【2月28日】掲載記事アクセスランキング・トップ5―ウクライナ侵攻関連記事に注目が集まる

【2月28日】掲載記事アクセスランキング・トップ5―1位は家庭用ルーターなどIoT機器のマルウェア検査サービス

掲載記事のうち、2月28日午前7時現在集計で最もアクセスのあった記事5本を紹介。

第1位:横浜国立大学とゼロゼロワン、家庭用ルーターなどIoT機器のマルウェア検査サービス「am I infected?」を無料提供開始

横浜国立大学とゼロゼロワンは2月24日、家庭用ルーターやスマート家電を始めとしたIoT機器のマルウェア検査サービス「am I infected?」(アム・アイ・インフェクテッド)の提供を開始したと発表した。費用は無料で、オプションなどによる追加料金は発生しない。

第2位:【レビュー】Angry Miao・Am Hatsu、このメカニカルキーボードは「別格」だ


ここ数年、メカニカルキーボードの市場は活況を呈していが、パンデミックの影響で、多くの人がさらに自宅の設備増強を行っている。現在は、AliExpressの20ドル(約2300円)の特売品から600ドル(約6万9000円)のカルトキーボードまで、キートップやスイッチなどがついていない状態のものも選べる。そんな中に登場したのが、価格は1600ドル(約18万3000円)のAngry MiaoのAm Hatsuだ。

第3位:ロシア、国内でのフェイスブックへのアクセスを部分的に制限すると発表

ロシアは、Facebookがテレビ局Zvezda、通信社RIA Novosti、ウェブサイトのLenta.ruとGazeta.ruのロシア国営メディア4社に対して独自の規制をかけたことを受けて、具体的には示されていないこのアクセス制限措置を実施すると主張した。

第4位:ロシアのウクライナ侵攻へのテック業界各社の対応


2月24日、ロシアは数カ月におよぶ国境での軍備増強を経て、隣国ウクライナへの侵攻を開始した。侵攻の影響は、ウクライナのテックエコシステム全体にも及んでいることは間違いない。ウクライナには、何百ものスタートアップやテック大企業だけでなく、世界最大のテクノロジーブランドの研究開発オフィスもある。

第5位:ウクライナ、ベラルーシのハッカーが同国防衛軍をターゲットにしていると発表

ウクライナのサイバーセキュリティ当局は、ベラルーシに支援されたハッカーが、ウクライナ軍関係者のプライベートな電子メールアドレスを標的にしていると警告している。

画像クレジット:
Brands&People on Unsplash
TECHCRUNCH
GETTY IMAGES
Daniel Leal / Getty Images
Pavlo Gonchar / SOPA Images / Getty Images

【2月25日】掲載記事アクセスランキング・トップ5―1位はAndroidスマホからストーカーウェアを削除する方法

【2月25日】掲載記事アクセスランキング・トップ5―1位はAndroidスマホからストーカーウェアを削除する方法

掲載記事のうち、2月25日午前7時現在集計で最もアクセスのあった記事5本を紹介。

第1位:あなたのAndroidスマホがすぐに修正される見込みがないストーカーウェアに感染している可能性


今日最も広く展開されている消費者向けスパイウェアの1つにセキュリティ上の脆弱性があり、約40万人の携帯電話データが危険にさらされており、その数は日々増え続けている。この脆弱性がすぐに修正される見込みはないため、このガイドでは、あなたのAndroidスマートフォンからこれらの特定のスパイウェアアプリを削除する方法を説明する。そうすることが安全だとあなたが思えばの話だ。

第2位:日本人の赤ちゃんの顔の「かわいさ」には客観的な特徴があった―日本版かわいい乳児顔データセット公開


大阪大学大学院人間科学研究科教授の入戸野宏氏らによる研究グループは2月18日、日本人の乳児の顔の形状を分析し、その「かわいさ」には客観的な特徴が存在することを明らかにしたと発表した。日本人の赤ちゃんの顔をベースにした体系的な研究はこれが初めてとのこと。

第3位:世界初の可動部のない自動運転用ソリッドステートLiDAR開発、見たいところを必要なだけ見る人間の目のような視覚システム実現

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、LiDAR(ライダー)システムの開発・製造・販売を行うSteraVisionは2月21日、世界で初めて、スキャナー(MultiPol)の可動部を一切なくし量産性を向上させたソリッドステートLiDARを開発したと発表した。光の干渉を利用した光コヒーレント技術を組み合わせることで、肉眼では見えない遠方や霧の先が見えるようになり、さらに自動運転車向け認識技術と連動させることで、「見たいところを必要なだけ見る」ことができる人間の目のような機能を持たせることが可能になった。

第4位:テスラ取締役のキンバル・マスク氏、同社がビットコインを購入した際の環境影響について「無知だった」と発言

TeslaのCEOイーロン・マスク氏の弟で、同社取締役のキンバル・マスク氏は、イーサリアム会議のステージ上でのTechCrunchとのインタビューで、Teslaが2021年に暗号資産のBitcoinを15億ドル(約1725億円)分購入し、この通貨で同社の車両を購入できるようにする予定だと発表したとき、同社は環境への影響について「とても無知だった」と述べた。

第5位:これがオーブ型の新ヘッドセット「PlayStation VR2」だ


SonyはCESで、近日発売予定のバーチャルリアリティヘッドセットについて簡単に言及した。これは、Sonyが例年この展示会で行っていることで、詳細についてはあまり説明せず、今後の製品についての耳よりな情報を提供する。そして、もし何かエキサイティングなものを隠し持っているのなら、それを少し見せればいいのだ。

画像クレジット:
Brands&People on Unsplash
BRYCE DURBIN / TECHCRUNCH
KEVIN JONES / ETH DENVER
SONY

【2月24日】掲載記事アクセスランキング・トップ5―1位は日本版かわいい乳児顔の客観的な特徴

【2月24日】掲載記事アクセスランキング・トップ5―1位は日本版かわいい乳児顔の客観的な特徴、2位Androidスマホのスパイウェア削除方法

掲載記事のうち、2月24日午前7時現在集計で最もアクセスのあった記事5本を紹介。

第1位:日本人の赤ちゃんの顔の「かわいさ」には客観的な特徴があった―日本版かわいい乳児顔データセット公開


大阪大学大学院人間科学研究科教授の入戸野宏氏らによる研究グループは2月18日、日本人の乳児の顔の形状を分析し、その「かわいさ」には客観的な特徴が存在することを明らかにしたと発表した。日本人の赤ちゃんの顔をベースにした体系的な研究はこれが初めてとのこと。

第2位:あなたのAndroidスマホがすぐに修正される見込みがないストーカーウェアに感染している可能性


今日最も広く展開されている消費者向けスパイウェアの1つにセキュリティ上の脆弱性があり、約40万人の携帯電話データが危険にさらされており、その数は日々増え続けている。この脆弱性がすぐに修正される見込みはないため、このガイドでは、あなたのAndroidスマートフォンからこれらの特定のスパイウェアアプリを削除する方法を説明する。そうすることが安全だとあなたが思えばの話だ。

第3位:世界初の可動部のない自動運転用ソリッドステートLiDAR開発、見たいところを必要なだけ見る人間の目のような視覚システム実現

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、LiDAR(ライダー)システムの開発・製造・販売を行うSteraVisionは2月21日、世界で初めて、スキャナー(MultiPol)の可動部を一切なくし量産性を向上させたソリッドステートLiDARを開発したと発表した。光の干渉を利用した光コヒーレント技術を組み合わせることで、肉眼では見えない遠方や霧の先が見えるようになり、さらに自動運転車向け認識技術と連動させることで、「見たいところを必要なだけ見る」ことができる人間の目のような機能を持たせることが可能になった。

第4位:トランプ氏のTRUTH SocialがApp Storeに登場、しかし誰も利用できず


ドナルド・トランプ氏のメディアグループは米国時間2月21日、米国でiOSアプリ「TRUTH Social」をリリースしたが、公開されているツールを使って同アプリのAPIをスキャンしたところ、すでに登録自体を締め切っていることがわかった。

第5位:これがオーブ型の新ヘッドセット「PlayStation VR2」だ


SonyはCESで、近日発売予定のバーチャルリアリティヘッドセットについて簡単に言及した。これは、Sonyが例年この展示会で行っていることで、詳細についてはあまり説明せず、今後の製品についての耳よりな情報を提供する。そして、もし何かエキサイティングなものを隠し持っているのなら、それを少し見せればいいのだ。

画像クレジット:
Brands&People on Unsplash
BRYCE DURBIN / TECHCRUNCH
MANDEL NGAN / JOSH EDELSON/AFP / GETTY IMAGES (IMAGE HAS BEEN MODIFIED)
SONY

【2月22日】掲載記事アクセスランキング・トップ5―1位はWindows 11でAndroidアプリを動かせる最小要件

【2月22日】掲載記事アクセスランキング・トップ5―1位はWindows 11でAndroidアプリを動かせる最小要件

掲載記事のうち、2月22日午前7時現在集計で最もアクセスのあった記事5本を紹介。

第1位:Windows 11でAndroidアプリを動かせる最小要件が公開―第8世代Core i3・Ryzen 3000以上、8GBメモリー以上

米マイクロソフトは今週、Windows 11の最新アップデートを配信し、米国にてAndroidアプリサポートをプレビュー版として一般提供を開始しました。それに続いて、Androidアプリを動かせるWindows 11 PCの最小要件が公式に明らかにされました。

第2位:メタ、グローバルコミュニティ開発責任者が未成年者との性交渉ビデオに撮影され辞任

Metaは、グローバルコミュニティ開発マネージャーを務めていたジェレン・A・マイルズ氏が、小児性愛者を捕まえる目的で素人が行ったおとり捜査に登場する様子を撮影した動画がYouTubeで拡散され、その後Redditなどにも転載されたことを受けて、現在は同社と雇用関係にないことをTechCrunchに確認した。

第3位:【レビュー】さようならGalaxy Note、そのエッセンスは新Galaxy S22 Ultraの中に

正直に告白すると、Samsungが初代Noteを発表したとき、筆者は懐疑的だった。IFAのメッセ・ベルリンの群衆の中でそう思ったのは、私1人ではなかったはずだ。5.3インチのディスプレイは、平均的なスクリーンが3.5インチ強であった年には想像を絶する大きさだった。スタイラスは、痕跡器官のように携帯電話に備わっていた。それは、集合的に(そして楽しく)進化してきたPalm Pilot時代からの、奇妙で不必要な遺物のようなものだった。

第4位:フォルクスワーゲンがファーウェイの自動運転部門を買収する方向で交渉中との報道

自動運転の分野で、2つの大企業の「結婚」が見られるかもしれない。VolkswagenがHuaweiの自動運転部門を数十億ユーロ(数千億円)で買収するためにHuaweiと交渉していると、ドイツの月刊ビジネス誌Manager Magazinが2月17日に報じた。

第5位:時価27万円以上の北米版「クロノトリガー」も―スーファミやメガドラ用ゲーム未開封数百本が倉庫から28年ぶりに発掘

あるゲーム販売業者の倉庫から80年代~90年代の任天堂およびセガ製ハードウェア用のゲームを何百本も手つかずで発見され、時価にして数万ドル(数百万円)もの価値が見積もられると報じられています。

画像クレジット:
Brands&People on Unsplash
CHESNOT/GETTY IMAGES / GETTY IMAGES
BRIAN HEATER
ARCFOX ALPHA S POWERED BY HUAWEI

【2月21日】掲載記事アクセスランキング・トップ5―1位は朝型・夜型人間の平日活動量に差はナシ、2位メタ新スキャンダル

【2月21日】掲載記事アクセスランキング・トップ5―1位は朝型・夜型人間の平日活動量に差はナシ、2位はメタの新スキャンダル

掲載記事のうち、2月21日午前7時現在集計で最もアクセスのあった記事5本を紹介。

第1位:朝型人間も夜型人間も平日の活動量に差がなく、社会的要因が影響しているという世界初の研究

島根大学、京都医療センター臨床研究センター、金沢大学の研究グループは、遺伝子で決まる朝型と夜型の人の活動量が、平日においては差がないことを明らかにした。これまで夜型生活者は活動量が相対的に低いとされてきたが、差が表れるのは土曜日のみで、遺伝的要因と社会的要因が大きく関わっていることが世界で初めて示された。

第2位:メタ、グローバルコミュニティ開発責任者が未成年者との性交渉ビデオに撮影され辞任

Metaは、グローバルコミュニティ開発マネージャーを務めていたジェレン・A・マイルズ氏が、小児性愛者を捕まえる目的で素人が行ったおとり捜査に登場する様子を撮影した動画がYouTubeで拡散され、その後Redditなどにも転載されたことを受けて、現在は同社と雇用関係にないことをTechCrunchに確認した。

第3位:フォルクスワーゲンがファーウェイの自動運転部門を買収する方向で交渉中との報道

自動運転の分野で、2つの大企業の「結婚」が見られるかもしれない。VolkswagenがHuaweiの自動運転部門を数十億ユーロ(数千億円)で買収するためにHuaweiと交渉していると、ドイツの月刊ビジネス誌Manager Magazinが2月17日に報じた。

第4位:AIが核融合を操る力を獲得した。でも大丈夫、これは朗報だ

とある研究グループが、核融合研究に使用される高出力のプラズマ流を磁気的に扱う方法をAIに教えた……おっと、慌てないで欲しい。慌てて手にした電磁パルス砲やドライバーはしまい込んでも大丈夫だ。これは間違いなく良い成果で、来るべきロボカリプスで人類に対して使用される恐ろしい武器ではない。

第5位:「YouTubeの将来を語るうえでメタバースに触れないわけにはいきません」YouTubeがメタバース参入検討、Web3も示唆

YouTubeは2月18日、日本版YouTube公式ブログのエントリー「2022年の展望:コミュニティ、コラボレーション、コマース」を公開した。「クリエイター向け」「視聴者向け」「パートナー向け」に2022年の展望を掲載しており、また2022年も新たなサービスやツールのリリースを予定していることを紹介。Web3、メタバースについても触れている。

画像クレジット:
Brands&People on Unsplash
CHESNOT/GETTY IMAGES / GETTY IMAGES
ARCFOX ALPHA S POWERED BY HUAWEI
DEEPMIND & SPC/EPFL

【2月18日】掲載記事アクセスランキング・トップ5―1位はChrome OS Flex、2位はメールクライアントShortwave

【2月18日】掲載記事アクセスランキング・トップ5―1位はChrome OS Flex、2位はメールクライアントShortwave

掲載記事のうち、2月18日午前6時現在集計で最もアクセスのあった記事5本を紹介。

第1位:グーグル、PCやMacをChromebookに変える「Chrome OS Flex」を発表

Googleが2020年に買収したCloudReadyの上に構築されているChrome OS Flexは、既存のデバイスの寿命を延ばしたい企業や教育機関のユーザーをターゲットとしているが、USBドライブにアクセスできる人なら誰でも古いPC、あるいは低消費電力の新しいPCの寿命を伸ばすために使用することができる。そこには、明らかに持続可能性(サステナビリティ)という視点がある。

第2位:グーグルのInboxを復活させてSlackも混ぜたメールクライアント「Shortwave」

第3位:ツタンカーメンの鉄剣は隕石で作られていた―千葉工業大学がその製造法と起源を解析


千葉工業大学は2月14日、エジプト考古学博物館においてツタンカーメン王(紀元前1361年~1352年)の鉄剣の非破壊・非接触化学分析を行ったことを発表した。その結果、鉄剣の原料は隕石であり、低温鋳造で作られ、エジプト国外からもたらされたことが判明した。

第4位:暗号資産は「ねずみ講」に類似、禁止が「おそらく最も望ましい選択」:インド中銀

第5位:機械学習でイノシシの出没確率を予測、森林総研と岩手県立大学が岩手県におけるイノシシ出没ハザードマップを作成

画像クレジット:
Brands&People on Unsplash
SKROW / GETTY IMAGES
PUNIT PARANJPE/AFP / Getty Images

【2月17日】掲載記事アクセスランキング・トップ5―第1位はPCやMacをChromebookに変える「Chrome OS Flex」

【2月17日】掲載記事アクセスランキング・トップ5―第1位はPCやMacをChromebookに変える「Chrome OS Flex」

掲載記事のうち、2月17日午前6時現在集計で最もアクセスのあった記事5本を紹介。

第1位:グーグル、PCやMacをChromebookに変える「Chrome OS Flex」を発表

Googleが2020年に買収したCloudReadyの上に構築されているChrome OS Flexは、既存のデバイスの寿命を延ばしたい企業や教育機関のユーザーをターゲットとしているが、USBドライブにアクセスできる人なら誰でも古いPC、あるいは低消費電力の新しいPCの寿命を伸ばすために使用することができる。そこには、明らかに持続可能性(サステナビリティ)という視点がある。

第2位:ツタンカーメンの鉄剣は隕石で作られていた―千葉工業大学がその製造法と起源を解析


千葉工業大学は2月14日、エジプト考古学博物館においてツタンカーメン王(紀元前1361年~1352年)の鉄剣の非破壊・非接触化学分析を行ったことを発表した。その結果、鉄剣の原料は隕石であり、低温鋳造で作られ、エジプト国外からもたらされたことが判明した。

第3位:Windows 11でAndroidアプリを実行可能に、米国でAmazon Appstoreプレビュー提供開始


昨年10月、Microsoft(マイクロソフト)はAmazon(アマゾン)との提携によって、Windows 11パソコンでAndroid(アンドロイド)アプリを実行するテストを開始した。ただし、その機能を利用できるのはWindows 11 Insider Program(インサイダー・プログラム)に参加しているベータ・テスターのみで、アプリは50種類ほどに限られていた。本日、米国時間2月15日、同社は利用範囲を拡大し、Microsoft Storeに登場したAmazon Appstore Previewで1000種類以上のアプリやゲームを提供開始した。

第4位:重量76g・動画視聴に特化のARグラス「Nreal Air」、ドコモとauから3月4日発売

メガネ型ディスプレイのNrealが、新モデル「Nreal Air」(エンリアル エアー)を3月4日にNTTドコモとKDDIから発売すると発表しました。メーカー希望小売価格は4万9800円ですが、ドコモでは3万9800円、auでも3万9799円で予約を受付中。なお、Nreal Airの一般販売は、日本が世界初になるとのことです。

第5位:グーグルのInboxを復活させてSlackも混ぜたメールクライアント「Shortwave」

Googleによる「Inbox」の実験は、それが続いていた間は輝かしいものだった。2014年に招待制のサービスとして開始されたInboxは、同社の次世代のメールクライアントだった。あまりにも優れていたため、Googleが2019年にサービスを終了させたことも意外ではなかった。しかし、ありがたいことに、Google / Firebaseの元従業員グループが現在、Inboxの体験を復活させている……Slackのユーザー体験も少し混ぜて。

画像クレジット:Brands&People on Unsplash

【2月16日】掲載記事アクセスランキング・トップ5―第1位は重量76g・動画視聴に特化のARグラスNreal Air

【2月16日】掲載記事アクセスランキング・トップ5―第1位は重量76g・動画視聴に特化のARグラスNreal Air

掲載記事のうち、2月16日午前6時現在集計で最もアクセスのあった記事5本を紹介。

第1位:重量76g・動画視聴に特化のARグラス「Nreal Air」、ドコモとauから3月4日発売

メガネ型ディスプレイのNrealが、新モデル「Nreal Air」(エンリアル エアー)を3月4日にNTTドコモとKDDIから発売すると発表しました。メーカー希望小売価格は4万9800円ですが、ドコモでは3万9800円、auでも3万9799円で予約を受付中。なお、Nreal Airの一般販売は、日本が世界初になるとのことです。

第2位:キオクシアの三重県四日市工場と岩手県北上工場の一部操業停止により、SSD用チップが最大10%高騰する可能性


アップル製品向けにNANDフラッシュメモリを供給する主要サプライヤーの1つが生産工程の一部を停止したため、今後NANDフラッシュの価格が最大10%上昇するかもしれないとの予想が報じられています。今月10日、半導体メーカー大手のキオクシア(旧東芝)は四日市工場と北上工場で生産工程の一部を停止したと発表しました。3次元NAND型フラッシュメモリ「BiCS FLASH」の部材に不純物が混入していたとされており、少なくとも6.5EB(65億GB)分の製造が減少すると述べています。

第3位:Astra、フロリダからの初ロケット打ち上げに失敗


Astraは米国時間2月10日、フロリダ州の「スペースコースト」から初となるロケットの打ち上げを行った。これは当初、2月7日に予定されていたが、技術的な問題で中止されていた。二度目の試みとなった今回、ケープカナベラル宇宙軍基地のスペースローンチコンプレックス46から打ち上げられたロケットは、発射台を離れたものの、残念ながらペイロードは軌道に乗らなかった。

第4位:スペースX、初の商業宇宙遊泳を年内に計画

Shift4の創業者でInspiration4ミッションのリーダーを務めたジャレッド・アイザックマン氏は、SpaceXによる「最大3回」の有人飛行を含むPolaris Programの構想を発表した。最初のフライトである「Polaris Dawn(ポラリスの夜明け)」は2022年の第4四半期に予定されており、初の商業宇宙遊泳が含まれるはずだ。

第5位:電動マイクロモビリティシェアのLUUPがロゴ刷新、視認性を向上させた新電動キックボード発表―小型電動アシスト自転車新モデルも


Luupは2月15日、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」(Android版・iOS版)の新ロゴとともに、視認性を向上させた新しい電動キックボードを発表した。電動キックボードの新機体への移行は東京から開始し、他エリアへの導入に関しても順次検討する。

画像クレジット:Brands&People on Unsplash

【2月14日】掲載記事アクセスランキング・トップ5―第1位はアダルト系SNSの認証済みNFTをプロフィール画像にできる機能

【2月14日】掲載記事アクセスランキング・トップ5―第1位はアダルト系SNSの認証済みNFTをプロフィール画像にできる機能

掲載記事のうち、2月14日午前6時現在集計で最もアクセスのあった記事5本を紹介。

第1位:アダルト系SNS「OnlyFans」が認証済みNFTをプロフィール画像にできる機能を提供


Twitterに続き、NFTプロフィール画像の波に乗るのは誰になるとあなたは考えていただろうか。アダルトコンテンツで成長したにも関わらず妙にイメージをクリーンアップしようとしている、NSFW(職場閲覧注意)クリエーター収益化プラットフォームであるOnlyFansと予想していたなら、大当たり!……。

第2位:さらば「powerlanguage.co.uk/wordle」、これまでの「Wordle」


米国時間2月10日午後をもって、powerlanguage.co.uk/wordle(人気のインターネット日刊ワード・パズルのややこしいURL)へ行こうとした人は、The New York Timesのウェブサイトにリダイレクトされる。そこでは不思議なほど見慣れたようでいて、どこか違った感じのするウェブページがみんなを出迎えてくれる。

第3位:アップル、AirTagを悪用したストーカー問題に次期アップデートで対応


2021年春のリリース後、多くのメディア報道や地元警察からの最新情報で、AirTagが人や貴重品(例えば泥棒が盗むつもりのクルマ)などの不要な追跡に使用されている事例が警告された。その結果、消費者のプライバシーを重視する企業として自らを位置づけていたAppleにとって、PR上の悪夢が広がることになった。同社は、AirTagの仕組みを変更する計画で消費者、安全の専門家、法執行機関からのフィードバックに応えた。

