Nintendo Switchの好調はまだまだ続く、感謝祭の週は記録更新

Nintendo Switchの爆発的なヒットは、まだ続いている。

今日(米国時間11/28)同社が共有したプレスリリースは、感謝祭の週末における売上を自慢するビクトリーラップを見せつけている。同社の数字によると、その小さなコンソールは4日間で同社の全製品が2億5000万台売れた中でトップだった。

同社によると、アメリカでは発売後20か月でSwitchは820万台売れたが、1週間の売上としては前週が最高だった。

今年の1月に同社はSwitchの売上台数を素材とする大々的なPRを展開し、このデバイスがビデオゲームコンソールの売上最速記録を更新した、と発表した。それから10か月後の今日、クリスマス商戦の本番までまだ数週間あり、大ヒットが期待されるSuper Smash Bros Ultimateのリリースもまだだというのに、Switchの勢いはほとんど衰えていない。

関連記事: 任天堂のSwitchはアメリカでも記録破りの売上、Wiiを上回る

以下は、そのプレスリリースにおけるアメリカのみの数字だ:

  • “3DS系列”は累計で2200万台売れた。
  • SNES Classicはこれまで250万台、NES Classicは200万台売れた。
  • Super Mario Partyの売上は100万を超え、Mario Partyシリーズの中で最速の売上となった。

ほんの数年前には存続すら危ぶまれた企業が、今や超健康体で、過去をあれこれ言われたとしても同社は全然平気なようだ。

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任天堂の20ドルの充電スタンドはSwitchのキックスタンドの問題も解決

Switchは、いろんな使い方ができるのが魅力だ。Nintendoのこの最新システムは、家庭用とポータブルの垣根を取り払ったすばらしいハイブリッドデバイスだ。でも現状ではまだ、二つのモードの狭間(はざま)に、いくつか問題があるようだ。

まず、最初から問題だったのがキックスタンドだ。よく倒れるし、デバイスが変な角度になるし、最悪なのは充電ポートが下にあるので、充電中は卓上モードでプレイできないことだ。

そこでE3(Electronic Entertainment Expo)が間近に迫ってきた今日(米国時間5/9)、同社は20ドルのソリューションを披露した。それはAdjustable Charging Stand(調節可能な充電スタンド)というシンプルな名前で、ACアダプターにつないだ状態でも、デバイスを支える。

調節可能とは、キックスタンドの角度を変えられること。見る位置や角度によって、デバイスの傾きを変えられる。たとえばテレビは使えないどJoy-Conを使ってゲームを楽しみたい、なんてときには、デスクや飛行機のシートテーブルでもそれができる。

発売は、E3が始まる6月13日だ。

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Nintendo Switchの上でLinuxを動かすことに成功

Nintendo Lifeによると、fail0verflowと名乗るハッカーグループが、LinuxのディストリビューションDebianが動いているNintendo Switchの写真をシェアした。Nintendoは、この脆弱性をファームウェアの今後のパッチでフィクスできない、と同グループは主張している。

fail0verflowによると、NvidiaのTegra X1 SoCのブートROMに欠陥がある。このゲーム機は始動するときに、ROMにある小さなコードを読んで実行する。そのコードに、ブート時に実行されるコードがある。

つまりそのブートROMはNvidiaがチップを作ったときにその上に保存され、あとから書き換えることはできない。Nintendoがその後行うソフトウェアのアップデートによっても、そのブートROMが書き換えられることはない。ゲーム機の電源ボタンを押すと直ちにブートROMがロードされるから、それをバイパスする方法もない。

唯一の解決方法は、新しいNvidia Tegra X1チップを作ることだろう。NintendoがNvidiaにそれを頼めば、Switchのこの脆弱性はなくなる。

なおfail0verflowによれば、ブートROMをバイパスするために改造チップをインストールする必要はない。写真を見ると、彼らは何かをデバイスの右側につないでいる。そこは、右のJoy-Con用端子(UART)のはずだ。

fail0verflowがこのエクスプロイトをシェアする気になったら、海賊版など、いろんな自家製ソフトウェアの可能性が開ける。それはNintendoの経営にも、影響を与えるだろう。

