水が顔にかかることを異常に嫌がってた長男。「水に顔をつける」とか、「自分でシャンプーする」とか、挑戦するきっかけになれば、と思って作りました。

 

獲得できたポイントによって、ちっちゃなご褒美がもらえるようにしました。
あまり簡単にポイントがもらえるとつまらないし、難しすぎると飽きちゃうだろうし、ポイントの配分は最初に夫婦であーだこーだと悩みました。
これもなかなかハマってくれて、こつこつ楽しんでお手伝いしてくれたり、せっせと公園の鉄棒で前まわりの練習に励んだりしてました。
でも、100ポイントまでいったところで飽きてしまい、2枚めはあんまりシールを貼ることはなくなってしまいました😇
それでもお手伝い関係は習慣づけられたようで、シールを貼らなくても自分の仕事として認識してやり続けてます。

マンスリーフォト

赤ちゃんが産まれて1歳になるまで、毎月の成長を記録するマンスリーフォトですが、海外の赤ちゃんのマンスリーフォトとか見てるとめちゃくちゃかわいいんですよね🤤
うちも次男の記録毎月やってこうと思って、月齢の数字を紙に印刷して一緒に写真撮って記録していくことにしました。

0歳の赤ちゃん、毎月どんどん大きくなるので、ぬいぐるみと並べて撮っておくと成長具合がよくわかってかわいいの極み🤤
が!!!ズボラハハ、たった2ヶ月でmonthly photoすっかり撮らなくなってしまいました。。。
残念😇
今、このゾウさんのぬいぐるみに馬乗りになってかぶりついてる次男をしっかり心に記憶しておこうと思います。。

旅のしおり

夏に長男のお友達ファミリーと海水浴旅行に行ってきました。
私が楽しみすぎてテンション上がって修学旅行的な感じで「旅のしおり」作ってみました。

「もっていくもの」を書いておいたので、長男にはしおりを見ながら自分の持ち物を自分で用意してもらいました。
旅行前は見てワクワクしてたようですが、出発してしまえばもう楽しすぎてしおり見るどころじゃなかったようです🙃

タンスのラベル

これもよくインスタで見かけて作りました。
タンスのラベル。

これはとてもよかったです🙌
お片付けが自分で上手にできるようになりましたし、朝のお着替えも自分で洋服を選べるようになりました。
イラストは、シルエットACさんの素材から。
ラベルはこちら
エレコム ラベルシール 480枚分 A4 24面×20シート EDT-TM24
このラベルは調味料ボトルに貼ったりと、我が家の色んな所で使用中です。

誕生報告ハガキ

これは子供用ではないけども。
年賀状とか、何かしらポストカード作るの大好きで。
出産のお祝いを頂いた際に、そのお返しに添えたカード。

※名前は仮名に変えてます。
私が普段隠れてコソコソ食べてるお気に入りスコーンを内祝い用に大量お取り寄せしてカードと一緒に。
(赤ちゃん素材のデザイン大好きです。お仕事ください☺)

クリスマスのアドベントカレンダー

これは長男が5歳になりたての頃かな。。
クリスマスのアドベントカレンダーを作りました。


これもグッズは全てダイソーです。
白い紙に数字を印刷してチョキチョキ切ったものを茶封筒に貼り付けて、木製クリップで留める。
リボンや100均の造花で飾り付け。
麻の紐で木製クリップごと引っ掛ける感じで壁に貼り付けました。

中には小さいラムネとかグミとか少量のおやつと一緒に、お手伝い項目を書いたカードや、当時ひらがなの読みがいまいちだったので、ひらがなカードを仕込みました。

朝、開封して司令を達成→ちゃんとできたら保育園から帰ってきておやつが食べられる、って感じです。
一般的にはお菓子だけが入ってて、ただただ楽しいはずの子供用のアドベントカレンダーですが、これを利用してお手伝いさせたり、ひらがな覚えさせようとしてる自分がいちいち小狡いなーと思います。
でもこれも本人楽しそうだったので良しです😅

