MakerBot、アメリカの一部ホームセンターで3Dプリンターの店頭販売を開始

大手ホームセンター・チェーンのHome DepotがDIYのコンセプトを拡張中だ。一部の店舗で試験的にMakerBotの3Dプリンターを販売することにした。最新世代のReplicator MiniとDigitizer 3Dスキャナーがメーカー希望販売価格で販売される。

このパイロット・プログラム(pdf資料)では、カリフォルニア州、イリノイ州、ニューヨーク州の12の店舗で3Dプリンターのデモと販売を行う。Home Depotでは3ヶ月前から3Dプリンターのオンラインで販売を始めていた。

もちろん単にMakerBotプリンターを棚に並べておくだけでは3Dプリンターをメイン・ストリームにするのには足りない。店頭で消費者にその能力をデモする必要がある。MakerBotは店頭のもっとも目立つ位置に展示され、3Dプリンティングについて専門的訓練を受けたスタッフがデモを行い、興味を示した客に出力製品をサンプルとして配るなどするという。

MakerBotプリンターはMicrosoft Store、Micro Center Storeでも販売されている。しかしHome Depotでの販売は、これまでのギーク向けと全く異なる顧客層がターゲットだ。つまりまだ3Dプリンティングそのものに馴染みのない一般消費者への売り込みの開始だ。

3DプリンティングがHome Depotのようなホームセンターに取って代わるということはないだろう。しかし近い将来3Dが成熟期を迎えれば、ストックのない特殊な商品を求められたときホームセンターは「それなら3Dプリンターで自分で出力すれば?」と提案するようになるに違いない。

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18世紀の時計技術「ツールビロン」を3Dプリントでモデル化した美しいアートを見よう

何年も前から、友だちのNicholas Manousosには注目している。彼は時計のいろんな部品やムーブメントを設計したりプリントしてこれまでずっと、Facebookに投稿してきたが、このたび、彼自身の最高傑作を完成させた。カラフルなプラスチックで作った、実際に動くツールビロンだ。

ツールビロンは18世紀の技術で、チクタクと振り子しているガンギ車(escape wheel)への重力〜姿勢変化の影響を少なくして時計の精度を保つ。初期の時計制作者たちは、そのホイールを360度回転させれば、全体として加わる力が均質になり狂いを相殺する、と考えた…その機構を実装したムーブメントが、ツールビロンだ。その理論の正しさは未だに立証されていないが、考え方としてはクールだ。Manousosはすべてのパーツを自分で設計して組み立てた。彼は、自分の作品を売らない(売ればよいのに)し、人のための仕事はしない。彼は、3DプリンタMakerbotにいつも没頭している謎の人だ。

このモデルは、ローラースケートのベアリングと、大量の手製の歯車を使っていて、ツールビロンの原理がとてもよく分かる。Facebook上でManousosの作品をぜひ見てほしい。数週間後には本誌のTC Makersシリーズで彼を取り上げようと思っているので、お楽しみに。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


たった一台のスマホで正確な3Dスキャンを行うRendorはすごい

特殊なグリッド(格子)が印刷されている紙とふつうのスマートフォンを利用するRendorは、3Dスキャンに破壊的革命をもたらすかもしれない。このシステムでは、目的とするオブジェクトをあらゆる角度からビデオに撮るだけで、3Dスキャンができてしまう。そのプログラムは、 オブジェクトがグリッドのどこにどう乗ってるかをもとに、オブジェクトの形状を補間し、実用性のある3Dファイルを生成する。

今はまだ開発途上の技術だが、ぼくがこれまでに見た3Dスキャンツールの中ではベストかもしれない。ほかに3DSystems SenseやAutodeskの123D Catchなどのアプリケーションもあるけど、Rendorはコンピュータビジョンを非常に独特な方法で利用して、より正確なモデルを作り出すのだ。

Replica Labsが創案したこの方法では、オブジェクトを“捉える”ためのカメラはたった1台だ。下のビデオでお分かりのように、オブジェクトの前面はとてもうまく捉えるが、そこからは見えない背面は背景まで伸びている。でも下に敷いたシートのおかげで、オブジェクトの360度のビューを捕捉でき、出っ張りや凹みなど、3Dオブジェクトの特徴を正確に捉える。しかも、クールだ。

アプリケーションの完成は7月の予定だ。今からベータに参加したい人はここに申し込もう。

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高品質な3DプリントができるFormlabsのForm 1がさらなる高品質へアップグレード

  

FormlabsForm 1が改良されてForm 1+になった(Form 2ではない–それならForm 1++と呼ばれるはず)。 この1+は、Form 1を高速化して、スタイルを良くし、制御系を改良してよりスムーズなプリントができるようにしたものだ。

この新型機はレーザーのパワーが従来機の4倍になり、検流計の精度を上げて内部のミラーの動きをより正確にした。プリントは、感光素材の層にレーザーを照射することによって行われる。その素材は光によって硬化し、液体の中からオブジェクトが現れてくる。これまでの一般的な3Dプリンタとは違う独特な方式で、精度も高く、フィラメントを析出する方法(RepRapやMakerbotsなど)に比べて、よりスムーズで結合性の良いプリントができる。

この新型プリンタは1年の保証がつき、2年前のForm 1のローンチ以降、初めてのアップグレードだ。最初のモデルは本誌の上で1年前にレビューした〔上の最初のパラグラフに日本語訳のリンクあり〕。

今Form 1を持ってる人は749ドルでアップグレードできる。新たに買うと3299ドルだ。すでに発売しているので、早速レビューしたい。

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3Dプリント作品プラットフォーム運営のカブクが2億円を調達して海外進出へ

直近ではクラウドワークスが参入を発表したが、「モノづくり」もスタートアップが盛り上がりを見せている分野の1つだ。6月6日にサイバーエージェント・ベンチャーズ、ニッセイキャピタル、フジ・スタートアップ・ベンチャーズを割当先とした約2億円の第三者割当増資を実施したカブクも、そんなモノづくりに挑戦する1社だ。

カブクが運営するのは3Dプリント技術を使ったものづくりマーケットプレイス「rinkak(リンカク)」だ。rikakは自身でアップロードした3Dデータで作成したアイテムを販売できるプラットフォームだ。陶器や金属、ラバーやプラスチック樹脂など多様な素材を使って、アイテムの製造や販売ができる。

rinkakuでは、製造だけでなく、梱包から配送までパートナーが担当するため、ユーザーはデータをアップロードするだけで販売が可能。販売価格の30%が手数料となる。

アップロードされているデータ数は数千件とのことだが、現在18金やプラチナを使ったアイテムも製造できるそうで、最近では「m0ment」という名称でアクセサリーのプライベートブランドも開始している。データをアップロードするのは著名クリエーターから美術系の学校に通う学生まで。さらには「オアシス銅像ファクトリー」やアイドルグループ「アイドリング!!!」メンバーの3Dフィギュア(販売終了)など、タイアップ、コラボレーション案件も増えている。「これまでポートフォリオすら作れなかった学生などにも評判がいい。モノづくりはプロだけのモノでなく、『世の中ごと』にはなりつつある。これを加速したい」(カブク代表取締役 CEOの稲田雅彦 氏)

カブクでは今回の調達資金により開発体制を強化するとしている。今夏をめどに、多言語対応のほか、海外発送や海外クリエーターの商品販売といった海外展開を強化するほか、スマートフォン対応についても進めていく予定だ。


子どもたちが怪獣などのキャラクターをデザインして3DプリントできるアプリModio

子ども向けと称するデザインツールはたくさん見てきたが、Modioほどクールなのは、なかった。アイスランドの起業家Hilmar Gunnarssonが作ったこのiPadアプリは、画面上でLogoみたいな素材を組み合わせてキャラクターを作り、それをいろんなサイズや色やテクスチャで3Dプリントできる。各部分の色を変えられるし、また全体を一つの色にもできる。ひとつの作品の、いろんな色やサイズのバージョンを3Dプリントできる。とてもクールだ。

Gunnarssonは自己資金だけでこのプロジェクトを作り、キャラクター(モンスターなど)の3Dプリントデータを有料でダウンロードさせることを収益源にするつもりだ。ユーザが自分の改造バージョンを共有したり売ったりしてもよい。

“App Storeに載ったのはほんの数週間前だけど、メーカーコミュニティの反応は相当すごい”、とGunnarssonは言ってる。“まだ始まったばかりだけどね”。

“5歳の子でも使えるぐらいやさしい、そして同時に、大人でも十分に楽しめるほど強力、を目標に作った。Modioを使うと誰でも、姿勢可変のすばらしいモデルを作り、それを簡単に3Dプリントできる。ユーザインタフェイスも単純で、iPadなどのタッチデバイスで使える。既製のパーツをドラッグ&ドロップするだけで、キャラクターができてしまうのだ。パーツの組み合わせ方はLegoなどと同じだが、アプリの中でそのモデルと遊んだり、各部(腕など)を自由に曲げられる。アプリはマルチタッチに対応しているから、複数のパーツを同時に動かせるし、同時に複数のユーザが創作に参加できる”。

プリントはいろんなサイズでできるし、どのピースも床に平らに乗る。パーツを加えるとき、ジョイントは指定サイズに合わせて自動的にサイズを変える。フィラメントの所要量やプリントにかかる時間も、アプリが計算してくれる。おもちゃというより、子どもも大人も楽しめるおもちゃ作りシステムだ。

“3Dプリントには前から憧れていた”、とGunnarssonは語る。“でも3Dプリントは、それ用のコンテンツが豊富に出まわらないと普及しない。今はむしろ、コンテンツよりもプリンタの方が多いのではないか。だから一般消費者は、なかなか魅力を感じない。それに子どもたちも、ゲームにのめり込んで、自分から何かを作る/創ることがお留守になっている。子どもたちには、クールなものを自分で作るのが楽しいことを、体験させ理解させなければならない”。

このシステムで作ったものをいろいろ見たが、どれも意外なほどクールだ。LegoのHero Factoryシリーズを、思い出してしまう。ただしこっちはサイズ可変だから、小さなインセクトイド(昆虫型怪獣)でも、巨大なメカモンスターでも作れる。だから、とてもおもしろい。ファウンダの3人の息子たちも、学校の友だちと夢中になって、こいつで遊ぶそうだ。みんな、MinecraftよりもModioの方がおもしろいらしく、何時間でも遊んでいる。

次の日、父親がそのアプリで遊ぶのを見て、Gunnarssonの息子は動転したそうだ。

〔ここにスライドが表示されないときは、原文を見てください。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


3Dプリンタの押出径を細くも太くもできる顕微鏡からヒントを得たエクストルーダーヘッド

顕微鏡を使ったことのある人なら、エクストルーダーC.E.M. Crown Extruderを理解できるだろう。

ドイツのエンジニアCem Schnitzlerが発明したこのエクストルーダーヘッドを、既存の(さまざまな)3Dプリンタのヘッドに装着して使うと、加熱して溶融したフィラメントの押出径を変えることができる(上図)。モーターとプーリーによりヘッドの位置を制御でき、本体のエクストルーダーを適宜使うこともできる。

Schnitzlerは曰く、“顕微鏡の対物レンズでは、ヘッドを回して倍率を変えられる。それを、3Dプリンタのエクストルーダーに応用できる、と考えたんだ”。彼の詳しい話は、ブログに載っている。

この可変ヘッダを使うと、構造部材は大きめのゲージで作り、細かい部品は細い押出径で押し出す、という使い分けができる。また、内部はがっちり、表面は微細に、という3Dプリントオブジェクトの作り方もできる。ヘッドを回すとフィラメントの押し出しをしばらく休止し、エクストルーダーが十分に熱したら押し出しを再開する。そのぶん時間はかかるが、アイデアはすばらしい。

今の3Dプリンタに用いられている熱溶解積層法(fused deposition modeling)と呼ばれる原理は、ますます主流になりつつあるとはいえ、精度とスピードに相当な限界がある。もっと良い方法があることはあるのだが、FDMの安さにはかなわない。しかしこの可変ヘッダを使えば、押し出しの太さを自在に調節できるから、フィラメントと時間の両方を節約できる。

しかも、学校で使った顕微鏡を思い出すから、なつかしい。

Schnitzlerはこのデザインをポストして生産のための支援を求めている。彼は、第三世界の人びとが衛生的な飲水(のみみず)を飲めるための簡易蒸留器を3Dプリントで作ったことで、名を知られている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


物体をスキャンしてコピーしたり、ファックス風に転送する3D複合機のZeus登場

未来は既にそこにあるが、まだそれが広まっていないだけなのだそうだ。「未来を実現した」と宣伝しているのはZeusというマシンだ。3Dプリンターの一種で、物体をスキャンしてコピーしたり、インターネット経由で他のプリンターに物体を「ファックス」することができる。3D版の「複合機」とでも呼ぶべきものだろう。

製作したのはAIO Roboticsで、価格は2499ドルだ。プリント可能なサイズは8インチ×6インチで高さが5.7インチだ。スキャンできるのは高さ5インチまでとなっている。操作は前面の7インチタッチスクリーンで行う。射出パーツは交換可能になっている。システム的には非常にシンプルなものと言って良いだろう。印刷精度は80ミクロンで、スキャンは125ミクロンとなっている。

現在、安い3Dプリンターは200ドル程度となっていて、また3Dスキャナーも同程度の価格となっている。しかしそれらを組み合わせて、イメージ通りの出力を得ることは難しい。またプリンター間でデータを共有するのにも手間がかかることが多い。Zeusはそうした中にソリューションを持ち込むもので、確かに需要のあるところだろう。もちろん関連技術が急速に進化発展している中、さまざまな競合機種が登場してくることになるのだろうとは思う。

Zeusは現在プレオーダーの受け付け中だ。出荷は夏頃を予定しているとのこと。物体を手軽に複製できるというのは、デザイナー、アーティストやメーカーにとって非常に魅力的なことだと思う。すごい時代になったものだと、つくづく感じてしまうのだ。

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(翻訳:Maeda, H


Autodesk、オープンソースの3Dプリンティング規格、Sparkを発表―3DプリンターのAndroidを狙う

Autodeskが個人向け3Dプリンティングの分野に本格的に参入する戦略だということは3Dモデリング・ソフトウェアのTinkercadを買収し、アマチュア・モデラーがスマートフォン上で3D作品を作れるアプリをリリースしたことでも明らかになっていた。Autodeskは、こうしたソフトで作った作品を出力できるエコシステムを作ろうと、Sparkと呼ばれる3Dプリンティング・プラットフォームを発表した。

このプロジェクトには2本の柱がある。まず第一にプラットフォームとしてのSparkはユーザーが3Dオブジェクトをデザインし、3Dプリンタに送信するレンダリングのためのデータを準備する。Autodeskは多くのサードパーティーの3Dプリンター・メーカーがSpark標準の3Dプリンタを開発することを狙っている。次の柱として、AutodeskはSparkプラットフォームの参照機となる3Dプリンタを開発中だ。価格は5000ドル程度になるという。Sparkはオープンソースで、すべての技術的詳細が無償公開される。

