レノボ初の折り畳みラップトップThinkPad X1 Fold

Lenovo(レノボ)は2019年5月にそのコンセプトを発表した、ThinkPad X1 Foldを正式に発表した。この製品は折り畳みディスプレイを搭載したラップトップで、レノボはオフィス志向のプロダクトとして興味深いコンセプトを実験しようとしている。

ThinkPad X1 Foldは、タブレットとノートパソコンの優れた機能を1つのフォームファクタに集約した、コンバーチブルラップトップの最新モデルだ。

広げた状態で13.3インチの折り畳みディスプレイを搭載しており、本体はかなりコンパクトだ。また、Bluetoothキーボードは画面の下半分に置いてラップトップとして使うことも、あるいは取り外して使用することもできる。なおら24ドル(約2600円)のスタンドは別売りだ。またキーボードが使用されていないときは、中央に置けばワイヤレス充電できる。実用度はなんともいえないが、かなりクールだろう。

ディスプレイはLG製のpOLED(プラスティックOLED、プラスティック基板を用いた有機ELパネル)方式で、レノボによると広範囲な耐久性テストが実施されたという。ただし、その評価は実際に使うまで待つ必要があるだろう。また、折り畳み機構は炭素繊維プレートで補強されている。

ThinkPad X1 Foldの価格は2499ドル(約27万円)前後で、Windows10搭載モデルは今年中旬に発売予定。Windows 10X搭載モデルはその後に発売される。

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(翻訳:塚本直樹Twitter

Surfaceイベントでマイクロソフトが発表した製品まとめ

米国時間10月2日のSurfaceのイベントは「flow」(フロー)がテーマだった。Microsoft(マイクロソフト)はニューヨークのステージで、何十回もこの言葉を口にした。同日のテーマは主に、デバイス間のエコシステムと、最後に披露されたサプライズとなる2つのデュアルスクリーン製品に関するものだった。

多くの噂は正しかった。Surface Laptopの新バージョンには15インチモデルが追加され、プロセッサがアップデートされ、待望のUSB-Cポートが追加された。Surface Proにも同様のアップデートと、改良されたスタジオマイクが搭載されてた。新しいSurface Pro Xには、Qualcomm(クアルコム)のアーキテクチャをベースとしたマイクロソフトによる新しいSQ1チップが採用されている。

噂があったにもかかわらず、マイクロソフトはいくつかの本物のサプライズを提供した。まずは、本当に奇妙なSurface Earbudsだ。マイクロソフトがApple(アップル)やGoogle(グーグル)、Samsung(サムスン)などの製品と差別化を図るポイントは、生産性の向上だ。大きくて丸いイヤホンは、音声変換やPowerPointのスライド操作、リアルタイム翻訳などの機能を含む、Office向けに設計されている。価格は249ドル(約2万7000円)だ。

さらに興味深いのは、Surface Neoの登場だ。このデュアルスクリーンPCにはクールなキーボード機構が搭載され、新OSのWindows 10Xを搭載した、来年のホリデーシーズン(年末)に発売される実に魅力的な製品になるはずだ。2020年のホリデーシーズンには、デュアルスクリーンのAndroid端末 「Duo」 が登場し、マイクロソフトはモバイル分野に復帰する。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

マイクロソフトがARMベースのSurface Pro Xを発表

Microsoft(マイクロソフト)は米国時間10月2日、1年ぶりのSurfaceイベントにて、長らく噂されてきたARMベースのSurfaceを発表した。これは、同社によるARMベースのプロセッサを内蔵した初の製品となる。13インチのラップトップはQualcomm(クアルコム)のSnapdragonとAIアクセラレータをベースとするマイクロソフト独自のSQ1カスタムチップを搭載し、またAIエンジンを内蔵した初のSurfaceとなる。マイクロソフトとクアルコムは、ARM版Windows 10が動作するSurface Pro X向けにカスタムGPUコアも開発した。

