Apple Watchで家電の操作が可能に―スマートリモコンNature Remo専用アプリがアップデートで対応

Apple Watchで家電の操作が可能に―スマートリモコン「Nature Remo」専用アプリがアップデートで対応

Nature(ネイチャー)は3月31日、スマートリモコン「Nature Remo」(ネイチャーリモ)の専用アプリ「Nature Remoアプリ」(Android版iOS版)のアップデートを行い、Apple Watchに対応させたと発表した。これによりユーザーは、Apple Watchから家電の操作やシーンの実行が可能になった。Apple Watch対応は、Nature Remoアプリのver.8.1.3以降で利用可能。またApple WatchのOSは、ver. 8.0以降より対応している。

今回のアップデートによりApple Watchで可能となった操作は「『プリセット家電』の電源オンオフ」「『シーン』の実行」の2種類。

Apple Watchで可能となった操作

  • 「プリセット家電」の電源オン/オフ:現在、Nature Remoアプリに家電を登録できる「プリセット家電」は、エアコン、テレビ、一部の照明の3つとなっている。今回のアップデートでは、これらの家電の電源のオンオフが可能となる(プリセットに関する詳細はプリセット家電一覧を参照)
  • 「シーン」の実行:複数の家電の一括操作を「シーン」として作成できる。今回のアップデートでは、この「シーン」の実行が可能となった。シーンは、単一の家電での作成も可能で、コントロール画面から1タップでいつもの決まった操作を行うショートカットのような用途にも利用できるという。なお、シーンの作成については、スマートフォンのコントロール画面から行える
Apple Watchの「Nature Remoアプリ」画面イメージ

Apple Watchの「Nature Remoアプリ」画面イメージ

Nature Remoは、累計販売台数40万台を超えるスマートリモコン。タイマー機能や、GPS機能、温度・湿度、照度、人感センサー(「Nature Remo mini」シリーズは温度センサーのみ)を搭載しており、ライフスタイルに合わせた家電の自動操作を実現できるという。赤外線リモコンを備えた家電であれば、メーカーや型番・年式などに関係なく使用でき、センサーを用いた自動制御も可能。スマートフォンで外出先から家電を操作できるほか、「Google Home」や「Amazon Echo」シリーズ、「Apple HomePod」などのスマートスピーカーと連携させることで、音声による家電の操作も行える。

また、電力小売サービス「Natureスマート電気」と併用すると、電気代が高くなる時間帯を自動で判別し、エアコンの温度を自動調節する。ボタン1つで手軽に節電・節約の効果が得られる機能を利用可能だ。

Natureの次世代HEMSシステムNature Remo EがEVバッテリーを家庭用蓄電池として利用できるEVパワーステーションに対応

Natureの次世代HEMSシステムNature Remo EがEVバッテリーを家庭用蓄電池として利用できるEVパワーステーションに対応

スマートリモコン「Nature Remo」を手がけるNatureは2月9日、家庭向け次世代HEMSシステム「Nature Remo E」(ネイチャーリモイー)について、EVパワーステーションに同日より対応したと発表した。「Nature Remoアプリ」(Android版iOS版)でEVパワーステーションを操作し、充放電量を確認できる。

EVパワーステーションとは、EV(電気自動車)のバッテリーを家庭用の蓄電池として活用できるようにしたV2H(ビークル・トゥ・ホーム)システムを指す。EVパワーステーションの操作は、Nature Remoアプリのバージョン7.18.0およびNature Remo Eのバージョン1.3.5から行える。また対応通信プロトコルは、ECHONET Lite(エコーネットライト)のAppendix Release J以降。Natureの次世代HEMSシステムNature Remo EがEVバッテリーを家庭用蓄電池として利用できるEVパワーステーションに対応

Natureの次世代HEMSシステムNature Remo EがEVバッテリーを家庭用蓄電池として利用できるEVパワーステーションに対応Nature Remo Eは、家庭の太陽光発電システムや蓄電システムなどの電力を数値として見える化をし、1日の電力消費、太陽光発電による売電、電力系統からの買電、蓄電池、EVパワーステーションの充電・放電といった、電力のトレンドグラフと累積の電力量を最短数分単位で確認できるという製品。配線工事や専門業者は必要なく、家庭のコンセントに挿すだけで取り付けが完了する。

エネルギーマネジメントを誰でも行えるよう開発しており、今回のアップデートにより、対応製品としてEVパワーステーションが追加され、Nature Remoアプリでコントロール可能となった。

Natureの次世代HEMSシステムNature Remo EがEVバッテリーを家庭用蓄電池として利用できるEVパワーステーションに対応

次世代HEMSシステム「Nature Remo E」(ネイチャーリモイー)

Natureは、「自然との共生をドライブする」というミッションの実現によりフォーカスし、「Behind The Meter」事業の基盤構築を行うとともに、外付けIoT製品群を超えた、EVパワーステーション事業にも着手していく予定。Behind The Meterについては、家庭用太陽光の導入とエコキュート(給湯器)・蓄電池・EVなどのエネルギーマネージメントをセットで行うことで、戸建て住宅のエネルギー自給自足を再生可能エネルギーで実現する事業という。

Natureが新製品「Nature Remo mini 2 Premium – Nature Blue」発売、コーポレートカラーで同社ミッションを表現

Natureが新製品「Nature Remo mini 2 Premium - Nature Blue」発売、コーポレートカラーで同社ミッションを表現

Nature(ネイチャー)は11月25日、コーポレートカラー「Nature Blue」を用い、同社ミッション「自然との共生をドライブする」を表現したスマートリモコン「Nature Remo mini 2 Premium – Nature Blue」(Remo-2N2)を発売した。価格は6980円(税込)。温度センサーを搭載するほか、通信機能としてWi-Fi(11n。2.4GHz)、赤外線、Bluetooth Low Energy(セットアップ時のみ)を採用している。サイズは58×58×16mmで、重量約23g。

Nature Remoは、エアコン・テレビ・照明など赤外線リモコン付き家電全般をスマートフォンで操作できる、進化したリモコン。タイマー機能や様々なセンサーを搭載しており、ライフスタイルに合わせた家電の自動操作を実現できる。スマートフォンにより外出先からの家電操作も可能な上、、「Google Home」「Amazon Echo」「Apple HomePod」などのスマートスピーカーと連携することで、家電を声で操作できるようになる。Natureが新製品「Nature Remo mini 2 Premium - Nature Blue」発売、コーポレートカラーで同社ミッションを表現

今回新たに発売されたNature Remo mini 2 Premium – Nature Blueは、同シリーズのシンプルかつ洗練された印象を維持しながら、外装に同社コーポレートカラーを用いることで、一目見ただけで「Natureらしさ」を感じられる製品に仕上げたという。Natureが新製品「Nature Remo mini 2 Premium - Nature Blue」発売、コーポレートカラーで同社ミッションを表現

コーポレートカラーおよび同製品の名称である「Nature Blue」は、Natureのミッションである「自然との共生をドライブする」を表す色として、地球上の70%を占める海の色から着想を得たとしている。海の青さの中でも、明るく淡い青色ではなく、重厚感のある深い青色を採用することで、Natureがこれからエネルギーの大きな課題に挑んでいくことの決意や、力強さを表現した。

また同製品の開発にあたっては、既存のプラスチック素材・塗装材を使用するのではなく、赤外線を透過する特殊なインクを使用し、何度も試作を重ねたそうだ。これにより、マットな質感と濁りのない深い青色を実現しており、オリジナリティを表現しつつ、「Nature Remo」の特徴である「空間に溶け込むたたずまい」を両立した。

Natureは、将来のエネルギーマネージメントを見据え、Nature Remoの開発・販売を主軸とした事業を展開し、2021年3月には新たに「Natureスマート電気」で電力小売事業に参入した。今後はより一層ミッションの実現にフォーカスし、「Behind The Meter」事業の基盤構築を行うとともに、外付けIoT製品群を超えた、EVパワーステーションの事業にも着手していく予定という。Behind The Meter事業については、家庭用太陽光の導入とエコキュート(給湯器)・蓄電池・EVなどのエネルギーマネージメントをセットで行うことで、戸建て住宅において再エネでのエネルギー自給自足を実現するものと位置づけている。

これらが融合し相互に連携しあうことで、まったく新しい電気と人との関わり方を提案し、家庭向けの電気サービスをリデザインするという。Natureが新製品「Nature Remo mini 2 Premium - Nature Blue」発売、コーポレートカラーで同社ミッションを表現

スマートリモコンのNatureが7.5億円調達し電気小売事業強化、クックパッド宇野雄氏がデザインアドバイザー就任

Natureが7.5億円の資金調達、クックパッドの宇野雄氏がデザインアドバイザーに就任

スマートリモコンと電気小売事業を組み合わせるなど「デジタル電力革命」を目指すNature(ネイチャー)は7月14日、第三者割当増資により7億5000万円の資金調達を完了したと発表した。引受先は、環境エネルギー投資と大和企業投資。さらに、クックパッドのデザイン戦略本部長でありUIデザイナーの宇野雄氏をアドバイザーに迎え入れた。

