これをホリデーの奇跡と呼ぼう。Apple(アップル)は米国時間11月18日、ホリデー向けアニメの名作「A Charlie Brown Thanksgiving(スヌーピーの感謝祭)」と「A Charlie Brown Christmas(スヌーピーのメリークリスマス)」が2020年もテレビで放映されると発表した。このニュースはApple TV+の独占契約によってPeanuts(ピーナッツ)のアニメがテレビ放映されなくなることに対する苦情を受けてのことだ。
2020年10月に本誌が指摘したように、この独占契約は55年間で初めて最愛のクリスマススペシャルがテレビで放映されなくなるというものだった。どちらのホリデースペシャルも、1966年のハロウィンスペシャル「It’s the Great Pumpkin, Charlie Brown(スヌーピーとかぼちゃ大王)」と同じ運命を辿ることになりそうだ。
実際アップルは、2021年のどこかで登場する可能性の高い新しいプロ向けデバイスとの差別化のために、今回の発表では多くのアップグレードを控えた可能性が高い。それはすべてアップルのMac戦略の構成の一部であり、私たちはスローモーションでその進行を見ているところだ。新しいAir、13インチのMacBook ProそしてMac mini は、Mac製品のエントリーレベルを代表するものたちだ。このカテゴリは、近年、アップルのより注力しているカテゴリーで、iPhoneとApple Watchの製品ラインでも見かけることができる。
Apple(アップル)は11月18日、年間収益が100万ドル(約1億円)以内の小規模事業者に対するApp Storeの手数料率を15%に削減する新プログラム「App Store Small Business Program」を発表した。2021年1月1日より実施予定で、同プログラムの全容と詳細は12月初旬にあらためて発表する予定。
アイコンの形状は、よりiOS風のスクワーコー(squircle、スクエア+サークルからの造語で、角の丸まった正方形のこと)デザインに変化したし、全体に微妙な変更が加えられている、たとえば「メール」のアイコンには、ほとんど見えないテキストでAppleの本社の住所である「Apple Park, California 95014」が書き込まれている。他の多くの変更と同様に、ここでの要点は、Big Sur全体とAppleのエコシステム全体に一種のスタイルとしての一貫性を提供することだ。
Matthew(マシュー)は David Foster Wallacesqueの「4行」レビューに「アップルのHomePodは明らかにこれまでで最高のサウンドのスマートスピーカーだ。このクラスのどのスピーカーより、セパレーションやベースのレスポンスが改善され、7年間におよぶアップルの努力に報いるニュアンスと繊細さを備えている」と書いた。
しかしながら、最新の重要な進歩もいくつかある。特に Home / HomeKitに関してだ。直近のiOSアップデートではいくつかのスマートホーム更新があった。14.1ではHomePods用のインターコム機が加わり、14.2では同機能が他のデバイスでも使えるようになった。なので、「Hey SIri、みんなにインターコム。夕食の用意ができた」というと、その言葉がさまざまなデバイスに送られる。この機能はアマゾンとグーグルが提供しているものと似ているが、事前録音されたユーザーの声のスニペットをデバイスに送ることで幅広いアップル製品で使えるようになっている。
iPhone 12 Pro Max は、おそらく新しいiPhone 12モデル(未訳記事)の中で最も簡単にレビューできる製品だ。それは巨大で、本当に素晴らしいカメラを備えている。真の最高ではないとしても、おそらくスマートフォンが採用してきたものの中では最高のカメラの1つだ。すでにiPhone「Max」や「Plus」モデルを使ったことのある人にとっては、考えるまでもない。手に入れよう、それは素晴らしい製品だ。今年Apple(アップル)が提供すべきものがすべて備わっていて、しかもiPhone 11 Pro Max よりも少々薄型だったりするのだ。
スクリーン:iPhone 12 Pro Maxの6.7インチスクリーンは、458ppiの解像度で2778×1284の大きさだ。それはiPhone 12 Proの460ppiとほぼ同じだが、わずかに低い解像度だ。ということで、これは違いではあるが、とるに足らない違いである。もちろん画面のサイズや、大きくなったエリアを活用するアップルやサードパーティのアプリにとっては有利なところだ。
パフォーマンス:CPUとGPUに関していえば、iPhone 12 Pro Maxは期待通りに動作する。これはiPhone 12 Proとまったく同じといえる。ボード上には12 Proと同じく6GBのRAMが搭載されている。バッテリーのパフォーマンスは私のiPhone 11 Pro Maxテストに匹敵するものだった。典型的な1日の利用には十分だが、長い移動をする日にはおそらく充電の必要があるだろう。
まだ決心を固めていないなら、私は次の2種類の人にiPhone 12 Pro Maxをお勧めしたい。スマートフォン時代絶対最高のカメラ品質を望む人と、他のデバイスではなく、多くの仕事を携帯電話上で行う人だ。Max版iPhoneに移行するには、人間工学的観点で支払わなければならない明確な「手数料」が存在している。いくつかの操作には単純に両手が必要で、片手での操作できいても不安定なものになる。
もちろん、すでにMaxカルトに自己洗脳されている場合には、この新しい製品はiPhone 11 Pro Maxからジャンプして手に入れる価値があるかどうかが疑問だろう。手短にいうならば、おそらくノーだ。それは素晴らしいものだが、写真撮影業をやっていない限り、真にぶっちぎりで優れているというわけでもない。古いものでも楽しめる。それはよくできていて、装備も満載だが、お値段も別格だ。だがストレージのアップグレードはかつてないほど安価で、なによりも本当に美しい。
さらに、iPhone 12 Pro Maxに新しい広角カメラが追加されたことで、これはアップルがこれまでに作った最高のカメラシステムとなり、おそらくこれまでで最高のサブコンパクトカメラが生み出されたのだ。わかってる、わかってる。これはかなり強い断定だ。しかしiPhoneはスマートフォンの世界ではクラス最高であり、アップルがやっているようなブレンデッドシステムやコンピュータビジョンのようなものをやっているカメラ会社は地球上に存在しないので、そうした断定も裏付けられるのではないだろうか。より大きなセンサーを持つコンパクトカメラならば、低照度状況ではまだiPhoneの撮影能力をまだ凌駕(りょうが)しているものの、アップルの機械学習に基づくブレンデッドシステムは時間とともに進化していく。
Apple(アップル)は、米国時間11月10日に開催したARMベースMacの発表イベントで、俳優のJohn Hodgman(ジョン・ホッジマン)氏をカメオ出演で呼び戻し、2000年代中期の同社CMのちょいと間抜けな「I’m a PC(私はPCです)」氏キャラクターとして再登場させた。彼の役割は、アップルのApple Siliconの未来に直面したIntelベースPCの慌てぶりを表現することだ。
この短編は、米国時間11月10日に開催された「One More Thing」イベントの終了後に放映された(今回のイベントでは新しいM1チップと、今後のMacBook Air、MacBook Pro、Mac Miniの新しいデザインが披露された)。ホッジマン氏演じるキャラクターは、昔なつかしいキャンペーン音楽と共に白い部屋の中に登場し、新しいマシンのパワーマネジメントをネタにして話した。
Apple M1は、CPU、GPU、Neural Engine、入出力、セキュリティなど複数技術を統合することで、より優れたパフォーマンスと電力効率を実現。5nmプロセス製造により、Apple史上最も多い160億個のトランジスターを搭載。CPU性能は最大3.5倍、GPU性能は最大6倍、機械学習では最大15倍高速になったほか、バッテリー駆動時間は1世代前のMacよりも最大2倍長く持続するという。