第4位:【コラム】ソーシャルメディアは科学と「根本的に対立」している可能性がある


米国時間2月11日の「Science」に掲載された特別論説が、現在の形式のソーシャルメディアは、事実や道理を提示したり広めたりする目的には根本的に適していないのではないかと論じている。論説は、現在はアルゴリズムが主導権を握っており、システムの優先順位は残念ながら逆になっていると主張している。

第5位:Tinderも写真やプロフィールを見る前に会話をするバーチャルのブラインドデートを導入


米国時間2月10日、Tinderは新たなアプリ内機能で「ブラインドデート」を復活する。ただし今回は、2人の会員を一緒にブラインドデートに送り出すのではなく、お互いをソーシャルなチャットで紹介しあい、相手のプロフィールを見る前に対話とチャットができる。この機能は、写真ではなくお互いの人柄や会話に基づいて第一印象を得ることを狙っている。

画像クレジット:Brands&People on Unsplash

【2月10日】掲載記事アクセスランキング・トップ5

【2月10日】掲載記事アクセスランキング・トップ5

掲載記事のうち、2月10日午前6時現在集計で最もアクセスのあった記事5本を紹介。

第1位:採血がいらない非侵襲血糖値センサーのライトタッチテクノロジーが1億円の追加調達、量産化に向けた開発・薬事戦略を加速

赤外線レーザーを用い、採血をしなくても血糖値を測定可能な非侵襲血糖値センサーを開発するライトタッチテクノロジー(LTT)は2月4日、シリーズAファイナルラウンドとして、1億円の資金調達を実施したと発表した。調達した資金により、量産化に向けた試作器の開発を用いて、臨床試験、薬事承認に向けた展開を加速させる。

第2位:スキルシェアのココナラがVC業に参入、専門家と起業家のマッチングを提供

スキルシェアのココナラがVC業に参入、専門家と起業家のマッチングを提供

スキルマーケット「ココナラ」などを提供するココナラは2月9日、同社全額出資により新会社のココナラスキルパートナーズを設立し、ベンチャーキャピタル事業を開始すると発表した。

第3位:マッチングアプリBumbleの初買収はZ世代向けの同アプリFruitz、あらかじめ目的を明らかにしておける点が人気

Bumble, Inc.は、欧州で特に人気のあるBadooの親会社としてすでに国際的な事業展開をしているが、Fruitzを傘下に加えることで、より若いZ世代の利用者の間で勢いを増すことができると考えている。

第4位:アップル、iPhoneで非接触型決済を可能にする機能「Tap to Pay」発表

Appleは、iPhoneを非接触型決済端末にする新機能「Tap to Pay」の導入計画を発表した。同社によると、2022年後半に米国の事業者はiPhoneとパートナーが対応したiOSアプリを使ってApple Payやクレジットカード、デビットカードといったその他の非接触型決済を受け付けられるようになる。

第5位:ソフトバンクG孫社長がNVIDIAへのArm売却断念の経緯を決算会見で説明、2022年度内に再上場目指す

NVIDIAへのArm売却断念、そして2022年度中にArmの再上場を目指すと発表したソフトバンクグループの孫正義社長は決算会見で、売却断念に至った経緯などを説明しました。

画像クレジット:Brands&People on Unsplash

今年もやるぞTC Tokyoスタートアップバトル!応募資格は創業3年まで締め切りは9月30日

開催まで2カ月を切った日本最大級のスタートアップ・テクノロジーの祭典「TechCrunch Tokyo」。8回目となる今年は、11月15日(木)と16日(金)に東京・渋谷ヒカリエで開催する。

昨年はTechCrunch Tokyoに約2500人が集まったが、やはり最も盛り上がったのは「スタートアップバトル」だった。創業3年までの新進気鋭のスタートアップがステージ上で熱いピッチを繰り広げる、このイベント最大の目玉だ。

例年100〜150社から応募が寄せられているが、今年は9月14日で締め切った仮登録にすでに100社近くが集まるなど例年以上に熾烈な戦いとなる予感。編集部はすでにワクワクが止まらない。本登録の締め切りは9月30日23時59分となっている。もちろん仮登録なしでも応募できるので、登録を済ませていないスタートアップ企業があればぜひ参加を検討してほしい。応募条件、書類審査員は以下のとおりだ。

応募条件

  • 未ローンチまたは2017年10月以降にローンチしたデモが可能なプロダクトを持つスタートアップ企業であること。
  • 創業年数3年未満(2015年10月以降に創業)で上場企業の子会社でないこと。

書類審査員

  • 有安伸宏氏 起業家・エンジェル投資家
  • 今野穣氏 グロービス・キャピタル・パートナーズ パートナー、Chief Operating Officer
  • 澤山陽平氏 500 Startups Japan マネージングパートナー
  • 西田隆一氏 B Dash Ventures ディレクター
  • 田島聡一氏 ジェネシア・ベンチャーズ ジェネラル・パートナー
  • 和田圭祐氏 インキュベイトファンド 代表パートナー
  • 吉田博英 TechCrunch Japan編集統括
  • 木村拓哉 TechCrunch Japan編集記者
  • 菊池大介 TechCrunch Japan編集記者

投資家や大企業の新規事業担当者も多く参加するTechCrunch Tokyoでは、スタートアップバトルをきっかけに出資が決まったり、優秀な人材の採用につながることも少なくない。みなさんの応募を心待ちにしている。

応募はこちらから

Disrupt SF 2018 Startup Battlefieldの優勝は企業用検索エンジンForethoughtに決定

初めに21のスタートアップありき。そして激しい戦いの三日後の今日(米国時間9/7)、1社の優勝者が残った。

Startup Battlefieldに参加したスタートアップは、最初に厳しく選別された21社だった。彼らはVCたちとテクノロジー業界のリーダーから成る審査員たちの前でプレゼンを行い、50000ドルの賞金と優勝カップDisrupt Cupを争った。

数時間の審議を経て、本誌TechCrunchの編集者たちが審査員のメモを集め、5社のファイナリストを決定した。それらは、CB Therapeutics, Forethought, Mira, Origami Labs, そしてUnboundだ。

5社は決勝のステージで、新たな審査員団を前に再びプレゼンを行った。今度の審査員は、Cyan Banister(Founders Fund), Roelof Botha(Sequoia Capital), Jeff Clavier(Uncork Capital), Kirsten Green(Forerunner Ventures), Aileen Lee(Cowboy Ventures), そしてMatthew Panzarino(TechCrunch)の面々だ。

それでは、TechCrunch Disrupt SF 2018 Startup Battlefieldの優勝チームをご紹介しよう。

優勝: Forethought


Forethoughtは、AIを利用する新しい考え方のエンタープライズ検索により、仕事のコンテキストによく合ったコンテンツを取り出す。当面のユースケースはカスタマサービスだが、企業の至るところで使える、と今後に向けての意欲を示している。

Forethoughtの紹介記事

準優勝: Unbound


Unboundは、ファッション志向のバイブレーターを作っている。最新製品Palmaはリングの形をしていて、スピードは可変、完全防水だ。今後、加速度計を加える予定がある。

Unboundの紹介記事

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

今年秋のDisrupt SFにはNext Stageが登場する――ファウンダー、投資家向けプログラム多数準備中

これまでTechCrunch DisruptではDag KittlausのSiriのライバル、Vivなど大型プロジェクトが発表されている。またSalesforceのMarc Benioff、EthereumのVitalik Buterin、GoogleのDiane Greene、23andMeのAnn Wojcickiなどスタートアップ・コミュニティーの著名人多数が登壇している。キーノートやインタビュー、またStartup Battlefieldが例年3日わたって息もつかせぬ熱さで繰り広げられてきた。しかしこれでもTechCrunchの編集部、スタッフは不満だった。やりたいことをすべてやるためのスペースが不足していたからだ。