Autodeskのブログ記事によれば、

Sparkは3Dプリンティングのプラットフォームだ。これによってハード、ソフト、素材のメーカー、製品デザイナーが利益を受ける。Sparkは新しい効率的な方法で3D作品をビジュアル化し、3Dプリンタのためにレンダリング・データを準備する。これによって無駄な試行錯誤が避けられ、3Dプリンティングに用いられる素材も大幅に拡大する。Sparkプラットフォームはオープン・プロジェクトであり、そのテクノロジーはすべての部分が誰でも無償で利用できる。

Autodeskはデスクトップ3Dプリンター分野に参入する必要に迫られていた。3Dプリンタの2大トップメーカーの一つ、StratasysはMakerBotの買収によって順調に売上を伸ばしている。もう一方の3D Systemsもホーム分野への参入に熱心だ。その理由は、産業用3Dプリンタはきわめて高価な装置であり、販売にもサポートにも多大なコストがかかるからだ。個人向けのデスクトップ3Dプリンターは、インクジェット・プリンターと同様のコモデティーであり、スケールさせることさえできれば有利なビジネスになる。

AutodeskはSpark規格が事実上の標準として普及し、いわば3Dプリンティング版のAndroidとなることを望んでいるようだ。実際、現在の3Dプリンティングには標準がまったく欠けている。互換性、安定性をもたらす試みはユーザーに歓迎されるだろう。

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複数の3Dプリンタをネットワーキングしてジョブ共有化するPrintToPeer, エンジンはRaspberry Pi

カナダのカルガリーでクラウドファンディングされたPrintToPeerは、一つの建物内や世界各所にある3Dプリンタをネットワーキングする。そんなものは必要ない、という読者も多いと思われるが、昔のレーザプリンタのことを思い出してみよう。高価で電力を食いメンテナンスのたいへんなプリンタが一台だけ地下の機械室などにあって、一日中、プリントジョブの待ち行列ができていた。安価なプリンタのネットワーク、という発想はなかった。

ファウンダは、そんな昔を知らない20代のTom BieleckiとJames Thorneだが、彼らはバンクーバーのアクセラレータGrowLabで孵化した。そのシステムは、Raspberry Piを使ってジョブをプリンタに送る。

“そのRaspberry Piを3DプリンタにUSBでつなげば、すぐに使えるようになる”、とBieleckiは語る。

“3Dプリンタは扱いづらいし遅い。でもこのシステムを使えば、大量のプリントでも苦にならなくなる。ぼくたちは、自動化と抽象化の鬼なんだ。今回は、3Dプリンタという一見ばらばらな機械群を、共通のプラットホームで束ねたんだ。それによってソフトウェアデベロッパが、実用ユーザのためのアプリケーションを作れるようになる。ぼくたちのAPIを、いろんなデベロッパが使いこなして、おもしろい体験を作り出してくれることを、心待ちにしている”。

といっても、対応機種はMakerbotとMarlinの3Dプリンタで、それらに(というかRaspberry Piに)、今多くの3Dプリンタで使われているSTLのオブジェクトファイルを送信する。するとシステムがオブジェクトのデータをスライスしてプリンタに送る。プリンタマネージャが各プリンタの稼働状況を表示するとともに、各プリンタのジョブが終わったら通知する。ぼくも3Dプリンタを使っていて、いちいち二階に上がって行って状況をチェックするのはいやだから、プリンタマネージャを使えるだけでもこのシステムはありがたい。

PrintToPeer自身はオープンソース化されるが、Raspberry PiとカメラとSDカードに焼かれたソフトウェアのセットは、140ドルで買う。同社は今、このプラットホームで何かをするデベロッパを求めている。彼らのお値段は15000ドルだ。

“3DプリントにDRMという鍵をかけて、高い塀で囲まれた庭に閉じ込めている企業もある。でも、そんな企業に消費者はそっぽを向くだろう。顧客に選択の自由を与えないのは、よそへ行かれるのが怖いからだが、われわれはそんな状況をイノベートしたい。そして豊かなユーザ体験を作り出したいのだ”、とBieleckiは述べる。

“3Dプリンタはハードウェアに話題が集中して、ソフトウェアのことは忘れ去られていた。でもそれでは、使いやすい環境がいつまでたってもできない。たとえば3Dプリンタが学校で使われるようになったら、それらをネットワーク化して共有することが必須になるはずだ”。

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550億ドルの化粧品産業に挑戦するMinkのCEO Grace Choiにインタビュー, それは女性が強くなるための武器だ

Disrupt New York 2014のStartup Battlefieldで優勝したのはVurbだったけど、でも一般大衆向けマスメディアがいちばん興奮して報じたのは、Minkだった。

Minkは、自分だけの化粧品を作るための3Dプリンタだ。あっと言わせるほど巧妙でしかもシンプルなアイデア、それはすべての偉大な製品やモダンアートに共通する特質だ。あまりにも単純なので、なんでこれを自分が思いつかなかったのか、とくやしい。Minkはまだプロトタイプの段階だが、予価は300ドルで、誰もが自分のうちでくつろぎながら、自分が本当に好きになれるメイクアップシェイドを自作できる。アイシャドウコンパクトは買えば5ドルから78ドルぐらいするし、流行もころころ変わる。それを考えるとMinkは相当な破壊的革新的な製品だ。

そこで、昨日のDisrupt NYの会場でMinkのファウンダGrace Choiをつかまえ、Mink誕生の秘話などを聞いてみた。

現在Minkは、女性一人だけのバンドだ。Choiが唯一のファウンダでただ一人の社員だ。すでに知財の弁護士と契約して特許も申請したが、経営者としてまだまだやるべきことは山のようにある。化粧品産業の市場規模は550億ドルと言われ、強力な既存企業が支配している。Choiの口数が少ないのも当然で、このインタビューではハードウェアや素材について詳しい話は聞けなかった。できるだけ近い機会に、あらためて話を聞きたいと思っている。

Choiは、若い女性はもっと自分自身と自分のセンスに自信を持つべきだ、と言い、そして女性のそんな強い生き方をサポートする道具がMintだ、と考えている。目の前にリアルに存在するChoiからは、起業家としての情熱、ハードウェア制作への熱意、そして新しい化粧品産業を作り出すのだ、という気概が伝わってくる。では、上のビデオでそのインタビューをご覧いただきたい。

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日本で3Dプリンターでピストルを製造した男が逮捕―何で作ろうと銃は銃

5月8日、日本の警察は川崎市に住む27歳の大学職員、居村佳知(いむら・よしとも)を銃刀法違反の容疑で逮捕した。これは居村容疑者が3Dプリンターで製造したZig Zagガンという一種のリボルバー・ピストルを組み立てて発射するビデオを自らアップロードしたことがきっかけだった。居村容疑者は自宅に500ドル相当の3Dプリンターを持っていたという。

問題のビデオがアップロードされたのは25週間前だった。 このビデオには銃の組み立てと空砲の発射が録画されている。居村容疑者はこう書いている(原文英語)。

It is the first 3D printer revolver in the world which can discharge the live cartridge made in Japan. In order to protect the law of Japan, the bullet for motion picture photography is used.
Please make in the United States. !! -
実弾を発射できる世界最初の3Dプリンターで出力されたリボルバーが日本で作られた。日本の法律を守るため、弾薬は映画用の空砲を使っている。
アメリカで製造してください!!

Zig Zagがテレビで放映されたことが大きな懸念をもたらしたようだ。警察の家宅捜索で5丁の3Dプリンターで制作されたピストルと安い3Dプリンターが見つかったという。

日本では銃刀法により、銃の所持は事実上禁止されている

明らかに日本の警察は3Dプリンターで出力された銃も銃刀法違反だという見解だ。もっと伝統的な工具を作って銃を製造した場合と何ら変わるところはないというわけだ。素材や製造工程がどうであれ、銃は銃だ。

via 3dprint

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TechCrunch Disrupt:Minkはどんな色味のカスタム化粧品でもその場で作れる3Dプリンター

現在3Dプリンターが大人気だが、その大半はプラスティック製の小さな物体をあれこれ出力する装置だ。今日(米国時間)TechCrunch DisruptNew YorkでローンチしたMinkは大いに異色だ。

このスマートな小さなプリンターは現実世界あるいはウェブ上でユーザーが気に入った色を簡単なソフトウェアで指定するだけで、ファンデーション、口紅、アイシャドーその他あらゆる種類の化粧品を出力してくれる。

シャネルのような高級ブランドからスーパーで売っている普及品まで、ほとんどのメーク用品の成分は同じだ。Minkのファウンダー、Grace ChoiはMinkで市販化粧品と同じ素材を使っているので、ユーザーは安心して市販品と同じ品質で、あらゆる好みの色合いのメーク用品を入手できる。

消費者はますます商品をその場ですぐに手に入れるすることを求めるようになり、そのためにはDIYもいとわなくなっているとChoiは考えている。また化粧品のユーザーは実は特定のブランドの忠実な信奉者ではなく、むしろ便利さや経済性を求めるようになっているという。

同時に、スーパーやドラッグストアでの化粧品の品揃えはおそろしく限られている。メーク用品は売上のほんの一部を占めるだけなのでピンクや赤など多く売れる色しか売り場に並べようとしない。Sephoraのような高級店では品揃えは多いが値段もはるかに高くなる。

Minkならユーザーは手頃な価格でありとあらゆる色を手にすることができる。

Minkの使い方はごく簡単だ。Pinterestの写真から、あるいは自分でスマートフォンで自分で撮った写真から気に入った色を選び、カラーピッカーで色コードを得たら、後は出力ボタンを押すだけだ。

Minkがターゲットにしているのは13歳から21歳のまだ特定のブランドに親しんでおらず、手頃な料金の製品を求めている若い層だ。

Minkの予定価格は200ドルで、今年後半に市販を予定している。

Q: ハードウェアスタートアップは製造過程の問題で失敗することが多い。その点はどうか?

A: 私は何度も失敗を経験しています。私は連続発明家で、今回のプロジェクトが初めてではありません。製造過程で生じ得る問題については十分な知識があります。今回も予見できない問題が起きる可能性はありますが、重要な部分では大きな失敗はしないとと信じています。

私はOEM先としてEpsonのような信頼性の高い大企業と交渉しようと考えています。

Q: 大量販売チャンネルでは化粧品の品揃えが乏しいという話だったが、Minkは価格で大量販売チャンネルと競争できるのか?

A: 大量販売チャンネルとほぼ同額にできると思っています。

Q:13歳から21歳の若い女性をターゲットにするということだが、まずインターネット上のインフルエンサーに販売し、バイラルを広げてコミュニティーを作ることを考えてはどうか?

A: もちろんです。私は美容ブロガー、インフルエンサーと接触してこのプロダクトの素晴らしさを伝えていきたいと思っています。ひとたび評判が広がればマーケティングは難しくないと思います。

Q: このプリンターはどんな種類のメーク用品でも出力できるのか?

A: インクジェットが色味をコントロールします。基材を選択することによってパウダー、クリーム、口紅などが作れます。実はこの製造プロセスの部分はそれほど難しくありません。Minkで難しいのはビジネス面だと思います。

巨大化粧品会社は染料と基材をごく安く仕入れ、それを混ぜあわせるだけで商品には法外な値段を付けます。私たちはそれを一人ひとりの消費者が自宅でそれをできるようにしようとしているわけです。

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プロのデザイナーのツールになりえる細密な3DプリントペンLix, わずか2時間でKickstarterの目標額を突破

【抄訳】

3Dプリントペン3Doodlerは、本誌の同僚John Biggsが最近教えてくれたのだが、玩具としては楽しくても、道具としてはアホっぽい。大きいし、その出力はいらいらするほど不安定だ。でも作った人たちがベテランの玩具作者だから、目的は楽しいおもちゃなのだろう。

今回はイギリスのスタートアップが、同じねらいで、プロのデザイナーや建築家向けの精密な3Dプリントペンを作った。そのLixと名づけたペンは、昨日登場したばかりのKickstarterで目標額30000ポンドを、わずか2時間で超えてしまった。その翌日である今日は10万ポンドを超えた。締切りまであと29日もある。

3Doodlerとの違いを聞かれた協同ファウンダのAnton Suvorovは、こう言った:

“小さくて軽量な製品、そして電源はふつうのUSBポートから供給できる。われわれのLix Penは可搬性に優れ、使い心地も快適だ。3Doodlerは重くてでかくて使い辛くて電源は通常の商用電源だから実用的でない。Lixは、形状もすっきりしているし、何よりも、プロのためのクリエイティブなツールがねらいだ。スタイリストや建築家やデザイナーなど、3Dプリントに関心を持っていた人たちに、新しい仕事のやり方の可能性を開くだろう”。

Lixペンは確かに細い。いちばん太いところでも直径14ミリだ。空中でもプラスチックを押し出しできるので、立体物も作れる(いちばん下の写真)。押し出しのコントロールは、ペン先の近くにある二つのボタンで行う。

“3Doodlerは既存の3Dプリンタの部品を使っている。それなのに安くはない。うちは、特殊な素材を使って品質の良い部品を独自にまったくゼロから開発した。”。

Lixの三名の協同ファウンダは、まだLondon College of Fashionの学生で靴のデザイナーDelphine Eloise Wood、マーケティングとグラフィックデザインを専攻したIsmail Baran、そして経済学と応用美術を学んだSuvorovだ。

お値段は、Kickstarterの出資者向けには43~73ポンドだったが、すでに完売だ。10月の正式発売以降は85ポンドになりそう。まあ、既存/一般市販の部品をいっさい使わない、プロ向けのツールだから、こんなものか。ABS/PLA素材のリフィルは30個がワンセットで7ポンド(1個が10インチのフィラメント)、30個を約1時間で使い切る。

こんなものを、誰が何のために使うのかというと、スケッチやデザインプロトタイプを平面の上の図や絵でなくて、立体物でやりたいクリエイターたちすべてだ(ファッションデザイナー、ジュエリーデザイナー、などなど)。またもちろん、3Doodlerのように、遊びや美術作品の制作に使ってもよい。

要するにこのペンの価値は、イコール、あなたの想像力にある、というわけ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


テディベアを「編み出す」3Dプリンター。カーネギーメロンとディズニーより登場

カーネギーメロン大学の研究者とDisney Researchが、布製のテディベア人形を作ることのできる3Dプリンターを開発した。製作にかかる時間は数時間だとのこと。3Dプリンターはついにサンタクロース的な役割も担い始めたのかもしれない。素材は毛糸で、糸を撚りあわせることで表面をフェルト状にして形を作り出す。

カーネギーメロン大学のHuman-Computer Interaction Instituteに所属するScott E. Hudsonによるリサーチペーパー(PDF)に詳細な仕組みが記述されている。この論文によれば、世に普及しつつあるプラスチック素材を使う3Dプリンターのように、どのような形のものでも作り出すことができるようだ。縫いこんだ糸を、針を使って形を整えていくような仕組みとなっている。

上に掲載しているビデオを見ればわかるように、できあがりは完全に立体的なテディベアとなるわけではないらしい。片面が平面となった、ブローチのような形状のものができあがる。しかし繊維素材はあとで組み合わせるのも簡単だ。すなわちいくつかのパーツを組み合わせるという手法を使えば、ふつうのぬいぐるみのような形も作れるし、服やキルトのようなものを作ることもできるだろう。

もちろん糸を撚ってフェルト化したものなので、一般のぬいぐるみなどと比べれば、耐久性には劣る面もあるだろう。しかし毛糸の柔らかさが、身につけたり、あるいは抱きしめたときの良い感触を与えてくれるというメリットもある。

「素材的には、肌に接するようなところで使うのに適しているように思います」とHudsonは言っている。「3Dプリントで使える素材のバラエティを増やしていくことで、可能性を広げていくことに繋がると考えています」。

プリンター制御に使っているのは標準的なオープンソースソフトウェアだ。上のビデオから一目瞭然であるように、子供向けプロダクトの可能性を拓くものということができよう。

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(翻訳:Maeda, H


本物の電子回路を物の内部へ3DプリントできるRabbit Proto

Stanford(スタンフォード大学)の学生Alex JaisとManal DiaとRohan Maheshwariが作った3Dプリンタは、電子回路のトレース…配線を構成する薄い金属板やワイヤ…を作る。彼らのRabbit Protoプリンタは、通常の3Dプリンタのプラスチックを押し出す部分(エクストルーダ)が、剛体の中へ配線を“プリント”し、それによって電導性のある構造物を作れる。

このプロジェクトはデザインのクラスで始まり、そこで彼らは“3Dの面に導電性インクをプリントする”装置を作った。そして、ふつうの3Dプリンタに取り付ける簡単なエクストルーダと導電性インクから成るキットの価格を、エクストルーダ1基 なら350ドル、2基なら450ドルに抑えることができた。後者のデュアルエクストルーダの方(Super Rabbit)は、配線とプラスチックの両方を同時にプリントできる。

3Dプリンタ本体も、彼らが作った2499ドルのRepRapプリンタがあり、それにはエクストルーダがすでに装備されているから、キットを取り付けたりする手間が要らない。Rabbitの配線図とファームウェアをダウンロードして、キットを自作してもよい。

なぜこの発明が重要かというと、最初から一体的なオブジェクト(分解~組み立てをしないもの)でありながら、その中に電子回路の配線がある、という品物を3Dプリントでほんの数分で作れるからだ。従来、そういう品物は、オブジェクトの内部を空洞にして、その中にPCBを収める、という方法で作っていた。しかしRabbitの方法なら、内部に電子回路のあるもっと薄くて丈夫なオブジェクトでも、後からの配線を要さずに作れる。

物の内部に配線をプリントする3Dプリンタ、という話を聞いて、まだぴんと来ない人は、3Dプリンタでピーナッツバターをプリントすることだってできる、ということを考えてみよう。そうすると、3Dプリンタが自動サンドウィッチメーカーに早変わりするのだ。


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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


「プリンテッド・エレクトロニクス」のオープンモジュール化を目指すPrintoo

世は「メーカーブーム」の時代だとも言えそうだ。そのような中、さらに時代の流れに拍車をかけようとするのがPrintooだ。プリンテッド・エレクトロニクスを活用した、文字通りフレキシブルなモジュール化パーツを利用できるようにしようとしているのだ。固い基板を用いないことで、ディスプレイや発光回路を瓶の中に入れて使うようなこともできるようになる。あるいは3Dプリントで作ったものの中にBluetoothモジュールをねじ込んで、スマートフォンなどからコントロールできるようにすることもできる。

Printooの目標は、プリンテッド・エレクトロニクスのモジュール化にある。さまざまに組み合わせて利用できるようにすることで、応用範囲を拡大していこうと考えているわけだ。回路作成についてもハンダ付けや配線を行わず、導電インクも利用できるように考えている。こうした仕組みを普及させようと展開しているKickstarterプロジェクトでも、余裕を持って目標額の2万ドルの調達に成功している。

Printoo曰く、これまではプリンテッド・エレクトロニクスはごく限定的な利用しかされてこなかったとのこと。プラットフォームをArduino互換とし、モジュール設計をオープンソース化することにより、こうした状況に変化をもたらそうとしているのだ。各モジュールのプラットフォームを共通化することで、リリースされたさまざまなモジュールを組み合わせて利用することができるようになる。現在利用可能なモジュールとしては、Blue SparkおよびEnfucellの激薄の柔軟バッテリー、Isorgによる光検出器、VTTによるLEDストリップ、Mekoprintによるポリマー太陽電池、そしてPrintooが製作しているエレクトロミックディスプレイであるYnvisibleなどがある。

Printooキットは45ドルのコアキット(3つのコンポーネントが同梱される)や95ドルのベーシックパック(7つのコンポーネントが同梱される)などが用意されている。Ultimate Blimp Packというのもあって、これには23種類のコンポーネントが入っている。価格ももちろんそれなりで、550ドルとなっている。入ってくるコンポーネントはディスプレイ、センサー、モーター、バッテリーパックなどといった具合だ。

LEDマトリクスや静電容量式センサなどの各種単体コンポーネントに加えて、Printooのシステムで用いるためのドライバーモジュールやコネクターなどもすべて含まれる。細かな設計についてはまだ手を加えているそうだが、出荷時には柔軟なボード上に実装される本体に加え、きちんとしたコネクターが用意されるそうだ。

Printooシステムを制御するためのアプリケーションも開発中なのだそうだ。利用方法を限定するためののものではなく、モジュール化したPrintooシステムをいっそう簡単に利用できるようにするためのものだとのこと。さらに教育用途での利用も視野に入れているのだそうだ。もちろん腕自慢たちは、自らどんどんハッキングして新しい用途を広げていくこともできる。

訳注:Kickstarterページにあるサンプルプロジェクトもぜひご覧ください。

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(翻訳:Maeda, H


オフィスサプライのStaples、持ち込みデータの3Dプリントサービスを開始

オフィスサプライのStaplesが、ニューヨークおよびロサンゼルスの店舗にて3Dプリントサービスを開始するとのことだ。自分のデータをStaplesの店舗にもちこみ、そして出力することができるわけだ。

2店舗でのテスト運用に人気があつまるようならば、別の店舗でもサービスを行っていく予定なのだそうだ。

本サービスのトライアル実施にあたり、Staplesは3D Systemsと協力していくことになっている。3D Sytemsの方はこれまでShapewaysとともにコンシューマー向けの3Dプリントサービスを展開してきている。そのような中、強力なブランド力をもち、またリーチも大きく、潜在性的可能性に期待できるStaplesと組んでみようという判断なのだろう。

ちなみにStaplesは、これまでも3D関連のサービスと無縁でいたわけではない。昨年には3Dプリンターの販売を始めているし、またヨーロッパの店舗では1年ほど前から店舗内での3Dプリントサービスを行ってもいる。

Bloombergの記事にあるように、6種類の印刷用マテリアルを用意するようだ。また必要に応じて3D Systemsへのアウトソース依頼も行うことになっている。価格についての正式な発表はないようだ。但し、カラーコピーなどより高価になることは間違いないだろう。

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(翻訳:Maeda, H


HPも3Dプリンター事業に参入―CEOが「6月に大きな発表」と言明

HPのCEO、Meg Whitmanは昨日((米国時間3/19)の株主総会で「われわれは6月に3Dプリンターのテクノロジー分野で大きな発表をする」と語った。HPの参入によっていよいよ3Dプリンターが一般企業や家庭に普及し始めることになるかもしれない。

またWhitmanは「われわれは3Dプリンターにおけるいくつかの大きな問題を解決した。3Dプリンターの企業市場は非常に大きなものになるだろう」とコメントした。ただし製品発表の正確な日時については明らかにするのを避けた。

HPは今年2月にCTOのMartin Finkが「われわれは今年後半にはこの分野での活動を始める。HPは3Dプリンターについてさまざまな可能性を追求しており、この分野の発展のために大きな貢献をする準備を進めている」と語っていた。

するとHP製の3Dプリンターが家電量販店に並ぶことになるのだろうか? おそらく近いうちにそういうことにはなるまい。HPはまずエンタープライズ市場をターゲットにするだろう。個人、家庭向け市場はMakerbotを始めとして多数の先行企業がひしめいて激しい競争を繰り広げており、HPのような大企業がすぐに成功を収めるのは難しいだろう。しかしエンタープライズ市場ではHPの参入は大きなインパクトがあるだろう。ライバルとなるStratasys(Makerbotの親会社でもある)にとっては大きな脅威だ。

via 3Dprint

Photo: Getty

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


3Dプリントで製造したカメラスタビライザーのLUUV、IndieGoGoキャンペーンを展開中

LUUVというプロダクトがIndieGoGoに登場してきた。3Dプリンターを使って製造しているカメラスタビライザーだ。被写体の動きを追いかけながら撮影しても、ぶれのないビデオを撮影することができる。

性能の良いスタビライザーは非常に高価なものだが。LUUVは高価なカメラと高性能な機材を使ってのみ可能だった高品質ビデオの撮影を「民主化」しようとするものだ。LUUVスタビライザーにはGoProやスマートフォンを取り付けて撮影することが想定されている。

IndieGoGoのキャンペーンではLUUVを199ドルで手に入れることができる。これは予定している小売価格よりも150ドルも安く設定されている。デザイン面でも納得の価格だろう。

アクションカムひゃスマートフォンを取り付ければ、すぐにも撮影を楽しむkとおができるようになっている。当方でも試してみたが、撮影中にぐるぐる回るなどの激しい動きを行っても、ブレの気にならないビデオを撮ることができた。

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(翻訳:Maeda, H