5000円送るとで最大10万円が当たるLINE Pay送金キャンペーン始まる

LINE Payは6月10日、LINE Payの送金機能を利用した友だちへのLINE Pay残高、もしくはLINE Payボーナスの送付で、最大で送金額の20倍にあたるLINE Payボーナスが付与される「くじ」を引けるキャンペーンを開始した。期間は6月22日23時59分までで、当選金額は以下のとおり。

  • 1等:10万円(送金額5000円以上)
  • 2等:2万円(送金額1000円以上)
  • 3等:1万円(送金額500円以上)
  • 4等:2000円(送金額100円以上)

1回の送金で、送金したユーザーだけでなく受け取ったユーザーにも「くじ」が与えられる。ただし、友だち1人あたり1枚の付与で、同じ友だちに複数回送金しても、もらえるくじは1つだけ。もちろん、別の友だちに送金すればその人数ぶんのくじが引けるようになる。「くじ」なのではずれもある。

6月から始まる各種Pay祭まとめ

5月後半は、PayPayの「第2弾100億円キャンペーン」が終了し、LINE Payも恒例の「Payトク祭」を実施しなかったため、コード決済業界にとっては小休止の期間だった。

ただしこの期間には、LINEの友だちからキャンペーン用のLINE Payボーナスを受け取ることで、1人あたり1000円相当が必ずもらえる「全員にあげちゃう300億円祭」が開催され、原資300億円のうちすでに200億円近くが利用されたことが判明。

本来ならこの祭りは5月29日で終了の予定だったが、1000円ぶんのLINE Payボーナスを受け取る際に必須の本人確認処理を、サーバー混雑のため完了できないユーザーが続出。あと100億円が尽きるまで開催期間を延長することが発表された。まだ1000円ぶんを受け取っていないユーザーは早めに入手しておきたい。

さて本日から6月に突入。コード決済の2大プレーヤーである、PayPayとLINE Payがそれぞれ還元キャンペーンを開始する。ここでは、そのほかのコード決済会社を含めて6月に開催される各種キャンペーンをまとめた。

■6月9日までは基本LINE Pay
6月9日23時59分まではLINE Payが15.5%以上の還元が受けられる「Payトク!!!」を実施中なので、最優先で利用したい。コンビニなどでコード決済の場合はさらに3%上乗せされ、最低でも18.5%還元となる。最大の20%還元を受けるには、LINE Payの前月利用実績に応じて還元される「マイカラー」がグリーン(前月10万円以上を利用)のユーザーのみだ。なお、前月のLINE Pay額が5万円以上の場合はブルーで1%還元、1万円以上の場合はレッドで0.8%還元、1万円未満の場合はホワイトで0.5%となる。

注意したいのは、今回のキャンペーンからはLINE Payカードが対象外になった点。LINE Pay対応と表記されていないオンラインストアでも使えるLINE Payバーチャルカード、一般的なJCB加盟店で利用できるLINE Payプラスチックカードで決済しても還元は受けられない。つまり、LINE Payカードを使ったモバイルSuicaチャージ、Amazonギフト券購入という技は使えないのだ。なお、LINEが内蔵するスターバックスコーヒーのバーチャルカードへのチャージはオンライン決済と同じ扱いになるので15.5〜17%の還元が受けられる。

■6月10日以降もドラッグストア以外はLINE Pay
6月9日でLINE Payのキャンペーンは終了するが、LINE Payでは7月末までコード決済に限り3%還元が受けられるほか、マイカラーでの0.5〜2%還元もある。つまりコード決済なら合計3.5〜5%の還元を受けられる。特にコンビニはほとんどがコード決済なので「コンビニならLINE Pay」と頭に叩き込んでおこう。

■ソフトバンク系サービス加入者は6月1日からドラッグストアでPayPay
PayPayが6月から始める還元キャンペーン「ワクワクPayPay」の第1弾はドラッグストア限定で実施される。こちらも最大で20%還元となるが、条件が厳しいので注意が必要だ。金融機関の口座からチャージしたPayPay残高、もしくはYahoo!カードを使って対象のドラッグストアで決済した場合は10%還元となる。

つまり、6月9日までは最低でも15.5%の還元を受けられるLINE Payを使ったほうがお得になる。一方、ソフトバンク回線、ワイモバイル回線のどちらかと契約しているスマホでPayPay決済した場合や、PayPayのアカウントに紐付けているYahoo IDがYahoo!プレミアム会員の場合、金融機関の口座からチャージしたPayPay残高での決済なら20%還元、Yahoo!カード経由の決済なら19&還元となるので、対象ユーザーは積極的に利用したい。

対象となるドラッグストアは多岐にわたる。大手で対象外なのは、マツモトキヨシ、ぱぱす、コスモスドラッグ、ウェルパークなど。具体的な対象店舗は以下のとおりで、下図には入っていないがツルハドラッグも滑り込みセーフの5月31日にPayPay対応となった。

6月10日以降のドラッグストア決済は基本PayPay
6月末までは前述のPayPayキャンペーンが有効なので、LINE Payのキャンペーン終了する6月10日以降は「ドラッグストアならPayPay」と覚えてこう。6月10日以降、LINE Payは3.5〜5%の還元(コード決済の場合)、PayPayは10〜20%の還元となる。

■6月10日以降の薬王堂の決済は楽天ペイ
楽天ペイは、6月1日から7月1日までドラッグストアチャーンの「薬王堂」限定で15%ポイントバックキャンペーンを実施中。これはPayPayキャンペーンの10%を超える還元率だ。ただし、おなじみの事前エントリーが必要で、ほかのコード決済に比べるとひと手間かかるのが残念。

■ダイソーではPayPay
現在は広島県の一部の店舗のみの対応だが、100円ショップのDAISO(ダイソー)でPayPayを使える。特にキャンペーンなどは実施されていないが、PayPayで支払うと会計金額の3%が割り引かれる。100円の商品は、実質税込105円、税別97円ぐらいになるのでお得だ。ダイソーを運営する大創産業は、今後全国の店舗をPayPayに順次対応させていく予定とのこと。今後の展開スケジュールは未定とのことだが、近くのダイソーにPayPayのステッカーやのぼりを見かけたら必ずPayPayで決済しよう。

■アパマンショップでOrigami Payの500円クーポンを確保
全国展開している不動産チェーンの「アパマンショップ」が、6月1日からOrigami Payの決済に対応した。そして8月31日までの期間限定で、アパマンショップで家賃5000円以上の部屋を探したユーザーにもれなく500円相当のクーポン券を配布するキャンペーンを実施中だ。引っ越しを考えているユーザーは、アパマンショップでの部屋探しがお勧め。この500円クーポンは、510円以上の決済に利用できる。対象店舗は、アパマンショップはもちろん、そのほかのOrigami Pay対応店舗で使える。つまり、松屋や吉野家でも利用可能だ。

LINE Pay6月還元祭はアマギフとSuicaチャージの技封じる、いまやっておくべきことは?

LINE Payカードの直接決済は対象外

LINE Payは、6月1日~9日の期間限定でLINE Payの決済金額から実質15.5~20%の還元が受けられる「Payトク祭!!!」キャペーンを開始する。 対象となるのは、LINE Payのコード決済に対応するリアル店舗、オンライン決済に対応する通販サイト、バーコード決済に対応する公共料金など一部の請求書、バーチャルもしくはプラスチックのLINE PayカードをGoogle Payに登録して使うQUICPayでの支払い。iPhoneでは、LINE PayカードをApple Payに登録できないため、QUICPayでの還元は受けられない。

Google Payに登録したLINE PayカードならQUICPay支払いで還元を受けられる

残念ながら、これまで対象とされてきたLINE Payカードでの直接決済はNGとなる。これにより、LINE Payカードで購入可能だった、アマゾンギフト券やSuicaチャージでは還元を受けられない。「特に買うものはないけど、とりあえずアマギフかSuicaに交換しておいて還元を受けとこう」という節約術は使えなくなったのだ。 5月末までは、各種コード決済のキャンペーン端境期。前回にSuicaチャージした私は、Suica決済するたびに間接的な20%還元の喜びを噛み締めていたのだが、来月からはそれは叶わない夢となる。

ちなみに、LINE Payカードの直接決済をキャンペーンから除外した理由をLINE Payに問い合わせたところ、事業戦略上の変更とのこと。同社としても、裏ワザ的に還元を受けられる仕組みは本意ではなかったのだろう。

さて、今回のPayトク祭の内訳だが、還元上限額は5000円で、LINE Payの決済専用アプリを1回以上使うことで還元上限額が1万円に倍増する。キャンペーンの還元率は15%、前月の利用実績で当月の還元率が決まるマイカラーで0.5〜2%、コード決済で3%となり、実質は15.5〜20%の還元だ。 期間中に、最低の15.5%還元(Payトク祭15%還元+マイラカラーホワイト0.5%還元)なら6万4516円、最大の20%還元(Payトク祭15%還元+マイカラーグリーン2%還元+コード払い還元3%)なら5万円を決済すれば、それぞれ最大の還元を受けられる。

LINEに内蔵されているスターバックスのバーチャルカード

とはいえ、電気代や水道代をLINE Payで支払える恵まれた環境でないと、特に買うものがない状態で9日間で5万円以上の決済はなかなかハードルが高い。そこで注目なのが、LINE内蔵のスターバックスカードだ。

これはLINE Payと連動しているバーチャルなスタバカードで、LINE Pay残高から直接チャージできる。LINE Payに問い合わせたところ、このチャージはオンライン決済と同じ扱いになるとのこと。つまり、コード決済特典の3%還元は付かないので還元率は15.5~17%となる。

一度に1万円までしかチャージできないので、スタバカードだけで6月Payトク祭の還元額を根こそぎかっさらうことは難しいものの、キャンペーン期間終了前にチャージを検討する価値はある。5月26日までは、LINEスタバカードにチャージできる500円クーポンが配布されているのでこちらも確保しておこう。

5月26日まで配布されている500円オフクーポン。LINE Payからスタババーチャルカードに入金するときに利用できる。例えば、LINE Payで1000円を入金した場合、実際に引き落とされるのは500円で、残りの500円をクーポンが充当するかたちになる

このバーチャルカードはLINE Payとスターバックスが協業して実現した画期的な機能なので、さすがにこの道は塞がないだろう。もちろん、スタバでしか使えないが。

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関西圏のキャッシュレス加速へ、JR西日本系28施設約3000店がコード決済対応

西日本旅客鉄道は5月20日、同社の連結子会社13社が運営するショッピングセンター28施設内の約3000店舗で、スマホによるコード決済に対応することを発表した。5月21日より「天王寺ミオ」と「和歌山ミオ」でPayPayとLINE Payが利用可能になる。

6月には「アルビ大阪」「アルビ住道」「エスト」「アルデ新大阪」などでほかのコード決済サービスを含めて順次利用可能となる。8月以降は大阪と富山、岡山、島根、鳥取の全施設と広島のさんすて福山、9月以降は兵庫の全施設と広島のエキエ、10月以降は京都の全施設、そして2020年2月に石川と福井の全施設、計28施設が導入する予定だ。具体的には以下の28施設

  • 大阪府
    天王寺ミオ(天王寺SC開発)
    アルビ大阪(JR西日本大阪開発)
    アルビ住道(JR西日本大阪開発)
    エスト(JR西日本大阪開発)
    アルデ新大阪(新大阪ステーションストア)
    ルクア大阪(JR西日本SC開発)
  • 兵庫県
    リブ(神戸SC開発)
    プリコ六甲道(神戸SC開発)
    プリコ三ノ宮(神戸SC開発)
    プリコ神戸(神戸SC開発)
    プリコ垂水(神戸SC開発)
    ピオレ明石(神戸SC開発)
    プリコ西明石(神戸SC開発)
    ピオレ姫路(神戸SC開発)
  • 和歌山県
    和歌山ミオ(和歌山ステーションビルディング)
  • 京都府
    ポルタ(京都ステーションセンター)
    ザ・キューブ(京都駅観光デパート)
  • 富山県
    マリエとやま(富山ターミナルビル)
    とやマルシェ(富山ターミナルビル)
  • 石川県
    金沢百番街(金沢ターミナル開発)
    プリズム福井(金沢ターミナル開発)
  • 岡山県
    岡山一番街(山陽SC開発)
    さんすて岡山(山陽SC開発)
    さんすて倉敷(山陽SC開発)
  • 広島県
    さんすて福山(山陽SC開発)
    エキエ(中国SC開発)
  • 鳥取県
    シャミネ鳥取(JR西日本山陰開発)
  • 島根県
    シャミネ松江(JR西日本山陰開発)

対応するコード決済は、PayPay、LINE Pay、Origami Pay、メルペイ、d払い、au PAY。そのほか中国系のアリペイ、WeChat Payも使える。併せて電子マネー決済も導入し、SuicaやICOCAをはじめとする交通系ICカードのほか、iD、QUICPay、nanaco、PiTaPa、楽天Edy、WAONが利用可能になる。

なお、今回のコード決済と電子マネー決済に併せて導入されるのが、NTTデータが提供するクラウド型総合決済プラットフォーム「CAFIS Arch」。決済端末本体と電子マネー/クレジットカード/デビットカードの認証端末、コード決済用のハンディーリーダーで構成される。

次回のLINE Pay還元祭は6月1日開始、最低15.5%で5000円、最大20%で1万円還元

LINE Payは本日から、最大300億円を還元する「祝!令和 全員にあげちゃう総額300億円祭」を開始した。期間は5月29日までだ。同時開催とはならないが、そのあと6月1月からは最大20%の還元となる「Payトク!!」キャンペーンを6月9日まで実施する。開催期間が従来に比べて短いので注意が必要だ。

今回のキャンペーンも前回を踏襲したものとなっており、キャンペーン自体の還元率は15%で、対象となる支払方法は、コード支払い、オンライン支払い、請求書支払い、QUICPay+。期間中の還元上限額は5000円だが、こちらもLINE Payの決済専用アプリを一度でも利用すれば上限額1万円に倍増する。

これに加えて、マイカラーのランクによって0.5〜2%還元、コード払いによって3%の還元を受けられる。マイカラーは、前月のLINE Payでの支払総額が1万円未満の場合はホワイトで0.5%、5万円未満の場合はレッドで0.8%、10万円未満の場合はブルーで1.0%、10万円以上の場合はグリーンで2%の還元となる。

今回のキャンペーンで付与されるのはLINE Pay ボーナス。これは、決済や送金は可能だが、ATMでの出金やLINE Payカード、QUICPay+として使えないという制限がある。15%還元ぶんのLINE Pay ボーナスが付与されるのは8月初旬ごろ。一方、マイカラーとコード払いの還元は即時付与となる。

5月末までは各社が大きなキャンペーンを実施していない端境期。6月1日のキャンペーン開始に備えて、いまのうちにLINE Payの利用実績を上げてマイカラーのランクを上げておくのも手だ。しかし、ライバルのPayPayは6月1日からドラッグストア限定で20%還元を実施する。やはり当面は複数のコード決済を用途に応じて使い分けるのがベストだろう。

LINE Payもれなく1000円還元キャンペーン始まる、総額300億円が最大3000万人に

LINE Payは5月20日、大型還元キャンペーン「祝!令和 全員にあげちゃう総額300億円祭」を開始した。5月29日まで、1000円ぶんのLINE Payボーナスを友だちやグループに送付できる。いちおう先着順で、3000万人を超えるとキャンペーンは終了となる。

同時に送れる友だちの数は最大500人、1日に送れる回数は5000回となる。自分が1000円ぶんのLINE Payボーナスを受け取るには、友だちの誰かにボーナスを送ってもらわないといけない。なお、友だちからの受け取りは期間中1人1回1000円相当のみ。つまり、各ユーザーが得られるのは1000円のLINE Payボーナスだけとなる。

LINE Payボーナスは、対象店舗での決済や友だちへの送金に使えるが、LINE Payカード、QUICPay+のお支払いや出金には使えない。有効期限は2年間だ。

なお、1000円ぶんのLINE Payボーナスを受け取るには、LINE Pay利用登録とLINE Payへの本人確認の登録が必要となる。本人確認の方法は、口座連携、郵送による申請のほか、写真付きの身分証をスマホで撮影してその場で送付する「かんたん本人確認」の3つがある。

QRコード決済時のイライラを解消、d払いやLINE Pay対応のマルチ決済サービス「クラウドペイ」

デジタルガレージを中心とするDGグループは5月16日、複数のQRコード決済に対応する決済ソリューション「クラウドペイ」の提供を開始した。

クラウドペイは、利用者が店舗の設置されているQRコードを読み取って決済するユーザースキャン方式を採用するが、このQRコードが複数のコード決済サービスに対応しているのが特徴だ。利用者が使いたいコード決済アプリを起動してQRコードをスキャンして支払金額を入力すると、決済が完了する仕組みだ。

コンビニなどのPOSレジ店舗は、利用者のスマホに表示されたコードを読み取って決済するストアスキャン方式だが、利用者が購入した商品の袋詰めを優先するスタッフもいれば、決済を優先するスタッフもいるので、店員との呼吸が合わないとイライラすることが多い。クラウドペイであれば利用者のタイミングでスキャンできる点は魅力だ。ただし、各種ポイントカードはストアスキャン式が多いので、場合によっては手間が余計かかる。

店舗側のメリットとしては、ユーザースキャン方式のためレジにQRコードリーダーなどのハードウェアを追加する必要がなく、導入コストを抑えられる。個別の事業者と都度契約することなく、複数のQR・バーコード決済サービスを一括導入することもできる。前述のようにQRコードは1つに共通化されているので、レジ回りのスペースもすっきりする。さらに、ユーザースキャン方式では決済額と決済したかどうかをリアルタイムに判別するには利用者のスマホを店舗側が確認する必要があったが、「クラウドペイ」の加盟店専用アプリに備わる取引管理機能で、決済状況の確認やキャンセルをアプリ上で処理できる。決済手段にかかわらず売上金は「クラウドペイ」から一括入金されるのも魅力だ。

クラウドペイでは6月末からd払いの決済に対応後、AlipayやWeChat Pay、メルペイ、LINE Payに順次対応していくとのこと。

令和初のLINE Pay大型還元は5月20日から、最大3000万人に総額300億円還元

LINE Payは5月16日、新たな大型還元キャンペーン「祝令和全員にあげちゃう300億円祭」を発表した。このキャンペーンによって5月20日から5月29日まで、1000円ぶんのLINE Payボーナスを友だちやグループに送付することできる。

同時に送れる友だちの数は最大500人、1日に送れる回数は5000回となる。なお、友だちからの受け取りは期間中1人1回1000円相当のみ。つまり、このキャンペーンで各ユーザーが得られるのは1000円のLINE Payボーナスだけだ。

LINE Payボーナスは、LINE Pay残高やLINEポイントとは異なるものだが、出金ができないだけで決済や送付は可能。実質、LINE Pay残高と同じように使える。ただし、LINE Payカード、QUICPay+のお支払いには使えない。有効期限は2年だ。

LINE Payの本人確認方法は、口座連携、郵送による申請のほか、写真付きの身分証をスマホで撮影してその場で送付する「かんたん本人確認」の3つがある。

今回の300億円還元キャンペーンにより、3000万人各自が1000円ぶんの還元を受けられる。今回のキャンペーンは、ベビーユーザーへの還元ではなく、ユーザーを増やすための施策だ。

【2019.05.16 11:25追記】LINE Payによると、恒例の「Payトク祭」は現時点では確定していないとのこと。

平成最後のプレミアムキャッシュレスフライデーまとめ、PayPay20%還元は還元上限1万円に

4月26日は、平成最後のキャッシュレスフライデーだ。10連休前、月末、金曜日という3つ高いハードルを乗り越えて15時に退社できる人がどれほどいるのか疑問だが、コード決済各社は本日限定でさまざまな施策を発表しているので、ここでまとめておこう。

PayPay

PayPayは先月同様、「プレミアム“キャッシュレス”フライデー」に、時間限定キャンペーン「4月26日はプレフラPayPay!」を4月26日の15~18時まで実施する。期間中にPayPay加盟店の飲食店で、PayPay決済を利用すると支払額の最大20%のPayPayボーナスが付与される。1回あたりの還元上限額、累計の還元上限額はいずれも1万円。5万円を決済すれば最大限の還元を受けられるので、複数人での宴会がお勧め。同時並行で開催されている「第2弾100億円キャンペーン」では1回の還元上限額が1000円だが、こちらは1万円にアップする点に注目だ。

注意したいのは、20%還元を受けられるのは、銀行口座もしくはYahoo!マネーからチャージした場合のみ。Yahoo! JAPANカードとPayPayを紐付けて支払った場合は19%、Yahoo! JAPANカード以外のクレジットカードを紐付けて支払った場合は10%となる。

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Origami Pay

Origamiは、4月26日限定で還元上限1000円の20%割引クーポンを3枚もらえる。また4月26日15〜18時の間にOrigami Payで決済した場合は、1枚限定でプラス100円オフのクーポンが付与される。この100円オフのクーポンは5月31日まで使える。そのほか、モンテローザグループの各店舗で初めてOrigami Payで決済した場合に限り、最大630円の還元を受けられるキャンペーンも並行開催されている。

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d払い/LINE Pay

d払いは20%還元の「dポイント スーパーチャンス【+20%ポイント還元】」、LINE Payは15.5%以上、コード払いの場合は18.5%以上が還元されるの「平成最後の超Payトク祭」といったキャンペーンを実施中だが、4月26日限定の特典は用意されていない。

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楽天ペイは、特定の店舗での10%還元、au PAYは食べログ掲載店での5%還元とau WALLETポイントのチャージで10%増量などのキャンペーンを実施中だが、積極的に使う必要はないだろう。

メルペイとLINEが導入した顔認証活用のオンライン本人確認「e-KYC」とは?

メルペイは4月23日、LINE Payは4月24日、顔認証を利用したオンライン本人確認(e-KYC)を相次いで導入した。メルペイはメルカリ、LINE PayはLINEの子会社で、いずれもキャッシュレス決済サービスを提供している。

メルペイ、LINE Payとも、スマホのカメラで撮影した自分の顔と運転免許証などの公的証明書、住所や氏名の登録を済ませることでe-KYCが完了する。

メルペイでは、e-KYCを済ませておくことで銀行口座を登録することなく、個々の決済をまとめて後で支払える「メルペイあと払い」(上限5万円、手数料300円)を利用可能になる。LINE Payでは、チャージできる金額が上限10万円から100万円にアップするほか、「LINE」の友だちへの送金、銀行口座やATMへの出金が可能になる。

LINE Payのe-KYC設定方法

eKYCはElectronic Know Your Customerの略で、犯罪収益移転防止法に基づく本人確認方法。各種サービスの利用者が本人と一致していることを証明するための内容を定めた法律で、詐欺やマネーロンダリングを防止するために施行された。具体的には、本人の写真と公的証明書を撮影することにより、本人確認がオンラインで完結する。

eKYCにより、これまではいちいち転送不要郵便を受け取って手続きを進めなければならなかった銀行口座開設などの各種手続きの手間が軽減される。メルペイやLINE Payではこれまで、本人確認のためにアカウントを預貯金口座と連携させる必要があったが、現状では各金融機関で設定方法が統一されておらずバラバラで手間がかかるという問題があった。今後はe-KYCによって本人確認が完了するので、口座連携なしでさまざまサービスを利用者に提供しやすくなる。

なお、メルペイでは、e-KYCの設定方法を動画でも解説している。

還元上限額が1万円にアップするLINE Pay決済特化アプリのiPhone版が登場

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モバイル決済サービスを提供するLINE Payは4月23日、LINE Payの決済特化アプリのiOS版の配布を開始した。先行配布されているAndroid版と同様に、このLINE Pay専用アプリを使うことで、4月30日まで開催されている最大20%キャンペーンの還元上限額が5000円から1万円にアップする。

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今週のコード決済まとめ、基本はPayPay、居酒屋はOrigami Pay、家電量販店はLINE Pay

熾烈な戦い繰り広げるコード決済サービス各社。現在は各社とも「とにかく使ってもらう」ことを主眼に、さまざまなキャンペーンを打ち出している。そろそろ混乱している利用者も多いことだろう。そこで今週(4月21〜27日)に適用される各社のキャンペーン動向をまとめた。

ここでは事前登録などの必要がなく、多くの店舗で高い還元が受けられるコード決済を優先的に紹介する。なお、各種会員特典や一部店舗のみのキャンペーンを併せると本記事よりも還元率が高くなる可能性はある。

コンビニ/ドラッグストア

「第2弾100億円キャンペーン」を実施中のPayPayを優先的に利用したい。このキャンペーンは、1回あたりの上限還元額が1000円だが、銀行口座からのチャージなら決済金額の20%が還元される。コンビニやドラッグストアで5000円以下の買い物をするなら必ず使いたい。対象店舗は、コンビニならファミリーマートやローソン、ドラッグストアならサンドラッグやトモズ、アインズ&トルペなど。

4月24日からはd払い(dポイント)の20%還元も始まる。こちらは1回あたりの還元上限額が設定されておらず、還元上限総額が1万円なので、コンビニやドラッグストアで5000円以上を使うならd払いのほうがオトクだ。ただし、専用サイトでの事前エントリーが必要になる。

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家電量販店

「平成最後の超Payトク祭」を実施しているLINE Payのコード決済の利用がお勧め。対象店舗は、ビックカメラ、ソフマップ、コジマ、ヤマダ電機など。LINE Payは、平成最後の超Payトク祭で15%、マイカラーで最低0.5%、コード払いで3%の還元が受けられる。つまり、対象の家電量販店でコード決済すれば18.5%以上の還元となる。1回あたりの還元上限額はなく、還元上限総額は5000円だ。Androidに限られるが、LINE Payの決済特化アプリを一度でも使っておけば、還元上限を1万円にアップさせることも可能だ(4月24日現在)。PayPayも20%還元を実施しているが、1回ごとの決済の還元上限が1000円なので、5405円以上の商品を購入する場合はLINE Payのほうが還元額が高くなる。

事前登録が必要だが、4月24日からは20%還元のd払いもお勧め。前述のように1回あたりの還元上限額が設定されておらず還元上限総額が1万円なので、5万円の買い物で最大の還元を受けられる。ビックカメラやコジマ、エディオン、ソフマップ、ケーズデンキなどでd払いが可能だ。iD決済が可能なdカードを所持しているなら、ヨドバシカメラでも使える。

【関連記事】LINE Pay決済特化アプリ発表、上限額1万円の最大20%還元キャンペーンも始まる

居酒屋(4月24日から)

モンテローザグループに限られるがOrigami Payがお勧め。Origami Payは同グループの全国1661店舗で利用可能で、4月24日からは各店舗で初めてOrigami Pay決済した場合に限り、会計が税込1260円以上なら最大630円の割引が受けられる。各店舗というのが重要で、Origami Payで決済したことのない異なる店舗を次々とハシゴしていけば毎回630円が還元されるのだ。1人飲みで2000円使ったとして630円が割引だと、還元率は31.5%となり、ほかのコード決済に比べて群を抜いて高い。

3150円以上の決済ならPayPayやd払いがお勧めだ(d払いはエントリーが必要)。PayPayは、モンテローザグループ、ワタミグループの多くの店舗で使えるので利用範囲は広い。一方d払いは、居酒屋の対象店舗がワタミグループのミライザカぐらいしかなく利用範囲が非常に限られる。

【関連記事】Origami Payなら白木屋などで夢のセンベロはしご酒が可能に、モンテローザグループで最大630円割引

昼食

昼食に松屋や丸亀製麺、かっぱ寿司、ピザーラなどを使うならPayPayがお勧め。前述の20%還元が受けられる。1回の還元上限金額は5000円を決済した場合の1000円だが、これらの店舗で1人5000円以上を使うのは至難のワザだろう。

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イオン32店舗

首都圏と山梨県のイオン32店舗限定となるが、イオンならPayPay決済を使おう。イオンなどのスーパーマーケットは同じ商品でもコンビニやドラッグストアより価格が安いことが多いので、食料品など購入するならイオン一択だ。対象店舗以外のイオンの場合は、LINE PayカードもしくはQUICPay+(LINE Payバーチャルカード)で15.5%の還元を受けられる。

こちらも、iD決済が可能なdカードを所持しているなら、事前エントリーを済ませて4月24日から始まる20%還元キャンペーンを活用しよう。

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コード払い不可の店舗(スーパーマーケットなど)

QRコード決済システムを導入していない店舗では、LINE Payカードを利用しよう。開催中の平成最後の超Payトク祭はLINE Payカードでの決済も対象となる。平成最後の超Payトク祭の還元率は15%で、そのほかLINE Payの利用実績に応じて還元率が変わるマイカラーの還元が受けられる。前月の利用実績がゼロ円でも0.5%の還元を受けられるので最低でも計15.5%の還元となる。

LINE PayカードはJCBブランドのプリペイドカードであり、ほとんどのJCB加盟店で使える。さらに上限200円ながら100円以上の決済で「もらえるくじ」も引ける。LINE Payカードは、LINEアプリから手軽に申し込める。

なお、iD決済が可能なdカードを所持しているなら、事前エントリーのうえ4月24日から始まる20%還元キャンペーンを活用しよう。イオンやドンキホーテで使える。

4月23日

au回線の契約があるユーザーに限られるが、au PAYは現在「au WALLETポイントつかえる!たまる!キャンペーン」を実施中で、決済時に0.5%、税別月額499円のauスマートパスプレミアム加入者なら1.5%の還元が常時受けられる。そして4月23日の「三太郎の日」限定で、5%還元、auスマートパスプレミアム加入者なら20%の還元となる。さらに食べログ掲載店ならプラス5%の還元が受けられるので、食べログ掲載店に限って言えば計10.5%、スマートパスプレミアム会員なら26.5%の還元となる。

auの各種料金の支払などで貯まるau WALLETポイントをau Payにチャージすると10%が増量されるキャンペーンも実施中だ。とはいえ、適用条件が他サービスに比べて複雑で、有料会員ならないと大幅な還元は受けられないので、ほとんどの人はスルーしていいだろう。

【関連記事】au PAYが4月9日スタート、「食べログ」掲載加盟店で4月23日に最大還元26.5%、やはり松屋券売機は有能

初回利用

d払いと楽天ペイは現在、いずれも初回利用で1000ポイントの還元が受けられる。これらのコード決済を使ったことがないなら試してみよう。ただし、いずれも専用サイトでの事前エントリーが必要なので注意。楽天ペイの場合は4月26日まで、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、ポプラ、セイコーマートでの各店舗それぞれの利用で200ポイント、計1000ポイントを還元するキャペーンもある。こちらも事前エントリー必須だ。

実はえげつないdポイント

前述のように、dポイント(d払い、iD)の20%還元も4月24日から始まる。事前エントリーが必要だが、還元上限額はなんと1万円。平成最後の超Payトク祭でLINE Payアプリを利用した場合の上限と同じだ。d払いが利用できる店舗だけでなく、iD加盟店でも使えるので利用範囲はかなり広い。

イオンなどでもdカードのiD決済が使えるので、利用店舗が限定されたPayPayのキャンペーンよりも使い勝手はいいだろう。ただしイオンで還元を受けるにはiD決済可能なクレジットカードのdカードが必要だ。キャンペーン期間は5月7日までなので、いまから申し込んでも今週末からの10連休を考慮するとキャンペーン期間に間に合わないかもしれない。

LINE Pay決済特化アプリ発表、上限額1万円の最大20%還元キャンペーンも始まる

コード決済から税金の支払いまでさまざまキャッシュレス決済サービスを提供しているLINE Payは4月17日、最低で18.5%、最大で20%が還元される「平成最後の超Payトク祭」を発表した。実施期間は4月18日から4月30日23時59分までの13日間。還元上限は5000円なので、期間中に累計で2万5000円程度を使うと最大の還元を受けられる。

平成最後の超Payトク祭自体の還元率は15%で、最大の20%の還元が受けられるのは前月までにLINE Payで合計10万円以上を決済した「マイカラー」が「グリーン」のユーザーのみ。LINE Payの利用実績が前月1万円未満のマイカラーが「ホワイト」のユーザーの場合は18.5%の還元となる。内訳は、平成最後の超Payトク祭で15%、コード払い還元で3%、マイカラー還元で0.5%だ。

ちなみにマイカラー還元は、前月のLINE Pay利用額が10万円以上のグリーンで2%、5万円以上のブルーで1%、1万円以上のレッドで0.8%となる。平成最後の超Payトク祭で適用される15%ぶんの還元は、6月30日にLINE Pay残高に付与される予定だ。一方、コード決済還元の3%ぶんとマイカラー還元ぶんは翌日1日にLINE Pay残高に反映される。

3月下旬に実施された「春の超Payトク祭」と同様にコード払いはもちろん、LINE Payカード、QUICPay+(Google Pay)、オンライン支払い、請求書支払いも対象となる。LINE Payバーチャルカードを利用したSuicaチャージやAmazonギフト券購入などのテクニックも使える。JCBブランドのプリペイドカードであるLINE Payカードを使えるので、JCBが使える場所なら実質ほとんどの店舗で使える。注目は新たに導入される「LINE Pay」専用アプリを使うことで、還元総額が1万円にアップする点。専用アプリを1回使うだけで還元上限が1万円にアップする。LINE Pay専用アプリはAndroid版が本日からダウンロード可能になり、iOS版は近日中の予定だ。

LINE Payアプリは、その名のとおりLINEアプリからコード決済機能のみを抽出した専用アプリ。専用アプリなので起動すればすぐにコードが表示されるので決済がスムーズだ。LINEアプリでもスマホのホーム画面にLINE Payに直接アクセスできるショートカットアイコンを置けたが、アプリ化することでよろ利便性が高まった。

キャンペーン期間中の還元総額1万円のLINE Payアプリなら累計5万円まで還元が受けられるので、LINE Payのコード決済に対応した家電量販店などで活用しやすくなった。

スタバ全店舗でLINE Pay間接決済が可能に、LINEがバーチャルスタバカードを提供開始

LINEとスターバックスジャパンは4月8日、「LINE スターバックスカード」の配布とスターバックスの「LINEス公式アカウント」の開設を発表した。昨年12月に両社が発表したデジタル領域におけるイノベーションの加速化を目的とした包括的な業務提携の取り組みの一環となる。

実は両社の取り組みは2015年から始まっており、LINEでつながっている友だちにギフトをプレゼントできる「LINEギフト」で協業。直近では、2月28日にオープンした「スターバックスリザーブ ロースタリー東京」において、店頭に近づくとLINEで通知を受け取ることができる「LINE Beacon」を活用したオープニング企画「BEAN TO CUP JOURNEY」を実施した。

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今回登場したLINEスターバックスカードは、LINEの1サービスである「LINEウォレット」から追加できるバーチャルカード。このLINEスターバックスカードへはLINE Payからチャージできるため、通常のスターバックスカードで決済できる店舗であれば事実上LINE Payでの支払いが可能になる。もちろん、通常のスターバックス カードと同様に店頭での現金やクレジットカードによるチャージにも対応している。LINEポイントを使ったチャージも可能だ。

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既存のスタバカードを所持しており会員登録を済ませている場合は、その会員情報をバーチャルカードに引き継げる。引き継ぎにより、スターバックスのロイヤルティプログラムである「STARBUCKS REWARDS」のポイントも移行されるので安心だ。スタバカードを持っていない場合は、LINE上で会員登録を済ませることでバーチャールカードを発行できる。

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LINEスターバックスカードは既存のスターバックスとは別に作成されるので残高は引き継げないが、スマホの「Starbucks」アプリ上で残高を手動で移行することはできる。

スターバックスの「LINE公式アカウント」は、新商品や季節のお勧め情報などが配信される。利用者に最適化したメニューの提案や限定商品の購入、限定イベントへの招待なども実施するとのこと。今後は、好みの1杯をさがせる「カスタマイズ」機能や、メニューの選択に迷った場合にお勧めの商品を提示する機能を提供する予定だ。

両社は共同でキャッシュレスの取り組みも進めており、2018年末より東京都内と福岡市内の一部店舗でLINE Payのテスト運用を実施していた。今後は順次、国内のスターバックス全店にLINE Pay決済を導入するとのこと。

LINE Payの「もらえるくじ」は4月も続行、抽選結果は最大で200円相当

LINE Payは、3月31日まで実施していた「春の超Payトク祭」の「もらえるくじ」をルールを変更して続行することを発表した。100円以上の決済でくじが1回引け、当選金額は1円〜200円。もちろん、はずれもある。

前回同様、対象となるのはコード払いだけでない。オンライン、プラスチックカード、請求書、自動販売機、LINEポイント、QUICPay、LINE外貨両替、そしてLINE Payに登録したクレジットカードで支払いにまでに対応する。

最大2000円相当だった春の超Payトク祭からはかなりスケールダウンしたが、コンビニでおにぎり1個や飲料1本の購入など、ちょっとした買い物の際の楽しみが増える。

続LINE Pay祭りでビックカメラ最大20%還元、最強エリアは神奈川県東部と千葉県市川市

「春の超Payトク祭り」が終わったばかりのLINE Payだが、4月1日からはビックカメラ、コジマ、ソフマップで実質18.5%以上の還元キャンペーンを実施する。4月17日までの期間限定で、コード払い限定、還元上限額は3000円相当となる。PayPayが5月末までの長期にわたって20%還元キャンペーンを実施中するのとは異なり、小刻みにキャンペーンを打つところが巧妙だ。

注意したいのは、大盤振る舞いだった春の超Payトク祭りとは適用条件が大幅に異なる点。まず決済方法はコード払いのみで、プラスチックカードやQUICPay(Google PayにLINE Payバーチャルカードを登録)が使えない。また支払場所はリアル店舗のみで、ビックカメラ.comなどのオンラインストアは対象外だ。

今回のキャンペーン自体は15%還元だが、7月31日まで並行して実施されている従来のコード払い時の3%還元キャンペーン、マイカラーによる還元キャンペーンの合わせ技で計18.5〜20%の還元となる。マイカラーはLINE Payの月額使用金額に応じて決まり、9999円以下がホワイトで0.5%、1万円以上4万9999円以下がレッドで0.8%、5万円以上9万9999円以下がブルーで1%、10万円以上がグリーンで2%となる。

LINE Payを初めて使う場合でもマイカラーはホワイトになるので、コード払いの3%、マイカラーの0.5%、そして今回の15%の還元で合計18.5%になるわけだ。前述のように、マイカラーは前月の使用実績によって当月のカラーが決まる。還元上限が5000円相当だった春の超Payトク祭りで、最大限の還元が受けられる2万5000円ぶんを使ったユーザーはレッドになっており、合計で18.8%還元だ。

マイカラーは、コード払いだけでなくプラスチックカード払い、QUICPay払いでも実績を積み上げられる。もちろん請求書払いも対応しているので、光熱費などの支払いをLINE Payに集約しておけば、1万円以上で獲得できるレッド以上のステータスを維持するのは容易だ。この条件を踏まえてLINE Payでオトクに住めるのは、神奈川県東部と千葉県市川市だというのをご存じだろうか。

神奈川県東部に位置する、平塚市、鎌倉市、藤沢市、茅ヶ崎市、逗子市、相模原市、大和市、海老名市、綾瀬市、葉山町の一部、寒川町、大磯町で、東京電力エナジーパートナーと東京ガス神奈川県営水道を使っている場合は電気、ガス、水道の料金のすべて、さらに自動車税、個人事業税、不動産取得税をLINE Pay請求書払いで決済できる。横浜市や川崎市、横須賀市も水道料金以外は、LINE Payの請求書払いが使える。

納める税金が多岐にわたり、保育園児や幼稚園児がいるなら千葉県市川市がお勧めだ。東京電力エナジーパートナーの電気料金のほか、市県民税(普通徴収)、固定資産税、都市計画税、固定資産税(償却資産)、軽自動車税、国民健康保険税、介護保険料、後期高齢者医療保険料、幼稚園保育料、保育園保育料、放課後保育クラブ保育料、霊園管理料、自転車等駐輪場使用料、市営住宅使用料、入学準備金貸付金償還金といった、税金や保育料、使用料などがLINE Payの請求書払いで決済できるのだ。

これらの地域に住んでいるなら、毎月の固定費だけでマイカラーをブルーやグリーンにするのも不可能ではないだろう。電気とガスは自由化されているので、LINE Pay請求書払いで水道料金と税金を決済できる大阪市、水道料金を決済できる京都市でも、電気の支払い先を東京電力エナジーパートナーに変更すれば、マイカラーのグレードを上げやすくなる。

さらに、東京海上日動の保険商品を契約、ファンケル化粧品の定期購入をしているなら、これらもLINE Payの請求書払いにできる。子供を学習塾の市進学院に通わせているならこれもOK。このほか請求書払いができる自治体や企業はLINE Payのサイトで詳しく紹介されているのチェックしてこう。なお少しややこしいが、請求書払いの決済金額はマイカラーの判定基準にはなるが、コード払いではないので3%の還元は受けられない。

LINE PayやPayPayなどコード決済各社の「プレミアム“キャッシュレス”フライデー」まとめ

本日3月29日は、2018年度最後の「プレミアムフライデー」だ。これは、給料日直後だが超繁忙期である、月末の金曜15時に仕事を終えることを推奨する、政府と経済界を中心とした取り組み。残念ながら15時に退社する難易度は高く、なかなか普及が進んでいないのが現状だ。

そんな中、キャッシュレス推進協議会が音頭をとり、QRコード決済サービスを提供している各社がさまざまな還元キャンペーンを実施する。1日限定や15〜18時限定などややこしいのでここでまとめておく。

LINE Pay

決済方法:コード決済、請求書払い、プラスチックカード決済、QUICPay決済、オンライン決済
3月29日限定ではなく、3月31日23時59分まで20%還元のキャンペーン「春の超Payトク祭り」を実施中だ。スマホにコードを表示して支払うコード払いだけなく、電気料金の支払い票などのバーコードを読み込んで決済する請求書払い、JCBブランドのバーチャルカード/プラスチックカードを使ってのオンラインショッピングや店舗での支払い、バーチャルカードをGoogle Payに登録することで利用できるQUICPayによる非接触決済など、さまざまな方法を利用できる。1人あたりの上限は5000円相当なので、2万5000円ぶん使うと最大の還元を受けられる。キャンペーンポイントは5月末までに進呈される予定だ。そのほか、「もらえるくじ」キャンペーンも実施中で、100円以上の決済で、はずれもしくは10円〜2000円までのくじがあたる。あたりくじは瞬時にLINE Pay残高に還元されるほか、20%還元キャンペーンの上限金額には加算されない。

PayPay

決済方法::コード決済、オンライン決済対応予定(Yahoo!ショッピング、ヤフオク!)
3月29日15時~18時限定で、PayPay加盟の飲食店でPayPay決済を利用すると、支払額の最大20%のPayPayボーナスが付与される。1人あたりの上限金額は1万円相当なので、5万円を使うと最大限の還元を受けられる。PayPay残高に還元されるのは4月20日前後。なお、5月末まで実施中の「第2弾100億円キャンペーン」とは併用できない排他ルールで、ユーザーが有利になるどちらか一方のキャンペーンが適用される。

Origami Pay

決済方法:コード決済、オンライン決済(Origamiマーケット)
3月29日の1日限定で、Origami Payが使える店舗で決済すると常に10%還元となる。1人あたり最高1000円相当の還元となる。また29日15〜18時の間に利用すると、後日100円オフのクーポンがプレゼントされる。なお、ほかのOrigamiクーポンとの併用不可だ。

楽天ペイ

決済方法:コード決済、オンライン決済
3月29日15時~17時59分限定で500円以上を決済した場合に、総額32万9000ポイントの楽天ポイントが山分けされる。事前に「楽天ペイ」アプリで支払カードを楽天カードに設定したうえで、専用サイトでエントリーする必要がある。1人あたりの上限は200ポイントだが、山分けされるポイント数は参加人数によって変化し、32万9000人以上が参加すると1ポイントとなる。上限の200ポイントを取得するには、参加人数が1645人未満でなければならない。キャンペーンポイントは4月末までに進呈される予定だ。

ドコモd払い

決済方法:コード決済、オンライン決済
3月29日限定ではなく、3月31日23時59分まで20%還元のキャンペーンを実施中だ。「d払い」アプリをスマホにダウンロード後、このキャンペーンにエントリーすることで20%還元を受けられる。具体的には、通常200円で1ポイントが付与されるdポイントにキャンペーンポイントとして39ポイントが追加され、合計40ポイント(40円相当)となる。1人あたりの上限は5000ポイントなので、2万5000円ぶん使うと最大の還元を受けられる。キャンペーンポイントは5月末までに進呈される予定だ。こちらも事前エントリーが必要だが、毎週金・土曜日限定で、dポイントが3倍になるキャンペーンも並行して実施している。

メルペイ

決済方法:コード決済、iD決済、メルカリ
3月14日にiOS、3月19日にAndroidでのコード決済サービスを開始したが、プレミアムフライデー向けのキャンペーンなどは特に実施していない。メルペイは非接触決済のiD経由の決済も可能なので、iDのキャンペーンは利用できる。具体的には、ロッテリアで「絶品チーズバーガー」を1個買うと、もう1個無料(iPhoneとApple Watch限定)。東京(5月2日〜6日、駒沢オリンピック公園・中央広場)や大阪(4月30日〜5月6日、大阪城公園・太陽の広場、広島(5月2日〜6日、旧広島市民球場跡地)で開催される餃子フェスで、500円のファストチケットなしで餃子を食べられる特典など。なお餃子フェスの広島会場ではiD×メルカリブースの出展が決まっており、さらにソフトドリンク無料券がもられる。

まとめ

プレミアムフライデーに合わせてアクションを起こす必要があるのは、PayPayとOrigami Pay。PayPayは飲食店限定、Origami Payは加盟店すべてで使えるが、29日15時〜18時(17時59分)までの3時間以内に決済を済ませる必要があるので注意。この時間を逃すと、PayPayは上限5000円の20%還元となる。Origami Payは100円オフクーポンはもらえなくなるが、29日中の決済なら10%還元が受けられる。

LINE Payとメルペイが電撃連携、各加盟店での相互利用が可能に

LINE Payとメルペイは3月27日、キャッシュレスの普及促進を目的とした業務提携に関する基本合意書への締結を発表した。LINE Payとメルペイにおける加盟店の相互開放および、両社参画による加盟店アライアンス「MOBILE PAYMENT ALLIANCE(仮称)」を推進していくとのこと。

業務提携の背景としては、競合サービス乱立に伴う加盟店の負担軽減、一般ユーザーにシンプルなかたちで決済サービスを提供するのが狙い。今後は加盟店がいずれか一方の決済方法を導入するだけでLINE Payとメルペイの両方が使えるようになる。

この取り組みについては他事業者にも広げていくとのこと。経済産業省が音頭をとって設立されたキャッシュレス推進協議会でQRコードの規格統一が検討されているが、LINE Payとメルペイはその結果を待たずに、まずは加盟店の相互提携を進めることになる。

キャッシュレス推進に向けて積極的に他社と連携していく、いわゆるOPENNESS構想を提唱しているメルペイが、QRコード、プラスチックカード、請求書払い、QUICPayなどさまざな決済手段を提供するLINE Payと組むことで、業界の再編が起こりそうだ。

PayPayがローソンや居酒屋「はなの舞」などで利用可能に

PayPayは3月26日、同社提供のスマホ決済サービス「PayPay」が本日よりローソンで使えるようになったと発表。

今回の発表の対象はローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100を含む、全国14659店舗(2019年2月末現在)。

ローソン以外では、ファミリーマート、ミニストップ、ポプラ、そして3月25日に発表があったとおり、セイコーマートでPayPayを利用した支払いが可能だ。

なお、はなの舞などの居酒屋を運営するチムニーは3月19日、3月26日よりPayPayを340店舗にて先行導入すると発表していた。はなの舞、さかなや道場、魚鮮水産などで利用できることが確認できた

第2弾100億円キャンペーン」開催中のPayPayは3月15日、3月15日から31日の約半月間に、PayPayのアカウントに金融機関の口座を連携させるだけで、抽選で最高100万円相当の還元が受けられる「100万円もらえちゃうキャンペーン」を発表。

一方で、LINE Payは3月31日まで、決済代金をLINE Payで支払うことで、総還元額5000円を上限として代金の20%相当が戻ってくる「春の超Payトク祭」を開催している。

各キャンペーンの詳細および編集部の考察は上記リンクの記事を参考にしてほしい。

LINE Payを除くQRコード決済サービスに足りないもの

QRコード(バーコード)決済サービスを提供するLINE Pay、PayPay、Origami Payは、さまざまなユーザー還元キャンペーンで熾烈なバトルを繰り広げている。いまのところ傍観の姿勢だが、同サービスにはメルカリの子会社であるメルペイも参入してきた。

メディアではあまり取り上げないが、楽天の楽天ペイもコンビニの初回利用時に200ポイントプレゼントなどのキャンペーンを実施し、利用者の拡大を狙っている。

楽天ペイは4チェーンのコンビニの初回利用で200ポイントずつもらえる

ここ最近、積極的に広告を投下しているNTTドコモは、3月末までd払いでdポイントを40倍付与するため、実質は20%の還元となる。

NTTドコモもd払いでdポイント40倍界王拳

d払いについてはそのほか、楽天とYahoo!のブランドカードを除くと、LINE Pay以外は対応していないJCBブランドのクレジットカード経由で決済できる点でも注目だ。楽天ペイとd払いは、キャンペーンによってはいちいちエントリーしなければならない煩わしさはあるが。

LINE Payは3月31日まで、決済代金の20%還元と最大2000円相当のくじがあたるキャンペーンを実施中

各社とも定期的にさまざまなキャンペーンを打ち出してくるので、当面はLINE Pay、PayPay、Origami Pay、楽天ペイ、d払いなどサービスを軸として、用途や店舗、期間によって使い分けるのが賢明だ。しかし、ここで問題になるのが資金の管理。

PayPayは5月末まで、決済代金の20%還元、1000円相当のくじが10分の1の確率であたる「第2弾100億円キャンペーン」を実施中

複数のサービスに資金が分散してしまう煩雑さもあるものの、なによりも金融機関の口座からチャージした場合に、決済履歴が各サービスのアプリ内にしか残らないことが問題。銀行口座側ではチャージした3000円や5000円などが記録されるだけで、コンビニでいくら支払ったかなどの履歴は参照できない。きちんと家計簿を記録できる人は問題ないが、キャンペーンに乗せられてついつい無駄遣いしてしまう人は、アプリできちんと管理したいところ。

さらにPayPayでは3月末まで金融機関の口座を新規登録したユーザーを対象に抽選で50名に100万円相当のPayPay残高を付与する「100万円もらえちゃうキャンペーン」も実施している

ここで利用すべきなのが個人資産管理アプリだ。さまざまなアプリがリリースされているが、「Money Forward ME」や「Zaim」はQRコード決済サービスと相性がいい。LINE Payの決済履歴を取り込んで、銀行口座やクレジットカード、Suicaなどの電子マネー、Tポイントなどのポイントカードなどの履歴と一元管理できるからだ。

Origami Payはタクシー初乗り半額キャンペーンを3月17日まで実施

実はLINE PayはAPIを一般公開しており、サードパーティーのアプリに決済機能を組み込んだり、LINE Payが持っている各種データを安全に引き出したりすることができる。Money Forward MEやZaimもこのAPIを利用して決済履歴をアプリに取り込んでいると思われる。

「Money Forward ME」でLINE Payを取り込んだ画面。当選した500円の当たりくじも、きちんと「収入」として識別してくれる

残り2つの決済サービスはどうだろうか。PayPayはいまのところAPIを一般には開放していないようで、個人資産管理アプリ側ではどうすることもできない。Origami Payは「提携Pay」という名称でAPIを一般開放しているものの、残念ながらMoney Forward MEやZaimは未対応だ。

「Zaim」でLINE Payを取り込んだ画面。こちらも500円の当たりくじを認識している

現在LINE Payは、3月末まで20%還元と最大2000円くじの「春の超Payトク祭」。PayPayは、5月末まで20%還元と最大1000円くじの「第2弾100億円キャンペーン」、3月末まで金融機関口座の新規登録で抽選で最大100万円相当のPayPay残高があたる「100万円もらえちゃうキャンペーン」。Origami Payは、第6弾まである施策の第4弾として3月17日までタクシー初乗り半額キャンペーンを実施中だ。

しかし、これらの熾烈なキャンペーンが終わったあとに、サービスを使い続けるためのモチベーションの1つになるのは、個人資産管理アプリの連携ではないだろうか。

前述のようにQRコードでの決済を現金やクレジットカード、電子マネーの支払いとまとめて管理できるのは、現状ではLINE Payの一択。そしてQRコードだけでなく、JCBブランドの物理カードとGoogle Pay上のQUICPay(NFC-F、FeliCa)で決済できるLINE Payが、使い勝手では優勢と感じる。

とはいえ消費者としては、まだまだ脱落者は出てほしくない。ひと昔前のキャリアの値下げ合戦のように熾烈な競争をもう少し近くで味わいたいところだ。そのためにも各社は還元キャンペーンだけに目を向けるのではなく、PayPayにはまずはAPIの早期開放を、Origami Payには個人資産管理サービスとの連携を強く望みたい。