しかし高度な3Dセンシングの多様な応用系の広がりは、OEMだけでなく一般的にいろんな方面のデベロッパが参加するエコシステムが支える。デベロッパコミュニティの重要性を早くから認識している同社は今日(米国時間7/30)、MyriadチップのSDK、Myriad Development Kit(MDK)と、アプリケーション開発のためのツールやフレームワークをリリースした。このキットに含まれているリファレンスボードには、複数のカメラとセンサがあらかじめ載っている。ただし今のところMDKは、NDA契約を伴う特定のデベロッパにだけ提供されるので、コミュニティの賑やかな盛り上がりはまだ先の話のようだ。
HellerはMicrosoftでXboxのソーシャル機能の設計とプロマネをやっていたが、その後ActivisionでSVPとして大ヒット作Call of Dutyを担当した。2012年に、陽の光降り注ぐカリフォルニア州サンタモニカからボストンに移って、Atlas Ventureの社員起業家の地位に就いた。
MatterportのCEO Bill Brownに、Project Tangoの3Dシーンを再現する能力について聞いてみた。Brownによると、このプロジェクトによってモバイルの3D化が急速に進むだろう、という。3Dの捕捉とマッピングをモバイルデバイスほど迅速簡便に、そして気軽にできるデバイスは、同分野の既存の製品や技術の中にはない。だからモバイルデバイスは事実上、3D技術を今後一般化大衆化していくための唯一の乗り物になる。
今日(米国時間2/20)、Googleのスカンクワークスこと先進テクノロジー・プロジェクト(Advanced Technology and Projects)グループはプロジェクト・タンゴ(Project Tango)と名付けられた画期的3Dセンサーを装備したAndroidベースのスマートフォンのプロトタイプとデベロッパー・キットを発表した。