児童生徒のプライバシーに関しGoogleがEFFに返答: “弊社のツールは法律と弊社の約束に適合している”

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昨日(米国時間12/1)EFFは、‘学生に対するスパイ行為’(Spying on Students)と呼ばれるキャンペーンを立ち上げて、学校でテクノロジを利用する場合のプライバシーリスクに対する、人びとの関心を高めようとしている。このキャンペーンは消費者保護のお役所FTC(連邦取引員会)がGoogleに対して提起した苦情を契機とするもので、同社が児童生徒の個人情報(検索の内容など)を集めて分析している、と主張している。

EFFのスタッフ弁護士Nate Cardozoは、こう述べている:

公的な声明とは逆にGoogleは、児童生徒の閲覧データやそのほかの情報を集めて分析し、その結果を同社自身の目的に利用している。公的な約束をしておきながらそれを守らないことは、不正で欺瞞的な企業行為を禁じているFTCの規則に違反している。未成年者は追跡されたり実験動物として利用されたり、あるいはそのデータが企業利益のために取り扱われたりすべきでない。Googleが児童生徒のデータを‘Googleのプロダクトを改良するため’に利用したいのなら、父兄からの明示的な同意を得る必要がある。

具体的な問題は、GoogleがChromebooksとGoogle Apps for Educationを学校に配布し、その際に“sync”機能をデフォルトで有効にしていることにある。それはおそらく、個人データを宿題や、さまざまな活動やコミュニケーションに、結びつけるためだ。EFFによるとGoogleは彼らに、近日中にsync機能をデフォルトで無効にする、と述べた。

Googleは今日(米国時間12/2)、プライバシー遵守共通約定集“Student Privacy Pledge”の協同ファウンダたちに対しても応答した。

当然ながらGoogleがコンピュータを学校や企業や団体等に広めようとしているのは、GoogleとAlphabetの消費者をより多く確保するためだ。“人は若いうちに取り込め”は、マーケティングの原則だ。しかしGoogleは、誤解を正そうとしている。Google Apps for EducationのディレクターJonathan Rochelleはこう述べている:

12月1日にElectronic Frontier Foundation(EFF)が、Google Apps for Education(GAFE)とそのほかのプロダクトとサービス、とりわけChrome Syncに関する苦情を発表した。弊社は、児童生徒のデータのプライバシーをEFFが重視していることは尊重するが、弊社のツールは法律と弊社の約束の両方に適合していると確信している。その約束の中には、弊社が今年署名したStudent Privacy Pledgeの約定も含まれている。

Rochelleは、こう付け加えている: “教師や児童生徒によるGoogleのそのほかの消費者サービスの利用は、学校が管理できる。それらYouTube、Maps、Blogger等々はGAFEのアカウントで利用できる。”

Rochelleのポストの全文はここで読める。EFFが提起した問題の、一つ一つに対して説明している。

“Student Privacy Pledge”の協同ファウンダたちは、EFFは約定を誤解しており、したがって”見当はずれである”、と言っている。

生活のいろいろな側面がネット上のサービスに依存するようになってきた今日では、個人データの慎重な取り扱いがますます重要だ。それを子どもたちのために監視する活動は立派だが、しかしGoogleによれば、EFFのキャンペーンは実際に起きていないシナリオを標的にしている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

Google、「Chrome OSの開発続行」を明言―むしろマネタイズ強化を目指す

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読者の多くはすでに、GoogleがChrome OSの開発を中止し、Androidに統合する(ただしChromebookという名前は残る)というWall Street Journal発の情報をご存知だろう。今日(米国時間11/2)、 Googleは公式ブログへの投稿でこの報道内容を否定した。

GoogleのAndroid、Chrome OS、Chromecast担当上級副社長、ヒロシ・ロックハイマー(Hiroshi Lockheimer)は「われわれは双方〔Chrome OSとAndroid OS〕の良いところを統合する方法を開発しているところだ。 Chrome OSの開発を中止するなどということはない」と書いている。

GoogleがChrome OSにAndroidの機能の一部を追加しつつあることは別に秘密ではない。実際、一部のAndroidアプリはChromebookで作動することが確認されている。

ロックハイマーは今日のブログ記事の大半を費やしてChrome OSにいかに勢いがあるかを説明している。たとえば、アメリカでは学校が開いている1日ごとに3万台の教育用Chromebookが導入されている。またNetflixやStarbucksのような大企業が社員用にカスタマイズされた
Chromebookを多数利用しているという。