何かを自分が好きなように作るのってほんとに楽しい。
ほとんど自己満で作ってていまいち役立たなかったものもありますが、何かしら成果が出るととても嬉しいです。
特に、行動表タンスのラベルは幼児にとてもおすすめです。
100均グッズで簡単に作れるので、是非👋

Webデザイナー(女)、働き方、いまだ模索中。

前回更新のブログから5年以上経ってしまいました。。。

以前にブログを書いていた頃と随分生活環境が変わってしまったので、違うブログで新たに始めようかとも思ったのですが、いろいろ考えた結果、ここでまたゆっくりマイペースに更新していくことにしました。

少しだけ長くなったので目次。

まずは現状


前回のブログ、長男を出産して10ヶ月の頃に書いてるようですが、2018年12月現在、長男は6歳になり次の4月でいよいよ小学生になります。早かったような、長かったような、、、
そして今年1月に次男を出産し、10ヶ月になったところです。
(どうも私は産後10ヶ月になった頃に気持ちが落ち着いてきてブログにまとめたい衝動に駆られる傾向にあるらしいです、、、)
いつのまにやら男児二人の母になってました。

11月(次男9ヶ月)に近所の小規模保育園に入園することができ、私も仕事復帰することができました。
長男と次男は別の保育園に通っているため、送り迎えに2軒の保育園をハシゴする毎日です。

さかのぼって、、長男産後からの働き方

赤ちゃんを見ながら在宅ワーク

長男が産まれたあと、まずは子供を見ながら、家で仕事をするつもりでした。
ですが、「あ、これ無理やん。。」と、1日目でわかりました。

家の1部屋しっかり使って、デスクの前には、子供が中にいても楽しい仕掛けがある大きいベビーサークルを購入。
↓こういうやつ。。

さあ!楽しんでね!😌とベビーサークルに放ったのですが、全然楽しくなかったようです。
0歳、「ここからすぐに出せ、そして抱っこしろ」と大騒ぎで仕事どころではありません。。。

じゃあしょうがない、と、お昼寝の時間を利用して仕事することにしたのですが、そうなると私のメンタルが平穏でなくなるというか…。
お昼寝タイムになると「寝て〜、寝るのだ〜、早く寝て〜〜〜〜」と寝かしつけに対していつもよりも一層マジになってしまってるようでさっぱり寝ません。
時計をじっと見て、どんどんお昼寝タイム(お仕事タイム)が減っていく、抱っこで揺らしつつ悶々としながら時間が過ぎていきます。
まだその頃は夜間の授乳もあり、体力的にもしんどかったので、あー、これはだめだなーと。
ずっと何かに追われてる気がして育児も仕事ものびのびとできない。

けど、保育園はどこもいっぱい。
認可保育園、認証保育園の申込みをしつつ、一時保育を利用することにしました。

一時保育を利用

一時保育は、地域によって色々のようですが、保護者の育児疲れ解消、急病や出産など様々な理由で一時的にお子さんを預けたいときに、保育園の専用保育室等で預かってもらうことができる制度です。
利用には事前に登録&予約が必要で、緊急で突然預けるってのはできません。

まずは電話でアポをとり、子供を連れて希望の保育園へ行って書類記入&面談。
その後保育園で必要な持ち物を用意。お着替えやお昼寝用のタオル、食事用のエプロン、マグ、暑い時期はプールグッズまで、園から指定されたものを西松屋でどっさりと買い込みました。
その沢山のグッズと、おむつやそれを持ち帰るためのビニール袋諸々、全部記名✍
そして何より大変なのは、予約争奪戦。
すぐに予約いっぱいになってなかなかとれないんです。
さらに、料金は0歳時の場合1日8時間利用で4500円(半日2250円)、昼食250円、おやつ100円、高いです。。
一時期、週2〜3回くらい預けて仕事してましたが、いやー、高い。
仕事のために一時保育を長期的に利用、というのは我が家の場合は現実的ではなかったのでした。

無認可保育園へ

一時保育を利用しながら仕事をしていたとき、家から自転車で20分位のところに無認可の保育施設に空きがあることがわかりました。
フランチャイズ型の保育園で、一度見学に行ったのですが、正直、印象はいまいちでした。
(先生方は親切だし元気に通ってる子もたくさんいるので、完全に私の主観によるものなのですが)
すごくすごく悩みました。
そこまでして私は働きたいのか、なんのために?子供より自分のことを優先しているんじゃないか。
たくさんたくさん悩みました。
ただ、無認可保育園への通園実績がある家庭は、今後認可保育園へ入園申請するときに、点数が高くなるんです。
(認可保育園に入るための選考は、家庭状況をポイント化した「点数」によって行われます。加算のポイントは地域によってまちまち。無認可施設に通ってると逆に減点の対象になる地域もあるらしいので要注意です。)

「ずっとじゃない。認可に入るため。」
そう思ってこの無認可保育園を利用することにしました。
金額は無認可なので(当時は)区からの補助金も出ず、月65000円、くらいだったと思います。
結局長男はこの保育園に約4ヶ月間通いました。
息子の方はすぐに慣れたものの、私のほうが大丈夫かなーともやもやしながら通わせ続けた数ヶ月間でした。
この頃のことを思い出すと胸がキュッと痛くなります。
たまに保育園での事故なんかをニュースで見ると辛くて仕方ないです。
でもここに通った実績がないと、この後通う認可保育園には入れなかったかもしれないんですよね。。
結果的に事故なく無事に卒園できたので良かったのですが、自分があまり納得できてない保育園に預けた、という事実は未だにどこか罪悪感のようなものを感じています。

認可保育園へ

長男、1歳になって、4月からようやく認可保育園に入ることができ、無認可の保育園から転園しました。
これは駅から遠い我が家の近くにたまたま新設の保育園ができた、という、とっても運の良い状況でした。
園庭があり、家からも近く、先生方もとても親切、給食もおやつも全部手作り、私の小さい頃には当たり前だったこの環境がほんとにありがたく感じました。
こうやって考えると待機児童が多い地域の「保育園見学」は意味ないじゃんっていう印象で。。
よっぽどのことがない限り選べる状況じゃないんですよね。
何人の募集枠があるのか、自宅からの距離、そういうことを考えてるとあまり細かい希望を言ってると入園できません(T_T)

待機児童問題ほんとになんとかなりませんかね😭

事務所へ出勤開始

無認可保育園に通いだした頃から、私も事務所へ出勤するようになりました。

その頃の私のスケジュール。

ママさんはみんな同じだと思いますが、とにかく時間が足りない。

▪朝は夫が保育園の送り担当のため、私は朝食の片付けやら、部屋に散らばってるものをざーーっっと片付けてルンバスイッチオンして家をでる
▪1時間20分かけて事務所へ出勤
▪怒涛の勢いでお仕事
▪17時前に事務所退出
▪最寄り駅近くで夕食の買物をして保育園までチャリ爆走。
▪保育園で息子ピックアップ(ここで靴履きたくないだのなんだの何かしら一悶着)
▪お腹空いたコールが鳴り響く中、夕食作り
▪(ピーマンは食べないだのなんだの5悶着くらいして)ご飯食べさせて一緒に自分も食べてお風呂へ
▪歯磨き、絵本読んで寝かしつけ
▪子が寝たら復活、夫としゃべる(この時間だけがゆっくり大人と喋れる時間)

 

もうなんか日々急いでました。
バッタバタでした。
絶対に残業できない環境で時短でタスクさばいていくので、とんでもない集中力で仕事してました。
ちょっとでも待つことに「あーーー時間もったいない」ってイライラする、余裕がない自分。

私、詰む→花水(ハナスイ)もらう

( 花金・華金という言葉が流行ったのは約30年前のバブル時代。←らしいです。)
いつもバタバタ、テンパってるしてる私に、夫が見かねたのか、水曜日だけ時短勤務を交換するという提案をしてくれました。

水曜日は夫が早く仕事を上がって保育園にお迎えに行って、晩御飯もお風呂も寝かしつけも全部やると!??
もともと家にいるときはしっかり協力してくれる夫。
でもどうしても平日定時まで仕事して帰ってくると21時近くになってしまい、育児参加したくてもなかなかできない状況でした。
そこで1週間の中でも比較的仕事が落ち着いている水曜日に交代させてもらうことになったんです。

これほんとに私にとっては最の高システムでした。
夫も、子供の様子や保育園の出来事を把握することができるし、私も週一日だけでもリフレッシュタイムができる。

この日だけは残業して仕事に打ち込むもよし、勉強するもよし、美容院行くもよし、飲みに行くのもよし、習い事するのもよし。
唯一、水曜日だけ、子供から離れてしっかりと自分の時間を持つことができました。
土日に美容院行ったりすることもできるけど、せっかく家族みんなの休みの日、ゆっくりと家族全員で過ごしたいなーと思ってしまって、なかなか美容院行くのも億劫になるんですよね。

私のサイコー水曜日の過ごし方は、時短ではない定時の時間まで仕事する→習い事に行く→帰りにファミレスでアルコール飲みながら好きな本を読む。
はい、これサイコーです。

在宅ワーク開始

事務所に出勤するスタイルを数年続けてきましたが、どうしても時短勤務の私にとって「往復2時間以上」の通勤時間がムダでしょーもないものに感じて仕方ありませんでした。
通勤時間中はニュース見たり本読んだりと勉強時間に当てるようにはしていましたが、家で、お迎え後のバタバタがしんどすぎて、もっと効率的に仕事ができないか、という思いから在宅で仕事ができるように環境を整え直しました。
事務所スタッフと出勤して連携しなければならない部分もあったので、最初の方は週一回だけは出勤していたと思いますが、徐々に完全に在宅で仕事するようになりました。

少し待ち時間ができたときは「じゃ今のうちに晩ごはん1品つくっとこ」とか、「お風呂掃除しとこ」とか、時間を有効的に使えるので、イライラすることも少なくなりました。

次男の妊娠、出産


前回、つわりで仕事脱落しましたが、今回もやはりつわり開始と同時に吐いて吐いて吐きまくる生活開始。
さらに今回は妊娠中期で妊娠糖尿病になってしまい、途中入院、インスリン注射を自分で注射しながら生活する、という厄介な妊婦生活となってしまいました。。。
通っていた産院では、私はリスクが高いとのことで出産できないことになり、NICUがある大きな病院で出産することを勧められ途中転院などを経て、1月に元気な男の子を出産することができました。
ヒトの誕生ってほんとに奇跡?
しばらくの間、のんびり育休期間を経て、今年11月(次男9ヶ月)より、小規模保育園に入ることができ、仕事復帰、今に至る、です。
この小規模保育園は、3歳までの園のため、今後また転園しなければなりません。
そのため比較的入りやすかったんですね。
できれば1歳の4月から認可保育園に入園することが第一希望ではあったのですが、1歳は激戦で、4月から入れる可能性が低いため、早めの仕事復帰となりました。

9ヶ月、10ヶ月くらいの赤ちゃんってめちゃくちゃかわいいんですよー。
ハイハイして、つかまり立ちして、ママ大好きで追っかけまくってきて。(←これが大変でもあるんですが?)
この時期に保育園にあずけるのは毎度のことながらさみしくてさみしくて身悶えます。。
あーーー、もったいない。かわいいよーーー。ずーーっと見てたいーーー。って。
子供のほうが先にお友達がたくさんいる保育園生活に慣れちゃうんですけどね?

 

前回の復帰は正直、つらかった。


長男の妊娠、出産、産後から仕事復帰、を今振り返ってみると、「私、テンパってたな..」って思うんです。
今も相変わらず慣れない育児で毎日大変ではいるのですが、あの頃の私は一体何と闘っていたんだろう、、という感じです。
ずっと焦ってました。

▪妊娠から1年以上休んじゃった、早くブランクを取り戻さなきゃ、
▪どんどん新しい技術出てる、早く取り戻さなきゃ、
▪時短だけど前と同じように消化しなきゃ、、、

子供小さいからって言い訳にしちゃいけない、っていう負担も感じていました。
以前のように勉強会にいけないこともモヤモヤしてました。

数年育児しながら働いてみて、あー、なんかそういうのしょうもないなーと思うようになりました。
以前のペースで仕事するなんてとても無理。
なんで全てできるような気になってたんだろう、とも。
もちろん勉強しなきゃいけないことってたくさんあるんですが、自分の必要なことだけを追えばいいって、今は思ってます。
私がこだわらなきゃいけないものはその成果物であって、その過程じゃない。

これまでのように私の100%の時間を仕事に費やすのは無理で。
もちろん仕事を手を抜くということではないです
今は限られた時間の中でできること精一杯のことをやるしかない。

そう割り切ることができるまでに、結構時間がかかったのでした。

 

女性は選択肢が多い


主語が大きくて怒られちゃうかもしれないけども、どうしても女の人って選択肢が多いなーって思うんです。
結婚するか、いつするか、仕事は続けるか、いつまで続けるか、子供は授かりたいか、それはいつか、いつまで仕事するか、いつ復帰するか、、、
どれを選ぶにも勇気がいるし、人それぞれどの選択肢もあり。
どれを選んでも「これでよかったのか?」と振り返ることもあったり。
将来の私が、今の私に対して「もっと仕事に力入れてればよかったのに」とか「いまは100%子供だけと向き合ったほうが良かったんじゃないの?」とか思う日が来るのかな、って揺らぐこともあります。

今後もたくさん悩むことも多いと思いますが、とりあえず、前よりは肩の力を抜いて仕事と育児に向き合える気がしています。
私、仕事も子供も夫も大好きなんですよね。
いろんなスタイルを模索しつつお仕事頑張っていきます。

途中ほとんど休んでるけど、このブログを始めたのが2010年。
自分の大きなライフイベントを経験し、だいぶ状況が変わってるのですが、また自分の振り返り用メモとして少しずつでも更新していくつもりです。

アプリでママ友探しーPeanutが考える新しい母親同士の交流のかたち

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親になるというのは、ときに孤独なプロセスだ。ハッピーアワーよりも子どもの遊びの約束を優先しなければならず、スケジュールや物事の優先順位が違う友だちと過ごす時間が減ってしまうこともある。新たにローンチされたPeanutというiOSアプリは、そんな新米ママをサポートしようとしている。このアプリを使えば、近くに住む趣味趣向が似たママ友を見つけることができるのだ。

これは、母親のためのTinderといっても間違いではないだろう。

Peanutの共同ファウンダーであるMichelle Kennedyがこれまでデーティングサービスに関わっていたことを考えると、Tinderとの比較はむしろふさわしいものだと言える。

Kennedyはオンラインデーティング企業のBadooに、法務顧問(後にCEO代理)として6年間勤務していた。さらに彼女は、Badooを大株主に持つデーティングアプリBumbleの開発にも携わっており、BumbleファウンダーのWhitney Wolfeのアドバイザー、そして取締役を務めていた。

もう一人の共同ファウンダー(兼Peanutの生みの親)であるGreg Orlowskiも、Deliverooの共同ファウンダー兼CTOとしての経験から、スタートアップ界をよく知る人物だ。彼は昨年Deliverooを去り、現在はシカゴで働いている。一方Kennedyはロンドン在住で、Peanutにはニューヨークで働くスタッフもいる。

友だち探しのためのアプリ

アプリを使った友だち探しというのは、現在大手デーティングアプリが進出しようとしている分野で、BumbleにはBFF、TinderにはSocialと呼ばれる機能が備わっている。

Peanutも一般的なデーティングアプリのように、友だち候補を見つけるのにスワイプメカニズムを採用しており、友だちになりたいと思う人は上に、その人のプロフィールをスキップしたければ下にスワイプするだけでいい。しかし、Tinderのように見た目だけで判断するのではなく、Peanutは共通点を持った友だち探しにフォーカスしている。そのためユーザーは、相手が話せる言語やフルタイムで仕事をしているか、アウトドアタイプかといったポイントを確認しながらスワイプしていく。

さらに子どもの年齢も表示されるので、子どもの遊び相手を見つけるのにもぴったりだ。

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各ユーザーの特徴は、登録時に選ぶシンプルなステッカー上に、「mom boss(活発なママ)」「firness friend(フィットネス好き)」「fashion killa(ファッション大好き)」といった短い言葉で表現されているので、自己紹介文を読み込まなくてすむ。ステッカーはプロフィール設定から追加・削除することも可能だ。

一見すると、この共通点にもとづいた友だち探しというのは、上手く機能するように思える。もしも、ハイキングやダンスより、ショッピングやリラックスするのが好きな人であれば、自分と趣味が似通った人と友だちになりたいと思うだろう。さらに、もしもフルタイムで働いていて、いつも忙しい人であれば、お手製のベビーフードを作るような専業主婦とは上手く仲良くなれないかもしれない。

しかし逆を言えば、この共通点にもとづいた友だち探しの結果、ある一定の社会経済的な輪にユーザーを閉じ込めてしまい、彼女たちの友人関係が多様性に欠けてしまう恐れもある。特に今の時代、人との違いを理解するというのは重要なことだ。現在の政治の様子を見ても、私たちがこれを上手くできているとは言えない。

考え方の違う人と友だちになるのは難しいことだが、新しいことを学ぶチャンスでもある。しかしKennedyは、むしろ自分と似た人と友だちになる方が重要だと考えているようだ。

michelle-kennedy-headshot「政情を見ていると、私は考え方の似た、同じ価値観を共有できるような女性同士を結びつけることが、これまで以上に重要になってきていると感じています」と彼女は話す。「そして、Peanutでその手助けができればいいなと思っているんです」

数年前に息子が誕生したKennedyは、母親になった女性の友だちづくりの難しさをよく理解している。

多くのママコミュニティが、少し「古風な」形をとって、アプリよりもウェブサイトやオンライン掲示板を利用しているということに彼女は気付いた。最近母親のユーザーが増えているFacebookグループでさえ、現代版オンライン掲示板のようなもので、友だちを作る場には適していない。

イギリスのMushやサンフランシスコのWinnieなど、Peanutに近いサービスを提供している企業も存在する。しかしMushは依然アメリカへは進出しておらず、Winnieはどちらかというと、母親向けYelpのようなサービスを提供している。つまり、まだまだPeanutのようなサービスには、市場開拓の余地が残されているのだ。

スッキリとした現代的なデザインのPeanutアプリは、とても使いやすく、登録、スワイプ、ママ友との約束設定まで、全て片手で行うことができる。

目的の見えないチャットが続きがちなデーティングアプリとは違い、Peanutのゴールは母親同士を実際に会わせることにある。そのため、ユーザーが誰かとマッチしたら、マッチスクリーンからそのままチャットを開始できるようにつくられている。

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さらにPeanutにはグループチャットも備わっており、みんなでやりたいことを相談したり、投票機能を使って会う日を決めたりすることもできる。日程が決まったら、投票を開催したユーザーは画面をタップするだけでインビテーションを作成でき、他のユーザーは自分のカレンダーに約束を追加できる。

既に公開中のPeanutだが、同社の課題はどのくらいユーザー数を伸ばせるかということだろう。大都市でない限りは、主に口コミに頼ってアプリを広めていくしかないし、新しいアプリをインストールしたくないという不満の声も忙しい人からよく聞く。ここがPeanutの頑張りどころだ。

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一方で、NEAやFelix Capital、Partech、エンジェル投資家らが参加したシードラウンドで、予想よりも多額の資金(まだ調達額は開示されていない)を調達できた同社の手元には、まだまだ資金が残っているのも事実で、まだ時間は残されている。

Peanutは今日からiOS向けに公開されており、無料でダウンロードできる。現状ベータ版だが、来週水曜日にはバージョン1.0の公開が予定されている。

原文へ

(翻訳:Atsushi Yukutake/ Twitter