GMが配送業者向け新事業部起ち上げ、商用EVバンと電動アシスト付きパレット発表

GMはFedEx(フェデックス)をはじめとする法人顧客に、電気自動車とコネクテッド製品のエコシステムを提供する新事業部を立ち上げた。これは同社が電気自動車メーカーの主導的な企業となるために、270億ドル(約2兆8000億円)を投資する野心の最新の取り組みだ。

「BrightDrop(ブライトドロップ)」と呼ばれる新事業は、バーチャルで開催されたCES 2021の期間中、米国時間1月12日に正式発表が行われた。まずは航続距離250マイル(約400km)の「EV600」と呼ばれる電動バンと、「EP1」と名づけられたポッド型電動パレットの2つの主要製品からスタートする。

BrightDropは他の製品も念頭に置いており、複数台のEP1電動パレットを輸送できる中距離車両や、緊急配送用車両などのコンセプトも開発中ということが、12日に発表された。

画像クレジット:GM

だが、この取り組みは車両のみにとどまらない。GMは商用車市場にEVのエコシステムを提供するためのソフトウェアツール群も開発している。また、販売とサービスをサポートするためのディーラーネットワークを構築し、商用車の顧客が充電インフラを設置するのを支援する計画だ。

GMによると、ウェブサイトやモバイルアプリからアクセスできるクラウドベースのソフトウェアプラットフォームは、ユーザーに最適な配送ルートやその他のフリート管理機能など、業務改善に役立つ情報を提供するという。電動バンとパレットには、位置監視、遠隔からのバッテリー状態チェック、リモート解錠 / 施錠など、より便利に顧客が車両を監視・管理するために設計された様々なコネクテッド機能が搭載される予定だ。

画像クレジット:GM

BrightDropはこれまでOnStar Insurance(オンスター・インシュアランス)、OnStar Guardian(オンスター・ガーディアン)、GM Defense(GMディフェンス)の起ち上げにつながったGMの社内組織であるGlobal Innovation(グローバルイノベーション)からスピンアウトした最新の「スタートアップ」だ。BrightDropのCEO兼社長には、Redpoint Ventures(レッドポイント・ベンチャーズ)のアントレプレナーインレジデンスだったTravis Katz(トラビス・カッツ)氏が就任した。

BrightDropのアイデアは、GMのグローバル・イノベーションのチームが、電子商取引の成長と新型コロナウイルスの感染拡大によって悪化したオンライン配送に対する消費者の需要を評価していたことに端を発する。

「最初の1マイル(約1.6km)から文字通り最後の5フィート(約1.5m)まで、配送と物流における需要と課題について知れば知るほど、電動化、モビリティアプリケーション、テレマティクス、車両管理などの分野におけるGMの専門知識を活用し、企業がよりスマートで持続可能な方法で商品やサービスを移動できるようにする機会であることが分かってきました」と、GMのグローバイノベーション担当副社長のPam Fletcher(パム・フレッチャー)氏は、発表前のメディア向け説明会で語った。

GMの予測によれば、この機会はかなり大規模なものだ。2025年までに、米国における小荷物配達、食品配達、リバースロジスティクスの市場機会は、合計で8500億ドル(約88兆円)以上になるとGMは見積もっている。世界経済フォーラムによると、都市部でのラストマイル配送の需要は2030年までに78%増加し、世界の上位100都市で配送車両の36%増加につながると予想されている。この需要増加によって、配達による二酸化炭素排出量は30%以上増加すると予想されている。

EP1

画像クレジット:GM

同事業部の第一弾製品は「EP1」と呼ばれる近距離の荷物搬送を目的に開発された電動アシスト付きパレットだ。このパレットは、たとえば倉庫から配送用バンまで商品を何度も往復輸送するために使うことができるだろう。2021年初頭に発売 が予定されている。

EP1には電気ハブモーターが内蔵されており、最高時速3マイル(時速約4.8km)までの移動が可能。ポッドの速度は、これを押すオペレーターの歩く速さに応じて調整される。

GMによると、EP1は狭い空間で操作することを想定して設計されており、約23立方フィート(約650リットル)のカーゴスペースを持ち、最大200ポンド(約91kg)の荷を積むことができる。ポッドの内部には調節可能な棚板とロック可能なドアが備わり、輸送中の積み荷にリモートでアクセスできるようになっている。

FedExは先日、EP1の試験的プログラムを完了した。GM によると、FedEx Express(フェデックス・エクスプレス)の宅配業者はEP1を導入したことで、1日あたり25%増の荷物を安全に取り扱うことができたとのこと。

BrightDropとFedEx Expressは、今四半期中にも米国の主要都市で試験的な運用を実施する予定だ。

EV600

画像クレジット:GM

この電動宅配バンは、GMのEV戦略の中核となる「Ultium(アルティウム)」アーキテクチャをベースに設計・製造された車両。2021年末よりFedExに最初の納車が始まる予定だ。BrightDropでは、2022年初頭より受注を開始し、より多くの顧客にEV600を提供できるようになると予想している。

EV600は、一度の満充電で250マイル(約400km)ほどの距離を走行可能になる見込みだ。120kWのDC急速充電器を使えば、1時間の充電で最大170マイル(約274km)の距離を走行できるとGMはいう。

内部に備わる荷室の容量は600立体フィート(約1万6990リットル)以上と広大で、荷物を安全に保つためのセキュリティシステムが付属する。運転席には対角13.4インチのフルカラーインフォテインメントスクリーンや、フロントのスライド式ポケットドアを装備。ワイドなキャビンはウォークスルーが可能で、荷室との間には自動で大きく開くドアが備わる。

この商用電動バンには、前後のパークアシストや自動緊急ブレーキ、車線逸脱警報など、GMの乗用車に見られる多くの運転支援技術が標準装備されている。さらに前方衝突警報、先行車との車間距離表示機能、歩行者検知ブレーキ、自動ハイビーム切り替え機能、高精細な後方視界カメラなども標準で装備される。

顧客がさらなる安全機能を求めるのであれば、後方の横方向から迫る車両を検知して自動的にブレーキを作動させるリアクロストラフィックブレーキ、ブラインドスポットを監視して危険があれば自動で操舵を補助するブラインドゾーンステアリングアシスト、後退時の自動ブレーキ、車両の周囲を映し出すHDサラウンドビジョン、後方歩行者検知警報、カメラに加えてレーダーも併用することで全速度域で作動するエンハンスドオートマチックエマージェンシーブレーキなどもオプションで装着可能だ。


関連記事:キャデラックが贅沢な空の旅を提供する1人乗り電動垂直離着陸ドローンのコンセプト公開

カテゴリー:モビリティ
タグ:GMFedExロジスティクスCES 2021電気自動車

画像クレジット:GM

原文へ

(翻訳:TechCrunch Japan)

キャデラックが贅沢な空の旅を提供する1人乗り電動垂直離着陸ドローンのコンセプト公開

GMは米国時間1月12日、Cadillac(キャデラック)ブランドの電動垂直離着陸ドローンのコンセプトを公開した。これは(もし市販化が実現すればの話だが)オーナーが1人だけ贅沢な気分で空中をクルージングするために設計されたものだ。

バーチャルで開催されたCES 2021年で、GMが基調講演を行った際に、自律走行車と一緒に公開されたこの1人乗りのeVTOLは、同社初の空中モビリティに向けた試みだ。これは単なるコンセプトであり、実際の製品になる可能性は低い。しかしこれらのコンセプトは、企業がデザインや製品の方向性を示すものであり、電気自動車や自律走行車に関しては、GMがその技術に投資する意思があることを証明している。

「我々は電気駆動技術と自動運転技術の進歩によって、個人の空の旅が可能になる世界に備えています」と、GMのグローバルデザインを統括するMichael Simcoe(マイケル・シムコー)氏は、そのプレゼンテーションの中で語った。「これは、時間が最も重要であり、利便性が何より優先される瞬間のためにデザインされたコンセプトです」。

画像クレジット:Cadillac

キャデラックのeVTOLコンセプトは、搭載する電気モーターが90kWhの出力を発生し、4つのローターを駆動させ、乗員を屋上から目的地へと運ぶことができる。また、空と空および空と地上間の通信機能も装備している。

シムコー氏によれば、同社はさらに多くのコンセプトを計画しており、その中には「オーナーと特別な人のために設計された豪華な2人乗りの機体で、落ち着いてリラックスしながら、より親密な旅のために演出された多感覚に訴える体験を楽しめる」ものも含まれるという。

このコンセプトは、シムコー氏が説明するように自動運転とキャデラックのラグジュアリー性が「そう遠くない将来に」どのようなものになるのかを世界に示すものだ。

もちろん、これらのコンセプトは、GMがいかに交通機関の未来に本気で取り組んでいるかを伝えるためのものでもあり、その中心は電動化、自動運転技術、コネクテッドカーサービスだと考えられている。

カテゴリー:モビリティ
タグ:GMCadillaceVTOLコンセプトモデルCES 2021自動運転

画像クレジット:Cadillac

原文へ

(翻訳:TechCrunch Japan)

GMがEVへの本気度を示す新ロゴを発表、ウェブサイトも刷新

General Motors(ゼネラル・モーターズ)はロゴを変更し、ウェブサイトを刷新し、新たに「Everybody In」マーケティングキャンペーンを立ち上げた。電気自動車の浸透を加速させることに真剣であるという、モダンで迅速、そしてインクルーシブな組織への同社のトランスフォーメーションを示す取り組みの一環だ。

これらの変更は、米国時間1月11日からバーチャルで開催されるテックトレードショー2021 CESへの参加を発表するのにともなって明らかにされた。同日から新しいウェブサイトになる。

「115年の歴史の中でGMがロゴを変更するのは今回が5回目で、おそらく1964年以来最も革新的なものです」と同社のマーケティング責任者Deborah Wahl(デボラ・ワール)氏は米国時間1月8日の記者会見で述べた。すべて大文字のGMロゴは、ゼロエミッションできれいな空を連想させるソフトな青いグラデーションの小文字「gm」に変わった。そして「m」の下には下線があり、これはGMの基礎をなすUltiumバッテリーアーキテクチャーを示している。mの周辺の空白部分は電気プラグのようにも見えるとワール氏は話した。

「楽観的で、エネルギーと活気があり、当社の未来に対する見方を反映しています」と同氏は語った。「当社でしっかりと受け継がれてきたものに、見て取れる一貫性と信頼という重要な要素が加わっています。しかし全体的に真にGMに人間性を与えようとしており、実際、このブランドアイデンティティプロジェクトは、これが従業員16万4000人を表すことを知っている当社のデザイナーチームがリードしました」。

2021年1月に立ち上げたGMの新しい広告キャンペーンのサーファーのベサニー・ハミルトン氏

この取り組みはロゴの変更、そして著作家のMalcolm Gladwell(マルコム・グラッドウェル)氏、サーファーのBethany Hamilton(ベサニー・ハミルトン)氏、ゲーマーのErin A. Simon(エリン A・シモン)氏、Peloton(ペロトン)のサイクリングインストラクターCody Rigsby(コーディ・リグスビー)氏の短い出演とともに普通の人々が登場する新しい広告以上のものになることを意図している。同社が動きの遅い遺産的な自動車メーカーから、すばやく動き、技術を中心に据え、そして次世代車の所有者にアピールする自動車メーカーへと真に進化したことを示すのが狙いだ。

GMはインスパイアしたいと考えている。ロゴやウェブサイトの変更は変身の始まりを意味する。

もちろんこの変革を支えるのは資金やリソースだ。GMは2020年11月、今後5年間で電気自動車と自動運転テクノロジーの開発に270億ドル(約2兆8000億円)を注ぐと述べている。これは石油・ディーゼルへの投資より35%多く、プロダクトをより早くマーケットに投入するためのものだ。

関連記事
GMが電気自動車戦略のコアとなるモジュラー式アーキテクチャー「Ultium」を公開
GMが2025年までに電気自動車開発に2.8兆円投資、「リーダーシップを失うつもりはない」

カテゴリー:モビリティ
タグ:GM電気自動車

画像クレジット:GM

原文へ

(翻訳:Mizoguchi

GMの子会社Cruiseが運転手なしの自律走行車公道テストをサンフランシスコで開始

SoftBank Vision Fund(ソフトバンク・ビジョン・ファンド)、Honda(ホンダ)、T. Rowe Price & Associates(ティー・ロウ・プライス)から支援を受けているGMの子会社で、自律走行車を手がけるCruise Automation(クルーズ・オートメーション)は、サンフランシスコの公道で、同社が完全なドライバーレス車と表現する車両の走行テストを開始した。

サンフランシスコのサンセット地区で、同社初の公道におけるドライバーレス走行を行ったCruiseのDan Ammann(ダン・アマン)CEOは、それを「ひどく退屈なもの」そして商業サービスへの「謙虚な一歩」と呼んでいる。

「走行自体は非常に自然で、予測可能でした。従ってそれは一種の退屈であったといえます。しかし、すべてが正しく行われました」と、アマン氏は米国時間12月9日に記者団との電話会見で語った。「そして私達の目標は、その同じ経験をできるだけ早く、安全に、多くの人々が利用できるようにすることです。それは無人運転のクルマに乗れるようになることかもしれないし、あるいは自動運転の配達を実現することかもしれません」。

12月9日に、最初の走行試験の様子を収めたビデオを公開した。サンフランシスコのサンセット地区を走るクルマの運転席には誰も乗っておらず、安全のために助手席に人間のオペレーターが乗っていたことを、ビデオは示している。

Cruiseの完全自律走行車のテストは、限定されたエリアで行われており、そこは間違いなくサンフランシスコの中でも単純な環境の1つだ。下のビデオを観ればわかるように、テストは夜、あまり混雑していない地域で行われた。とはいえ、それは2019年末までに商用サービスの開始(未訳記事)を目指していた同社の進歩を示すものである。

業界の中には助手席に安全オペレーターを乗せていることや、「より簡単な」ジオフェンスで制限された狭いエリアで始めたことを取り上げ、但し書きが必要だと指摘する声もある。Cruiseによると、これはほんの始まりに過ぎず、最終的にはドライバーレスのテストエリアを拡大し、時間をかけてより複雑な環境を追加していき、安全のためのオペレーターを車両から取り除くことも視野に入れているという。

「我々はこれが技術競争であると同様に、信頼競争であることを認識しています」と同社の広報担当者であるMilin Mehta(ミリン・メータ)氏は電子メールで述べている。「それを考えると、自律走行の許可証の使用を始める際には、助手席に安全のためのオペレーターを乗せることになるでしょう。このオペレーターは緊急時に車両を停止させることができますが、標準的な運転操作にはアクセスできません。最終的には、この安全オペレーターは完全に取り除かれることになります」。

Cruiseは2020年11月、5台の自律走行車を使ってドライバーレステストを開始した。同社の他の車両は、人間のドライバーを乗せて通常のテストに使用され、その一部は地域のフードバンクに物資を届けるために使われる予定だ。

カリフォルニア州で自律走行車のテストを規制する機関であるカリフォルニア州陸運局は10月、サンフランシスコ市内の特定の道路で、運転手なしで5台の自律走行車をテストする許可をクルーズに発行した。クルーズは2015年より、人間のドライバーを運転席に乗せて自律走行車のテストを行う許可を得ている。

クルーズは2020年2月、カリフォルニア州公益事業委員会(CPUC)から、州内で自律走行車による乗客輸送を行うための許可を得た。しかし、適切な許可を得た企業がドライバーレス車両を利用した乗客に料金を請求できるように、CPUCが規制を修正したのは11月に入ってからだった。

許可証を取得するためのハードルは以前よりも高く、現在では政府の承認を得るためのプロセスも必要になっている。業界の中には、不必要な官僚主義が加わり事業の展開を2年以上遅らせる可能性があるという主張もある。

政府の承認手続きは別にして、CPUCのウェブサイトの情報によると、CPUCの許可を得るためには、クルーズは30日間ドライバーレス走行をテストしたというデータを提出しなければならないという。

AutoX、Nuro、Waymo、Zooxもカリフォルニア州でドライバーレス車をテストする許可を得ている。Waymoは同社が「完全自律モード」と表現している機能を、カリフォルニア州の公道で、人間のドライバーを運転席に乗せずにテストしているが、まだ人間のオペレーターを車両から外すには至っていない。

関連記事:カリフォルニア州がロボタクシー会社Waymoなどの有料サービス提供にゴーサイン

カテゴリー:モビリティ
タグ:CruiseGM自動運転カリフォルニア

画像クレジット:Cruise

原文へ

(翻訳:TechCrunch Japan)

GMが排ガス規制闘争でトランプ氏を捨てカリフォルニア州を支持

General Motors(GM、ゼネラルモーターズ)は、州(具体的にはカリフォルニア州)が気候変動を緩和するために連邦政府より厳しい排ガス規制などの規則を制定できるかどうかの戦いで、立場を変えた。

米国時間11月23日同社は、カリフォルニア州が独自のルールを決めるのを妨げるDonald Trump(ドナルド・トランプ)政権の訴訟を支持するのを止めると語ったと Reuters(ロイター)が報じた。CEOのMary Barra(メアリー・バーラ)氏はいくつかの環境保護団体に書簡を送り、同社が「この訴訟から直ちに手を引き」他の自動車メーカーにも同調を求めていることを伝えたとされている。

GMの決定は大きな方向転換であり、2019年に同社は競合のFiat Chrysler(FCA、フィアット・クライスラー)、Toyota(トヨタ)ともにこの問題についてトランプ政権支持を表明した。次期大統領Jor Biden(ジョー・バイデン)氏の就任を間近に控えたいま、この転換は戦略の範疇と考えられる。またこれは、今後5年間に電気自動車と自動運転技術に270億ドル(約2兆8200億円)を投入して市場参入を加速しようというGMの決定とも一致している。

「州権」の問題はトランプ氏とカリフォルニア州を巡る法的闘争の中心をなしている。Clean Air Act(クリーンエア法)の下、カリフォルニア州は独自の排ガス規制を実施する権限を持っている。州の大気汚染委員会は、トランプ政権が燃費基準に関するオバマ時代のルールを後退させたにも関わらず、前年比2.7%の燃費向上を2026年まで続けることを標榜した。

この問題で自動車業界は二分された。BMW(ビー・エム・ダブリュー)、Ford(フォード)、Honda(ホンダ)、Volkswagen of America(米国フォルクスワーゲン)の各社は、より厳格な排ガス規制を遵守することでカリフォルニア規制当局と合意(The New York Times記事)に達したが、GM、FCA、およびトヨタは業界団体のAssociation of Global Automakers(世界自動車メーカー協会)に同調した。

トランプ政権側についたメーカーは批判の的となり、それは気候・環境保護団体からだけではなかった。Fordもそこに加わり、2020年9月に「California Innovation(カリフォルニア・イノベーション)」と銘打った広告キャンペーンまで行い、GMブランドのChavy(シェビー)、FCAのJeep(ジープ)、トヨタを厳格な排ガス基準に同意していないと煽り立てた。

関連記事:GMが2025年までに電気自動車開発に2.8兆円投資、「リーダーシップを失うつもりはない」

カテゴリー:モビリティ
タグ:GM

画像クレジット:GM/ Photo by Steve Fecht

原文へ

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

GMが2025年までに電気自動車開発に2.8兆円投資、「リーダーシップを失うつもりはない」

General Motors(GM、ゼネラルモーターズ)は、今後5年間で電気自動車と自動化テクノロジーに270億ドル(約2兆8000億円)を注入すると述べた。ガソリン・ディーゼルへの投資を超える35%増で、プロダクトのすばやいマーケット投入を狙う。

GMの設備投資と開発チームの半分以上を電気自動車・電気自動運転車のプログラムに充てる、と同社は述べた。

同社はまた、GTM戦略タイムラインを加速させ、さらに多くのEVをポートフォリオ計画に加える。米国時間11月19日、2025年までに電気自動車30モデルをグローバルマーケットで展開するという野心的な計画を明らかにした。同社は以前、2023年までに20モデルのEVの展開を約束している。同社によると、それらのモデルの3分の2以上が北米で展開されCadillac、GMC、Chevrolet、Buickを含むGMのすべてのブランドにEVが含まれる。

GMの計画の加速は、9カ月前倒しの2022年第1四半期にCadillac Lyriq SUVを立ち上げるのを含め、自動車業界でEVに関する動きが活発な中でのものだ。数多くのスタートアップが公開企業となるためにSPAC(特別買収目的会社)との合併を発表した。大規模展開するのに必要な資本を確保するのが目的だ。Ford(フォード)やVW Group(フォルクスワーゲン・グループ)といった既存の車メーカーは自前のEV計画を展開している。車業界で電気自動車メーカーとしての地位を確立したTesla(テスラ)は増産するためにオースティンとベルリンに工場を建設する。2021年末までに消費者はLucid Motors Air、Rivian R1Tピックアップトラック、FordのMustang Mach-Eなど、いま以上に多くのEV選択肢を持っているはずだ。

「ただ参加するのではなく、リードしたいのです」とGMのグローバルプロダクト開発・購入・サプライチェーン担当の上級副社長Doug Parks(ダグ・パークス)氏は発表に先立つ記者会見で述べた。「Teslaはいいスタートを切りました。そして素晴らしいことを成し遂げ、手強いライバルになっています。多くのスタートアップ、その他の企業もこの分野に進出していて、当社はリーダーシップを失うつもりはありません」。

GMの戦略は従来の手法を精算して典型的な50カ月の開発サイクルを凝縮し、官僚主義でないチームにフォーカスしたアプローチを受け入れることだ、とパークス氏は話した。例えば電動GMC Hummerのデザインからマーケットまでのタイムラインは26カ月になる、と述べた。同氏はまた、次世代EVプログラムの根底をなす、Ultiumバッテリーアーキテクチャとドライブユニットの初期の取り組みによって同社は早く動けると追加した。

その結果、GMは3モデルのGMC電気自動車の開発を進めているとパークス氏は述べている。これらのモデルはすべて、そしてピックアップやコンパクトクロスオーバーを含むChevrolet EVの4モデル、Cadillacの4モデルもUltiumを使っている。BuickのラインナップにはUltiumベースのEV2モデルが含まれる見込みだとGMは話した。

GMはまた、ペースを維持し最終的には競争を勝ち抜くために人材を探している。同社は2020年11月初め、電気システム、インフォテイメントソフトウェア、コントロールのエンジニア3000人、それからJava、Android、iOS、その他のプラットフォームのためのデベロッパーを雇用すると明らかにした。