しかし今年9月5日から7日わたって開催されるのDisrupt SF 2018ではこの問題が解消されるはずだ。モスコーニ・センター・ウェストという新しい会場を確保したため、スペースが大幅に広げられる。 TechCrunchでは従来のステージに加えてThe Next Stageを追加する。これによりプログラムの数は2倍になる。

Main Stage同様、Next Stageでもファイアサイド・チャット、パネルディスカッションを予定しているが、プログラムは全体としてスタートアップを成功させるためにファウンダーにも投資家にも必須の話題、つまりアーリーステージの資金調達方法、連続起業家によるスタートアップづくりの体験談に加えて、AI、モバイル、バイオテック、ブロックチェーンなどの重要なトレンドについてファウンダーや投資家、エンジニアが専門的見地から掘り下げた意見交換を行う。カンファレンスという枠組みではディスラプトに値するすべてを取り上げるわけにはいかないが、十分に広い分野をカバーできるものと思う。

Next StageとMain Stageはイノベーター、ファウンダー、投資家などすべての関係者を歓迎し、それぞれにチケットを用意している。プログラムの数が多すぎて見逃しが出るのではないかという心配は無用だ。カンファレンス参加者はオンデマンドのビデオストリーミングで両ステージをモニターできる。

Disrupt SFのチケットを今すぐ購入すればすれば、早割が適用されて最高1800ドルものバーゲンになる。

SF 2018のプログラムのいずれかのスポンサーになることを希望する企業はこのフォームに記入していただきたい。折り返しスタッフがコンタクトする。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Disrupt SF 2018はサンフランシスコで9月5-7日に開催――モスコーニ・センターに昨年の3倍のスペース確保

TechCrunchの数々のイベントの中でもフラグシップとなるのが毎年サンフランシスコで開催されるDisrupt SFだ。昨年9月に開催されたDisrupt SF 2017は参加者5000人、投資家とファウンダーのミーティング1220回、出展スタートアップ500社という新記録を作った。オンラインの視聴者は100万単位となった。なにより重要なことは、アーリーステージのファウンダーと投資家が共にDisruptに対してわれわれが望むとおりの点を評価してくれたことだろう。つまり「スタートアップが優れたものになることを手助けする」という目標だ。

Disrupt SFに唯一足りないものがあったとすればスペースだ。 スタートアップはデモブースをさらに必要としていた。ファウンダーはさらに多様なワークショップを求めていた。TechCrunchの編集部でもさらに数多くのプログラムを提供したかった。全員がもっといい仕事ができるスペースを求めていた。

2018年の9月5日から7日かけてTechCrunchはサンフランシスコを代表するコンベンションセンター、Moscone Center WestでDisrupt SFを開催する。これまでのどのDisruptと比較してもスペースは3倍以上となり、アメニティーも完備している。快適なカンファレンスとなるはずだ。

これまでにさまざまな興味深い施設でDisrupt SFを開催してきた。今は閉鎖されてしまったDesign Centerのコンコースや旧埠頭、ドッグパッチ地区のPier 70、チャイナベイスン地区のPier 48などだ。こうした施設は無駄を省き成果だけを直截に求めるリーンなスタイルを象徴していたと思う。その点ではやや懐かしくもあるが、貧弱な空調や仮設トイレの列などはありがたくなかった。

今年のDisrupt SFで追求するのはいっそう優れたカンファレンス体験だ。

スペースの問題がクリアされるのでいっそう多くのスタートアップが参加できる。AI、CRISPR、ブロックチェーンや暗号通貨、モビリティ、AR/VR、自動運転車、ロボティクス、航空宇宙など注目を浴びつつある新たなテーマを深く掘り下げるべく、多彩なプログラム、ワークショップやデモが準備されている。もちろんスタートアップの主戦場であるカテゴリー、エンタープライズ、eコマースなどにも従来どおり力を入れていく。

今年のDisruptでは参加者が自由に使えるスペースを多数用意している。シリアスなビジネス交渉に使うもよし、たまったメールをチェックしたり、単にコーヒーを飲んで一息入れるのに使ってもよい。われわれが大小のイベントを開催する中で気づいたことは、こうしたイベントはおよそ普段交流がなさそうな多様な層の人々を出会わせるということだ。そうして重要な議論が深められたり、思いもよらない契約のきっかけとなったりする。今年のDisruptでは参加者がそれぞれの目的のため必要なスペースを提供できるはずだ。また独自のランチミーティング、レセプション、専用ラウンジを用意したい会社の便宜も十分に考慮している。

規模が拡大することの利点にはチケット価格もある。従来よりも多様な価格でチケットが入手できるようになる。さらに広い層からの参加を期待している。

Disrupt SF 2018は昨年とくらべて2倍の参加者を集めるはずだ。しかし同種の他のカンファレンスとくらべてDisruptは独特の親密な空気を保っている。どのDisruptであれ、参加者は集中的かつ快適なカンファレンス体験を得られるものとわれわれは確信している。またDisrupt独特のサイド・プログラムとして、ファウンダーと投資家を引き合わせるCrunchMatchは今年も用意される。また参加者が講演者とモデレーターを介してディスカッションできるプログラムやスタートアップがステージでコンパクトなピッチを行うShowcaseも用意される。

カレンダーに「Disrut SF 9月5-7日 Moscone Center」と記入しておいていただきたい。準備状況その他最新のニュースを受け取りたい場合、こちらに登録できる。

ここで2つのニュースをお知らせしなければならない。

過去8年、われわれはニューヨークでDisrupt NYを開催し、この地域のスタートアップ・エコシステムに貢献してきた。ただ、依然としてわれわれは比較的小規模なリーンなチームであるため、エネルギーをどこに集中すべきか、その選択が重要なものとなる。今年われわれはアメリカ全土で規模最大、テーマも広汎なDisruptを開催することとした。TechCrunchにとってニューヨークは重要かつお気に入りの街なのでこの決定は辛いものがあったが、今年われわれは残念ながらDisrupt NYを開催しない。大勢のニューヨーカーが9月にサンフランシスコを訪れるよう期待する。

昨年12月4日、5日にベルリンでDisrupt Berlinが開催され好評を得た。TechCrunchは今年もヨーロッパでDisruptを開催する。準備が進めばその都度発表したい。

2つ目のニュースだが、Crunchies賞は引退する。TechCrunchのファウンダー、Michael Arringtonが10年前に創設したどちらかといえば軽い意味あいのイベントだが、熱心なCrunchiesファンには今年以降開催されないというのはショックかもしれない。われわれもいささか寂しく感じてはいるが、Crunchiesが生まれた頃、スタートアップは数も少なく、サンフランシスコ周辺でさえスタートアップ・コミュニティーは互いに知り合えるような社交行事を必要としていた。Crunchiesはこの必要性を満たす親しみ深いイベントとなった。しかし今日ではスタートアップは世界中で生まれており、「今年のベスト・スタートアップ」や「今年のベスト・ベンチャーキャピタリスト」を決めるというのは、率直に言って、われわれには答えられない質問となってしまった。

Crunchiesの10年間で誰が何を何年に受賞したかというのはトリビア・クイズのかっこうの問題になるかもしれない。2007年にベスト・プロダクト賞を得たのは何だったか? 答えは―AppleのiPhoneだった。これだけ言えば十分だろう。『2001年 宇宙の旅』の猿人をモチーフにしたCrunchie Monkeyのトロフィーの価値はBitcoinも同様永続すると思う。しかも今後増えることはないのでますます希少となる。

最後になったが、われわれはStartup Battlefieldを各地で開催している。NFLと提携して NFL at Stanfordを、またケニアではNairobi with Facebookを、オーストラリアではSydney with Elevacaoを開催した。

