Search Console で構造化データのモニタリングする

構造化データに関する前回の記事で、構造化データとは何か、なぜサイトに追加すべきなのかという点について説明しました。Google では構造化データを重視しており、関連する検索機能の強化やツールの改良に継続的に取り組んでいます。そのため、Google はウェブマスターやデベロッパーの皆様による構造化データの実装および診断を支援するソリューションの開発に力を注いでいます。

この記事では、サイトの構造化データをモニタリングし、最大限に活用するために、Search Console でできることについて説明します。また、より有用な新機能についてもご紹介します。以下が新たに追加される内容です。詳細については記事の中で取り上げます。

  1. 構造化データの構文エラーを集計できるように、「解析不能な構造化データ」の項目がレポートに追加されました。
  2. 拡張レポートに、サイトリンク検索ボックスロゴの項目が追加されました。

構造化データ全体のパフォーマンスをモニタリングする

Search Console では、ウェブサイトで構造化データに関する問題が新たに検出されるたびに、アカウント所有者にメールが送信されます。しかしながら、既存の問題が悪化した場合には、メールは送信されません。そのため、定期的に Search Console を確認する必要があります。

毎日そのような作業を行う必要はありませんが、すべての機能が意図したとおりに動作しているか、時折確認することをお勧めします。ウェブサイトへ変更を加えた際にはしばらくして Search Console で変更が上手く行ったかどうかを確認するのを習慣づけるのも良いかもしれません。

サイトの特定の構造化データ機能に関するすべてのエラーについて把握しておきたい場合は、左側のサイドバーにある拡張メニューに移動し、確認したい機能をクリックします。すべてのエラーと警告、正常な項目について、概要を確認できます。

冒頭で述べたとおり、今回、新たにサイトリンク検索ボックスロゴの項目がレポートに追加され、サイトの構造化データについてより詳細に把握できるようになりました。レシピ、イベント、求人情報などの既存のレポート項目に加えられています。レポートの詳細については、Search Console ヘルプセンターをご覧ください。

では、ここで拡張レポートのサンプルを見てみましょう。レポートに表示されるのは、拡張レポートの中でもページで検出された項目のみです。次のような内容を確認するのに役立ちます。

  • エラー、警告、正常な項目の傾向の確認: 棒グラフの上のボックスで色分けされた項目をクリックすると、それぞれの詳細が表示されます。
  • ページごとのエラー、警告の確認: 棒グラフの下の個別の行をクリックすると、現時点で問題の影響を受けているページが例示されます。
画像: レシピの拡張レポート

今回、解析不能な構造化データに関するレポートも導入されています。これは、構造化データの構文エラーなどにより、Google による機能タイプの識別が妨げられているケースを集計するものです。機能タイプの識別ができないことから、機能別のレポートを生成するのではなく、このようなケースの集計を行うことにしています。

サイトに追加しようとした構造化データが解析されなかった場合には、データの種類にかかわらず、このレポートを確認してください。解析の問題が発生しているということは、サイトでリッチリザルトを活用できる機会が失われている可能性があります。下のスクリーンショットは、実際のレポートの様子です。さらに、レポートに実際にアクセスすることもできますし、ヘルプセンターでレポートについて詳しく確認することもできます。

画像: 解析不能な構造化データに関するレポート

URL レベルで構造化データをテストする

ページが正常に処理されているか、またはリッチリザルトが有効になっているかを確認したい場合や、特定の URL でリッチリザルトが表示されない原因を突き止めたい場合には、URL 検査ツールを使用できます。このツールを使用することで、改善すべき部分を URL レベルで把握でき、対処すべき内容がわかりやすくなります。

Search Console の上部にある検索ボックスに URL を貼り付けると、拡張した項目に関連する構造化データの正常動作部分や、エラーまたは警告が生じている部分を確認できます。下にレシピの場合のサンプルを示します。

画像: URL 検査ツール

上のスクリーンショットでは、レシピに関してエラーが発生しています。レシピの項目をクリックすると、エラーに関する情報が表示されます。さらに、エラーの右側にある小さなグラフアイコンをクリックすると、詳細を確認できます。

エラーについて確認し、修正を行ったら、[修正を検証](下のスクリーンショットを参照)をクリックしてください。Google が本当に問題が修正されたかを検証します。[修正を検証] ボタンをクリックすると、いくつかのテストがすぐに実施されます。ページがテストに合格しなかった場合は、Search Console にすぐに通知が表示されます。問題がなかった場合は、該当するページの他の箇所が Search Console で再処理されます。

画像: 構造化データのエラーの詳細

Search Console が役に立った事例や、構造化データとともに使用することでより便利になった事例などがありましたら、ぜひフィードバックをお寄せください。フィードバックは、ウェブマスター フォーラムからお送りいただけます。

構造化データを使用して、検索結果上でコンテンツを目立たせましょう

Google では長年にわたり、優れた検索エクスペリエンスを提供するために、ウェブサイトで構造化データを使用することを推奨してきました。マークアップをコンテンツに追加すると、検索エンジンがページのさまざまなコンポーネントを認識できるようになります。Google のシステムにページをより具体的に認識させることで、本ブログ記事で紹介する魅力的な機能を使用して、Google 検索でコンテンツを際立たせることができます。これにより、ユーザー エクスペリエンスを向上させ、アクセス数を増やすことができます。

Google では、Google 検索の結果にウェブサイトがどのように表示されるか、また解決できる問題があるかどうか、この 2 点を把握するためのツールを提供するための取り組みを進めてきました。今回から、複数の記事にわたって構造化データの概要についてご紹介いたします。今回はまず構造化データについて簡単に紹介し、おすすめの方法について説明します。次回からは、Search Console を使用して構造化データを処理する方法に焦点を当てます。

構造化データとは

構造化データは、ページとそのコンテンツに関する情報を提供するための一般的な手段です。そのためには schema.org の仕様に従ってマークアップを記述することをおすすめします。Google では、JSON-LD(推奨)、Microdata、RDFa の 3 種類のページ内マークアップ形式をサポートしています。検索機能が異なると、必要になる構造化データも異なります。詳細については、検索ギャラリーをご覧ください。Google のデベロッパー向けドキュメントでは、構造化データの基本について詳細に記載されています。

構造化データを記述することによって、Google のシステムがコンテンツをより正確に認識できるようになり、これにより、ユーザーもより関連性の高い結果が得られるようになります。構造化データを実装すると、Google の検索結果でページをさらに際立たせるための準備は完了です。

免責条項: ページが正しくマークアップされていても、構造化データが検索結果に表示されるとは限りません。構造化データを使用して、ある機能が表示されるよう設定することはできますが、その機能が必ず表示されるとは限りません。詳細については、構造化データに関するガイドラインをご覧ください。

サイトで構造化データを使用して検索結果を改善する

ここ数年間で、エコシステムで構造化データを採用する動きが拡大してきました。リッチリザルトは一般的に、ユーザーが検索を行ったときに、検索している内容とページがどのように関連しているかを理解するのに役立ちます。そのため、リッチリザルトはウェブサイトに大きなメリットをもたらします。Google の事例紹介の中から、成果をいくつかご紹介します。

  • Eventbrite では、イベントの構造化データを使用したことで、検索からのトラフィックが前年比で 100% 増加しました。
  • Jobrapido では、Google 検索のしごと検索を導入したことで、自然検索トラフィックが 115% 増加し、自然検索トラフィックからの新規ユーザー登録数が 270% 増加しました。また、Google から求人ページにアクセスしたユーザーの直帰率は 15% 低下しました。
  • 楽天ではレシピ検索を使用したことで、検索エンジンからのトラフィックが 2.7 倍に増加し、セッション継続時間も 1.5 倍に増加しました。

構造化データの使用方法

サイトで構造化データのメリットを活用するには、いくつかの方法があります。以下では、目標(ブランド認知度を高める、コンテンツを紹介する、商品情報を紹介する)ごとに例を説明します。

  1. ブランド認知度を高める
  2. 構造化データを使ってブランドを宣伝する方法の 1 つとして、ロゴローカル ビジネスサイトリンク検索ボックスなどの機能を利用することが挙げられます。構造化データを追加するだけでなく、サイトのナレッジパネルを確認して、Google マイビジネスでビジネスを登録する必要があります。以下は、ロゴ付きのナレッジパネルの例です。

  3. コンテンツを紹介する
  4. ウェブ上でコンテンツを公開している場合、業界に応じて、コンテンツを宣伝してユーザーへの訴求力を高めるのに役立つ機能が多数用意されています。たとえば、記事パンくずリストイベント求人情報Q&Aレシピレビューなどがあります。レシピのリッチリザルトの例を示します。

  5. 商品情報を紹介する
  6. 商品を販売している場合、商品の構造化データ(価格、在庫状況、評価など)をページに追加できます。次に関連検索で商品がどのように表示されるかを示します。

お試しいただいたご意見やご感想をお寄せください

これで構造化データの重要性を理解していただけたと思います。Codelab を利用して、ページに構造化データを追加する方法を確認してください。本ブログでは、今後も構造化データについてご説明いたします。次回は、Search Console を使って構造化データによる効果を分析する方法について説明します。

構造化データの有効な使用方法について、お客様のご意見、ご感想、事例をお待ちしています。フィードバックをご提供いただける場合は Google のコミュニティ フォーラムをご利用ください。

求人情報ガイドラインを守って、より多くのトラフィックを集めましょう

今年 1 月、仕事探しをよりスムーズにするために日本でもGoogle しごと検索がローンチしました。ウェブマスターが求人情報の構造化データを設定すると、求職者をあなたのサイトの求人情報に結びつけることにつながり、より関心の高い求職者をあなたのサイトの求人情報に誘導できます。そこで、求職者が満足できるよう、求人情報ガイドラインを遵守することが重要です。ここでは、以下の三点についてお知らせいたします。

  • 期限切れの求人情報を削除する
  • 求人の詳細ページに構造化データを配置する
  • 求人情報の詳細と構造化データ内の情報を一致させる

期限切れの求人情報を削除する

求職者が求人情報を見つけ、応募しようとしても、求人情報の有効期限がきれて応募できないのは、とても残念なことです。求職者は、求人情報に応募しようと決めたあとに、期限切れの求人であると気づくことがあります。期限切れの求人ページをあなたのサイトから削除することで、トラフィックが増加する可能性があります。求人情報を削除する方法については、求人情報を削除するを参照してください。

求人の詳細ページに構造化データを配置する

求職者は、求人情報の詳細ページにたどりつきたいのであり、求人リストにたどりつくのが目的ではありません。求人リストへのアクセスを回避するには、可能な限りもっとも詳細なページに構造化データを配置することです。求人リストの表示ページ(たとえば、求人検索結果ページ)に構造化データを配置しないで下さい。ひとつの仕事について詳細に記載されている求人情報ページにのみ、構造化データを配置してください。

求人情報の詳細と構造化データ内の情報を一致させる

JobPosting 構造化データに、求人掲載に存在しない情報が含まれているサイトがあります。Google しごと検索で表示される求人の詳細と、求人情報の説明ページが一致しない場合、求職者は混乱します。JobPosting 構造化データ内の情報が、常に求人掲載ページの情報と一致していることを確認してください。ここでは例を示します。

  • 構造化データに給与情報を追加する場合は、同一内容を求人情報の説明ページにも追加します。両方の給与の数字は一致させてください。
  • 構造化データの location は、求人掲載ページの職場と一致させてください。

求人掲載ページのコンテンツと整合性のある構造化データを提供することは、求職者が仕事を見つけるのに役立つだけではなく、あなたの求人情報に対し、より関心の高い候補者を集められることにつながり、求人に適した候補者を見つけられるようになります。

あなたのサイトが求人情報ガイドライン(このブログ投稿のガイドラインも含む)に違反している場合、Googleでは、あなたのサイトに対して手動による対策を実行し、Google しごと検索に求人を表示することができなくなる可能性があります。よくみられる違反例としては、構造化データの title フィールドに、給与や会社情報、キャッチコピーなどを詰め込んでいるケースです。タイトルには「ソフトウェア エンジニア」のように職務の名称のみを指定してください。求人情報のタイトルではありません。また、構造化データの hiringOrganization プロパティには、職務をを提供している組織名、会社名のみ指定してください。所在地や求人情報は含めないでください。手動による対策を受けた場合、問題を修正し、再審査リクエストを送信すると再審査を行えます。再審査で問題の修正が承認されると、あなたのサイトやページが、手動による対策から解除されます。

詳細については、Job Posting 開発者向けドキュメントおよび Job Posting よくある質問を参照してください。

ウェブページの最適な日付を Google 検索に知らせるには

Google の検索結果ではリストの横に日付が表示されることがあります。今回は、この日付がどのように判断されるのかなど、ウェブマスターの皆様から寄せられる一般的な質問にお答えし、日付の精度向上に役立つおすすめの方法をご紹介します。

日付はどのように判断されるのか

Google では、自動化システムで適切と判断されると、ニュースのような日付や時間が重要なページに対して日付が表示されます。

Google ではさまざまな要素に基づいて日付を判断しています。たとえば、ページ自体に読者にもはっきりとわかるように明確に記載されている日付や、サイト運営者が構造化マークアップで指定している日付などが挙げられますが、これらに限定されません。

どの要素も単独では信頼性にかけるため、Google が 1 つの要素にのみ頼ることはありません。サイト運営者が常に明確に表示される日付を提供しているとは限りません。構造化データが不足している場合や、正しいタイムゾーンが設定されていない場合もあります。そのため、Google のシステムでは、複数の要素を確認して、ページが公開された時点や大幅に更新された時点の最も正確と考えられる日付を推定しています。

ページ上で日付を指定する方法

Google が正しい日付を選択できるように、サイト所有者やサイト運営者は次のことを行ってください。

  • 明確な日付を表示する: ページ上で明確な日付を目立つように表示します。
  • 構造化データを使用する: datePublished および dateModified スキーマを使用し、AMP または非 AMP ページの正しいタイムゾーン指定子を指定します。構造化データを使用する場合は、ISO 8601 形式を使用するようにしてください。

Google ニュースに関するガイドライン

Google ニュースでは、コンテンツが公開または更新された日付と時刻の両方を明確に表示する必要があります。構造化データだけでは不十分なため、日付と時刻の表示に加えて、構造化データを使用することをおすすめします。日付と時刻は見出しと記事のテキストの間に配置してください。詳しくは、記事の日付に関するヘルプページもご覧ください。

大きな変更を加えた記事の場合、日時を更新することには意味があります。しかし、やむを得ない理由もなしに、重要な情報を追加しないまま記事を人為的に更新するのはやめてください。また、以前に公開した記事をわずかに更新しただけの記事を作成し、古い方の記事を削除して、新しい記事にリダイレクトすることも避けてください。このような手法は、記事の URL に関するガイドラインに違反しています。

ウェブページの日付に関するおすすめの方法

  • 上記の最も重要な要件に加えて、Google がウェブページに対して表示する最適な日付を判断するのに役立つ、おすすめの方法は次のとおりです。
  • ページがいつ更新されたかを示す: ページを大幅に更新する場合は、表示される日付も更新します(時刻を表示している場合は、時刻も更新します)。必要に応じて、2 つの日付(ページの当初の公開日と更新日)を表示することもできます。表示する場合は、読者にはっきりと見えるようにしてください。両方の日付を表示する場合は、やはり、アルゴリズムが認識しやすいように、AMP または非 AMP ページdatePublisheddateModified を使用することをおすすめします。
  • 正しいタイムゾーンを使用する: 時刻を指定する場合は、必要に応じて夏時間を考慮し、正しいタイムゾーンを指定してください。
  • 使い方に一貫性を持たせる: ページ内では、構造化データとページの表示部分とで正確に同じ日付(と時刻)を使用するようにしてください。ページで指定している場合は、同じタイムゾーンを使用します。
  • 将来の日付やページの内容に関連する日付を使用しない: そのページで取り上げているイベントに関連する日付、特に、今後発生するイベントやテーマの日付ではなく、ページ自体が公開または更新された時点の日付を必ず使用してください(必要な場合は、イベント マークアップを個別に使用できます)。
  • Google の構造化データのガイドラインに準拠する: Google では、ページで指定されている日付(一般には構造化データ)が使用されることを保証しているわけではありませんが、構造化
    データのガイドライン
    に準拠することで、Google のアルゴリズムに、コンピュータが解読できる形式で日付を認識してもらいやすくなります。
  • ページ上の他の日付を最小限に抑えることで問題を解決する: 上記のおすすめの方法を取り入れても、不正確な日付が選択されているのを見つけた場合は、ページに表示される他の日付(関連記事の横にある日付など)を削除するか最小限に抑えることを検討してください。

これらのガイドラインをご活用いただくことで、ウェブサイトのページで正しい日付を指定するのが簡単になることを願っております。この記事や構造化データについてご不明な点などありましたら、ウェブマスター ヘルプ フォーラムでお気軽にご質問ください。

Google ニュースでより成果を上げるために

本記事では、Google ニュースでより成果を上げるために、ニュース メディアの皆様におすすめの方法やアドバイスをご紹介いたします。

一般的なアドバイス

Google ニュースのニュース メディア向けヘルプセンターには、検討すべき有益な情報が多数掲載されています。特に、コンテンツ技術的なガイドラインに関する記事をご覧ください。

見出しと日付

  • 明確な見出しを提示する: Google ニュースでは、HTML のタイトルタグやページで最も目立つテキストなど、さまざまなシグナルを確認して記事の見出しを決定しています。見出しに関するヒントをご覧ください
  • 正確な日付と時刻を提示する: Google ニュースでは、記事に表示する日時の判断をさまざまな方法で行っています。次の点をご確認いただくことで、適切な判断に役立ちます。
  • 明確な日時を示す: 日付に関するガイドラインに基づいて、見出しと記事のテキストの間に明確な日時をはっきりと示してください。可能な限り、他の日付(関連記事の日付など)がページに表示されないようにしてください。
  • 構造化データを使用する: datePublished および dateModified プロパティを使用し、AMP非 AMP ページに正しいタイムゾーンの値を記述します。
  • 不自然に記事を更新しない: 大きな変更を加えた記事の場合、日時を更新するのは意味のあることです。しかし、やむを得ない理由もなしに、重要な情報を追加しないまま記事を不自然に更新するのはやめてください。また、以前に公開した記事をわずかに更新しただけの記事を作成し、古い方の記事を削除して、新しい記事にリダイレクトすることも避けてください。このような手法は、記事の URL に関するガイドラインに違反しています。
  • 重複するコンテンツ

    Google ニュースでは、発信元のニュース メディアを評価することにより、独立性のあるオリジナルの報道コンテンツに報いたいと考えています。これは、ユーザーにとってもメディアにとっても望ましいことです。つまり、重複したコンテンツ(無断複製されたコンテンツ、書き換えられたコンテンツ、再公開されたコンテンツなど)のパフォーマンスが元のコンテンツより有利にならないように努めています。そのため、ニュース メディアの皆様は、以下のガイドラインに準拠してください。

    • 無断複製されたコンテンツをブロックする: 一般に、無断複製とは別のサイトから素材を流用することを指し、自動化されている場合もよくあります。コンテンツを無断複製しているサイトでは、無断複製されたコンテンツを Google ニュースからブロックする必要があります。
    • 書き換えられたコンテンツをブロックする: 書き換えとは、別のサイトから素材を流用し、まったく同じにはならないように、その素材を書き換えることを指します。実質的な内容や明確な付加価値を加えずにコンテンツの書き換えを行っているサイトでは、書き換えたコンテンツを Google ニュースからブロックする必要があります。たとえば、わずかに変更しただけの書き換えや、多くの語句を置換しているものの、元の記事の全体的な意味は変わらない書き換えなどが挙げられますが、これらに限定されません。
    • 再公開されたコンテンツをブロックするか、canonical の使用を検討する: 再公開とは、あるニュース メディアが別のメディアや著者から元のコンテンツ(通信社の素材や、他のメディアと提携している素材など)を再公開する許可を受けている場合を指します。
      他のメディアにコンテンツの再公開を許可しているニュース メディアは、元のバージョンの記事が Google ニュースに適切に掲載されるように、再公開しているメディアにブロックcanonical の使用を依頼することができます。
      一方で、素材を再公開しているニュース メディアでは、Google ニュースが元のコンテンツを適切に識別して評価できるように、再公開されたコンテンツのブロックcanonical の使用を積極的に行うよう検討されることをおすすめします。
    • 重複したコンテンツを避ける: コンテンツを共有するニュースサイトのネットワークを運営している場合にも、再公開に関する上記のアドバイスが当てはまります。元の記事に相当するコンテンツを選択したうえで、重複したコンテンツをブロックしたり、canonical を使って元の記事を指定したりすることを検討してください。

    透明性

    • 透明性を保つ: サイトの訪問者は、コンテンツを公開している当事者や記事を書いた人に関する情報を把握して信頼したいと考えています。そのため Google のコンテンツに関するガイドラインでは、明確な署名、著者に関する情報、ニュース メディアの連絡先情報をコンテンツに明記するよう強調しています。
    • 虚偽の振る舞いをしない: Google のコンテンツ ポリシーでは、他人や組織になりすましたサイトやアカウント、または自らのオーナーや主な目的を偽ったり隠したりしているサイトやアカウントは認められません。ユーザーに誤解を与えるよう組織的に取り組んでいるサイトやアカウントも許可されません。たとえば、虚偽の前提のもとに配信元の国を偽装、隠ぺいしたり、コンテンツを別の国のユーザーに配信したりするサイトやアカウントなどが該当します。

    その他のヒント

    • リンク プログラムへの参加を避ける: リンク プログラム(大規模な記事マーケティング プログラムや PageRank を転送するリンクの販売など)には参加しないでください。詳しくは、リンク プログラムに関するページをご覧ください。
    • リッチな表示向けに構造化データを使用する: AMP ページと非 AMP ページのどちらを使用する場合でも、構造化データを使用して、リッチリザルトやカルーセル形式の表示向けにコンテンツを最適化できます。
    • ユーザーとそのデータを保護する: ウェブサイトのすべてのページを HTTPS で保護し、ユーザーがサイト上でやり取りするデータの完全性と機密性を確保することを検討してください。HTTPS を実装する場合のおすすめの方法では、さらに役立つヒントをご紹介しています。

    まとめ

    ニュース メディアの皆様に Google ニュースを適切に実装いただくうえで、上記のヒントが役立つことを願っています。Google ニュースについてさらにご質問がある場合、Google は 1 対 1 のサポートを行うことはできません。しかし、最近リニューアルされた Google ニュースのニュース メディア向けフォーラム(英語版)を確認し、多数のニュース メディアに同時に役立ちそうなご質問がある場合は、ガイダンスを提供しています。このフォーラムは、ニュース メディアの皆様にヒントやアドバイスを互いに共有していただける、素晴らしい情報源となっています。

    モバイル ファースト インデックスに向けて、構造化データと画像の代替テキストをお忘れなく!

    「モバイル ファースト インデックス」の取り組みについて最初にお知らせしてから 2 年が経過しました。これは、ユーザーがウェブにアクセスする際に最も使用しているデバイスを考慮してスマートフォン用 Googlebot でクロールを行う取り組みです。あらゆる種類のデバイスに対応する素晴らしいウェブサイトが作られ、世界中で数多くのウェブサイトがモバイルウェブに対応しました。まだすべきことは多くありますが、ここに、モバイル ファースト インデックスに移行したページがグローバルでの検索結果の半数を超えたことをお知らせします。

    モバイル ファースト インデックスの確認

    通常、モバイル ファースト インデックスへのサイトの移行は、移行準備が完了したことをテストで確認できたときに行います。サイトを移行させた場合には、Search Console のメッセージを通じて、サイト所有者への通知が行われます。サイトの移行はサーバーログでも確認できます。移行後はスマートフォン用 Googlebot からのリクエストが大半を占めているはずです。また、URL 検査ツールを使用することでより簡単に確認できます。サイト所有者は同ツールでサイトの URL が最後にどのようにクロールおよびインデックスされているかを確認できます(確認はサイトのトップページだけで十分です)。

    レスポンシブ デザインの手法がサイトに採用されているのであれば、特に準備は不要です。レスポンシブ ウェブデザインが採用されていないサイトでは、評価時に次の 2 種類の問題が比較的多く見られました。

    モバイル版ページの構造化データの欠落

    構造化データは、ページのコンテンツを把握しやすくする上で便利なものです。また、検索結果で自身のページをより効果的に強調できるようにもなります。デスクトップ版ページで構造化データを採用しているのであれば、モバイル版ページでも同じ構造化データを使用する必要があります。これは、非常に重要なことです。モバイル ファースト インデックスでは、インデックスの対象となるのはモバイル版ページのみになるため、モバイル版ページで構造化データが使用されていないと、構造化データが見落とされてしまいます。

    なお、この問題に関しては、ページのテストの際に気をつける点があります。テストに際しては、構造化データの一般的な検証を行い、次にモバイル版ページの構造化データと比較することをおすすめしています。モバイル版ページに対しては、モバイル端末のシミュレーションを行ってソースコードを確認したり、モバイル フレンドリー テストツールで生成した HTML を使用したりすることをおすすめしています。一点ご留意いただきたいのは、モバイル ファースト インデックスに関して言えば、ページがモバイル フレンドリーである必要ありません、という点です。

    モバイル版ページの画像代替テキストの欠落

    画像に alt 属性(「代替テキスト」)を指定することで、スクリーン リーダー(モバイルでも使用されます)を使うユーザーや検索エンジンのクローラに対して、画像の内容を説明できるようになります。画像に代替テキストが指定されていない場合、Google 画像検索でページ上の画像のコンテキストを把握することが非常に難しくなります。

    ウェブサイトの主要なモバイル版ページで、ソースコードの「img」タグを確認してください。上述のとおり、モバイル版ページのソースコードは、ブラウザでモバイル端末のシミュレーションを行って表示させることも、モバイル フレンドリー テストで、Googlebot が生成するバージョンを確認することもできます。ソースコードの「img」タグを探し、Google 画像検索で表示させたい画像に alt 属性が適切に指定されているか再度確認してください。

    たとえば、次のように指定します。

    代替テキストが適切に指定されている例:
    <img src="cute-puppies.png" alt="ブランケットの上にかわいい子犬がいる写真">

    代替テキストが指定されていない例:
    <img src="sad-puppies.png">

    多くの素晴らしいウェブサイトが、モバイルでも適切に表示されるようになるのは喜ばしいことです。より多くのウェブサイトがモバイル ファースト インデックスでインデックスされ、サイトへのアクセスに最も使用されるスマートフォンでより多くのユーザーがウェブを検索できるようになることを願っています。Google はこの変更を慎重に確認して評価し続けます。ご不明な点がございましたら、ウェブマスター フォーラムまたはイベントでご質問ください。

    ライブストリーム用の Indexing API と構造化データを導入します

    ここ数年、ライブ動画のオンライン ストリーミングがこれまでになく簡単になり、セレブ動画からイベント動画まで大きな広がりを見せています。しかし、どの動画が進行中なのか、またいつ動画が始まるのかを見付けるのは必ずしも簡単ではありません。

    そこで、Google 検索やアシスタントでライブストリームを簡単に見つけられるようにするため、本日新たに「ライブストリーム構造化データ」を導入しました。ライブストリーム構造化データと Indexing API を使用すると、ライブ動画をいつストリーミングするかを Google に知らせることができます。それにより、ストリーミング中のライブ動画に赤色の「進行中」バッジを表示することも可能になります。

    ライブストリーム構造化データをページに追加する

    ウェブサイトでライブ動画をストリーミングする場合は、ライブストリームに関するデベロッパー向けドキュメントを参照し、動画がライブ配信であることを示すとともに、配信の開始時間と終了時間を指定してください。さらに、ページ上に動画があることを Google に伝えるために、VideoObject 構造化データを追加する必要があります。

    Indexing API でクロールをリクエストする

    今回の導入に伴い、Indexing API がライブストリーム構造化データに対応しました。Indexing API を呼び出して、ライブ配信に間に合うようにサイトのクロールをリクエストしてください。Indexing API は、ライブストリームの開始時と終了時、構造化データに変更を加えたときにも呼び出すことをおすすめします。

    詳しくは、デベロッパー向けのドキュメントをご覧ください。ご不明な点がありましたら、ウェブマスター ヘルプフォーラムまでお寄せください。皆様のライブ動画が、Google 検索に表示されるのを楽しみにしております。

    リッチリザルトが Q&A サイトにも対応します

    検索ユーザーはさまざまな疑問の答えを求めて Google を利用しています。

    求めている答えが、ユーザー同士が質問に答え合う Q&A サイトで見つかる場合も少なくありません。Q&A サイトには、人気のソーシャル ニュース サイト、エキスパート フォーラム、ヘルプやサポートに関するメッセージ ボードなどがあります。

    「USB ケーブルがポートから抜けなくなってしましまいました」というページの検索結果に、そのページの上位回答の一覧が追加されている例を示すスクリーンショット

    疑問に対する最適な回答を検索結果の中から簡単に見つけられるよう、Google は Q&A サイト向けの新しいリッチリザルトを開発しました。対応する Q&A ページの検索結果には、上位の回答のプレビューが表示されます。この新しい表示方法により、サイト所有者はコンテンツに適したユーザーにリーチでき、ユーザーは疑問に対する適切な情報をすばやく取得できるようになります。

    「タッチスクリーンでタッチが誤認識されてしまう」というページの検索結果に、そのページの上位回答のプレビューが追加されている例を示すスクリーンショット

    この機能に対応するには、Q&A コンテンツを掲載しているページに Q&A 構造化データを追加します。構造化データ テストツールを使用することで、ページがこの機能に対応していることを確認し、検索結果でどのように表示されるかをプレビューできます。Search Console では、統計情報とマークアップ エラーの例を確認できます。また、検索パフォーマンス レポートでは、どのような検索クエリに対して検索結果に Q&A リッチリザルトが表示されているかを確認したり、検索結果の推移を確認したりできます。

    ご不明な点がありましたら、ウェブマスター ヘルプ フォーラムをご利用ください。

    Google アシスタントにあなたのレシピを届けましょう

    昨年発売した Google Home は、料理のレシピや詳しい手順を音声で案内する機能を備えています。Google Home を日常的に利用するユーザーが増えてきたことにあわせて、レシピを音声ガイド対応にするための新しいガイドラインを公開しました。これによりユーザーは Google Home の Google アシスタントを利用してあなたのレシピを発見することができるようになるため、あなたのレシピはより多くの方に発見されるようになるかもしれません。新しく追加された構造化データ プロパティ(英語)を利用してレシピについての詳しい情報を提供し、さらに良質なトラフィックをサイトに呼び込んでください。

    レシピのプロパティを更新してレシピを見つけやすくする

    このたび、レシピに関するデベロッパー向けドキュメント(英語)を更新しました。このドキュメントに沿ってレシピのプロパティを指定することで、Google 検索や Google Home においてレシピが見つかりやすくなり、サイトへのアクセスをさらに増やすことができます。ユーザーがいろいろな方法でレシピを検索できるようにするには、レシピについての情報をできるだけ詳しく指定する必要があります。特におすすめのプロパティを紹介します。

    • video: 料理の手順を解説する動画を配列として指定できます。
    • recipeCategory: 食事の種類やコース料理での位置付け(「ディナー」、「デザート」、「メイン ディッシュ」など)を指定できます。
    • recipeCuisine: 何料理のレシピかを指定できます(「地中海料理」、「アメリカ料理」、「広東料理」など)
    • keywords: レシピに関連するキーワードを追加します。たとえば、季節(「夏」)、行事(「クリスマス」、「ひな祭り」)、特別なイベント(「結婚式」、「誕生日」)、その他の説明(「クイック」、「低カロリー」、「オーセンティック」)などを追加すると効果的です。

    新たに追加された recipeInstructions を使用すると、料理の詳しい手順を記述できます。1 つ 1 つの手順は、HowToStep プロパティを使用して記述します。HowToSection プロパティを使用すると、こうした手順をセクション単位にまとめることができます。

    Google アシスタント用に手順と材料を追加する

    レシピを Google Home の Google アシスタントで利用できるようにするには、recipeIngredient プロパティと recipeInstructions プロパティを追加する必要があります。これらのプロパティを追加すると、レシピが Google アシスタントに対応して、ユーザーがアシスタントを通じてレシピを見つけることが可能になります。これらのプロパティを指定しない場合、レシピは Google アシスタントの音声ガイドでは利用できませんが、Google の検索結果には表示されます。

    詳しくは、レシピに関するデベロッパー向けドキュメント(英語)をご覧ください。機能についてご不明な点がありましたら、ウェブマスター ヘルプ フォーラムで質問してください。

    「イベント」マークアップに関するお知らせ

    最近ユーザーから、検索結果の「イベント」スニペットが表示されるべき場所に、イベントと関係のない情報(たとえばクーポン情報)が表示されるとの報告が寄せられています。

    このような表示はユーザーにとって非常に紛らわしく、Google のガイドラインにも反します。そのため、ガイドライン(英語)に修正を加え、より明確にしましたのでご確認ください。

    問題となっているのは、以下のような場合です。

    クーポンなどを表示する場所に「イベント」マークアップを使用して、特典について記述しているサイトをよく見かけます。割引クーポンはユーザーにとって特別なものではありますが、やはりそれを「イベント」としてアピールするべきではありません。イベント マークアップ(英語)を使用してイベント以外の情報を記述すると、実際には何のイベントも開催されないにもかかわらず、時間になると何かが始まるかのようにリッチ検索結果が表示されるため、ユーザーのエクスペリエンスは確実に低下します。

    どのようなサイトが問題なのか、いくつか例を見てみましょう。

    このようなサイトは、ユーザーに誤解を与えるおそれがあるということで、手動による対策の対象となることがあります。その場合は、Search Console アカウントに通知が届きます。手動による対策の対象になった場合、サイト全体の構造化データ マークアップが検索結果に反映されなくなることもあります。

    このブログ記事では特にクーポンを取り上げましたが、これ以外にもイベントと無関係な情報を「イベント」としてマークアップすると、このガイドラインが適用されます。つまり、マークアップをタイプの異なる情報に使用すると、手動による対策の対象になるおそれがあるということです。十分にご注意ください。

    詳しくは、デベロッパー向けドキュメント(英語)をご覧ください。ご不明な点がありましたら、ウェブマスター ヘルプ フォーラムでご質問ください。

    画像検索にバッジを表示して必要な情報を見つけやすく

    たとえば、カップケーキを作りたいとしましょう。どんなカップケーキを作るか迷ったときは、画像検索でいろいろな写真を見ると良いアイデアが浮かぶかもしれません。ただし、画像検索からレシピを見つけるのはなかなか大変です。おいしそうな写真をクリックしてみたら、ケーキ屋さんのメニューが表示されるかもしれませんし、お気に入りのカップケーキを集めただけでレシピは載せていないサイトにたどり着くかもしれません。

    このたび Google では、ユーザーが必要な情報を簡単に見つけられるようにするため、モバイル端末で画像検索を実行したときのサムネイルにバッジ(英語)が表示されるようになりました。現時点では、レシピ、動画、商品、アニメーション画像(GIF)のバッジを用意しています。

    サイトに画像を掲載している場合は、ウェブページで適切な構造化データを使用することで、その画像がどのような内容なのかユーザーが簡単に把握できるようになります。これにより、ユーザーが必要としているコンテンツを簡単に見つけられるようになるだけでなく、ターゲットとしているユーザーがサイトにアクセスする可能性も高くなります。

    サイトでレシピを公開しているなら、ページにレシピ マークアップ(英語)を追加します。商品を販売しているなら商品マークアップ(英語)、動画を公開しているなら動画マークアップ(英語)です。GIF の場合はマークアップ不要で、アルゴリズムによって自動的にバッジが追加されます。画像検索の画像に必ずバッジが表示されるとは限りませんが、必須のフィールドに加えて推奨の構造化データ フィールドを追加することで、その可能性が高まります。

    なお、ページにエラーがあると画像検索バッジは表示されませんのでご注意ください。ページのエラーは、構造化データ テストツールでチェックできます。マークアップに関する統計情報は、Search Console のリッチカード レポートで確認できます。

    この機能についてご不明な点などありましたら、ウェブマスター ヘルプ フォーラムでお気軽にご質問ください。

    Google 画像検索の「似ている商品」機能で、商品をもっと見つけやすく

    画像検索で「似ている商品」というサービスを、モバイルウェブと Android 版検索アプリで開始しました。「似ている商品」は、ユーザーが写真の中で気になった商品を Google 画像検索で見つけやすくする機能です。この機能は画像認識技術を使用しており、日常生活で目にする画像の中で商品を識別し、類似する商品をユーザーに表示します。「似ている商品」が現在サポートしているのはハンドバッグ、サングラス、靴ですが、今後数か月以内に衣料品やホーム&ガーデンといった他のカテゴリにも対応する予定です。

    この機能は、ユーザーが目に留まったファッションの写真をブラウジングしてショッピングしたり、興味がある商品の情報を見つけたりするのに役立ちます。「ブランド ハンドバッグ」のようなクエリで検索結果を開くと、実際の機能をお試しいただけます。

    画像検索の機能に対するユーザーからのリクエストで多かったもののひとつは「価格や在庫状況を見つけやすいこと」でした。 「似ている商品」のカルーセル表示では、毎日世界中で何百万というインプレッションとクリックが発生しています。

    サイトで扱っている商品を「似ている商品」に対応させるには、schema.org の商品メタデータをページに追加して管理します。schema.org の商品マークアップを使用すると、Google がウェブ上で商品を見つけられるようになり、商品情報の概要をユーザーに表示できるようになります。

    サイトの商品を「似ている商品」の表示対象にするには、以下の操作を行ってください。

    • ページに掲載している商品に、schema.org の商品マークアップ(画像参照を含む)を追加します。ホストページで商品の名前、画像、価格と通貨、在庫の各メタデータを記述すると、「似ている商品」の表示対象となります。
    • Google の構造化データ テストツールでページをテストして、商品マークアップの形式が正しいことを確認します。
    • 画像検索で「site:<ドメイン名>.com」というクエリを入力し、商品の画像を確認します。検索結果にマークアップが正しく適用されている場合は、サイトの商品画像をタップすると商品情報が表示されます。なお、Googlebot がウェブサイトを再クロールするまでに 1 週間程度かかることがあります。
    現在、「似ている商品」は全世界のモバイル ブラウザと Android 版 Google 検索アプリでご利用いただけます。2017 年には、さらに多くのプラットフォームに拡大する予定です。

    ご不明な点がありましたら、ウェブマスター ヘルプ フォーラムまでお寄せください。商品の画像が「似ている商品」に表示されないようにしたい場合は、Google 画像検索からオプトアウトすることができます。

    購入可能な商品をショーケースのようにして紹介することで、皆さんのサイトの商品がユーザーにとって見つけやすくなれば幸いです。さらに手軽なオンライン ショッピングを実現するために、今後ともご協力をお願い申し上げます。

    ウェブマスター フォーラムに寄せられた AMP に関する質問をご紹介します!

    Google ウェブマスター セントラルでは、ここ数週間にわたって、 Accelerated Mobile Pages を詳しく紹介する記事を投稿してきましたが、お役に立ちましたでしょうか。一連の投稿では以下のような話題を取り上げました。

    また、Google 検索で AMP を使用し始めるにあたって、さまざまな質問がウェブマスター フォーラムに寄せられています。ここでは、特に寄せられることの多い質問を取り上げます。

    Q:サイトに追加する AMP ページの作成を検討しています。AMP にはどのようなメリットがありますか。また、どのようなサイトやページが AMP に適していますか。

    ユーザーは待つのが嫌いです。コンテンツがすばやく読み込まれることを望んでいます。AMP 形式を使用してモバイル端末にコンテンツをすばやく読み込むことで、サイトやページの魅力をさらに高めることができます。ある研究によると、コンテンツの読み込みに 3 秒以上かかると、40% のユーザーが他のページに移動することがわかっています。The Washington Post では、AMP の採用により記事の読み込み時間を 88% 短縮した結果、モバイル検索からのリピーターが 23% 増えました。

    AMP 形式は、あらゆるタイプの静的なウェブ コンテンツ(ニュース、レシピ、映画情報、製品ページ、レビュー、動画、ブログなど)で大きな効果を発揮します。

    Q: Search Console にログインすると、既に問題を解決したはずの AMP ページのエラーが表示されます。これらのエラーがまだ表示されるのはなぜですか。

    これは、AMP ページに加えた変更が Search Console に反映されるまでに 1 週間ほどかかることによるものです。詳しくは、こちらの投稿(英語)をご覧ください。Google の Webmaster Trends Analyst、John Mueller が、Search Console の待ち時間の問題について解説しています。

    Q: 作成した AMP ページが Google 検索に表示されません。どうしたらよいですか。

    Google 検索に表示されるのは、有効な AMP ページのみです。新しいコンテンツが常に有効であることを確認しましょう。AMP ページが有効かどうかを確認するには、AMP HTML Web ValidatorChrome または Opera の拡張機能、cron ジョブなどによる自動処理を使用してください。

    また、基本的には、AMP ページに schema.org 構造化データを含めることをおすすめします(JSON-LD を推奨)。特にニュース パブリッシャーの場合は重要で、有効なマークアップ プロパティが含まれているニュース コンテンツは、Google 検索結果のトップニュース内に表示される可能性があります。構造化データをテストするには、構造化データ テスト ツールをお試しください。

    他にご不明な点などございましたら、下のコメント欄または Google+ の Google ウェブマスター コミュニティからお問い合わせください。フィードバックもお待ちしています。質問がある場合は、お気軽にウェブマスター ヘルプ フォーラムに投稿してください。

    Web Components と JSON-LD でウェブサイト開発がより簡単に

    JSON-LD は、Google などの検索エンジンに対してサイト上のコンテンツを記述する構造化データの実装に使用できる JSON ベースのデータ形式です。たとえば、イベント、店舗、人物などのリストがある場合に、schema.org ボキャブラリを JSON-LD スニペットとしてウェブページに埋め込むことで、構造化された方法でリストのデータをページに含めることができます。構造化データにすることで、Google がページの内容を把握しやすくなり、ナレッジグラフ イベントリッチ スニペットなどの検索機能でコンテンツがハイライトで表示されやすくなります。

    Web Components は、カスタマイズした再利用可能なユーザー インターフェース ウィジェットとその動作を定義するための技術です。複数の技術で成り立ち、その仕様は現在も策定中です。ウェブ デベロッパーであれば誰でも Web Components をビルドできます。まず、ユーザー インターフェースの個々のパーツについてテンプレートを定義し、Web Components を使用したいページにテンプレートをインポートします。Web Components の動作を定義するには、Custom Elements を使用します。ユーザー インターフェースのパーツの表示とロジックが Web Components にバンドルされるため、このバンドルを他のページや他のデベロッパーと共有したり、再利用したりでき、ウェブ開発が簡単になります。

    JSON-LD と Web Components は、併せて利用するととてもうまく機能します。Custom Elements がプレゼンテーション層として機能し、JSON-LD は Custom Elements や検索エンジンが読み込むデータ層として機能します。つまり、schema.org/Eventschema.org/LocalBusiness など、どのような種類の schema.org についても、Custom Elements をビルドできることになります。

    アーキテクチャは次のようになります。構造化データはデータ ベースに格納されます(例: チェーンの店舗の所在地)。このデータは JSON-LD スニペットとしてウェブページに埋め込まれます。つまり、Custom Elements によって読み込まれ、人間の訪問者に対して表示されたり、Googlebot によって Google のインデックス登録のために取得されたりできるようになります。

    Custom Elements の詳細や独自の Custom Elements の使用方法については、以下をご覧ください。

    検索結果内の検索ボックスが新しくなりました

    このたび、サイトリンクの検索ボックスが新しくなりましたのでお知らせいたします。この検索ボックスを使用すると、ユーザーはサイト独自の検索ページを通じて直接サイト内の特定のコンテンツに簡単にアクセスできるようになります。

    この検索ボックスの仕組みと検索結果に表示されるタイミング


    たとえば [ABC 出版] や [株式会社 XYZ] のように名前で会社を検索する場合、ユーザーは実際にはそのウェブサイト内の特定の情報を探しているかもしれません。今までは、Google のアルゴリズムでこのような検索キーワードが認識されると、多数のサイトリンクが表示され、その検索結果の下に追加の検索ボックスが表示されていました。ユーザーはこの検索ボックスを使用して検索結果から直接、このサイトにsite: 検索を行うことができます(例: [site:example.com 登山ガイド])。

    今回は、この検索ボックスが改良され、オートコンプリートにも対応しました。正しいマークアップが使用されていれば、ユーザーはウェブサイトの独自の検索ページに直接リダイレクトされます。


    サイトをマークアップする方法


    サイトでは、サイト固有の検索エンジンを使用している必要があります。既に使用している場合は、schema.org/SearchAction (英語)マークアップの potentialAction プロパティ(英語)を使用して、ホームページを schema.org/WebSite (英語)エンティティとしてマークアップすることで Google に知らせることができます。マークアップには、JSON LD、microdata、RDFa を使用できます。実装について詳しくは、デベロッパー サイト(英語)をご確認ください。

    サイトにマークアップを実装すると、ユーザーはサイトリンク検索ボックスから直接、サイトの検索結果ページにジャンプできるようになります。マークアップがない場合は、今までと同様に「site: 検索キーワード」に一致する Google 検索結果ページが表示されます。

    ご不明な点がありましたら、ウェブマスター ヘルプ フォーラムでご質問ください。

    「Hosting Meetup @ Google」を開催しました!

    Google は 5 月 15 日、ホスティング サービスの運営者のみなさまを対象にしたイベント「Hosting Meetup @ Google」を開催しました。今回は、そのイベントの様子をご紹介します。


    ブログなどのホスティング サービスは、低コストで簡単に利用できることから広く利用されています。一方で、その利便性を悪用し、Google のウェブマスター向けガイドラインに違反するようなスパム目的に利用されるケースがあることもわかっています。

    今回のイベントは、こうした背景から、Google 検索と相性のよいホスティング サービスの運営について考えることを目的として実施しました。

    当日は、ウェブマスター ツールや構造化データ、複数デバイス対応などに関して、Google 検索と相性の良いホスティング サービス運営のためのヒントのご紹介と、ホスティング サービス上でよく見られるウェブマスター向けガイドライン違反(ウェブ スパム)について、その傾向や対処方法などをお話しました。



    ホスティング サービスからウェブ スパムがなくなり、かつ、Google 検索と相性の良いサイト構築を心がけていただくことで、Google がホスティング上のサイトを見つけやすくなり、より多くの検索ユーザーがそうしたサイトを訪問する可能性が高まります。

    そのための具体的なアクションとしては、

    ウェブ スパムの削減について関連ヘルプ記事
    • スパム ポリシーの制定・見直し
    • スパムへの対処(サイトの自動生成の禁止。Captcha の導入、違反箇所の修正方法、スパム サイトへの対処方法など)
    • ユーザーへの啓蒙
    • ウェブマスター ツールをユーザーが利用できるようにする
    Google と相性の良いサイトの構築のヒント
    • ウェブマスター ツールの活用
    • 構造化データの導入
    • 適切な複数デバイス対応
    こういった内容をぜひサービスの運営に取り入れていただき、Google 検索と相性のよいサービスの運営を行っていただければと思います。

    ホスティング サービスの運営者の方々からも Google のウェブマスター向けガイドラインについてのご質問や、スパムへの対処方法のベスト プラクティスについてのご質問など、数多くのご質問をいただき、非常に有意義な意見交換をすることができました。

    ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!


    また、今回イベントに参加できなかったホスティング サービスのみなさまのために、同一の内容をテーマとしたウェブマスター ハングアウトを実施いたしますので、ぜひご参加ください。

    イベント詳細
    2014 年 6 月 10 日 12 時 ~ 12 時 30 分

    あわせてホスティング サービスの運営者のみなさまを対象とした情報をまとめたサイトを設けました。今回のイベントでお話した内容や、関連する情報についてまとめて掲載しておりますのでぜひご覧ください。

    今後も、ウェブマスター ハングアウトやGoogle+ Webmaster Japan コミュニティなどを通してウェブマスターのみなさまの疑問にお答えしたり、交流を図っていきたいと思いますので、ぜひご参加ください!

    Google サーチ クオリティ チーム

    Google に企業の電話番号や店舗の情報を表示させるための推奨される方法をご紹介

    毎日、多くのユーザーが Google を利用して企業について検索しています。カスタマー サービス用の電話番号や、住所、営業時間などがよく検索されるものです。

    このような情報は、通常、会社のウェブサイトの「お問い合わせ」ページに記載されています。Google が正確にそれらの「お問い合わせ」ページを発見し、適切な情報を抽出することができた場合、その情報がユーザーに伝えられる可能性は高まります。 この情報を Google に理解させ、表示させるために推奨される方法を今日は紹介します。

    企業の電話番号


    現在、様々な企業の電話番号が Google 検索結果に大きく表示されています。例えば、Nest Labs のカスタマー サービス用電話番号を検索すると、以下のように表示されます(現在のところ google.com でのみご確認いただけます)。


    本日、あなたのサイトに埋め込む構造化データ マークアップを利用して、表示させたい電話番号を指定する schema.org マークアップのサポートを開始しました。サポートされる電話番号の種類は、以下のようなものです:
    • カスタマー サービス
    • テクニカル サポート
    • 決済サポート
    • 支払い
    それぞれの電話番号に対して、フリーダイヤルかどうか、聴覚障碍者が利用できるか、グローバルで利用可能な番号なのか国別の番号なのか、を指定することができます。 国別のカスタマー サービス用電話番号を指定する方法は、こちらをご覧ください (英語)。

    店舗サイト向けの推奨


    多くのユーザーが、Google を利用してさまざまな店舗を検索しています。多くの場合、最良の情報はウェブサイトのお問い合わせページや、支店リスト ページで見つかります。これらのページには、住所や電話番号、営業時間などが含まれています。


    このようなページをユーザーにとっても Googlebot にとっても理解しやすいものにするために推奨される方法 (英語) も本日発表いたします。ここには、クローリング、インデックス登録、デザインに関する推奨事項、そして Google により正確にそのページをインデックスさせるための新しい構造化データ マークアップに関するガイドラインが掲載されています。

    また、Google Maps やナレッジグラフ、AdWords キャンペーンなどの Google のサービスに対して店舗の情報をアップデートするためのツールであるビジネス オーナー向けプレイスを利用することも引き続き推奨されています。

    なにかご質問がありましたら、ウェブマスター ヘルプ フォーラムをご利用ください。

    音楽家の皆さん、あなたの次の公演日をナレッジグラフに表示しましょう

    大好きなバンドを Google で検索したとき、ナレッジグラフが表示され、そのバンドに関する情報が一覧できることに気づいた方もいるかと思います。この中には、コンサートのスケジュールに関する情報も含まれています。このスケジュールが正しく、完全であることはファンにとってもアーティストにとっても重要です。そこで、この表示に関して新しいアプローチをはじめることにしました。これからは、アーティストの公式ウェブサイト上に構造化データのマークアップが存在する場合、そこから直接その情報がナレッジグラフ内に表示されることになります。

    もしあなたがアーティストの公式ウェブサイトの管理者なら、幾つかの方法 (英語) でこれを試してみることができます。
    1. schema.org マークアップをサイト上で実装する。 RDFa や microdata に加えて新しくサポートされた JSON-LD フォーマットを利用すれば、今までにない簡便さでこれが実現できます。
    2. もっと簡単な方法は、 Bandsintown や BandPage、ReverbNation、Songkick や GigPress といった、既に構造化データマークアップが埋め込まれているイベントウィジェットを利用することです。
    3. また、ウェブマスター ツールのデータ ハイライターを利用すれば、マウスだけであなたのサイト上のイベントをラベリングすることができます。
    どの選択肢を選ぶにせよ、ヘルプ センターに詳細が載っています (日本語版も鋭意作成中です)。質問がありましたら、ウェブマスター ヘルプ フォーラムをご利用ください。

    構造化データ ダッシュボード : 新しいマークアップ エラー レポートでデバッグが簡単になりました

    昨年公開した構造化データ ダッシュボードは、すぐにウェブマスター ツールの人気機能の 1 つとなりました。この機能をさらに良いものにするために、Google があなたのサイト上のマークアップされたコンテンツをどのように理解しているかをわかりやすくし、問題が発生した際のデバッグが容易になるよう取り組んできました。

    本日より、構造化データ ダッシュボードでエラーの発生しているアイテムを確認できるようになりました。この新機能は、ウェブマスター ツールのマークアップ エラー レポートの初期テスターとしてご協力いただいたウェブマスターのみなさんとのコラボレーションによって完成したものです。今回の改善は、彼らのフィードバックをもとに行われました。

    「アイテム」とは、HTML に記述されたトップレベルの構造化データ要素(ネストされた項目はカウントされません)を表します。これらは、データ タイプごとにグループ化され、エラーの数でソートされています。


    ダッシュボードのグラフの右側に、エラーが発生したアイテム数の目盛りも追加しましたので、アイテム数とエラー数の推移を比較することができます。これにより、サイトのマークアップに変更を加えた日とエラーが発生した日(または解消した日)がひと目でわかるようになりました。

    より包括的なレポートを提供できるようデータのパイプラインも更新しましたので、時系列グラフ上に表示されるデータ ポイントが一旦少なくなってしまう場合があります。

    マークアップ実装エラーをデバッグする方法
    1. 特定のコンテンツ タイプの問題を調査するには、そのコンテンツ タイプをクリックします。するとそのタイプについて Google が検出したマークアップ エラーが表示されます。一度にそれらすべてを表示するか、上部のタブを使用してエラー別にフィルタリングして表示することができます。

    2. マークアップが、各コンテンツ タイプの実装ガイドラインを満たしているかどうかを確認します。この例の場合、イベントマークアップの項目のいくつかは、startDate または name プロパティが欠落しているようです。また、ネストされたコンテンツ タイプ(例えばプロダクト アイテムの中のレビューアイテムなど)の欠落したプロパティ(この場合では lowprice プロパティ)も表示するようにしました。
    3. テーブル内の URL をクリックすることで、Google がそのページを最後にクロールした際にどのようなマークアップを検出し、何を検出できなかったか、の詳細を確認できます。また、マークアップが適切にされているかをテストするには、構造化データ テスト ツールの [ライブ データをテスト] ボタンをご利用いただけます。複数の URL を確認することで、それらに共通する問題を発見し、コンテンツ管理システムでの設定やテンプレートの変更などによって一度に修正できることもあるでしょう。

    4. エラーを修正したら、構造化データ テスト ツールで新しい実装をテストしましょう。ページが再クロールされ、再処理されると、変更内容が構造化データ ダッシュボードに反映されます。
    この新機能が、あなたのサイトの構造化データのマークアップを管理するのに役立ちますよう願っています。今後数か月の間にさらにエラー タイプを追加していく予定です。

    ご意見・ご感想は、ウェブマスター ヘルプ フォーラムまでお寄せください。

    rel="author" に関するよくある質問(上級編)

    著者情報 を使用すると、検索ユーザーが探していると思われる著者のコンテンツがハイライト表示されることから、検索時にユーザーは有益な情報を見つけやすくなります。 もしあなたがコンテンツを書いた著者であれば、著者情報を登録すると、検索ユーザーがあなたの投稿したコンテンツを見つけやすくなります。さらに、著者の名前をクリックすると、同じ著者が投稿したその他の記事が表示され、また Google+ でフォローすることもできます。このように著者情報の仕組みはシンプルですが、次のような上級者向けの質問も寄せられていますので、いくつかご紹介します。

    Google Webmaster Central Blog に記事を書いたジョン・ミューラーの著者情報が検索結果に表示されています

    検索結果で著書の名前をクリックすると、その著者による他の記事や Google+ プロフィールが表示されます

    著者情報に関する最近の質問

    1. 著者情報はどのような種類のページに表示させることができますか?
      • 次の基準を満たすページでのみ、著者情報マークアップを使用している場合、サイトの著者情報が表示される可能性が高まります:
      • その URL あるいはページに、同じ著者による 1 つの記事(または記事の続き)またはコンテンツが含まれている。つまり、記事のリストやフィードを基にした更新情報は該当しません。ページ内に複数の著者によるコンテンツが混在していたり、ページ上で著者が頻繁に切り替わると、検索ユーザーにとってこのアノテーションは有益なものでなくなるため、著者情報が表示される可能性は低くなります。
      • その URL あるいはページは主に著者が投稿したコンテンツで構成されている。
      • ページ上に著者名をはっきりと表示することで、著者がその記事を投稿したことを示している。また、Google+ プロフィールと同じ名前を使用している。

    2. 会社のマスコットを著者として使用して、検索結果に著者情報アノテーションを表示できますか?当社の害虫駆除事業で、「ハーメルンの笛吹き」というマスコットを著者情報として使用したいと考えています。
      • 記事をどのように投稿するかは、サイト管理者であるあなたに委ねられています。「ハーメルンの笛吹き」のアイデアもユーザーの間で人気が出るかもしれません。しかし、検索結果上では、Google はコンテンツを投稿した人物を表示しています。こうすることにより、著者情報アノテーションによって、ある人物の見解が検索結果の中に含まれていることがすぐにわかり、検索の信頼性を高めることができます。繰り返しますが、現在 Google では実際の人物を表示しているので、著者情報マークアップは、会社の Google+ ページではなく、個人のプロフィールにリンクしてください。

    3. 言語が異なる複数の記事(たとえば、英語版のexample.com/en/article1.html とフランス語版の example.com/fr/article1.html)とで著者情報を使用する場合は、各言語で別々の著者/Google+ プロフィールを作成し、それぞれのプロフィールにリンクする必要がありますか?
      • この場合は、
        example.com/en/article1.html

        example.com/fr/article1.html
        のどちらの記事も、著者が選択した言語での、同じ Google+ プロフィールにリンクしてください。

    4. 1 つの記事に 2 人の著者を追加することはできますか?
      • 現在は、1 つの記事やコンテンツにつき 1 人の著者の表示のみサポートしています。しかし、複数の著者が指定されている場合、どのような表示が検索ユーザーにとって最善なのかについて、現在調査を行っているところです。

    5. Google で著者情報を表示したくない場合はどうすればよいですか?
      • 著者情報アノテーションを非表示にする最も簡単な方法は、著者の Google+ プロフィールが 検索結果で見つからないように設定する ことです。検索結果にプロフィールを表示しておきたい場合は、ウェブサイトへのプロフィール リンクまたは投稿者リンクを削除するか、プロフィールに接続されないようにウェブサイト上のマークアップを削除すれば、同じ結果を得ることができます。

    6. rel=authorrel=publisher の相違点を教えてください。
      • rel=publisher では、会社がビジネスのウェブサイト(一般的にはホームページ)をビジネスの Google+ ページにリンクすることができるのに対し、rel=author では著者である個人が個々の記事を URL やウェブサイトから Google+ プロフィールに関連付けることができます。rel=author と rel=publisher はどちらもプロフィールとサイトを関連付ける仕組みですが、相互に完全に独立しています。

    7. 社員の 1 人が説明をカスタマイズしたので当社サイトの物件リストや製品ページで著者情報を使用できますか?
      • 著者情報アノテーションは、実際の人物によるトピックに対する見解や分析がページ上に掲載されていることを表示することで、検索ユーザーの利便性を高めることを目的としています。物件リストや製品ページは見解や分析にあまり関係ないので、これらの場合は著者情報を使用しないことをおすすめします。ただし、「カメラ X とカメラ Y: アリゾナ砂漠での比較」といった有用なコメントを提供する製品レポートなどの記事では、著者情報を使用することができます。

    その他の質問については、ウェブマスター ヘルプフォーラムをご覧ください(フォーラムで取り扱われていない場合は、新しい質問として投稿してください)。