再審査リクエストに関するウェブマスター ハングアウトを実施しました

日本のサーチ クオリティ チームは、再審査リクエストについて、みなさまからのご質問にお答えする Q&A 形式のウェブマスター ハングアウトを行いました。再審査リクエストの記述方法のポイントや誤解しがちな点などについて解説していますので、ぜひご覧ください。

ウェブマスター ハングアウトのイベント ページはこちら

また、再審査リクエストを行う際に参考となる情報をまとめました。再審査リクエストに一度で通るために、リクエスト送信前に上記動画とこちらの情報に目を通していただければと思います。
  • ヘルプ記事
  • ブログ記事
  • ウェブマスター ヘルプフォーラム
    • Google 社員によるウェブマスターの豆知識
    再審査リクエストについて、その対応方法などご不明な点がありましたら、ウェブマスター ヘルプフォーラムの再審査リクエスト専用カテゴリでご質問ください。

    サーチ クオリティ チームでは、これからもウェブマスター ハングアウトを実施していきます。今後の実施予定はWebmaster Japan コミュニティでお知らせしていきますのでぜひご参加下さい。また、過去のウェブマスター ハングアウトはこちらからご覧ください。

    構造化データ ダッシュボード : 新しいマークアップ エラー レポートでデバッグが簡単になりました

    昨年公開した構造化データ ダッシュボードは、すぐにウェブマスター ツールの人気機能の 1 つとなりました。この機能をさらに良いものにするために、Google があなたのサイト上のマークアップされたコンテンツをどのように理解しているかをわかりやすくし、問題が発生した際のデバッグが容易になるよう取り組んできました。

    本日より、構造化データ ダッシュボードでエラーの発生しているアイテムを確認できるようになりました。この新機能は、ウェブマスター ツールのマークアップ エラー レポートの初期テスターとしてご協力いただいたウェブマスターのみなさんとのコラボレーションによって完成したものです。今回の改善は、彼らのフィードバックをもとに行われました。

    「アイテム」とは、HTML に記述されたトップレベルの構造化データ要素(ネストされた項目はカウントされません)を表します。これらは、データ タイプごとにグループ化され、エラーの数でソートされています。


    ダッシュボードのグラフの右側に、エラーが発生したアイテム数の目盛りも追加しましたので、アイテム数とエラー数の推移を比較することができます。これにより、サイトのマークアップに変更を加えた日とエラーが発生した日(または解消した日)がひと目でわかるようになりました。

    より包括的なレポートを提供できるようデータのパイプラインも更新しましたので、時系列グラフ上に表示されるデータ ポイントが一旦少なくなってしまう場合があります。

    マークアップ実装エラーをデバッグする方法
    1. 特定のコンテンツ タイプの問題を調査するには、そのコンテンツ タイプをクリックします。するとそのタイプについて Google が検出したマークアップ エラーが表示されます。一度にそれらすべてを表示するか、上部のタブを使用してエラー別にフィルタリングして表示することができます。

    2. マークアップが、各コンテンツ タイプの実装ガイドラインを満たしているかどうかを確認します。この例の場合、イベントマークアップの項目のいくつかは、startDate または name プロパティが欠落しているようです。また、ネストされたコンテンツ タイプ(例えばプロダクト アイテムの中のレビューアイテムなど)の欠落したプロパティ(この場合では lowprice プロパティ)も表示するようにしました。
    3. テーブル内の URL をクリックすることで、Google がそのページを最後にクロールした際にどのようなマークアップを検出し、何を検出できなかったか、の詳細を確認できます。また、マークアップが適切にされているかをテストするには、構造化データ テスト ツールの [ライブ データをテスト] ボタンをご利用いただけます。複数の URL を確認することで、それらに共通する問題を発見し、コンテンツ管理システムでの設定やテンプレートの変更などによって一度に修正できることもあるでしょう。

    4. エラーを修正したら、構造化データ テスト ツールで新しい実装をテストしましょう。ページが再クロールされ、再処理されると、変更内容が構造化データ ダッシュボードに反映されます。
    この新機能が、あなたのサイトの構造化データのマークアップを管理するのに役立ちますよう願っています。今後数か月の間にさらにエラー タイプを追加していく予定です。

    ご意見・ご感想は、ウェブマスター ヘルプ フォーラムまでお寄せください。

    ホリデー シーズン – 詐欺ショッピング サイトにご注意を

    いよいよ年末、ホリデー シーズンですね。お友達や家族へのプレゼントや、旅行の準備などで、オンライン上でショッピングをする機会も増えるかもしれません。

    オンライン上でショッピングをする際に、詐欺サイトの被害にあうケースが最近増えています。今回はそうした詐欺ショッピング サイトの見分け方のヒントと、Google で行っている対策についてご紹介します。

    最近多く見られる詐欺ショッピング サイトでは、商品の販売の実態がない偽のショッピング サイトを設け、そこで商品を購入しようとしたユーザーから個人情報や、支払金を盗み取ろうとする手法が使われています。こうしたサイトでは、購入手続き後に連絡を取ろうとしても、掲載されていた問い合わせ先が架空なものであったために連絡が取れなくなるケースが多いため、購入手続きに入る前に気づくことが重要です。例えば以下のような点を確認してみましょう。
    • 商品説明の情報やサイト上のテキストが、他サイトからコピーされていたり、機械的に自動生成されて意味をなしていないといったことがありあませんか?(検索キーワードを引用符で囲んで検索すると、そのテキストとまったく同じものが他サイトでも用いられているかどうか確認できます)
    • サイトに載っている販売者情報は確実なものですか?(存在しない住所、有名人の名前を組み合わせた名前や明らかな偽名が使われていないか確認してみましょう)
    • 少しでも怪しいと思ったら購入手続き、支払いをする前に、サイト名やサイトの URL で検索してみましょう。同じサイトで購入をした人からの情報が得られるかもしれません。
    Google では「知っておきたいこと」サイトでも詐欺にあわないようにするためのヒントをご紹介しています。ぜひご確認ください。

    また、Google サーチ クオリティ チームでは、他のスパム サイトと同様に、こうしたユーザーに価値をまったく提供しない詐欺ショッピング サイトについて調査し、必要に応じて対処を行っています。もし、怪しいサイトを見かけた場合はスパム レポートから情報をご提供ください。

    それではよいホリデー シーズンを!


    ウェブマスター ツール新機能:スマートフォン向けクロール エラー

    スマートフォンで検索を行っていると、サイト側の 設定ミス の結果として、欲しい情報が発見されないことがあります。しばしば見られるのは、デスクトップでは問題なく動作する一方、スマートフォンではエラー ページが表示されてしまったり、関係のないページへリダイレクトされてしまう、といったサイトです。Googlebot からはクロール エラーとして認識されるこれらの問題は、ユーザー体験上、大きな問題になる場合があり、以前このブログでもご案内した、スマートフォン向け検索結果における ランキングの変更 のきっかけでもあります。

    本日より、ウェブマスター ツール内の クロール エラー 機能で、これらの問題を特定することができるようになりました。新たに設けられた「スマートフォン」タブには、スマートフォン向け Googlebot よって検出されたエラーが表示されています。


    ここで表示されるエラーには、以下のようなものがあります。
    • サーバー エラー: Googlebot があるページをクロールした際、HTTP エラー コード を返された場合に表示されます。
    • ソフト 404: Googlebot が 404 を返された、あるいは返されたコンテンツが ソフト エラー ページ であると判断された場合に表示されます。
    • 間違ったリダイレクト: デスクトップ向けのページが、スマートフォン ユーザーを検索クエリとは 無関係なページへとリダイレクト してしまう場合に表示されます。特に、スマートフォン向けサイトのトップ ページへのリダイレクトが多く見受けられます。
    • ブロック: サイトの robots.txt が、スマートフォン向け Googlebot を ブロックしている際 に表示されます。通常、このようなスマートフォンに特化した振る舞いはエラーを招きます。サーバーの設定を再度ご確認ください。
    ウェブマスター ツールに表示されるエラーを修正することにより、よりよいユーザー体験を提供でき、Google のアルゴリズムもあなたのコンテンツをよりよくインデックスすることができます。スマートフォン向けのサイトの構築方法 や、しばしば見られる間違い の修正方法もご確認ください。ご質問は ウェブマスター フォーラム へお願いいたします。

    より多くの言語にサイトを対応させるには(動画)

    今日は、あなたのサイトをより多くの言語や言語のバリエーション(アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語、のようなケース)にサイトを対応させる方法について動画で詳しくご紹介します。具体的には rel=”alternate” hreflang と、多言語、および/または多国籍のサイト上でのその実装方法についての詳細を説明します。

    日本語に訳したスライドは こちら からご覧ください。

    こちらから見たいセクションにスキップできます。
    hreflang に関するその他の情報はこちら:
    • ヘルプ記事
  • ブログ記事
  • Webmaster discussion forum FAQ on internationalization (英語)
  • Webmaster discussion forum for internationalization (英語)
  • あなたのサイトの多言語化がうまくいきますよう、願っています!

    アプリもウェブサイトと同じようにインデックスに登録されるようになります

    本機能の日本での提供予定は未定ですが、日本のウェブマスターのみなさまから高い関心が寄せられましたので、その概要をご紹介したいと思います。


    スマートフォンで検索をしていると、スムーズな利用を妨げるような場面に遭遇することがあります。たとえば、ウェブページからアプリへの切り替え、あるいは逆にアプリからウェブページへの切り替えが必要になることがありますが、その際にリダイレクトやポップアップ ダイアログが出現して、余計なスワイプやタップが要求されることが多々あります。もし、ウェブサイト上のコンテンツであろうと、アプリ内のコンテンツであろうと、あなたが提供するコンテンツについて、 ウェブサイト上で閲覧するか、アプリ上で閲覧するかユーザーが検索結果上で直接選べるようになったら良いと思いませんか?

    Google は先日、Google 検索の新機能「App Indexing」を発表しました。この機能は、ウェブマスターからの技術的なインプットを活用して、ウェブサイトとモバイル アプリケーションをシームレスに横断するユーザー エクスペリエンスを実現します。

    今回、これまでウェブサイトをクロールしてインデックスに登録してきたのと同じように、Android アプリ内のコンテンツも Googlebot がインデックスに登録することが可能となりました。ウェブマスターは、どのアプリ コンテンツを Google のインデックスに登録させたいかを、現在ウェブページで行っているように、既存のサイトマップ ファイルやウェブマスター ツールを通じて指定できます。ウェブページ コンテンツとアプリ コンテンツ両方がインデックスに登録されると、検索クエリと関連性があると思われ、ユーザーが対象アプリをインストールしている場合、アプリ コンテンツに直接つながるディープ リンクが Google 検索の検索結果上に表示されるようになります。ユーザーがディープ リンクをタップすると、アプリが起動し、対象のコンテンツに直接移動します。たとえば、カリフォルニア州マウンテンビューの不動産物件(home listings)を検索した場合、次のようになります。



    Google では現在、デベロッパー グループと App Indexing のテストを行っています。今後数週間のうちに、米国で Android 搭載端末を使用するログイン ユーザーを対象として、アプリ コンテンツのディープ リンクが Google 検索の検索結果に表示される予定です。提供している Android 向けアプリをインデックスに登録するための手順は簡単です。

    1. まずは興味があることを Google にお知らせください(英語)。
      Google では、この新機能を数多くのウェブサイトとアプリに普及させようと取り組んでいます。ぜひご協力ください。
    2. 提供しているアプリで、ディープ リンクを有効にしてください(英語)。
    3. サイトマップ ファイルか、サイト ページのリンク要素を利用して、代替アプリ URI に関する情報をご提供ください。
    実装や登録の詳細については、Google デベロッパー サイト(英語) をご覧ください。

    ハッキングされたサイトの復旧をより簡単に

    ウェブマスターの皆様にとって、自分のサイトがハッキングされ スパム コンテンツマルウェア を挿入されていることを見つけたらショックでしょうし、時間の制約がある中でサイトをクリーンアップするのはとても大変なことだと思われます。

    Google ではこうしたハッキングされたサイトの復旧をより簡単にできるよう、スムーズなクリーンアップ プロセスをサポートする取り組みを進めてきました。たとえば、サイトで使用しているソフトウェアが古い場合は ウェブマスターにお知らせ しています。また、ハッキングされたサイトの復旧方法について情報をまとめたポータル サイト を作成し、復旧プロセスの各手順を説明した詳しい記事や動画を掲載しています。

    そして今回、「セキュリティの問題」という新機能をウェブマスター ツールで公開しました。

    確認済みのサイト所有者 は、この新機能で次の操作が可能になります。
    • サイト上のセキュリティの問題について詳細な情報を 1 か所で確認できます。
    • 詳細なコード スニペットで問題をより早く特定できます。
    • 簡素化された新しいプロセスにより、セキュリティに関するすべての問題について審査を一度にリクエストできます。

    サイト上のセキュリティの問題について詳細情報を 1 か所で確認

    サイトがハッキングされ、スパム コンテンツやマルウェアが挿入されている可能性があることが検出されると、[セキュリティの問題] ページ 1 か所にすべての情報が表示され、簡単に問題を把握できるようになりました。以前、ウェブマスター ツールの [マルウェア] セクションに表示されていた情報や、ハッカーが挿入したスパム コンテンツに関する新しい情報は、この [セキュリティの問題] ページに表示されます。[セキュリティの問題] のメイン ページには、ハッキングのタイプ、サンプル URL(可能な場合)、Google が最後に問題を検出した日付が表示されます。


    詳細なコード スニペットで問題をより早く特定

    可能な場合はいつでも、ハッキングされた URL から 悪質な HTML/JavaScript のコード スニペットを表示します。また、Google が特定したハッキング タイプから、クリーンアップするための推奨操作が一覧表示されます。


    すべての問題について審査を一度にリクエスト

    再審査のリクエスト方法も簡単になりました。サイトをクリーンアップしてセキュリティ ホールを閉じたら、[セキュリティの問題] ページから直接ボタンをワン クリックするだけで、すべての問題について審査をリクエストできます。



    詳しくは、内容がさらに充実した ハッキングされたサイトの復旧方法について情報をまとめたポータル サイト をご覧ください。新たに 22 言語に対応しています。皆様のご感想を、ウェブマスター ヘルプフォーラム にぜひお寄せください。


    ガイドライン違反を繰り返す SEO 業者への対応について

    このブログ上でも お伝え してきましたが、PageRank を渡すリンクを売買することは Google の ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン) に違反しています。サイトへの不自然なリンク が存在することを理由として 手動による対策 が施されている場合、該当するリンクをできるだけ削除する努力を行った上で、再審査を申請する ことができます。これにより、数多くのウェブマスターが手動による対策を解除されています。不自然なリンクを多数作成してしまった SEO 業者と粘り強く交渉し、解除に至った例もあります。

    しかし、中には悪質な SEO 業者が存在し、再審査リクエストを難しくしている例があるようです。下記のような例が報告されています。
    • 不自然なリンク操作を自ら行ったにもかかわらず、ウェブマスターからのリンク削除の依頼に応じない。
    • 手動対策によるサイトへの影響はないと主張し、ウェブマスター ツール上のメッセージを無視して、再審査リクエストを送信しないことを推奨してくる。
    • 対応するにあたり、法外な費用などを請求する。
    上記のような場合には、次の対応をお取りいただくことを強くおすすめします。
    • あなたのサイトに対して手動による対策が適用されている場合、必ず再審査リクエストを送信してください。
    • 再審査リクエスト送信時には、業者とのやりとりに関する詳細な情報をご記入ください。やむをえない場合は、リンクの否認 ツールを利用し、該当するリンクを無視するよう指定してください。お寄せいただいた情報に基づき、総合的に審査いたします。
    複数の再審査リクエストにおいて、特定の SEO 業者に関して幾度も同じ報告が見られる場合、Google は、ユーザーを守るために適切な調査を行い、しかるべき処置をとる可能性があります。サーチ クオリティ チームは、今後とも、ユーザーを守るために、検索結果からのスパムの排除に全力で取り組んでまいります。

    トップレベル ユーザー サミット 2013 のご報告

    9 月 30 日から 10 月 3 日にかけて、米国カリフォルニア州サンノゼ、およびマウンテンビューの Google 本社にて、「トップレベル ユーザー サミット 2013」を開催しました。


    Google では、豊富な製品知識と経験に基づいて、公式ヘルプ フォーラムで多大な貢献をしてくださっている方々を、「トップレベル ユーザー」と呼んでいます。トップレベル ユーザーの方々は、世界各国の様々なプロダクトの公式フォーラムで、欠かせない存在となっています。

    トップレベル ユーザー サミットは、世界各国の ヘルプ フォーラム で大きな貢献をされているトップレベル ユーザーの方々へ日頃の感謝をお伝えすると共に、より良いヘルプ フォーラム コミュニティ運営のために Google 社員との間で情報交換、ディスカッションをおこなうことを目的としたグローバル イベントです(前回の様子)。

    今回、500 名を超えるトップレベル ユーザーの方々を Google 本社があるシリコンバレーにお招きし、新機能のご紹介や Q & A セッションなど、様々なイベントを開催しました。日本からは、AdWords、AdSense、Gmail、ウェブマスターの各フォーラムから計 7 名のトップレベル ユーザーが参加されました。ウェブマスター ヘルプフォーラム からは、木村 將さん(フォーラム上のユーザー名:マサさん) が参加されました。

    各国から集まったトップレベル ユーザーのみなさんと Google 社員
    最終日に行った「Webmaster Day」では、12 言語のウェブマスター ヘルプフォーラムから 40 名以上のトップレベル ユーザーの方々が参加され、 Google 社員との間で、活発な意見交換や質疑応答が行われました。また、Google 検索を担当するエンジニアから、開発現場で現在どのようなことに取り組んでいるかについてのプレゼンテーションなども行い、参加者の方に開発の最前線の様子に触れて頂きました。

    このサミットは、トップレベル ユーザー間の交流もひとつの大きな魅力です。今回もプロダクトや国を超えたネットワークが得られたことに、みなさん満足されていたようです。 

    今回参加されたマサさんに、イベントの感想を伺いました。
    前回に引き続き参加させて頂きました。 以前にも増して大規模なイベントであり、プロダクト別の分科会(Webmaster Day)など、充実した内容でした。Google がユーザーのことを理解し、大切にしたいと思っていることを直に感じられ、とても嬉しく思いました。ユーザーとして Google と直接意見交換が行え、ユーザーの意見を汲み取ろうとする Google の姿勢に共感し、学びも得られました。
    Webmaster Day での集合写真

    ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

    トップレベル ユーザーのみなさまとともに、Google のユーザー コミュニティがさらに活発になっていくことを楽しみに思っています。 そして、今後も ウェブマスター ヘルプフォーラム では、多くの方にトップレベル ユーザーとしてご参加いただきたいと思っています。トップレベル ユーザー プログラムの詳細についてはこちら をご覧ください。


    関連記事 Saying thank you to our Google Top Contributors (Google Official Blog, 英語)

    検索ポリシーについてアイデアをお聞かせください

    今回、Google では検索ポリシーに関するアイデアを募集します。日常的に Google 検索を利用し、その改善についてアイデアのある方は、こちらのフォーム からぜひお聞かせください。皆様のアイデアが Google で直接採用されるかもしれません。

    Google では、最近開設した「検索の仕組み」ウェブサイトの一部として、検索ポリシーの原則検索コンテンツのポリシー を公開しました。こうした情報の公開は、世界中の情報への迅速なアクセスを推進しながら、時には様々な異なる意見のある検索結果上のコンテンツの取り扱いについて、Google がどのように考えているかを紹介することを目的としています。

    Google は、常により良いサービスの提供を目指しており、ユーザーの皆様が、Google 検索、特にそのポリシーのあり方にどのようなご意見をお持ちかお聞きしたいと考えています。Google の検索ポリシーとプロセスをより良いものにするため、皆様のアイデアをぜひお寄せください。例えば、検索キーワードに関連する情報がウェブ上に十分にない場合にアラートを表示すべきか、検索のランキングに影響する可能性のある情報を Google でどのように公開すべきか、ハッキングされていると見られるサイトをどのように取り扱えばよいか、ユーザーに対するサポートを根本的に変える必要があるか、など、検索結果のコンテンツの表示方法や、ユーザーへの対応に関することであれば、どのような内容でもかまいません。

    皆様の貴重なご意見、アイデアをぜひお寄せください。こちらのフォーム から送信できます。お送りいただいたご意見は担当者がすべて目を通し、優れたアイデアをお送りいただいた方には直接ご連絡させて頂く場合があります。

    今後も Google で快適な検索をお楽しみください。

    追記: アイデアのヒントが必要でしたら、Google の検索ポリシーに関する SMX West の「Walk a Mile in Google's Shoes: Dealing with Tough Calls in Search」(英語)をご覧ください。

    イベントレポート:WordCamp 2013 に参加しました

    9 月 14 日(土) に開催された WordCamp Tokyo 2013 にて『Google に聞いてみよう』というトーク セッションに、サーチ クオリティ チームからも参加しました。



    WordCamp とは、WordPress ユーザーに対する情報共有を目的としたイベントです。今回のセッションでは、あらかじめ WordCamp 公式サイトでご投稿いただいた質問に対して、直接参加者の皆様にお答えしました。

    Inside AdSense Blog で詳しいレポートを掲載していますので、ぜひご覧ください。
    http://adsense-ja.blogspot.com/2013/09/wordcamp-tokyo-2013.html

    サイトへ張られているリンクについてよりわかりやすく把握できるようになりました

    Google ウェブマスター ツール では [サイトへのリンク] ページで [その他のサンプル リンクをダウンロードする] ボタンをクリックすると、約 100,000 本のリンクが表示されてきました。これらのリンクは、これまで主にアルファベット順で選択されていました。そのため、リンク データはアルファベットの最初のほうに偏って表示されるため、サイトへリンクがどのように張られているか全体像を知ることができない場合もありました。

    そこで Google では、ウェブマスターのみなさまからのフィードバックに基づき、これらのリンクの選択方法を改善して、サイトへのリンクがどこから張られているかについて、より全体像に近い理解が得られるように機能の更新を実施します。最も大きな変更点としては、リンクの大部分がアルファベット順ではなく、全範囲のリンクから均一にサンプリングされるようになることです。また、異なるドメイン名からだけでなく異なるトップレベル ドメイン(TLDs)からもサンプル リンクを取得できるようになります。これらの新しいリンクは、引き続きアルファベット順で表示されます。

    もう間もなく、データをダウンロードする際により広い範囲からさまざまなサンプル リンクを表示できるようになります。自分のコンテンツを紹介しているユーザーについて調査、分析する際に、簡単にサイトへのリンクの概観をつかむことができます。また、悪質なリンクを削除したい場合などに、時間と労力を費やすべき場所が容易になります。

    今回の機能のアップデートが実現するにあたって、フィードバックをお寄せいただきありがとうございました。ウェブマスター ツール では今後も役立つデータや機能を提供していきます。ご不明な点や、さらなるフィードバックがありましたら、ウェブマスター ヘルプフォーラム までお知らせください。

    データはどこへ行った?

    このブログ記事は、2008 年に「Where’s my data?」として英語版のウェブマスター セントラルブログに掲載されたものです。現在も日本の読者の皆さんにとってお役に立つ内容であるため、一部内容を編集して掲載いたします。

    ウェブマスター ツールに登録したのは良いけれども、なぜかデータが表示されない、という事態に遭遇したことはありませんか?
    • 登録して何か月も経っているのに、「検索クエリ」は「データがありません」のまま。
    • たくさんリンクを受けているはずなのに、「サイトへのリンク」へ行っても「データがありません」と言われる。
    • サイトリンク は確かに検索結果上に表示されているのに、「URL が無効である」と言われ順位を下げることができない。
    何かのバグに違いない... と思う前に、ウェブマスター ツールに登録した URL を確認してみましょう。

    ウェブマスター ツールには、様々な形式の URL が登録できるようになっており、登録された URL の形に応じて、そこに対応するデータが表示されるようになっています。例えば Blogger 上にあるブログを登録したいと思った時、googlewebmastercentral-ja.blogspot.com を登録すれば、blogspot.com 全体ではなく、自分のブログに関するデータだけを知ることができるわけです。

    この事実が、上記の問題とどう関わってくるのでしょうか。www はサブドメインである、という事実について考えてみましょう。経験的には www の有り無しで表示されるコンテンツが異なることはめったにありませんが、厳密に言えば、http://example.com/ と http://www.example.com/ は異なる URL であって、異なるコンテンツを表示することが可能です。そして、ウェブマスター ツールも、これらを異なるサイトとして扱います。つまり、www.example.com のみが登録されている場合、厳密には example.com のデータは見えないことになります。

    それでは、ウェブマスター ツール上で自分のサイトに関するすべてのデータを見るためには、どうすれば良いのでしょうか?
    • www の有り無し両方をウェブマスター ツールに登録してみましょう。
    • site:example.com のように、www なしで site: 検索を行ってみましょう。検索結果には、サブドメイン含め、サイト全体でインデックスされているページ群が現れるはずです。これにより、あなたのサイトのページが www 有り無しどちらでインデックスされている場合が多いのかを確認することができます。
    • www 有り無し両方の登録が済んだら、ウェブマスター ツール上から、www 有り無しどちらであなたのサイトがインデックスされるべきかを 指定することができます。
    • 301 リダイレクト を設定することで、どちらが選ばれるべきなのかを明示しましょう。

    たしかに example.com と www.example.com はそっくりな双子に見えます。でも、どんな双子も、一人の人間ではないのです。これを読んだら、まだ設定していない方は、ウェブマスター ツールに www 有り無し両方を登録してみましょう。

    ご質問は ウェブマスター ヘルプフォーラム へ投稿していただければと思います。

    rel="author" に関するよくある質問(上級編)

    著者情報 を使用すると、検索ユーザーが探していると思われる著者のコンテンツがハイライト表示されることから、検索時にユーザーは有益な情報を見つけやすくなります。 もしあなたがコンテンツを書いた著者であれば、著者情報を登録すると、検索ユーザーがあなたの投稿したコンテンツを見つけやすくなります。さらに、著者の名前をクリックすると、同じ著者が投稿したその他の記事が表示され、また Google+ でフォローすることもできます。このように著者情報の仕組みはシンプルですが、次のような上級者向けの質問も寄せられていますので、いくつかご紹介します。

    Google Webmaster Central Blog に記事を書いたジョン・ミューラーの著者情報が検索結果に表示されています

    検索結果で著書の名前をクリックすると、その著者による他の記事や Google+ プロフィールが表示されます

    著者情報に関する最近の質問

    1. 著者情報はどのような種類のページに表示させることができますか?
      • 次の基準を満たすページでのみ、著者情報マークアップを使用している場合、サイトの著者情報が表示される可能性が高まります:
      • その URL あるいはページに、同じ著者による 1 つの記事(または記事の続き)またはコンテンツが含まれている。つまり、記事のリストやフィードを基にした更新情報は該当しません。ページ内に複数の著者によるコンテンツが混在していたり、ページ上で著者が頻繁に切り替わると、検索ユーザーにとってこのアノテーションは有益なものでなくなるため、著者情報が表示される可能性は低くなります。
      • その URL あるいはページは主に著者が投稿したコンテンツで構成されている。
      • ページ上に著者名をはっきりと表示することで、著者がその記事を投稿したことを示している。また、Google+ プロフィールと同じ名前を使用している。

    2. 会社のマスコットを著者として使用して、検索結果に著者情報アノテーションを表示できますか?当社の害虫駆除事業で、「ハーメルンの笛吹き」というマスコットを著者情報として使用したいと考えています。
      • 記事をどのように投稿するかは、サイト管理者であるあなたに委ねられています。「ハーメルンの笛吹き」のアイデアもユーザーの間で人気が出るかもしれません。しかし、検索結果上では、Google はコンテンツを投稿した人物を表示しています。こうすることにより、著者情報アノテーションによって、ある人物の見解が検索結果の中に含まれていることがすぐにわかり、検索の信頼性を高めることができます。繰り返しますが、現在 Google では実際の人物を表示しているので、著者情報マークアップは、会社の Google+ ページではなく、個人のプロフィールにリンクしてください。

    3. 言語が異なる複数の記事(たとえば、英語版のexample.com/en/article1.html とフランス語版の example.com/fr/article1.html)とで著者情報を使用する場合は、各言語で別々の著者/Google+ プロフィールを作成し、それぞれのプロフィールにリンクする必要がありますか?
      • この場合は、
        example.com/en/article1.html

        example.com/fr/article1.html
        のどちらの記事も、著者が選択した言語での、同じ Google+ プロフィールにリンクしてください。

    4. 1 つの記事に 2 人の著者を追加することはできますか?
      • 現在は、1 つの記事やコンテンツにつき 1 人の著者の表示のみサポートしています。しかし、複数の著者が指定されている場合、どのような表示が検索ユーザーにとって最善なのかについて、現在調査を行っているところです。

    5. Google で著者情報を表示したくない場合はどうすればよいですか?
      • 著者情報アノテーションを非表示にする最も簡単な方法は、著者の Google+ プロフィールが 検索結果で見つからないように設定する ことです。検索結果にプロフィールを表示しておきたい場合は、ウェブサイトへのプロフィール リンクまたは投稿者リンクを削除するか、プロフィールに接続されないようにウェブサイト上のマークアップを削除すれば、同じ結果を得ることができます。

    6. rel=authorrel=publisher の相違点を教えてください。
      • rel=publisher では、会社がビジネスのウェブサイト(一般的にはホームページ)をビジネスの Google+ ページにリンクすることができるのに対し、rel=author では著者である個人が個々の記事を URL やウェブサイトから Google+ プロフィールに関連付けることができます。rel=author と rel=publisher はどちらもプロフィールとサイトを関連付ける仕組みですが、相互に完全に独立しています。

    7. 社員の 1 人が説明をカスタマイズしたので当社サイトの物件リストや製品ページで著者情報を使用できますか?
      • 著者情報アノテーションは、実際の人物によるトピックに対する見解や分析がページ上に掲載されていることを表示することで、検索ユーザーの利便性を高めることを目的としています。物件リストや製品ページは見解や分析にあまり関係ないので、これらの場合は著者情報を使用しないことをおすすめします。ただし、「カメラ X とカメラ Y: アリゾナ砂漠での比較」といった有用なコメントを提供する製品レポートなどの記事では、著者情報を使用することができます。

    その他の質問については、ウェブマスター ヘルプフォーラムをご覧ください(フォーラムで取り扱われていない場合は、新しい質問として投稿してください)。

    スマートフォンサイトの読み込み速度を改善するために

    多くのユーザーがその手軽さや利便性から、スマートフォンからの検索を行っていますが(英語)、携帯端末向けのページではその読み込みに 平均して 7 秒以上かかっていることがわかっています(英語)。この読み込み時間が 1 秒以下になることはユーザーにとってもウェブマスターにとっても理想でしょう。そこで今回、ウェブマスターの方々へ、携帯端末向けページのレンダリングを高速化するための ガイドライン(英語、日本語も準備中です)を公開しました。また、このガイドラインにもとづき、PageSpeed インサイト ツール も更新しました。

    ”above the fold” コンテンツを優先的に扱う
    たとえば こちらのレポート(英語)によると、ページの読み込みに 1 秒以上かかった場合、ユーザーの集中が途切れてしまう傾向にあるようです。サイトの訪問者により良いブラウジング体験を提供してサイトを利用してもらうため、今回策定したガイドラインではいわゆる ”above the fold” と呼ばれる、ユーザーが最初に目にする、スクロールしなくても表示されるエリアのコンテンツを少しでも早く提供する(その他のコンテンツはバックグラウンドで読み込みを進める)ことを重視しました。また “above-the-fold” エリアをレンダリングするのに必要な HTML や CSS, JavaScript は非常に重要なレンダリング パス(critical rendering path(英語))として知られています。

    携帯端末上でのユーザーに最初に見えるコンテンツの読み込み時間を 1 秒未満にするためのベストプラクティスをここでご紹介します。
    • 200 ms 以内にレスポンスを返すようにする
    • リダイレクトの数は極力少なくする
    • 最初のレンダリング時のデータのやり取りを極力少なくする
    • ユーザーに最初に見えるコンテンツを表示するのに必要となる JavaScript および CSS を外部参照せずにインライン化する
    • ブラウザのレイアウト、レンダリング時間を考慮に入れる (200 ms)
    • JavaScript の実行とレンダリング時間を最適化しておく
    今回公開したガイドライン では上記のような項目についてより詳しくご紹介していますのでぜひ御覧ください。また、ご自身のサイトでの改善状況については PageSpeed インサイト ツール でご確認いただけます。

    ご意見・ご感想は、ウェブマスター ヘルプフォーラム までお寄せください。

    ウェブマスター ツールでの手動によるウェブスパム対策の表示

    Google では、ユーザーの検索結果から スパムを排除 することに日々全力で取り組んでいます。具体的には、ウェブスパム アルゴリズムの改善に加え、ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン) への違反に対する手動による対策も行っています。今回、ご自身のサイトで手動によるウェブスパム対策が実施されているかどうかを確認したいウェブマスターの方のお役に立つ新しい機能を公開しましたのでご紹介します。ウェブマスター ツールの手動対策ビューアには、ウェブスパム チームが手動で実施した、Google ウェブ検索結果でのサイトのランキングに直接影響する対策についての情報が表示されます。この機能を試すには、ウェブマスター ツール にアクセスし、[検索トラフィック] の下にある [手動による対策] をクリックしてください。

    ほとんどのみなさまには、「手動によるウェブスパム対策は見つかりませんでした。」というメッセージが表示されるでしょう。Google 検索のインデックスに関する最新の分析によると、Google で確認したドメインのうちウェブスパムとして手動でインデックスから削除されるドメインは 2% にも達しません。この「手動によるウェブスパム対策は見つかりませんでした。」というメッセージが表示された場合、そのサイトにはウェブスパムであることを理由にした、検索結果からの削除など手動による対策は実施されておらず、ランキングへの直接の影響もありません。

    手動によるスパム対策が実施されたごく一部のサイトについては、ウェブマスター ツールで既に通知されているはずです。通知は引き続き送信されますが、今後は手動対策ビューアで、 Google 内部のウェブスパム システムのデータをご自身で直接チェックすることもできます。ここで、例として、「ユーザー生成スパム」を理由として Google がサイトの特定のセクションに手動による対策を実施した場合、手動対策ビューアでどのように表示されるかについて紹介します:



    この例では、「サイト全体の一致」はなく、「部分一致」があると表示されます。「部分一致」とは、サイトの特定のセクションに限って手動による対策を実施したことを示します。この例で問題となっているのは、他のユーザーによって mattcutts.com/forum/ に投稿されたスパム コメントです。この問題を修正することで、Google 検索でのこのフォーラム(mattcutts.com/forum/)に対する手動による対策が解除されるだけでなく、ユーザー エクスペリエンスを向上させることもできます。[詳細] をクリックすると、トラブルシューティングに役立つ新しいヘルプ記事が表示されます。

    Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン) への違反をすべて修正したら、次に 再審査をリクエスト します。この新しい手動対策ビューアにより、再審査リクエストの手続きはさらに簡単に、かつスムーズになっています。[再審査リクエスト] ページにアクセスしたら、サイトに対する手動による対策の状況についてチェックが可能となります。そして手動による対策がサイトに適用されている場合のみ、再審査をリクエストできます。ガイドライン違反となるウェブスパムの問題がある場合は、[手動による対策] ページ上に [審査をリクエスト] ボタンが表示され、直接再審査リクエストを送信することが可能です。

    手動対策ビューアは、みなさまからご要望の多かった機能を実現したものです。この機能により、多くのウェブマスターのみなさまに少しでも心配する必要がないという安心感を提供できればと願っています。ウェブスパムの問題は実際には非常に少数ではありますが、今回お知らせした情報がスピーディーにトラブルシューティングを行う際の助けとなりましたら幸いです。ご不明な点については、ウェブマスター ヘルプフォーラム までお寄せください。

    サイト クリニックを実施しました

    先日、ブログ記事でご案内しました通り、6 月 27 日に「サイト クリニック」を行いました。サイト クリニックは、サイト クリニックは、実在するサイトを題材に、Google 検索と相性の良いサイト運営の方法について考え、ディスカッションするものです。日本では 2 回目の開催で、今回は初めて、ハングアウト オンエア形式で行いました。

    今回、応募いただいたサイトを確認させていただいたところ、みなさんに共通したお悩みがあることがわかりました。それは “特定のキーワードでの検索順位が上がらない、検索順位を上げるにはどうしたらいいか” というものです。このお悩み(私達が日頃から一番多くいただくご質問でもあります)に対して、今回は 3 つのポイントから具体的なサイト例を示しながらお答えしました。

    1. 「検索順位」から離れて考えてみる
      • 一言解説:検索結果画面を眺めて、いわゆる「検索エンジン対策」をしていてもサイトへの訪問者数は増えません。どのようなきっかけで検索して、自分のサイトを訪れるか、「検索前」の部分について考えてみましょう。
      • ご紹介させていただいたサイト
    2. ユーザー視点で見直してみる
      • 一言解説:「こんな人にサイトを見て貰いたい」という理想のユーザー像を考えて、そのユーザーの視点から検索クエリやサイト構成を見直してみましょう。
      • ご紹介させていただいたサイト
    3. Google 検索にも伝わりやすいサイトにする

    3 ポイントを通してここで改めて強調してお伝えしたいことは、「自分が検索ユーザーであったらどう行動するだろうか、サイトを見てどう思うだろうか」というユーザー視点でサイトの構成を見直してみることの重要性です。「検索エンジン最適化(SEO)」と聞くと検索エンジンの動向に注目しがちですが、まずはユーザーにとってわかりやすい、価値のあるサイト運営を目指して、その上で Google 検索にも伝わりやすいサイトになっているか確認する、という流れを意識していただければと思います。

    また、今回ご応募いただいた方々の中にも ウェブマスター ツール をまだご利用いただいていない方が少なくない数いらっしゃいました。ウェブマスター ツールでは Google 検索と相性の良いサイト運営をしていく上で参考になるデータを閲覧できますし、サイト運営上大きく影響のある問題が発生していると思われる際には Google からメッセージをウェブマスター ツール上にお送りしています。大変役立つツールですので、ぜひご利用ください。





    イベント ページはこちらからご覧ください。

    ご参加いただいた皆さん、ご応募いただいた方、ありがとうございました。特に開催にあたり、題材としてご紹介させていただくサイトの募集をしましたが、短い募集期間にも関わらず大変多くのご応募をいただきました。ここで改めてお礼申し上げます。
    今回のサイト クリニックの内容が、様々な分野で活動されている NPO の皆さま、そして多くのウェブマスターの皆さまにとって少しでもお役に立ちましたら幸いです。


    選挙活動における検索エンジンを対象とした施策について Q&A編

    Google ではブログ記事「選挙活動における検索エンジンを対象とした施策について」を公開し、ウェブスパムに対する注意喚起をいたしました。その後選挙活動に関わる方だけでなく、多くの方々から検索エンジンを対象とした施策やウェブスパムついてご質問をいただきました。これらの内容は、選挙だけでなく、政治関係者ではない一般のウェブマスターの皆さんに役立つ内容だと思います。下記にまとめましたので、ぜひご覧ください。

    Q. SEO 業者から検索結果の掲載順位を上げる、といった営業電話がかかってきたのですが、信用しても大丈夫ですか?
    Google の検索は、200 以上の要素を考慮して、ユーザーが探している情報に最も関連性のある検索結果を表示すべく、日々、検索エンジンに改善を施しています。日々、新しいサイトが生まれるウェブ上において、一定の検索ランキングを約束することは、一般的に非常に難しいと言えます。ですのでランキングを上げることを約束するような勧誘には注意が必要です。もしこうした検索エンジン対策を、外部の業者に発注する場合は、信頼できる業者かどうかその評判を検索して判断すること、そしてその上で Google のウェブマスター向けガイドライン に違反しない施策を行うよう確認することをおすすめします。また、こちらのヘルプ記事 を参考にしてみてください。

    Q. ガイドラインに違反するとどうなるのですか?
    Google では、ガイドライン違反に対しては、Google 検索の品質およびユーザーの利便性を維持するためアルゴリズムや手動で掲載順位を下げる、または検索結果から削除する、などの対応をさせていただく場合があります。どのような手法がガイドライン違反となるかについては、ウェブマスター向けガイドラインの品質に関するガイドライン上で公表しています。ご確認の上、悪質な手法を用いないようお気をつけください。

    掲載結果に変動のある手動による対応をした場合は ウェブマスター ツール に通知をお送りしています。手動による対応を解除するための手続きである 再審査リクエスト についてもウェブマスター ツールが必要となりますので、ウェブマスター ツールには必ず登録することをおすすめします。

    Q. SEO 業者から逆 SEO や誹謗中傷対策などの提案を受けましたが、問題はありませんか?
    逆 SEO や、誹謗中傷対策という名目で検索結果を人為的に操作する手法がとられる場合があり、そうしたケースでは、Google のウェブマスター向けガイドラインに違反する不正な手法がとられることが多いようです。そのようなガイドラインに違反する不正な手法に加担しないためにも、前述のとおり、業者の評判を確認すること、施策内容を把握すること、Google のウェブマスター向けガイドラインに違反しない施策を行うよう確認すること、を心がけてください。

    Q. 関連検索やキーワードのサジェスト機能から外して欲しいキーワードがあるのですが、どのようにすればいいですか?
    現在専用のフォームなどはございませんので、検索結果の下部にある、”フィードバックを送信”からご報告ください。お送りいただいた情報は、必ず反映されるというものではございませんが、機能改善等の参考情報として活用させていただきます。



    また、Google の検索結果からコンテンツを削除する手続きにつきましては、ブログ記事「Google の検索結果からコンテンツを削除するには」をご覧ください。

    Q. 政治家の事務所のウェブサイトを運営しています。SEO 対策として気をつけるべき点はなんですか?
    Google が以前 Google 自身のサイトについて診断を行った Google 検索エンジン最適化 (SEO) レポートカード が参考になるのではないかと思います。その診断を参考にしていただいて、まずはお名前などで検索結果にきちんと表示されるかどうかを確認することをおすすめします。診断の結果、きちんと表示されていないことが分かった場合は、検索エンジン最適化 ( SEO ) スターターガイド を参考にしていただき、改善を試みてください。

    ご意見・ご感想は、ウェブマスター ヘルプフォーラム までお寄せください。


    不自然なリンク操作での再審査リクエストの注意点

    Google ウェブマスター フォーラムで、再審査リクエストに関する質問、特にサイトへのリンクの問題をどう扱うか、といった質問をよく見かけます。今回はよくある質問とそれに対してどう対応すればよいか、といったことを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

    再審査リクエスト はいつ送信すべきですか?
    Google のウェブマスター向けガイドラインの品質に関するガイドライン に違反した場合に、検索結果を不正なスパムから防ぐため、サイトに対して手動によるスパム対策が実施されることがあります。違反については、Google ウェブマスター ツール に送られるメッセージで確認できるほか、サイトの以前の所有者や委託している SEO 会社など他の人から知らされたりする場合もあります。手動によるスパム対策を解除するには、まず、品質に関するガイドラインに従ってサイトを修正してください。修正が完了し、現在のサイトが品質に関するガイドラインに違反していないことが確認できたら、再審査リクエストを送信してください。

    サイトが アルゴリズムの変更 による影響を受けていると思われる場合は、再審査リクエストを送信すべきですか?
    再審査リクエストは、手動によるスパム対策が実施されたサイトを対象としています。単にアルゴリズムの変更による影響を受けているだけであれば、解除の対象となる手動のスパム対策がないので再審査リクエストを送信する必要はありません。アルゴリズムの変更と手動による対策のどちらに関連するか不明で、かつ品質に関するガイドラインに違反していたと思われる箇所を修正した場合は、再審査リクエストを申請していただいてかまいません。

    サイトへのリンクの品質を確認するには、どうすればよいですか?
    Google ウェブマスター ツールの [サイトへのリンク] セクション には、あなたのサイトへのリンクのサンプルが多数表示されるため、最初にこちらを利用して調べることをおすすめします。特定の期間に SEO キャンペーンを実施した場合は、「最新のリンク」をダウンロードすると、その期間に作成されたリンクを確認しやすくなります。Google ウェブマスター ツールで表示されるリンクはサンプルですが、これを調査することによって解決すべき問題を見つけられるでしょう。たとえば、スパムの疑いのあるブログ コメントや自動生成されたフォーラム投稿、PageRank を転送するリンクを含んだテキスト広告などは 不自然なリンク と見なされる可能性が高く、Google の品質に関するガイドライン に違反します。個々の例や具体的なヒントについては、Google ウェブマスター ヘルプフォーラム で他のユーザーや経験豊富なウェブマスターからアドバイスを受けるようおすすめします。

    サイトへのリンクの品質が悪いときはどう対処したらよいですか?
    まず不適切なリンクを特定し、そのリンクを削除するか nofollow 属性を設定 することに最大限の努力を払ってください。どうしても削除も nofollow 属性もできないときにのみ リンクの否認ツール を使って、残りの不自然なサイトへのリンクに対処してください。URL 構造が複雑なサイトや、明らかなスパム サイトには、domain 演算子を使用してドメイン全体を否認することをおすすめします。たとえば、自動的に生成されたコンテンツのサイト や、編集されたコンテンツのほとんどない、品質の低いサイトなどです。詳しくは、否認ツールを使用する場合のよくある間違いに関する動画 をご覧ください。

    どれくらいの情報を再審査リクエストに記載すればよいですか?
    再審査リクエストの際に 詳細なドキュメント を提出していただくと、違反箇所を修正するために行ったウェブマスターの対応内容がわかり、再審査チームが調査しやすくなるためスムーズな審査につながります。共有ドキュメントへのリンクを含める場合は、そのリンクが誰からでもアクセスできるように設定 してください。記述方法につきましては、ウェブマスター フォーラムでも紹介していますので、そちら もご確認ください。

    再審査リクエストの処理にはどれくらい時間がかかりますか?
    手動によるスパム対策が行われたサイトの再審査リクエストは、Google 社員 によって処理されます。わたしたちは 迅速な対応 に努めており、通常は数日以内に処理されます。ただし、寄せられる再審査リクエストの数は変動が大きいため、いつまでに審査が終了するかお約束することはできません。

    再審査リクエストを送信するとどうなりますか?
    再審査リクエストを送信すると、まず、Google ウェブマスター ツールに自動的に確認のメッセージが届きます。リクエストが処理されると、その結果をお知らせするメッセージが届きます。ほとんどの場合、このメッセージは、手動による対策が取り消されたこと、あるいは、サイトが引き続き品質に関するガイドラインに違反していることのどちらかをお知らせする内容です。

    詳しい情報はどこで入手できますか?
    再審査リクエストについて詳しくは、こちらのヘルプ記事 をご覧ください。また、Google ウェブマスター ヘルプフォーラム では、詳しいディスカッションに参加したり、経験豊富なウェブマスターや Google 社員からアドバイスを受けたりすることもできます。ぜひご活用ください。


    ウェブマスター ツールのナビゲーションが新しくなりました

    本日は、新しく生まれ変わったウェブマスター ツールのナビゲーションについてご紹介します。今回の変更により、既存の機能が見つけやすくなっただけでなく、便利な新機能も追加されました。

    検索の仕組みに合わせてナビゲーションを変更しました
    ウェブマスター ツールの各機能を、検索の段階 ごとにグループにまとめました:

    • クロール: サイト内のコンテンツを、Google がどのように検出してクロールしたかを調べることができます。このグループに含まれる機能としては、クロールの統計情報クロール エラー、クロールがブロックされた URL、サイトマップURL パラメータFetch as Google などがあります。
    • Google インデックス: Google のインデックスに登録されているページ数や、Google がそれらのコンテンツをどのように把握しているかを調べることができます。たとえば、サイト全体でのインデックス登録数を確認したり(インデックス ステータス)、ページから検出されたキーワードを表示したり(コンテンツ キーワード)、検索結果からの URL の削除 をリクエストしたりできます。
    • 検索トラフィック: 各ページの検索トラフィックを把握できます。たとえば、ユーザーがどうやってサイトを見つけているか(検索クエリ)や、誰がサイトをすすめてくれているか(サイトへのリンク)を確認したり、他の内部ページからの参照リンクがあるサイトのページ例を見たりできます。
    • 検索のデザイン: ページをマークアップすることで、Google がインデックスに登録する際にコンテンツをより的確に把握できるようにします。これらのマークアップが、検索結果にページがどう表示されるかに影響する場合もあります。このグループに含まれる機能としては、構造化データ ダッシュボードデータ ハイライターサイトリンクHTML の改善点 があります。


    設定メニューからアカウント レベルの管理タスクにアクセスできるようになりました
    アカウント レベルの管理タスク(ユーザーの権限の設定、サイトの設定、アドレスの変更など)にすばやくアクセスできるよう、右上の歯車アイコン にまとめました:



    これらの項目がすべて表示されるのはサイト所有者である場合のみです。一部の項目は、フル ユーザーや制限付きユーザーには表示されません。たとえば、[ユーザーとサイト所有者] は、制限付きユーザーには表示されません。


    新しい [検索のデザイン] ポップアップ
    [検索のデザイン] ポップアップ を追加し、サイトが検索結果にどのように表示されるかを視覚的に確認できるようにしました。また、各要素を改善するためにコンテンツや構造に加えるべき変更を調べることもできるようになりました:



    このポップアップ ウィンドウにアクセスするには、画面横のナビゲーションの [検索のデザイン] メニューの横にある疑問符アイコンをクリックします。

    このポップアップでは、タイトル、スニペット、URL といった検索結果の基本要素だけでなく、サイトリンク、パンくずリスト、サイト内検索、イベントや商品のリッチ スニペット、著者情報といったオプション要素も確認できます。

    ウェブマスター ツールを最大限活用していただく上で、新しくなったナビゲーションがお役に立つことを願っています。ご不明な点がありましたら、いつもどおり ウェブマスター ヘルプフォーラム に投稿してください。