〔訳注: このハッキングの詳細については、原文のコメントをお読みください。〕

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任天堂のSwitchはアメリカでも記録破りの売上、Wiiを上回る

任天堂のNintendo Switchは短期間で大量に売れたので、同社の最速売れ行きのゲーム機になっただけでなく、アメリカにおける最速売れ行きを記録、ないし記録を更新した。それまでのトップは、発売直後におけるWiiだった。Switchは最初の10か月で480万台以上売れて、同じ期間のWiiの400万台を抜いた。

Switchの成功は、それをすでに持っている人にとっては不思議でも何でもないだろう。あるいはその過程をウォッチしていた人にとっても、当然と頷(うなづ)ける。なぜかというと、まず、旗艦的タイトルThe Legend of Zelda: Breath of the Wild(ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド)でスタートを切ったこと。Switchのオーナーの55%以上が、これを買っている。さらに任天堂によると、Super Mario Odysseyが保有率55%以上、Mario Kart 8 Deluxeが50%以上だ。明らかに、任天堂自身による第一級大衆作品が、この家庭用/携帯用ハイブリッド機の初期需要を強力に引っ張ったと言える。

この成績をベースとして、任天堂の2018年は明るいだろう。Switchの今のパフォーマンスを見ると、あまり大衆受けしなかったWii Uの全生涯売上を短期間で軽く抜きそうだ。ただし長期的な売れ行きとなると、Switchの場合でも、今後のゲーム作品の人気と出来栄え次第だ。

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SonyのPS 4の総売上は7000万台超、VRヘッドセットは200万台と好調

Sonyが今日(米国時間12/7)発表した数字によると、PS4本体の累計売上台数は7060万台、PS4用ゲームの売上は6億1780万本、VRヘッドセットは200万、VRゲームは1220万だ。

ゲーム機全体が好調な中でSonyはほぼ確実に、Microsoftとの勝負には勝っているようだ。Microsoftは今年1月の数字しか発表していないが、その時点でXbox Oneは2600万売れていた。当時のMicrosoftは、4K対応のXbox Oneを発売したばかりだった。SonyがPS4のアップデートバージョンを出したのは、昨年だ。

Sonyは、VRヘッドセットでも健闘している。6月の発表では100万台のヘッドセットが売れたと言っていたが、その後値下げやカメラ同梱により売上を上方へ引っぱり上げた。

PS4は6000万台を超えたあたりから、Sonyの旗艦機的コンソール(console, ゲーム機のこと)として、前世代PS3の生涯売上7000万台に急速に接近してきた。PS4が北米市場に登場したのは2013年の11月だった。これまで、あらゆるゲーム機の中でもっとも売れたPlayStation 2は、全生涯で1億5500万台売れた。

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Nintendoの来年のSwitchの増産計画は3000万台にまで膨れ上がったか

10月初めの噂では、Nintendoはクリスマス年末商戦の圧倒的な需要に応えるために、人気絶好調のSwitchの生産量を倍以上にすると言われた。そして同社は来年に関してはさらに増産に励み、3000万台を目指すらしい。

直接の情報筋の話を載せているWall Street Journalの記事によると、Nintendoはすでにパートナー企業と増産計画を共有している。言われている量は2500から3000万台だが、ホリデーシーズンの結果によってはさらに計画量を増やすかもしれない。

10月の噂の時点では、2018年3月までに1000万台という目標だったが、その月の終わりのNintendoの売上予測では、同じ時期の台数が1400万台とアップし、さらにその後1700万になった。それなら、初年度の売上が、あの不運なWii Uの全生涯の売上の上を行くことになる。

新しいZeldaMarioがあるのだから、この人気もうなずける。同社はゲームのクオリティのスタンダードを上げ、大量のインディーのデベロッパーを惹きつけ、そしてAAAの上質なポートまで用意しているのだ。

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Sony公認の小さくてかわいいPS4コントローラーは子どもや手の小さい人にぴったり

ゲーム機を子どもと一緒に遊ぶことが好きな人は気づいておられると思うが、子どもの手は小さすぎて、ある種の同時操作ができなかったり、指がボタンに届かないときがよくある。それで対戦相手としてやっと互角になる、とも言えるが、でも子どもたちの体格に合ったコントローラーがあった方が、ずっといいだろう。そして、それがついに登場した!

この小さなかわいいコントローラーはHoriが作り、Sonyが公式にライセンスしている。オリジナルより40%小さくて、しかし必要なコントロールはすべてある。必要ないもの…ヘッドセットジャック、スピーカー、振動モーター、モーションセンサー、ライトバーなどはない。ライトバーは邪魔なので、ぼくは絶縁テープを貼って隠している。

タッチバーも当然小さいが、Sonyによれば、“一部のタッチパッド入力は左右のスティックでシミュレートできる”そうだ。でもボタンは揃っているから、ブラッドボーンなどには十分だ。

でも、小さいから子どもの手にもよくなじむ。10フィート(3メートル)のコードがついているから、子どもたちの部屋でコントローラーが行方不明になってしまう可能性は低い。子どもが自分の首を締める事故を心配する声もあるが、数年前にワイヤレスがスタンダードになるまでの長年、Nintendo, Genesis, Super Nintendo, N64, Playstationなどなどでそんな事故は一度もなかったと思う。むしろ、SwitchのJoy-Conを飲み込むことの方が心配だね。なにしろ、とくに幼児は、目を離(はな)してはいけない。

いずれにしても30ドルと安いから、PS4一族の仲間入りをしてもらうのも気楽だ。子どもはもちろん、カウチで一緒に遊ぶ大人たちにもふさわしい。発売はもちろん、ホリデイシーズンの前だろう。

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PlayStation VRのヘッドセットとプロセッサーユニットがマイナーなアップデート

Sonyの発表によると、PlayStation VR用ヘッドセットのアップデートバージョンが近く発売される。でも、わりとマイナーなアップデートだから、あまり興奮しないように。それでも、最初のハードウェアのオーナーを悩ませていた問題の一部が、解決されている。

日本では今月の終わりごろ発売され、アメリカはそのあとだが、その日程はまだ発表されていない。

いちばん目立つアップデートは、ヘッドフォーンとヘッドセットが完全に一体化したことだ。ケーブルがそのぶん単純になり、また、ヘッドセットをうしろから見たときのルックスがすっきりする。

機能面で大きなアップデートは、外付けのプロセッサーユニットボックスがHDRも通すようになったので、互換機PS4やPS4 ProのHDR機能を利用するために、ユニットを外さなくてもよいことだ。

これらのアップデートはどれも、比較的ささやかだが、でもHDRがメジャーになりつつある今、PS VRのユーザーがいちいち、VRのセットアップを外さずにそれにアクセスできることは、ありがたい。気の重さがなくなった、と言える。でもFAQページによると、HDRをを楽しみたいのでプロセッサーユニットだけ、というアップグレードはできないようだ。

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8bitdoの新製品ワイヤレスコントローラーはSNES Classic Editionにぴったりだ

SNES Classic Editionが今日発売され、今頃は予約が間に合ったラッキーな連中の家へ向かっているか、または世界中のゲームストアの前で行列を作り、眠そうな目をしたファンの手に渡っていることだろう。この小さなゲーム機の評価は総じて良いが、それも意外ではなく、今後はアクセサリ市場が賑わうことだろう。ここでご紹介する8bitdoの、昔のSNESを連想するレトロなワイヤレスゲームパッドも、そのひとつだ。〔SNES == スーパーファミコン〕

8bitdo SN30ワイヤレスコントローラーのニューバージョンは2.4GHzのワイヤレス受信部があり、[Down]と[Select]を同時に押すとSNES Classicのホーム画面が出る。内蔵バッテリーは充電可能で、また、オリジナルのスーパーファミコンやカラーSNESにあったボタンがすべてある(上図)。

この新しいコントローラーは、Amazonで今日(米国時間9/29)から予約を受け付けている。ワイヤレスで24ドル99セントは安いと言えるだろう。有線のコントローラーも、そう安くはないだろうから。なおこれらは2.4GHzのデバイスのみであり、同梱の受信部がないと使えない。Bluetoothのコントローラーは、だめである。

発売は12月10日だから、かなり待たされる。でもそれはまだ、ホリデーギフトシーズンのまっただ中だ。それまではSNES Classicに同梱されている、ケーブルの短い有線のコントローラーで我慢しよう。

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NintendoのNES Classic Editionは11月だけで20万台近く売れたらしい(アメリカのみの数字)

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NES Classicの需要はNintendoの予想を上回っていた。ここアメリカでは今、ほとんど入手不可能であることからも、それは分かる。Nintendo自身は、このオール・イン・ワン・エミュレーターの売上台数を公表しないから、マーケティング・リサーチの老舗NPDの最新発表値に頼るしかない。

その調査分析によると、Nintendoは11月11日の発売以降、その月内で、このゲーム機を19万6000台売った。そしてその間、ハードウェアへの消費支出は前年同期比で35%落ち込んだ。もちろん、このレトロなシステムの60ドルというお値段を、本格的な次世代ゲーム機PlayStation 4やXbox Oneと同列で比較しても無意味だ。ちなみにこの両機種の売上はこの間、減少した。

Nintendoにとっては、全面的に嬉しいニュースだ。3DSは6か月ぶっ続けで伸びたし、Pokemon SunとMoonはどちらも快調な売れ行きだ。もちろんそれは、Pokemon Goの大成功の余録だけど。11月に売れたゲームとしては、この二つはDuty: Infinite WarfareとBattlefield 1に次いで3位、4位だった。

このまま行けば、Nintendoのホリデイシーズンは確実に大物になる。Nintendo Switchがどれだけもたついていても、あまり関係ないだろう。そして昨日(きのう)のSuper Mario Runのリリースは、確実に、火に油を注ぐのみである。

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Nintendo SwitchはNvidia SHIELDの精神を継承開花している

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Nintendoが新たなゲーム機Switchを発表した(それまでのコードネームがNX)。他社製品との重要な違いは、家庭用とポータブル両者間の‘変身’が素早くスムースであることだ。それはメインのゲーム機としてタブレット形式を採用したことと、コントローラー(‘Joy-Con’)をモジュール構造にしたせいである。

Switchはメジャーになれるだろうか? それは来年リリースされてからでないと分からないが、感触はすでに良い。メディアの扱いも漏れなく大きいし、ソーシャルメディア上に見るファンの反応も悪くない。またSwitchにはその前身がいくつかあり、それらから、その使い心地が想像できる。そしてそれらの前身的製品は、今のわれわれがSwitchにあらためて関心を持つべき多くの理由を与えている。

Switchは、同機専用に再設計されたNvidia Tegraプロセッサーを使っている。その強力なモバイルプロセッサーは、Nvidiaのモバイルゲーム機SHIELDで使われている。SHIELDにはOSがあり、それはAndroidだが、モバイル-ファーストで作られたゲームと、PCやそのほかのゲーム機からの移植作品の、両方の体験を重視している。そして家庭でも出先でも同じく良質のゲーム体験が得られるという特長を、SHIELDとSwitchは共有している。

家庭と外が両立するハイブリッドゲーム機にゲーマーは何を望むのか、Nvidiaはその探求に多くの時間と労力を割いた。SHIELDのさまざまな変種やモード、姿形(置き方)が、そのことを物語っている。最初のSHIELDポータブルは電話機能のないAndroidフォーンで、コントローラーハードウェアと合体され、そして次のSHIELDタブレットはSwitchに近いものになり、そしてSHIELDセットトップボクスは、今でもAndroid TVの突出的スターだ。

そうやって進化してきたSHIELDは、いずれも仕上がりが良く、PCや従来のゲーム専用機でゲームを楽しんできたゲーマーがモバイルに感じる不満を、一掃していた。そして今度のNintendo Switchは、SHIELDのニッチな成功から多くを学び、その客層を大きく広げようとしている。

Switchが実現しているリビングルームとポータブルのシームレスな移行は、SHIELDがやろうとしていたことの続編のようでもあり、そしてそれをTegraが動かしていることは、単なるモバイル体験の拡張ではない、本格的なゲーム専用機体験を実現するにふさわしい。そしてもちろん、ふつうの消費者から高度なゲーマーまで、多様なユーザー層を抱えるエコシステムという点では、NintendoはNvidiaよりも断然有利だし、ゲームに関する技術的蓄積も厚い。

表面的には、NvidiaとNintendoの関係は、部品の提供業者とそのユーザーにすぎないが、そこにSHIELDというものが絡むかぎりは、提供したのは部品だけでなく、将来の大きなビジョンも、だったのではないか、という気がしてくる。そしてそのビジョンを実体化したのが、今度のNintendoの、リビング/モバイルハイブリッド機なのだ。 

参考記事

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プレステVR、HTC Vive、Oculus Riftーー買うならどれがいい?

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ここ数ヶ月、私は結構な時間、ヘッドセットを顔につけてVRを体験した。それが私の人生を豊かにしたか、あるいは混乱させたかは分からない。少なくともVRゲームは本当に楽しめるものになり始めていて、動画コンテンツは今後一層良くなるだろうとお伝えすることはできる。

Playstation VRがローンチし、コンシューマーが高品質なVRを楽しむための3つの代表的な製品がある。最初の質問は、これを今買うべかどうかだ。

ハードコアなゲーマーなら答えは「イエス」だ。常に最新テクノロジーのアーリーアダプターであるなら、それも「イエス」だ。いつもBurning Manに行っている、あるいは常にBurning Manの話をしているなら、その答えも「イエス」だ。その他の人にとってはというと、私は懐疑的だ。これらを買うために貯金する必要はないだろう。Gear VRもしばらくの間、十分だと思えるほどのものだ。

ここ数ヶ月の間で知り得たことは、PCで動くヘッドセットのアップデートサイクルは、モバイル端末と同じ頻度ではなく、ゲームコンソールの期間(おそらく3、4年おき)と同じくらいになるだろうということだ。

コンシューマーが個人的にこれに投資するには、高額すぎるだろう。また、光学やセンサーなどの発展のおかげで次のヘッドセットでは技術的に大きな飛躍が見込まれる。そうなれば、次の変更で、大部分に互換性が残るとは限らない。少し興味があって、これらのハイパワーのヘッドセットの第2世代を待つというなら、それは2019年か2020年頃になるだろう。

この記事を読んでいて、まだVRを購入するという選択肢が残っているなら、主要なヘッドセットの概要を簡単にここにまとめたので参考にしてほしい。

PlayStation VR

レビュー記事はこちら

+ ヘッドセット、カメラ、コントローラーが付いて499ドル
+ PS4システムが必要
+ 既存のMoveモーションコントローラーを使用
+ ディスプレイ解像度1080×960 OLED (片目ごと)
+ ディスプレイのリフレッシュレート:120Hz

HTC Vive

レビュー記事はこちら

+ 全部込みで799ドル
+ 強力なPCが必要
+ SteamVR OS
+ ルームスケールのトラッキングとモーションコントローラー付き
+ ディスプレイ解像度:1200×1080 OLED (片目ごと)
+ ディスプレイのリフレッシュレート:90Hz

 Oculus Rift

レビュー記事はこちら

+ ヘッドセットとXbox Oneコントローラーで599ドル
+ Touchコントローラーは199ドル(12月6日発売予定)
+ 強力なPCが必要
+ Oculus Home OS
+ ディスプレイ解像度 1200×1080 AMOLED(片目ごと)
+ ディスプレイのリフレッシュレート:90Hz

結局どれがいい?

各ヘッドセットは上記に挙げた通りだ。では、どれを買うべきか?単刀直入に回答したいと思う。

高額なPCを買いたくないのなら、PS VRがいいだろう。ベストなヘッドセットではないが、価格が適正で定期的なシステムアップグレードの時にGPUで見栄を張り合る気苦労もない。また、Sonyはゲームスタジオとの関係性を築いているので、良いゲームタイトルがこのプラットフォームに最初に登場する可能性が高い。

VRの保守主義者で、VRがオープンプラットフォームであることを保証するために個人的に投資しようと思うのなら、HTC Viveがいいだろう。OculusとPlaystationは独占的だが、HTCはValveのSteamVRシステムを活用していて、1つのコンテンツが異なるヘッドセットで利用できるようになることを目指している。

しかし、VRに多額を費やしてもいいという気持ちがあるならOculus Riftがいいだろう。現段階ではViveの方が全体の体験はいいだろうし、トラッキングも素晴らしいが、新しく出るTouchコントローラー(12月6日発売予定)が一番良いものだ。OC3で見たOculusだけで遊べる良質なゲームの多さも衝撃的だった。いくつかの最新のテクノロジーで、少しパワーの落ちるPCでも動かすことが可能にもなる。また、親会社のFacebookとの距離が近いことは、このVR大手がゲーム以外のソーシャルアプリでも最先端を行き、そのネットワークが持つポテンシャルを引き出すだろう。XBox OneのコントローラーではVRのコンテンツ体験はパッとしないものだったが、ヘッドセットが脚光を浴びる時代はこれからだ。

まだVRは始まったばかりだが、早すぎるということもない。このどれを買ったとしても、大きく外すということはないだろう。Google Cardboardからその機能、複雑さ、価格から大きく飛躍した。あなたのニーズに合った最良のVR体験を見つける参考にしてほしい。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website

Windows Server 2016はDocker Engineの商用サポートあり、MicrosoftによるDocker買収説も

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Microsoftはこのところ、現代社会は“クラウドとモバイルがリードしている”とよく強調するが、でもそんな世界でもWindows Serverの出番は少なくない。今日(米国時間9/26)アトランタで行われたIgniteカンファレンスで同社は、Windows Server 2016が10月1日に予約販売を開始し、実際の発売は10月半ばになる、と発表した

それは、大方の期待に沿うものだ。とくに、10月1日といえば、Windows Server 2016のプレビューが初めてリリースされてからちょうど2周年になる。

Windows Server 2016には、新しい機能がたくさんある。セキュリティとネットワーキングツールの改良、クラスタリングのサポートを改良、などなど。中でも大物は二つ: Nano Serverがオプションとして加わったことと、コンテナのネイティブなサポートだ。Nano ServerはいわばのWindows Serverの軽量化バージョン、クラウドで使われることを目指している。

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Windows Server 2016でDocker Engineを使ってコンテナを扱うことは、すでにMicrosoftが発表している。そして両社は今日、パートナーシップを延長することと、MicrosoftはWindows Server 2016の顧客にDocker Engineとその商用サポートを提供するが、それに関しては新たな課金が発生しないことが発表された。基本的なサポートの多くをMicrosoftが担当し、難しい問題はDockerに回すことになる。

Microsoftは今日とくに、ITのプロたちのためのDockerのデータセンターソリューションを強調した。“ITのプロがWindowsソフトウェアのサプライチェーンを安全に確保し、コンテナ化されたWindowsワークロードを管理できる…オンプレミスでも、クラウドでも、あるいはハイブリッドな環境でも”、ということだ。

このようにDockerとMicrosoftの仲が緊密になると、首をもたげるのは、やっぱりMicrosoftはDockerを買うのか?という疑問だ。Microsoftはこれまでも、サードパーティツールをその旗艦的サーバーに直接組み込むことは、あまりなかった。

Windows Server 2016に加えてMicrosoftのSystem Center 2016もやはり10月に一般供用される。System Centerは、名前は曖昧だが、データセンターを管理して、ハードウェアの確保と管理を行うツールだ。ハードウェアといっても、Windows ServersマシンやLinuxボックスだけでなく、VMWareやHyper-Vの動くマシンも含む。

Azure Stackのプレビューも今日リリースされる。一般供用は2017年だが、これで企業ユーザーがAzureのサービスを自分のデータセンターで動かせるようになる。今度のニューバージョンでは、モニタリング、容量の計画化、など新しい機能の多くがプレビューされる。またAzure Key VaultやAzure Queueストレージなどのサービスも、プレビューされる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

SonyがPlayStation 4の4K+HDRバージョン“Pro”を11月に399ドルで発売、既存モデルは薄型に

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SonyがPlayStation 4の上級バージョンの詳細を明かした。

Sony Interactive Entertainmentの社長Andrew Houseによると、Proと呼ばれるその機種は4Kのテレビとダイナミックレンジの大きい(high dynamic range, HDR)ビデオをサポートする。言い換えると、今のPS4よりもグラフィクスが綺麗で細密である。

SonyのMark Cernyによると、PS4 Proは、4Kのグラフィクスをサポートするための数々の“ハードウェアイノベーション”があるだけでなく、ふつうのHDTVの上でも高品質なヴィジュアルを提供する。GPUのパワーはこれまでのPS4の倍で、ハードディスクの容量は1テラバイトにアップした。

Playstation 4 Pro

Cernyは、これまでのPS4のゲームもプレイできるからといって、機種の世代差を曖昧にしてはいない、と言った。彼は、Call of Duty Infinite WarfareMass Effect Andromedaなどにおける、Pro向けに施したグラフィクスのパッチを紹介した。

PS4 Pro gameplay

Houseの主張では、HDRは、かつてSDからHDへの移行がテレビ/ビデオの世界を大きく変えたように、ゲームやエンタテイメントの世界を抜本的に変えるだろう、と言う。SonyがファームウェアのアップグレードによってすべてのPS4にHDRをサポートさせようとしているのは、そのためだ。

ゲームだけでなくProには、Netflixアプリのニューバージョンが載る。Netflixが年内に提供可能となる4Kコンテンツは、累計600時間あまり、と言われる。またYouTubeアプリも、4Kビデオをサポートするバージョンを開発中だ。

PS4 vs Pro

発表は今日(米国時間9/7)ニューヨークで開催されたSonyのプレスイベントで行われた。それはNeoというコードネームで年初からうわさされ、6月にはHouse自身が確認した。そのときHouseはフィナンシャル・タイムズ誌に、PS4の現行機は今後も売っていくが、ニューバージョンはやや高くなる、と語った。そして今日の発表では、ベーシックなPlayStation 4は薄型になり、299ドルで売られることになった。

Proは、11月10日に399ドルで発売される。Houseによると、性格がはっきり異なる二つの機種を提供することが目標で、薄型のPS4はエントリレベル、Proはハードコアのゲーマー向けとなる。しかし、“コミュニティが二つに分裂することはない”、と。

最近の決算報告でSonyは、小売店に卸したPS4の台数が4350万台、と言っている。これはたぶん、Xbox Oneの倍ぐらいだ。

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PlayStation 4のOSがニューバージョンへ、マルチタスクでよりすっきりのユーザー体験、本物のコンピューターに近づく

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PlayStation 4のオペレーティングシステムの4.00のベータが明日(米国時間8/16)、登録ユーザーに提供される。Sonyはその主な機能のプレビューを、みんなに見てもらいたいようだ。もっとも注目すべき機能は、ライブラリの編成を変えたことだ。またUIも改良され、ゲームプレイを続行している状態でShareやQuick Menusを使えるようになった。つまり、マルチタスク化だ。

PS4 v 4.00ではフォルダも改良され、コンテンツをライブラリとローンチバーの両方でグループ化できるようになった。これでいろんなものを探すのが簡単になり、すっきりしたプレー経験が得られる。これまでは、初めて使うものを見つけようとすると、たいへんな作業にだった。

ライブラリのコンテンツもPurchased Content(購入したコンテンツ)タブの新設で簡単にナビゲートでき、PlayStationのIDでこれまでに買ったものがすべて分かる。メインのライブラリタブでは、これまでにPS4にダウンロードしたもののみだ。これからは大量にコンテンツのあるプレーヤーは大いに助かるだろう。ソートや検索もできるから、購入日付やインストール状態で整列したり、キーワードで検索したりできる。

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UIの改良には、アイコンや通知などのシステム要素のルック&フィールの変更も含まれる。Quick MenuとShare Menusは、ディスプレイのごく一部をおおうだけになったから、これまでのように全画面に出しゃばってゲームの邪魔をすることがない。

ぼくは、しばらくご無沙汰していたPS4を、No Man’s Skyのおかげでまた長時間使うようになったから、以上の変更はすべてありがたい。PS4がゲーム機というより本物のコンピューターのようになり、PlayStationのユーザー体験にあった、ゲーム専用機的な古めかしさが希薄になったようだ。

このベータは明日、テスターたちに配布される。メールで、その案内が来るはずだ。それ以外の人はしばらく待つことになるが、でも待つだけの価値はある。

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