スマートリモコン「Nature Remo」シリーズを開発販売するNatureは、2021年3月に「Natureスマート電気」を立ち上げ電気小売事業に参入した。Natureスマート電気の契約者はNature Remoと連動させることで、電力需給ピーク時にエアコンの温度を自動調整して節電を行うことができる。

今回調達した資金は、電力小売事業拡販のための組織、販売体制、マーケティ ングの強化と、「次なる軸」とNatureが定める、家庭用太陽光発電、エコキュート、蓄電池、EVなどのエネルギーを一括管理して住宅のエネルギー自給自足を目指す「Behind The Meter」(ビハインド・ザ・メーター)事業の基盤構築に使われる。

クックパッドの宇野雄氏は、「はじめてのUIデザイン 」を執筆するなど、UI(ユーザーインターフェイス)デザインの第一人者として、「もっとテクノロジーと人間の生活をなめらかにつなげるはずだ」と日々考えているという。「『自然との共生をテクノロジーでドライブする』というミッ ションをもつNature社は非常に魅力的な存在であり、このミッションの実現をお手伝いできることが今か ら楽しみでなりません」と話している。

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電力小売「Natureスマート電気」が「テクノロジーでラクラク節電キャンペーン」で夏の電力不足解消を支援

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Nature(ネイチャー)は7月13日、2021年夏に見込まれる電力不足の解消を目指し、「Natureスマート電気」契約者を対象とした「テクノロジーでラクラク節電キャンペーン」の開始を発表した。節電量に応じて特典がもらえるプログラムだ。

キャンペーン期間は7月13日から9月30日まで。「Natureスマート電気」の「フラットプラン」と「ハイブリッドプラン(夏季)」の契約者が対象。対象エリアは、7月13日からは東京電力エリアと関西電力エリア、8月2日からは北海道電力エリア、東北電力エリア、中部電力エリア、中国電力エリア、四国電力エリア、北陸電力エリア、九州電力エリアとなる。

キャンペーン期間中に「Natureスマート電気」の「マイページ」で申し込むと、Natureが予測した電力需給がひっ迫する時間帯が前日にメールで知らされる。その時間内に節電をするとポイントが貯まるという内容だ。節電量1kWh(キロワット時)につき10ポイント獲得となり、1ポイント1円換算でキャンペーン終了後にAmazonギフト券と交換できる。その他、特に頑張った人には協賛企業のIoT製品が賞品として贈られる。

協賛企業

Natureが展開する電気小売事業「Natureスマート電気」は、Natureのスマートリモコン「Nature Remo」と連動して、電力需給ひっ迫時に自動的にエアコンの温度を調節して節電を行う「Nature Smart Eco Mode」が特徴。現在、「Natureスマート電気」と契約すると、新規加入者特典として「Nature Remo 3」が無料でプレゼントされるキャンペーンも実施している(7月31日まで)。

「在宅時間の増加により消費電力量が増えている今、テクノロジーを活用しストレスなく節電に参加して、電力不足の解消にご協力いただけたら」とNatureでは話している。

「テクノロジーでラクラク節電キャンペーン」概要

  • キャンペーンページテクノロジーでラクラク節電キャンペーン
  • キャンペーン期間:2021月7月13日〜9月30日
  • 対象プラン:フラットプラン、ハイブリッドプラン(夏季)
  • 対象エリア(2021年7月13日~):東京電力エリア、関西電力エリア
  • 対象エリア(2021年8月2日〜):北海道電力エリア、東北電力エリア、中部電力エリア、中国電力エリア、四国電力エリア、北陸電力エリア、九州電力エリア
  • 参加方法:キャンペーン期間中に、Natureスマート電気のマイページから参加申し込みを行う
  • キャンペーン内容:Natureの基準で電力の需給がひっ迫する時間帯を予測し、前日中にメールで参加者へお知らせ。当該時間帯に電力の使用を抑制することで、節電ポイントが貯まる
  • 特典1「節電ポイント」:節電ポイントとして、節電量1kWhにつき10ポイントが貯まる。節電ポイントは、1ポイント=1円相当として本キャンペーン終了後にAmazonギフト券へ交換できる
  • 特典2「特別表彰」:参加者のうち、特に節電に貢献した方の中から抽選で、話題のIoT製品をプレゼント。「ガツガツ節電賞」「コツコツ節電賞」を用意しており、各賞ごとに基準を満たした参加者が対象となっている

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Natureが赤外線飛距離1.5倍の新型スマートリモコン「Nature Remo mini 2 Premium」を7月7日より発売

「自然との共生をテクノロジーでドライブする」というミッションのもと、IoT製品を活用したクリーンエネルギーへのシフトを目指すNature(ネイチャー)は、スマートリモコンシリーズ「Nature Remo」(ネイチャーリモ)の最新機種「Nature Remo mini 2 Premium」(Remo-2B2)を7月7日より発売すると発表。直販サイトでの先行予約の受付を開始した。直販価格は6980円(税込)。

Natureが赤外線飛距離1.5倍の新型スマートリモコン「Nature Remo mini 2 Premium」を7月7日より発売

「Nature Remo」は2017年から発売されているスマートリモコンのシリーズ。2020年9月のユーザーアンケート調査によると、NPS(顧客推奨度)は30ポイント、2020年10月の同社調べではユーザー満足度95%となっている。

その最新機種Nature Remo mini 2 Premiumは、赤外線リモコン付きの家電全般に対応し、スマートフォンによる操作を可能にする。同機種は温度センサーを備えており、スマートフォンで設置場所の気温がわかるようになっている(上位機種「Nature Remo 3」は温度・湿度・照度・人感センサーを搭載)。また、GPS・曜日・時間・温度による家電の自動制御も可能。「Google Home」「Amazon Echo」「Apple HomePod」といったスマートスピーカーと組み合わせれば、声で家電を操作できるようにもなる。

Natureが赤外線飛距離1.5倍の新型スマートリモコン「Nature Remo mini 2 Premium」を7月7日より発売

ツヤ消しの黒いボディーは、黒いテレビ台の上に置くユーザーが多いことから、色合わせがしやすいという配慮によるものだが、赤外線を透過する特殊な塗料インクが使用されている。試行錯誤の上に実現したこの塗料により、赤外線の飛距離が従来製品「Nature Remo mini 2」(Remo-2W2)およびNature Remo 3(Remo-1W3)の1.5倍に伸びた。

Natureが赤外線飛距離1.5倍の新型スマートリモコン「Nature Remo mini 2 Premium」を7月7日より発売

創設者の塩出晴海氏は、2011年に東南アジアの石炭鉱山を訪れてその光景に衝撃を受け、同時に福島の原発事故を知り、分散化したクリーンな電力を普及させたいと思い、この事業を立ち上げる決心をした。2021年3月には、「Natureスマート電気」として電気小売事業に参入。「Nature Remo」と連携させることで、そのときどきの電気料金単価に応じて家電をコントロールするという省エネの取り組みも行っている。

Nature Remo mini 2 Premiumにおいても、Natureスマート電気の利用者は、電気代が高くなる時間帯にエアコンの温度を自動調節するなどの機能が使える。

「今後は次世代の電力インフラの構築により、ホームオートメーションからデジタル電力革命への発展を遂げ、電力の新しい未来を創造してまいります」とNatureは話している。

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「Natureスマート電気」が基本料金0円で電気を使った分だけ支払う固定単価新プランの先行受付開始

「Natureスマート電気」が基本料金0円で電気を使った分だけ支払う固定単価新プランの先行受付開始

Natureが提供する「Natureスマート電気」は3月18日、基本料金0円で電気を使った分だけ料金を支払う新プラン「固定単価プラン」を2021年5月より提供すると発表。先行受付を開始した。提供エリアは東京電力エリア、関西電力エリア。

また、先行申込を行った新規契約ユーザーを対象に、スマートリモコン「Nature Remo mini 2」をプレゼントするキャンペーンも同時開催している。キャンペーン期間は3月31日15時まで。

固定単価プランは、基本料金0円で電気を使った分だけ電気料金を支払うというプラン。東京電力エリアは26.4円/kWh、関西電力エリアは22.4円/kWhと1kWhあたりの電力量料金単価が決まっており、電力市場価格に連動して単価が変動する市場連動プランは不安という場合でも、気軽に始めやすいシンプルな料金体系としている(燃料調整費額・再生可能エネルギー発電促進賦課金は別途かかる)。
「Natureスマート電気」が基本料金0円で電気を使った分だけ支払う固定単価新プランの先行受付開始

またNatureスマート電気では、電力需要のピークを分散し、火力発電所の不要な稼働を減らすことで、温暖化の原因となる温室効果ガスの排出削減に取り組んでいるという。固定単価プランにおいても、電力使用量が多いピーク時間を避けて電気を使う顧客には、特典が受けられるデマンドレスポンスの仕組みを提供予定としている。

デマンドレスポンスとは、電気の需要・供給のバランスをとるために、電気料金価格の設定や、インセンティブの支払に応じて、需要家(消費者)側が電力の使用を抑制するよう電力の消費パターンを変化させることを指す。

5月には、市場連動プランから固定単価プランへの変更も可能になり、契約ユーザーはライフスタイルに合わせてプランを選択できるという。

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Natureが電力需給に応じ電気料金が変動する「Natureスマート電気」を発表、東京電力・関西電力エリア対象

Natureが電力需給に応じ電気料金が変動する「Natureスマート電気」を発表、東京・関西対象

Natureは3月1日、東京電力・関西電力エリアの家庭を対象に、電力小売サービス「Natureスマート電気」の提供開始を発表した。5月にはスマートリモコン「Nature Remo」との連携を予定。

また、昨今懸念されている電力卸売市場価格高騰のリスクを鑑みて、電力購入料の上限価格を100円に設定することで、ユーザーのリスクが限定的になるよう設計しているという(電力購入料の他に託送料金、再エネ割賦金、事業運営費がかかる)。

電力需給と電気料金が連動する「Natureスマート電気」

Natureスマート電気は、電力の需要供給に応じて電気代が変動するプランを採用し、「電気を賢く使う」新しい電気のカタチを提案。ユーザーはマイページから翌日の電力量料金単価(1kWhあたり)を確認でき、電気代が高い時間には家電の利用を控え、電気代が安い時間に消費電力の大きな洗濯機・乾燥機を使うことで、電気代を節約できるとしている。

またこれら電気代の節約は、電力需要のピーク分散につながるため、火力発電所の不要な稼働を減らし、温暖化の原因となる温室効果ガスの排出削減に寄与するという。

Natureが電力需給に応じ電気料金が変動する「Natureスマート電気」を発表、東京・関西対象

「Natureスマート電気 」マイページのイメージ

さらに同社は、2021年5月にはスマートリモコン「Nature Remo」との連携を予定しており、その日の電力量料金単価に応じた家電の自動操作が可能になるとしている。例えば、電気代が高くなる時間にエアコンが反応し、自動で設定温度や風量の調節を行うなどを設定可能(ユーザー自身による事前設定が必要)。ユーザーは、快適さを損なうことなく自動で賢く電気代を節約できるという。

Natureは「自然との共生をテクノロジーでドライブする」をミッションに、IoTプロダクトを活用し、クリーンエネルギーへのシフトを目指すスタートアップ企業。

2017年にスマートリモコンの草分け的存在として「Nature Remo」が誕生。2019年には「Nature Remo E」で本格的にエネルギー事業に参入。今後は次世代の電力システムの構築により、ホームオートメーションからデジタル電力革命への発展を遂げ、電力の新しい未来を創造していく。

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6980円のスマートリモコン「Nature Remo mini 2」実機レビュー

Natureの「Nature Remo」(ネイチャーリモ)はスマートリモコンにカテゴライズされる定番ガジェットだ。念のためおさらいしておくと、Wi-Fiと赤外線通信機能が搭載されており、スマートフォンから「Nature Remo」経由で、赤外線リモコンに対応したエアコン、テレビ、照明などの電子機器をコントロールできる。

初代のNature Remoが発売されたのが2017年10月16日。それからソフトウェア、ハードウェアがアップグレードされ、現在では4機種が現行モデルとしてラインナップ。また、Amazon Echo、Google Nest(旧Google Home)、Apple HomePodといったスマートスピーカーとの連携に対応している。

プログラミングの知識がある方なら、Nature Remoシリーズに対応する「Nature Remo API」が公開されている点も興味深いだろう(個人利用は無償で利用可。なおNatureは、FAQにおいてAPIの使用方法や組み込み方などは個別に案内しないとしている点に注意)。

2020年12月24日、シリーズ最新モデルとして「Nature Remote mini 2」が発売された。他モデルと比較しつつ、どのような点が進化したのかレビューしていこう。

Nature「Nature Remo mini 2」。価格は税込6980円

Nature「Nature Remo mini 2」。価格は税込6980円

対応家電、搭載センサーの異なる4モデルを用意

現在シリーズでは、「Nature Remo 3」「Nature Remo mini 2」「Nature Remo 2」「Nature Remo mini」の4製品が現行モデルとして販売されている。

Nature Remo mini 2の進化点は、まずBluetooth Low Energyに対応し、セットアップが簡略化されたこと。ただし、Nature Remo 3のようにスマートロック「Qrio Lock」、めざましカーテン「mornin’ plus」との連携機能は利用できない。

ふたつ目の進化点はNature Remoシリーズのデザイン上のアイデンティティーだったボディー天面の丸いLEDライトを廃し、側面に小さなLEDライトを配置したこと。Natureによれば「寝室でも光を気にせずに使いたい」というユーザーの声に応えた変更とのことだが、側面のLEDは直接覗き込まないと点灯しているのかわからない。詳しくは後述するが、この仕様変更については評価が分かれると思う。

3つ目の変更点はNature Remo miniと比較して、赤外線の飛距離が約2倍に強化されたこと。広い部屋でも確実に家電をコントロールできるようになったわけだ。

Nature Remo mini 2の付属品は、取り扱い説明書とUSBケーブル(1.5m)のみ

Nature Remo mini 2の付属品は、取り扱い説明書とUSBケーブル(1.5m)のみ

本体天面。丸いマークは存在するが、従来モデルのようにLEDライトは天面に内蔵されていない

本体天面。丸いマークは存在するが、従来モデルのようにLEDライトは天面に内蔵されていない

本体底面。上にあるのは壁掛け穴、左下にあるのはリセットボタン

本体底面。上にあるのは壁掛け穴、左下にあるのはリセットボタン

端子はmicroUSB。右にあるのはステータスランプ

端子はmicroUSB。右にあるのはステータスランプ

  1. 6980円のスマートリモコン「Nature Remo mini 2」実機レビュー

SSID選択・パスワード入力を省略したことで、セットアップが快適化

Nature Remo mini 2自体のセットアップの流れは下記の通り。

モデルの選択→USBケーブルを挿す→Bluetooth使用を許可→セットアップの実行→Wi-Fiパスワードの入力→設定完了

従来モデルではセットアップ時にNature Remo自体のSSIDを選択して、パスワードを入力しなければならなかった。一方Nature Remo mini 2では、多くのWi-Fiネットワークの候補から接続先を選ぶ必要がなくなり、パスワードを入力する手間をひとつ省けたのは、ネットワーク機器の設定に慣れていない方にとって大きな進化だ。

「Nature Remo」アプリでアカウントを作成したあとに、「Remoをセットアップする」を実行すると、Bluetoothの使用許可を求められる。ここで「OK」を押せば、Nature Remo mini 2とNature Remo 3はデバイス一覧に自動的に表示される。旧モデルのようにSSIDを選び、パスワードを入力する必要はない

「Nature Remo」アプリでアカウントを作成したあとに、「Remoをセットアップする」を実行すると、Bluetoothの使用許可を求められる。ここで「OK」を押せば、Nature Remo mini 2とNature Remo 3はデバイス一覧に自動的に表示される。旧モデルのようにSSIDを選び、パスワードを入力する必要はない

LEDライトはやはり天面にあってほしい

LEDライトの変更は、個人的には使い勝手が悪くなっていると感じた。従来モデルのLEDライトが明るすぎるという意見があること自体は理解できる。しかしネットワークや、Nature Remoのサービスのトラブルが発生した際にすぐ気づけるように、LEDライトはある程度目立ったほうがいい。

もし寝室で光を気にせず使えるようにするのであれば、正常に動作しているときはLEDライトを減光する、もしくは消灯するなどの設定を用意してもよかったと思う。側面のLEDライトはNature Remo mini 2だけの仕様であってほしいというのが率直な感想だ。

これは初代のNature Remo。部屋を暗くしていると、LEDライトが点灯したときに煩わしく感じることはある

これは初代のNature Remo。部屋を暗くしていると、LEDライトが点灯したときに煩わしく感じることはある

Nature Remo mini 2のLEDライトは小さく、側面に配置されている。なんらかのトラブルが起きているときにすぐ気づけず、ストレスがたまりそうだ

Nature Remo mini 2のLEDライトは小さく、側面に配置されている。なんらかのトラブルが起きているときにすぐ気付けず、ストレスがたまりそうだ

赤外線は壁に反射させても軽く7m(実測)まで到達

Nature Remo mini 2の進化点で個人的に最も気に入ったのが、赤外線の飛距離が約2倍に強化されたこと。Nature Remo mini 2の赤外線の飛距離について、スペック表に具体的な記載はないが、筆者が実際に試したところ壁に反射させても軽く7mは到達していた。反射による減衰がなければ、もっと遠くまで到達しているはず。部屋の中央のテーブルや壁などに設置しておけば、よほどの大豪邸でなければ部屋全体の家電をカバーできるはずだ。

仕事部屋から出ても4m強の距離しか確保できないので……

仕事部屋から出ても4m強の距離しか確保できないので……

壁の反射を利用して7m強の距離をとってリモコン操作してみたが、まったく問題なくディスプレーをオンオフできた

壁の反射を利用して7m強の距離をとってリモコン操作してみたが、まったく問題なくディスプレーをオンオフできた

Bluetoothを搭載しているのにQrio Lock、mornin’ plusと連携できないのは残念

Nature Remo mini 2は赤外線通信を利用するスマートリモコンとしては上位モデルと遜色ない。ただ、湿度・照度・人感センサーを利用する機能はともかく、せっかくBluetoothを搭載しているのにスマートロック「Qrio Lock」、めざましカーテン「mornin’ plus」と連携できないのは残念だ。ハードウェア的に可能であるなら、ぜひともBluetooth機能をNature Remo 3と同等にアップグレードされることを期待したい。

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カテゴリー:IoT
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Natureが次世代型HEMS「Nature Remo E」の法人向けAPIを有償提供開始

Natureが次世代型HEMS「Nature Remo E」の法人向けAPIの有償提供を開始

Natureは1月5日、次世代型HEMS「Nature Remo E」において、接続した太陽光発電システム・蓄電池のデータ取得と制御を可能にする法人向けAPIの有償提供を開始したと発表した。同社は、今後も連携機器の拡充・API提供を通じ、外部パートナーとの連携を強化し、次世代電力システムの構築を推進していく。

同APIでは、「Nature Remo E」を介して、スマートハウス向け通信仕様「ECHONET Lite」規格で通信が可能な太陽光発電システム・蓄電池のデータ取得と制御を実現。以前から提供していたスマートメーターのデータに加え、各機器からのデータ取得・制御を外部システムから行えるようになる。

これにより、需要家側に点在しているエネルギーリソースを、インターネット経由で統合的に制御でき、電力需給を管理するVirtual Power Plantへの活用も期待できるとしている。また、2022年予定のFIT制度からFIP制度への移行において重要になる、太陽光発電量の正確な把握と予測にも役立つという。

Virtual Power Plantとは、各家庭や地域に点在している、太陽光などの再生可能エネルギーや、蓄電池・電気自動車・エアコンなどのネットワークにつながった機器を制御し、ひとつの大型の発電所のように運用する仕組み。

Nature Remo Eは、コンセントに挿すだけで安価で手軽に導入できる次世代型HEMS。電力の消費状況や、接続した太陽光発電システムの発電・売電状況、蓄電池の充電量・放電量をリアルタイムにスマートフォンから確認でき、外出先から蓄電池のコントロールも行える。スマートリモコン「Nature Remo」シリーズと組み合わせることで、電力使用量に合わせた家電の自動制御が可能になる。

Natureは、「自然との共生をテクノロジーでドライブする」をミッションに、IoTプロダクトを活用し、クリーンエネルギーへのシフトを目指すスタートアップ企業。

2017年にスマートリモコンの草分け的存在として「Nature Remo」をリリース。2019年には「Nature Remo E」で本格的にエネルギー事業に参入。今後は次世代の電力システムの構築により、ホームオートメーションからデジタル電力革命への発展を遂げ、電力の新しい未来を創造していくとしている。

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Natureが価格6980円のスマートリモコン「Nature Remo mini 第2世代」発表

Natureが価格6980円のスマートリモコン「Nature Remo mini 第2世代」発表

Natureは12月3日、利用中の家電と組み合わせて手軽にスマートホームを実現できるスマートリモコン「Nature Remo」(ネイチャー リモ)シリーズのエントリーモデルとして、「Nature Remo mini 第2世代」(Nature Remo mini 2)を発表した。価格は税込6980円で、発売は12月24日。また直販サイトにおいて、先行予約受付を本日12月3日より開始した。

Nature Remo mini 2は、温度センサー、Wi-Fi機能(11b/g/n)を利用可能。サイズは58×58×16mmで、重量約23gとなっている。

セットアップ用にBluetooth Low Energyを採用しており、セットアップにかかる時間と手間を短縮。「寝室でも光を気にせずに使いたい」という要望を受け、「Nature Remo」シリーズの特徴であった筐体正面の丸いLEDライトを筐体側面に移動させた。発光部を目立たなくしたことで、より周囲に溶け込むデザインへと刷新している。

またNature Remo mini 2は、同社従来製品Remo-2W1(2018年発売)と比べ、赤外線飛距離が約2倍になったことで、広い部屋内でも家電の場所を気にすることなく設置できるようになった。

スマートリモコン「Nature Remo」シリーズとは、家電をスマートフォンで操作できる進化したリモコン。2017年の販売開始以来、累計販売台数が20万台超(2020年9月時点)となった。

エアコン・テレビ・照明など赤外線リモコン付き家電であれば、メーカーや型番・年式などに関係なく使用が可能。スマートフォンで外出先からの家電操作が可能な上、「Google Home」「Amazon Echo」「Apple HomePod」などのスマートスピーカーと連携することで、声で家電を操作できるようになる。

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スマートリモコン「Nature Remo 3」とスマートロック「Qrio Lock」が連携可能に

スマートリモコン「Nature Remo 3」とスマートロック「Qrio Lock」が連携可能に

Nature(ネイチャー)は11月27日、スマートリモコン 「Nature Remo 3」(Remo-1W3)が、Qrio(キュリオ)製スマートロック「Qrio Lock」(キュリオロック。Q-SL2)との連携・操作が可能となったと発表した。Nature Remo 3で利用できるオートメーション機能やシーン機能は順次対応予定。同時に、「Nature Remo」アプリは「Amazon Alexa」のアプリ間アカウントリンクに対応し、「Amazon Alexa」との連携がワンタップで行えるようになった。

Nature Remo 3をネットワークハブとしてQrio Lockと連携可能となっらことで、「Nature Remo」専用アプリからの鍵の遠隔操作や、外出先での施錠・解錠状況の確認、施錠・解錠が行われた際の情報を通知で受け取れるようになった。万一閉め忘れがあっても、その場ですぐに施錠ができるため、鍵の閉め忘れによる空き巣被害を防げる。鍵の施錠・解錠履歴を随時スマートフォンから確認することもできる。

スマートリモコン「Nature Remo 3」とスマートロック「Qrio Lock」が連携可能に

Qrio Lockアプリを使って施錠・解錠が行われた場合の通知に加えて、手動での鍵の施錠・解錠についても通知を受け取れる。これにより、スマートフォンを所有していない児童の帰宅を知らせる見守りグッズとしての活用や、不法侵入を知らせる防犯グッズとしても役立てられるという。

スマートリモコン「Nature Remo 3」とスマートロック「Qrio Lock」が連携可能に

「Nature Remo」シリーズは、スマートフォン専用アプリから家電を一括操作・管理できるスマートリモコン。スマートスピーカーと連携させると、声で家電を操作することも可能。また、時刻、アプリのGPS機能、搭載された環境センサー(温度・湿度、照度、人感)を利用し、オートメーションを設定することで家電を自動で操作できる。2020年9月には累計販売台数20万台を突破した。
最新製品のNature Remo 3の価格は、税込9980円。赤外線対応リモコンの家電商品全般、BLE対応家電に対応している。

Qrio Lockは、Qrioが手がけるスマートフォンでカギを操作できるスマートロック。Qrio Store販売価格は税抜2万3000円。工事不要で、玄関ドアロックに簡単に取り付け可能な上、ハンズフリー解錠やオートロック機能により、スマートフォンを取り出さずに鍵の操作が可能。スマホアプリから合鍵を発行してシェアすることもできる。

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Natureが最新スマートリモコンNature Remo 3を発売開始、現行モデル「Nature Remo」を価格改定

Natureが最新スマートリモコンNature Remo 3を発売開始、現行モデル「Nature Remo」を価格改定

Natureは8月5日、利用中の家電と組み合わせて手軽にスマートホームを実現できるスマートリモコン、「Nature Remo 3rd Generation」(第3世代。Nature Remo 3)」を発売した。直販サイトでの価格は税込み9980円。同社直販サイト、Amazonで購入できる。また現行モデル「Nature Remo」の価格を税込み8980円に改定した。

Nature Remoシリーズは、スマートフォンの専用アプリから利用中の家電を一括操作・管理できるスマート
リモコン。新製品Nature Remo 3は、Bluetooth Low Energy(BLE)を採用したことにより初期設定がシンプルになり、また従来製品に比べ小型・軽量化した。各種センサーの精度が向上しており、「部屋に入ったら自動で照明やテレビをONにする」など、より細やかなオートメーションの設定が可能となっているという。

BLE搭載の第1弾として、ロビットが提供するカーテン自動開閉ロボ「mornin’ plus」(モーニンプラス)」と連携。Nature Remo 3のオートメーション機能を使ったカーテンの自動開閉や、スマートスピーカー
との接続で、声でカーテンの開閉が行えるようになった。

Nature Remo 3は、赤外線対応リモコンの家電商品全般、BLE対応家電と組み合わせ可能。また温度センサー、湿度センサー、照度センサー、人感センサーを搭載。通信機能としてWi-Fi(2.4GHz、b/g/n)、赤外線、BLEを利用できる。サイズは70×70×18mm。重量約40g。

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