Apple、iOS 10.3ベータ1を公開。「AirPodsを探す」が入った!

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究極の先進国問題がついに解決される。つい先ほどAppleはiOS 10.3の最初のベータ版をデベロッパーに公開した。様々な変更に加え、このベータ版ではiPhoneを探すアプリに失われたAirPodsを探す機能が追加されている。

ご存じの通り、AppleのAirPodsはそれぞれのイヤホンに小さなW1チップしか入っていない。このチップにはBluetooth機能しかない。Wi-FiもGPSもなく、もちろん携帯通信もできない。では、かわいそうなAirPodsがなくなった時、実際には何が起きるだろうか?

一番ありそうなシナリオは、テーブルに積み上げた雑誌の下にAirPodsが眠っていて見つからないケースだ。iPhoneの通信範囲であれば、「iPhoneを探す」アプリを立ち上げてアラーム音を鳴らすことができる。AirPodsから出る音はiPhoneほど大きくはないが、見つけるには十分だろう。

家に置き忘れた場合、家にあるiOSデバイスの通信範囲にあればマップ上で確認できる。そして運悪くコーヒーショップに置き忘れたとき、iPhoneを探すは、あなたが最後にAirPodsを使っていた場所と時刻を教えてくれる。

完璧な解決策ではないが、家に物を忘れやすい人にとっては十分役に立つだろう。

他のiOS 10.3のニュース。Siriにクリケットのインド・プレミアリーグのスコアが加わり、CarPlayが改訂され、そこここに小さな改善が施された。私のお気入りの新機能は、マップアプリの隅に置かれたお天気アイコンの3D Touchショートカットだ。天気アプリを立ち上げずに毎時の天気予報を見ることができる。

iOS 10.3は1~2ヵ月間ベータ版が続く見込みだ。ベータ期間終了後、正式バージョンが公開される。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Appleは既にワイヤレスヘッドフォンの覇者になりつつある

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ワイヤレスヘッドフォンの過去数週間のオンライン売上に関する、新しいレポートによれば、AppleのAirPodsはその出荷の遅れにもかかわらず、素晴らしいホリディシーズンを満喫したようだ。

何億枚もの匿名化された電子レシートからデータを収集しているSlice Intelligenceのレポートでは、プロダクトのプレオーダーが開始された2016年12月13日以来、この159ドルのプロダクトが、全ワイヤレスヘッドフォオンによるオンライン売上の4分の1を占めていることが報告されている。

レポートではまたAirPodsのプレオーダーの開始日が、年間を通してヘッドフォンのオンライン売上が最大になった日だったことも報告している。それはサイバーマンデーならびにブラックフライデーをも凌ぐ売上だったのだ。この結果の主たる要因はもちろん、AirPodsの製造の遅れによって、小売店への出荷数がとても限られたものになったことと無縁ではない。

Appleは、同社のBeatsヘッドフォンの様々なワイヤレスモデルのおかげで、AirPods以前のワイヤレスヘッドフォン市場でも、大きな存在感を持っていた。Sliceのデータによれば、2015年と2016年においては、オンラインで売られたワイヤレスヘッドフォンのおよそ24パーセントがBeatsブランドのものだった。

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ヘッドフォンのBluetooth接続への移行は急速に進んでいる。Sliceはこのホリディシーズンにオンラインで購入されたヘッドフォンの75パーセント近くが、なんらかのワイヤレス接続を行うものであると述べている。

今年のCESが示していた多くのものの中で、消費者向けのハードウェアという観点からは、ワイヤレスイヤホンが来年に向けての成長段階に入ったことが明確に示された。より多くの電話機メーカーがヘッドフォンジャックを捨て去ることを企画している中で、業界が進む方向としては避けられないものだろう。AirPodsは、現在利用可能な最も洗練されたワイヤレスイヤホンソリューションであり、まだ非常に高価なほとんどの他の選択肢よりも、実際やや安いものになっている。

従来のオーディオ会社によるワイヤレスイヤホンの分野への参入はまだ行われていない、したがってこの市場での地位をAppleが維持できるかどうかは、彼らがヘッドフォンにできることすべての再発明を探りつつ、この製品カテゴリを革新していけるかどうかにかかっている。

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(翻訳:Sako)

Apple、失くしたAirPodを69ドルで交換

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AppleのAirPodsが発表されるや否や、世間はどうやって失くすかを想像して盛り上がった。さて、改定された公式iPhone修理サービス料金ページによると、AirPodの片方あるいは充電ケースを失くした(あるいは壊した)場合、Appleは69ドルで交換に応じる。AirPodsの1年間保証の範囲外でバッテリーに問題が生じたときのサービス料金は49ドル。MacRumorsが報じた。

このワイヤレスヘッドホンは、Appleの新型W1チップを使って様々なiDeviceとシームレスに接続する。価格は159ドルで現在予約受付中だ。

69ドルというのは、このちっぽけなワイヤレスイヤホンに払う金額として法外にも思えるが、Appleがこうすることによって、ヘッドホン市場全体が前進するための良き前例になればすばらしい。ワイヤレスヘッドホン市場への参入者はまだごく少数だが、私の知る限り片方の交換に応じているメーカーはない。もし落としてしまったときは、恥をしのんでヒモ付きヘッドセットに戻るか、大枚をはたいて新品を買うしかない。

AirPodsは片方だけでもiデバイスと接続できるので、失くした後も交換品が来るまで残った一つを使い続けることができる。

ワイヤレスヘッドホンは、まだライフサイクルが始まったばかりなので、それを支える技術も手探り状態でまだ価格も高いが、こうして交換についての重要な基準をAppleが設定したことは、まだ少々懐をいためるとはいえ、すばらしい先例と言える。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Apple、AirPodsの発売を延期。10月出荷は困難

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もしあなたが、Appleのワイヤレス・ヘッドホン、AirPodsの発売を待っているのなら、もう少し長く待つことになる。Appleは商品の準備が整わず「もう少し時間」が必要になると言っている。

「AirPodsへの反響の大きさに驚いている。準備が整う前に商品を出荷することはしないので、顧客に届けられるまでにもう少し時間が必要だ」とAppleの広報担当者がTechCrunchに語った。

Appleは、遅れの原因がハードウェアなのかソフトウェアアップデートなのか言わなかったので、憶測はしない。私のAirPods体験はこれまでのところ極めて良好だが、報道関係者に配られた試作品には欠陥やバグがないわけではない。私がAirPodsと過ごした様子をここで読まれたい。

これまでソフトウェア/ハードウェアの様々な問題が原因で不満を感じたことはあった ― しかし、最終製品ではないので冷静に受け止めてきた。Eduardo Arcosが指摘するように、早期の使用者の中には物理的問題を報告している人もいるが、私自身は経験していない。

Appleも同じように感じでいるようで、ハードウェアにせよソフトウェアの問題にせよ、顧客に届けられるように修正する時間が必要のようだ。今後のスケジュールは発表されていない。

AirPodsはAppleにとって全く新しいハードウェアであり、専用のワイヤレスチップ等、新しいテクノロジーがいくつも採用されている。製造は容易でなかったようで、最近その影響が表面化してきた。Appleは、ワイヤレスオーディオとAIを取り巻く様々な戦略の中心に、AirPodsを位置付けているため、ぬかりなく出荷することは重要だ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

10ドルでワイヤレスのAirPodsがワイヤありになる

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人生には、ときどき不思議なことがある。160ドルも払って両耳用のワイヤレスヘッドフォーンを買ったのに、そのためのワイヤがどうしても欲しくなるんだ。

Appleが今週初めに発表した高価な完全ワイヤレスのAirPodsの、片方をなくすことを防いでくれるなら、10ドルは安いかもしれない。ネット上の批判はもっぱら、イヤフォンがワイヤレス化したことだけに集中し、そのちょっと使いづらい不格好なデザインは文句を言われなかった。

真っ先に救助に駆けつけたのは、ケースメーカーのSpigenだ。それはなかなか感動的な製品だと思うけど、今度はヘッドフォン本体よりももっと激しい、賛否両論を招くかもしれない。そのAirPods Strapと名付けられた製品は、文字通り、AirPods用のストラップだ(名は体を表す)。

これをAirPodsにはめておけば、なくしにくくなる。同社のプレスリリースは、“コンパクトで軽くてとっても丈夫”、と言っている。デンタルフロスとしても、使えるかもしれない。ミントの気持ち良い匂いはしないけど。

発売は、10月半ばの予定だ。

出典: Gizmodo

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

イヤフォンのワイヤレス新時代、 Appleが159ドルのAirPodsを発表

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このたった8グラムの物体が159ドルもするなんて高いと思うだろうか。その金額にはそれなりの理由がある。iPhone 7の発表後、AppleはAirPodsを発表した。従来のEarPodsに慣れ親しんでいるなら、これもすぐに気に入るだろう。AirPodsはEarPodsのワイヤレス版だ。

このイヤフォンはオーディオ処理とペアリングを行うW1チップを内蔵している。プロダクトページによると、端末からオーディオを転送する際にBluetoothを利用しているそうだ。しかし、どのBluetooth端末でも使用できるのか、あるいはApple製品にのみ対応しているのかは明示されていない。

スマホとペアリングすると、同じApple IDを共有する他のApple端末とも自動でペアリングを行うことができる。MacでもiPhoneでもiPadでも、さらにはApple WatchでもAirPodsでシームレスに音楽を聞くことができる。

フルに充電すると、音楽を5時間再生することができる。ケースは充電器の代わりにもなっているので、充電するにはAirPodsをケースに戻す必要がある。15分間の充電で3時間のバッテリーが補給される。ケースには24時間分のバッテリーを保持することが可能だ。

AirPodsには、耳に装着したことを認識するセンサーを搭載している。これによりAppleはバッテリーを節約することができる。同様に、内蔵されているマイクは、ユーザーが話している時にだけ起動する。「Her」の映画がお気に入りの人には朗報だ。AirPodsをダブルタップするとSiriを起動させることができる。

AirPodsは10月後半に出荷予定だ。iPhone 7には通常のEarPodsが同梱される。専用のライトニングケーブルも一緒だ。

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しかしそれだけではない。Beatsも同じW1チップを搭載した新型ヘッドフォンをリリースする予定で、Apple IDと連動するという同じペアリングの仕組みを採用する。

BeatsXは、秋頃に149.95ドルで販売予定だ。耳に入れるタイプのイヤフォンで、首の後ろを回るコードでつながっている。ライトニングポートもあるので、iPhoneケーブルで充電可能だ。

Powerbeats 3 Wirelessも秋に199.95ドルで販売予定だ。これはmicro-USBで充電できる。Beats Solo 3 Wirelessの方はすでに事前予約を受け付けていて、これは299.95ドルだ。これもmicro-USBによる充電だ。

ワイヤレス新時代へようこそ。もうヘッドフォンジャックの時代を懐かしく感じているかもしれない。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website