Twitterに関する意外過ぎる10大統計

最近、Twitterに関する記事を余り投稿してこなかったSEO Japanですが、世間的にはIPO、そして利用者数も増え続けているようで着実にさらなる盛り上がりを見せているようです。日本でも世界の秒間ツイート数のトップ5を日本が独占するなど、その人気は衰えを知らないばかりか、若年層を中心に益々普及を見せているようです。Twitterをマーケティングに活用したい・してきた企業も数多くあると思いますが、今回はTwitterに関する様々な統計を集めた記事をThe Next Webから。中にはあなたのTwitterマーケティングの常識を覆すような、意外なデータもある? — SEO Japan

以下の記事は、もともとBufferブログに投稿された作品である。


ソーシャルメディア業界では、頻繁に変化が起きているため、キャンペーンに影響を与える最新のスタッツやトレンドを常に把握するのは難しい。私自身、読んだスタッツを忘れることもあれば、廃れたスタッツを基に、ツイッターを利用してしまうこともある。

実は、つい先日、最新のソーシャルメディアのスタッツをチェックし、ツイッターでユーザーが増加するペースが最も早いのは、55-64歳と言う情報を得たばかりである。しかし、これは、判明した様々な変化のうちの一つでしかない。

私は、フォロワーに接触する方法を改善する上で役に立つ、面白いツイッターのスタッツを常に探している。企業向けの新しいソーシャルメディアアプリの宣伝を試みているため、最新のスタッツは、今まで以上に重要な意味を持つようになった。

1. ツイッターのブランドのエンゲージメントは週末になると17%高くなる

週末にツイートを投稿しているブランドは19%に過ぎないため、この事実はあまり知られていないだろう。フォロワーにツイッターで参加してもらいたいものの、週末に働きたくないなら、Bufferを使って、朝寝坊をしつつも、スケジュールを決めて、ツイートを自動的に送信することが出来る。

ソーシャルメディアサイエンティストのダン・ザレラ氏もまた、自身のツイッターの実験で、金曜日、土曜日、そして、日曜日のクリックスルー率が高いことを発見している。

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週末に送信するツイートの成果

金曜日、土曜日、そして、日曜日にツイートを送信すると、その他の曜日よりもクリックスルー率が高いことに気が付いた。

2. 画像リンク付きのツイートは、ないツイートよりもエンゲージメント率が2倍高い

フェイスブックと同じように、写真はツイッターのユーザーを没頭させる効果があるようだ。

ウェブから直接Bufferアプリを使って画像を手に入れる方法を活用してもらいたい。
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3. 100文字以下のツイートはエンゲージメント率が17%高い

このスタッツもまた、フェイスブックと同じような傾向を示している。どちらのプラットフォームでも、短い投稿は、より多くのユーザーの参加をもたらす。

リンク付きのツイートを投稿しているなら、ダン・ザレラ氏が調査で導き出した120-130文字を目安にすると良い。

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120-130文字のツイートを作ろう

リンクを含む20万本のツイートを調べた結果、120-130文字のツイートのクリックスルー率が最も高いことが判明した。

左: クリックスルー率数

下: 文字数

4. ツイッターで最も増加スピードが早いのは55-64歳の層

オーディエンスの増加を目指しているなら50歳以上の新しいカテゴリーのユーザーに注目するべきかもしれない。ツイッターのユーザーベースが増加するにつれ、ターゲットにするユーザーの層は広くなる(マーケットに該当することが前提)。

これは、大部分においてソーシャルメディアの一般的なスタッツに一致しており、ソーシャルメディアは、年齢層の高いユーザーにも受け入れられつつあると言える。

5. ハッシュタグ付きのツイートは、エンゲージメント率が2倍高くなる

とは言っても、利用するハッシュタグの数は、最低限に抑える必要がある。1つ、または、2つハッシュタグを利用した場合、3つ以上利用する場合よりも、エンゲージメント率は21%高い。ハッシュタグは、ツイートを、他のユーザーがフォローしている、または、興味を持っている特定のトピック、あるいあ、ツイッターのチャットに導くことがあるためだ。ツイートを投稿する際は、とりわけエンゲージメント(参加を介した交流)の改善を重要視しているなら、適切なハッシュタグを利用することに留意してもらいたい。

ツイッターのハッシュタグの歴史には、とても興味をそそられる。結果として、ハッシュタグが力をつけてきたのは当然である。

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(左)計測したツイートのうちハッシュタグを含むツイートはたった24%であった。

(中央)1つ、または、2つハッシュタグを持つツイートは、3つ、または、4つのハッシュタグを持つツイートよりも、エンゲージメント率が21%高かった。

(右)2つ以上のハッシュタグを用いるツイートは、エンゲージメント率が17%下がった。

6. ブランドに言及するユーザーが作ったツイートの66%は、モバイルデバイスから送信されていた

モバイルユーザーに狙いを絞る際は、幾つか留意するべき点がある。まずは、必ずモバイルフレンドリーなサイトにリンクを張ることを心掛けてもらいたい。言及する人物のツイッターのユーザー名にリンクを張り、ハッシュタグを加えると、新しいブラウザを開くことなく、そして、ツイッターのクライアントで検索を行うことなく、詳しい情報を求めるモバイルユーザーに喜ばれるだろう。

そのため、モバイル向けの優れたソーシャルメディア配信ツールの利用が、今まで以上に重要になっている。モバイル化が、今後の数ヶ月間または数年間で、どれだけ顕著に表れるようになるのか経過を追っていきたい。

7. モバイルデバイスを主に利用するツイッターのユーザーは、通勤中に見ている確率が断然高い

ツイートを送信する際は、オーディエンスがどこにいるのか、そして、何をしているのかを考えてもらいたい。朝早いなら、オフィスに向かう通勤の最中なのかもしれない — 退屈しており、面白いコンテンツを探している可能性が高いため、オーディエンスの注目をつかむ最適の時間だと言えるだろう。

また、仕事場や学校にいる間にツイッターを利用している確率も高いため、– 少なくとも一度は試してもらいたい –ツイートを送信する時間帯として相応しくないと決めつけないでもらいたい。一方、次の表が示す通り、夕食の時間は、フォロワーにツイートを見てもらう時間には向いていないと言える。

 10 surprising new Twitter stats to help you reach more followers

夕方以降にツイートを送信する場合

朝よりも午後にツイートを送信すると、クリックスルー率が高くなることが分かった。

夕食時

通勤中

スマートフォンでツイッターを出来るだけ活用する方法に関する詳細な見解にも目を通しておいてもらいたい。

8. 拡散請負人はダイレクトメッセージを送る確率が122%高い

 10 surprising new Twitter stats to help you reach more followers

拡散請負人は、コンテンツを読み、作る傾向がある

(左から)ツイートを送信する ダイレクトメッセージを送信する ツイートをお気に入りに登録する 写真を見る 写真をツイートする 動画をツイートする

ツイッターが行った調査では、拡散請負人 — つまり、他のユーザーに比べ、リツイートする傾向がある人達(その結果、コンテンツが拡大されていく)– はダイレクトメッセージを送信する傾向もあることが分かった。さらに、拡散請負人の90%が、テレビ番組に関するツイートを投稿していることも明らかになっている。

このスタッツから、ユーザーは、ツイッターを親しい友達や家族とコミュニケーションを取る手段と見ていることが分かる — そのため、ダイレクトメッセージを利用し、また、テレビの視聴等、習慣や日頃の活動をツイートで取り上げている。

とりわけ、ダイレクトメッセージに先日加えられた変更により、マーケッターにとって、このスタッツが持つ意味はさらに重くなったように思える。

9. お願いすると、リツイートしてもらえる確率は12倍高くなり、「リツイート」と言う言葉を実際に使うと23倍高くなる

このスタッツは非常に興味深い。リツイートを要請する行為は、リツイートを得る上で最も効果的だと指摘する意見を聞いたことがあるが、実際に、略語の「RT」ではなく、「リツイート」を用いると、リツイートされる確率は大幅に高くなることが分かった — 平均よりも23倍高い。これは、それほど手間がかかる作業ではない。

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(上)12X 「リツイート」をフォロワーに頼むツイートは、「リツイート」を求めないツイートよりも、リツイートされる確率が12倍高い。それにも関わらず、この戦略を採用しているブランドは、1%にも満たない。

(左)23X 「リツイート」と言うフレーズを使って頼んだ場合、リツイート率は、平均よりも23倍高くなる。

(右)10X 一方、リツイートを省略して「RT」で頼んだ場合、リツイート率は、10倍に留まる。

10. リンクを含むツイートは、リツイートされる確率が86%高い

写真のように、リンクはツイッターのユーザーに受け入れられている。しかし、リンクは、エンゲージメント率よりも、リツイート率を高める効果があるようだ。現在のフォロワーと交流するのではなく(写真を使ってエンゲージメント率を高める)、接触範囲を広めたいなら(より多くのリツイートが送信される)、この点を考慮すると良いだろう。

結論: 今後の展開

今回紹介したツイッターのスタッツの最新の変化は、ツイッターの今後の方向性に変更が生じることを示唆している。

これからどうするか?と言う疑問が、当然、浮かんでくる。ツイッターの新しい変化を活用するために、「ツイート、フェイスブックの投稿、eメール、ブログの記事を最高のタイミングで投稿するための、科学的な視点で作ったガイド」に目を通してもらいたい。ツイッターを今以上に活用する上で、素晴らしい情報源になるはずだ。

さらに上級者のツイッターユーザーなら、まずは「ツイッター、フェイスブック、ブログで優れたタイトルを作るための、科学的な視点で作ったガイド」を読むと良いだろう。

ツイッターをフル活用するための最高のアドバイスを持っているなら、意見やアイデアと併せて、コメント欄で是非発表してもらいたい。


この記事は、The Next Webに掲載された「10 surprising new Twitter stats to help you reach more followers 」を翻訳した内容です。

Twitter投稿サービスのBufferユーザーが対象ですし、米国・英語圏のユーザーが対象の調査ですが、「リツイートをお願いする」方が23倍リツイートされやすくなる、というのは結構意外というか、私ならしたくともどこか遠慮してできない種類の行動なのですが、何かの際に一度やってみますか。ハッシュタグは1つか2つが適切というのも、それ以上あるとスパムっぽく感じるのでしょうか?画像付ツイートの拡散性の高さにも、Twitter=文字中心、というイメージがありますが改めて注目したいところ。そして企業マーケッターには週末ツイートの効果の高さも再認識したいですね。週末働かずとも各種ツールを使って投稿時間の設定も可能なわけですし。

と、どこまで意外かはともかく、色々と興味深い統計がつまった記事でした。 — SEO Japan [G+]

今日のビジネスに関する29のショッキングな統計データ

私が愛してやまない真のカリスママーケッター、ミッチ・ジョエルが、今日のビジネスに関して聞いてびっくりな統計データの数々を、プレゼンスライドにまとめてくれた記事を紹介。スライドの日本語訳を記事に起こしたので、その部分だけ読んでいただければ。SEO Japanの読者さんは限りなくバリバリの現役ネット世代とは思いますが、改めてここで紹介されている数字や統計に、現代におけるインターネットの影響力の大きさがわかります。 — SEO Japan

リブートするという考えは、多くの人々を怖がらせるように思われる。

私の新刊『CTRL ALT Delete』が1週間前に発売され、幸運にも多くのメディアの注目を集めてきた。全てのインタビューの中で、人々はこのコンセプトに対して不安で神経質で心配した態度を取っているように思える。『CTRL ALT Delete』のサブタイトルは、“Reboot Your Business. Reboot Your Life. Your Future Depends On It(ビジネスをリブートせよ。人生をリブートせよ。あなたの未来はそれにかかっている)” だ。私には何が一部の人々を怖がらせているのかが分かるが、このことは紛れもない真実だ:『CTRL ALT Delete』は可能性と機会に関する本である。それは、あなたがする仕事について、もっと上手くなる(そして、もっとハッピーになる)ために力を与える本なのだ。

あなたにはどんな選択肢があるのか?

あなたは、自分自身、家族、コミュニティ、業界のためにどんな種類の未来が欲しいだろうか?多くの人々は、私たちTwist Imageチームが『CTRL ALT Delete』に人々の関心を向けさせるために作ったデジタル体験に感銘を受けている。この話を前に押し出し、どれほどビジネスが変化したかについてより多くの証拠を提供する取り組みにおいて、あなたは以下のプレゼンテーションを見ることができる。それは、たくさんの統計データと、片眉(もしくは両眉)を上げるような興味深いニュースだ。あなたがこの情報に価値を見いだし、ビジネスの基盤がいかに変化したかに関して、さらにはそのさらなる変化が今後しばらくの間起こり続けることに関して、このようなことは誇張もしくは過大表現であると考える人にこのプレゼンテーションを回すことを期待している。

今日のビジネスに関する25以上のショックな統計データはこちら:

mitchjoelより、25+ Mind Blowing Stats About Business Today – CTRL ALT Delete

今日のビジネスに関する29のショッキングな統計データ

  1. 世界は変わった変わりつつある
  2. この問いだけを頭に叩き込め — 今後5年間、企業に求められる人材になりたいか?
  3. 何もかも変わったことを、これから嫌と言うほど分かってもらう…
  4. グーグルの広告収入は、米国全体の印刷媒体の広告収入よりも多い(BUSINESS INSIDER)
  5. アップルの収益の2/3は、2007年以降に発売を開始した製品によってもたらされている(INTERESTING SNIPPETS)
  6. アマゾンの1年間の収益は、世界の半分のGDPよりも多い(PC MAGAZINE)
  7. アマゾンの倉庫の総面積は、マジソンスクエアガーデン700個以上の広さに当たる(BUSINESS INSIDER)
  8. OFFICE DEPOT、STAPLES、DELLが束になってかかっても、アマゾンのオンラインショッピングには敵わない(PC MAGAZINE)
  9. 有職者の12%は、自分達が務める会社が、ビジネスの変化についていけていないと感じている(CTRL ALT DELETE USER SURVEY)
  10. 1999年、ブロードバンドのインターネット接続の所有者は3800万人であった。現在、12億人が携帯電話でブロードバンド接続を行っている
  11. フェイスブックでは、1億5000万人のデイリービジターの半分近くが、モバイルデバイスからアクセスしている(CONSTANT CONTACT)
  12. 安全な水道水と電気を利用することが出来る人よりも、携帯電話サービスを契約している人の方が多い — これが現実(BUSINESS INSIDER)
  13. 74%…これは、モバイルが覇権を握る新たな世界で、競争に勝ち抜くための計画を持っていない企業の割合(CTRL ALT DELETE USER SURVEY)
  14. KICKSTARTERは、たった4年の間に9万8000を超える新しいプロジェクトの立ち上げに貢献し、5億2100万ドルを調達した(KICKSTARTER)
  15. KICKSTARTERは、昨年、全米芸術基金よりも多くの資金を芸術分野のビジネスに調達した(POLICYMIC)
  16. 企業の14%…現在の激しい競争のスピードに対応する準備が遅れる(CTRL ALT DELETE USER SURVEY)
  17. 商売の世界は、負けたら即地獄行き
  18. 243…過去5年の間に倒産した著名リテールブランドの数(RETAIL RESEARCH)
  19. CMO(マーケティング部門責任者)の平均在職期間は2年間(FORBES)
  20. フェイスブックでは、ブランドのページから投稿しても、平均でファンの16%にしか届かない(THE NEXT WEB)
  21. 2013年のタブレットの販売台数は2億を突破する(ENDERS ANALYSIS)
  22. INSTAGRAMは1億を超えるアクティブマンスリーユーザーを抱える(INSTAGRAM)
  23. INTERBRANDが発表したトップ 100のブランドの59%がINSTAGRAMを利用している(SIMPLY MEASURED)
  24. 2012年、スマートフォンユーザーの77%が、ローカルのコンテンツにアクセスしていた(LOCAL SEARCH ASSOCIATION)
  25. インターネットで買い物をするユーザーの81%は、PINTERESTの情報とアドバイスを信頼している(BLOGHER)
  26. インターネットには、14兆3000億のウェブページが存在する(WORLDWIDEWEBSIZE.COM)
  27. アメリカのインターネットのトラフィックの23.1%は、モバイルデバイスから発生している(WALKER SANDS)
  28. REDDITの驚異的なスタッツを紹介する — マンスリーユニークビジター = 6230万人、マンスリーページビュー = 44億回、1回のセッションの滞在時間 = 39分間(BUSINESS INSIDER)
  29. REDDITの従業員 = 22名(BUSINESS INSIDER)

もし気が向いたら、『CTRL ALT Delete』に関する詳しいことはこちらで見ることができる:CTRL ALT Delete. Reboot Your Business. Reboot Your Life. Your Future Depends On It. Today Is The Day.


筆者について:ミッチ・ジョエルは数々の受賞歴を誇るカナダ発のデジタルマーケティング/コミュニケーションエージェンシー、Twist Imageの代表です。2008年にはカナダで最もソーシャルメディア上で影響力のある人物、そして40歳以下で最も有名な40人の一人、さらに世界で最も影響力のあるオンラインマーケッター100人の一人に選ばれました。著書である「Six Pixels of Separation」(Grand Central Publishing – Hachette Book Group)は、ビジネス/マーケティング書として英語圏で大ベストセラーになっています。ミッチのブログはこちらから。


この記事は、Six Pixels of Separationに掲載された「25+ Mind Blowing Stats About Business Today」を翻訳した内容です。

まさに、世界は変わりつつあります。いえ、変わったというべきか。ビジネスの世界においてこれまでとは次元の違うパラダイムシフトが起きているのでしょうし、それをチャンスとして活用したいですね。 — SEO Japan [G+]

3秒で消える写真、6秒動画、140文字が世界を征服している理由

写真が数秒で消滅することで米国で大人気の写真共有サービス「Snapchat」がFacebookから3000億円の買収オファーを受けて断ったニュースに衝撃を受けて、以前訳して寝かせていたこの記事を紹介したくなりました。インターネットの今を理解し、そしてウェブサービスの成功の秘訣を考えるにはヒントになる記事かもしれません。 — SEO Japan

制約メディア。それは、ユーザーにプラットフォーム上でコンテンツを作成することを勧めるが、意図的な制約が付いている革新的な製品カテゴリだ―恐らく、Twitterの140文字が最も有名な例だろう。

今ではこういったアプリは非常にたくさんあり、中でも成功しているのが以下のようなものだ:

  • 140文字以下で書く(Twitter)
  • 6秒の動画を作る(Vine)
  • 最大400X300のサムネイルをアップロードする(Dribbble)
  • 3秒後に消えてしまう前に写真を見る(Snapchat)

なぜコンテンツ制作に制約を強いることによって、製品をより成功させるのだろうか?多い方が良いのでは?これらの製品はどれも制約をなくしたらもっと良くならないだろうか?さらには、全ての制約が機能するのか、それともそれは全て気まぐれなのだろうか?

私は、制約とは製品を機能させるのに欠かせないものであると主張するつもりだ。制約メディア製品における高いエンゲージメントは、コンテンツ制作にとっての1%の障壁を打ち破る能力に基づいている。この1%ルールは、WikipediaやYouTubeのようなユーザー生成コンテンツサービスの有名な経験則で、ユーザーの1%がコンテンツを作成し、9%が編集とキュレートをし、90%がただ座って見るだけだと言われている。

もちろん、ユーザーのたった1%だけに積極的にコンテンツを作らせることは最悪だ。そこで、それを解決する方法について話そう。

摩擦のないコンテンツ作成
明白なのは、制約メディアアプリがコンテンツの作成を簡単にするということだ。誰でも140文字で入力することができるし、写真を撮ることができるし、ボタンを押して6秒ループ動画を作ることができる。これを、従来のブログのような大きな空欄のテキストエリアやPhotoshopのような高度なフォトツールと比較してみるのだ。それらを使用するためには、もっとクリエイティブなエネルギーが要求される。

もっと興味深いことは、これらの制約が製品UIのシンプルさにどのような影響を与えるかだ。これらの制約は、製品をよりおもちゃのように使い易くして、より少ない数の使用事例をサポートできることを意味する。時には、SnapchatやVineのように、あなたは1つのボタンで全てのやり取りを実行することができる。ただボタンを押すだけでコンテンツを作成し、リミットに達したなら、全て終了だ―コンテンツを編集したり再アレンジする心配はない。

コンテンツと製品UIの両方のシンプルさが、全ての体験をより方向性を持ったより高いコンバージョンにするのだ。

配信することよりもコミュニケーション
簡単なコンテンツ作成を構築したなら、次のステップは、コンテクストを配信することではなくコミュニケーションにシフトすることだ。それが高いレベルの参加を促す。1%ルールは、紙面上は聞こえが良いが、コミュニケーション製品のコンテクストの中でそれについて考えてみるのだ。Eメール、IM、Skype、携帯メールのコンテンツ作成のパーセンテージはどうだろうか?それは1%より高いのは確かだし、もしかすると100%に近いかもしれない。コミュニケーションのポイントは、全関係者が他の人に向けられたコンテンツを作成し、全ての人が参加するということだ。

Twitterには@メンションがあり、Dribbbleにはリバウンドがあり、Snapchatはコミュニケーションが全てだ。メディアは他の人に対して向けることができ、お互いに話をするための本質的なコンテクストがあるため、これが人々に参加を促す。これが、健全なユーザー同士のエンゲージメントに基づいたメール通知をもたらす。そして、これが、頻繁な参加、バイラリティー、その他様々な良いことを活発にする。

返信は作成より簡単
ゼロからコンテンツを作るのは難しい。同様に、コミュニケーションの発端になることも難しいことがある―見知らぬ人に自己紹介をしたことのある人ならその気持ちを知っているだろう。しかしながら、返信をするのは簡単だ。もし誰かがSnapchat上で変顔をした写真を撮れば、自然な反応は変顔をやり返すことだ。さらには、もしあなたがその写真が自分に対して特別に送られたものだと知っていれば、あなたは返信する義務があるように感じる。

どちらかといえば、これが制約を増大させる―あなたには、自分が誰に返信すべきかを知っているという制約、およびあなたに送られるコンテンツの種類という制約がある。そして、驚いたことに、これらの制約が送り返すものを思い付くのをより簡単にするのだ。

分散を減らすことによってカジュアルなコンテンツをOKとする
見せびらかしを好きな人などいない。実際、あまりに見せびらかしの多すぎるプラットフォームは、人々が参加しない傾向があるというおかしな社会規範を導く。人は、よりスキルのあるもしくはより時間のある人たちと競いたくないからだ。

一方、制約されたコンテンツ制作は、スキルの低いユーザーとスキルの高いユーザーの入力における分散を減らし、それによって全ての人が楽しむことができるようにする。これの最も良い例えは、キックボールとプロ野球の違いのようなものかもしれない。前者は、勝つことではなく、スポーツのレベルを下げることによって全ての人を参加させることが全てだ。Dribbbleは、自分が今取り組んでいる作品を400×300の“ショット”で投稿することが規範の一部になっているデザイナーのコミュニティだ―つまり、より頻繁でエンゲージメントが多いことを意味する。これを最大でも年に一度しか更新しないポートフォリオサイトと比較するのだ。

コンテンツの発見可能性も重要な因子だ。もしあなたが、より努力を要するコンテンツもしくはスキルの高いコンテンツを見つけるのを簡単にしすぎると、コンテンツ消費体験は向上するかもしれないが、コンテンツ制作を妨げるスコアボードのようなものを作り出す。それは、両立しないのだ。Snapchatのプライベートで一時的なコンテンツは、くだらない自分撮り写真を投稿しても安全な唯一の場所であることを意味する。

さらなるエンゲージメントを使って何をするのか?
上の全てのことは、より頻繁で誰でも受け入れるコンテンツ制作へとつながる。これがトラクションの原動力となる。より頻繁な使用は、リテンションの原動力となる自然なユーザー間の通知を後押しすると同時に、ユーザーにバイラルループを体験させるより多くの機会を意味する。例えば、Snapchatの場合、あなたが返信した後に写真の受取人を追加で何人か含めることをユーザーに要求するのは簡単になる。もしくは、あなたが6秒動画を作った後に、それを異なるソーシャルネットワークで共有することをユーザーに要求するのは簡単だ。

だから、今度あなたが新しいソーシャル製品をデザインする時には、制約を追加することを検討しよう。それは独裁的な制約ではない。コンテンツ制作を簡単でよりコミュニケーション指向にし、あなたの求める社会規範を生み出す制約にするのだ。それが、1%を打ち破る一番の方法だ。


この記事は、@andrewchenに掲載された「Constrained media: How disappearing photos, 6 second videos, and 140 characters are conquering the world」を翻訳した内容です。

かつては、より豊富な機能、高度な機能が良しとされ、それを追い求めた結果、崩壊してしまったウェブサービスは多数ありますよね。日本の携帯電話や家電が世界市場で敗因した理由に限りなく近いものもありそうですが、あえて制約をつけ単純化することにより、より多くのユーザーの参加を促し、そこからさらに多くのコミュニケーションを発生させ、短期間に爆発的な人気サービスに育て上げる。まさにソーシャルメディア時代の流れですね。その中には一時のファッド的流行で廃れてしまうものもありそうですが、Twitterのように一大プラットフォームとして成長したものもありますし、PinterestやSnapchat、Instagramが今後どこまで成長し、それを持続できるのかは気になるところではあります。そしてこれからサービスの立上げを考えている起業家にもこの「制約」の考え方はサービスを軌道に乗せる上でヒントが多く隠されている気がします。 — SEO Japan [G+]

【保存版】ブログのアクセスアップに効く21個のチェックポイント

BtoB企業でも見込み顧客獲得のためにブログを立ち上げる会社が増えています。 ガイアックスでは、自社でも10個近くのBtoBブログを運営しており、月間30万PV、400〜500件のリード獲得に成功しています。 そこで今回 [...]

ソーシャルメディアに蔓延る“ヘイト”の正しい扱い方

特定のツイートやFB投稿、ブログ記事に対して、怒涛の誹謗中傷が集まる炎上事件はソーシャルメディアの普及と共に日本でも加速化しています。自己責任と思う内容もありつつも、知らない他者への好き勝手な誹謗中傷の嵐を見ていると人間の悲しい性を感じずにいられない私です。日本では余り知られていませんが、そんな炎上事件は海外でも定期的に起こっており、必ずしも日本特有の現象というわけではないようです。今回はブライアン・ソリスがそんな現状を背景にソーシャルネットワーク側の責任について考えた記事を。 — SEO Japan

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ツイッターとフェイスブックは、目に余る、嫌悪感むき出しの卑猥なメッセージやあからさまな脅しを大目に見ているとして、非難されている。ツイッターは、英国の貨幣に女性を描いて、女性の地位向上を訴える活動を行った女性の活動家に対して、レイプの脅迫が殺到したことを受け、非難の矢面に立たされている。フェイスブックもまた、ヘイト関連の投稿やグループへの対策が遅いとして、批判を受けている。ツイッターに関しては、UKの支社が、非難を受け止める旨を綴った記事を投稿して、ヘイトに反対する立場を名言し、さらに、問題のある投稿にフラグを立てる新たなメカニズムの導入に踏み切っている。

CNNで働く友人のダグ・グロスから、ツイッター、フェイスブック、そして、ソーシャルネットワーク全体は、ユーザーを守るための取り組みを十分に行っているかと問われた際、率直な意見を述べざるを得なかった。このような緊張感のある、重要なトピックに対しては、従来のメディアを意識した発言では到底自分の気持ちを表現することは出来なかった。私の意見をここで発表する…

ヘイトと悪用は、不本意ながら、私達の社会に根付いており、リアルタイムのデジタルな文化においても、一部になっている。デジタルな生活を送る上で、あらゆる脅威に対して、それ相応の対策を講じるだけではなく、すぐに行動を起こすことが求められている。ツイッターは、今までの世界にはなかった新しいメディアである。ユーザーを守るためには、自動および手動の安全対策、そして、報告のメカニズムに投資していかなければならない。信じられないかもしれないが、ツイッターは、毎日4億本のツイートが送信されるプラットフォームの運営も行っている。

また、ユーザーとして、私たちは、ツイートの意義、そして、ツイートが、相手、相手のコミュニティ、自分のコミュニティ、さらには、社会全体に与える影響を学ぶ責任がある。悪意を持って、投稿を行うなら、他のユーザーの受け止め方、そして、最終的に判断される仕組みに運命を委ねることになる。「ツイートする自由」よりも法律が優先される。また、法律が、ツイートする自由を与えてくれるケースもある。ソーシャルメディアの利用には責任がつきものであり、誰かを傷つける、あるいは、脅すための投稿は、世界中に響き渡ることを忘れてはならない。

ツイッターは、対策を強化することは出来るのか?

もちろんだ。悪意のあるツイートを削除し、受け手と送り手の双方の意見に耳を傾け、そして、警察と協力することで、このようなネガティブな行動を抑止する、あるいは、少なくとも、世間に認められる結果をもたらすシステムを作り出すことが出来るのではないだろうか。それでも、残念ながらヘイトは社会の一部として根付いており、完全に取り除くことは出来ないだろう。 また、ツイッター自体が、デジタルの社会を形成している。そのため、保護、そして、“近所の監視”グループの権限強化は、ツイッターの住人を守り、サービスを提供する上で欠かせない取り組みだと言えるだろう。

最後に、皆さんの意見を聞かせてもらいたい。ツイッター、フェイスブック、その他のソーシャルメディア(そして、ユーザー)は、他にどんな対策を講じるべきなのだろうか?


この記事は、Brian Solisに掲載された「Is Freedom of Tweet a Right or a Wrong?」を翻訳した内容です。

結論があったわけではありませんが、問いかけとしては誰もが考えてみたい内容でした。特にツイッターに関しては気軽に投稿ができるだけに、行き過ぎた投稿や発言が飛び交いがち(元々の投稿にしても、それに対する反応にしても)な状況はありますね。プラットフォーム側の対策や、時には警察の介入が求められるケースもあるでしょうが、ユーザーの一人一人のリタラシーはもちろん、常にそれを読む相手が、誰かがモニター(スマホ)の向こうにいる、という意識は忘れないでいたいものです。さて、皆さんはこの問題、どうお考えになるでしょうか? — SEO Japan [G+]

『なぜ、インフォグラフィックは注目されているのか?』に対する答えと7つの活用シーン

海外ではインバウンドマーケティングのコンテンツとして、活用が定着しているインフォグラフィック。
日本での事例はまだまだ少ないですが、今後、利用が進んでいくことが予想されます。

そこで今回は、インフォグラフィックの概要から注目されている背景、コンテンツとしての7つの活用シーンをご紹介します!

インフォグラフィックとは何か

インフォグラフィックを一言でいうと「言葉やデータだけでは伝わりにくい情報を視覚化することで伝わりやすくしたもの」です。

伝えたい情報をビジュアル(ダイヤグラムやチャート、グラフなど)でわかりやすく表現するだけでなく、ストーリーを持たせることで、見る人を惹きつけ、受け取りやすいかたちにしたものです。

引用元:ツタグラとは? | ツタグラ [伝わるINFOGRAPHICS] 6つの表現形態

ナイチンゲールがクリミア戦争で亡くなった兵士の死因を視覚化したものが古い例として知られ、1万5千年前のラスコー洞窟の壁画が最初のインフォグラフィックだと言われています。


引用元:Wikipedia Diagram of the Causes of Mortality


引用元:Wikipedia ラスコー洞窟の壁画

私たちが日常的に目にするところでは、道路の標識や地下鉄の地図も広い意味でのインフォグラフィックのひとつです。

インフォグラフィックが注目されている背景

実は古くからあるインフォグラフィック。なぜ、いま、注目されているのでしょうか。
その背景の1つにインターネット登場以降の飛躍的な情報量の増加があります。

総務省が発表する情報流通インデックスによると、平成13年を100とした場合、情報流通量は平成21年までに198.7と約2倍になっているのに対し、消費情報量は109.1とほぼ横ばい。世の中に流通する情報量が、実際に消費される情報量を大きく上回る「情報の供給過多」が発生しています。

この情報過多の世の中では、受信者が情報に向ける注意(アテンション)が不足し、発信した情報が届きにくくなっており、当然、企業が発信するメッセージに注意を向けてもらうのは容易ではありません。

そのような中、企業には2つのことが求められます。

1つは情報の受け手である消費者が「興味・関心のある情報を届ける」こと。

私たちは、なにか気になることがあった時はGoogleやYahoo!などの検索エンジンで調べます。
忙しい時でもTwitterやFacebookなどで友人の近況や流れてくるニュースを見てしまいます。
また、好きな作家の新刊が出ればチェックしますし、新しいiPhoneの発売日も気になります。

つまり、大量の情報が渦巻く中でも自分にとって「興味・関心のある」重要な情報であれば、しっかりそれを選択し、注意(アテンション)を振り向けているわけです。

なぜ、いまインフォグラフィックなのか

しかし、実は「興味・関心のある」情報を用意するだけでは不十分。情報が「伝わる」ためには工夫が必要です。

それが企業にできる2つ目のこと、「相手に伝わやすいように届ける」です。

ガイアックスでも、ブログやホワイトペーパーなど、お客様が「興味・関心のある」情報(コンテンツ)の発信に努めていますが、コンテンツが「相手に伝わる」までに3つの関門があると考えています。

それが「見つけてもらえない」「選んでもらえない」「最後まで読んでもらえない」の3つです。
以下、それぞれの関門と、インフォグラフィックとの関係をご説明します。

関門1:見つけてもらえない

どれだけ役立つコンテンツを作っても、そこに至るまでの道がなければ、誰もたどり着けません。
Web上のコンテンツであれば、検索エンジンやソーシャルメディアで見つけてもらう必要があります。

インフォグラフィックは画像が共有されやすいソーシャルメディアと相性が良く、ソーシャルメディアが普及した現在、見つけてもらうための道を作りやすいコンテンツとして注目されています。

関門2:選んでもらえない

役立つコンテンツを作成し、見つけてもらったとしても、消費者にとっての選択肢は貴社のコンテンツだけではありません。

競合が作成したものも含め、数多のコンテンツの中から選んでもらう必要があります。

ビジュアルは見る人の興味を80%も高めると言われており、言葉やデータだけでは伝わりにくい情報を「視覚化」したインフォグラフィックは、コンテンツに対する興味を喚起し、たくさんの選択肢の中から選んでもらう確率を高める方法として注目されています。

関門3:最後まで読んでもらえない

コンテンツが選ばれ、ページに訪れてもらったとしても、最後まで読んでもらえるとは限りません。

コンテンツが相手に「伝わる」ためには、読みやすく、理解しやすい形で届ける必要があります。

ビジュアルはテキストだけの時に比べ、はるかに受け手の理解を促すと言われていますが、伝えたい情報を相手に「伝わる」ようにする手法としてインフォグラフィックが注目されています。

コンテンツとしての7つの活用シーン

ここからはインフォグラフィックがコンテンツとして活用された場合の7つの用途をご紹介します。

1.ハウツー

消費者の頭の中の「どうやって?」に答えることで、購買プロセスをサポートするコンテンツです。

米Marketoでは、イベント時にソーシャルメディア上でやるべきことのチェックリストをインフォグラフィックで紹介しています。

The Ultimate Social Media Event Marketing Checklist [Infographic] | B2B Marketing

2.まとめ

たくさんの情報をまとめることで資料としての価値を持たせたコンテンツです。

エスキュービズムでは、ビジネス向けのタブレットアプリを一覧にまとめたカオスマップを公開しています。


【完全版】タブレットを導入したら押さえておきたいビジネスアプリ100選

3.比較

2つ以上のことを徹底比較し、ユーザの理解を促進するコンテンツです。

リクルートのSUUMOでは、マンションと一戸建てを様々な角度から比較しています。


あなたはどっちを買う?マンションと一戸建て購入の決め手をまとめたインフォ グラフィック | SUUMO(スーモ)

4.リサーチ

集めたデータをもとに説得力のある情報を提供します。

住友林業ホームテックでは、各種調査データを基に中古住宅が選ばれている理由を紹介しています。

中古住宅とリフォームが今選ばれている理由 | リフォームの住友林業ホームテック

5.製品説明

テキストでの長くなりがちな製品説明を理解しやすい形で届けます。

大塚製薬のカロリーメイトでは、カロリーメイトの成分や効用などをモーショングラフィックを使って紹介しています。

3minutes CalorieMate  | 大塚製薬

6.リリース情報

通常、ニュースリリースとして発表される製品・サービスに関する情報をまとめます。

Skypeでは、自社サービスがどれぐらい使われているかを数字で紹介したインフォグラフィックを公開しています。

A Day In The Life of Skype #Infographic

7.コーポレートメッセージ

読んでもらいにくい会社情報やコーポレートメッセージをストーリーを持たせて伝わりやすくします。

NPO法人 CHARITY: WATERでは、水問題を訴えたモーショングラフィックを公開しています。

why water | charity: water

 

顧客獲得型BtoBサイトにおける目標設定方法

ビジネス全体はもちろん、営業・マーケティング施策には「目標」が必要です。とはいえ、いままで実施したことがないプロジェクトで正しく目標を設定することは簡単ではありません。

そこで今回は、これからWebを営業に活用する企業様の参考になればと思い、顧客獲得型BtoBサイトにおける目標設定の方法をご紹介します!

