Apple、watchOS 5を発表

Appleの WWDCのキーノート講演で、watchOSチームのKevin Lynchが次期バージョンのwatchOSを紹介した。これまでApple Watchはゆっくりだが着実な伸びを見せている。他を大きく引き離す人気のスマートウォッチであり、毎年少しずつ便利になってきている。

今年も例外ではない。新しいタイプのワークアウトがヨガとハイキング用に追加された。7日間の競争で友達にチャレンジできるようになった。

しかし、もっと目立つのがワークアウトの自動検出だ。自転車に乗って心拍数が上がり始めると、Apple Watchが自動的にワークアウトを記録し始める。ワークアウトを終えるかどうかの通知も来る。

噂どおり、Appleは新たにウォーキートーキーアプリをApple Watchユーザーに届ける。押してメッセージを録音し、離して送信する。友達は通知を受け取る。この機能から興味深いプロフェッショナルな利用場面が生まれそうだ。セルラーモデルのApple Watchならいっそうこの機能の利用価値も高まる。

新機能のSiri Shortcuのおかげで、Siri文字盤にさまざまなアプリを統合できるようになった。たとえばCitymapperの推奨を受けられる。

ボイスアシスタントを使うために”Hey Siri” という必要がなくなる。これからは腕を持ち上げるだけで話し始められる。

AppleがwatchOSにWebKitを移植したことで多くの可能性が開けた。たとえばウェブのコンテンツをwatchで見られるようになる。Podcastのネイティブサポートとバックグラウンド・オーディオもApple Watchに加わる。

全体的にみて、Appleは達成しやすい目標に数多く取り組んだ。しかし、これはApple Watchの価値をかつてないほどに高める力強い宣言と言えるだろう。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Apple Watchにウォーキートーキーモードがついた

本日(米国時間6/4)、Appleの年次デベロッパーカンファレンスで、同社はApple Watchのウォーキートーキー(トランシーバー)機能を発表した。アプリの名前はずばりWalkie-Talkie。

「これは友達や家族と話せる簡単で楽しい機能」、とAppleのテクノロジー担当VP、Kevin LynchがWWDCで語った。

初めて使うときはまず友達にリクエストを送り、友達はそれを承認または拒否できる。承認されたら、いつでもその人とウォーキートーキーできる。このWatch間通信は、携帯ネットワークでもWi-Fi経由でも可能で、友達や家族と短いボイスメッセージのやりとりができる。ボタンを押して話しはじめると、友達は触覚フィードバックを感じてすぐに声が聞こえてくる。

これはいつでも使いたいという機能ではないが、間違いなく楽しい。Appleがウォーキートーキー機能について最初に話したのは2014年のことで、Apple Watchが発売される前の年だった。しかし、これまでApple Watchにこの機能か搭載されることはなかった。

Walkie-Talkie feature circa 2014

WWDCでAppleはWatch OS5も発表した。これについてはここで読まれたい。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook