リーク写真の新Apple Watchは縁なしディスプレイ搭載

新しいiPhone XSのリーク写真のスクープに続いて、9to5Macが来るべきApple Watch 4の写真も入手した。新しいウォッチはエッジ・ツー・エッジの縁無しディスプレイを擁し、発表されたばかりのAppleプレスカンファレンスで9月12日にiPhone XSと共に披露されると思われる。

来るべきApple Watchの写真(9to5Macは「画像処理ではない」と言っている)は、既存のモデルと明らかに違っている。ディスプレイは時計前面の縁まで伸び、Appleは2015年の発売以来最初の本格的デザイン変更を計画しているという と一致している。

アナリストらは、新ウォッチのディスプレイは15%大きくなり、バッテリー寿命が伸び、ヘルスモニター機能がアップグレードされると 予測している。

画像クレジット:9to5Mac

Appleは大きくなった画面を生かして、いっそう多くの情報を新しい文字盤に詰め込もうとしているようだ。

9to5Macが掲載した画像(上図参照)には、アナログ文字盤に温度、ストップウォッチ、天気、アクティビティリング、日付、音楽、予定、さらにはUVインデックスまで表示されて混雑している。これらは文字盤そのものの外側、内側、針の下にも散りばめられている。
これは少々やりすぎと言わざるを得ない。しかし、おそらくこの画像はカスタマイズ可能な文字盤に表示できる要素を可能な限り載せたもので、推奨例ではないだろう。

もちろん、すでにこのルックスに関する議論は始まっている。新しい文字盤や装飾などを熱狂的に推す意見もあれば、それ以外の——慎重に楽観的な意見もある。

写真には、デジタルクラウン(竜頭)下に新しい穴が一つ見える。これは追加のマイクロホンだろうと記事は伝えている。

それ以外の変更は、ハードウェアのアップグレードもwatchOSソフトウェア機能の追加もまだわかっていない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

FacebookがCNNやFox News、Univisionのニュース番組配信へ

Facebookは動画配信サービスWatchの専用セクションで流すニュース番組の第一弾ラインナップを発表した。Watchは昨年始まった、オリジナル動画を流すサービスだ。

配信されるニュース番組はメディアが制作するが、その制作費をもつのはFacebookだ。ニュースパートナーシップの責任者Campbell Brownはブログへの投稿で、1月の発表にあった通り、ニュース事業者のコンテンツをもとに意義あるソーシャルインターラクションとなることを優先すると述べた。

今回の取り組みはニュース事業者への支払いが伴うが、Brownは「フィードに流れるニュースは少なくなるかもしれない。しかし、大事なのは“信用がおけ、また有益で、地域に根ざしていること”」と語り、マーク・ザッカーバーグCEOの考えを代弁した。

Brownは第一弾について以下のように説明している。

配信されるニュース番組の第一弾ラインナップは、放送会社からニュースサイトまで、大手もあればローカルもある。番組は、賞をとったジャーナリストが司会をすることもあれば、新人が司会を務めることもある。1日のダイジェスト版、ニュース深く掘り下げるウィークリー番組、ニュース速報などフォーマットは多様だ。番組の配信は今夏後半に始まる予定で、数週間以内に追加の番組を発表する。こうした取り組みがうまくいくかどうか、Facebookはニュース配信事業者と緊密に協力する。番組の編集権はニュース事業者が持つ。

番組は下記のものを含む。

・ABCニュースの毎日のニュース

・アラバマAdvance Localの番犬ジャーナリストにインタービューするシリーズ“Chasing     Corruption”

・ATTNのウィークリー解説番組

・Anderson Cooperとゲストが展開するCNNの週間ニュースダイジェスト“Anderson Cooper Full Circle”

・Fox NewsのShepard Smithとその他による最新情報

・Micの週2回の番組

・UnivisionのJorge Ramosがさまざまな背景を抱えた移民にインタビューする“Real America with Jorge Ramos”。また、Univisionは毎日のニュースのまとめをスペイン語で案内する

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(翻訳:Mizoguchi)

FacebookがCNNやFox News、Univisionのニュース番組配信へ

Facebookは動画配信サービスWatchの専用セクションで流すニュース番組の第一弾ラインナップを発表した。Watchは昨年始まった、オリジナル動画を流すサービスだ。

配信されるニュース番組はメディアが制作するが、その制作費をもつのはFacebookだ。ニュースパートナーシップの責任者Campbell Brownはブログへの投稿で、1月の発表にあった通り、ニュース事業者のコンテンツをもとに意義あるソーシャルインターラクションとなることを優先すると述べた。

今回の取り組みはニュース事業者への支払いが伴うが、Brownは「フィードに流れるニュースは少なくなるかもしれない。しかし、大事なのは“信用がおけ、また有益で、地域に根ざしていること”」と語り、マーク・ザッカーバーグCEOの考えを代弁した。

Brownは第一弾について以下のように説明している。

配信されるニュース番組の第一弾ラインナップは、放送会社からニュースサイトまで、大手もあればローカルもある。番組は、賞をとったジャーナリストが司会をすることもあれば、新人が司会を務めることもある。1日のダイジェスト版、ニュース深く掘り下げるウィークリー番組、ニュース速報などフォーマットは多様だ。番組の配信は今夏後半に始まる予定で、数週間以内に追加の番組を発表する。こうした取り組みがうまくいくかどうか、Facebookはニュース配信事業者と緊密に協力する。番組の編集権はニュース事業者が持つ。

番組は下記のものを含む。

・ABCニュースの毎日のニュース

・アラバマAdvance Localの番犬ジャーナリストにインタービューするシリーズ“Chasing     Corruption”

・ATTNのウィークリー解説番組

・Anderson Cooperとゲストが展開するCNNの週間ニュースダイジェスト“Anderson Cooper Full Circle”

・Fox NewsのShepard Smithとその他による最新情報

・Micの週2回の番組

・UnivisionのJorge Ramosがさまざまな背景を抱えた移民にインタビューする“Real America with Jorge Ramos”。また、Univisionは毎日のニュースのまとめをスペイン語で案内する

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(翻訳:Mizoguchi)

Swatch、カスタムデザインシステムのSwatch X Youを公開

大衆のためのファッションウォッチ、Swatchが、オンライン「時計工場」、Swatch X Youを作った。文字盤、ベルト、その他のアクセサリーを選んで65~85ドルで真にカスタマイズされた時計を作る。サービスはすでに公開中で文字盤のサイズは34 mmと41 mmの2種類。

私はSwatchグループにコメントを求めた。基本的に私が知りたいのは、今どき空港で暇を持て余した人以外に誰がSwatchを買うのかということなのだが、返事をもらうまでの間、このプロジェクトを詳細に見てみよう。

まず、様々な色からなる5種類のごく基本的なウォッチ本体を選ぶ。次にベルトや小さな宝石など特別な時や個人の嗜好にあわせたアクセサリーを組み合わせる。価格は約65ドルからでアクセサリーによっては100ドルを超えることもある。

SwatchはEmersyaと提携してこのシステムを作った。時計は3次元で回転させて作品の威厳を確認することができる。Swatchがそれに基づいて時計を作り発送する。

この種のサービスはSwatchにとって初めてだ。長年にわたり、価値の上がる「デザイナー」製品にこだわってきた同社にとって、完全なカスタマイズは待望されていたものであり非常に重要だ。Blancierを始めとするサイトが以前からカスタムウォッチを比較的求めやすい価格で提供してきている。新たにこの市場に参入するSwatchは、従来からのSwatchユーザーだけでなく、たまにしか買わない人々 ―― 子供の卒業祝いや誕生日にカスタムウォッチを買う親など ―― や時計を純粋にファッションアクセサリーとしか見ていない人たちにアピールしていく必要がある。いずれにせよ、失うものがたくさんある会社にとって、これは賢明で重要な行動だ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

このスイス製ドンキーコング ウォッチは1万6500ドル也

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ロマン・ジェロームという時計会牡を知っている人なら、ここが何にでも迎合する会社だとおわかりだろう。このブランドは、かつて月の石やタイタニック号の残骸から奇妙な時計を作ったことで知られているほか、昔懐しいビデオゲームウォッチのシリーズもあり、価格は異常に高いが魅力的でもある。最新作はドンキーコング・ウォッチで、サルと水道工のマリオが栄えあるピクセル画像姿であしらわれている。

時計は手作りでロマン・ジェロームのカスタム版ムーブメントを塔載している。ケースは46 mmで3D文字盤には小さなフィギュアたちの並ぶ面が、見やすいように黒い背景の上に置かれている。

この製品は今週スイスで行われるSIHHショウで披露される。RJはこれまでにも、マリオブラザーズ、ポケモン、スペース・インベーダーウォッチ等を作っており、多くのお金と多くの厭世観を持つ一部のゲームおたく向けに販売してきた。

捕われの身のポリーンを救うにはいくらかかるのか? 1万6500ドルだ。だから友よ、時計ショップに行く前に株を現金化しておくことだ。

【日本語版注:2017年1月18日から31日まで、名古屋栄三越でロマン・ジェローム フェアが開催される。ドンキーコング・ウォッチが出展されるかどうかは不明】

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

FitbitのPebble買収により、Pebbleのサービスは縮小・停止へ

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Appleや他のスマートウォッチメーカーに先駆けて、腕に装着したデバイスを通じてさまざまな情報を提供する仕組みを開発してきたPebbleが、単独での活動を終了することとなった。

FitbitがPebbleを買収するのではないかというは、先月から流れ始めていた。私たちの入手した情報によると、価格は3400万ドルないし4000万ドルとのことだった。ちょうど、Pebbleの負債額に相当する額だと言われていた。しかしこれまでは、Twitter上に流れるうわさ話に対して、肩をすくめる絵文字を投稿するだけで、話を肯定するようなことはなかった。

ところが今日になって、PebbleのCEOであるEric Migicovskyがブログ記事を公開し、買収されることを正式に認めた。記事の中では製品を今後どうしていくのかということについても記されている。ただし買収価格の詳細などについては触れられていない。

「Pebbleの操業を停止して、デバイスの製造を停止するというのは、かなり苦しい判断ではありました」と記している。「これまでのPebbleはなくなります。ただしチームPebbleの多くはFitbitに移籍し、ウェアラブル向けソフトウェアの開発を続けていくことになります」。

「今日はほろ苦い日として記憶に残ることと思います。しかしともかく、Pebbleコミュニティを支えてきてくださった皆様に、心からの感謝をお伝えしたいと思います」。

また次のようにも記している。すなわち、Pebbleプロダクトが直ちに動作しなくなるようなことはなく、「普通に」使い続けられるとのこと。「すぐに何か変化があるというわけではありません」。ただし「Pebbleのサービスは、徐々に停止していくこととなります」とのことではある。

つまるところ、Pebble端末はいずれ使い物にはならなくなるということだ。いつまで使えるのかは、Fitbitの判断によるということになるのだろう。

Pebble端末についての保証業務は既に縮小されつつある。Pebble 2は今月に出荷が始まったばかりだが、新たな出荷はキャンセルとなり、オーダーも受け付けられていない。

Kickstarterで出資して、その見返り分が到着していない人については、クレジットカードの決済取り消しにより、4ないし8週間以内に全額を返金することになっている。12月7日以前にPebbleデバイスを返品した人に対しても全額返金が行われる。

ブログ記事中、買収によりFitbitが得るものについても記されているが、それはすなわち「多くのPebbleスタッフ」であるとのこと。そうしたスタッフたちはFitbitでウェアラブル関連のソフトウェア開発に従事することとなる。

Fitbit側の目的は、基本的にソフトウェア分野にある様子。「Fitbitによる買収についての最終合意が行われました。Pebbleの持つ技術、ソフトウェア、その他の知財がFitbitのものとなります」。

「Fitbitに移籍するメンバーたちは、ツール類の開発や、今後のFitbitプロダクトの価値を一層高めるためのソフトウェア開発に従事することとなります」とも記されている。

開発者向けのブログには、「Pebble SDK、CloudPebble、モバイルアプリケーション、開発者向けポータル、アプリケーションストア、タイムラインAPI、ディクテーションサービス、メッセージングサービス、およびファームウェアなどはこれまで同様に提供される」旨が記されている。「将来に向けても、可能な限りコミュニティに必要なサービスの提供を続けていきたいと考えています」とのこと。

Pebbleの開発者コミュニティの人たちに、引き続いての参加を促し、そしてそのままFitbitに移行してもらおうという考えもあるのかもしれない。

Crunchbaseによれば、Pebbleは2009年の創立以来1538万ドルの資金を集めている。ちなみに出資者のうちの大きな部分は、Kickstarter経由のクラウドファンディングとなっている。

今回の件は、クラウドファンディングのファンたちにとっては残念な出来事だろう。クラウドファンディングとは小規模なイノベーターを支援するという目的をもつものだ。しかし市場の中で力を持つ存在に出会ったとき、小規模なままで事業を継続していくことは非常に難しいこととなる。

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(翻訳:Maeda, H

Reverie Classicは、クラウドファンディングで作るクラシックな自動巻時計

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クラウドファンディグで作る時計には2種類ある。一つはファッション・アクサリー、もう一つは伝統的デザインと職人技を追求した作品だ。嬉しいことにReverie Classicは後者だ。作ったのはSamuel Tayで、以前航海をテーマにしたハンサムな自動巻時計、Sea Spiritのクラウドファンディングでかなりの成功を収めた。

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Reverie Classicの価格は350ドルで、ムーブメントはこの種の腕時計ではごく一般的なMiyota 8218 。私が気に入っているのは ― だからこうして紹介しているのだが ― 昔ながらの文字盤と美しく装飾された動作部分を組み合わせた懐古的デザインだ。すべてが相まって醸し出す心地よいウマミが時計愛好者の魂を捕える。

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文字盤にはギョーシェ模様が刻まれている。丁寧にエッチングされた細い線が光を受けると普通では見られない明るさを文字盤にもたらす。この種の装飾は複雑かつ高価で、かつては懐中時計を読みやすくするためのデザインとして用いられていた。青色の針はやや時代錯誤的だが ― 通常の針はもっと曲線的 ― この作品によくマッチしている。日付表示窓もあり、クラシックな竜頭にはロゴが刻印されている。

すべてに魅力的なその造作はフォーマルウェアにぴったりで、先祖返りのデザインはまさに時代を超越している。裏面のガラス窓から見えるわずかに装飾されたムーブメントと、スケルトン化された自動巻き用ウェイトも味わい深い。

この種の時計はいわゆるハイテク製品ではないが、Tayが最新技術を使ってこういう時計を手頃価格で作れたことは、ハイテクの産物と言える。XetumBathysと同じく、こうした少数生産のブティック・ウォッチは、Android WearやApple Watchに飽き足りない人たちの心を把むだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Garminが高級スマートウォッチを発表―Fenix Chronosは高機能でエレガント

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GPSハードウェアのパイオニア、GarminからFenix Chronosが発表された。驚くほどエレガントにデザインされた高機能スマートウォッチだ。

Vivoactve始め同社のエクササイズ用GPSスマートウォッチが持つ機能はすべて含まれている。ケースは豪華で美しくデザインされ一流時計店の売り場にあっても違和感がない。実際、これは市場初の高級スマートウォッチだ。取締役会からジム、寝室までどんな場所で身につけても見劣りしないだろう。

たしかにそれ相当の価格ではある。チタン製ボディーのモデルの正札は1499.99ドルだ。われわれが普段使っているようなスマートウォッチよりはるかに高価だ。しかしGarminは十分に考えたうえでこのモデルを発表したと思う。

まだ十分にテストしていないが、短時間触れただけでも印象は強かった。アウトドア派には高度計、気圧計、コンパスが用意されている。また道に迷ったときに戻るべきスタート地点の方向を示してくれる。スマートフォンと接続して天気予報や必要な通知を受け取ることができる。またさまざまなスポーツもサポートされてり、ランニングの機能だけでも以下のようなものがある。

垂直振動率— 走る際の垂直のジャンプとストライドとの比率
接地とバランス—ランニング・フォームのチェックのために足の着地、左右のバランスを表示
リズム— 1分あたりの歩数
ストライド— 現在のペースを表示

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これに心拍数や酸素摂取量の推計も表示されるのだからヘルス・ウォッチを代替するには十分以上の機能だ。

私は以前から高価なスマートウォッチというのは矛盾だと思っていた。しかしGarminのこの製品は例外といっていい。Garminはとびきり優れたスポーツ・ウォッチをデザインする方法を知っている。それは驚かないが、その高機能が軽量、エレガントで実用性も高いケースに収められている。高級腕時計メーカーがAndroid Wearのまわりをうろうろしてる中で、Garminは違う道を選んだ。「われわれはローエンドのスマートウォッチでは勝とうとは思っていない。自分たちが熟知している場所で製品を開発する―ヘルス・ウォッチだ。われわれはこの場所で勝つ」とGarminは述べている。

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Garminの新製品にこれほど興奮したのは初めてだ。スキューバダイビングの装備を脱ぎ捨てて白いタキシード姿になるときにこの時計を腕に着けているというジェームズ・ボンド映画風のシーンを想像してしまう。正直、市販されるのが待ちきれない。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

この3Dプリント時計は、時を刻むのが苦手だがそんなことは気にしない

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Ke$haでなくてもチクタクはすごく楽しいし、この3Dプリント時計も例外ではない。この時計、実際にはゴーイングバレル方式のトゥールビヨンの特徴は、ダウンロード可能なDIYプランが用意されていて、数時間のうちに、あなたや友達が、それなりに、時間を知ることができることだ。

ネットで同じようなことしている人は他にもいるが、作者のChristoph Laimerは、「てん輪」から「ひげぜんまい」まで全部を作ってアップロードした最初の人物だ。つまり、時計をリミックスして好きなように試してアップグレードすることができる。

しかし最も大切なのは、彼が完動するトゥールビヨンを ― 持続時間は30分だが ― プラスチックで作ったことだ。これは世界一正確ではないが ― この種のモノでは摩擦が大きな影響を与え機構を台無しにする ― 私はこのすべてをLaimer設計したと信じている。これはまた、時計の製造が平均的工作者にとってずっと容易になる未来も暗示している。精密機械に興味のある人にはまたとない朗報だ。

Hodinkeeによる彼のインタビューが仲々良い。要するにこれは、3Dプリント機戒装置の巨大な一歩だ。私はこれをダウンロードしてプリントするリスクを負わないとしても。Laimerは多大な忍耐力とスキルを持っているので、私はPLA吐出マシンを完全に使いこなせるようになるまで、この科学の進歩を見守るだけにするつもりだ。みなさんには、 より高く!を目指してほしい。


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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Apple、パリコレでApple Watchイベントを開催。ファッション界に進出

Appleはパリ・ファッションウィーク(パリコレクション)に参加し、フランスの高級ブティック、ColletteでApple Watchスペシャルイベントを開催している。Appleは、9月のプレスイベント以降初めてこの新デバイスを一般公開した。まだ、完全動作品を手に取ることはできないが、期待されたガジェットの展示は、それでも多くの群衆を集めている。

Apple CEO、Tim Cookは、今日(米国時間9/30)午前このスペシャルイベントについてツイートし、Apple Watchの各モデルが並ぶガラスケースに群がる人々を撮った上の写真を披露した。複数の記事が、スポートツコレクション、ベーシックコレクション、および18金ケースのハイエンドコレクションからなる、Apple Watch全モデルが展示されていることを報じている。

何人かのファッションジャーナリストもイベントに参加し、ウォッチを試すことができたが、9月に記者たちが触った時と同じく、デモモードに固定されていたと伝えている。Appleは未だにApple Watchの発売時期を、2015年早期としか言っていないが、一部報道によると、当初は2014年末までに発売するつもりだったと言う。

Appleは、Apple Watchをファッションアイテムとして位置付けようとしていることを隠そうとしない ― ファッション中心地でこの種のイベントを開き、『ヴォーグ』編集長のアナ・ウィンターらのスペシャルゲストを招待することによって、来年この商品が発売された暁には、こうしたインフルエンサーたちをも巻き込もうとしている。

ウェアラブルをファッション・アクセサリーとして売り込むことは、この分野の成長を試みるデバイスメーカーの戦略として以前から見られたが、Appleほどの予算やハリウッドへの影響、あるいは、マーク・ニューソンを持つ会社は他にいない。ファッション界の支持を得ることは、腕時計を着ける習慣がなく、これまでのスマートウォッチ製品に魅力を感じなかった消費者にとってさえも、Apple Watchのために財布のひもを緩める理由が一つ増えることを意味している。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Apple Watchに触ってみた…その第一印象

Appleのウェアラブル戦略が見えてきたが、その、自己を‘その他大勢’から差別化する要因は、1)スムーズでずば抜けて使いやすいインタフェイス、2)ユニークなコントロールの仕組み、3)通知機能にとどまらない多様なアプリや機能が可能、4)小さな画面のデバイスによくフィット、といったあたりだ。そのApple Watchは、ほかにも、モバイル決済(支払)やNFCにも対応し、またAppleの新技術である’Secure Element’で決済情報を保存するなど、高度な機能を盛り込んでいる。

つまりApple Watchでは、それが対話するデバイス(iPhone 5以降)の上でのApple Payを利用できる。ただし今回のプレリリースバージョンでは、デモの内容も含め、自分の手首の上でチェックできたのは基本機能だけで、しかしAppleの社員たちがステージの上で操作してみせたのには、もっと高度な機能があった。

いろんな機能を正当に評価できるほどの十分な時間はなかったが、でも通知とクイックリプライはおもしろくて便利そうだ。しかしAppleがデモした二者間通信(二人のあいだで手書きのメッセージや、スマイリーのアニメ、心拍などを共有)は、やや奇異な感じがした。ただし今回Appleはその機能の目新しさをもっぱら伝えたかったようだから、実際にユーザの日常に定着するかどうかは、これからの問題だ。




〔ここにスライドが表示されない場合は、原文を見てください。〕

これらのメッセージが来たときの”Taptic”フィードバック(手首に軽い振動を与える)や、そのほかの通知機能はたしかに快適だ。つまり、相手の人が実際に自分の手首をタップしたような感触がある。Android Wearのうるさい振動音に比べれば、断然、しゃれている。必ず気がつくけど、全然うるさくはない。ぼくの短時間の経験では、38mmのApple Watchの方が42mmのバージョンよりTaptic通知は快適だが、その差は微差だ。

でも全体として、38mmの方がぼく好みだ。ぼくはウォッチファンでもあるので、小さい方がウォッチらしくて親しみを覚える。ぼくの大きな手首に巻いても、違和感はない。女性向けにデザインされているわけではないが、でも男女を問わず人気機種になるのはこっちの方(画面が小さい方)ではないか、とぼくは感じた。

レザーバンドも良くできていて、快適だ。スポーツ用バンドも、運動時に使えばきっと快適だろう、と思わせる。着脱型でサイズも変えられるリンクブレスレットはすばらしいイノベーションだけど、今回はスマートウォッチ用だけだ(下のビデオの4:40あたり)。ボタン類は、とても細心にデザインされているし、時計のいわゆる竜頭が回転する感じも、インタフェイスの要素としてなかなか楽しい。

ウォッチ上のいろんなインタフェイスをナビゲートする使い方と、単純に情報や通知を受け取るだけの使い方、どっちが主流になるか、まだなんとも言えないけど、とにかくAppleはこの新製品に本物のイノベーションを山盛りにした。ユーザがウェアラブルに求めるであろう、求めるかもしれない、機能をここまで深く考え探求したスマートウォッチメーカーは、今のところApple以外にない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))