つまりChrome OSは今後も(少なくとも当分の間)存在を続けるということだ。 ここ数年でChrome OSの中身ががらりと変わるという可能性はあるだろうか? それは十分あり得る。Googleは「Chrome OSにユーザーが手を加えなくてもほとんどのAndroidアプリが作動する」ことを目標にしている。しかしChrome OSは最近のGoogleとしては驚くべきビジネス上の成功を収めている製品なので、いきなり開発を中止するということは考えにくい。ChromebookがAndroidより多額の売上をGoogleにもたらしていることを考えれば特にそうだ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Chromebook Pixelの最新バージョンアップ機がもうすぐ発売に

GoogleのChromebook Pixelを、お好きだったかな? 画面が超高精細で、しかもタッチスクリーン、200ドルや300ドルではなくて、1300ドルのChromebookを作るとこうなる、という製品だった。

しかも、一回作って終わり、ではなかった。Googleはあれの続編を作っているらしい。

公式発表はまだないが、GoogleのRenee Niemeがサンディエゴで行われたあるイベントで、ふと漏らした。

そのときのビデオもあるが、Googleは素早く発禁処分にしてしまった。しかし幸いにもOMG!CHROME!の連中が、スピーチの書き起こしを入手することに成功した。以下は、その、さわりの部分だ:

“もうすぐ、新しいPixelを出す予定だ。もちろん売るつもりだが、期待していただきたいのは、それが開発プラットホームであること。つまり実際には、概念実証のための製品だ。だから、大量生産はしない。”

噂は前からあったが、Googleの人がそれを口にしたのはこれが初めてだ。噂では、新型PixelにはType-CのUSBポートがついてるそうだ。リバーシブルなので、プラグの上下左右を差し間違える心配がない。今年はいろんな製品が、実装するだろう。今は、正しく差し替えたつもりでも、逆だった、なんてことがある。あたまにくるね。

大きながっかりは、Googleがほんの少ししかそれを作らない/売らないらしいこと。Chromebookの売れ線は200ドルから300ドルだ。しかも売れている!。Amazonのラップトップの売れ行きトップテンに、350ドル以下のChromebookが三つも入っている。でも1300ドルもしたら、みんな、そっぽを向くだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


ニューヨークの全校(幼・小・中・高)がChromebookを採用…今や学校利用ではトップ

最近のIDCの調査によるとGoogleはすでに、K-12の教育機関に納入されるタブレットやノートブックではトップ企業だ。今日もまた、強力な味方が現れた: ニューヨーク市の教育局だ。ニューヨーク市のCIOはChromebooksの購入にサインし、また今年の学年(9月-)用に承認され市のIT部門がサポートするツールの一環としてGoogle Apps for Educationも認められた。市はまた、教師のためのガイドブックも制作した。

これはGoogleにとって、ChromebookとAppsのユーザが新たに1800校の児童生徒100万名ぶん増えたことを意味する。ニューヨーク市のCIOはブログ記事で、ChromebookとGoogle Apps for Educationを採用した理由として、すでにそれらを使っている学校が多いため、まったく新しいハードやソフトを思い切って採用するときのようなリスクがないことを挙げている。それは、Googleの教育方面での取り組みが高く評価されている証(あかし)でもある。

Googleは、Chromebookを買いやすい値段で教育市場に広めるために、できることをすべてやってきた。またこの最小限主義のデバイスはほとんどWeb上で利用するGoogle Apps for Educationとの相性も良い。Googleはさらに今年は、Apps for Educationのユーザデータを広告の営業やターゲティングに使わないと宣言して、その誠意を表明し、より多くの教育委員会や学校、教師、および各地の教育行政部門から受け入れられるための基盤を作った。

最近Microsoftが発表した、完全なWebサービスとしてのSkypeの提供は、WebをOSとするChromebookの価値をさらに高め、教育の世界でのChromebookの利便性を大きく高めるだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Google Chromebook、米国小学校市場で売上トップに(IDC調べ)


Google Chrme OSは予想外の長期ヒットになるかもしれない ― 米国の生徒たちのおかげで。IDCの最新レポートによると、K-12(幼稚園と小学校)市場においてChromebookは、2014年で最もよく売れたデバイスだった。

Chromebookが学校で成功している理由には、おそらくいくつか要因がある。Googleがこの分野での販売に力を入れていること、および同社の制度がこのChrome OSノートPCの普及を後押ししていることだ。例えば同社は、今秋大学生向けにChromebook貸出しライブラリーを提供するプログラムを開始したが、さらにGoogleは、K-12をターゲットに20セット以上買うと割引きになる特別なChromeアプリ教育パックも提供している。

Googleは、Chromebookが学校への展開に成功している理由として、端末の管理が容易であることを強調している。IT部門による大がかりなサポートは不要であると検索の巨人は言う。しかし、ChromebookがK-12のタブレットおよびノートPC市場で成功している最大の理由は、ほぼ間違いなく価格だ。―括購入割引を受ければ、このブラウザー中心のパソコンは、従来のWindowsノートよりもiPadよりも低価格になり、ウェブベースの生産性アプリの成長と共に、Chrome OSのデスクトップOSに対する弱点も日々克服されている。

K-12での好調は良い兆候だが、Chromebookが生徒たちを学生時代だけでなく社会人になってからもフォローできることを示すためには、まだGoogleのやるべき仕事は多い。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Google Chromebook、四半期で100万台を売り教育市場向けに躍進中

先日行われた収支報告の席にて、Google、およびそのパートナーはこの四半期で教育機関向けに100万台のChromebooksを販売した旨を発表した。同四半期における世界中でのPC販売台数が7600万台であった(Gartnerレポートによる)ことを考えれば、教育機関限定とした場合での100万台はなかなかの数字だということができよう。

Chrome OSはその登場当初、多くの人が失敗するに違いないと考えていた。ブラウザしか動作しないデバイスを誰が欲しがるだろうか、と言われたものだった。しかし十分な収入を他から得ていたGoogleは、このプロダクトへの予算投入を全く躊躇わなかった。ダメだと言われる時代にも、あくまでもChrome OSプロダクトにこだわっていたのだ。そうこうするうちにウェブアプリケーションでできることは増え続け、Chromebookの使い道も増えていった。今日にいたっては、ほぼすべてのことをウェブアプリケーションで実行することができるようになっている(もちろんPhotoshopなど、従来型のアプリケーションを必要とするものも少なくはない)。「ウェブしか使えない」という制限も、さほど大きな欠点とはみなされなくなってきているのだ。

これまでは、多くの教育機関がiPadを購入してきたし、また生徒たちもChromebookよりもiPadに興味を示すことが多いだろう。しかしChromebookに比較すればiPadの値段は高価であり、管理も難しいとい面もある。Googleは多数のChromebookを一括管理する方法も構築している。少なくともこの面に関していえば、Appleが遅れを取っているといっても過言ではあるまい。

先月のI/Oデベロッパー・カンファレンスでもGoogleは、Google Play for Educationアプリケーションや電子書籍をAndroidタブレットのみならず、Chromebookからも利用できるようにするとアナウンスしていた。これに注目した人は意外に少なかったようだが、Googleの教育分野への本気度を示す発表であったと受け取るべきだろう。Googleは教育機関を、そのエコシステムのひとつとして取り込むことを決意したのだ。

Google Play for Educationのプロダクトマネージャーを務めるRick Borovoyは、カンファレンスの席上で、タブレットとChromebookの双方を用意する学校が多いのだとも話していた。

教育関連マーケットではこれまで、Appleがその強さを発揮していた。しかしハードウェア的な優位性はAppleにあるものの、価格面では他デバイスに軍配が上がっていたことは事実だ。iPadを導入するためには、教育機関としても必死の予算獲得戦略を練る必要があった。しかし200ドル程度のChromebookであれば、はるかに容易に導入できるわけだ。

ちなみにAppleのみならずMicrosoftもGoogleの教育分野への進出意図をうけて対策を練ろうとしていた。Chromebookの悪口を伝えようと努力していて(Pawn Stars広告を打っていた)が、それは結局将来性豊かな教育市場をGoogleに荒らされることを危惧していたわけだ。さらにMicrosoftは、Chromebookへのカウンターとしてローエンドかつロープライスなノートブックを市場に送り出そうとしている。しかし、Chrmebookがアピールする「エコシステム」は、「価格」以上の重要なポイントであり、これが教育機関におけるChromebookの存在感を増すことにつながったものと思われる。Microsoftも教育機関向けの教材アプリケーションを提供しようとしているものの、GoogleはGoogle Play内に教育専門の猟奇を設ける等、教員ないし生徒に対しても、アプリケーションや書籍の充実ぶりをアピールし続けている。

MicrosoftおよびAppleの双方ともに、Googleの教育分野での成長ぶりを意識していることは間違いない。このままGoogleが教育分野における存在感をましていけば、Googleの利用を第一に考える成人の比率をあげることにつながってしまう。AppleやMicrosoftはそうした面での意識は十分に備えていて、これまでは教育機関向けの割引などをいろいろと用意して対処してきていた。しかしどうやらGoogleはAppleやMicrosoftのやり方に学び、本気で両者に対抗しようとする意志を固めたのだというようにも見える。

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(翻訳:Maeda, H


東芝もChromebookを発売; 画面13インチ, SSD内蔵で279ドル

ここCES 2014で、Toshibaが、GoogleのChrome OSをOSとする13.3インチのChromebookラップトップを披露した。そのお値段は、300ドルを切っている。

これは同社初のChrome OS機だが、すでに競合は激化しつつあり、Dell、Lenovo、HP、Acerといった大所(おおどころ)が超軽量のノートブックでこの市場に参戦している。

ToshibaのChromebookはIntelのHaswellチップを使用し、電池寿命9時間を約束している。

ディスプレイは1366 x 768の13.3インチ、本体の厚さは0.8インチ、重量3.3ポンドだ。

内部には、Haswellプロセッサと並んで16GBのSSD、2GBのRAM、デュアルバンド(802.11 a/b/g/n)WiFiがある。WiFiはいわば、Chromebookの心臓部だ。

OSとして動くChrome OSは、OSの仮装をしたChromeブラウザだから、利用できるアプリケーションはWeb上でアクセスするいわゆるWebアプリケーションが多い。

しかしGoogleは、Google Apps、Gchat、Hangoutsなどの高度なサービスによって、Chromebook上のユーザ体験の充実に努めている。〔一部のアプリケーションはオフラインでも利用可。〕

発売は2月16日を予定、価格は279ドルだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


PC大手DellもChromebookに参入, まず11インチのCeleron機で教育市場をねらうがそのあとの製品企画もある

DellもついにChromebookゲームに参戦してきた。同社も先行者たちと同様に、Windowsマシンの不調を、何かで埋め合わせなければならないのだ。ただしDellのChromebook/Chrome OS戦略はターゲットを限定し、最初は学校とその児童生徒たち向けの11インチラップトップを作っている。

発売は来年1月で、価格は300ドル以下となる。そして合衆国とイギリスではDell.comで売られる。プロセッサは〔Insipiron 11と同じ〕Celeron 2955U、電池寿命10時間、内蔵フラッシュストレージ16GB、RAM 4GB/2GBとなり、ディスプレイは1366×768、Webカメラは720pでビデオ会議にも使える。802.11n Wi-Fiあり。厚さ1インチ弱で重量3ポンド弱と軽い。I/Oは、USB 3.0 x 2、HDMI、Bluetooth 4.0だ。

〔ここにスライドが表示されないときには原文を見てください。〕

これは、既存のChromebookにとって強敵のようだ。とくに電池寿命はコンピュータの終日利用に対応しており、他機を大きく引き離している。画面の解像度ではGoogleのChromebook Pixelには及ばないが、発表された仕様を見るかぎり、遅まきながらデスクトップコンピューティングの一勢力になろうと志したGoogleの姿勢に関心のある人たちの、最人気機種になりそうだ。

Dellによると、同社は教育市場をねらった本機に続いて中小企業や一般消費者向けの低価格機としてのChromebookシリーズを出していく、という。ということは、ChromebookはDellのメインラインに加わる、という位置づけになる。ChromebookはPCのOEMたちのあいだで、いわば一種の流行だが、教育を手始めに手広くターゲットを広げていこうとするDellの本格的な取り組みは、Chrome OSの将来を占う大きな指標になるかもしれない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


MicrosoftがGoogleのChromebookを気にするのはなぜか

ショッピングシーズン(11/29~暮れ)が始まる直前にMicrosoftは、同社独特の大衆撹乱マシンを始動して、その悪名高きGoogle叩きコマーシャルシリーズScroogledの最新作を封切った。今回の標的はChromebook、それはGoogleのChromeOSオペレーティングシステムを搭載した、主にWeb上のアプリケーションを使用する安価なラップトップだ。しかし問題は、なぜMicrosoftは、マイナーな製品にすぎないChromebookを問題にするのか、だ。そしてその理由は、Chromebookが、Microsoftの将来にとって凶兆だからだ。

大部分のコンピュータユーザにとって、オペレーティングシステムは徐々にどうでもよいものになりつつある。だから万人向きとは言えないChromebookも、ローエンドのラップトップ市場で徐々に売れ始めている。

Chromebookをけなす人たちは、この製品には、わざわざ手を出してみるほどの新しい魅力や機能がない、と言う。Webをサーフィンすることしかできないラップトップを、一体誰が欲しがるのだ? それはノートブックの世界の鴨嘴 (かものはし)、すなわち、稀少種、珍種にすぎない。でも、いくらWeb閲覧しかできなくて、Microsoftがそのコマーシャルで言うように“ほんとうのラップトップじゃない”コンピュータでも、そんな評論家レベルの話などまったく気にしない一般消費者が増えてきているので、Microsoftはここで、ショッピングシーズン前の“大衆教育”を開始すべき必要性を感じたのだ。

まずMicrosoftは、Chromebookはオフラインでは何もできない、とコマーシャルを見る人たちに信じさせようとする。でも今では、それは違う。たしかにChromebookはインターネット常時接続で真価を発揮するし、そういう使い方をするユーザがほとんどだが、でもオフラインでAngry Birdsをプレイしたいと思ったら、それもできる。MicrosoftはChromebookでできないものの例としてAngry Birdsを挙げているが、すでにそれはGoogleのChrome Web Storeからダウンロードして、オフラインでプレイできるのだ。

ChromeOSのアプリケーションは、そういう両用タイプが日に日に増えていて、それはそれで良いことだが、でもふつうのWindowsユーザでも、最近では、オフラインでやることって、何と何ぐらい? PhotoshopやハイエンドのCADソフトウェアなど、専門的なデスクトッププログラム以外では、誰もがいちばん長時間使っているソフトウェアといえばブラウザだろう。

Microsoft曰く、ChromebookでCall of DutyやAge of Empiresをプレイできない、と。たしかにおっしゃるとおりだけど、でも、今多くの人が使っている250ドル以下のWindowsラップトップでは、Call of Dutyは満足にプレイできない。Microsoftの、ChromebookとWindowsラップトップを比較するページで使われているのも、そんな低価格のラップトップだ。ChromeOS用のMicrosoft Officeはこれからも出ないと思うけど、ほかならぬMicrosoft様のおかげでOfficeはWeb上でも使える。Skypeが使えなくても、Hangoutsがあれば十分だ。iTunesのデスクトップアプリケーションはないが、でもインターネットの上では、SpotifyのWebアプリケーションで十分間に合う。

今すでに、Googleと同社のハードウェアパートナーたちは、相当長いあいだ、Chromebookと関わっている。教育市場と、ローエンドのラップトップ市場では、今後の成長の核となる顧客層が育っている。

ChromeOSも最初のバージョンは、できないことが多くて、とても人に勧められなかった。しかしその後Googleは、本格的なウィンドウマネージャ*を導入して、オフライン能力を充実させた。Chromebookは、日常的に十分使いものになるコンピュータになっていった。GoogleのChromebookプロジェクトCr-48のパイロット事業がスタートしたのは3年前だが、そのときのChrome OSはMicrosoftのScroogledコマーシャルが言ってるとおり、Web閲覧しかできない非力なラップトップで、とりわけそのタッチパッドがひどかった。今ではそれは、誰にでも向くとは言えないまでも、けっこう何でもできるラップトップだ。この3年で、ChromebookはWindowsをおびやかす存在へと育ってきた。しかも今および今後は、ほとんどのアプリケーションがWeb上で利用できるようになりつつある。上で述べたように、Microsoftのドル箱、Officeでさえも。〔*: ウィンドウマネージャ, Windowsのように、画面上に複数のウィンドウを生成し、それらを管理する基本ソフトウェア。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Google、ChromeブラウザーとChromebookにペアレンタル・コントロールを導入。現在ベータ

Googleは、Chromeブラウザーにペアレンタル・コントロール[親による監視]機能として、新しく「スーパーバイズド・ユーザー」を正式に導入する。一般公開に先立ち、ベータチャンネルで配布を開始した。この機能は、恐らくその殆どが親であろうユーザーが、Chromeブラウザーの動作を制限し、特定のウェブサイトをブロックしたり、Googleの検索結果をセーフサーチでフィルターしたり、ウェブサイトの訪問履歴を管理したりできるようにするものだ。

「スーパーバイズド・ユーザー」オプションはここしばらくの間テストされていた。初めて社外で発見されたのは、昨年の12月に、ChromeのCanary/Chromiumビルドの中に “Managed User Settings” と呼ばれるオプションがあるのを開発者が見つけた時だった。そして今年の夏、同機能はCanaryビルドのユーザーに広く公開され、いくつかのフラグを使ってオン・オフを切り替えることができた。

しかしGoogleは、ペアレンタル・コントロールの計画に関する正式コメントを今日まで出していなかった。ソフトウェアエンジニアのPam Greenはブログ記事で「スーバーバイズド・ユーザー」オプションを紹介し、彼女が娘と一緒にウェブを見るのは好きだが、家族の安全のためにもっとツールを必要としていたというエピソードを語った。

同オプションはChromeブラウザーで提供されているが、もちろんChromebookユーザーを考慮して作られている ― 例えば最近TechCrunchが試用したHP Chromebook 11を買おうとしている人たちだ。Chromebookでは、フラウザー〈が〉オペレーテイングシステムなので、その行動を制御することによってユーザー体験全体を変えることができる。

スーパーバイズド・ユーザーに関して、Chromebookの全権限を持つユーザーは、chrome.com/manageを訪れ、子供たち(あるいは他の監視されるユーザー)のアカウントを編集、管理できる。親はあらかじめリストに載せたウェブサイトにしか行けないようにブラウザーを設定したり、子供のリクエストに応じて制限されているサイトへのアクセスを許可したり、ウェブ履歴を見ることができる。他にも、あるホストのサブドメインを全部ブロックするといった、細かい制御も可能だ(そのためには、 *.example.com のように、トップドメインの前にアスタリスクを置く)。

Chromebookでは、スーパーバイズド・ユーザーを作るオプションがメイン画面に表示される。「新規ユーザー」をクリックして「サインイン」ダイアログボックスを開き「スーバーバイズド・ユーザーの作成」をクリックする。Mac、Windows、およびLinuxでは、「設定」メニューの中の「ユーザー」セクションでアカウントを作る。

Googleによると、スーパーバイズド・ユーザー設定は今週から一般ユーザーに公開される。私がChromebook 11で試そうとしたらまだ来ていなかったが、利用可能になる時期は人それぞれだ。

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(翻訳:Nob Takahashi)


AcerもChromebookの新型機を出す–徐々に機能充実へ

Acerは早くからChromebookを製品化し、199ドルのC7や299ドルのC710を出してきた。これらのラップトップはキーボード付きのタブレットみたいなもので、いろんな機能が完全に揃ったマシンではなかった。それらは“サードスクリーン”(third screen, 3つめの画面)とも位置づけられ、コーヒーテーブルに常置したり、Web閲覧や簡単な文書編集に使われることが、予定されていた。しかし今度出た249ドルのAcer C720は、SDカードリーダー、USB 3.0 のポート、ビデオチャット用にHDのフロントカメラなどがある。

この新型ラップトップはGoogleブランドの美形機Pixelや、HPの最新のChromebook 11などと競合することになる。後者は超軽量で充電をマイクロUSBで行う。Acerの投入でこのレベルの製品が過当競争になるというわけではなく、やや市場の様相が変わるだけだ。

Chromebookではスペックはあまり問題にならないが、とりあえずC720 は、電池寿命8時間、メモリ4GB、HaswellマイクロアーキテクチャのIntel Celeron 2955Uプロセッサという、まあ文句なしの陣容だ。ケースのスタイルはお兄さん機たちと同じだが、やや薄くなり重量は3ポンド減った。

このChromebookなら買い、だろうか? というかChromebookというコンセプトは、そろそろ世の中に定着していくのか? まだChromebookを連れて長旅をしたことはないが、不満を感じることがありそうな気がする。でもハードウェアの価値としては、非力なWindowsマシンよりはずっと上だ。いちばん良いのはUbuntu Linuxをインストールして、Linux/UNIX世界のユーティリティやコマンドラインを併用することだろう。

本機は今は予約受付中で、発売は数週間後だそうだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


279ドルのHP Chromebook 11はマイクロUSBで充電, ディスプレイはIPS液晶を使用

GoogleのChromebookは、徐々に各社の製品が増えているが、今日(米国時間10/8)はHPからHP Chromebook 11が売り出された。この定価279ドルのデバイスは、白い筐体がAppleのMacBookの白を思い出させるが、もう一つの色塗りバージョンはGoogle Chromeのロゴの色を使って、やや強い印象に仕上げている。

このChromebookは、SamsungやAcerなどほかのパートナーの製品とよく似ているが、最高級の旗艦機、1600ドルのChromebook Pixelには似ていない。HP 11が超強力なPixelとは違う市場をねらっていることは確かだが、でも基本的な機能では大差がない。

11はとても軽くて、2.4ポンドしかない。そしてちょっとびっくりするのは、Androidスマートフォンやタブレットをはじめ、今の多くのモバイルデバイスが必ず使っているマイクロUSBを充電用に使っていることだ。だから同梱の充電器でNexus 4を充電することもできる。電池寿命は6時間とされているから、立派なものだ。もちろんMacBook Airが使ってるような終日型の電池には負けるが。

ディスプレイは11.6インチのIPS液晶を使っている。これも、安い製品にしては立派。プラスチックケースの内側はマグネシウムのフレームなので、耐久性も良さそうだ。HPは、スピーカーも自慢している。キーボードの真下にあるので、音質が良いそうだ。でもぼくはまだ、実際に音を聞いていない。

プロセッサはSamsung Exynos 5250だから、ビデオの多用は無理かもしれないが、しかしベースがChrome OSだから、意外といけるかもしれない。Linuxとのデュアルブートは、ビデオ処理の高速化には寄与しないが、でも一人のChromebookオーナーとして言わせてもらえば、絶対にやるべきだ。

HP Chromebook 11自身について言えば、これはWebとブラウザがコンピュータ利用のすべて、という人向けの製品だ。ほかの面倒なことは、いっさいしない人。しかしChromeとChrome OSに関してはGoogleの開発姿勢は積極的で、サイクルも早いから、もっと‘高度な’ユーザ層にも、やがてアピールするかもしれない。Chromebookをこれから試してみたい人には、今Best BuyやAmazon、Google Play、そしてHPのオンラインストアでセールをやっているから、チャンスだ(イギリスではCurrys、PC Worldなど)。

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HPからもChromebook, 最大で最重で最高値

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HPさん、どういうつもりかな。

同社が今日(米国時間2/4)、同社初のChromebook、Pavilion 14 Chromebookを発売した。しかし以前からのHPの伝統に従って、でっかくて高い。その329ドルというお値段は、今出回っているChromebookの中ではいちばん高く、Samsungのより80ドル、Acer C7より130ドルも高い。

その高いお値段がもたらすものは、14インチの画面と、SamsungのようにARMではなくx86のチップセットだ。3タイプあり、いずれもRAMは2GB、1.1GHzのCeleron 847は、ARMのチップよりやや速いかもしれない。でも、これはChromebookだ。Chromeが動くのであって、Photoshopではない。安い価格で、シンプルにすっきりまとめたSamsung Chromebookの方が、正解ではないか?

HPのは、高いだけでなく重い。Samsungの2.5ポンドに対して4ポンドもある。しかも電池寿命はSamsungの6.5時間に対し4.25時間と短い。

この新しいHPのChromebookに、何か良い点を見つけるのは難しい。待って…Ethernetポートがある! うーん…。

〔原文コメントより: Web上にもCPUパワーを必要とするゲームなどがある、ARMが低電力消費なのは当たり前、Acerもx86だ、Samsungにも450ドルのChromebookがある、LenovoのChromebookはもっと高い、EthernetポートはAcerなどにもある、子どもや高齢者は大型画面が必要、Samsungの安いChromebookは遅くて苦痛、…、…。(現時点(2/5午前)でコメントが33もあるので、かなりの人気記事。)〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))