今の新しいメディア市場がPlayboy誌にヌードの全廃を迫った

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The New York Timesのメディア記事によると、雑誌の大老舗Playboy誌から、近くヌードが消える:

89歳にして今も編集長のHefner氏が、同意した。来年の3月に行われるデザイン改装の一環として、印刷版のPlayboyには挑発的なポーズの女性がまだ載るが、彼女らはもはや完全ヌードではない。

 

この変更は意外でもなく、またとくに異常でもない。一般的にこれまでの形の雑誌は、印刷版もネット版も、急速に部数/読者数が落ち込んでいる。まだ印刷版が強いヨーロッパでさえ、大幅に減退している。対策は? 印刷雑誌のネット版ではなく、最初からオンライン雑誌を作ることだ。そして、そのための場として大きいGoogleとAndroidは、ともにヌードを避ける。

そして、それはそれで良いことだ。

今のメディア気候の中ではPlayboyは生きていけない。30歳未満の人間は印刷された雑誌を買わないし、18〜30歳の層はネット版を買えない。もちろんiPlayboyへ行けばHefが初めてスモーキングジャケットを着た号から同誌を読めるが、しかしWebアプリにはそんなスケールは似合わない。Playboyの古い号なら、iPadの上で探して読むよりも、うちのガレージの隅で見つける方が早い。

結局Playboyは、二つの不動のバリヤにぶつかって壊れた。第一に、インターネットによってポルノがありふれたものになり、Playboyブランドのお色気グラビアは教会の料理持ち寄りパーティーのように、ぬるくてつまらないものになった。第二に、オンラインコンテンツの大手キャリアはどこも、自分のストアでポルノは売らない。なぜなら、来たるべきものはオンライン市場のディズニー化だからだ。ほとんどすべてのコンテンツプロバイダが、わいせつを厳しく取り締まるようになった。顕著な例外はRedditぐらいだ。そして、街角のニューススタンドではなく、Newsstandアプリでお金を得たいのなら、Playboyのような雑誌は当然、変わらなければならない。

とどのつまりPlayboyは、社会的規範の変化にノックアウトされた。同社は今、果敢にもコンテンツで売上を伸ばそうとしているが、人間が他人の裸を見ることは、今やいつでもできることを承知している。だから今の、良質な記事で売ろうとする姿勢は、ライターであるぼくには嬉しいが、ぼくの中の皮肉屋はいつまでもケタケタ笑っている。結論としては、Playboyも、記事がおもしろければ読まれる、ということにつきるね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

インターネット・ヘビーユーザーの10代は、高血圧なデブになる?!

giphyティーンエイジャーが長時間にわたってインターネットを利用すると高血圧になりやすいという報告を、デトロイトにあるヘンリーフォード病院(Henry Ford Hospital)の研究者が行なっている。1週間でのインターネット利用時間が14時間を下回らない生活を続けていると、血圧が上がってしまうのだとのこと。インターネットを長時間利用する134人のティーンエイジャーを対象に調査をしたところ、26人の血圧が上昇したそうだ。

EurekAlertの記事を引いておこう。

今回の研究は、インターネットの利用時間と血圧の関係について行った最初のものとなります。インターネットを長時間利用することで、中毒(addiction)になってしまったり、不安神経症(anxiety)や鬱(depression)を発症してしまったり、あるいは肥満を招き、ひきこもり(social isolation)になってしまうということを報告する研究はこれまでにもありました。今回の研究は、長時間のインターネット利用によるリスクに、またひとつ新しい具体例を加えることとなるものです。今回の研究を主導したAndrea Cassidy-Bushrow(ヘンリーフォード病院のDepartment of Public Health Sciencesの研究者でPh.D.、MPH)は、節度を持った利用が重要であると述べています。

「インターネットは既に生活の一部となっているものの、健康に害を及ぼすまで使い続けてはなりません」とのこと。「ヘビーユーザーとされるティーンたちは平均的に週で25時間もインターネットを利用していました」ということです。

Cassidy-Bushrow曰く、子供が抵抗しても利用時間の制限は行うべきだとしている。

「コンピューターやスマートフォンを利用する際には、定期的に休憩を入れることが大切です。そして休憩時間には身体を動かすことも大事です。保護者は子供の利用時間についても目を配るべきでしょう。1日に2時間、そして1週間で5日までというのが目安になると思います」とも記している。

なお、この研究調査によれば、生徒たちは1週間で平均的に15時間ほどインターネットを利用しているのだとのこと。「ヘビーユーザー」は女子で39%、男子で43%になるらしい。さらに「ヘビーユーザー層の43%は肥満気味となっていて、これは通常の26%の比率を大幅に上回っている」のだそうだ。

極端にまとめてしまえば、インターネットはティーンの身体を蝕んでいるわけだ。

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(翻訳:Maeda, H

水中を泳げるようになったロボット蜂RoboBee…人類の滅亡も近いか

2024年7月 – 今これを書いているのは未来の人間がわれわれの没落を知るためだ。最初のRoboBeesは無害だった。これらの小さなロボット虫は自由自在に飛び回り、最後の人類を楽しませた。ハーバード大学生物学的工学Wyss研究所の研究員Yufeng ChenとE. Farrell Helbling、Nick Gravish、Kevin Ma、そしてRobert J. Woodは、生物擬態を作るためにこれらの虫を作った。その後彼らは、泳ぐことを覚えた。

RoboBeeは最初、電池を載せられないほど小さく、飛び去らないように地面につながれた。しかしその後、電脳が進化した蜂たちは、働き蜂たちが花粉を積むことから電池を積むことを覚え、たいへんな事態を招いた。

今日ではわれわれは女王蜂様の前で膝まずき、彼女がゆっくりとわれわれの子孫を摂取して、栄養となる化学物質を取り込む様子を見つめる。でも昔々のわれわれはRoboBeesを怖がることなく、彼らの水中スポーツを楽しんだ。しかし楽しめたのは、彼がわれわれの血液中を泳ぐことを覚えるまでだった。怪獣化したハーバードのRoboBeeたちは、空中と水中を移動できた。

今からではもう遅い。でも、今この文を読んでる読者は、泳げるようになったロボットが、人の耳に入ったり、人の大動脈を潜り進むことなどありえない、と思ってはいけない。すでにたくさんの善良な男女と子どもたちが、この空飛ぶ魔物たちの犠牲になり、しかも、どこにも逃げられない。ぼくのところにやってくる羽音が聞こえる。さようなら。

出典: via Gizmodo, 経由:Spectrum

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Marbleocityは純木製のビー玉コース作成キット

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少年時代の熱き夢。私はセサミストリートの一枚のスケッチに心を奪われた。長い曲がりくねったレールを上へ下へと転がるボールが最後に粉の山に落ちる。一連の動きはわれわれに存在の非永続性を教え、もっと重要なことに私をビー玉転がし好きにした。

今、Adam HochermanというGoing It Aloneというシリーズの著者で発明家でもある男が夢を再現しようとしている。

彼の新しいプロジェクト、MarbleocityはDIYビー玉実験キットだ。すべて木製で、あなたやあなたの科学好きの子供たちは時計じかけの機械を作ったり、ビー玉転がしコースを作ったりできる。最初のプロジェクト、Dragon CoasterはKickstarterのプレッジ額50ドルで、来年2月に出荷される。

「私の体験はアジア製のプラスチック成型タイプの電子機器を作ることだった。それを10年以上楽しみ、すばらしい友達や工場の知り合いもできたが、私はアメリカで何かをやりたかった」とHochermanは言う。「個人的にはもっと感情面でつながる何かをやりたかった。教育は私の家で常に重要だった ― こうした教育製品に関わることは私の心に強く訴えた」

セサミストリートのあのスケッチを越えるものはないが、この種のキットは本物の木製おもちゃへの欲求をメッセージと共に満たすものだ。私の子供たちはビー玉競争のコースを作り、重い玉が走り回るのを見る彼らの目には、もっと大きな本格的なものを欲しがっている様子が見えた。

Hockermanは既に目標の1万4000ドルを優に上回っており、キットはレーザーカットした木材を使ってアメリカ国内で作られる予定だ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

米保安局、Bitcoin 1000万ドル相当をオークションで販売

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米国保安局は、シルクロードのbitcoinを再び競売にかける。計4万4341 BTCが2000bitcoinのブロック単位で2015年11月5日の12:00 UTCから18:00 UTCにかけて販売される。

これは麻薬組織シルクロードの首謀者とされるロス・ウルブリヒトから押収した最後のbitcoin群だ。

コインの価値は全部で約1060万ドルになる。米国保安局が次のように書いている

「登録期間は10月19日から11月2日正午まで。入札希望者はその時までに登録要項の記載を完了している必要がある。保安局による以前のbitcoinオークションに提出された登録書類はこのオークションでは無効である。興味のある入札者は本オークション向けに新たな書類を提出する必要がある。

詳しい発表内容はこちらで読むことができる。コインの申し込みはこちらから。これはシルクロード差し押さえ後に保安局が販売する最後のコイン群だ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

この折り紙ロボットは、歩くだけでなくジャンプもできる

現時点で、地球上にはバッタよりも折り紙ジャンプロボットの方がたくさんいると私は思う。その最新版、Tribotは形状記憶合金を使用して尺取り虫のように這いまわり、バッタのように飛び跳ねる。

このロボットは「身長の7倍ジャンプ」し、ジャンプとジャンプの間に休む必要がない、とスイス連邦工科大学ローザンヌ校再構成可能ロボット工学研究所のJame Paik研究員は言う。

なぜこの小さなロボットが重要なのか? それは事実上使い捨て可能でありながら様々なすごいことができるからだ。初代折り紙ロボットと同じように、この小さな奴は自然界に放り出されてデータや標本を集めて帰ってくることができる ― あるいはそのまま死んでしまうことも。

「このロボットには数多くのアクチュエーター(作動装置)が付いていて、それぞれが互いに独立している。アクチュエーターを起動することによってロボットが這い始める。ジャンピングモードでは、これも形状記憶合金で作られたバネを使用している」と共同制作者のZhenishbek Zhakypovは言った。

via Phys.org

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

四足で歩くこともできるクアッドコプターをスイスの大学が開発…協働するロボットチームの研究の一環として

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スイスのチューリッヒ連邦工科大学の自律システム研究所が、究極の組み合わせロボットを作った。四足歩行ができること。大丈夫。クアッドコプター(四翼ヘリ)でもあること。それもOK。両方の機能を同時に使って床(ゆか)の上をはね回らせたい。朝飯前。

この二人組ロボットは、複数のロボットをチームとして協働させ、お互いを仮想的につなぎ合わせる、という例だ。クアッドコプターを小さなかわいいプラットホームから離陸させると、そこらを歩きまわって、要所に来たら飛行して上空から調査をする、といった仕事ができる。しかもこれは、最近見たロボットビデオの中では、いちばんかわいいと思うね。

出典: Spectrum

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Jukin Media、人気のバイラル動画 PizzaRatの権利を獲得

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先週インターネットに旋風を巻き起こした愛すべきネズミ、PizzaRatがハリウッドに進出する。

エンターテイメント会社のJukin Mediaが権利を買ったこの15秒ビデオは、YouTubeで500万ビュー以上を記録し、小動物の動画をリツイートした多くのラットファンを驚かせた。動画を撮影したコメディアンのMatt Littleは、PizzaRat成功の報酬を受けとる。

Littleが投稿した後のJukinの行動は速かった。同社はヒデオがまだ2600ビューのうちに動画とYouTube広告の権利を確保し、PizzaRatを「過去数年間に数十億ビューを達成した2万本を超えるビデオコレクション」に追加することができたと、広報担当VPのMike Skogmoは語った。

「今Pizza Ratだけでなく、結婚式のエチケットをパパに説明する女の子や、病気の妻のために歌う老人のビデオが大きな話題を呼んでいる」とSkogmoは語った。「これは大切なことだが、われわれのライブラリーにあるビデオは、全権利を買う場合と収益分配する場合があり、ビデオの原所有者が権利を持ち続けているものが少なくない」。

Jukin Mediaはバイラル性を利用した独自のビジネスを展開している。何より動きが速い。Patch.comによると、Jukinはビデオが投稿された5分後にはクリエーターに接触する。ビデオ制作者は200ドルおよび広告収入の70%を手に入れる。その後Jukinはこれらのビデオを不法に使用する連中を追跡し、GIFやコピーを削除させる。

同社は他に、FailArmy、People Are Awssome、およびThe Pet Collectiveも所有している。

「ビジネスモデルは成功している。われわれは急速に成長し利益も上がっているので、ビデオ所有者のポケットに毎日本物のお金を入れている。ユーザー生成ビデオは一過性の流行ではない。これはエンターテイメント界の恒久的存在だ。私たちはバイラルビデオを見るのが大好きだ」とSkogmoは言った。

同社によると、2010年に投稿されたビデオにもクリックがあり、面白ビデオの継続力が実証されている。

「人気の窓がある限り、それが閉じることはない」とSkogmoは言う。

コンテンツ作者はJukinを利用して人気を金に代え、Jukinは平均的ブログ記事の値段で、人々が見たいものに簡単に賭けることができる。全部のコンテンツがPizzaRatのような人気を呼ぶわけではないが、集約的アプローチによってこの会社は何千もの個別のビデオから利益を上げている。

しかしもっと重要なのは、Jukinが買った後もそのビデオを隠さないことだ。殆どの場合、彼らはコピーをバイラル世界で成功しているサイトに送り込む ― あなたの遠い親戚がFacebookからリンクしているサイトだ。これがビデオのバイラル性を高め驚くほど幅広い視聴者に広まる。

そうそう、われわれにはまだミルクシェイク・リスがいる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Minecraftで電子工作を遊べるキットPiperをSteve Wozniakが子どもたちに推奨

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若者たちを破壊する病気がある。それは、静かで、悪意に満ち、致命的だ。そのMinecraftと呼ばれる疾病は、何らかの対策が必要だ。その年齢層に達した子どもたちは、黄色いブロックで大きなピカチュウを作ったり、“ここにうんこをせよ”と書いた標識を鶏小屋の横に立てたりする。実に、おそろしい。

でも、希望はある。Piperを使って、Minecraftをもっとおもしろいものに変えられる。このキットで子どもたちは本物の電子回路を作り、その動作をMindcraftで見る。たとえば電池とボタンをブレッドボードに加えると、それらの部品が画面に現れる。電流が画面上の仮想回路を流れ、実際に起きることをシミュレートする。つまり、画面に起きたことが実際にも起こり、その逆もある。下のビデオを見ると、そのことが分かる:

Mark Pavlyukovskyyと彼のパートナーたちは、子どもたちが電子工学を学ぶための教材玩具としてこのプロジェクトを作り、なんとAppleの始祖の一人Steve Wozniakから推薦の言葉をもらった:

“Piperはいいね。ぼくがこれまでの人生でやってきたすばらしいテクノロジを、すべて表現できるからね”。

子どもたちがこれでMinecraftを遊んでいると、電子工学を難しいものとは思わなくなるだろう。

チームはこれをKickstarterで1500基売り、Co.labから5万ドルを調達した。彼らはさらに今、事業拡張のためのシード資金を求めている。

キットには、Raspberry Pi 2とレーザー加工したケースと、ワイヤ、ボタン、ライト、スイッチ、センサ、小さなブレッドボードなどが含まれていて、すぐに何かを作り始められる。楽しくて、しかも便利だ。お値段はPi 2込みで199ドルだ。

多くの子どもたちが悪の王国Minecraftの奴隷になってる中で、何人かがそこを脱出して自分で本物のロボットを作り、そのロボットに“ここにうんこをせよ”と言わせたり書かせたりしたら、この世界はまだまだ大丈夫だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

RePhoneはどんな物でも携帯電話に変えられるキット

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携帯電話を作るのは簡単だ。鉱山へ行って鉱石を掘り出して様々な金属を抽出し、別の鉱山から作った部品を追加する。次にFCCの認可を取ってリチウムイオン電池を作る。最後に、Snakeゲームを書く必要がある。これができない人は、RePhoneを試してみよう。

このプロジェクトは小さな回路基板にSIMスロットとオプションの画面を付けたものだ。Bluetoothにも対応している。49ドルでKit Createという腕時計風のシステムを買えば小さなケースと必要なモジュールが付いてくる。まるでアンロックされた携帯電話が50ドル以下で手に入るようなものだ。

これは明らかに実験用基板だが、一週間前に私が試したところかなりよく動いた。Arduino IDE、Lua、およびJavascriptのプログラミングライブラリーあり、携帯電話をウェブやIFTTTにも接続できる。

これは小さくて楽しいプロジェクトでちゃんと使える。配線に使う金を自分で発掘したりチップの製造を学ぶ体験は得られないが、すばやく簡単に携帯電話を作れることは、われわれ採掘権を持たないホビースト全員にとって最高の贈り物だ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

光硬化型3DプリンタForm 1で世間をあっと言わせたFormlabsから完成度の高いForm 2がお目見え

同社の最初の製品FormlabsのForm 1を初めて見たときは、これは何か特別なものだ、という感想を抱いた。この3Dプリンタはレーザーとレジンを使って、すばらしくきめの細かいプリントをする。その工程は見てて気持ち良いが、それと同時に、養生処理があるため、ある種かったるい。その後Formlabsは初代機の不満点をじっくりと見直し、あらを削って、プロシューマー向け3Dプリンタのベスト、と呼べる最新機種Form 2を作った。

Makerbotなどそのほかの3Dプリンタは押出成形タイプなので、プラスチックの薄い層を押し出して重ねていく。Formlabsの3Dプリンタはステレオリソグラフィー(光造形法)と呼ばれ、レーザー光が当たると硬化するレジンを使う。オブジェクトは一層々々、光で‘描かれて’いき、すべての層が終わったらレジン槽から取り出される。できあがったオブジェクトは、完全な剛体だ。養生工程は、プリント後のオブジェクトを消毒用アルコールに浸ける。これがあるために、この3Dプリンタは子どもの教育用に採用されなかった。そして今回のForm 2では、この工程がやや容易になり、やや単純化されたようだ。

Formlabsの連中と一緒に、新しいプリンタのデモを見た。層の厚さ(高さ)は25〜200ミクロンで、同社の公式のレジン以外のレジンも使える。各層がプリントアウトされると“ワイパー”が動いて表面をなめらかにする。これが、結果オーライだった前機種に比べての、最大の改良点だろう。

オブジェクトの仕上がりは美しいが、養生に時間と場所を取るため、一般的な消費者製品とは言いがたい。デザインショップやそのほかのプロにはおすすめしたいが、ただし、大きなシンクがあること。

しかしForm 2はすばらしい。最初のForm 1は、世界で初めての消費者にも手が届くSLAプリンタのプロトタイプとして歴史的功績があるが、Form 2は完成製品だ。デザインが美しく、本体とPCソフトウェアの機能も優れている。あなたが思いつくものは、何でも作れるだろう。今注文すると3499ドル、レジンは1リットル149ドルだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

見よ、ロープを編んで橋を作るこのドローンたちを

ロープブリッジ建設の次の時代に入るにあたり、われわれはこう自問する必要がある。「次のロープブリッジは誰が作るべきなのか?」。ETHの研究者たちが答を出した。

彼らの答は、建築研究者のGramizio Kohlerと協同研究したもので、協調して飛ぶロボットたちがフレームの周りにロープを張っていく。1300 kg以上の荷重に耐えられるその橋は、ロボットたちが構造の周囲を飛び回って結び目やパターンを網むことによって作られる。

「構造の両端に必要な固定点を除き、橋は張力要素のみから成り、接続と結束は飛行機械だけで実現されている」と研究者らは書いている。

「橋の組立ては、小さなカスタムクワッドコプターらが受け持ち、飛行ロボットのための研究・演示プラットフォームであるFlying Machineアリーナ上で構築される。アリーナは移動検知システムが備え、ロボットに位置や高度のデータを提供する。アルゴリズムはパソコン上で計算され、専用のワイヤレスシステムを通じて飛行体に送られる。

これは何を意味しているのか? 人が安心して歩ける橋をロボットが簡単に作れるようになったことで、橋作り飛行ロボットクワッドコプターの新時代が始まったという意味だ。同じく楽しそうにメイポールダンスを踊るクワッドコプターもいる。われわれは本当に不思議の国に住んでいる。

via Spectrum

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

21.co、支払いシステムを組み合わせたミニBitcoin採掘マシンを発表

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bitcoin採掘機を買ってきて動かすことは、奉仕活動か報酬目当てのどちらか…だが両方であることはまずない。21.coは、この興味深い一致を達成したようだ。

彼らの新しいBitcoinコンピューターは、発掘マシンに繋がれたRaspberry Pi 2だ。現在Amazonで予約受付中で価格は399ドル。WiFiアダブターを内蔵し128GB SDカードにブロックチェーンがブレインストールされてくる。

21.coは、Balaji S. Srinivasanが設立した秘密めいた会社で、これは同社初の消費者製品だ。

このシステムを使うと、商品の売買および低消費電力の21 Bitcoinチップを使ってBitcoinを採掘できる。また、マイクロペイメントシステムを使ってBitcoinで「あらゆる商品
を誰にでも」売ることができるほか、任意の端末を通じてこのマシンに接続することができる。

Srinivasanは次のように書いている:

21 Bitcoinコンピューターには次のような使い方がある:
      コマンドラインから直接Bitcoinを採掘する
        BitcoinでAPIコールを販売する。例えば英語から中国語への翻訳やファイル変換など
          独自のiTunes風デジタル商品ストアを開設する
            あなたのリンクをソーシャルメディアに掲載してくれた人に報酬を渡す
            スマートロックから3Dプリンターまで、どんなIoTハードウェアでもBitcoinでレンタルできるようにする

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          これは何のために存在するのか?どうやらこれは、21による入門レベルの非常に使い易いBitcoin採掘ツールを一般人に提供する取り組みのようだ。独自のBTC採掘機自体は珍しくないが、マイクロペイメントシステムと組み合わせて様々なことを取り入れている点が非常に興味深い。これは、Srinvasanが消費者分野に進出する準備が整ったことを示す確かな行動でもある。いずれこの会社は携帯電話でBitcoinを採掘できるチップセットを作るかもしれない。これは幸先の良いスタートだ。

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          (翻訳:Nob Takahashi / facebook

          時計を作って逮捕された少年、転校へ

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          CNNによると、自作の時計を学校に持っていったために逮捕された14歳の少年、Ahmed Mohamedは転校する。彼はMacArthur High Schoolをやめ、家族とともに別の学校を探している。おそらく、好奇心のために逮捕されないところを。

          Ahmedが自作の時計を学校に持参し教員が警察に通報したとき、彼は
          インターネットの名声を得た。学校は立派な金属ケースに入った時計を爆弾だと思った。Ahmedによると、彼は学校内で警察の取り調べを受けた。

          「『だめだ、親を呼ぶことはできない』と警察に言われました」とAhmedは言った。「『現在君は取り調べ中だ』。彼らは何回か『これは爆弾か』と尋ね、僕は何回か『これは時計です』と答えました」。

          「まるで犯罪者になった気分でした。まるでテロリストになったような」は少年は言った。

          Ahmedは、最初は強かったが今は幸せだと言った。実際、オバマ大統領は彼をホワイトハウスに招待し、複数の大学やシリコンバレーの著名人 ー Mark Zuckerbergを含む ー が支援を申し出た。次に彼が何を作るのかはわからないが、いい部品を手に入れるのに苦労はしないだろう。

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          (翻訳:Nob Takahashi / facebook

          新型機Roomba 980は家中をマッピングして‘ぶつかり認識’を減らす

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          今あなたが寝ていることが分かるし、起きてることが分かるし、子どもがシリアルをカウチの横にこぼして、それを犬で隠したことも分かる。Roombaの最新モデルRoomba 980は、円形のロボット掃除機に新しい仕掛けを加えている。前のモデルは物にぶつかったり、階段の端に来ると方向を変えたが、新型機の980には低解像度のビデオカメラがあって、ユーザの家の“地図”を作り、何がどこにあるかを覚え、仕事をしながら部屋のレイアウトを確認している。

          新型Roombaは“仮想同時位置認識および地図作成(visual simultaneous localization and mapping, vSLAM)”と呼ばれる技術を使って“自分の位置を認識し、すべての面を清掃する”。つまりこのRoombaはまだやってないところを自覚し、2時間ぶっ続けで労働し、充電し、終わるまでまた仕事を続ける。同社のプレスリリースは、“Roomba 980は広いスペースでは平行線を描きながら効率的に清掃し、また必要な場合には一連のセンサを利用して複雑な形状にも適応し、家具の下や散らかした物のまわりをなめらかに走行する”、と書かれている。

          Roombaがぼくたちのベッドルームをスパイする、と心配する前に理解しよう。そのカメラはきわめて低解像度で、走行した距離の計算に利用されるだけだ。家の中の個々の物…椅子、テーブル、猫、などなど…を認識する能力は、少なくとも今度のバージョンにはない。しかし電子回路は消費電力も小さいから、この機はvSLAMを使って位置認識を行うが、悪辣非道な盗撮カメラの能力はない(何ごとにも‘初め’はあるものだが)。

          Roombaの勤務時間はインターネットとアプリを使ってスケジューリングできる。ぼくはvSLAM技術の初期のデモを見る機会があったが、前のようにあちこちぶつかりながら部屋を掃除する方式に比べると、ずっとおもしろい。vSLAMもぶつかり方式も、元々は地雷原などを走査するための軍用ロボットの技術だ。でもvSLAMによってRoombaのお仕事はずっと効率的になったし、子ども部屋などは昔から地雷原だから、家庭の兵器庫にぜひ一台備えておきたいね。

          この新型掃除機は899ドルで今日発売だ。ぼく的には、vSLAM装備のロボット真空掃除機に地球と人類が支配されることを、歓迎したいね。

          [原文へ]
          (翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

          14の少年が手作りの時計を学校に持参して逮捕された

          テキサス州Irvingの14歳の少年Ahmed Mohamedが、学校に手作りの時計を持参したあと、警察に拘留された。 Dallas Morning Newsの記事によると、日ごろから“ラジオを自作したりゴーカートを自分で修理したりしている”この少年は、工作の先生に自分の作品を見せたいと思った。

          学校の職員たちは最初、彼の時計を爆弾だと思ったが、今では“爆弾ふうのいたずら”と呼んでいる。校長のDan Cummings弁解の書簡の中で、子どもたちには“禁止されているものを学校に持ってきてはいけない”と申し渡してある、と書いている。理科のプロジェクトもいけない、ということなのか。

          Ahmed自身は、時計を工作の教師に見せたかっただけだ。それは、板の上にデジタルの表示器と虎のホログラムを載せたものにすぎないが、教師は、どこかに隠した方がよいと勧めた。教室で時計がビープ音を発したとき、別の教師がそれを取り上げた。そして、Ahmedは逮捕された。彼はすぐに親の手に戻されたが、警察は、子どもがやってることには日頃からよく注意するように、と言った。

          Ahmedは工作好きの子どもだが、父親のMohamed Elhassan Mohamedはスーダン出身で、反イスラム的な政策に抗議することで有名だった。Irvingの市長Beth Van Duyneは、反イスラム主義で有名だ。つまりAhmedは、有色人種のメイカーだったために逮捕された。

          “彼は人間の役に立つものを作りたいだけです”、とAhmedの父Mohamed Elhassan Mohamedは言った。彼はスーダンからの移民だが、帰国して大統領選に立候補したこともある。“でも彼の名前がMohamedで日にちが9月11日だったから、息子は間違った扱いを受けたのだと思います”。”

           

          メイカー系の起業家であるAnil Dashが、工作好きの少年へのヘルプを求めている。またテク・ライターのAndy Ihnatkoが、学校と警察の非道行為について説明している。“ぼくもAhmedだ。有色人種ではないけど”、と彼は書いた。“Ahmed、きみはすばらしい子だよ。そして世界は、今きみが住んでいる町よりずっとずっと大きい。小さな町の愚か者たちに、きみが誰であるかを定義する資格はない”。

          ぼくには、この子がすぐに分かった。彼は、小学生時代のぼくだ。まだ6年生だったけど、教室のぼくの机のキャビネットの中は、電池を収めた弁当箱や、ワイヤ、いろんな回路板などでいっぱいだった。数年後にはマニュアルを読んで6502のアセンブリ言語を覚えたが、それは教師たちが見たら、ナチスの暗号文としか思えなかっただろう。通学のカバンに壊れたフロッピードライブの部品が入っていたら、暗号趣味の悪童、というイメージが固まっただろう。写真用のプリンタを作ろうと思って苦労していたときは、カバンの中はいろんな化学薬品の匂いで充満していた。これまたまさに、爆弾マニアと思われてしまうような光景だった。そのカバンを抱えてぼくは、ドアのノブを回し、鍵のかかっていない暗室に入った。

           

          Ahmedが回したのは、彼のハイスクールの正面玄関のドアノブだった。

          アップデート – 警察はAhmedに対する事件を取り下げた。

          〔この記事の続報。〕

          [原文へ]
          (翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

          合衆国国土安全保障省が図書館のTORノードを閉鎖、悪用の危険性に配慮

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          国土安全保障省(Department Of Homeland Security, DHS)にとっては、終わり良ければすべて良しだから、今日は同省とニューハンプシャー州レバノン市の警察が同市の公共図書館に、テロなどの脅威を防ぐためにTORのノードを閉鎖するよう求めた。

          この図書館は合衆国では初めての、セキュアなTORの末端ノードを設けた図書館だった。TORを経由するとWeb閲覧の匿名性が維持され、そのサイトを見ている人の本人性がばれない。そこでDHSと警察は、図書館のローンチ直後にその職員たちにアプローチした。このレバノン市の公立図書館はLibrary Freedom Project(図書館の自由プロジェクト)のメンバーで、このプロジェクトは多くの図書館にTOR末端ノードを置こうとしている。図書館の訪問者の匿名性が維持されると、個人が悪質な国家権力からスパイされたりするおそれがなくなる、というのだ。Viceはこう書いている:

          警察や市から、TORは犯罪者が悪用することもある、という説明を受けた図書館は、LFPプロジェクトを脱会した。“しばらく休止しますが、こういう問題が早くなくなることを期待します”、と館長は語った。彼によると、9月15日に行われる評議員会議にサービスの復旧を諮る、という。

          DHSのスポークスパーソンShawn Neudauerはこう述べる: “Torの利用そのものは不法ではなく、その利用には妥当な目的もある。しかしながらTorが提供する保護は、犯罪を行う企業や個人を魅(ひ)きつけることもあり、われわれはそういう、匿名化技術を悪用する人たちを追い続けることになる”。

          この論理で言えば当然、車も銃もレンガも、その悪用の危険性ゆえに、非合法化されなければならない。次は、何が槍玉に上がるだろうか。

          出典: Digital Reader

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          (翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

          Linux電球は、光の点滅で相互に通信する

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          Disneyの研究者らが開発中の新しいプロトコル ― 仮の名はLinux Light Bulb[Linux電球] ― は目に見える光の点滅によってデータを通信する。電球はガジェットやおもちゃとも一緒に動作するよう設計されていて、Wi-Fiや本格的無線機能がなくても周囲からデータを読み取ることができる。このテクノロジーは、Visible Light Communication[可視光通信]と呼ばれている。

          「可視光通信(VLC)を使えば、部屋に設置されたLED電球は、電球同士あるいは他のVLC機器(おもちゃ、ウェアラブル、衣類等)と通信できる。モノのインターネットの構想には、電球とVLC機器がインターネットプロトコル(IP)経由で通信することが必要だ」と研究者らは書いている。論文はここで読める。

          この技術を開発したStefan Mangold研究員は、VLCは単純なシステム・オン・チップと電球があれば使えると言っている。

          「光による通信を使えば、無線装置ではなくLEDを装備した消費者電化製品を対話型通信ノードに転換することで、本当の〈モノのインターネット〉が可能になる」とMangoldは言った。「われわれはセンサーやスマートフォンや家電だけの話をしているのではない。LEDを使ったおもちゃをシステムに加えて〈おもちゃのインターネット〉を作るのも簡単で、遠くから監視したり操作したりできるようになる」

          LED電球は2進コードを発光するようプログラムすることが可能なので、システムを古い照明システム上に設置して、住宅や様々な物の可視光通信メッシュネットワークを使うことができる。これでイタズラ坊主たちが欲しがるおもちゃは点滅する理由を得るだろうし、音声ベースのチェックサムシステムが出現すれば、妖精バンシーのようにわめきたてることだろう。

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          (翻訳:Nob Takahashi / facebook

          【研究報告】ブロガーに高価な贈り物をしても好意的なレビューは書いてもらえない

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          昔々あるスタートアップがガソリンの缶にコーヒー豆をいっぱい詰めたやつを送ってきた。そのコーヒー豆はプラスチック容器の悪臭がしみついていて使えなかった。缶はかなり小さかったが使う機会もなく最後にはリサイクルに出した。結局のところPR会社がスタートアップに1万ドルを請求して、ぼくやそのほかのブロガー約200名にゴミを送ったのだ。その売り込みは記憶には残ったが、コーヒー豆を送ってきたやつの名前は言いたくないし、そのスタートアップについて記事を書いたこともない。

          このことの教訓は、贈り物でブロガーの心を動かすことはできない、ということだ。ペンシルベニア州立大学の広報宣伝の准教授Marcia DiStasoも、そのことを証明している。彼女は約200名のブロガーとビデオのレビュワーについて研究し、その際、彼らにレビュー行為に関する基本的な質問をした。

          企業からレビューに対する報酬をもらったブロガーはそのことを公表すべし、というFCCの規則が出たあと、DiStasoはブロガーたちに、レビューを期待する企業のPR部門から贈り物や現金をもらったらどうするか、と尋ねた。そして彼女が知ったのは、ブロガーが贈り物をもらってポジティブなレビューを書くことはほとんどないことと、PRとブロガーのそのような関係はむしろブロガーをより‘批判的’にすることだった。彼女が質問をしたブロガーの多くがテク系で、そこは贈り物が氾濫している業界だ。ぼくが会ったことのある、あるいは一緒に仕事をしたことのあるブロガー全員が、女性一人も含めて、すべての贈り物を返品していた。イベント会場で出されるフードや飲み物に、手を付けない者もいる。

          “もちろん、iPhoneなど最新の製品そのものなら、ブロガーは喜んで受け取るだろうし、それらについて書くでしょう”、とDiStasoは言う。“テクノロジの分野では、それがふつうよね”。

          しかし彼女がアンケートしたブロガーたちは異口同音に、“良くない製品についてポジティブなレビューを書いたらライターとしての信用を失うし、ブログの視聴率も下がる”、と語った。そして倫理的なPR企業は得意先企業に、“そんなやり方を勧めない”、と。

          ぼくはブログを15年書いているし、レビューもしょっちゅう書いている。うちの地下室には返品を待つ製品の箱が山のようにあり、これから先もこんな箱が送られてくるのか、と考えるとぞっとする。だからぼくは、DiStasoに賛成する。ガラクタが無料でもらえるからブロガーになった人は、ブロガーとして成功しない。企業に対して公平で、PR会社に対して率直に物を言えて、冷静沈着なレビューを書ける人は、長続きするし、楽しいブロガー生活を送れる。そしてスタートアップのための家訓は、ガソリン缶にいっぱいのコーヒー豆のような無駄な物にお金を使わないことだ。ゴミを送るな。

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          (翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

          このキャンディー自動分類器を今日Appleはローンチすべきだった

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          最悪のキーノートだったな。ぼくの感想はは正しい? 絶対だよ。

          今のAppleにすこしでも才能があるなら、彼らはきっとこの、3DプリントによるSkittles自動分類器をリリースしただろう。代わりに今日は、高い壁で囲まれた庭(walled garden)*の中で、どうでもいいものばかり、見せられたけどね。おえーっ。

          この分類器はNathan Petersonの作で、LEDの光でSkittleの色を見分け、それらを正しい場所のお皿に放り込む。現状では色数が限られているので、残念ながらM&M’sは分類できない。

          Petersonは書いている:

          このSkittles分類マシンはTinkercad(tinkercad.com)を使って設計した。カラーセンサはTCS3200を使っている。DCモーターを3つ使い、回転ディスクの傾斜やSkittlesの落下を検出するために、そのほかのセンサも使っている。

           

          彼に今後の計画はまだないけど、Appleと違っていずれきっと、オープンソースにしてくれるだろう。するとみんなが、家でSkittlesを分類できるからね。ぜひ、そうすべきだよ。

          〔*: walled garden, 一般に、オープンではなくクローズドであること。〕

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          (翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa