Oculus QuestでFacebook Messengerが利用可能に、承認前のコンテンツを提供するApp Labの導入も

Facebook(フェイスブック)は、2020年第4四半期の決算報告で、VR事業の成功について話すことに通常よりも多くの時間を費やした。開発者の成功や、同社が発売した最新型VRヘッドセット「Oculus Quest 2(オキュラスクエスト2)」の好調な売れ行きにも時間を割いた。

VRプラットフォームに残された歪みの1つは、サードパーティによるゲーム以外のアプリへのサポートが全体的に不足していることだ。Oculus Quest 2はハードウェアとして強力な製品だが、VR向けに利用可能なモバイルアプリは数が少ない。Hulu(フールー)やNetflix(ネットフリックス)からストリーミング視聴アプリが用意されているものの、市場にあるヘッドセットの数が比較的少ないため、コンテンツの更新も乏しい。

自身が主要なアプリの開発者であるFacebookは、 Facebookブランドであることが明らかなハードウェアには興味を持たないかもしれない消費者をないがしろにせず、Oculusのヘッドセットに親会社のユーティリティをもたらすという行為において、かなり微妙なバランスを保ってきたように見える。

しかし2020年秋、OculusユーザーにFacebookのログインを義務化した後、そのバランスの大部分は崩れてしまったように思われる。米国時間2月2日、同社はQuestとQuest 2のユーザーがアプリ内のMessenger(メッセンジャー)チャットにアクセスできるようになることを発表した。これによってQuestユーザーは、友人に定型文のメッセージをすばやく送信したり、VR内のキーボードや、ヘッドセットの音声テキスト変換機能を使用して作成したメッセージを送ることができるようになる。

VRプラットフォームでますます圧制的になるFacebookのソフトウェアの存在感に不安を感じる人は、これもQuest 2を敬遠するもう1つの理由になるかもしれないが、VRゲームのプレイをもっとソーシャルな体験にしたいと思っている人や、ヘッドセットを装着することで携帯電話に気付かず完全な孤立に陥ってしまうのを避けたいと思っている人にとって、これは歓迎されるだろう。

Messengerのアップデートと並んで、FacebookはOculus Questの新しいアップデートで、「App Lab」と呼ばれるテストフライトのような機能を展開し、QuestユーザーがOculus Storeで承認されていないコンテンツをダウンロードできるようにすることを明らかにした。この機能は、Facebookが駆け出しのゲームデザイナーを遮断し、Questにコンテンツを提供できないようにしているという不満を解消するためのものだ。ユーザーはApp Labでタイトルを名前で検索したり、リンクをクリックしてタイトルにたどり着くことができる。この新機能は、開発者が承認を得ずに実験的なコンテンツを提供するためのハブを構築していたスタートアップ「SideQuest(サイドクエスト)」に直接対抗するものだ。

Facebookによると、新しいアップデートはユーザーに「徐々に」展開されていくとのことで、すべてのユーザーがすぐにアップデートできるわけではないようだ。

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(文:Lucas Matney、翻訳:Hirokazu Kusakabe)

FacebookがMessenger Kidsをアップデート、Messengerに近いルック&フィールに

Facebook(フェイスブック)は米国時間11月17日、子供が友人や家族と交流しやすくするためのメッセージングアプリ「Messenger Kids」のアップデートを提供開始した。今回のアップデートでは、チャットバブルの色を変更するなど、様々なパーソナライズができるようになるほか、この子供用アプリのルック&フィールが一般用の「Messenger」により近くなった。

このアップデート版では、メッセージが到着したときに点滅する大きくてカラフルなブロックを廃止し、チャットが縦に並ぶ伝統的なメッセージングアプリのデザインになった。子供の未読メッセージは、受信箱の一番上に表示され、横に青いドットが付くようになり、これまでより気付きやすくなった。メディアとメッセージのプレビューも追加され、子供たちが会話の更新情報をより簡単に確認できるようになった。

画面の下部には「Chat」と「Explore」という2つのナビゲーションタブも備わった。この新しいナビゲーションによって、子供たちは会話とミニゲームなどアプリ内アクティビティを切り替えることができる。

また、新たにスワイプジェスチャーも導入され、子供たちは受信箱から直接通話を開始できるようになった。

さらに今回のアップデートでは、チャットバブルの色を変更できるパーソナライズ機能も追加された。これは個人チャットとグループチャットの両方で利用可能だ。

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Facebookはこのアップデートを「テスト」と称しているが、今回の変更点は単なるレイアウトやナビゲーション、機能追加のような微調整ではない。改訂だ。そのため、ユーザーのフィードバックに基づいて後から取り下げるような実験的なものである可能性は低い。Facebookはこれをテストと称することで、グローバルに展開する前に自らに猶予を与えようとしているのだ。

同社によれば、これらの新機能はまずアメリカとカナダでiPhoneを使っている子供たちに提供を始めるという。このアップデートはその後、数ヶ月以内に他のデバイスや市場にも拡大される予定だ。

このMessenger Kidsがアップデートする少し前に、Messenger自体が重要なアップデートを受けた。このアップデートでMessengerは、視覚的な改良が施されたほか、新たなチャットテーマや、カスタムリアクション機能、セルフィーステッカー機能、そしてチャットが消滅するバニッシュモードが追加された。さらに、Instagram(インスタグラム)ユーザーとコミュニケーションできるクロスアプリコミュニケーションもサポートした。これらのアップデートが、Messengerキッズの改良にもつながったと思われる。両者はアプリの基礎となるメッセージング・インフラストラクチャを共有している可能性が高いからだ。

Messenger Kidsアプリは導入開始から数年の間に、着実にアップデートを繰り返してきた。直近のアップデートでは、Facebookが収集したデータをどのように利用しているかについて、詳細な説明がなされている

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保護者は、この子供用メッセージングアプリが現在も多くの個人情報を収集していることを認識しておく必要がある。その個人情報とは、名前、プロフィール写真、性別や誕生日、親との続柄、連絡先の情報(最も頻繁に連絡を取る連絡先など)から、アプリの使用情報、デバイスの属性や固有の識別子、デバイスの設定からのデータ(タイムゾーンやカメラや写真へのアクセスなど)、ネットワーク情報、バグレポートやフィードバック/連絡フォームなどから提供される情報など多岐にわたる。これらの情報の一部はアプリを適切に機能させるために役立っているが、一部の保護者からはこれらのデータが実際にどのように使用されているのかについて懸念の声も上がっている。

このアプリでは一通りのペアレンタルコントロール機能が提供されており、親は自分の子供がいつ、どのくらいオンラインでチャットしているかを監視および制限できるようになっているが、Messenger Kidsのプライバシーポリシーは、収集されたデータがどのように「評価、トラブルシューティング、改善、作成、および当社の製品開発」に使われ、他のFacebookの会社と共有されているかについては、多くの余地が残されたままだ。

子供にFacebookの製品を使わせることのリスクと、強固なペアレンタルコントロールのもとでアプリが使えることの便利さを、親は慎重に天秤に掛ける必要がある。

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(翻訳:TechCrunch Japan)

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Facebook MessengerとInstagramがにメッセージが自動消滅するVanish Mode導入へ

米国時間11月12日、Facebook(フェイスブック)はMessengerとInstagramに「Vanish Mode」を導入することを発表した。これはSnapchat的な「消えるメッセージ」で、カジュアルな会話での利用を狙っている。このモードではチャットを閉じると同時にメッセージが自動的に削除されるよう設定できる。

フェイスブックの説明によれば、MessengerとInstagramのユーザーはVanish Modeでテキスト、絵文字、写真、GIF、ボイスメッセージ、ステッカーを送信できる。そして表示後にユーザーがチャットを離れると消滅するという。

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Snapchatと違うところは、Vanish Modeがデフォルトの設定ではないという点だ。ユーザーは通常のチャット中にスマートフォンの画面を上にスワイプしてVanish Modeを有効にできる。

このモードを最初に起動すると、仕組みを説明する画面が表示される。またチャット中に誰かがスクリーンショットを撮るとユーザーにそのことが警告される。これはSnapchatと同様の機能だ。

またセキュリティ確保のためにフェイスブックはVanish Modeでもブロックと報告をサポートしている。会話中にユーザーが不適切なチャットを報告した場合、メッセージは最大1時間残される。これによりフェイスブックがそのメッセージをチェックし、必要があれば何らかの行動を起こすことができる。

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またVanish Modeはオプトインの機能だ。つまりこのモードによるチャットに参加するかどうかユーザーが選択できる。このモードはあらかじめ連絡相手となっている相手のみに機能するとのことだ。

Vanish Modeのチャットは画面表示がダークモードになり、変更をはっきりわかるようになっている。モードを終了するときは画面上部の「オフにする」ボタンをタップすればよい。

フェイスブックがVanish Modeを準備していることは、9月のInstagramのリニューアルの一環としてすでに発表されていた。このときのアップデートには、InstagramとMessengerのアプリ間で通信をサポートしメッセージングの統合が図られたほか、いくつかの「おもしろい」機能の追加が含まれていた。

9月のアップデートではチャットの色の変更、絵文字でのリアクションなど、メッセンジャーにある機能の多くがInstagramに移植された。ただしVanish Modeは実装されず「間もなく」登場するとされていた。

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念のために断っておくと、Vanish Modeはチャットの秘密化を目的としているわけではない。なるほどこのモードではチャットはエンド・ツー・エンドで暗号化されるが、フェイスブックはすでにエンド・ツー・エンドで暗号化されており、かつ一定時間後に消滅するSecret Conversationsというチャット機能を提供している。Vanish Modeの主な狙いはライバルのSnapchatが持つ「消えるチャット」という利点を削ぎ落とすことだ。

これは明らかに最近のフェイスブックの戦略の一部で、同社はすでに「ストーリー」でSnapchatの人気の機能をコピーしている。現在、フェイスブックプラットフォーム上の「ストーリー」のユーザーは5億人以上で、Snapchatの全ユーザー2.5億人よりも多い。

InstagramでVanish Modeを利用するにはオプトインして最新バージョンにアップデートする必要がある。新機能はユーザーにアップグレードにオプトインさせるための「撒き餌」かもしれない。

このアップグレードで、フェイスブックのユーザーはクロスプラットフォームでアプリ間通信ができるようになる。これはユーザーをフェイスブック環境にさらにロックインするために役立つ。将来、WhatsAppもこのクロスプラットフォーム通信戦略に組み込まれるかもしれない。

アップグレードをインストールすると、単一のメッセージングアプリでフェイスブックとInstagramといいう世界最大の2つのソーシャルネットワークで友人や家族とコミュニケーションできる。またVanish Modeなどの追加機能によりライバルのサービスにしかない機能も減少した。一方、フェイスブックはInstagramのショートビデオ機能であるReelsでユーザーがTikTokに流れるのも防止しようとしている。

フェイスブックは「Vanish Modeは米国、カナダ、メキシコ、ペルー、バングラデシュのMessengerで公開された。またカナダ、アルゼンチン、チリ、ペルー、その他数カ国のInstagramでまもなくスタートする。他の国でも両方のサービスで近々公開される」という。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook

FacebookがMessenger APIでInstagramもサポート、ソーシャルショッピングを強化

Facebook(フェイスブック)は2020年9月にMessengerをInstagramとの連携を強化した。これに続いて米国時間10月19日、Messenger APIをアップデートし、企業が自社アプリ内で顧客との会話にMessengerと同時にInstagramを効果的に利用できるようにしている(Facebookリリース)。

これまで企業はInstagramアプリ内からの顧客からの問い合わせに対し、フェイスブックの統合された受信箱を利用してきた。これはスモールビジネスの場合にはあまり問題がなかったが、問い合わせ数が膨大となる大企業の場合、効率的な管理が難しかった。今回のアップデートで企業は自社のオンラインショッピングシステム内に設けたコミュニケーション機能にInstagramを統合できるようになった。特に、写真写やリンクなを含むリッチメディアの処理ができるようになったことは大きい。

企業のショッピングアプリで、Messengerからの問い合わせに対して顧客データベースを起動し過去の購入履歴など顧客プロフィールを即座に検索する機能を追加できる。今回のアップデートでInstagramについても同様の機能が得られる。CRM(顧客管理)システムを持つ企業であれば、問い合わせに対して詳細な顧客情報を即座に引き出して回答に利用することができる。

フェイスブックによれば、企業はこのAPIを利用して自社のInstagramのプロフィール、ショップ、ストーリーを管理できるという。

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今回のアップデートはInstagramがショッピング機能を中心に据える努力を背景としている。新しく登場したInstagramショップはアプリのビジュアルを大きく変えショッピング体験を前面に打ち出している。

フェイスブックによれば、MessengerとInstagramにおける企業と顧客の会話は前年比で1日当たり40%以上増加しているという。

今回のAPIのアップデートで、フェイスブックは企業がInstagramを通じたFAQに属する質問にアルゴリズムで自動的に回答すると同時に、必要ならライブでサポートを続けることができる機能を追加した。フェイスブックのパートナー企業であるClarabridgeではアルファ版のテストでInstagramによる問い合わせに対する回答率が55%アップしたという。

新しいMessenger APIは一部のパートナー企業に対しベータテスト公開中(Facebookリリース)だ。Adidas、Amaro、Glossier、H&M、MagazineLuiza、Michael Kors、Nars、Sephora、TechStyle Fashion Groupその他の大手消費者ブランドがベータテスターとなっている。同時にフェイスブックのパートナーとなっているデベロッパーに対しても公開されていた。本日の発表以降、一般企業デベロッパーも後期ベータテストの待機リストに登録できるようになった。

最近のInstagramとMessengerのアップデートで最も重要な部分は無料アプリ間通信機能だが、これは今回のAPIのアップデートにはまだ含まれていない。顧客からのメッセージは、顧客が利用しているアプリに応じて企業のMessengerかInstagramのどちらかの受信箱に表示される。ただし「この点は今後改善していく」とフェイスブックは約束している。APIのMessengerとInstagramのアプリ間通信機能のサポートは今後のアップデートを待つ必要がある。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook

Facebook MessengerでInstagramユーザーにメッセージが送れる、次期アップデートでクロスアプリ通信機能など追加

Facebook Messengerは最新のアップデートで、チャットテーマ、カスタムリアクション、セルフィースタンプ、バニッシュモードなどビジュアル変更のほか、いくつか新機能を追加する。今回の変更は9月末に発表(未訳記事)されたInstagram(インスタグラム)ユーザーが初めてFacebookユーザーとつながったFacebookメッセージングプラットフォーム改革の一環だ。

Instagramユーザーがクロスプラットフォーム通信機能を利用するためには、新機能へのアップデートにオプトインする必要があったのに対して、Messengerユーザーは特別な選択は必要がない。

米国時間10月13日のFacebook(フェイスブック)の発表によると、Instagramとのクロスアプリコミュニケーション機能は、北米ユーザー全員に近く公開される(Instagramの発表に際には、どの地域が最初にアップデートされるかを発表しなかった)。

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Messengerユーザーは新機能を利用するための操作は必要ない。ユーザーのいる地域で利用可能になった時点で自動的に配信される。

ビジュアル面では大きな変化が1つある。Messengerのクロスプラットフォームメッセージング機能を反映して、Messengerロゴが変わった。Facebookブルーから青と紫とピンクのシェードのよりInstagram風のデザインになった。

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デフォルトのチャットカラーも新しいスタイルに合わせて変わる。

新たにチャットテーマのloveとタイダイが使えるようになり、カスタムリアクションは現在の決まったものではなく、さまざまな絵文字を使って返事できる。

その他、自撮り写真をスタンプで飾れるセルフィースタンプとチャットが消滅するバニッシュモードは「近日」公開予定。

これもInsagramユーザーが最新アップデートで手にしたのと同じ機能だ。

これまでもMessengerにはさまざまな新機能が追加されていて、最近では、MessengerやMessenger Roomで友達や家族と一緒にビデオを見られるようになった。

フェイスブックが新しいメッセージングプラットフォームとクロスアプリコミュニケーション機能でユーザーを囲い込む方針を打ち出したことで、ユーザーは他のライバルメッセージングアプリに乗り換えるのがいっそう困難になるだろう。しかし、1つのアプリで2大ソーシャルネットワークと繋がれるのに手間をかける必要があるだろうか?(そしていつの日か、WhatsAppも統合されるかもしれない)。

これは、フェイスブックにとっても規制当局によって事業分割を強いられた時の対応が難しくなるという意味でもある。

この発表に先立ち、下院司法委員会は先週発表した反トラスト報告(CNBC記事)で、フェイスブックの独裁状態を緩和する方法を提案し、事業の一部を分割することもその1つだった。しかし、規制当局はフェイスブックがInstagramとMessengerなどの既存アプリをどう運営するかよりも、ライバルを買収して優位性を確保しようとすることの方に重点を置いているのかもしれない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Facebook Messenger担当副社長が転送回数制限とファクトチェックによる誤情報との闘いを語る

米国時間9月3日にFacebook Messengerは誤情報の拡散を防ぐためにメッセージの転送に関する新しいルールを発表した(Engadget US記事)。米国時間9月15日のTechCrunch Disrupt 2020でFacebook(フェイスブック)のMessenger担当副社長であるStan Chudnovsky(スタン・チュドノフスキー)氏は、Messengerプラットフォーム上での誤情報や有害コンテンツの拡散との闘いにおけるフェイスブックの役割、そしてMessengerはプライベートなプラットフォームであるべきで秘密のメッセージは暗号化されるが、このことと誤情報の拡散防止のバランスをどう考えているかを詳しく語った。

チュドノフスキー氏は、フェイスブックは友達や家族とリビングでプライベーな会話をしているかのように感じることを目指していると説明した。しかし同社は、デジタルツールや新しいメディアの台頭に伴いこうしたツールが悪用されるおそれが出てきていることをフェイスブックが認識する必要があるとも認めている。

「Messengerがプライベートなコミュニケーション手段であることは明らかだ。そして確実にプライベートなものにしたいと思っている。これは我々にとってきわめて優先順位が高いことだ」とチュドノフスキー氏は語り始めた。しかしユーザーが大量にメッセージを転送し始めると、Messengerはもはやプライベートな会話ではなくなる。1対多の情報共有ツールになるのだと同氏は説明する。

「そうなれば、公共放送のようになっていく」と同氏は言う。

フェイスブックは2019年にまずスリランカのMessengerユーザーに対しメッセージの転送に「抵抗感を持たせる」と発表(未訳記事)し、ユーザーはメッセージを一定回数しか共有できなくなった。その時点で、人またはグループを対象に転送は5回までと制限された。今はそのルールをMessengerプラットフォーム全体に拡大(Facebookリリース)し、人またはグループを対象に転送は5回までと制限している。

この新しい制限はスパム行為を止めるためだとチュドノフスキー氏は続ける。「特定の情報を何度も転送することはできない。このことは、特に現在の状況においては、誤情報の拡散を止めるのに本当に役立つと我々は考えている」。

さらに同氏は、Messengerはフェイスブックとつながっているため、フェイスブックに協力しているファクトチェッカーによって誤情報にフラグが立てられると、フェイスブックと同じように情報が不正確であるという警告をMessengerの会話に挿入することができ、ミスリーディング、あるいは有害なコンテンツを送信したユーザーに注意を与えると強調した。

「これはプライバシーの侵害にはまったくあたらない。すべて同じ大きなパイプラインを通るからだ」と同氏は指摘する。

ファクトチェックのプログラムについて詳しく説明しているフェイスブックのウェブサイトにはMessengerについての言及はなく、フェイスブックとInstagramにのみ言及されている。

リンクの共有を完全に止めることは検討しないとチュドノフスキー氏は述べた。

リンクの共有と転送について同氏は「これはインターネットの中核をなすものだと私は思う」と語る。「インターネットで情報交換をする機能(を完全に禁止すること)は、インターネット自体の目的を否定してしまう」。

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(翻訳:Kaori Koyama)

FacebookがMessengerで友達と一緒にビデオを見る新機能「Watch Together」を公開

Facebook(フェイスブック)は米国時間9月14日、Messenger(メッセンジャー)で友達や家族と一緒にビデオを見る新機能を公開した(Facebookリリース)。「Watch Together(ウォッチ・トゥギャザー)」と呼ばれるこの機能は、Facebook Watch(フェイスブック・ウォッチ)のコンテンツならオリジナルタイトル、ユーザーのアップロード、クリエイターのコンテンツ、ライブストリームなどをどれにでも楽しむことができる。Messengerのビデオチャットでは8人まで、Messenger Rooms(メッセンジャー・ルーム)では50人まで一緒に視聴できる。

新型コロナウイルスのパンデミックによって、Hulu(フールー)やPlex(プレックス)、Amazon Video(アマゾン・ビデオ)などいくつものストリーミングサービスが類似の共同視聴機能を採用したており、共同視聴を可能にするNetflix Party(ネットフリックスパーティー)のようなサードパーティーアプリを非公式に認めているサービスもある。

しかしフェイスブックは単にこの流行に乗ったわけではない。同社は2年前のF8デベロッパーカンファレンスで、Messenger向け共同視聴体験を開発する計画を発表していた。

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Messengerで共同視聴のような機能を提供することは、技術的に大きな課題だ。新機能はFacebook Watch CDN(コンテンツ配信ネットワーク)を利用してビデオをMessengerに取り込む。さらに、同じビデオをストリーミングするユーザー間の同期を高めるためのシステムも開発した。農村部のユーザーの通信速度が都市部のユーザーよりも遅い場合もあり、みんなが同時にビデオの同じ部分を見ていることを確認しなければならないため、これも難しいかもしれない。

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この機能を利用するには、まずMessengerのビデオ通話またはMessenger Roomに入る必要がある。これはフェイスブックのWatchタブからでもどこから入ってもよい。Messengerでは、画面下にプルアップされる新しいオプションを選んで共同視聴セッションを開始する。当初はiOSとAndroidのモバイル端末でのみ利用できるとフェイスブックはいう。

表示された画面では、一緒に見たいものを選んだり検索したりできる。Facebook Watchのコンテンツは、「TV & Movies(テレビと映画)」、「Watched(最近見たコンテンツ)」、「Uploaded(自分のコンテンツ)」、「Suggested(おすすめ)」などのカテゴリーに分けられている。

プレイリストや予約リストを作ることはできないが、参加者全員が一緒にビデオを選べる。つまり、みんなに指示を出すユーザーというものは存在しない。全員が同じようにビデオを停止、一時停止、早送り、巻き戻しできる。

これは、リラックスして共同視聴するために用いる人が多いだろうが他の可能性もある。例えばグループでフィットネスビデオをみながらワークアウトすることもできる。

最近、フェイスブックとレコード会社の新たな契約により、Facebook Watchで公式ミュージックビデオが見られるようになったが、共同視聴体験ではまだ利用できない。それでもフェイスブックは、数週間のうちにまず米国、インド、タイでミュージックビデオも共同視聴できるようになるという。これらの国々ではローカライズされたコンテンツが 「TV & Movies」セクションに追加される。

新機能はiOSとAndroidで全世界に向けて公開される。フェイスブックはウェブでも数週間のうちに利用できるようになり、デスクトップ版その他もでも利用できるようになるという。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

FacebookがMessenger Roomsを改良しZoomに対抗

Facebook(フェイスブック)のZoom(ズーム)に対抗するソーシャルアプリであるMessenger Rooms(メッセンジャー・ルームズ)が、ルームの作成と発見を簡単にするとともに、Rooms体験をパーソナライズするための新機能を追加した。この改良は、Messengerが米国App Storeのランキングで常連だったトップ10からわずかに後退したことに続いて行われた。先週Messengerは最低で15位まで順位を下げたと、モバイルデータ分析会社のApp Annieは報じている。

その後Messengerはトップ10に返り咲いた。しかし、米国でバーチャル登校が始まり、子どもたちかZoomやGoogle Meet(グーグル・ミート)などの競合アプリに慣れ親しみ、放課後のおしゃべりにも使うようになることで、Messengerの利用が減少することが予想される。ちなみにGoogle Meetは、一部の学校が始まった8月中すでに15位に上昇している。そしてZoomは、米国App Storeのナンバーワンだ。

Messenger Roomsの新バージョンでは、招待を受けているルームが受信箱のチャット・タブの先頭に表示され、見つけやすくなっている。作った部屋を見つけやすくする機能もあり、チャットタブの前面中央におくことができる。

Roomsの管理方法も変わる。ルームを作る際に、デフォルトかおすすめかカスタムアクティビティーかを選ぶことができるほか、開始日時を設定したり、参加者の種別をカスタマイズできるようになる、とFacebookは言っている。Manage Rooms機能を使うと、作ったルームの確認、開始、編集、削除をしたり、既存のルームに追加で参加者を招待できる。

Share Roomsオプションを使うと、友だちに通知を送って招待されていることをリマインドすることもできる。

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パーソナライズ面では、自分自身のRooms体験をカスタマイズする新機能の追加が始まった。ルームの背景は、これまでにも提供されていた360度背景やムードライティング・フィルターに加えて、自分の写真を使えるようになった。

偶然ではなく、RoomsのライバルであるHouseparty(ハウスパーティー)も最近、独自のパーソナライズ機能であるFramesを公開した。Framesはビデオチャットで使える独立アーティストがデザインした背景のオリジナルコレクションだ。

FacebookがMessenger Roomsを全世界で公開したのは今年の5月で、新型コロナウイルス・パンデミックの中で急速に普及したビデオ・コミュニケーションの世界に、ソーシャルなビデオチャット体験を提供することを目的としていた。世界的健康危機がMessengersのライバルの急増を招き、今も米国アプリストアのトップにいるZoom だけでなく、ソーシャル・ビデオ・アプリのHouseparty、Farm、Bunchなど多数が出現した。Z世代のユーザーもFacebook以外の空間での交流が増え、TikTok(ティクトック)を始め、ゲーミング・プラットフォームのRobloxやFortniteまでがライバルになっている。これは、Messengerがトップ・モバイルアプリの地位を維持する礎であったFacebookとのつながりによるネットワーク効果が失われる可能性を意味している。

こうした懸念には会社も気づいているようだ。今月Facebookは、InstagramとMessengerのチャットシステム統合を開始して、Messengerのトップアプリとしての地位確保を後押ししようとしている。

画像クレジット:Facebook

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

FB MessengerをFacebook外の顧客でも利用できるビジネス向けプラグインをリリース

Facebook(フェイスブック)は、そのMessenger(メッセンジャー)サービスを、各企業が自社のウェブサイト上で簡単に活用できるようにし続けている。同社はまず2017年11月に、顧客がメッセンジャーサービスを使用して企業のウェブサイト上で、相手企業と直接会話できるようにする、新しい顧客チャットプラグインをリリース(未訳記事)した。ただしそのプラグインは、ウェブサイトの訪問者がFacebookにログインする必要があるなどの制限があった。米国時間8月4日、それが変わるをFacebookは宣言した(Facebookサイト)こと。

以前のバージョンのプラグインは、堅牢なライブチャットサービスを提供できない中小企業でも使えるものだったが、顧客の対話機能も制限されていた。Facebookを使っていない顧客は、そもそもログインできないし、たとえ持っていたとしても、例えば自分のものではないデバイスからウェブサイトをアクセスした場合には、企業とチャットできない可能性もあった。

また自分の問い合わせを単純に匿名で行いたかった顧客もいただろう。たとえ実際には企業側にはその気はなかったとしても、のちのちMessengerでフォローが来て鬱陶しくなるのが嫌だという心理が働くからだ。

Facebookによれば、アップデートされたプラグインにより、顧客はログインしないまま企業と話すことができるようになる。ログインする代わりに「ゲストとして続行」(Continue as Guest)オプションを使用できるようになる。とはいえ企業側では、オンライン顧客がログインしているかどうかにかかわらず、変わらずこれまでと同じツールを使って会話を管理することができる。

Facebookは、ログインすることを要件にしていたことが、製品の採用を見送らせていた可能性があることを示唆している。たとえば、顧客用のWebサイトを作成する開発者たちは、Facebookにログインしていないユーザーに対して、何らかの代替手段を提供する必要があるため、そのプラグインが必ずしも簡単に採用されるということはなかったと口にする。

「開発者としては、すべての顧客が利用できるライブチャットサービスを使用するように企業を説得する方が、はるかに簡単です」と語るのは、Recart(リカート)の創業者である Soma Toth(ソーマ・トス)氏だ。「当社のお客様は、メッセンジャーでのエンゲージメントに直接結びついた売上を見ています。そしてこのチャットプラグインは、追加費用なしでFacebookページとウェブサイトの双方で同じ投資を活用するのに役立ちます。また、Facebookにログインしていないユーザーに対して、別ルートを用意しなければならない手間が軽減されます」。

今回のアップデートでは、プラグインのルック&フィールが一新され、Facebookはテスト中に企業と顧客のチャットが45%増加したと主張している。

ただし、この増加には、ただプラグインが優れていたというだけでなく、コロナウイルスのパンデミックによってオンラインショッピングの顧客が急増したことにも原因の一端を求めることができるだろう。

Facebookのプラグインは、大規模なソーシャルネットワークに結びついているという利点がある、そこでは多くの企業が自社のFacebookページを使って顧客にリーチしている。しかしそれでもHubSpot、Intercom、Live Chat、Zendesk、Zoho、その他多数(HubSpot記事)の、大小多くのチャットアプリたちと競合している状況だ。これらの競合するソリューションたちは、CRM、アナリティック、ヘルプデスクソフトウェア、リードジェネレーションとセールスのためのツールなど、企業が使用する必要がある他のサービスとのより深い統合を提供することが多い。

Facebookによれば、現在企業はこのプラグインを自分でインストール(Facebookサイト) するか、WooCommerce、ManyChat、Haravanなどのパートナーと協力してインストールするかを選択することができる。
画像クレジット: Blendjet

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(翻訳:sako)

Facebook MessengerでFace IDやTouch IDによる会話ロックが可能に

Facebook(フェイスブック)のメッセージングアプリに新たなプライバシーコントロールが追加されることが、米国時間7月22日の朝に発表された。最初にリリースされるApp Lock for iOSでは、ユーザーがTouch IDとFace IDといったデバイスのセキュリティメカニズムで、プライベートチャットへのアクセスをロックできる。2番目のプライバシー機能は、受信トレイと通話に対する新しいコントロールで、これは近日リリースされる。

先日、同社がApp Lock機能をテストしているところが発見(Engadget記事)されたが、公開はまだだった。同社は6月に、App LockはiOS版Messengerユーザーのごく一部にしか提供されていないと述べていた。しかし現在、この機能は現在すべてのiPhoneおよびiPadユーザーが使えるとのこと。具体的には、Messengerのプライバシー設定の新しいオプションから利用できる。これは、ストーリーのミュートやユーザーをブロックするコントロールと同じ場所だ。

Facebookは近い将来、AndroidにもにApp Lockをロールアウトする計画だ。


一方で今後リリースされるメッセージのプライバシー管理機能は、Instagramで提供されているものと似ており(Instagramリリース)、自分にメッセージを送信できる人を設定できる。Facebook Messengerの場合、どのユーザーのメッセージが直接受信トレイに送られ、あるいはどのユーザーのメッセージがリクエストフォルダに送られるかをコントロールできる。これにより、ユーザーはMessengerの受信箱を友人や家族だけのためのよりプライベートに保つことができる。また他のユーザーがメッセージを送ったり、電話をかけたりできないようにも設定できる。

Facebookによると、新しいコントロール機能のテストはまだ始まっていないが、近いうちに開始する予定だという。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

Facebook Messengerにすぐに顧客へ返信できるアカウント切り替え機能追加

Facebook(フェイスブック)はMessengerに新機能を追加し、ビジネスオーナーは友達や家族とのチャットに使っているMessengerアプリを使って顧客からのメッセージに簡単に返信できるようになった。

このアップデートによりビジネス側では顧客とのコミュニケーションを単一のアプリで実行できるようになった。これまでは顧客の問い合わせに回答するためにそのつどメールなど別のアプリにログインする必要があり、この往復はビジネス側担当者の悩みのタネとなっていた。

フェイスブックが実施した調査によると、オーナー、スタッフなどビジネス側担当者の90%以上がすでにMessengerアプリを友達や家族とのチャットに利用しているという。そこでMessengerに顧客とのコミュニケーションに使えるオプションを提供することが理に適っているとフェイスブックは考えた。

MessengerアプリからFacebookページへの問い合わせに回答できるようにすることは2020年5月に予告されていた。米国時間6月9日にこの機能がまずiOS向けにリリースされ、実際に利用できるようになった(Facebookプレスリリース)ことをフェイスブックは発表している。

新機能は外出の制限、自粛によりオンラインショッピングが急拡大したため、ビジネスには顧客からの問い合わせが殺到し、応答に遅れるが生じている状況で登場した。パンデミック以前にHubspotが行った調査、90%の顧客がカスタマーサービスで重要なのは「すぐに返事があること」だと回答している。現在、顧客が企業に対して尋ねたいことは増え、顧客からの質問は以前より急増している。例えば「現在営業しているのか?」「営業時間は変更されたのか?」「これこれの在庫はあるか?」「接触なしの宅配に対応しているか?」などの質問だ。

リリース前ののテストに参加したMatt Volpert(マット・ボルパート)氏は地域のアパレル店のオーナーだが、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、顧客からの問い合わせが2.5倍に増えたと語っている。そのためスタッフがメッセージに回答するのが追いつかず、遅れがちになっていたという。

新型コロナウイルスの流行に伴うロックダウンのためにスタッフの一部をレイオフせざるを得なかった企業、特にスモールビジネスにとって顧客からの問い合わせに迅速に対応することは売上の落ち込みを最小限にするために最重要な課題のひとつだ。

フェイスブックは「ビジネスユーザー向けのMessengerの新しい機能はFacebookページに代わるものではない」と注意し、ページマネージャーアプリにはまったく影響を与えていない述べている。ビジネスユーザーは従来どおり、ページマネージャを使ってフェイスブックへの投稿を管理し、広告を作成し、ページインサイトを表示して統計を見ることができる。またここからメッセージへの回答を行うこともできる。Messengerに追加された新しいインボックスは返信方法のオプションを増やすことによってスモールビジネスのオーナーなどの利便性をアップさせることが主な目的だ。店舗などのオーナーは友人や家族とコミュニケーションするためにMessengerをすでに開いていることが多いが、これが顧客とのコミュニケーションにも使いやすくなったわけだ。

Messengerの新機能を利用するためにビジネスユーザー側で利用方法に変更を加える必要はない。 オーナー、担当者の個人アカウントがFacebookページに連動していれば新機能は自動的に有効になる。店のオーナーなどはメッセージに返信するときに個人またはビジネスのどちらのアカウントで返信するか選択できる。

新機能はパンデミック以降にフェイスブックが行ってきた一連の取り組みのひとつだ。フェイスブックはいち早く新型コロナウイルス対策のコミュニティヘルプ立ち上げ、利用者の安全を守ると同時に地域のビジネスの支援を図った。最近では地域のスモールビジネスに対する助成金提供ギフトカードやバウチャーなど販売ツールといったサービス追加している

Facebook Messengerのビジネス用インボックスは本日からiOSアプリで利用可能だ。数週間以内にAndroid版も公開される予定だ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook