Photoshopのような複雑なアプリケーションを動かすことができないので、GoogleのChromebookは実用的ではないという意見もあった。しかし、これからは非実用性を訴えるのには、別の例を探す必要がある。そう、PhotoshopがChrome OSおよびChrome for Windows上で動作するようになったのだ(まずは米国内の教育機関向けサブスクリプションに登録している利用者向け)。
GoogleとVMwareが今日(米国時間2/1)、企業のChromebookユーザが、これまで使ってきたWindowsアプリケーションやWindowsデスクトップに容易にアクセスできるための技術を共同開発中した、と発表した。VMwareがクラウドからDaaS(Desktop as a Service)として提供するHorizonをChromebookユーザが利用して、従来からのWindows体験に接続できるのだ。なおHorizonは、VMwareのプロトコルHTML5 Blastを使用している。
VMwareによると、ユーザはこのサービスを利用して自分たちのWindowsアプリケーションやデータやデスクトップに、Chromebook上のWebアプリケーションカタログからアクセスできる。近いうちにChromebookユーザ(とそのITアドミン)は、このサービスをChrome Web Storeからインストールすることもできる。
このプロダクトはアメリカでは本日から発売された。近く日本、オーストラリア、カナダ、フランス、スペイン、イギリスにも導入される。アメリカの場合、企業はCDWを通じて、小売業者はSYNNEXを通じて購入できる。数ヶ月以内にHPとDellもChromebox for meetingsの取り扱いを開始する予定だという。
バックエンドにハングアウトを利用しているため、このビデオ会議にはハングアウトがサポートするあらゆるデバイスが利用できる。Chromebox for Meetingsは15種類のビデオ・ストリームのフォーマットをサポートする(ハングアウト自体は10種類)。こうしたビデオストリームはインターネットの公開された部分を通過するので、すべて暗号化されている。
HP Chromebook 11はChromebook Pixelと同系のデザインで、それは良いことだ。あっさりしていて、ケース外側にはChromebookのサインである細いカラーバンドしかない。それらの色はGoogleの商標カラーだが、 その一つがキーボードのまわりやケース裏のゴム足にも使われている。
ベーシック版のWi-Fiモデルの価格はアメリカで1299ドル、イギリスで1049ポンドだ。PixelはすでにGoogle Play で購入可能になっている。また明日の朝にはアメリカでは一部のBest Buy、英国ではCurrys PC Worldの店頭にも並ぶ予定だ。LTE版は1449ドルでアメリカでは4月発売予定。Wi-Fi版はフラッシュドライブが32GBだが、LTE版は64GBに強化される。