そもそも、なぜ目標設定が必要なのか

目標を掲げれば、そこに至るまでに必要な施策を考え、実行できるようになります。実行した後も、目標が設定してあれば、結果を受けて分析し、次の改善案を考えることができます

以前、インタビューした株式会社アトリビュートの矢口さんは「取り組みの初期に数値がない場合は、まずはプロトタイプを作ってスタートすれば良い 〜 結果を受けてどうなったかを考察していくプロセスが大切」とおっしゃっていましたが、いままでWeb活用に取り組んだことがない場合でも、最初にきちんと目標設定をすることで、効率的にゴールまで到達できます。

※参考記事
2003年に実践していたインバウンドマーケティングと正しく進むための心得

顧客獲得型BtoBサイトで使われる指標

目標設定のためのフレームワークや指標は数多くありますが、顧客獲得型BtoBサイトでは、受注までのプロセスごとに目標数値(数と率)を入れていく方法がわかりやすいでしょう。

  • 訪問数
  • リード獲得数
  • 商談数
  • 有効商談数
  • 受注数

この5つの指標と、それに紐づく

  • CV率
  • 商談化率
  • 有効商談化率
  • 受注率

は最低限、設定するようにしましょう。訪問数・リード獲得数だけで目標を立ててしまうと、正しい成果がわからず、後々の社内説得や予算取りの時に苦労します。

また、最後の受注数にLTV(Life Time Value:顧客生涯価値)を掛け算して、合計金額を算出しておくと、リード獲得単価や商談獲得単価の上限がわかるため、他のマーケティング施策を検討する際に便利です。

目標設定までの手順

STEP1:まずは、現状の数値を入れてみる

はじめに過去1年間のデータを取得して、現状の数値を入力します。

STEP2の売上目標から逆算する作業から始めると、現状に基づかない達成不可能な数値になる危険があります。必ず、現状把握から始めるようにしましょう。

STEP2:経営指標から逆算して、必要な数値を算出する

次に売上や商談数の目標から逆算して、数字を埋めていきます。

この時、STEP1の数値を参照しながら、改善が見込めそうな箇所や改善するとインパクトが大きい箇所の数値を中心に伸ばす想定で目標数値を決めましょう。

STEP3:達成可能な目標かどうかチェックする

最後にSTEP2で立てた目標数値が、現実的に達成可能かどうかをチェックします。

サイト訪問数やリード獲得数であれば、Google キーワードプランナーaramakijake.jpなどのツールを使って、対策するキーワードの検索ボリュームを調べ、検索結果画面でのクリック率(3〜5%)とCV率(ホットリードでは0.5%〜1%、コールドリードを含めると1.5〜2%前後)を掛け算することで、おおよその実現可能性をチェックできます。

指標作成時の注意点

上記以外にも例えば、サイト訪問数を参照元(検索エンジン経由・ノーリファラー・参照サイト)ごとに分解して、目標数値を立てることもできますが、あまり指標の数が多くなると、本当に大切な箇所が見えなくなります。

成果を測るための指標と、分析・改善のための指標は切り離して把握することをおすすめします。

上級者向けSEOガイド5/9 : データ&リサーチ

SEOの上級者向けガイドのシリーズ第5弾は、高度なデータ取得やリサーチ方法について解説した記事を。英語圏でしか使えなさそうなものもありますが、網羅度が幅広いですし、読んでいけばあなたの日々のデータ収集活動を効率化する発見があるはず。いきなりGoogle DocsのImportxmlの活用方法など戸惑う人も多いかもしれませんが、読んでみるとその便利さを感じられるはず。後半はツイッターの高度なリサーチ方法についても書かれているのでソーシャルメディアマーケティングにも参考になりそうです。 — SEO Japan

チャプター 4を終える頃には、強固なウェブサイトが出来あがっているはずである。しかし、SEOは、スピードインデクセーション、そして、メタデータだけではない。

チャプター 5では、ImportXMLを用いたオフサイトSEOから説明していく。


1. ImportXMLとは

ImportXMLとは、html、xml、csv等のファイルの種類から、xpathを使って情報を引き出す手段である。

グーグルドキュメントのスプレッドシートに直接インポートすることが出来るため、外部サイトの情報を取得し、調達する上で大いに役立つ。また、高度な検索を実施して、他の方法では取得することが難しい情報を得ることも可能である。

ImportXMLを使った例を紹介していく。

基本的なシンタックス

ImportXMLはエクセルやグーグルドキュメントの数式と同じであり – 割とシンプルなシンタックスを利用する:

=importXML(URL, Query)

URL = 取得するURL

Query = URLで実行するxpathクエリ

基礎の例 – クイックスプラウトのH1タグを取得する

新しいグーグルドキュメントのスプレッドシートを作成する。

URLを設定する。

基本のxpathの関数を作成して、ページのH1を取得する(スクリーミングフロッグ、または、サイトのクロールを介して同じ作業を行うことが出来るが、分かりやすい例を紹介するため、この方法に拘っていく)。

importxml関数をセルB2に加える。

URLが存在するA2を参照している点に注目してもらいたい。

クエリは引用符で囲まれる。

次にxpathは返されるファイルの部分を特定する。//h1は、ページのh1を含む全てのコンテンツを返す(これは“//”のパーツによる命令であり – どれだけレベルが深くても、あるいは、どれだけネストされていても、全てのh1“path”を求めることが出来る)。

次のアイテムが返される:

これで投稿のH1をグーグルドキュメントに引き出すことに成功した。次に、グーグルドキュメントのimportxmlにおいて、有意義な例を幾つか挙げていく。


2. ImportXML – クオラ/ツイッター

次にクオラを使って、ツイッターのURLにおいて影響力の強い、あるいは、権力を持つ可能性のあるユーザーを調達する方法を伝授する。

以下に最終的な結果を表示する。この結果を目指して、これから作業を進めることになる:

ステップ 1 – グループまたはトピックを探す

この例ではブログのトピックを取り上げる - http://www.quora.com/Blogging/followers

ステップ 2 – カラムAにクオラのURLを入力する

カラムBで実行されている関数の中で、このセルを参照する。

ステップ 3 – importxmlの関数を作って、ユーザー名を取得する

関数を以下に挙げる:

=importxml(A2, “//h2/a/@href”)

コードを理解し、作りやすいように、関数を分解していく。

  1. =importxml()          空の関数
  2. A2                  クオラのURLを参照する“URL”フィールド
  3. //h2                 このURLの全てのh2を参照する
  4. /a                 h2内にネストされたタグを参照する
  5. /@href         アンカータグに含まれるリンクのみを参照する

ご覧のように、この関数はブログのトピックの上位20名のユーザーをリストアップする。

ステップ 4 – 完全なURLを作成する

既にお気づきかもしれないが、クオラは相対URLを使ってリンクを張るため、絶対URLにコンバートする必要がある。

シンプルにconcatenate関数を利用する:

因みにconcatenate関数を念のために掲載しておく:

=CONCATENATE(“http://quora.com”,B2)

このコードも分解していく。

  1. =CONCATENATE()                空のconcatenate関数(複数の文字列を一つにまとめる)
  2. “http://quora.com”                クオラURLの出だし(別のセルを参照しない場合、すべて引用符で囲う必要がある)
  3. B2                                 不完全なユーザーのURLを持つセルを参照する

この作業を終えたら、今度は数式を掴み、カラムの残りに引き下げていく:

ステップ 5 – ツイッターのURLを取得する

最後の仕上げとして、ツイッターのURLを取得する。

以下に関数を掲載する。長いので区切って一つずつ説明していく:

=ImportXML(C2,"//div[contains(@class,'profile_action_links_section')]//a[contains(@href,'twitter.com')]/@href")

  1. =importxml()                                空のimportxml関数
  2. C2                                        参照している完全なクオラのプロフィール
  3. //div                                        HTML内のdivタグを参照する
  4. [contains()]                                divタグを絞り込む
  5. (@class,’profile_action_links_section’)          ここではclassの要素を選択している

HTML内のクオラのコードのスクリーンショット:

  1. //a[contains(@href,’twitter.com’)]        ツイッターへのリンクを含むアンカーテキストを選択する
  2. /@href                                        アンカーテキスト内のリンクを実際に取得する

忘れずに数式をつかみ、カラムの残り全てに引き下げよう。

これで、20名のツイッターのユーザーを1度に取得することが出来るようになった。これは技術的なガイド(How To)であり、このリストをどのように使うかに関しては、皆さんの判断に任せる。きっと様々な用途が浮かび上がるはずだ :-)


3. キーワードのアイデアを得るために Ubersuggestを取得する

  1. グーグルドキュメントのスプレッドシートを新たに作成する。
    Create > Spreadsheetの順にクリックする。
  2. セルA1で、Ubersuggestで質問したいことを入力する。
    この例では、“how to …”を入力し、クエリを始めている。
  3. セルA2に次の数式を入力し、Enterを押す。
    =ImportXML("http://ubersuggest.org/?query="&A1& "&format=html&language=English%2FUSA&source=web&submit=Suggest", "//li/span")

    スプレッドシートがUbersuggestの答えで埋まる:

4. ウェブページのリストでHTMLを探す

一度に100(または100以上)の候補のサイトを手っ取り早く探し出す方法をこれから紹介する。高額なリンク発見ツールを使って、この取り組みを行うことも出来るが、予算が少ないなら、または、ツールの数を減らしたいなら、この方法は大いに役に立つだろう。しかも、とても簡単であり、また、楽しいと言うメリットもある。

この方法は、コンテンツの一部ではないリスト – つまりコードでHTMLを探している際に役に立つ。この例では、‘rel=author’タグを探していく – この作業には2つの意図がある。まず、ウェブサイトのオーナーは、わざわざ時間を割いてこのタグを設定するくらいなら、マーケティングの観点から見て、出来るだけ上の方に陣取ろうとするはずである。次に、ウェブサイトのオーナー(または助っ人)はある程度の技術的なスキルを持っていると考えられ – 協力を容易に要請することが出来る可能性がある。

これから挙げていくステップに従ってもらいたい:

1. グーグル検索を幾つか考える。

2. 結果を取得する。

3. スクリーミングフロッグを使って、リストの特定のコードを探す。

ステップ 1. グーグル検索

リンクを獲得することが出来る可能性のあるサイトのリストを手に入れたい。ここでは、食べ物をテーマにブログを運営しており、ゲスト投稿を行うため、他のブログを探していると仮定する。次のような検索を実行することが考えられる:

food inurl:blog intitle:submit post

food inurl:blog intitle:contribute post

あるいは、キーワードを使ってさらに具体的な検索を行う手もある:

gourmet food inurl:blog intitle:submit post

eclectic desserts inurl:blog intitle:submit post

良質な検索を実施すると、結果内に複数のサイトの候補が表示されるはずである – 多過ぎても良くない。例えば:

手始めに上のクエリから取り掛かることを薦める。

2. グーグルの結果からURLを取得する

グーグルの結果をテキストドキュメントにまとめ、スクリーミングフロッグを実行する準備を整える必要がある。

1. 準備段階として、1つのページにつき100点の結果を返すようにグーグルを設定する。

検索の設定にアクセスする。

ページあたりの表示件数を100に設定する

グーグルに戻り、再び検索結果を表示させる。

次にSERP Redux ブックマークレットを使う – リンクをクリックする。

URLのリストをクリップボードにコピーする。

テキストエディタに貼り付ける。

.txtファイルとして保存する。

3. スクリーミングフロッグを介してURLを絞り込む

1. スクリーミングフロッグをリストモードに設定する。

2. テキストファイルを選び、開く。

3. Custom設定にアクセスする。

4. 絞り込むHTMLを入力する。

この作業を実施する方法が鍵を握っている。

次の4つのリストを作成する:

  1. rel=authorを含む
  2. rel=authorを含まない
  3. rel=meを含む
  4. rel=meを含まない

5. カスタムの結果を見る。

‘custom’タブをクリックする – すると、フィルター1-4を選択することが出来るようになる。

このケースでは、リストにはrel=authorを持つブログは1つしか存在しなかった。それで問題はない。と言うよりも、むしろその方が良い。全ての結果を確認して、オーサーシップを持つ結果を探す作業を想像してもらいたい。これで、ターゲットが絞られた候補のサイトを1つ手に入れたことになる – このプロセスを実施して、さらに多くの候補のサイトを見つけることが可能だ。


5. Citation Finderを使って、リンクを張る機会を探す

このセクションでは、有料ツールの利用方法を紹介する。無料バージョンも用意されているものの、全ての機能を利用することが出来るわけではない。ただし、このセクションで取り上げている作業に関しては、恐らく、無料バージョンでも足りるだろう。因みに、私はこのツールのアフィリエイトに参加しているわけではない。

作業を始める前に、 - https://www.whitespark.ca/local-citation-finder/にアクセスし、無料版または有料版のアカウントの登録を行う。

パート 1 – 検索(プロジェクトなし)

一つ目のタブをクリックし、個人情報をフィールドに入力していく。

数分間待つ:

レポートの準備が整うと、eメールの通知が送られてくる:

すると次のようなレポートを見ることが出来るようになる。「compare citations for these businesses」をクリックする。

その後、csvとしてレポートをエクスポートする。

エクセルファイルとして開き、保存することが出来るようになる – これから、どのサイトが最もサイテーションを得ているのかを容易に判断することが出来るように、少しカスタマイズを加えていく。

次のエクセルの数式を利用する:

=COUNTIF(A2:A111,"*Y*")

このように表示される(カラムBにカーソルを合わせている場合):

全てのアイテムをカウントするため、横方向にドラッグする:

もちろん、オートフィルタをかけ、YまたはNだけを見ることも出来る:

パート 2

パート 1は、一般的な候補を探す上では役に立つが、レポートに含まれていない場合はどうすればいいのだろうか?「search by phone number」機能を利用すればよい。

自分の電話番号、または、会社の名称(電話番号が最も有効であり、肩書きによる検索は難しい)を利用することが出来る。

情報を入力していく。このレポートをプロジェクトに加える:

忘れずにプロジェクトを作成してもらいたい。

生成されるレポートには、キーワードにとらわれないサイテーションのソースが全てリストアップされる。

小さな+をクリックすると、サイテーション(通常は電話番号を意味する)付きのページを見ることが出来る。

データのエクスポートに関しては、複数の選択肢が用意されている:

Re-run and append – 同じレポートを再び実施し、以前見つからなかった新しい結果を加える。

Export CSV – データをエクスポートする。ウェブサイトの名前のみが表示され、URLは表示されない。

Export CSV w/URLs – フルレポートでURL(+をクリックすると表示される)が表示された状態でエクスポートする。


6. eメールアドレスを取得する

データ取得のこのセクションでは、Citation Labs Contact Finderを利用する - http://citationlabs.com/tools/ - 始める前にアカウントを作成する必要がある。

候補のURLのリストを持っている場合、このツールはとても役に立つ – 接触する上で必要なeメールアドレスを速やかに手に入れることが出来る。

パート 1 – URLを集める

(このガイドを参考にして)候補のURLリストを持っているか、あるいは、リストを要領よく手に入れられる方法を心得ていると仮定して、話を進めていく。

この例では、取得したグーグルのURLのリストを利用する – 私が食べ物をテーマに取り上げるブロガーであり、レシピを投稿する機会を狙っていると仮定する。その場合、次のような検索をかけることが考えられる:

recipe inurl:submit

検索を実行したら、Contact Finderにアクセスする。

次にフォームに記入する。

通常のエクスプレッション(regex)を使って、結果を調整することが出来る。例えば、このエクスプレッションは:

^(Contact|About|Email|Submit)

contact、about、email、または、submitで始まる結果を求める。

私ならアンカーテキストをワード数で限定しないようにする。

Contactsタブをクリックして、結果を取得する(処理に数分間要することもある)。

ご覧のように、幾つかの種類の結果が存在する:

  1. Emails – 見つかったeメールアドレス。
  2. Forms – 見つかった投稿用フォーム
  3. Contact Pages – eメールアドレスが存在しない連絡先の情報を持つページ。
  4. Empty – 該当ゼロ。

次に、個別のレポートまたは全てのレポートをCSVにダウンロードすることが出来る。

ご覧のように、100本のURLの中から、次のアイテムを獲得している。

  1. 38点のeメール
  2. フォームを持つ47本のURL
  3. 7つのコンタクトページ
  4. 該当ゼロは8本ページのみ

7. ソーシャルリスニング – ツイッターの高度なデータ収集

別のツールで検索を設定する前に、まずはフォローするべき高度な検索のリストを策定する必要がある。

インテリアの装飾をテーマに取り上げていると仮定する – その場合、出来るだけ多くのバリエーションを持たせるべきである – キーワードリサーチと基本的にほとんど変わりはない。

  1. interiordecorating
  2. interior decorating
  3. #interiordecorating
  4. interiordesign
  5. interior design
  6. #interiordesign

こののワードが中心的なワードになる。次に意図を判断するためのワードのリストを手に入れる:

  1. need(必要)
  2. help(助け)
  3. trouble(問題)
  4. looking for
  5. tips(アドバイス)
  6. question(質問)

特定の場所をターゲットにする場合:

  1. Los Angeles
  2. CA
  3. California
  4. LA

ブランドも忘れずに(私の場合):

  1. Quicksprout
  2. neil patel
  3. kissmetrics
  4. kiss metrics
  5. crazy egg
  6. crazyegg
  7. i’m kind of a big deal

このようなキーワード、そして、検索の組み合わせを行うと、キーワードの言及を全て拾い集めることが出来る。具体的なユーザーをモニタリングする方法は後ほど紹介する。

次のURLで自分で検索を作成し、テストすることが可能だ: https://twitter.com/#!/search-advanced

過去12-24時間以内の複数の結果を入手することを目標にしよう。

IFTTTのレシピを作成する

次に、モニタリングしたい検索が見つかったら、IFTTTのレシピを作り、実行させることが出来る。IFTTTの長所は、様々なプラットフォーム全体で通知を受けることが出来る点である。それでは、アラートが動作する際にeメールまたはテキストメッセージを送信する設定を紹介していく。

注記: 結果の頻度が少ない場合、とりわけ有効である。

アカウントを作成し(無料)、新しいレシピを作成する。

「trigger」としてツイッターを利用する。

「New tweet from search」を選択する。

検索のフィールドに記入する – 単純な検索なら、プレーンテキストを利用することも可能だが、高度なオペレータを利用する必要があるケースが考えられる。

「Action」チャンネルとして、eメールまたはGメールを選択する。

フィールドに記入し、必要に応じてカスタマイズする。

テキストメッセージを受信したい場合:

「Action」としてSMSを選択する。

フィールドを設定する。

後はeメールが届くのを待つだけだ。

おまけ: eメールのフィルターを設定する

情報収集の取り組みGメールのフィルタリング機能を使って、さらにレベルアップさせることが出来る。フィルターを作成し、フォルダーに全てのアラートを送信する:

高度なツイッター検索のシンタックス

幸いにも、ツイッターの高度な検索を生成するツールを利用すると、代わりに検索を考えてもらえる:

次のURLにアクセスし: https://twitter.com/#!/search-advanced 検索を実行する – 結果にはオペレータ付きの検索シンタックスが含まれるはずだ:

ツイッターでインフルエンサーの声に耳を傾ける

インテリアデザインの分野の例を再び取り上げる。今回は、ブログを運営しているインテリアデザイナーとのつながりを増やしたいと仮定する。いつ、助けを必要としているのかを把握しておきたいところだ。

まず – followerwonk等のツールを使って、情報を集めることが出来るユーザーを探し出す: http://followerwonk.com

次に、手を貸すことが出来る点を誰かがメンションすることを考慮し、高度な検索を作成する。コンピュータのエキスパートなら、次のような検索を利用することが出来るのではないだろうか:

ターゲットの人物は、1年に1度しかツイートを投稿していないかもしれないが、大物とのつながりを作ろうとしているなら、IFTTTのレシピを作成し、テキストメッセージを介して、当該の人物が助けを必要としている時に、通知してもらう価値はあるはずだ。

ここでも、ツイッターの検索ページで検索を実行すると、検索に対するシンタックスを提供してもらえる。

Monitterを使って追跡する

Monitterは、特定のキーワードが含まれる大量のツイートをチェックすることが出来る、優れた無料のツールである。ツイッターのリアルタイムモニターと言っても過言ではない。

 http://monitter.com にアクセスし、アカウントを作成する。

検索の用語を使って、カラムを作成する。

ここでは、4つのインテリアデザインの検索に対して、それぞれストリームを用意した:

次に特定の場所からのツイートを追跡する高度な設定を行う。

返信するべきツイートを見つけたら、Monitterから直接行動を起こすことが出来る。

その他のツイッター用ツール

他にもツイッターをモニタリングするためのツールは数多く開発されている。

http://ifttt.com - 複数のオンラインプラットフォームを一つにまとめ、作業を自動化する。

http://monitter.com/ - 複数のカラムを設定し、ツイッターの検索をリアルタイムで追跡する。

http://tweetmeme.com/ - 共有されることが多い、人気の高い記事を調べる。

http://trendsmap.com/ - 特定の場所でトレンドになっているアイテムを確認する – 役に立つビジュアルツール

http://tweetbeep.com/ - ブランド、自分、または、他の何かに関する全てのメンションをeメールで通知する(IFTTTに似ている)。

http://www.ubervu.com/ (有料)

http://needium.com/ - 検索とメンションをモニタリングする。


8. ブラウザ用プラグイン

ブラウザプラグインは、作業をスピードアップし、効率を高める上で大いに役に立つ。このセクションでは、グーグルクローム用のプラグインを幾つか紹介し、また、プラグインの高度な利用方法を少し指南する。

ブラウザプラグインのセクションでは、サイトのアクセシビリティ & インデクセーションの最適化に貢献するプラグインを紹介する。

まず、プラグインのリストを提供する。

  1. Broken Link Checker - https://chrome.google.com/webstore/detail/ojkcdipcgfaekbeaelaapakgnjflfglf
  2. Web Developer - http://chrispederick.com/work/web-developer/
  3. Redirect Path Checker - https://chrome.google.com/webstore/detail/aomidfkchockcldhbkggjokdkkebmdll
  4. SEOmoz Toolbar - https://chrome.google.com/webstore/detail/eakacpaijcpapndcfffdgphdiccmpknp
  5. Chrome Sniffer - https://chrome.google.com/webstore/detail/homgcnaoacgigpkkljjjekpignblkeae
  6. Google Analytics Debugger - https://chrome.google.com/webstore/detail/jnkmfdileelhofjcijamephohjechhna
  7. Microformats for Chrome - https://chrome.google.com/webstore/detail/oalbifknmclbnmjlljdemhjjlkmppjjl
  8. Rulers Guides and Eyedropper Color Picker - https://chrome.google.com/webstore/detail/bjpngjgkahhflejneemihpbnfdoafoeh
  9. Word Count - https://chrome.google.com/webstore/detail/kmndjoipobjfjbhocpoeejjimchnbjje
  10. Source Kit - https://chrome.google.com/webstore/detail/iieeldjdihkpoapgipfkeoddjckopgjg?hl=en-US

これから、幾つかのプラグインの高度な利用法を伝授していく。

Broken Links Checker

このプラグインは、自分のサイトのリンク切れを発見することが出来るだけでなく、創造力を発揮して、他の人のサイトで実行し、リンク構築 & リンク候補の調査においてアイデアを得ることも可能である。

例えば、競合者のウェブサイトのサイトマップでこのプラグインを実行してみる。以下にその方法を紹介する:

1. 競合者のサイトのHTMLサイトマップを探す。この例では、適当に www.bizchair.com を利用した。サイトマップは次の通りである –  http://www.bizchair.com/site-map.html

2. Link Checkerを実行する

エクステンショのアイコンをクリックする。

リンク切れが見つかるまで待つ – この例では、多くのリンク切れが見つかった。

「resource」ページにすぐに気がつくはずだ。楽にリソースのコンテンツを再現し、リンクを獲得するためにこのプラグインを利用することが出来る。

Chrome Sniffer

このプラグインは、自動的にウェブサイトが利用しているCMSまたはスクリプトのライブラリを表示する。例えば、ワードプレスのサイトのオーナーのみに接触したい場合、非常に便利である。

ウェブを閲覧していると、URLの右側のアイコンが利用されているCMSまたはスクリプトのライブラリに応じて変化する。

例えば、私のサイトはワードプレスで構築されていることが分かる。

このサイトはドルーパルをベースにしている。

Redirect Path Checker

このプラグインは、リダイレクトに遭遇すると、ユーザーに通知する。特に自分のサイトを閲覧している時に利用すると、古いURL(または外部のサイト)に内部リンクを張っている際に教えてもらえるため、とても便利である。

例えば、私のサイトでは、ギズモードの302リダイレクトにリンクを張っているリンクを発見した:

なぜ分かったかと言うと、プラグインから302に関する通知を受けたためだ。

このアイコンをクリックすると、ブラウザが当該のページに導く上で利用したリダイレクト(あるいは一連のリダイレクト)を表示する。

SEOmoz ツールバー & プラグイン

Mozのプラグインは様々な用途に利用することが出来る。その中でもより高度な方法を幾つか紹介していく:

リンクがfollowedかnofollowedかを速やかに特定する。

または、ウェブサイトの国およびIPアドレスを見つける。


9. プロキシの利用

プロキシとは何だろうか?また、なぜプロキシを利用するべきなのだろうか?

プロキシは、ユーザーとサーバーの間の仲介役のような存在である。要するに、プロキシを使って、ウェブ上で匿名で行動することが出来る。自分のIPアドレスではなく、プロキシのIPアドレスが表示されるためだ。これは、Rank Tracker等のローカルのソフトウェアを使ってランクキングをチェックしている場合、とりわけ有用である。自動でグーグル検索を何度も行い、当該のロケーションのランキングをチェックしていると、グーグルに危険信号を送ってしまうリスクを背負うことになる。プロキシを非倫理的な方法で利用している人達がいるが、私はこのような方法を推奨しているわけではない。しかし、自分のIPアドレスから、普段とは異なるアクティビティをグーグルに送ることなく、ランキングをチェックする方法として、うってつけである。

それでは、プロキシを利用する方法を伝授していく。多くの無料のプロキシアドレスを一度に見つけるあまり知られていない方法を私はマスターしている。

ステップ 1: 次のURLにアクセスする: http://www.rosinstrument.com/proxy/

無料の公開されたIPアドレスのリストが表示される。このリストは頻繁に変わるため、しばらくこの画面を開いていたなら、更新する必要がある。

ステップ 2: プロキシをScrapeboxにコピペし、テストする:

これは魔法のような効果をもたらす。プロキシのアドレスは、すぐに、そして、頻繁に利用することが出来なくなるため、全てのアドレスを一つずつチェックしていると時間を無駄に使ってしまうことになる。

「Manage」、次に「Test」をクリックする。数分後、プロキシのテストが終了する。続いての手順では、無駄のないリストを作成し、プロキシを選択していく。

ステップ 3: 良質なプロキシをメインのリストに戻す

「Export」の下の「Transfer Good Proxies to Main List」を選択する。すると、有効な無駄のないプロキシのリストが表示される。

ステップ 4: プロキシのアドレスをランキングをチェックするソフトウェアにコピーする

Rank Trackerでは、次のようにプロキシのアドレスを入力することが出来る:

しばらくするとアドレスは利用することが出来なくなるため、リストを再びテストし、次のURLからさらにコピペすることを薦める: http://www.rosinstrument.com/proxy/

おまけ: プロキシの代案

上述した方法は無料であり、それが最大のメリットである。しかし、もっと安定した取り組みを求めている場合は、バーチャルプライベートサーバー(VPS)を手に入れるとよい。大半のウェブホスティングサービスは、VPSを用意しているはずだ。これは、自分専用のIPアドレスを持つようなものだ。多少の料金を毎月求められる可能性もあるが、公開されているプロキシよりも強固であり、手に入れる価値はあるかもしれない。


既に究極のデータ収集マニアになっているはずである。しかし、まだ続きはある。次のチャプターでは、あまり利用されていないキーワードリサーチの方法を紹介する。

上級者向けSEOガイドの記事一覧はこちらから


この記事は、Quick Sproutに掲載された「Chapter 5: Advanced Data Research」を翻訳した内容です。

スクリーミングフロッグ(シリーズ記事第一弾の2番目で詳細に解説しています)で検索上位データを引っこ抜く、というのはナルホドでした。ツイッターのリサーチ方法も良くここまで考えたと唸ってしまう各種ツールの使いこなしぶり・・・筆者の本領発揮な記事でしたね! — SEO Japan [G+]

【事例付き】BtoB企業がソーシャルメディアを活用する7つの方法

Webを営業に活用しようと取り組んでいるBtoB企業の中でも、ソーシャルメディアの活用方法はまだまだ手探り段階で、自社や業界の最新ニュースを中心に「お知らせ」として使っている場合が多いようです。

しかし、日本国内でソーシャルメディアの普及率が40%を超え、Facebookの月間アクティブユーザー数は1,900万人に成長した現在、BtoB企業でも、潜在顧客・見込み顧客がソーシャルメディア上にいる状況になっています。

今回は、先日シナジーマーケティング社に寄稿した記事の転載許可をいただきましたので、これからソーシャルメディア(Facebook、Twitter)に取り組むBtoB企業様向けに、7つの活用方法を事例付きでご紹介します!

BtoB企業でも使える7つの活用方法

1.Webサイトやブログのコンテンツへの集客経路として使う

コラムやお客様インタビュー、セミナーレポートなどの見込み顧客に役立つコンテンツをソーシャルメディア上で発信し、Webサイトやブログに誘導します。

どんなに良いコンテンツを作っても、見つけてもらえなければ、効果が出ることはありません。コンテンツを見つけてもらえるように自社のソーシャルメディアで告知しましょう。

新着ブログの記事を紹介しているContent Marketing LabのFacebookページ

2.ソーシャルボタンを設定して、コンテンツを拡散してもらう

Webサイトやブログにソーシャルボタンを設置して、見込み顧客がコンテンツを拡散しやすくします。

いいね!やツイート、はてブが集まれば、検索エンジンが「このページはユーザーから高い支持を得ている」と認識してくれるため、上位表示されやすくなります。

記事の目立つ位置にソーシャルボタンを設置しているbtraxスタッフブログ「freshtrax」

3.コンテンツを通して、リードを獲得する

自社のソーシャルメディアアカウントをフォローしているユーザーに、リード獲得につながる情報(セミナー情報や、ホワイトペーパー)を告知して、ソーシャルメディア経由でリード情報を獲得します。

ガイアックスのサイトではソーシャルメディア経由でのリード獲得が増加中

4.ソーシャルメディア上の声を聞く

BtoB企業の場合、企業名や製品名がソーシャルメディア上でつぶやかれることは少ないですが、プレスリリースやブログ記事に対する反応はソーシャルメディア上で確かめることができます。

INBOUND marketing blogの記事に対するソーシャルメディア上の反応

5.Facebookグループで交流する

弊社ではセミナーに参加いただいた方をFacebookのグループに招待し、セミナー後も継続的にディスカッションを行なっています。
共通の関心を持つ人たちを集めて、コミュニティを作りましょう。

6.業界の最新情報を配信して、ソートリーダーシップを発揮する

Webサイトやブログのコンテンツを配信する以外にも、TwitterやFacebookで業界の最新情報を発信することで、その分野に対するソートリーダーシップを発揮することができます。

ソートリーダーシップとは?
ソートリーダーシップ(Thought Leadership)とは、特定のセグメントや分野において将来を先取りしたテーマやソリューションを示し、人々の議論や思想形成を引き起こすことにより、そのテーマやソリューションについて改めてより深く考えるようにする活動を指す。

※カイロスマーケティング株式会社のブログより引用

タブレットやO2Oに関する最新情報を発信しているエスキュービズム社のFacebookページ

7.親近感を持ってもらう

社内の何気ない風景を伝えたり、情報発信にキャラクターを使うことで、企業として発信する情報がより身近に感じられ、親近感を持ってもらうことができます。

キャラクターを使い発信する情報をより身近に感じさせるスカイアークシステム社のFacebookページ

■最後に

以上、7つの活用方法をご紹介しましたが、大切なのは見込み顧客と中長期的な関係を築いていくことです。
そのためにソーシャルメディア上の声を聞きながら、見込み顧客に役立つコンテンツを継続的に発信し、その中で信頼感や親近感を持ってもらうようにソーシャルメディアを活用していきましょう。

※アイキャッチ画像:facebook website screenshot/Spencer E Holtaway

強化すべきポイントがわかる!BtoB企業の営業・マーケティング施策マップ

Web中心の営業活動への移行を進めているBtoB企業様から「次に何を強化すれば良いか知りたい」というご相談を多くいただきます。

“ユーザの視点に立って、Web施策全体を見渡し、優先順位をつけて対応していく”が原則になりますが、施策が多岐にわたる中で、自社のできている点、できていない点を把握する作業は意外に難しいものです。

そこで今回は、自社の営業・マーケティング施策を見直す際に使える、BtoBの営業・マーケティング施策マップをご紹介します!

営業・マーケティング施策マップの見方

※クリックすると別ウィンドウでPDFが立ち上がります

図の一番上に、左から順に顧客の購買段階を並べています。
その下は購買段階ごとに、具体的なニーズ例を記載しています。自社の製品・サービスに置き換えてお使いください。

そして、購買段階ごとに適した施策をWebとリアルの両方でマッピングしています。

取り組み済みの施策にチェックを入れていくと、今後どの層に対する施策を強化すれば良いのかのヒントになると思います。
※リアルの「セミナー」は課題認識・情報収集段階に適した施策としていて、既存顧客向けにセミナーを実施する場合もあり、あくまで一般的に多い用途の方で記載しました。

営業・マーケティング施策マップ(Web版に絞ってご紹介)

SEO

検索行動は「○○について知りたい」という具体的な意図があって初めて行われるため、課題認識以降のニーズが顕在化した段階に適した施策です。
また、課題認識/情報収集段階では「Webサイト制作」などのカテゴリーキーワード、比較検討/導入・決定段階では「GaiaX」や「INBOUND」などのブランドキーワードで検索されます。

リスティング

SEO同様に、課題を認識し、具体的に何か探しているユーザの集客に優れています。
まだ課題を認識していない潜在層に適したディスプレイネットワークやサイトに訪問済みの顕在層に適したリマーケティング広告も増えています。

ソーシャルメディア

ブログ記事などをシェアしてもらい、ソーシャルメディア上で将来の見込み顧客となる潜在層に認知してもらうことに適しています。

また、Facebookページ、Twitterアカウントでの情報発信は、認知拡大だけでなく、潜在顧客・見込み顧客との関係構築にも有効な施策です。

記事広告・タイアップ広告

メディアで記事広告を掲載することで認知拡大とニーズ喚起を行います。

プレスリリース

プレスリリースを配信することでメディアに掲載してもらい、認知を拡大します。
リリース内でリリースを出す社会的な背景にも触れることで、ニーズの喚起も可能です。

コンテンツ作成代行サービスのリリース内で、コンテンツ作成代行に関する調査を掲載

リサーチ

業界全体に関するリサーチを実施して、発表します。
役立つリサーチ結果であれば、プレスリリースとしてメディアに掲載されやすいですし、提案資料内でデータとして使うなどリアルの営業施策でも活用できます。

BtoBマーケティング全般に関するリサーチを定期的に発表しているシャノン

ブログ

検索エンジンやソーシャルメディアと相性の良いブログは優れた集客施策なだけでなく、自社のノウハウや業界の最新情報を発信することで信頼感醸成のコンテンツになります。
記事内容によっては、無関心~情報収集段階の層以外にもアプローチできます。

※BtoB企業ブログで使えるコンテンツアイデア19個

動画

製品の背景にあるストーリーを伝え、共感してもらいニーズを喚起する目的での動画活用が増えています。
その他、製造業では既存顧客向けにメンテナンス情報を動画で説明する企業が増えています。

キービジュアルに動画を掲載している弊社「Co-Work」のサイト

ダウロード資料

ブログやソーシャルメディア経由で流入してくる比較的検討度の低い層向けのコンテンツです。
「お問い合わせ」や「資料請求」のような検討度の高い層向けの窓口だけでなく、「資料ダウロード」のような課題認識/情報収集段階の層向けの窓口も用意しましょう。

タブレット活用に関するeBookがダウロードできるエスキュービズム

ニーズ・課題から探す導線

製品からだけでなく、ニーズ別や課題別に探せるようにすることで、まだ導入する製品を決めていない検討段階の低い層がサイト内を回遊しやすくなります。

お悩みから探せる日立ハイテクテクノジーズ

用途例・活用例

製品がいくつかの課題を解決できる場合は、用途例や活用例を紹介することで、自社の課題に当てはめて判断してもらえ、ニーズを喚起できます。

お客様インタビュー

導入の背景・選んだ理由・導入後の効果までを第三者に語ってもらうことで、導入までの流れを具体的にイメージしてもらえます。
企業・製品としての強みも第三者の口から語ってもらうことで、信頼性が増します。

導入事例

導入企業一覧や業界別・規模別・エリア別の導入数を紹介します。
Web上で競合と比較検討された際に、自社を選んでもらうために有効なアピールになります。

※BtoBサイトで使える事例掲載方法10パターン

製品・サービス紹介ページ

具体的に製品を検討している見込み顧客の視点に立って、公開する情報を検討し、概要や特徴、スペック情報などを掲載します。

導入の流れ

製品導入を起案し、稟議を上げることになる見込み顧客をサポートするために、導入までの流れを紹介します。
導入までの流れの中で、先に考慮すべき点やよくある失敗があれば先に伝えましょう。

価格表

導入検討を進める購買担当者にとって、必須の情報です。
複数社のサイトを見て、必ず競合と比較される部分なので、慎重に公開範囲や見せ方を検討しましょう。

選ばれる理由

営業パーソンが製品の詳細情報だけでなく、自社の強みや特徴を説明するように、Webサイト上でも自社が選ばれる理由を明文化して説明しましょう。

外部評価

強みを自ら明記するだけでなく、第三者からの表彰やランキング、評価が掲載できれば、信頼感の向上に役立ちます。

多数の受賞歴を紹介しているコベリティ

よくある質問

業者選定の際に、見込み顧客は「○○機能に対応しているか」「納期はどれぐらいか?」といった疑問を抱いています。
営業現場でよく聞かれる質問にWeb上で回答することで、業務効率化やお問い合わせの精度向上が期待できます。

ランディングページ

情報収集/比較検討段階の見込み顧客獲得のために、リスティング広告と併用して使われます。

会社情報

製品比較や発注の際に、信頼できる会社かどうかの判断で会社情報は必ずチェックされます。
サービスサイトやランディングページ内にも会社情報を掲載するようにしましょう。

オンラインセミナー

セミナーは、BtoBの購買プロセスの中で情報収集の手段として非常に重要な位置を占めます。
まだまだリアルで開催されることが多いですが、場所、時間の制約を受けないオンラインセミナーも今後拡がっていくでしょう。

セミナーレポート

セミナーに当日参加できなかった方だけでなく、今後セミナーへの参加を検討する方への情報として、セミナーレポートを作成しましょう。
開催したセミナーの内容をレポートするだけなので、効率的にコンテンツ作成ができます。

写真を豊富に使い、読みやすいセミナーレポートを公開しているロフトワーク

メールマガジン

メールマガジンは購買プロセスの前段階から見込み顧客と継続的な関係を構築するのに優れた施策です。

展示会で獲得したリードのうち、見込み度の低い顧客に対して、メールマガジンで継続的なコミュニケーションを取り、1年後・2年後に訪れる購買タイミングで選んでもらえるようにしましょう。

オンライン注文・見積書発行

製造業において、製品や部品の注文がWeb上でできるサイトが増えています。また、価格体系が明瞭な商材で、Web上で見積書の発行までできるサイトも多くなってきました。

製造業、工事業、の現場で必要な工具や部品が買えるMonotaRO.com

会員サイト

主に既存顧客に向けて、CADデータや図面資料などの専門的な情報を会員登録したユーザ限定で公開します。

製品の取扱説明書、CADデータを会員専用サイトで公開しているタクミナ

サポート情報

既存顧客向けにメンテナンス情報や製品のアップデート情報、製品の使い方提案を発信します。

Webサイトで新機能の紹介や使い方の説明をしているサイボウズLiveMAGAZINE

Google、Google+ Sign-Inを利用するアプリに無料SEO支援中!

日本ではイマイチ話題になりきれていませんが、英語圏を中心に普及が進んでいるGoogle+。Googleの各種サービスと連携させたり検索結果で何かと優遇したりとGoogleの地道な努力が実を結んでいるようですが、今回は新たにアプリ連携を促進する取り組みを始めたということで早速のその内容をご紹介。特に海外でアプリ展開を行っている・考えている方には確実に集客支援になりそうな朗報なニュースかも? — SEO Japan

Google+-App-Search

アプリで行われた人気の高いアクティビティ、あるいは、閲覧されたコンテンツが何か知りたいだろうか?現在、グーグルは、この情報を検索結果に反映している。その結果、アプリの開発者が、グーグル+サインインを活用すると見込んでいるためだ。

グーグルは、グーグル+のアカウントを使って、サイトやアプリに容易にサインインする手段として、グーグル+サインインを2月に導入していた。現在、グーグルはこのサービスを活用するアプリに対しては、検索結果内で当該のアプリの人気の高いアクティビティや利用を表示している。

この結果はSERPの中央に掲載される。アプリ内で人気の高いコンテンツを明らかにすることで、クリックする手間を省くために用意されている。以下にFandangoの結果ページを掲載する。このページには、グーグル+のページだけでなく、ユーザーの間で話題に上がっている映画のページに直接アクセスするリンクも表示されている:

before after

上のページには、グーグル+ページを持つFandangoがどのように表示されるのかが示されている。 しかし、グーグル+のサインインを利用すると、このスペースは拡大され、その他のグーグル+のユーザーのアクティビティに応じて、アプリ内での人気の高いアクティビティが表示される。当然ながら、この情報は全て、グーグルで検索している際にログインしているユーザーのみに提示される。

この機能は今後数週間で徐々に展開されていくようだ。また、次のアプリがテストパートナーとして参加している:

詳細は、グーグル+の公式ディベロッパーブログの投稿で確認してもらいたい。


この記事は、Search Engine Landに掲載された「Google Rewards App Developers Using Google+ Sign-In With Better Visibility On Google Search」を翻訳した内容です。

ウェブ検索に優先表示することで利用を誘うというGoogleならではの強力なアプリ連携促進キャンペーンでした。検索というSNSと並んで(しかもさらに独占的)圧倒的なプラットフォームを握っている(批判を浴びないぎりぎりのラインで)優位性を見事に活用していますね。この試みがどれだけアプリ運営者のGoogle+ Sing-In連携を促進するか注目です。 — SEO Japan [G+]

Google、Google+ Sign-Inを利用するアプリに無料SEO支援中!

日本ではイマイチ話題になりきれていませんが、英語圏を中心に普及が進んでいるGoogle+。Googleの各種サービスと連携させたり検索結果で何かと優遇したりとGoogleの地道な努力が実を結んでいるようですが、今回は新たにアプリ連携を促進する取り組みを始めたということで早速のその内容をご紹介。特に海外でアプリ展開を行っている・考えている方には確実に集客支援になりそうな朗報なニュースかも? — SEO Japan

Google+-App-Search

アプリで行われた人気の高いアクティビティ、あるいは、閲覧されたコンテンツが何か知りたいだろうか?現在、グーグルは、この情報を検索結果に反映している。その結果、アプリの開発者が、グーグル+サインインを活用すると見込んでいるためだ。

グーグルは、グーグル+のアカウントを使って、サイトやアプリに容易にサインインする手段として、グーグル+サインインを2月に導入していた。現在、グーグルはこのサービスを活用するアプリに対しては、検索結果内で当該のアプリの人気の高いアクティビティや利用を表示している。

この結果はSERPの中央に掲載される。アプリ内で人気の高いコンテンツを明らかにすることで、クリックする手間を省くために用意されている。以下にFandangoの結果ページを掲載する。このページには、グーグル+のページだけでなく、ユーザーの間で話題に上がっている映画のページに直接アクセスするリンクも表示されている:

before after

上のページには、グーグル+ページを持つFandangoがどのように表示されるのかが示されている。 しかし、グーグル+のサインインを利用すると、このスペースは拡大され、その他のグーグル+のユーザーのアクティビティに応じて、アプリ内での人気の高いアクティビティが表示される。当然ながら、この情報は全て、グーグルで検索している際にログインしているユーザーのみに提示される。

この機能は今後数週間で徐々に展開されていくようだ。また、次のアプリがテストパートナーとして参加している:

詳細は、グーグル+の公式ディベロッパーブログの投稿で確認してもらいたい。


この記事は、Search Engine Landに掲載された「Google Rewards App Developers Using Google+ Sign-In With Better Visibility On Google Search」を翻訳した内容です。

ウェブ検索に優先表示することで利用を誘うというGoogleならではの強力なアプリ連携促進キャンペーンでした。検索というSNSと並んで(しかもさらに独占的)圧倒的なプラットフォームを握っている(批判を浴びないぎりぎりのラインで)優位性を見事に活用していますね。この試みがどれだけアプリ運営者のGoogle+ Sing-In連携を促進するか注目です。 — SEO Japan [G+]

最新版Pinterestの現状:今コンテンツマーケッターが知るべきこと

一時、Pinterestに関する記事を多く紹介していたSEO Japanですが最近はご無沙汰していました。しかし米国を中心にユーザー数も着実に伸びており、さらには最近企業向けツールの拡充などマーケティングチャンネルとしても相当進化してきている、ということで改めてPinterestの現状を最新版の機能と共に紹介します。 — SEO Japan

Pinterestについての噂はここ数か月で少し落ち着いたように思えるが、それは今もコンテンツマーケッターとってかなり強力なツールだ。

ソーシャルメディアアナリティクス会社Simply Mesuredの調査によると、今では世界のトップ100ブランドうち69ブランドがPinterestアカウントを持っていて、Pinterestは今も、TwitterやLinkedInやGoogle+やYouTubeよりも多くのトラフィックをウェブサイトやブログにもたらしている。

今のところ、Pinterestがどこかへ行ってしまうようには思えないし、マーケッターにとってそのデータはとても励みになる。Pinterestユーザーの5人に1人が、このサイト上で見たものを購入したことがあり、彼らは1回の購入でおよそ80ドルを費やす―それはFacebookで購入する人の2倍だ。

そして今、Pinterestは大改造をしている―ここ数か月でこのサービスに興味深い変化があった。

それでは、これらの最近の追加と修正に目を向け、それがコンテンツマーケッターにとってどんな意味があるのかを見てみよう。

企業向けに新しいツールをローンチ

Pinterestは、自分の会社を売り込むためにピンを使用したいと思っているブランドのために、新しい企業アカウントを追加した。あなたは、自分の既存の個人アカウントを企業アカウントに変えることもできるし、企業として全く新しいアカウントを始めることもできる。

アカウントの変更は簡単だ―Pinterestの新しいビジネスセンターへ行き、“Convert My Account” をクリックするだけだ。または、新しい企業アカウントを作るなら、“New to Pinterest? Join as a business”をクリックする。

企業アカウントとして、あなたのプロフィールは通常のPinterestと違って見えるわけではなく、ボードやピンは同じように見える。

Pinterestは、企業アカウント所有者に、ウェブサイトやブログ用にいくつか新しいボタンとバッジとウィジェットを与えると同時に、ビジュアルマーケテイングのベストプラクティスとケーススタディへのアクセスを与える。

もしあなたが企業アカウントを始めることを考えているなら、実行する前に新しいTerms of Serviceを必ず読もう―それらは通常のPinterestのTOSとは異なる。

これはコンテンツマーケッターにとって何を意味するのか…

今すぐに企業アカウントに移行する大きな動機はない―特にあっと驚くようなことが手に入るわけではない―が、私は、近い将来Pinterestがブランドやビジネスオーナーのためにもっとツールをリリースすると見込んでいる。私は、ブロガーやビジネスオーナーにPinterestの企業アカウントを獲得する(またはそれに移行する)ことを奨励している。

新しい外観になる

Pinterestは、ユーザーのために全く新しいインターフェースを広げるプロセスの最中で、あなたは自分のタイミングでいつでも新しい外観に変更することができる。しかし、忠告がある―新しい外観に一度変えると、それは永久的な変更で、古い外観に戻すことはできない。

新しいインターフェースは少しバグが多いという噂があるため(ユーザーがこの変更をした後にボードへのピンに問題があるという報告を聞いた)、実行する前に慎重に検討しよう。

新しい外観に変更したいのなら、Pinterestウィンドウの左上にある自分の名前(企業名)にカーソルを持って行き、“Switch to New Look”までスクロールダウンする。

Pinterestがあなたの選択を確認するので、“Get It Now”をクリックする。

新しい外観からあなたはいくつか新しいものを手にする:

  1. 拡大されたピン。変更すると、自分のピンが全て大きく表示されるのが分かるだろう。大きな画像はあなたのPinterestホームページに取り上げられ、ピンをクリックすると拡大する。拡大されたピンは、幅735ピクセル(前のバージョンは600だった)だ。Pinterestは、よりはっきりとした見やすいインターフェースを提供するためにこの変更をしたが、画像が大きすぎると文句を言っているユーザーも目にしている―特に、ノートパソコンの小さな画面でPinterestを見ている場合だ。
  2. より良い発見。ピンをクリックして拡大すると、ピンの右側にはそのエリア内の関連コンテンツなどの新しいものがたくさんある。あなたは以下のようなものを目にする:
    • 同じボードからのピン―このユーザーによって、同じボード上に分類された画像
    • 同じソースからのピン―同じウェブサイトからピンされたもの
    • 同様にピンされたもの―この画像をピンしたのと同じユーザーによってピンされた画像

これらの新しい発見機能を用いて、Pinterestは、あなたが現在見ているピンと類似したコンテンツを見つける手伝いをする。この機能を気に入って、これがなければ見つけることができない新しいコンテンツをPinterest上で発見するのに役立つと言うユーザーもいれば、この機能がユーザー体験を乱すと言うユーザーもいる。

  1. “Repin”ボタンがなくなった。古いPinterestのインターフェースでは、各ピンの上にマウスを置くと“Repin”ボタンが左上の角に現れた。Pinterestは、その“Repin”ボタンを“Pin It”と書かれたボタンに置き換えた。
  2. 設定が別々になった。今は、Pinterestの設定を2つの異なる場所で編集する必要がある―アカウント設定(Eメール通知など)は右上のドロップダウンメニューの中にまだあるが、ウェブサイトや写真などのプロフィール設定は違う場所にある。プロフィール設定を編集するには、プロフィールの左下の角にあるペンシルアイコンをクリックすればいい。

これはコンテンツマーケッターにとって何を意味するのか…

この新しい外観は、様々なレビューを獲得している。私は、大小のバグ(全ては、自分のボードにピンすることができないというインターフェースの問題から来る)の報告を目にしているし、残念なことに、Pinterestのヘルプデスクは反応がとても早いとは言えない―だから、もし問題があっても迅速な回答は得られないかもしれない。

Pinterestの新しい外観は、ユーザーにとって発見をより簡単にする―これは、あなたがピンする画像が目立って人々にクリックしてもらうためには、魅力的で興味深いものでなければならないことを意味する。

必ず、興味深く魅力的な写真とバッジをブログ記事に埋め込んで、読者がそれらをPinterestにピンするようにするのだ(そうすれば、あなたは自分のサイトにより多くのトラフィックを獲得するだろう)。

さらに、Pinterestにオリジナルコンテンツをピンすることがとても重要だ(他の人のピンをリピンするだけでなく)。統計によると、Pinterest上のコンテンツの80%が他のPinterestユーザーからリピンされたものだ―つまり、あなたが外のソースから興味深いコンテンツをピンする時、それは本当に目立って、あなたがフォロワーを獲得するのに役立つのだ。

ウェブサイトの立証とPinterestのアナリティクス

あなたは今、自分のPinterestアカウント内で自分のウェブサイトのオーナーシップを立証することができる。ウェブサイトが立証されると、他のPinterestユーザーは、あなたのPinterestプロフィール内のドメインの隣にチェックマークを見る。

確かに、自分のウェブサイトを立証するのは良いことだ―しかし、それは絶対的に重要なことではない(あなたがオプラやマット・デイモンでない限り)。そうは言っても、自分のウェブサイトを立証することが、他の重要なPinterest機能にアクセスすることを可能にするため、それをするのは良い考えだ。

HTMLウェブサイトを持っているなら、自分のサイトを立証するためにPinterestから出ているこれらの指示に従う。WordPressウェブサイトを持っているなら、このプラグインを使用して自分のサイトにメタデータを追加してそれを立証する。

このプラグインに惑わされないこと―あなたはただ、Pinterestから提供されるほんの少しのタグを入力する必要があるだけだ(content属性内の英数字の文字列)。

自分のサイトを立証して新しい外観に変更したなら、あなたは優れた新しいPinterest機能へのアクセスを手にする―新しいアナリティクスモジュールだ。Pinterest画面上の右上の角で自分の企業名をスクロールして、ドロップダウンメニュー内の“Analytics”を選択する。

すると、アナリティクスデータページへと連れて行かれる。この画面から、あなたは以下のようなデータを見ることができる(ダウンロードも可能):

  • あなたのウェブサイトからのピンとピンした人の数
  • Pinterest内からのリピンとリピンした人の数
  • Pinterestから送られたウェブサイト訪問者数
  • あなたのサイトからピンされた最近の画像
  • 最もリピンされた画像と、最もクリックされた画像
  • あなたのピンがサイト上に表示された合計回数とそれらが閲覧された回数(インプレッション)

この新しいAnalyticsツールの使用についてもっと詳しく教えてくれる優れた動画を見たければ、Pinterest Web Analyticsページをチェックしよう。

これはマーケッターにとって何を意味するのか…

この新しいPinterestアナリティクスツールがあれば、私たちは素早く簡単に自分のPinterestアクティビティに関するデータを見ることができるし、自分がピンしているものがウェブサイトへのトラフィックに違いを生んでいるかどうかを知ることができる。

あなたは、どのピンがPinterest上で上手くいっているかを知ることができる(そして、何が上手くいっていないかも)。どんな種類のコンテンツが最もリピンを獲得するかを知ることもできるし、ピンするのに一番良い時間を知ることもできる。

それは、Pinterest上で異なることをテストして、それらが成功しているかどうかを測定するよりもずっと簡単だ―だから、このアナリティクスモジュールは、絶対に手に入れる価値がある!

Pinterestはマーケッターにとって今も最高のツールだ

去年、私たちは、あなたのビジネスを売り込むためにPinterestを使用する方法の長いリスト(日本語)取り上げた記事を配信した。あなたは今もそれらの手法全てを利用することができるが、今あなたは、Pinterestプラットフォームに対する最新の変更をふまえて、自分の進化を追跡し自分の戦略の計画を立てる方法を改善したのだ。

コンテンツキュレーションは、Pinterestで最も重要なことだ。Pinterestで上手くやっている人(そして大きな支持を得ている人)は、優れたキュレーターである。それはつまり、彼らが、自分の分野で最高のコンテンツを選択し、それをきちんと整理された魅力的なボード上で共有しているということだ。

Pinterestは、ブロガーやコンテンツクリエイターにとって、トラフィックおよびエンゲージメントの素晴らしいソースになり得る。だからこそ、このビジュアルマーケティングツールを試しに使ってみて、自分の進化を追跡し、それが自分にとってはどのように機能するか確かめるのだ。


この記事は、Search Engine Landに掲載された「The State of Pinterest: What Content Marketers Need to Know Now」を翻訳した内容です。

かなり充実した記事でこれを読めば最新のPinterest事情はほぼ理解できる内容でした。企業用アカウントの設置や解析機能の充実はPinterestのマーケティング活用が進んでいる米国では当然の進化ともいえますが、今からPinterest活用を考えている日本企業にもありがたい話でしょう。若干、設定は面倒そうですが、最初から以前に比べかなりの効果測定が行えるのは魅力ですね。最近日本で流行っているのかイマイチ不明なPinterestですが、世界的には利用は進んでいるようですし、これらの機能拡充が日本での利用を後押ししていくでしょうか? — SEO Japan [G+]

Instagramを大活用している5つのブランド

Facebookによる買収以降、余り目立った動きがないInstagramですが、ユーザー数は日本でも世界でも地道に増え続けているようです。米国では、Instagramをマーケティングに活用している企業も多数あるようですが、今回はその中でもInstagramを上手にマーケティング活用している5つの有名ブランドを紹介します。日本では意外と少ないInstagramマーケティング、この記事を参考に先に取り組めば話題になるかも? — SEO Japan

Instagramは、ブランドにとって扱い難いものになることがある。うまくすれば、熱心なオーディエンスへの最高および直接のルートになり得る。下手にすれば、あなたのブランドをおむつ試験施設の裏に置かれたゴミ箱のような嫌な臭いにすることもあり得る。ここでは、Instagramを大いに活用している5つのブランドを紹介する。

1 – Sharpie

Sharpieは素晴らしい例だ。一つには、彼らは実際に自分たちの製品を使用して本当にクリエイティブなコンテンツを作成しているが、マーケティングメッセージを無理に押し付けているようには感じない。彼らは、自分達のアートワークを他のプラットフォーム(Facebookなど)で共有することや、関与することを他の人に奨励している。それが円熟した製品を作るのに役立っているのだ。

2 – Warby Parker

この人達は比較的新しい眼鏡の会社で、このような新しい会社を支持するファンをかなり集めている。彼らは、面白い設定の中でカッコいい画像を見せることによって、それを製品の配置やカタログのようには見せずに、幅広い眼鏡を紹介することができている。

3 – Red Bull

Red Bullはエクストリームスポーツの宣伝ですでに知られているため、これには驚かないかもしれないが、このブランドは、その繋がりを用いて本当にクールでクリエイティブなInstagramコンテンツを作っている。彼らは、ブランドとの関連性に役立てるために独自のハッシュタグも作った。しかし、1つのハッシュタグしか使わないおかげで、彼らがやり過ぎているようには見えない。

4 – Lego

InstagramはLegoのような会社にとってパーフェクトなプラットフォームのため、これは一部の人にとっては衝撃を与える例ではないかもしれない。Sharpieのように、彼らは自分達の製品を使って素晴らしい作品を作ることができる(もちろん、Legoはクリエイティビティが全てだ)。そして、これもまたSharpieと同じように、他の人に彼らの作品を共有することを奨励している。

5 – Starbucks

StarbucksのInstagram使用については数多くの良いことが言われてきたが、公平のために言うと、それはもっともなのだ。彼らを素晴らしいものにしているのは、フォロワーにコンテンツを管理させているという事実だ。Starbucksが作成する画像の大部分は、フォロワーによって送られてきた提案だ。Starbucksは素晴らしいコンテンツを作ることができるだけでなく、会話に積極的に参加もしている。それは、そもそもソーシャルメディアを使用しているビジネスの主な目的の1つだ。

もちろん、これはInstagramでブランドを築いているビジネスのほんの少しの例にすぎない。Addidas、Burberry、Virgin Americaのようなブランドも、Instagramを大いに使用している素晴らしい例だ。そして、その他にも自分たちのクリエイティブな才能を見せている小さな会社があることは間違いない!

あなたがInstagramでフォローしているブランドは何だろうか?コメント欄で教えて欲しい。


この記事は、the social penguin blogに掲載された「5 Brands Making Great Use of Instagram」を翻訳した内容です。

日本でもお馴染みのブランドが多かったですが、最初のsharpieは日本では余り知名度のないながらも米国の由緒あるペンメーカーです。伝統的なブランドがInstagramを積極活用していること自体が素敵ですし、投稿されているイメージの数々もブランディングにじわじわ貢献してきそうな好印象。レゴやスタバ、レッドブルは想像がつきますが、眼鏡メーカーのワービーパーカーも面白いですね。自社製品をからめたちょっとセンスのある写真を撮影して投稿、これならどこの会社でもすぐできますし、色々なアプローチが可能そう。日本でももっとマーケ活用が増えると楽しいはず! — SEO Japan [G+]

6人の賢者が語るソーシャルメディアマーケティングの最新事情

4月を迎え今年こそはソーシャルメディアマーケティングに本格的に取り組みたいと考えているマーケッターや会社も多いかもしれません。ソーシャルメディアマーケティングについて学びたい人には既に多数の書籍もありネット上にも情報が溢れていますが、常に休むことなく変化・進化し続けるのがソーシャルメディアの世界。今回はソーシャルメディアマーケティングの最前線で活躍する6人のプロフェッショナルに2013年のソーシャルメディアマーケティングに関して様々な質問をし答えをもらった最新のソーシャルメディアマーケティング事情について学べる記事を。 — SEO Japan

ソーシャルメディアはほとんどの2013年のビジネスプランの要であるが、多くのマーケッターとビジネスエグゼクティブは今でも、測定可能な結果につなげるためにそれをどのようにして効果的に使用するかを解き明かそうとしている。

あなたのソーシャルメディアマーケティングの取り組みを成功への軌道に乗せる手助けをするため、私たちは6人のトップソーシャルメディアエキスパートに3つの質問をして、ソーシャルメディアランドスケープがどのように進化していて、それがビジネスにとってどんな意味を持つのかについての見解を得た。彼らは、このトピックに関して8冊の本を書いていて、売れっ子のコンサルタントやスピーカー達である。(ちなみに、あなたは、4月7日、8日、9日のSocial Media Marketing Worldで彼らと個人的に会ったり話を聞いたりすることができる。)

エキスパートの紹介:

  • Jay Baer ― Convince & Convert、The NOW Revolutionの共同著者。Twitter: @JayBaer
  • Ric Dragon ― Dragon Search Marketing、Social Marketologyの著者。Twitter: @RicDragon
  • Derek Halperin ― Social Triggers
    Twitter: @DerekHalperin
  • Dave Kerpen ― Likeable Local、Likeable Media、Likeable Social Media and Likeable Businessの著者。
    Twitter: @DaveKerpen
  • Joe Pulizzi ― Content Marketing Institute、Managing Content MarketingおよびGet Content Get Customersの著者。
    Twitter: @JuntaJoe
  • Michael Stelzner ― Social Media Examiner、LaunchおよびWriting White Papersの著者。
    Twitter: @Mike_Stelzner

1.たった一つだけソーシャルメディアプラットフォームを持つことができるとしたら、あなたはどれを選びますか?また、それを選ぶ理由は何ですか?

  • Jay Baer: Twitter。なぜなら、それは簡潔さを強いるし、モバイルや短時間で最新動向を把握するのが最も簡単だからだ。
  • Ric Dragon: Google+ – なぜなら、それを好きにしろ嫌いにしろ、Googleはいまだに900ポンドのゴリラであり、デジタルマーケティングの駆動力だからだ。Facebookは楽しいし、LinkedInには勢いがあるし、私はTwitterで大きな成功を収めてきた―しかし、私はデジタルマーケティング業界にいるため、Googleに協力するほかないのだ。
  • Derek Halperin: 私が頼りにしている唯一のソーシャルメディアプラットフォームは、自分のウェブサイトSocial Triggersだ。私はTwitterやFacebookも楽しむが、結局のところ、私は自分が作る全てのものをコントロールすることを好む。そして、自分自身のウェブサイト以上に自分でコントロールできるものはない。私が選ぶ次のプラットフォームは、Eメールリストだ。なぜなら、自分の見込み客とクライアントとやり取りするのにこれ以上の方法はないからだ。
  • Dave Kerpen: 私はLinkedInを選ぶだろう。なぜなら、それは私の最も価値のあるキャリアコネクションを含んでいるし、私が自分の職業上のコンテンツの大部分を獲得する場所でもある。
  • Joe Pulizzi: 私はSlideShareを選ぶだろう。SlideShareは眠れる獅子で、いまだに大部分のマーケッターが使用していない。つまり、それを使っている人たちにより多くのチャンスを与えるということだ。
  • Michael Stelzner: Facebook。なぜなら、そこにはこのプラットフォーム上で発生する個人表現と最高のエンゲージメントがあると思うからだ。そして、私が知っている全ての人がそこにいると言っても構わない。

実用的なマーケティングの見解: ユーザーやマーケッターに関してFacebookには数があるが、それを選んだソーシャルメディアエキスパートは1人だけだ。私はGoogle+の使用に関するRic Dragonの理論に強く同意する。(私たちのGoogle+のアドバイスはこちら。)そうは言っても、Derek Halperinのように、私は自分のブログを選ぶだろう。ちなみに、私のクライアントの多くは、SlideShareがビジネスを推進すると言うJoe Pulizziに賛成している。

2.あなたのお気に入りの新しいソーシャルメディアツールは何ですか?その理由は?

  • Jay Baer: Little Bird。なぜなら、話題のエキスパートを素早く簡単に調査したりモニターしたりすることができるため。(実を言うと、Jayは投資家だ!)
  • Ric Dragon: 残念ながら、お気に入りのツールはない。しかし、それが何かを物語っているのかもしれない。例えばブログを読むための手段を提供するiPadのPulseなど、過去2年間で登場したどんな素晴らしいツールも私の毎日のルーチンの一部になることはなかった。
  • Derek Halperin : 私のお気に入りのソーシャルメディアツールは、私のEメールサービスプロバイダーのAWeberだ―この会社は私がSocial Triggerを購読する全ての人達に更新情報のためにEメールを送ることを許可する。
  • Dave Kerpen: 私のお気に入りの新しいツールは、Brewsterだ。なぜなら、私の全てのソーシャルコンタクトを1つの場所に保管することができ、旅行中に彼らと個人的に情報交換することができるからだ。
  • Joe Pulizzi: Little Bird…ソーシャルメディアインフルエンサーのリストを作るため。プライスレスだ。
  • Michael Stelzner: 私はTweetBotが好きだ。iPhoneからTwitterアカウントを管理するのを純粋な喜びにしてくれる。

実用的なマーケティングの見解: 多くの人に尊敬されるソーシャルメディアエンティティはなかったが、Derek Halperinが勧めるように自分独自のEメールリストを持つことは非常に価値がある。AWeberのような経験豊富なESPによってホストされるEメールリストは、もしソーシャルメディアがなくなったり検索が変化してもあなたのビジネスを前進させ続ける。なぜなら、それはあなたがコントロールするコミュニケーションの形態だからだ。

3.多くのビジネスがソーシャルメディアを使用する際におかす最大の過ちは何ですか?また、それを修正するためにすべきことは何ですか?

  • Jay Baer: 既存顧客の話を聞いたり励ましたりするためにソーシャルを使用するのではなく、顧客獲得ツールとしてソーシャルメディアに焦点を合わせること。
  • Ric Dragon: 多くのビジネスは真の目的なしにソーシャルメディアを実行することを始める。望む結果の全体的な展望への深い理解を持つことが必須だ―あなたの組織の目標から、リーダーシップのビジョン、ゴール、目的から具体的なメトリクスに至るまで全てのことだ。上司がマーケティングマネージャーのために1,000ドルのシャンパンを買いに行くように仕向けるのはどんな結果だろう?その全てが理解された後、それらの結果を計画するための実行プランを作ることができる。
  • Derek Halperin : ビジネスがソーシャルメディアに出くわした時におかす最大の過ちは、自分たちがしようとしていることに関係のないことを共有することだ。私は多くの企業が文字を入れた画像を共有し(Facebookで目にする馬鹿げたバイラル・イメージのことだ)、穴埋め問題に答えることによって会話を強いる(確かに、そのようなものは高い相互作用を獲得するが、それはビジネスと何の関係があるのだろうか?)のを目にする。
  • Dave Kerpen: ビジネスがおかす最大の過ちは、自分たちをあまりにも宣伝しすぎることだ―話しすぎ、売り込み過ぎで、十分に聞いたり関与したりしていない。落ち着いて、話を聞き、優れたコンテンツを通して関係を築き、その後で販売するのだ。
  • Joe Pulizzi: そのチャンネルを使用している従業員が、なぜ会社がそのチャンネル(すなわち、FacebookやTwitter)を使用しているのか根底の目的を知らないかもしれないこと。修正については…トレーニングをたくさんすること。従業員は、自分たちがそれらのチャンネルを使ってすることがそのビジネスに役立つ(もしくは傷つける)理由、目的、しくみを知る必要がある。
  • Michael Stelzner: 彼らは、コンテンツを備えた独自のプラットフォームを築くというよりも、ソーシャルネットワークに投資しすぎている。

実用的なマーケティングの見解: 各回答はマーケティングの成功に必要とされる異なる側面を提供している。(Social media – the one thing 70% of businesses do wrongもチェックするといいかもしれない。)さらに、ソーシャルメディア戦略を5つのステップで作成する方法を紹介しよう:

  1. まず始めに、ソーシャルメディアの会話を聞く。
  2. ビジネスゴールに通じるソーシャルメディアアクティビティのゴールを設定する。
  3. 関係を築くためにソーシャルメディア上で他者とやりとりする。
  4. 自分のソーシャルメディアアクティビティと一体化したコンテンツマーケティング戦略を作る。
  5. 結果を自分のビジネスの目標にまで遡る。

これら6人のエキスパートからの見解が明らかにしているように、ソーシャルメディアの成功を達成するのに1つの決まった道はない。あなたが提供するもの、ターゲットオーディエンスのニーズ、ビジネスゴールに合わせて自分のソーシャルメディアマーケティングを作ることが非常に重要なのだ。

自分のソーシャルメディアマーケティングを次のレベルに進めたい?もしそうなら、Social Media Examiner’s Social Media Marketing Worldで、これらの6人のエキスパート(およびWho’s Who of Social Mediaの40人以上の他の人達)とつながろう。このイベントは売り切れ必至なので、今すぐにチケットを手に入れよう!


この記事は、Heidi Cohenに掲載された「Social Media Marketing: The Inside Scoop From 6 Experts」を翻訳した内容です。

イベントのPR色が強かったものの、内容は十分参考になるコンテンツマーケティングの見本のような記事でした。最初のプラットフォームの回答が足並みそろえたように皆が違う答えだったのが笑えますね。SEOであればGoogleが気にするべき唯一のプラットフォームですが、ソーシャルメディアマーケティングはプラットフォームも手法も様々、自分なりのやり方で進んでいけば良いと思います。ユーザーが多い所は競争も多く、少ない所は逆に圧倒して目立つ可能性もあるわけで。

3つ目のソーシャルメディアマーケティングの過ちに関する答えも興味深かったです。最初の「顧客獲得ツールとしてソーシャルメディア」(を捉えるのは間違い)は、思わずドキリとした企業マーケッターさんも多いのではないでしょうか。まぁ、最終的にはそこであっても、対話や支援を行って中長期的な関係を顧客・潜在顧客と築きたいですね。

繰り返しになりますが、この賢人達と直に会って話せるなら思わずイベントに参加したくなってしまう、グッドジョブな記事でしたね。ちなみに記事中で紹介されているLittle Birdもかなり使えそうなソーシャルモニタリングサービスです。しかし本当にアメリカは次から次に新たなサービスが登場しますね。。。 — SEO Japan [G+]

ソーシャルコマースを活用する10の選択肢

ブレイクしそうでブレイクしない日本のソーシャルコマース。その定義に関しては5から19まで色々ありますが、基本的には、ソーシャルメディアを活用したEコマース、またはその活用手法という、ざっくりな理解でよいのではと思います。今回は定義をさらに具体化しようということで、ソーシャルコマースの実戦方法を10簡潔にした紹介した記事を。 — SEO Japan

ソーシャルコマースは、製品開発から購入後のファンやブランド・アドボカシーまでマーケティングプロセス全体にわたる顧客の買い物体験のためのソーシャル・コンテクストを提供する。

ソーシャルコマースは進化し続け、ソーシャルメディアコンテンツの要素とモバイルデバイス(主にスマートフォン)の即時性との関わりを導入している。結果として、あなたの顧客は、あなたの店で買い物をしながら、幅広いグループのインフルエンサーに相談したり、あなたの店とオンライン競合他社を比べているのだ。

あなたがどのようにしてソーシャルコマースを自分の全体的なマーケティングプランに組み込むことができるのかを判断する手助けをするため、ここでは10種類の選択肢を紹介する。

ソーシャルコマースの選択肢

ソーシャルコマース

できること

企業にとっての利点

クラウドソース

Threadless、Lego、Starbucks

客が製品のアイディアおよび改善点を投稿し、投票もする。

消費者が求める製品を提供する。
社外でアイディアを秘密調査する。

評価&レビュー

Amazon、Yelp、TripAdvisor、製品ウェブサイト

客が製品について評価したり、コメントしたり、投票したりする。

客が信用する情報を提供する。

Q&Aフォーラム
(Bulletin掲示板やTwitterを含む)

FlyerTalk、Being Girl

客および企業が製品に関する質問に答える。

客の質問に回答する。異論に打ち勝つ。

ソーシャルショッピング

This Next、Kaboodle
Levi’s Friendsストア

客が写真と投票を友達に共有する。

友達の体験でライブショッピングをエミュレートする。

ファンページ(Facebook上もしくはあなたのウェブサイト)

Victoria Secret PinkのFacebook Page;
1-800 FlowersのFacebook Page Mattel

客が割引を受けたり、質問の回答をもらったり、買い物をしたり、ロイヤルティを示したりする。

購入時に追加情報や割引を提供する。ファンと交流する。

グループ割引

Groupon、Social Living

客は割引された商品を手に入れる。

店舗へのトラフィックを増やす。

割引/クーポン
―フラッシュマーケティング、Twitter、モバイルを含む

Woot、@DellOutlet、Gilt

客はソーシャルメディアプラットフォーム上で割引を手に入れる。

取引を成立させるためにタイムリーなオファーを配信する。

2Dコード(別名QRコード)

製品包装、ソーシャルメディア、サードパーティメディア

客は2Dコードをスキャンして詳細情報や割引などを手に入れる。

購入時に追加情報を提供する。

ロケーションベースのサービス(チェックインを含む)

Facebook Places、Google Latitude、Foursquare、Gowalla

客はゲームシステムに参加する。客はあなたの所に行きたい気持ちになる。

店舗訪問の動機を提供する。ロイヤルティに報いる。

TwitterおよびFacebookを介したソーシャルカスタマーサポート

@ComcastCares、
@Delta Facebook

客は製品について質問をし、複雑な問題を解決してもらう。

取引を成立させるために、費用効率が高いカスタマーサービスを提供する。

要するに、あなたの見込み客と顧客は、あなたが提供するもののためのソーシャル・コンテクストを提供するために、家族と友人とソーシャルメディアコンタクトからの助けを求めることになるのだ。あなたから購入するように彼らを説得するために彼らを支援してみてはどうだろう?

他にこのリストに追加したいソーシャルコマースの選択肢はあるだろうか?もしあるとしたら、それは何で、それはどのように機能し、その利点は何だろうか?


この記事は、Heidi Cohenに掲載された「Social Commerce: 10 Options & How to Make Them Work For You」を翻訳した内容です。

手法やアイデアの整理には参考になった記事だったのではないでしょうか。気になる項目があれば、導入企業名で検索して確認してみてください。どれもわかるように、決して難しいものではありませんが、効果的に導入できればAmazonのレビューシステムしかり、Threadless(ちなみに私の元仕事仲間が運営しています)のユーザー投稿システムしかり、サイトの強力な武器にすることができます。余り重たく考えずにシンプルなところから始めてみませんか、ソーシャルコマース。 — SEO Japan [G+]

ソーシャルビジネスで消費者革命を勝ち残る4段階

ブライアン・ソリスが語る消費者革命が起きている現代、そして未来を企業が勝ち残っていくための戦略を4ステップにわけて簡潔に紹介した記事を。ブライアン・ソリス入門編的な内容で、ソーシャルメディア全盛時代に企業がどう消費者とメディアに立ち向かっていくかについて考えさせられる内容です。 — SEO Japan

抗議活動として「占拠」が行われるようになった今日、企業は、近年で最も規模の大きい消費者の抗議活動で示唆されたテーマについて、熟慮する必要性に迫られている。占拠を大義のない暴動だと過小評価する人達もいるが、この抗議活動が二度と起きないように、あるいは、少なくとも、皆さんの企業に対して起こさせないように、学べることは多いと私は考えている。

ビジネスの未来

抗議活動に対するきかっけは多岐に渡り、また、個人によっても異なるが、もう我慢の限界だと参加者の誰もが感じていた点は明らかである。経済、社会経済の平等性、そして、企業および政府による消費者の軽視に対するフラストレーションと不満が爆発し、行動と変化を世界に求めたのであった。従来型のビジネスの終わりを私達が目撃したと言っても過言ではない。失業および企業の拝金主義に対して、ウォールストリートで始まった抗議活動は、世界82ヶ国で2,773の占拠コミュニティに瞬く間に拡大していった。

この抗議活動から、学べることがある。それは、占拠を動かす原理が企業や産業に向けられるのは時間の問題であると言う点だ。この点を理解しているかどうかに関わらず、不満に寄与する感情は、占拠の以前から存在している。兆候は至るところに見られ、テクノロジーとソーシャルメディアによって、容易に活動を組織し、立ち上がることが出来るようになったのだ。

現在の防御の最前線について考える際、好ましくない経験、交流、または、サポート等の不満につながる感情を、総合的なマーケティングやカスタマサービスを通して、把握することが出来ると言う見解は、時代遅れである。この考え方は、「サービス」に耐えるのがどれだけ辛いかを考慮する、中世の拷問部屋を思い起こさせる。人々が抗議を行うには、それなりの理由が必ずある。エキスパートは、市民および消費者の革命のソーシャルネットワークの役割を強調しているが、この2つの革命に共通するのは、テクノロジーだけでなく、民衆の不満もその一つであり、この不満がテクノロジーを介して、変化を引き起こす。

これが重要なポイントである。変(進)化または変革は、ソーシャルメディアが原因で起きているのではなく、期待と忍耐が常に進化しているため、起きているのだ。現在と過去との違いは、早さ、そして、規模のみである。昔と比べて、現代の消費者は大きな力を持っている。そして、消費者は、デジタルダーウィン説と私が呼ぶ考え – テクノロジーと社会が適応するスピードよりも早いペースで進化する現象 – の始まりを告げている。その裏で、企業は、学び、交流し、あるいは、適応する新たな機会を見過ごしており、デジタルダーウィン説への貢献に失敗している。

#AdaptorDie

現在、成功に会社の規模は関係ない。マーケティングの状況および消費者の期待に適応する力によって、結果は左右される。新しいコンセプトではないが、そのコンセプトを実現するために、企業は途方もない旅に出なくてはならない。これが以前との違いである。

多くのビジネスモデルは、業務、効率、成長の機会、そして、損益の管理に焦点を絞っており、柔軟性に欠けている。このアプローチは長年に渡って功を奏してきた。しかし、デジタルでの影響力が物を言う現代においては、インターネットに接続した顧客、そして、消費者一般が、その声に耳を傾け、ビジネスのエコシステムの一翼を担うべく、声を上げている。その結果、経営者達は、新しいメソッド、テクノロジー、そして、システムを受け入れ、関係者と交流し、力を合わせ、関係者のエンゲージメントおよびコラボレーション、そして、その結果生じる経験および今後の強化方針の原動力を改善する、新たなフレームワークを構築しなければならないのだ。

そのためには、変革を使命に掲げる専門のチームを確立する必要がある。まずはコラボレーションおよび意思決定戦略に関して、関係者と意思決定者との協力体制を調整する必要がある。すぐに実現するようなプロセスではない。構造を変更する、場合によっては一から作り直していく必要がある。完了するまでに数年を要することもあるだろう。

これは、社内で始まり、最終的に社内および社外に影響を与える、4段階に渡る困難な取り組みを通して実現されていく。そして、新たなポテンシャルを推進する一人として、皆さんからまずは行動を起こさなければならない。

1. 情報収集 – ニューメディアツールを使って、キーワードと感情を含む情報を集める(迷惑にならない方法で)。経験を改善するため、トレンド、見解、そして、機会に注目する。

2. 学習 – 役割と責任を決め、手順を策定し、発見および革新に関するルートを特定する。アクティビティを実用的な見解に変換し、会社の分野および部門を直接的なエンゲージメント、または、製品やサービスの改善を介して、マーケットに結びつける双方向のルートを確保する。

3. 参加 – ビジネスの状況は、消費者によって作られるのではなく、経験を分かち合うことで、消費者と共に作り上げていくものだ。顧客および従業員を含む関係者は、会社が耳を傾け、学んでいる点を理解しなければならない。 エンゲージメントは、コラボレーションを介して経験を動かし、形作る上で鍵を握る要素である。こうすることで、有意義なコミュニティ、そして、最終的に顧客ロイヤリティが構築されていく。

4. 適応 – 顧客は必ずしも自分が何を求めているのか分かっているわけではない。しかし、求めていないものはハッキリと理解している。ステップ1から3を介して得た全ての情報は、日常的な事業の運営の一環として、“相応しさ”を得るため、会社が適応するにはどうすればいいのかを示している。プロセス、システム、そして、テクノロジーは、消費者の革命に動かされ、リアクションを起こすための力だけでなく、最終的にこの革命を導くための力に根差している。

顧客および従業員との関係を見直し、潜在的な問題を回避し、標準的な事業の運営の一環として、より前向きな交流と経験を導くチャンスとも言える – これこそがビジネスの未来である。情報収集および学習で始まり、交流と適応でクライマックスに達する。

だからこそ、マーケッターの役割が今まで以上に重要になっているのだ。既に得ている知識、そして、これから学ぶ知識は、事業や会社が成熟し、“相応しさ”を改善し、より重要な経験を提供する上で会社を後押しする。その結果、好感度、ロイヤリティ、支持、そして、最終的につながりは強化される。このようにして、全てにおいて重要な機会および前に進む道を実証していくのだ。皆さん一人一人が主役である。


この記事は、Brian Solisに掲載された「Will you fall or thrive in this consumer revolution? Believe it or not, you decide」を翻訳した内容です。

読んで納得、実行するのは難しい、代表格のような内容でしたが、ユーザーに占拠活動まで起こされるかはともかく、今低迷しているかつて日本を代表する大企業には、情報収集や学習はもちろんしていたのだとは思いますが(せめてそう信じたい)、参加そして何といっても適応が十分にできなかったところが多くありそうですね。日本経済も表目上は好転の兆しを見せつつありますし、うまく適応していってくれることを望みます。。。もちろんベンチャーやスタートアップであれば、逆に大手が苦しむ中、チャンスでもあるわけですから、独りよがりにならず、情報収集&学習&参加を通して市場や顧客の声を学び、スピード感ある適応力で柔軟にピボットし、成功に導いていってほしいものです。と、私もそんな一人として頑張ります。。。 — SEO Japan [G+]

真のソーシャルメディア戦略を持つ企業が進む6段階

久しぶりのブライアン・ソリスから今回は企業のソーシャルメディア戦略を6段階にわけて考えた記事を。新しい季節の4月に、企業のソーシャルメディア活用を考えるにはとっても参考になる記事です。 — SEO Japan

ビジネスの世界では、ソーシャルメディアは、eメールのように扱われることが多い。あらゆる会社がソーシャルメディアを導入している。弊社、アルティメーターグループが、2012年の後半に700名のエグゼクティブとソーシャルメディア戦略の担当者に行った調査では、参加者全員が程度の違いはあれど、ソーシャルメディア戦略を利用していると答えていた。しかし、eメールとは異なり、フェイスブックやツイッター等を介して、効果的にコミュニケーションを取る方法をマスターとしているとは言い難い。

ここ数年の間、企業は、ソーシャルメディア戦略をマーケティング、サービス、そして、その他の関連する取り組みに採用するペースを早めてきている。しかし、ソーシャルメディアの採用、そして、顧客と従業員の関係、および、収益への影響の理解は、必ずしも比例しているわけではない。 ソーシャルメディア戦略と企業の価値感の間には溝があるため、大勢のエグゼクティブは、総合的なアプローチ、そして、そのアプローチを支えるために構築したインフラについて見直しを迫られている。この内省的なプロセスは、日頃のソーシャルメディア戦略を、より深いソーシャルビジネス戦略に変えるモチベーションを企業に与えつつある。

シャーリーン・リーと私は、昨年、時間を割いて、企業がソーシャルメディアにアプローチする仕組み、計画、プロセス、そして、成果が時間の経過とともに成熟する経緯を徹底的に調査した。その結果、興味深い傾向が浮かび上がった。この結果は、新たにリリースしたレポート、「ソーシャルビジネスの進化 – ソーシャルメディアの転換の6つの段階」の中で取り上げている。

調査結果は、控えめに言っても、衝撃的であった。ソーシャルメディアプログラムおよびキャンペーンを実行する企業、そして、ソーシャルビジネス戦略に具体的に投資する企業との間に大きなギャップが見られた。アルティメーターは、ソーシャルビジネスを、ソーシャルメディアとソーシャルな手法を会社に徹底的に統合して、事業のインパクトをもたらす取り組みと定義した。

裂け目の片方には、何も意図せず、または、成果を目標に結びつけることなく、積極的にソーシャルメディアに投資する企業(部門)が存在する。もう一方の側には、ソーシャルメディアとソーシャルな手法を企業全体に徹底的に統合し、目に見える事業のインパクトをもたらすことに成功している企業がいる。

事実、ソーシャル戦略が事業の成果に結びついていると感じると答えた企業は34%であり、企業の部門が共通するビジョンの下、協力する体制が整った、総合的なアプローチを行っていると答えた企業は28%だけであった。また、来年以降を見越した計画を策定していると自信を持って答えたのは12%のみであった。しかし、最も衝撃的だったのは、エグゼクティブが、「会社のソーシャル戦略に関して、詳しく知らされている、関与している、そして、協調している」企業の割合が、調査に参加した企業の5割だけであった点だ。

しかし、望みがないわけではない。シャーリーンと私は、1)組織の戦略上の目標と明確に一致しているかどうか 2)組織的な協調および当該の戦略の実施を支えるサポートがあるかどうかが、ソーシャルビジネス戦略を成功に導くための重要な基準である点に気づいた。そして、大半の企業は、成熟する上で、6つの注目すべき段階を進む(または、既に進んでいる)ことを見抜いた。

以下に6つの段階を挙げていく:

段階 1: 計画 – “情報収集”

1つ目の段階の目標は、戦略の進展、組織的な協力体制、リソースの推進、そして、戦略の実行の強固な土台がある点を確認することだ。この段階では、1.顧客の声に耳を傾け、ソーシャルメディアでの行動に関する情報を学ぶ、2.実験プロジェクトを用いて、ソーシャルメディアの取り組みの優先順位を決める、そして、3.評価を行い、内部の準備の状態を評価する等の取り組みが重要な鍵を握る。

段階 2: プレゼンス – “主張する”

主張を行う行為は、計画からアクションへの自然な進化を表している。ソーシャル戦略を実施していくにつれ、経験によって、ソーシャルメディアでの組織的な、情報に基づくプレゼンスが確立されていく。この段階では、1.ソーシャルメディアのコンテンツを活用して、既存のマーケティングの取り組みを拡大する、2.情報を提供して、取引後の課題を支える、3.部門の目的、または、役割の目的に測定基準を合わせる等の取り組みが重要である。

段階 3: 交流 – “会話が関係を深める”

この段階に進むと、企業は、ソーシャルメディアは「あったらいいね」ではなく、関係構築において欠かせない要素だと考えるようになる。この段階では、1.会話に参加して、コミュニティを構築する、2.交流および影響力を使って、購入までに要する時間を効率良く短縮する、3.消費者同士の交流および直接的な交流を介して、サポートを提供する、4.リスク管理およびトレーニングのルールを確立して、発想を変える、5.エンタープライズ用のソーシャルネットワークを介して、従業員の交流を促進する等が重要な鍵を握る。

段階 4: 形式化 – “規模を考慮して整理する”

まとまりのないソーシャル戦略を実施すると、段階 4へ組織を移す主な原動力にマイナスの影響を与える可能性がある。この段階では、3つの主要なアクティビティ:エグゼクティブの支援の確立、ハブ – CoE(センター・オブ・エクセレンス)の構築、そして、組織全体を対象とした管理基準の策定に対して、形式化されたアプローチが用いられる。企業は、潜在的なCoEの落とし穴を考慮しておく必要があるが、計画を形式化することで、長期的な規模の問題に直面する可能性がある。

段階 5: 戦略 – “ソーシャルビジネス化”

企業が成熟の段階に移行すると、ソーシャルメディア戦略は、実際の事業へのインパクトをもたらすようになり、認知度はますます高くなる。その結果、経営陣および部門のトップがソーシャルのポテンシャルに注目するようになる。この段階では、1.ソーシャルをあらゆる組織の領域に統合する、2.エグゼクティブの関与を獲得する、3.運営委員会を設立する、4.ソーシャルの取り組みを事業のユニットに押し出す等の取り組みが重要な役割を持つ。

段階 6: 集中 – “真のソーシャルビジネス”

部門を横断して機能し、エグゼクティブからの支持を取り付けた結果、ソーシャルビジネス戦略は、進化する組織に浸透していく。この段階に進むためには、企業は単一のビジネス戦略のプロセスに力を入れなければならない: つまり、ソーシャルをデジタルに融合し、1点集中型のメディアを用いて、総合的な消費者経験を生み出し、総合的なソーシャルな文化を作る取り組みである。


この記事はBrian Solisに掲載された「The Gap Between Social Media and Business Impact: 6 stages of social business transformation」を翻訳した内容です。

どちらかというと大企業向けが自身のソーシャルメディア戦略を状況把握するための内容ですが、中小企業やスタートアップでもソーシャルメディアの活用レベルを再確認する指針としては使えるかと思います。さて、あなたの会社のソーシャルメディア戦略はどのステージだったでしょうか? — SEO Japan [G+]

Facebookのエッジランクの仕組みを理解する

気づいてみれば日本でも見事に普及したFacebookですが、そのマーケティング活用となると、まだまだ米国に比べても取り組みが遅れているようです。SEO的な観点から見ると、Facebook上の情報露出に多分に影響を与えるといわれるエッジランクに注目すべきですし、SEO Japanでもエッジランク最適化の記事を紹介したことがあります。最近の仕様変更でエッジランクがますます重要になったともいわれるFacebook、今回は改めてそのエッジランクについて解説した記事をブライアン・ソリスからご紹介します。 — SEO Japan

先日、フェイスブックは、ブランドが重要な投稿やアップデートのリーチを高めることが可能な機能を導入した。しかし、この機能を利用するには、料金を支払う必要がある。価格は、ファンの人数によって異なる。この新しい機能の追加は、エッジランクアルゴリズムの変更と同時期に行われた。エッジランクとは、ストリーム内外の投稿を自動的に絞り込むシステムである。結果を整理して検索の意図にマッチさせるグーグルのページランクと同じように、フェイスブックは、エッジランクを使って、エンゲージメントを最適化し、スパムを最小限に抑えている。

この一連の変化が加えられた後、多くのマーケッターやエグゼクティブが、無料投稿のリーチが大幅に落ちたと指摘するようになった。マーケッター達は、フェイスブックが、リーチを確保するためには、有料機能を利用しなければいけない環境を作り出すために、変更を加えたと考えたため、当然、フェイスブックは非難の矢面に立たされたのであった。

この問題が最も大きな注目を集めたのは、億万長者のダラス・マーベリックスのオーナー、マーク・キューバン氏が、脅しとも取れる攻撃的な批判を行い、全てのコミュニティの取り組みをその他のソーシャルネットワークに移すと述べた時であった。

ツイッターの中で、キューバン氏は「フェイスブックは大きなへまをした!」と述べ、さらに、続きのツイートで「これは1つ目のステップだ。マーベリックスの主要なサイトを、タンブラや新しいマイスペースに移すことを検討している」と告げ、フェイスブックに警告を与えた。同氏は、マーベリックスのフェイスブックのページが、23万人のファンに接触するためには、3000ドルから1万ドルのコストがかかる点を指摘したスクリーンショットをツイートで公開した。しかし、実際に計算すると、一人当たりにかかるコストは0.003ドルであり、妥当であることが分かる。残念ながら、多くのエキスパートはこのポイントを見逃していた。

 

しかし、批判はこれで終わらなかった。ソーシャルメディアエージェンシーの、We Are Social、そして、分析用の観測 & 追跡ツールを開発するSocialbakersが、エッジランクがアップデートされた後、自然の投稿のリーチが平均で40%減少したと発表した。

それでは、全体的に無料の投稿のリーチは下がったのだろうか?

その通りだ。

その結果、全体的なスパムの量は下がったのだろうか?

その通りだ?

フェイスブックは、リーチを減らし、より多くの広告を売るためにエッジランクを変更したのだろうか?

それは考えられない。

全てのブランドが、マーク・キューバン氏と同じようなリアクションを起こしていたら、利益もファンも失ってしまうだろう。これは、2012年の年明けに、GMがフェイスブックの広告から撤退した(日本語)際に投稿した記事で説明した。

エッジランクの仕組み

批判を行う前に、あるいは、実りの少ない議論に拍車をかける前に、エッジランクの仕組みを理解してもらいたい。ペイドメディア(有料)の戦略、アーンドメディア(無料)の戦略、あるいは、オウンドメディア(自己保有)の戦略を統括しているにせよ、目標および適切なメトリクスに関して、情報を得た上で決断を下すためには、まずは、難題と機会を理解する必要がある。

単刀直入に言わせてもらうと、フェイスブックは、エッジランクだけでなく、企業およびコミュニティ全体にとって有意義な手法で、ネットワークを活用する方法をブランドに理解してもらえるようにもっと努力するべきである。いずれにせよ、私達はどこかで行動を起こさなければならない。

ニュースフィード、エンゲージメント、そして、有料投稿: その仕組み」と題された記事の中で、フェイスブック広告のエンジニア、フィリップ・ジゴリス氏は、マーケッターを教育しつつ、作り話を一掃しようと試みた。このエントリでは、エンゲージメントおよび最適化のストーリーが展開されている:

どのようなタイプの投稿が良い反応を得ているのか観察する取り組みが、今まで通り、鍵を握っている。ページインサイトを使って、良いエンゲージメントをもたらしているのは、どのタイプのコンテンツ – 動画、投稿、質問等 – なのか、反応が鈍いのはどのタイプのコンテンツなのかを特定しよう。ページパブリッシングガイドに目を通し、投稿のベストプラクティスを学んでもらいたい。また、ページ投稿のターゲティング機能を使って、メッセージに反応を示す可能性が高いオーディエンスに接触しよう。そして、反応の良い投稿に対しては、宣伝して、リーチを拡大し、より多くのユーザーのニュースフィードに届けることを薦める。

ニュースフィードに投稿が掲載されるかどうかを判断するエッジランクの基本的な要素は、何だろうか?

1) フェイスブックは、ユーザーが以前作者の投稿に参加したことがあるかどうか、または、友達が投稿に反応をしめしているかどうかを見ている。

2) ユーザーのソーシャルグラフおよびネットワークが、コンテンツに反応を示すか否かで、ニュースフィードに表示されるコンテンツが左右される。

3) エッジランクは、例えば、写真、動画、調査等、過去に同じようなタイプの投稿に参加したことがあるかどうかを確認している。

4) コンテンツやページのホストが、その他のユーザーから苦情を受けている場合、そのコンテンツがユーザーに表示される可能性は低くなる。

ソーシャルメディアの最適化 = 新たなSEO

エンゲージメントは、リーチを拡大する上で重要な役割を担う。

今回の議論は、遥かに重要であり、生産的な議論を隠してしまっている。企業は、通信社に料金を支払ってプレスリリースを出したり、テレビやラジオの広告枠を買って、出来るだけ大勢の人達に接触する方法と同じような方法で、フェイスブックがメッセージを配信する上で手を貸してくれるものだと誤解している。フェイスブックはソーシャルネットワークであり、コミュニケーション、共有、そして、発見に手を貸すサービスである。10億人以上のユーザーがフェイスブックをデジタル版の家と見なしていることから、ソーシャルな経済活動が発生するのは当然である。そのため、この関係は努力して手に入れるものであり、双方の価値、娯楽、そして、権限を基にコミュニティが構築される点を学ばなければならない。

1回いいね!しただけで、オプトイン、または、マーケティングスパムを購読したことにはならない。これはあくまでも表現の一つであり、あらゆる情報を求めていると宣言したわけではない。コミュニティのサイズに関わらず、ユーザーはマーケティングのメッセージを待っているわけではない。現実として、ブランドのメッセージを目にするのは、コミュニティのほんの一部である。いいね!したことがあったとしても、ユーザーは、友達、家族、その他のブランド、そして、重要な団体やイベントもフォローしている。その全てがコンテンツを配信しているなら、リアルタイムで注目を争うことになるが、適切なコンテンツを使って、適切なタイミングで注目を求めると言う考えに切り換えるべきである。

関連性をベースとして、反響を呼ぶことを考慮し、エッジランクにアプローチしよう。有料であれ、無料であれ、ソーシャルメディアの最適化(SMO)を通して、投稿を最適化することで、リーチを拡大することが可能だ。エンゲージメントがリーチにプラスの影響を与えているなら、読む/見る/聞くことが出来るだけではなく、共有可能なコンテンツを提供する必要がある。いいね!、コメント、シェア、タグ等は、ソーシャルエフェクトに拍車をかけ、アップデートの寿命と量を改善するだろう。共有が可能かどうか、または、SMOが完了しているかどうかを考えずに、単純に配信、または、有料投稿を行っているだけでは、無駄に終わってしまう。

これはあらゆるソーシャルネットワークに共通する。

有料のオプションを利用するにせよ、自然なエンゲージメントに投資するにせよ、それぞれの戦略の裏にある意図は同じでなければならない。有益で、意味のあるコンテンツを提供する必要がある。ユーザーに関連するコンテンツを与える取り組みに力を入れることで、共感を得られる可能性は高くなる。この共感こそが、時間の経過とともにエッジランクにプラスの影響を与えていくのだ(RRS)。

この記事は、もともとAT&TのNetworking Exchangeに投稿されたものである。


この記事はBrian Solisに掲載された「What Your Business Needs to Know About Facebook’s EdgeRank」を翻訳した内容です。

基本的な内容でしたが、最新のFacebook、特にニュースフィード周りの仕様を理解するのにちょうど良い記事でした。エッジランク最適化を実践するなら、やはりこちらのエッジランク最適化も併せて読みたいところです。 — SEO Japan [G+]

Google+でオーソリティを築く7つの方法

日本ではイマイチ普及が進んでいないGoogle+ですが、Google検索+他サービスとの連携も進み、これからのSEOには活用が必須になりつつあるような気配でもあります。今回の記事では、いち早くGoogle+の普及が進んでいる米国から、Google+を活用してSEOにもソーシャルメディアマーケティングにも重要な「オーソリティ」をネット上で築いていく方法を7つ紹介します。 — SEO Japan

Googleは1つのシンプルな原則の下に作られた―他のウェブページよりも重要なウェブページがある。

その重要性はどのように定量化されるのか?理想的には、それは、人々がそのページは他のページよりもそのトピックに関して自分たちを満足させると考えているという事実に基づく。

Googleは、ウェブページの重要性をそれを指し示したリンクの量とそれらのリンクがやって来るサイトをGoogleがどれくらい信頼しているかによって評価することによって検索技術の顔を変えた。

しかし、1998年以降、ウェブは急速に変化してきた。たくさんの人がウェブサイトやブログを始め、自分の好きなものにリンクをすることができるが、大部分の人はソーシャルメディアシェアリング(ソーシャルメディアでの共有)を介して自分の好きなものに賛成票を投じる。

そのことがソーシャルシェアリングを検索エンジンが使用する大きなシグナルにする…しかし、TwitterとFacebookは必ずしもGoogleに協力的ではない。そして、最近までは、そのウェブページ自体―ライターではなく―がストーリーの中心部分だった。

Author Rankの始まり

Googleは常に、優れたライターは優れたコンテンツを作ることができることを認識していた。そして、より良いコンテンツがエンドユーザーにとってより良い検索結果をもたらす(Googleの重要なビジネス目標である)。より優れたコンテンツの制作を促す自然な方法の1つが、ライターに報いることだ。

それを踏まえて、彼らは、2005年にAgent Rankと呼ばれる特許を申請した

Agent Rankは“エージェント”(ライターやその他のコンテンツクリエイターのこと)のためにデジタルシグネチャを作ることになっている。そして、彼らのコンテンツに対する大衆の反応(コメント、ソーシャルシェア、リンク)に基づいて評価スコアを累積する。

ここで重要な特徴は、このスコアが“ポータブル”だったことだ。それは、特定のサイト(ウェブを横断しない)に結びついていたのではなく、人物(誰が?)に結びついていたのだ。しかしながら、あなたが“エージェント”を特定するためのプラットフォームを確立しないかぎり、それをするのは不可能だ。

つまり、本末転倒だったのだ。

なぜウェブライターはGoogle+に関心を持つべきなのか?

Google+は、ソーシャルメディアプラットフォームというより、全てのGoogle製品をGoogle+の機能に移行したバックプレーンソーシャルレイヤーだ。

Google+のVic Gundotraはこんなことを言った:

私たちにはすでにユーザーがいる。私たちはただ彼らをGoogle 2.0にアップグレードしているだけだ。

その上、Google+は、アイデンティティプラットフォームで、Agent Rankを成功させる必要があった―それは、実際のAuthor Rankアルゴリズムにもう一歩近づいたもう一つのシグナルである。

では、あなた―ライターにとって、その話の教訓は何なのだろう?なぜあなたは気にかけるべきなのか?もしあなたが、以下のことを気にかけているコンテンツクリエイターならば…

  • 自分の評判
  • 自分の仕事
  • オンラインオーソリティを確立すること
  • オーディエンスを築くこと(それは他のソーシャルサイトよりもG+の方が早く起こる傾向がある)
  • 自分のウェブサイトやブログにより多くのトラフィックをもたらすこと
  • Eメールニュースレターの購読者リストを増やすこと
  • 売り上げと機会を増やすこと

・・・あなたにはGoogle+アカウントが必要だ

しかし、アカウントを作るだけでは十分ではない。あなたは、Googleが(TwitterやFacebookとは違って)必ず見ることができる方法であなたのコンテンツに対する共有シグナルを強化するために、Google+で信ぴょう性があり信頼できるプロフィールを築く必要がある。

それをするための7つの方法を紹介する:

1. 自分のGoogle+のオーディエンスを増加させる(Twitterより早く)

Author Rankのスキームでは、Google+のプロフィールがあなたの証明可能なアイデンティティとなる。そして、あなたの評判に影響を与える7つの要因がある:

  • あなたが所有するフォロワーの数。
  • あなたのコンテンツが獲得するリシェアの数。
  • あなたが獲得する+1の数。(ところで、誰かがあなたのコンテンツに+1すると、それは単にあなたのコンテンツが票を獲得するだけでなく、あなたも獲得する。あなたの評判はこのプロセスの中で上昇する。)
  • アクティビティ。定期的に投稿しているか?コメントしているか?リシェアやプラスワンをしているか?

Google+プロフィールの素晴らしい点は、それがTwitterやFacebookでできることよりも早く成長するように思えることだ(もしまだあなたがGoogle+をやっていないのなら、それを始めるもう一つの理由でもある)。

それでは、どうやってGoogle+のオーディエンスを増加させるのか?まず始めに、結局のところ、それはソーシャルメディアプラットフォームであるということを思い出すこと―つまり、あなたはそれをそのように扱う必要があるのだ。

  • 確かな略歴を作る―優れたG+の略歴は、あなたが誰で、何をしていて、なぜG+に存在し、どんな種類のコンテンツを共有するのかを簡単にまとめたものから始まる。必ず、略歴の中にある紹介、職歴、学歴、住んだことのある地域の欄にキーワードを織り込むこと。
  • 関係を築く―自分の知っている人をフォローすることから始め、知り合いになりたい人をフォローすることへと分け入っていく。バンバンとやり取りをする
  • コンテンツを共有する―オリジナルの投稿を作成し(テキストでも写真でも動画でも)、リンクを共有し、他のG+ユーザーのコンテンツをリシェアする。記事のリンクを共有する時には、見出しを作り、自分の考えを簡単に説明したものを追加し、コメント欄での議論を促すような質問で締めくくること。
  • コミュニティに参加する―コミュニティについてはすぐに詳しく話すつもりだが、ここでは、ネットワークを築くための強力な場所であるとだけ言わせてもらう。
  • コメントを残す―投稿、写真、人々がタグ付けされた写真にコメントを残す。考えさせられるような質問をする。他のGoogle+ユーザーに言及する(“+”と人物名を入力すると、Google+が選択肢を表示する)。

あなたは、自分の生活を犠牲にせずにGoogle+のお決まりのことを成し遂げ、大きな結果を得ることができる。もしあなたがインターネット上で交流していないのだとしたら、商工会議所のイベントか何かでそれをしなければならないのだ―それは時間を食うし、お金がかかるし、退屈なことがある。

どちらを選ぶかはあなた次第だ。

2. サークルを使って自分のブログへのトラフィックをターゲットにする

ソーシャルメディアの基本ルールを忘れないようにしよう:ソーシャルメディアはチャンネルであって、キャンペーンではない。実際、あなたは、ソーシャルメディアオーディエンスを、自分のブログ読者を増やすことに向けた1つのステップとして見ることができる。

しかしながら、共有する全てのことが自分のオーディエンス全体の目に触れるTwitterやFacebookとは異なり、Google+が提供する利点は、自分のオーディエンスを区分して、ふさわしいコンテンツを届ける手助けをすることができることだ。

Google+サークルが、あなたにそのようなことをさせてくれる。

サークルでは、自分のオーディエンスをトピック固有のグループに分割することができる。例えば、コピーライター、フィクションライター、政治、ブラックユーモア、家族のためのサークルを作って、それらのサークルそれぞれに関連したコンテンツを共有することができる。

この戦術の素晴らしい点は、自分のコンテンツとのやりとりの比率が高いことだ。かなりインタラクティブなサークルをいくつか作っている(さらにハングアウトでバンバンと交流している)Martin Shervingtonに聞いてみよう。

あなたが政治的状況について何が何でもわめかねばならないとしよう―それを自分の一般的なオーディエンスにシェアすることは、意味がないかもしれない。実際、一般的に、TwitterもしくはFacebookでは、そうやってあなたはフォロワーを失う。

しかし、もしあなたが政治的な発言専用のサークルを持っていれば、オーディエンスの規模の割に高いアクティビティの比率を獲得するだろう。その他のトピック固有のサークルにも同じことが当てはまる。

ところで、あまり多くのサークルを作りすぎることは避けたい(そうしなければ、あなたは次第にサークル疲れに苦しむことになるだろう)。そして、1つ以上のサークルで大きなオーディエンスを育てるのは大変なため、自分の中核となる読者グループに1つのサークルを充てるのだ。

3. ハングアウトを頑張る

Google+における卓越した機能の1つが、ビデオチャット機能―ハングアウトだ。

最初の公開時には、最大10人とのハングアウトをホストすることができた。会話の最中はみんながみんなを見ることができる。

これは、カジュアルなワインチャットや、世界中にいる同僚とのゆるいブレインストーミングのセッションや、小企業のミーティングにとって素晴らしい結果となった。

その後、Googleは、大衆に対してライブビデオセッションを配信することができる機能、ハングアウト・オンエアをリリースした。Tommy Walkerは、たくさんの魅力的なオンエアショーを作っていて、一番最近のものが、Brian ClarkとDoug PrayとJohn JacobsenをフィーチャーしたStorytelling, Marketing and Modern Mediaだ。

この動画が見られない人は、ここをクリックしてYouTubeで見よう

さらにあなたは、毎週もしくは毎月のインタビューシリーズをホストすることによってファンを築くために、ハングアウトを使用することもできる。そして、定期的にそのイベントの普及を促進すれば、あなたは確固たるオーディエンスを築き始めるだろう。

4. 自分のコンテンツの命を最大限にする

私は、Google+にいくつかの記事を書いてそれらを自分のブログ上で拡大してきた。

これはとてもうまくいっている。なぜなら、Google+上でトラフィックを獲得して、その後、自分の購読者と検索トラフィックを介してトラフィックを獲得するからだ。もしくは、あなたはそれを最初にブログに投稿して、その次にGoogle+に投稿することもできる。

どちらにせよ、これがあなたのコンテンツの命を伸ばす。

私は自分のブログに投稿した後、オリジナルのGoogle+投稿にそのブログ記事へのリンクを付けて編集する―さらに、そのブログ記事にオリジナルのGoogle+投稿へのリンクを含めるのだ:

ところで、複製コンテンツの問題については心配しなくてもいい。John Mueller(Googleのウェブマスターツール・マネージャ)によると、あなたのコンテンツがあなた自身のサイトに由来することを認識することにGoogleはかなり長けている

5. 限られたトピックに取り組む

いろいろな意味で、Google+はWordPressのような普通のブログプラットフォームである。文字制限はないし、全ての投稿を編集することができるし、画像や動画を公開することもできるし、自分の投稿をフォーマットするために簡単なマークアップを使用することも可能だ:

  • ボールド体 – 次のように、ボールドにしたい言葉の前後にアスタリスク(*)を追加する:投稿の中では*これらの言葉がボールドになる*。これは見出しを作る方法でもある。
  • イタリック体 – 次のように、イタリックにしたいテキストをアンダースコア(_)で囲む:私はGoogleが_好きだ_。
  • ストライクアウト(線で削除) – ストライクアウトしたい言葉をハイフン(‐)で囲む:私はFacebookが‐好きではない‐嫌いだ。

公開すれば、このフォーマッティングが表示される。

そのような完璧に近いブログフォーマットであること(なぜ実際にはそうではないのかに関して詳しいことは項目7で読んで欲しい)が、あなたがそれをそのように扱うことを可能にする。実際、あなたは自分のGoogle+アカウントを使って、自分のメインブログでは取り上げていないかもしれない特定のトピックについて掘り下げることができる。

例えば、私の個人ブログの主な焦点はウェブライティングに関することだが、フリーランサーとして働くことについてのたくさんのコンテンツを共有していた時もあった(Google+の前)。

これは私のオーディエンスと常に一致するわけではなかったため、Google+のローンチをきっかけに、そこでは私は自分の仕事とインスピレーションを与えられる投稿にもっと焦点を合わせた。

  • あなたの読者は、あなたのコーナーストーンコンテンツが理由であなたのブログを購読した。その使命からあまりにも外れれば、あなたは彼らを疎遠にするかもしれない。
  • 検索ボットはあなたのサイトをクロールし、あなたのブログのトピックを決めるために言葉を評価する。広く関係のないトピックを載せれば、ブログの焦点を薄くする傾向があり、それはボットを混乱させる。

つまり、Google+はあなたのブログに適さないコンテンツのための素晴らしい販路なのだ。

6. コミュニティを作る

最近、Google+がコミュニティプラットフォームをリリースした。これは、基本的には、共通の興味を中心とした人達のグループだ。人気コミュニティには以下のようなものがある:

コミュニティに参加すると、そのコミュニティで共有された投稿を自分のGoogle+ストリームに表示させることから始まる。それは、似たような考えを持つ人たちとネットワークを築いたり、特にあなたがそのコミュニティ内で投稿したり共有したりコメントしたりする場合は、幅広いオーディエンスの正面に出たりするのに優れた方法だ。

やる気があれば、コミュニティの創設者や議長になることだってできる。もしあなたのコミュニティの人気が高まれば、あなたは自然と注目を集めて影響力を持つようになる。

7. 自分の全てのコンテンツをGoogle+に置く(これをしてはいけない)

これは魅力的だが、賢明な人はしない間違いだ。

自分のコンテンツをGoogle+だけに築くことは、デジタル小作制度以外の何物でもない。そして、何回も言っているように、あなたが自分のコンテンツをソーシャルネットワークまたは“無料”プラットフォームに置いても、本当の意味ではあなたはコンテンツを所有していない。

あなたがこれを問題だと思わないなら、4月30日にPosterousが廃業する時、それと共に1500万のブログと6300万ページのコンテンツが削除されるということだけ言わせてもらう。

ではなぜこのアイディアについて触れたのか?それが魅力的だからだ。それには理由がある。

一つには、Google+から転がり出てきた多くの著名人が外部のウェブプロパティを見捨てた―Kevin Roseが最も悪名高い。

次に来るのは、テクノロジーライターのMike Elganだった。彼のGoogle+プロフィールがこれだ:

伝統的なブログサイトおよびサービスを使って10年間ブログを書いた後、私は1年前にそのアプローチを捨てて、Google+でブログを書き始めた。なぜって?Google+がはるかに優れた最高のブログプラットフォームだからだ。

200万人以上のフォロワーがいて、一貫してトップ10に入るGoogle+ユーザーであるMikeは、Google+で成功している。それは、彼がテックライティングの世界で長年成功してきたことが役立っているのだ。

もちろん、それが“最高のブログプラットフォーム”であるかどうかは議論の余地があるが、もしたとえそうだったとしても、それは危険な賭けだ。

一つに、Google+は、Google+からEメールアドレスを得ることを許可していない(オンラインでビジネスを経営したいと思うのは罪だ)。そして、コンテンツをダウンロードすることはできるが、それはバカみたいに面倒だ。また、外部ブログを持つことが、実際にはGoogleでの検索ランキングの助けになるかもしれない…。

外部ブログ/ウェブサイトを保持することは、実際にGoogleがあなたにして欲しいことなのだ。

つまり、それはAuthor Rankを装備するための包括的なスキームの一部なのだ。あなたのサイト上、およびあなたが配信することを選んだ他のどんな場所でも、あなたのコンテンツの主なホームというよりもそれに到達するための1つのチャンネルとしてのGoogle+を備えた、あなたの作品。

そして、私たちの考えでは、最も説得力のある主張とは?あなたのコンテンツと評判は、あなたに属するべきだ。Facebookでなければ、Googleでもないし、Tumblrでもない。あなただ。

よく聞いて…

改良された検索ランキングのこととなると、Google+でオーディエンスを築くことが、あなたがコンテンツクリエイターとしてできる最も賢いことなのかもしれない。

なぜって?Googleは、正確なAuthor Rankスコアを提供するために自分たちの検索アルゴリズムを微調整している―それはガラクタの山から優れたコンテンツを特定する根本的に異なる方法だ。

Author Rankを、自分の評判やコンテンツについて気にかける人(あなたがそうであると思う)に対する報酬であると同時に、匿名著者に対するペナルティとして考えるのだ。

次の連載ではGoogleのSearch Plus Your WorldとなぜそれがGoogle+をコンテンツクリエイターの最も重要なソーシャルネットワークにするのかついて探求するので、お楽しみに。

ところで、あなたはどうやってGoogle+でオーソリティを築いているのだろうか?あなたの意見を下のコメント欄で共有しよう…


この記事は、CopyBloggerに掲載された「Seven Ways Writers Can Build Online Authority with Google+」を翻訳した内容です。

流石コピーブロガー、圧巻の情報量と充実度でした。SEO、ソーシャル限らずオーソリティの構築が最重要ともいえる最近のウェブマーケティング。Twitter、Facebookも効果的ですが今後を見据えてGoogle+までカバーしておけば、いずれ日本でも役立つ日が来るはず?って、まずは私自身ももう少し使っていかないといけませんが・・・汗 — SEO Japan [G+]