Disruptとは別にBattlefieldを開催するのは、特定の分野や地理的に遠くはなれた場所のスタートアップ・シーンを手助けするのが狙いだ。2018年にはBattlefieldもいっそう拡大していく。公共政策と司法制度ロボティクスなど重要な問題について1日かけて深く検討するTechCrunch Sessionsは今年も開催される。こちらも期待していただきたい。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

【告知】TechCrunch Japanではライター・インターンを絶賛募集中、来週はドリンクミートアップも

14066870836_257d8bb468_b

前回の投稿から1年以上が過ぎたので、改めての告知。TechCrunch Japanではライターを絶賛募集中だ。

米国のTechCrunchでは大きな規模のチームで媒体を運営していて、いわゆる“どスタートアップ”から、かつてスタートアップと呼ばれていた大手企業までを幅広くカバーしている。ライター(記者・編集者)もそれぞれ得意な領域と独自な視点でスタートアップに迫っている(その内容は翻訳記事でも一部お伝えできていると思う)。日本では、翻訳チームが米国を中心にした海外ニュースを配信する一方で、昨年新たに国内取材と翻訳の両方を担当する大熊希美がジョイン。彼女のほかに編集長の西村賢、そして増田覚を中心にしたチームで国内の取材を行っている。

ところでグロービス・キャピタル・パートナーズのマネージング・パートナーで、日本ベンチャーキャピタル協会(JVCA)会長の仮屋薗聡一氏が語った数字によると、米国のスタートアップ投資額は実に日本の50倍。じゃあ日本のスタートアップに関するニュースも50分の1しかないのか? というとそんなワケない。日本のスタートアップ、そしてかつてベンチャーやスタートアップと呼ばれた大手企業まで日々さまざまな情報を発信している。僕らはまだまだ伝えたいことがたくさんあって、そのためには全然リソースが足りない状況だ。

創業やプロダクトローンチといったタイミングでスタートアップを紹介し、スポットライトを当てるのはTechCrunchの大事な役割だ。だけどもそれだけじゃなく、彼らが会社としてどう成長するのか、そのプロダクトが世の中をどう変えていくのかという「スポットライトが当たった先」のことを伝えていくのも、また大事なことだと思っている。もちろんおかしな道に進む人や企業がいるならば、それを指摘しなきゃいけないし、世の中に新しい仕組みを提供するための課題があるならば、どうすればそれを変えられるかだって提案しなきゃいけない。定点観測的なデータの調査や、スタートアップを取り巻く環境の考察や解説も大事だ。ほら、もうやることがいっぱい。だからこそ、少しでも多くの書き手と一緒にこのメディアを作っていきたいと思っている。

とはいえ、希望する条件だってある。スタートアップのビジネスやテクノロジーに興味があることは必須だと思っているし、どういう形であれ執筆経験についてもあればあるだけありがたい。ただし、将来的にライターを続けつつ(もしくは辞めて)起業したい、ベンチャーキャピタルなどのスタートアップコミュニティで働きたいなんて思いがある人も大歓迎だ。前編集長の西田隆一氏はTechCrunch Japanを卒業してベンチャーキャピタリストになっているし、かつてTechCrunch Japanのライターとして活躍していた中田博昭氏は、今は起業家として自らのサービスを育てている。

あと重要なのは、僕たちが求めているのは「仲間」だってこと。正直なところ、単にクライアントワークとして割り切って記事を書くだけ、なんて考え方はしたくない。スタートはいわゆる「外部ライター」であっても、将来的にはより編集部に近い距離で仕事をしてもらいたいと思っている。また、取材を通して得られる人脈やテック業界を俯瞰できる知識については、それを自身の武器にして欲しい。そうやって独自の視点を持っていくことは、書き手として、また別のことにチャレンジするにしても必ずや大きな価値になるはずだ。時にはチームでも意見をぶつけ合って、より読者を向いたメディアを作りをしていきたい。

とはいえ働き方に関しては柔軟に考えていて、「週に○本執筆する」「月間○本執筆する」「編集部から依頼された本数だけ執筆する」なんてかたちでOK。僕たちはオフィス環境を提供することもできるし、逆にほとんどのコミュニケーションをオンラインで完結させても構わない。

ちょっと話は長くなっちゃったけど、ようは僕たちにはまだまだ伝えたいことがあって、同じ思いを持つ仲間を募集しているということ。僕たちと一緒に記事を書いてくれているライターも徐々に増えていて、今月からは新しいメンバー数人が記事を書き始めてくれている。

また、動画編集やリサーチをしてくれる学生インターンも積極的に募集している。最近TechCrunch JapanのFacebookページで動画ニュースを試験的に配信しているのだけれども、今後はより多くの動画コンテンツを提供していきたいと思っている。3月に移転した僕らのオフィスにはAOLの他の媒体と共用のスタジオも完備しているので、それらを活用したコンテンツ作りも進めていきたいと思っている。ライター、インターンの募集要項はこちらのページを参考にしてほしい。

ドリンクミートアップ、やります

また、ライター募集に合わせてTechCrunch Japanでは6月22日19時からドリンクミートアップを開催する予定だ。僕たちのメディアに興味があったり、ライター同士での交流などに興味があったりする人は是非ともこちらから応募して欲しい。気軽に遊びに来て、僕たちのことを知ってもらえると嬉しいと思っている(もちろん未成年も歓迎。ただしアルコールは提供できません)。

photo by Scrabble – Position

TechCrunch共同ファウンダー、元編集長のマイク・アリントンはCrunchFund代表を降りていた

2016-04-21-michael-arrington-conway-2

今日(米国時間4/20)、マイケル・アリントン(Michael Arrington)は自ら創立したCrunchFuncの共同代表の座を降りていたことが明らかになった。

アリントンは2005年にこのTechCrunchを共同で創業したことで有名だ。同時に、2011年にTechCrunchを去った経緯も花々しい話題を提供した。アリントンはAOLにTechCrunchを売却することに成功したものの、エンジェル投資家としての立場とITニュースブログの編集長としての立場がバッティングするという批判にさらされた。

今日発表されたSEC(証券取引委員会)は4000万ドルの第3回の新た資金集めのためにCrunchFundが提出した書類を公開した。この文書で特に目立ったのは「関係者」の欄からアリントンの名前が消えていたことだ。 Fortuneとのインタビューで、アリントンは「健康状態を改善するためにフルタイムのベンチャー投資活動を一時中止する」と語った。

「ガンにかかってはいないし、その他深刻な病気をかかえているわけでもない。あまり深刻な調子で報じないでもらいたい」とアリントンはインタビューで語っている。CrunchFundに関しては今後も個別の投資案件に関わるし、すでに投資しているスタートアップへのアドバイスも続けるという。

アリントンは大学の同窓生で、長年ベンチャーキャピタリストをしてきたパット・ギャラガー(Pat Gallagher)とCrunchFundを創立した。同ファンドにはTechCrunchのスター記者だったM.G.Sieglerも参加した。Sieglerは2013年にCrunchFundを離れてGoogle Ventures(現在のGV)に加わった。

CrunchFundのポートフォリオ企業は数百社に上る。その中にはYammerも含まれる(その後Microsoftが12億ドルで買収)。非上場の投資先にはAirbnb、Uberl、Codecademyなどが含まれる。

新たに公開された書類ではギャラガーが唯一の関係者(ゼネラルパートナー)と表記されている。トップ人事にともなってさらに新規の採用が行われるかどうかは不明だ。われわれはギャラガーにメールし、アリントンに留守電を入れたが、両者ともまだ返事がない。

〔日本版〕トップ写真にマイケル・アリントンといっしょに写っているのはエンジェル投資家として著名なロン・コンウェイ(Ron Conway)。Yammerは2008年9月のTechCrunch 50(第2回のカンファレンス)で最優秀賞を得た。記事の写真の左端で発表のカードを抱えているのがアリントン。右から2番めの小柄な人物がカンファレンスの共同ファウンダーだった起業家のジェイソン・カラカニス。このときにFitBitも審査員特別賞を得ている。アリントンはTIMEの「2008年にもっとも影響力があった100人」に選ばれ、表紙を飾ったことがある。このときインターネットからはマーク・ザッカーバーグも選ばれている。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

第9回Crunchies最優秀賞発表!―常連スターに加えて新顔も多数

2016-02-10-crunchiesape

シリコンバレーは今夜のセレモニーを祝って大いにドレスアップした。サンフランシスコのウォーメモリアル・オペラ・ハウスではファウンダー、 CEO、ベンチャーキャピタリスト、エンジェル、そしてプロダクトの第9回 Crunchies大賞が発表された。司会は著名なコメディアンのChelsea Perettiが務めた。

公開のノミネート手続きに続いて、Crunchies委員会のメンバーが投票を行い、その最終結果が結果が明らかになった。

今回授与された最優秀章にはテクノロジー、スタートアップ、CEO、ハードウェア、ソーシャル・インパクト、などが含まれる。今年初めて企業の多様性の達成度を評価するInclude Diversityも設けられた。

受賞者は以下のとおりとなった。それぞれの受賞者についてのフォローアップ記事も準備中だ。

受賞者の皆さん、おめでとう!

最速成長スタートアップ(Fastest Rising Startup)

受賞者: Slack

Slackは企業やプロジェクト向けのチーム・コミュニケーションと共有のためのプラットフォームだ。ユーザー間でリッチメディアをリアルタイムでやり取りすることが容易になる。

他の最終候補:: Postmates(次点)、TransferWiseYouNowZenefits.

最優秀ファウンダー(Founder Of The Year)

受賞者:スチュワート・バタフィールド(Stewart Butterfield)

Slackを2013年に仲間とともに創立したStewart Butterfieldが今年の最優秀CEOとなった。Slackに注目したベンチャーキャピタルにはAccel、Andreessen Horowitz、Index Ventures、Social Capital などが含まれ、これまでに3億4000万ドルが調達されている。社内でも絶大な人気のあるバタフィールドは最近、Slackの上場計画について語っている。

他の最終候補: Jessica LivingstonNatalie MassenetTristan Walker(次点)、Anne Wojcicki.

IMG_20160208_202854

最優秀ダイバーシティー(Include Diversity Award)

受賞者:Kimberly Bryant, Black Girls Code

Black Girls Code〔プログラミングする黒人女性〕のファウンダー、 CEOとしてKimberly Bryantはテクノロジー界における人種的な偏り、特にアフリカ系女性の少なさという大きな課題に取り組んでいる。【略】

他の最終候補: Erica BakerJoelle Emerson, ParadigmLaura Weidman Powers Code2040(次点)、 Kortney Ryan Ziegler, Trans*H4CK

IMG_20160208_203345

最優秀ハードウェア(Hardware Of The Year)

受賞者:Samsung Gear VR

TechCruchのDrew Olanoffが紹介記事を書いている。【略】

他の最終候補: Apple PencilDevialet Phantom speakerParrot BebopSphero BB-8(次点)

最優秀ベンチャーキャピタリスト(VC Of The Year)

受賞者:Bill Gurley

Bill GurleyはBenchmarkのパートナーであり、Uber、Zillowを始めとする成功した多数の成功した企業への最初期の投資家として有名だ。またスタートアップ・バブルに対する厳しい警告の筆者でもある。Gurleyはスタートアップがベンチャーキャピタリストの投資を使ってKind
Barsのようなスナックを配ることに反対するエッセイを多数書いている。

他の最終候補: Marc AndreessenSonali De Rycker,、Mary MeekerChamath Palihapitiya (次点).

IMG_20160208_204500

最優秀新スタートアップ(Best New Startup)

受賞者:Honor

Honorはヘルスケアを必要とする高齢者にサービスをオンデマンドで提供するスタートアップだ。【略】

他の最終候補: EazeJetOperatorRobinhood (次点)

最優秀ソーシャル・インパクト(Biggest Social Impact)

受賞者:Code.org

連続起業家のHadi Partoviによって2013年に創立されたCode.orgはコンピュータ科学への関心を高め、アクセスを容易にすることを目的としている。特に女性やマイノリティーなどシリコンバレーで十分に代表されていないメンバーのコンピューティングを支援している。【略】

他の最終候補: Google.org、Fast Forward、 Thorn、Frida Kapor Klein、Mitch Kapor (次点)

最優秀エンジェル投資家(Best Angel Investor)

受賞者:Scott Banister、Cyan Banister夫妻

エンジェル投資家のパワーカップル、CyanScottはUber、SpaceXなどの企業への投資で著名だ。Scott自身はPostmates、PayPalの取締役であり、 Cyanはアマチュアモデルの登竜門として有名な写真共有ネットワーク、Zivity.comのファウンダーだ。

他の最終候補: Naval Ravikant、Gil Penchina、Joanna Wilson,、Chris Sacca (次点)

最優秀モバイルアプリ(Best Mobile App)

受賞者:Facebook Messenger

Facebook Messengerは2015年に爆発的な成長を遂げた。2014年11月に5億人だったユーザーが 2015年末には8億人となっている。この間Messengerには音声通話、ビデオ、絵文字、スタンプ、支払など多数の新機能が加えられた。またサンフランシスコ周辺ではMバーチャル・アシスタントの実験が行われている。

他の最終候補: Citymapper、Robinhood、Wish、Periscope (次点)

最優秀テクノロジー(Best Technology Achievement)

受賞者:SpaceX Falcon 9

Falcon 9はイーロン・マスクのSpaceXがデザインした2段式衛星打ち上げロケットだ。また同社のDragon宇宙往還機を軌道に打ち上げて安全に地上に帰還させることも計画されている。Falcon 9の1段目ロケットは再利用を目標としており、去る12月には衛星を打ち上げた後、宇宙から帰還して安全な垂直着陸に成功するという大きな目標を史上で初めて達成した。

他の最終候補: Apple 3D Touch、 Microsoft Hololens、Transatomic Power、Tesla Autopilot (次点)

IMG_3053

最優秀CEO(CEO Of The Year)

受賞者:Mark Zuckerberg (Facebook)

2007年にCrunchiesが第一回の受賞者を発表したとき、Facebookは誕生してわずか数年でユーザーは5800万に過ぎなかった。一足とびに現在の状態を見ると、月間アクティブ・ユーザー(MAU)はなんと15.5億人 だ。ハーバード大学の寄宿舎でFacebookを立ち上げて以來、マーク・ザッカーバーグがCEOとしてこの巨大ソーシャル・・ネットワークの舵取りにあたっている。 ザッカーバーグがCrunchieの最優秀章を2度にわたって受賞している。今回はFacebook本体、Video、Instagram、Messengerの圧倒的な成功に加えてOculusのような3D分野へ挑戦が高く評価された。

他の最終候補: Tim Cook (Apple)、Jack Dorsey (Twitter/Square)、Susan Wojcicki (YouTube)、Elon Musk (Tesla) (次点)

総合最優秀スタートアップ(Best Overall Startup)

受賞者:Uber

いまだにUberを知らない人間がいたらよほどうかつだろう。スマートフォンのアプリをタップするだけでどこにいても車が呼べるUberは世界の交通機関に共有経済の大波をもたらしたサービスだ。Uberのユーザー体験はきわめてスムーズでキャッシュを持ち歩く必要もない。乗客とドライバーは相互に評価できる。このフィードバックによってサービスはさらに向上する。

他の最終候補: Docker、Snapchat、Xiaomi、Slack (次点)

〔日本語〕どのプロダクト、人物もTechCrunch Japanで何度も記事として取り上げられている。http://jp.techcrunch.com/tag/uber/のように検索する(uberの部分を任意の名称に変える)と関係記事の一覧を見ることができる。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

人が集まるためのスペースのレンタルマーケットプレースPeerSpaceが早くもシリーズAで$5Mを調達しニューヨーク進出を目指す

h8vvah7rafs9dwwhscje

一時的な集会の会場を貸し借りするマーケットプレースPeerSpaceが創業1年ちょっとでシリーズAに到達、Foundation Capitalが率いるラウンドで500万ドルを調達した。これまでの投資家Structure Capitalも、このラウンドに参加した。

同社のやり方はAirbnbに似ているが、目的は個人のB&Bではなくて、複数の人が集まるスペースだ。古くからある貸し会議室やカンファレンス会場などでなく、そこらに適当に空いてる場所のクリエイティブな利用を目指す。

協同ファウンダのRony Chammasは曰く、“ユーザたちは、仕事を離れたお楽しみ会などをつまらない古めかしい施設でやるなんてうんざり、と言うね”。でもユニークな集会スペースのレンタルマーケットは、早くもコンペティタが出現している。

たとえばモントリオールのBreatherも、イベントや集会のためのクリエイティブなスペースを貸し借りするプラットホームだ。イスラエルのSplacerも、同様のマーケットプレースとして急成長している。この二社は今のところニューヨークに展開している。

PeerSpaceは1年あまり前に150万ドルのシード資金と80万ドルの借金で創業し、このプラットホームを開発してきた。するとすぐに、LinkedInやInstacart、General Assemblyなどなどの先輩スタートアップたちが集会スペースを予約するようになり、今では計700万ドルの資金を調達するまでになった。

PeerSpaceは創業地のサンフランシスコとロサンゼルスが主な市場で、同社によると、前四半期は70%の成長、3四半期の前年比では1000%近い成長を見た。

Chammasともう一人の協同ファウンダMatt Bendettは、今回の資金を、これまでの勢いを維持し、サービスをニューヨークにも展開するために使う、と言っている。ニューヨークと言えば、前述のSplacerやBreatherともろに競合することになる。

最終的には合衆国の主要都市すべてでPeerSpaceを利用できるようにしたい、と彼らは言っている。実質的にはすでにシアトルでは、やってるそうだ。PeerSpaceの社員はまだいないが、スペースのレンタルを提供している企業数社とは契約している。

同社はCOOとして、SquareからRusty von Waldburgをスカウトし、ロジスティクスという企業経営の重要な側面をやってもらうことにした。このほか取締役会には、元AirbnbのCFO Andrew Swainと、前述FoundationのPaul Hollandを招聘している。

[原文へ]。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

ビデオジャーナリスト必携(?!)、「プロ仕様」の自撮り棒登場

002

TechCrunchで記事を書いている人間は、あまり外に出ていく機会もない。自宅やオフィスで記事を書いていることが多いのだ。しかし冒険的な記者たちの中には「あくまでライブ」にこだわる者もいる。

そんな人たちにとって、大いに役立ちそうなのがSolocamだ。プロ仕様の自撮り棒なのだ(なんだよと思った方も取り敢えず先を読んでほしい)。カメラクルーなし(それでSolocamという名前なのだ)に、ライブでビデオニュースを発信することができる。従来の自撮り棒との違いは、高感度ブルートゥースマイクが搭載されていることだ。これはプロフェッショナルユースにもたえるものだ。

利用している姿全体をみればやはり奇妙な感じがしそうだが、しかしSolocamを使って制作したビデオはなかなかのクオリティに見える。またプロンプターとして利用したり、特殊効果を追加するためのアプリケーションも用意されている。醜いヒゲをアップにしないために角度を細かくセットすることもできる。

基本セットが50ドル、プロセットが149ドルの価格になっている。なお、より高性能なマイクとカメラマウントを同梱したスペシャルバージョンも用意されている。

なかなか良さそうに思えることだろう。ただこのSolocamを使ったところで、傍から見ればふつうの自撮り棒を使っているのと同じように見えることには注意しておきたい。自撮り棒と違って格好良く見える、というようなことはないのだ。ただ外見を気にしないのであれば、便利に使える場面も多いのではないかと思われる。

Solocamは現在、Indiegogoにてキャンペーン展開中だ。

(余計な訳注:いらないよ、と思う人も下のビデオはぜひ見てみると良いと思います)

原文へ

(翻訳:Maeda, H

NSAのターゲティング技術は、広告には及んでいなかった


もしNSAがTechCrunchだけを誕生パーティーに招待したら、私は一人でケーキを食べなくてはならないだろう。われわれはNSAの大ファンではないが、彼らは本誌読者を気に入っているようで、当サイトに一貫して広告を出し続けている。

これは、過去数ヵ月間かなりの時間を割いて、われわれの憲法修正第4条の権利を侵害していると思われるその行為に関して、NSAを非難攻撃してきた私にとっては、少々居心地が悪い。そしてNSAは、〈このまさにそのことを書いた記事〉を通じて、宣伝費を使って本誌の読者にリーチしようとしている。

われわれのスペースを彼らに分け与えることは、漠然と民主的であると私は考えているが、それは金銭的関係であり(彼らがわれわれに払っている。直接あるいは第3者を通じて)、表現の自由の問題ではない。

これまで私は、広告に関して利益の相反を感じたことはない。その理由は、みんなと同じく、耳を貸さないからであるところは大きい。しかし、私の名前を載せたページで、NSAが直接を物を売り歩くのは受け入れ難い。

これは本誌のMicrosoftについて書いたページに載った、NSAの求人告告だ。

鮮かな(ぞっとする?)NSAブランドを擁するページに、私の名前が書かれている。お願いだからやめてほしい。

今日(米国時間9/29)、NSAがどうやってアメリカ国民のデータを集めているかが新たに暴露された。このNew York Timesの記事には、エドワード・スノーデンがリークした文書に基づき、NSAがわれわれのソーシャルグラフを追跡していることが報じられている。

2010年以降、国家安全保障局は、その膨大な収集データを使い、一部アメリカ国民のソーシャルなつながりを示す精緻なグラフを作成している。そこには特定日時における居場所、同行者、その他の個人情報が書かれている・・・

アメリカ国民のプライバシー侵害に関する懸念を踏まえ、これまでコンピューターによるこうしたデータの分析は、外国人を対象とするものに限られていた。

私と、NSAおよびその監視プログラムとの隔りを思うと、私と経済的関係のあるグループに、いかなる形にせよ彼らが支払いを行う(直接、第3者によるターゲティング、再ターゲティングを問わず)ことを、私は望まない。そして、TechCrunchがギャラを払えば、いくらかのNSAマネーが私の銀行口座に漏れ入ってくる可能性が高い。実に不愉快である。

もう一つ最近暴露された事実によると、司法省は、エドワード・ストーデンが姿を現した翌日に、彼のメールプロバイダーを標的にした結果は不調に終った。そして、上院は、NSAがインターネットの中核をなす光ケーブルを直接盗聴している、というわれわれが既に知っていることを認めた。

そうそう、もう一つ。読者はNSAの iPhoneとiPad両方に対応したアプリをご存じだろうか?おそらくご存じないだろう。現在のバージョンは、ページに表示されるために必要な平均スコアを得るためのレビューすら書かれていないから。仕様に書かれた機能が笑える:「NSAのビデオおよび従業員による証言」。それと「QRコードリーダー」。

しかし、このNSA iPhoneアプリの真骨頂は、ユーザーの位置を追跡〈しない〉と約束していることだ。

NSA Career Links 2は、道路案内を作成するためにあなたのデバイスの位置情報を使用しません。すべての位置情報は、NSA Career Link 2あるいは国家安全保障局とはつながりのないサードパーティーの地図アプリが利用します。

しかし、ジョークにもならない。先週NSAは、アメリカ国民による通話の位置を追跡していたことを、事実上認めた。だから、私はあんたを信じていない。

トップ画像提供:Martin Terber。HT Gripperは、私とTechCrunchにこれらの広告について知らせてくれた。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)