Surface Pro Xは11月5日に999ドル(約11万円)から発売され、予約は本日より始まる。

マイクロソフトは数年前からARMベースのデバイスに取り組んでおり、HP(ヒューレット・パッカード)やASUS(エイスース)といった複数社から、バッテリーが1日持ち、ほとんどのWindowsアプリケーションが動作しつつ、intel(インテル)の下位プロセッサと同等の性能を持つARM搭載ラップトップが発売された。Microsoftはx86命令をARM64に変換するバイナリトランスレータを使用し、ネイティブなWindows10ライブラリのほとんどをARMアーキテクチャ向けにコンパイルした。

マイクロソフトの他の新型Surfaceデバイス同様、13インチでARMベースなSurface Pro XもUSB-CポートとLTE接続機能を用意している。ディスプレイは1400:1のコントラスト比と2880×1920ドットの解像度を実現し、4K解像度も選択できる。本体の最も薄い部分は厚さ5.3mmで、重さは1.68ポンド(約0.77kg)だ。また、Surfaceシリーズでは初めて取り外し可能なハードドライブを搭載している。

前述のようにマイクロソフトはクアルコムと協力し、独自のカスタムプロセッサことSQ1を設計した。マイクロソフトは、AIエンジンがチップに統合されていることを強調している。

同社はまた、Surface Pro X向けにスリムな新型Surface Penを発表した。これは、新しいType Coverに収納できる。

ARMが自社のチップをノートPCやデスクトップ、サーバ向けに提供するために注力していたことは、周知の事実だ。新世代の製品が登場するたびに、同社は多くのシーンで十分なパフォーマンスを発揮できるこれらの環境に、より多くのチップを搭載したいと述べていた。今回のマイクロソフトとの提携により、ARMは明らかにその目標に近づいている。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

マイクロソフトの新Surface Laptopは13/15インチの2モデル

米国時間10月2日朝のMicrosoft(マイクロソフト)イベントに関する噂は正確だった。ニューヨークのイベントで最初に披露されたハードウェアは、同社の優れたSurface Laptopの最新バージョンで、おそらくこの製品ラインで最も強力な製品だ。

以前のリーク情報によると、Surface Laptop 3には13.5インチと15インチのモデルがあるとされていた。興味深いことに、チーフプロダクトオフィサーのPanos Panay(パノス・パナイ)氏は登壇時間の大部分を費やして、そのキーボードを紹介した。どうやらApple(アップル)の最近のMacBookにて発生している問題を意識しているようだ。Surface Laptop 3のキーボード部分は簡単に取り外し可能で、修理や製品部品へのアクセスも容易だ。

13インチモデルには、第10世代のintel(インテル)製4コアプロセッサが搭載されている。パナイ氏によると、これは最新MacBook Airよりも3倍強力だ。一方、15インチモデルにはAMDの Radeonチップが搭載されている。また、待望のUSB-Cポート、スタジオクオリティのノイズキャンセリングマイク、サンドストン仕上げが採用されている。

Surface Laptop 3は10月22日に発売され、価格は13インチモデルが999ドル(約11万円)、15インチモデルが1199ドル(約13万円)だ。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

クアルコムとレノボが初のSnapdragon搭載5Gラップトップを披露

Qualcomm(クアルコム)は米国時間5月27日に開催されたComputexのプレスカンファレンスにて、Snapdragonベースの5G対応PCをLenovo(レノボ)と協力してローンチすると発表した。両社はこのPC「Project Limitless」を「5G接続をもたらすPC専用の世界初となる7nmプラットフォームだ」と説明している。

このラップトップは5Gと4G接続をサポートするクアルコムの「Snapdragon 8cx」プラットフォームで動作しており、Adreno 680 GPUとKryo 495 CPU、そして満充電状態で数日間持つバッテリーを搭載している。またクアルコムの「X55 5G」モデムを搭載し、2.5Gbpsのダウンロード速度を実現している。

Project Limitlessの発売日や価格はまだ発表されていない。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

AcerのConceptD 9はラップトップと液タブの二刀流

クリエイティブのプロにアピールする時、Huawei(ファーウェイ)のようにApple(アップル)に対抗する方法と、全く別の道をいく方法がある。Acerの「ConceptD 9」が選んだのは、そのうちの後者だ。

ニューヨークのブルックリンにて開催されたイベントで発表されたConceptD 9は、イーゼルのような台座に据え付けられたスウィーベル(回転)するタブレット型ディスプレイを搭載し、ワコムのペンをサポートしている。

近年ハイブリッドデバイスは数多く市場に登場しているが、ConceptD 9はその中でも特にユニークで、Microsoft(マイクロソフト)のSurfaceスタイルになることを意図的に避けているようだ。

Acerはクリエイティブのプロから大いに注目されるメーカーではなかったが、ConceptD 9はMicrosoftの一体型PC「Surface Studio」よりもずっと小さな本体で、ドローイングや3D制作における同等のデザインと機能を提供している。

ConceptD 9は6月に4999ドル(約56万円)にて販売予定。この奇妙なラップトップが市場に受け入れられるのかどうか、注目だ。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

完全に隅から隅までオープンソースのラップトップコンピューターLibrebootは、ブートローダーもBIOSもオープンソース

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商用ソフトウェアがまったくない、純粋で完全なオープンソースラップトップは、以前からフリーソフトウェアのファンたちの究極の理想だった。そして今回登場したLibrebootは、ブート時のファームウェア〔+BIOS〕まで完全にオープンソースだから、夢の実現が近くなった。

この730ドルのラップトップは、何の変哲もないふつうのハードウェアだが、しかしオープンソースのソフトウェアしか載っていない。OSのDebian〔Debian Linux〕は、完全にオープンソースだ。また非公開のソフトウェアを避けるために、Wi-Fiチップを内蔵せずに、AtherosのWi-Fiドングルとそのオープンソースのドライバーを加えている。

オープンソースは、楽しいだけでなく、今やとても重要だ。デスクトップ上のLinuxはまだ普及途上だが、Debianはすでに機能満載で、使うのが楽しい。そしてLibrebootのプロジェクトは、ブート時からシャットダウンまで何もかもオープンソースにして、ゴールまでの最後の1マイルを走破した。

このラップトップは、ハードウェアとしてはCPUがARMの1.8GHz Rockchip RK3288クァッドコア、RAM 4GB、内蔵eMMCストレージ16GB、といった仕様だ。ストレージの増量は、microSDカードで行う。画面は11インチ、3年間の保証つきだ。

オープンソースのラップトップにこだわる人はそんなに多くないが、でも巨大コンピューター企業からコンピューティングの自由を奪い返したい、と思ったとき、実際にそれができるようになったのだから、嬉しいね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Xiaomi(シャオミ)初のノートPCはMacbook Airのライバルで540ドルから

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中国のスマートフォンおよびスマートデバイスメーカー、Xiaomiが同社初のノートPCを発表した ― そしてそのルックスは「A」で始まる会社の製品とよく似ている。

中国のIT巨人は今日のプレスイベントで新しいスマートフォン、Redmi Proを発表したが、さらにMi Notebook Airを被露して人々を驚かせた。名前まで聞き慣れているって?

ノートPCのサイズは2種類 ― 13.3インチと12.5インチ ― 、フルHDディスプレイ塔載でWindowsが走り、フルメタルボディーにタイプCのUSB充電とUSBスロット2つを備える。フルサイズのキーボードは個々のキーがApple風にバックライトで照らされる。同社のソフトウェアであるXiaomi Synchがプレインストールされており、Xiaomiスマートフォンとのデータ同期やウェアラブルのMi Bankを使ったノートPCのアンロックが可能。

価格は12.5インチモデルが3599CNY(人民元)、約540ドルからで、大型のメインモデルは4999 CNY(750ドル)。海外での発売は期待しないこと。なぜならXiaomi製品の多くは ― 特に新規参入のカテゴリーでは ― 中国のみが対象だからだ。今わかっているのは中国で8月2日から売り出されることだけだ。

内部にはIntel Core i5プロセッサーとDDR4 RAM 8GBおよび256GBのPCI SSD と拡張スロットが入っている。ゲーム用には専用グラフィックカードのNVIDIA GeForce 940MXがある。サイズは306.9 mm x 210.9 mm x 14.8 mmで、重量は1.28 kg。

小型モデルではスペックがやや下がり、Intel Core M3プロセッサー+内蔵グラフィックカードにRAM 4GBおよび拡張可能な 128 GB SSDが載る。

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例によってXiaomi製品を比較する基準はAppleだ。中国メーカー曰くMi Notebook Airは、同等のMacbook Airより薄く(13%)、5.56 mmのベゼルの効果でサイズはライバルより11%小さいという。

XiaomiのノートPCについては昨年から多くの憶測が飛び交っていたが、こうして実際の製品となった今、果たしてXiaomiがこれを何台出荷するのか興味深い。ちなみにこの会社は450億ドルという膨大な評価額の正当化に苦慮しているところだ。同社は2015年に「7000万台以上」の端末を販売しており、業界他社の多くが出荷を減らす中で前年の実績を上回ったことは評価に値するが、Xiaomiの当初目標には届かなかった。加えて、同社のスマートホームへの取り組み ― Xiaomiが中国消費者のための製品エコシステムを構築するというアイデア ― は未だに結実していない。

スマートホームはXiaomiの巨大な評価額を支える重要な促進力だ。ハードウェアビジネスは Xiaomiの賢い部品調達方式をもってしても薄利で競争が熾烈なため、点と点をつなぐデータとサービスのビジネスは、Xiaomiがライバルと一線を画すのに一役買うことになるだろう。

ノートPCは不必要な製品ラインだと見る向きもあり、モバイルファーストのインターネットユーザーが中心の中国では特にそうだが、ノートPCは中国消費者世帯のつながるデバイス全部を所有するというXiaomiの野望にぴったりあてはまる。少なくとも、あらゆるタイプのインターネット接続ハードウェア製品にとって魅力的なオプションであることは確かだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Operaの省電力モードが安定版リリースに昇格

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数週間前、OperaはWindowsとOS X用のブラウザーで、ノートパソコンのバッテリーを長持ちさせるための新機能を 発表した。これまでこの機能はOperaのベータリリースチャンネルのみで入手できたが、今日(米国時間6/8)から安定バージョンに格上げされた。同社によると、この新機能は(Operaの内蔵広告ブロッカーと協力して)バッテリー寿命をChrome使用時より最大50%延ばすという。

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私はOperaのベータ版をMacBook Airでここ数週間使っているが、Chromeと比べてOperaの方が明らかにバッテリーの持ちが良いと感じている。ただし50%ではないと思う。公平のために言うと、Operaはこの数字をWindows 10ノートで測定したと言っているので、システムによって異なるかもしれない。

Operaはどうやってこれを実現したのか?会社の説明によると、このモードが有効な時はバックグラウンドタブの活動を制限し、Java Scriptタイマーのスケジューリングを変えることによってCPUを目覚めさせる頻度を下げ、フレームレートを秒間30フレームに下げ、ヒデオ再生パラメータを調整してハードウェア加速されたコーデックを強制的に使用する。

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なお、OperaはOS XでのSafariに対するベンチマークは一切公表していないが、Appleも同様の技法でバッテリー寿命を延ばしているので、おそらく違いはさほど目立つものではなかったと考えれば納得できる。

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Purism、WiFiとカメラのハードウェアスイッチを塔載したセキュリティー・タブレットを開発

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最初の本当にオープンなノートPCを作ったメーカーの一つである、Purismが、プロ用タブレットの世界に進出しようとしている。彼らの最新製品、Librem 11は、 GNU/Linuxのあらゆるバージョンが動作し(ultra-secure Qubesを推奨)、ノートPCとしても使えるタブレットだ。

この会社は、15インチおよび13インチのノートPCで話題になり、同じレベルのセキュリティーを1299ドルのタブレットでも提供する。少々高価だが、これは、WiFi、カメラ、GPS、および携帯データ通信のハードウェア切断スイッチを含むセキュリティー機能を内蔵するカスタムハードウェアであることを思いだしてほしい。

もちろん、このようなセキュリティー・タブレットは誰もが必要とするものではない。もっと安い端末を手に入れることはできるが、Purismによると、客はプライバシーとコントロールに金を払っているのだという。Indiegogoのページによると、このタブレットは「ユーザーを広告トラッカーやマルウェアや押し売りウィルス、さらには監視資本主義から守るために作られた」そして「アプリを利用したりインストールするために、個人情報は必要ない」。AndroidやiOS端末でそれをすることを考えてみて欲しい。librem11_6-640px_ahgrty

「Purismは、フリーでオープンソースのソフトウェア運動の哲学を、ハードウェア製造プロセスと結びつけるために作られた。Purisimは、あらゆるユーザーのセキュリティーとプライバシーと自由の権利を確実に守る最高品質のハードウェアを作ることに、全身全霊をかけている」とPurism CEO Todd Weaverは書いている。

つまるところ、Libremのようなものはニッチ製品である。ネットワークのハードウェア切断スイッチを欲しがるためには、ある種の偏執狂でなければならないが、今の高まる監視社会の中では、その種の偏執狂はいっそう正当化されやすい。カメラをテープで塞ぎ、Linuxをインストールするのは、悪くないスタートだが、監視のない未来のためにカスタムメイドされたハードウェアを持つことは望ましく、誰かがどこかでそれを作ろうとしているのはすばらしいことだ。

Librem 11は、クラウドファンディングで目標の15万ドルが集まれば、2016年10月に出荷される予定だ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

差別化要素を着々と積み重ねるOpera、今度は省電力モードで電池寿命を長くした

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Operaはこのところ元気だ。たとえばこの数週間で同社は、内蔵の広告ブロッカーVPNサービスをデスクトップブラウザーに加えたりした。今日は、省電力モードのあるWindows用とOS X用バージョンの、デベロッパー向け早期リリースをローンチした。この新しいモードは、それがないときに比べて電池寿命が相当長くなるそうだ。

具体的には、Chrome、あるいは旧バージョンのOperaに比べて最大で電池寿命が50%増、という。もちろんあくまでもOperaの言う数字だから、ちょっと割り引いて理解すべきかもしれない。でもOS XのActivity MonitorのEnergyタブで見るかぎり、このデベロッパーバージョンの省電力モードは明らかにChromeよりもエネルギー使用量が少ないようだ。

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省電力モードは、電池駆動状態のときに自動的にonになる。

もちろんこれは、マジックではない。このモードではバックグラウンドのタブの活動を抑え、ページ再読み込みの頻度を少なくし、ビデオ再生のパラメータを変えているだけだ。

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なおOperaは、電池寿命の比較をSafariやOS Xに対してやってない。Appleも、同社のブラウザーを使えば電池寿命は長い、と主張している。Webの閲覧なら、ChromeやFirefoxよりも2時間長いそうだ。

ラップトップのユーザーにとっては、今後も電池寿命が重要な問題だから、ChromeとFirefoxにも将来、似たようなモードが加わるかもしれない。

 

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Raspberry Piによるラップトップ機Pi-TopがIndiegogoでクラウドファンディングを開始

ついに来ました。われわれも、背筋を正しましょう。ついこないだまで、学生たちの思いつきにすぎなかったラズパイ・ラップトップPi-Topが、正式発売を目標として8万ドルを目標額とするクラウドファンディングに登場したのだ。

キットは249ドル、Model B+のRaspberry Piを自分で都合できる人は209ドルだ。ケースを自作し、パーツも自分のを使ってもよいが、それはたぶん面倒だろう。

発売予定は2015年の5月、来週ロンドンで行われるTechCrunch Disruptにも出場する。遊びとしておもしろいだけでなく、コンピュータ教育のための教材としても優れている。詳しい仕様等はIndiegogoのページで。ハードウェアのオープンソース化が、ついにコンピュータ本体にもやってきたのだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))