同社はモジュラーアーキテクチャのためのバッテリー開発・供給でLG Chem(LG化学)と合弁会社も立ち上げた。Ultiumと呼ばれるこのモジュラーアーキテクチャ(バッテリーの名称と同じだ)は19種類のバッテリーとドライブユニットコンフィギュレーション、容量50kWh〜200kWhの400ボルト、800ボルトのパック、前輪駆動、後輪駆動、四輪駆動コンフィギュレーションに対応する。このモジュラーアーキテクチャのキモは新しい工場で製造される大きな電池だ。

2社はこれまでに、最大23億ドル(約2390億円)を合弁会社に投資すること、オハイオ州北東部のローズタウンの敷地に電池組み立て工場を設置することを約束していた。新工場では新たに1100人の雇用が生まれる見込みだ。

すでに建設中の工場は年間30GWh分を製造できる。これに対し、パナソニックと一部提携しているネバダ州スパークスにあるTeslaの工場の製造能力は35GWhだ。

カテゴリー:モビリティ
タグ:GM電気自動車投資

画像クレジット:GM

原文へ

(翻訳:Mizoguchi

約840万円のフルEV仕様Hummer EVのティーザー動画公開

GM(ゼネラル・モーターズ)はGMC Hummer EVを公開したが、それは素晴らしい出来に見える。車両は2022年にディーラーで販売され、2021年に予約注文が開始される。また同時にティーザー動画も公開された。

車両スペックはこの記事(未訳記事)が詳しいが、1000馬力のパワー、350マイル(約560km)の航続距離、自動運転モードを備えている。Hummer EVはTesla(テスラ)のCybertruckの価格を大幅に上回っているが、それでも印象的な車だ。

関連記事:GMCがフルEVの新型「GMC Hummer EV」を公開

カテゴリー:モビリティ
タグ:GMGMCハマー

画像クレジット:GMC

原文へ

(翻訳:塚本直樹)

GMCがフルEVの新型「GMC Hummer EV」を公開

GMのSUVブランド、GMCから、巨大SUVハマーの新しい完全EVバージョンが公開された。予測どおりのモンスタースペックで、350マイル(約560km)の航続距離と3秒で時速60マイル(時速約97km)に到達すると宣伝されている。正直なところ馬鹿げたような性能だが、これはハマーがこれまでもいつもやってきたことだ。

ティーザーと一緒に、GMCは1000馬力を発揮するハマーのプレス画像を多数公開している。好みが分かれるかもしれないが、これは間違いなくハマーのように見える。

  1. Hummer EV - Open Air

  2. The 2022 GMC HUMMER EV is a first-of-its kind supertruck develop

  3. The 2022 GMC HUMMER EV is designed to be an off-road beast, with

  4. The 2022 GMC HUMMER EV is designed to be an off-road beast, with

  5. The 2022 GMC HUMMER EV is a first-of-its kind supertruck develop

  6. The GMC HUMMER EV’s design visually communicates extreme capab

  7. The GMC HUMMER EV’s design visually communicates extreme capab

  8. The GMC HUMMER EV’s design visually communicates extreme capab

  9. The GMC HUMMER EV’s design visually communicates extreme capab

  10. The GMC HUMMER EV’s design visually communicates extreme capab

  11. The GMC HUMMER EV’s design visually communicates extreme capab

  12. The GMC HUMMER EV is driven by next-generation EV propulsion tec

  13. The GMC HUMMER EV is driven by next-generation EV propulsion tec

  14. From bold and futuristic design cues, to cleverly executed detai

  15. From bold and futuristic design cues, to cleverly executed detai

  16. The 2022 GMC HUMMER EV’s design visually communicates extreme

  17. The 2022 GMC HUMMER EV’s design visually communicates extreme

  18. The 2022 GMC HUMMER EV’s design visually communicates extreme

  19. From bold and futuristic design cues, to cleverly executed detai

  20. From bold and futuristic design cues, to cleverly executed detai

  21. The 2022 GMC HUMMER EV is designed to be an off-road beast, with

 

カテゴリー:モビリティ
タグ:GMGMCハマー

画像クレジット:GMC

原文へ

(翻訳:塚本直樹)

GMが車載インターフェースにUnreal Engineを採用、GMC Hammer EVに搭載へ

近日発売予定のGMC Hammer EV(GMCハマーEV)には、Unreal Engine(アンリアル・エンジン)を搭載した新しい車内ユーザー インターフェイスが採用される。Unreal Engineは強力な3Dプラットフォームで、最新のビデオゲームを支えるものであり、車内の乗員にダイナミックで堅牢な体験を提供するのに適しているだろう。

Unreal Engineの開発元であるEpic Games(エピック・ゲームス)は米国時間10月8日、同社のヒューマン・マシン・インターフェイス・プログラムの最新開発ツールを発表した。

GM(ゼネラルモーターズ)の現在の車載ユーザーインターフェースは、市場で最悪の部類に入る。世界有数の自動車メーカーとしては驚くべきことだが、Chevy(シボレー)、Buick(ビュイック)、GMC、Cadillac(キャデラック)の各車種では、インフォテインメントシステムにいつもがっかりさせられる。競合他社と比較するとGMの車のシステムは遅く退屈で、競合他社の車に見られる高度な機能が不足している。

Unreal Engineは強力なプラットフォームであり、GMのエンジニアにはほかの場所では見られない最新の機能やインターフェイスを搭載するための十分なスペースを提供するはずだ。

Epic Gamesが説明しているように、このプラットフォームには、デザイナーやエンジニアのワークフローを改善するための開発者ツールの包括的なセットが用意されいる。

今回のニュースは、Hammer EVがGMにとって極めて重要な製品であるという考えを裏付けるものだろう。同社は2020年の初めにスーパーボウルの広告スポットでプロジェクトを発表したが、それ以来、次期電気自動車についてはほとんど明らかにしていない。

なお、GMがUnreal Engineを追加車両に使用する意向があるかどうかは不明だ。

カテゴリー:モビリティ
タグ:GM、GMC Hammer EV、Epic Games、Unreal Engine

画像クレジット:Epic Games

原文へ

(翻訳:TechCrunch Japan)

GMが完全電動車ハマーEVを発表、10月20日から予約受付を開始

GM(ゼネラル・モーターズ)は米国時間9月14日、同社のピックアップトラック・SUVを扱うGMCブランドの電気自動車「Hummer」(ハマー)を10月20日に発表し、同日に予約受付を開始することを明らかにした。

ハマーのEVデビューは、当初5月20日に予定されていたが、新型コロナウイルスの感染蔓延の影響で延期され、2023年までに20台の電気自動車を納入する予定となっている。

ハマーEVについてはあまり知られていないがGMによると、1000馬力相当の出力、時速0~60マイル(約996km)加速が3秒、1万1500フィート・ポンド(約1,587kgf・m)のトルクなど、いくつかのスペックを発表している。GMの広報担当者は、同社が2021年後半にGMCハマーの生産を開始する予定であることを明言した。

米国時間9月14日に公開された今後の発表のプロモーションビデオでは、ハマーにはいわゆる「crab mode」(カニモード)が搭載されることも明らかにしている。crab modeは、オフロード走行をする顧客に向けた機能で車が斜めに移動できるようになる機能だ。Rivian(リヴィアン)の電気ピックアップやSUV、Tesla(テスラ)のCybertruckなど、ほかの荒々しいEVとの差別化を図るための1つの戦略だろう。

ハマーEVは、ミシガン州のデトロイト・ハムトラムク組立工場で生産される。GMは以前、同組立工場に22億ドル(約2300億円)を投資して、全電動トラックやSUVを生産する計画を発表していたが、GM子会社のCruise(クルーズ)が発表した自動運転車もこの工場で生産されることになる。

以下がハマーEVのプロモーション動画だ。

画像クレジット:GM

原文へ

(翻訳:TechCrunch Japan)