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海外のBtoB企業から学ぶ!Facebookページのカバー写真デザイン5選
リア充専用Pizza Hut登場?!
ノスタルジーも、テクノロジーによって現在の楽しみに変化させることができる。
Chaotic Moonの共同ファウンダーであるBen Lammは、家族でPizza Hutに出かけ、そこで流行したMs. Pac-Manをプレイすることが「クール」であった時代を懐かしく思い出すのだと言う。そんなノスタルジーに駆られて、Chaotic MoonはPizza Hutとの仕事を始めたのだそうだ。かつてPizza Hutにあった、コミュニティ的な人の繋がりを現代に取り戻そうというのが目的なのだそうだ。
そんな目的で考えだされたのがタッチ機能を持つピザのオーダー用テーブルだ。画面をタッチしてピザを自在にカスタマイズすることができる。オーダーした後は、そのままテーブルでゲームをしながら待っていればいい。
Chaotic Moonは、これまで3年以上にわたって、Pizza Hutのモバイルアプリケーションを作成してきている。このテーブルトップシステムが実現すれば、Pizza Hutファンに新たな楽しみを提供することになりそうだ。
このシステムが実際に稼働する可能性はどのくらいあるのか。Lammによれば「実現の可能性はかなり高い」のだそうだ。Pizza Hutの大規模店舗でのプロトタイプテストを行って、フィードバックを受けて改良し、多くの店舗に展開していきたいとのことだった。
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(翻訳:Maeda, H)
誰でも良質なデザインを作れるオンラインサービスUXPinが$1.6Mを調達…ポーランドの企業がアメリカのVCから
今朝(米国時間2/1)、オンラインデザインツールのUXPinが、Freestyle Capitalが率いる投資ラウンドにより160万ドルを調達した、と発表した。Andreessen HorowitzとIDG Venturesもこの投資に参加した。UXPinはプロ用のデザインツールと、あまりにも簡単なことしかできないアマチュア向けツールの中間に位置している。
同社の目標は、ウェアラブル製品でもソフトウェアでも何でも、だれもがWeb上でデザインできるようになること、だ。
ぼくはデザイナーではないが、そんなぼくにとっても、このツールはけっこう使いやすい。同社の年商は2012年から2013年にかけて950%も増加(10倍増)したから、やり方が正しかったと思える。顧客数は今数千だが、具体的な数字を同社は明かさない。月に15ドルを払う有料ユーザが約3000で、年商は50万ドルちょっとだ。
UXPinのユニークなところ: 長期的な無料利用制がなくて、利益が出るのがはやい。CEOのMarcin Trederによると、今年の夏には黒字になる。合衆国のVCが投資しているポーランドのブラウザ内デザインツールだが、技術者の雇用は合衆国で行っている。それが早くも黒字化? こんな企業は、ほかにちょっとないと思う。
Trederによると、合衆国のVCから資金を調達したポーランドのスタートアップはこれまでわずかに3社、そのすべてが2013年に行われた投資だ。
実は今回の160万ドルの前に同社は、ポーランドの投資家から約25万ドルを調達した。昨年10月に終わったその投資ラウンドでは、総額70万ドルを調達した。その後もっと長期的な投資を求めていたところにFreestyleが現れ、前より多くの額を投資した。FreestyleのJoyce Kimが、取締役会に加わった。
そろそろ読者にも分かってきたと思うが、新たな資金の主な用途は合衆国での人材雇用、それと同社のサービスの開発の継続だ。
ともかくUXPinは便利なサービスなので、相当数のデザイナーが同社のために財布の紐をゆるめている。そしてその勢いが、シリコンバレーの投資家たちにも、無視できないものになっているのだ。あと何か月で、Adobeが買収の触手を伸ばしてくるだろうか?
画像クレジット: Bruno Cordioli (画像はトリミングした)
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
アプリの(UI/UXの)デザイナーのためのQAテストツールDuologue
モバイルアプリのQAテストにうんざりした二人のフランス人が、一か月かけてDuologueというサービスを作った。このサービスを利用して、アプリのスクリーンショットをモックアップと比較したり、バグを調べたり、コメントを書くなどのことができる。
デベロッパのPaul Dupuyはぼくにこう言った: “これまでいろんなモバイルアプリを作ってきたけど、UXをテストしてバグを報告するのはほんまにかったるいね”。
デザイナーのOskari Grönroosと一緒に今日(米国時間1/16)ローンチしたこの小さくて気の利いたツールは、月額49ドルの会費で利用できる。プロジェクト数は無制限、一つのアカウントで最大10人が使える。
これまでも、フリーのデベロッパに仕事をさせる企業は、こんなツールを使っていた。使い方は単純明快で、かなりの時間を節約できる。アノテーションツールのSkitchや、Droplr、Bugshotなどはしかし、Duologueほど強力ではない。
これまで何人かにDuologueの試用をお願いしたが、そのほとんどが今でもずっと使っていて、とても気に入っているという。少人数で作ったマイナーなプロダクトだけど、すでにデベロッパたちのファン層ができつつある。
〔ここにスライドが表示されない場合は原文を見てください。〕
〔原文のコメントでは、概して好評。〕
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
Adobe、 Creative Cloudをメジャー・バージョンアップしてPhotoshopで3Dプリントをサポート―新たに30日無料試用できる
今日(米国時間1/16)、Adobeは定期購読ベースのCreative Cloudのメジャー・アップデートをリリースした。 さまざまな新機能が追加された中でも、目玉となるのはPhotoshopでの3Dプリントのサポートだ。
その他の主要なアップデートとしてはPhotoshopでは写真の歪みの補正、Illustratorではフリーハンドで直線や曲線が描きやすくなった新しいペンシル・ツールなどがある。また InDesignではEPUBのサポートが改良された。またフォントツールのTypekitではフォントがどんなデスクトップアプリからもアクセスできるようになると同時にPDFファイルや印刷用ファイルにフォントを含めることが可能になった。
このアップデートを機に、Adobeはすべての30日間試用の期限をリセットした。つまり2012年の5月のローンチ以降、この30日間無料試用に登録したユーザーは今後さらに30日の無料試用ができる。
今回のアップデートが極めて広範囲で大幅なものになったため、Adobeでは以前のバージョンを試用したユーザーにも再度、最新版を体験してもらいということのようだ。
Photoshopで3Dプリント
しかしなんといっても今回のアップデートで最大の注目はPhotoshopが3Dプリントをサポートするようになったことだろう。
ただし、Photoshopでは簡単な3Dモデルを作ることはできるが、このアプリケーションの本来の目的がそこにないことは明らかだ。この点についてはAdobe自身もはっきり認めており、モデリング自体はサードパーティのツールを利用し、そのデータをPhotoshopにインポートするようユーザーに勧めている。つまりユーザーは3Dモデルにテクスチャーを追加したり、Phontoshopお得意の細部の精細な仕上げを行うのにこのアプリを利用することになる。
Adobeによれば、新しいPhotoshopは3Dモデリングと3D出力の中間段階を処理するのに最適な環境を提供するという。PhotoshopはOBJ、STL、3DS、Collada、KMZなどほとんどあらゆる3Dフォーマットをインポートして3D出力することが可能だ。これには3Dプリント時に必要とされる枠組み、支柱などの付加も含まれる。また3D出力にあたって障害となるような点も事前に発見してくれるので、ユーザーは出力の失敗で時間と材料を無駄にせずにすむ。
またAdobeは3Dプリンタの大手、MakerBotと提携し、Photoshopから同社の3Dプリンタにネーティブで出力できるようになった。また3D出力サービスのShapewaysとも同様の提携をしている。Shaspewaysの場合はPhotoshopから色彩、素材などに応じた詳細な仕上げリプレビューができるだけでなく出力料金の概算も行われる。しかもこうした3Dプリント処理がほとんどワンクリックの容易さで実行されるという。
MakerBot以外にもAdobeは他の主要なデスクトップ3Dプリンタをサポートしており、またAdobeがまだサポートしていない場合でもユーザーが自身でデバイスプロファイルを作成することが可能だ。
Adobeには現在3Dモデリング・ツールはないが、今後Photoshopの機能ないし独自のアプリとして3Dモデリングが提供されるようになるかもしれない。
パースペクティブ・ワープ
3Dプリントに加えてPhotoshopには2013年5月にMAXカンファレンスでデモされたパーステペクティブ・ワープと呼ばれる新機能が加えられた。
この機能は今週Adobeのデザイン・エバンジェリストのTerry Whiteがプレスカンファレンスでデモをしたが、 異なるアングルで撮影された写真を合成するのに非常に有効だ。Photoshopには従来から多数のワープ・ツールが存在するが、どれもパーステペクティブを操作すると直線が曲線に歪んでしまうという問題があった。
Adobeではこの機能は主に既存の写真のレンズ歪みの補正や複数の写真の合成に使われるものと想定しているが、野心的なデザイナーはきっと何か斬新な利用法を考え出すことだろう。
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)
GitHubがブラウザ上でWebデザインができるEaselを買収, ノンデベロッパのユーザ獲得へ
GitHubがEaselを買収した。Easelは、ブラウザ上でWYSIWYGでWebサイト/ページをデザインできるツールで、2012年にY Combinatorから世に出た。買収額などは、公表されていない。
EaselのチームはGitHubの社員にはなるけど、サービスは従来どおり続く。サポートも継続するし、それまでの有料ユーザ向けの有料サービスの内容も変わらない。
Easelを作ったBen OgleとMatt Colyerは、本誌のBryce Durbinによると、二人がAdrollのエンジニアだったとき知り合った。彼らは、WebのデザインはWeb上で行われるべきだ、と信じている。だって、ユーザがページやサイトを見るのはWebの上だから。
Easelの最大の威力は、ブックマークレットとChromeのエクステンションを使って既存のWebサイトを簡単にインポートできることだ。何もかも、最初から最後までブラウザ上にあるから、プロトタイプのテストもすぐできる。また共同作業のためのコラボレーション機能(編集、コメントなど)もある。Bootstrapをサポートしているので、レスポンシブな(応答性の良い)サイトのデザインができる。
有料プランは、個人は月額15ドルから、小さなチームは50ドルからだ。
GitHubはもともとデベロッパ向けの技術的サービスだが、Easelがその上で使えることによって、ユーザ層をデベロッパ以外にも拡大できるだろう。
GitHubの買収は、これが初めてではない。2011年にはOrdered Listを買収し、そのプロダクトであるSpeaker DeckとHarmonyにより、オンラインのWebサイト構築とコンテンツ管理サービスの機能を持つことになった。今でもこの二つは使えるから、Easelの将来にとっても好都合だ。
以下は、Easelからの発表声明の全文だ:
Easelを始めたのは、これまでのWebデザインのワークフローが不満だったからだ。デザインの段階的な磨き上げはもっと単純明快であるべきで、同じことの繰り返しであってはならない。GitHubに加わっても、この目標は変わらない。
そのほか、あらゆる点でEaselは今までどおりに利用できる。有料プランのサポートも継続するし、その内容も前と同じだ。これからも、Easelを楽しく使っていただきたい。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
内部コミュニケーションの充実で完成度を高めるプロトタイピングツールInVision が$11.6Mを調達
多くのWebデベロッパやデザイナーに人気のプロトタイピングツールInVisionが最近、FirstMark CapitalとTiger Globalによる1160万ドルのシリーズAラウンドを完了した。
ニューヨークで2011年にローンチした同社は、デザイナーたちが容易にプロトタイプを共有し、それらと対話し、フィードバックを得られることをミッションとする。ユーザはPhotoshopのファイルをWebに容易にアップロードでき、対話機能を加えてシミュレーションし、しかもそれらをすべて、ふつうのブラウザと一つのリンクでできる(パスワードによる保護もできる)。
2012年の2月にInVisionはFirstMarkによる150万ドルのシードラウンドを調達した。同社はその後、プロトタイプをめぐる会話の活性化に務め、いまではとても多くの人たちが会話に参加している。
ファウンダClark Valbergの説明によると、これまでプロジェクトの最終的なルック&フィールをめぐるデザイナーとコーダーのあいだのコミュニケーションは、内輪の人たちだけに限られていた。しかしInVisionを使うと、その会話が全社的になり、いろんな人からフィードバックが非同期で得られるようになった。
情報量が多くなりすぎてたいへんだろう、と思う方もおられるだろうが、でもデザインが完熟する前にプロダクトをローンチするリスクの方が大きい。しかしこれには異論もあり、複数のデザイン案が完成してからコーディングを開始すべきと主張するスタートアップもある。また、プロダクトの早期リリースが何よりも重要で、磨き上げはユーザからのフィードバックに依存すればよい、という説もある。
Valbergは以前本誌に対して、ユーザフィードバックによる段階的な磨き上げに反対ではないが、内部的な磨き上げを十分やらずに一般ユーザの手に渡ってしまうと、制御不能な深刻な問題が発生することもある、と述べた。
新たな資金は主に、さらなる顧客開拓に使われる。同社の顧客は、小さなスタートアップから大企業に至るまで、非常に幅広い。最近では有意義な(と思われる)パートナーシップの構築も進めており、マーケティング努力の充実や新機能の開発も今後のスケジュールに上(のぼ)っている。
InVisionのビデオはVimeo上のInVisionより。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
Dropboxを使ってスタティックサイトを簡単容易にホストするBrace
スタティックなWebサイトでよい、という場合がある。HTML5と最新のJavaScript環境(各種の既製ライブラリ、フレームワークなど)があれば、スタティックなサイトからでも相当複雑高度なサービスを提供できる。来週ローンチするが今からでも使えるサービスBraceは、簡単で使いやすいスタティックホスティングサービスには今後の相当大きな市場がある、と考えている。
協同ファウンダのCole Krumbholzによると、このサービスがねらっている主な用途は、Webデザイナーがデベロッパやサーバ技術者抜きで、自分だけで、自分の作品をサイトとしてローンチすること。そのためにセットアップやサーバ管理の知識は何も要らない、というもの。Braceのユーザがやることは、Dropboxの指定されたフォルダにファイルをアップロードするだけだ。するとBraceが、Amazonがホストしているサーバを使って、それらをサイトとしてローンチする。
そのときBraceがなかなかニクいのは、開発サーバ(development server)と本番サーバ(production server)を使い分けることだ。最初のうちは、ファイルはすべて開発サーバへシンクする。そうするとユーザはサイトをどんどん進化させられるし、いろんなことのテストができる…本番サーバをクラッシュさせる心配がない。そして最終的にOKとなったら、BraceのWebインタフェイス上の”ship”ボタン*を押して、サイトが一般社会へデビューする。〔*余計な訳注: “publish”ボタンの方がよいんじゃない?〕
URLはユーザが指定できるが、やや面倒なのはそれだけで、あとは何もかもきわめてシンプルだ。ただしKrumbholzによると、将来的には複数ユーザがコラボレーションできる機能を加えたい。
Dropboxの利用は、KrumbholzがバックエンドサービスのBackliftでもやっているが、デベロッパが特定の開発環境…エディタなど…にまったく縛られないというアドバンテージがある。Braceが提供するのは、彼らが作ったコンテンツをWebサイトとしてホスティングする、それだけだ。何の縛りもない。Krumbholzによれば、ホスティングサービスは歴史の古い単純なサービスのようだけど、実はユーザビリティの改良の余地はきわめて大きい。彼は、ホスティングは“過去に閉じ込められている”、と言う。しかもこれまでは、デザイナー向けツールもその多くがあくまでもデベロッパのワークフローに奉仕していて、デザイナー自身にとって快適に使えるものではなかった。
Braceの料金プランは2種類あり、月額2ドル99セント(年額19ドル99セント)のプロトタイププランは、サイト数やドメインの制限はないが月間ビューが1000までだ(テスト用ないし顧客へのプレゼン用か)。月額12ドル99セント(年額59ドル99セント)のパーソナルプランは、ビューの制限もない。しかもこれらのサイトはAmazonのCDNであるCloudFrontを使うから、デリバリに不安がない。今後ローンチする予定のプロフェッショナルプランとエンタプライズプランについては、Krumbholz曰く、“これらのプランの提供機能は今のところ流動的だ”、とのこと。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
YouTubeは、それぞれのビデオからGIFを作るGIFジェネレーターを実装すべき!
好き嫌いはいろいろとあるだろうが(そして発音の仕方もいろいろ流儀があるようだが)、GIFが廃れてしまうようなことはあるまい。
GIFというものが蔑視の対象であったのはそれほど昔のことではない。GIFを使った「Under Construction」バナーなどは揶揄の対象となっており、GIFを使おうとするデザイナーもほとんどいなかった。
しかし時代は高速インターネットの時代となった。これにより、従来より長尺で高品質なGIFが即座に表示できるようになった。さらに、コンテンツの作成の仕方に大きな変化が訪れた。デザイナーが念入りなデザインのもとで提供するものばかりでなく、たとえばコメントや、ただ文書を記したブログ記事、あるいはツイートなどが重要なコンテンツとして機能し始めたのだ。そしてGIFが復権することとなった。GIFミーム、あるいはGIFによる動物画像などが大流行することとなった。TumblrでもGIFは大いに流通することとなり、80年代後半に生まれ、そして次第に馬鹿にされるようになっていったフォーマットが、ついに改めて人気を獲得しつつあるのだ。
確かに、GIFを中核に据えるデザイナーなどはなかなかいないかもしれない。しかし一般の人の手になるGIFが広く流通するようになってきている。多くの場合、GIFは動画より簡単にシェアすることもできる。動画共有サイトに投稿する必要もなく、簡単に皆に見てもらうことができ、また対応するデバイスの数も多い。面白い動画を公開するにはかなりの準備作業が必要ともなるが、GIFならばすぐに思ったような表現を生み出すことができる。GIFを使う方が面白いことができるというようなケースも多いはずだ。
但し、簡単だとは言ってもGIF作成に難しさを感じている人もいることだろう。確かに、もっと簡単に作ることの出来るプラットフォームがあっても良いだろう。今でもYouTubeのクリップからGIFを生成するようなサービスは数多くある。しかしそのほとんどが、どうにも使えないものになっている。便利なツールかと思えばスパイウェアであるものまである。作成したGIFにぶざまなウォーターマークを貼り付けまくるようなものもある。いずれも「簡単な操作」を提供してはいるが、「簡単な操作」の結果として出てくるものがゴミばかりではどうしようもない。使えるものもないではない。ただ、そういうものに限ってすぐに提供が停止されてしまったりもするのだ。そういう状況の中、サードパーティーに依存するのはやめてしまえばどうかと思うのだ。
YouTube自らが、簡単に現在の状況を改善することができるはずだ。GIF化して共有する機能を加えてしまえば良いのだ。「動画をシェアすれば良いじゃないか」と思う人も、もうしばらくお付き合い願いたい。
ともかく、YouTubeに実装して欲しいGIFジェネレーターの様子を掲載しておこう。もちろんGIF形式にしておいた。
され、それではYouTubeにとってのメリットとはなんだろうか。
1)トラフィック拡大:「出処はどこだ?」と、面白いGIFを見つけると大勢の人が気にすることだ。YouTube発のGIFに動画へのリンクを埋め込んでおけば、大勢の人がYouTubeサイトにやってくることになる。GIFを見て興味をもった人によるビデオ閲覧回数も増えることになる。
2)データ:多くの人が、ビデオに含まれる同じ箇所からGIFを作ったとしよう。それはつまり、ビデオの該当箇所を面白いと感じる人が多いことを意味する。すなわち、この部分を広告として利用すれば良いわけだ。注目すべき箇所が、クラウドソーシングにより信頼性高く提示されることとなる。
ぜひ実現をお願いしたい。GIFを作ってみたいと思っている元ビデオがたくさんあるのだ。
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(翻訳:Maeda, H)
データ分析サービスのClearStory Dataはバックエンド技術とユーザ体験の二本の足を強化
ClearStory Dataがローンチしたデータ分析サービスは、同社によれば、この世界初めての、コアなバックエンドサービスに、リッチなビジュアルと共有機能を組み合わせたサービスだ。
まずバックエンド技術の特徴は、同社のCEO Sharmila Shahani-Mulliganによれば、内部的データと外部データをインメモリデータベースの技術を利用して統合していることだ。データは、関係データベースのデータでも、NoSQLのデータでも、あるいはPOSの情報や外部からの人口統計データでも、何でもよい。複数のタイプのデータを前処理なしでいきなり処理し、その結果を現代的なユーザインタフェイスで提示するのだ。
インメモリ技術のために利用しているのが、オープンソースのクラスタリングシステムApache Sparkだ。SparkはYahoo!、Autodesk、Grouponなども利用している。これにより、インメモリコンピューティングに特有のサブセカンド(sub-second, 1秒未満)の応答が達成できるのだ。
顧客は、データを表示するストーリーをダッシュボードで作る。ストーリーはその後の共有や改変ができる。
ClearStoryは、資金的基盤がしっかりしている。Andreessen Horowitz、Kleiner Perkins、Khosla Ventures、Google VenturesなどそうそうたるVCたちが同社に900万ドルを投資しているのだ。ユーザインタフェイス/ユーザ体験の部分は、かつてGoogleでGoogle Analytics、Google AdWords、各種のGoogle Adsプロダクトなどを手がけたDouglas van der Molenが担当した。そしてGoogleを名誉退職したShona Brownが、ストラテジックアドバイザー(戦略顧問)だ。
数テラバイトものデータを扱うデータ分析企業にとっては、ユーザ体験が今でも最大の課題だ。あるアナリストは、ClearStoryにいちばん近い競合相手はDatameerだろう、と言う。ただしユーザ体験で相当頑張っているClearStoryも、セットアップや利用がそれほど簡単ではない。市場に出回っているソーシャルなコラボレーションサービスに比べると、まだかなり面倒だ。
今日の市場でいちばん重要なのが、ユーザから見ての、直感的なわかりやすさ/使いやすさだが、データ分析サービスの多くがそれを欠いている。LovelyHerokuの協同ファウンダMario Danicが最近のインタビューで言ったことを、ここで思い出す。ソフトウェア開発の今日の最上位の課題は、ユーザの心に響く体験を作り出すこと。これに尽きる、と。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
Google VenturesはVCなのにスタートアップのデザイン教育を強力に展開
デザインとVC企業は、ふつうなら頭の中で結びつかない。でも最近のVCがますます、いろんな付加価値サービスを提供し始めている中で、Google Venturesは、GoogleやMozillaなどから集めたデザイナーたちのオールスターチームにより、同社が投資しているスタートアップのデザインの向上を助けている。その‘教育活動’は、Design Sprint(デザインスプリント, デザインの短距離走)と呼ばれる事業を通じて行われる。それは、傘下スタートアップたちのデザインの問題を解決するための特訓キャンプだ。
今回本誌が取材のために参加したのは、CircleUpというスタートアップのために行われた特訓クラスだ。同社は、ベンチャー資金が得られないような小規模の消費者対象企業(小売など)に投資家を結びつけるサービスを提供している。ふつうなら半年ぐらいかかりそうな学習過程を、この特訓では5日間で行い(まさに短距離走!)、まず初日は、スタートアップの製品および技術担当者たちに問題と課題を理解させる。
〔ここにスライドが表示されない場合は、原文を見てください。〕
2日目はたくさんのラフスケッチを描き、3日目にはユーザにとってどれがベストかを決定する。そして4日目はプロトタイプを作る。最後の5日目には、ユーザテストを行って問題点や改良すべき箇所を同定する。GVにはすでに‘デザインパートナー’という役職があり、その彼Jake Knappの説明によると、このやり方はデザインコンサルタント企業IDEOと、スタンフォード大学のd.school(デザインスクール)で開発されたものだ。
学習過程は完全に対話的および視覚的で、とても効果的だ。最後には実物プロトタイプを作ってユーザテストも行う。会場は大学の演習室といった雰囲気の部屋で、壁にたくさんの画像やポストイット、ステッカーなどが貼ってある。大きなタイマー時計もある。
Knappはこれまでに大量のGoogleプロダクトをデザインしている(Google Search, Chrome, Ads, Gmail, Apps, Google+, Security, Commerce, 2011年のGoogle全域デザイン刷新)。もう一人の‘先生’Braden Kowitzは、GVの最初のデザイナー正社員で、Google Buzz、Gmail、Apps for Businessなどのデザインを過去に担当した。
CircleUpのファウンダRyan Caldbeckの感想: おかげでデザインに対する考え方が変わった。ふつうなら数か月もかかるような課程を数日で終了し、結論にまで達することができた。ここで作ったデザインを、実際のサイトに採用した。“今のデザインの90%は、GVで学んだことがベースだ。デザインスプリントのおかげでデザインを完全に一新することができた。これで投資家たちも、CircleUpの上のプライベート企業を評価しやすくなるだろう”。
今年、Google VenturesのDesign Studioは27回のデザインスプリントを行い、またユーザ調査スプリントは28回行った。昨年はデザインスプリントを30回ぐらい行った。投資先のスタートアップが途中でへたらないために、こんな育成サービスを提供しているのは、今のところGVだけだ。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
BtoBサイトに関わる人はチェックしたい!お手本になるWebサイト101選
BtoB企業でもWebサイトからのお問い合わせ獲得を中心に、Webを営業に活用する会社が増えてきました。
それに伴い、ここ1年ぐらいでBtoBサイトのデザインやユーザビリティ、コンテンツのレベルが急激に高まっています。
今回はもともと個人的にストックしていた200個ほどの優れたサイトと追加で調べた100個ほどの優れたサイトの中から、特にお手本になると感じている101個のサイトご紹介します。
お手本になるBtoB企業のWebサイト101選
1.Mr.ステッカー
第二階層以下のページからお問い合わせフォームへの導線が特徴的です。
また、創業40年の実績や経験、品質をうまく訴求しています。
2.日立ハイテクノロジーズ
製品説明ではなく、“使い方の提案”を主軸にしたサイト。
ユーザが不安に感じる「検証体制」や「導入後のサポート」についても詳しく説明しています。
3.大塚倉庫
TOPページの構成と数字を上手に使った事業案内ページが印象に残ります。
4.東西
キービジュアルの質問形式のナビゲーションが新鮮。
お客様からの質問とそれに対する回答で構成されたサイトです。
5.日本電産
グローバルメニューをクリックすると、画像付きのナビゲーションが表示されます。
さすがに技術情報ページが濃いです。
6.パナソニック「制御機器」
FAQ形式のブログからホワイトペーパーダウンロードやメールマガジン登録につなげています。
ブログ以外にも技術的なお問い合わせのコーナーが充実しています。
7.村田製作所
動画コーナー「ムラタチャンネル」が有名ですが、個人的にはメールマガジン登録画面の丁寧な作りやノイズ対策部品「PLT10H」サイトの完成度の高さが好きです。
8.日本ガイシ株式会社
自社製品が日常生活のどこで使われているかを解説したセラミックアカデミーは多くの製造業の会社に参考になると思います。
9.大阪有機化学工業
最近人気の「◯分でわかる」コンテンツですが、3分でわかる大阪有機化学工業は特にわかりやすいです。
10.住友ベークライト
キービジュアル配下の製品の探し方はおそらく過去見たサイトの中で最多。
「プラスチック100周年記念」は歴史のある企業ならではのコンテンツです。
11.甲陽物流
全体の構成、ページ内の文章からお客様目線で設計されたことを感じるサイト。
「お客様の声」の中で「2.甲陽物流のここがイヤ!」という改善点を挙げてもらい、それに対する改善策も紹介しています。
12.東海バネ工業
完全受託生産といこともあり、製品紹介ではなくバネに関するお役立ち情報を中心にしたサイト。
ばね探訪は自社製品の宣伝をせず、ものづくりの現場をレポートしていて読み応えがあります。
13.ヘイシンモーノポンプ
製造業のWebサイトの中で個人的に一番参考にさせてもらっているサイトです。
ユーザ目線に立った豊富なコンテンツ(モバイルサイトやサポートサイトも用意)を高頻度で発信し、定期発行のメールマガジンで紹介しているようです。
14.タクミナ
カタログダウンロードページが使いやすいです。また、スムーズフローポンプページはたくさんの情報がありますが、非常にコンパクトにまとまっています。
15.日機装
扱う製品・サービスの数が多い中、製品・サービスのトップページでカテゴリだけ先に6つ提示して、その後に選ばせる構成がわかりやすいです。
16.トパック
製品が日常生活のどんな所で使われているのかを列挙した活躍フィールドが参考になります。
ロータリー式三方シール包装機開発秘話も熱い想いが伝わってくるようで素敵です。
17.スガツネ工業
そのまま真似するのは難しいと思いますが、見積もりがしたくなるフォームです。
18.東洋鋼鈑
歴史のある会社ならではのコンテンツ「東洋鋼鈑のあゆみ」が特徴的です。
19.オーエスジー
日本の製造業のサイトでも徐々に増えてきましたが、製品説明動画をYouTubeにアップしています。200人近くのチャネル登録者がいるようです。
20.高石工業
メールマガジン登録時にゴムに関する虎の巻資料をもらえます。
21.信州吉野電機
臨場感のある開発ストーリーページが熱いです。
22.アミタ
コーポレートサイトとは別に環境ビジネス、環境事業、CSR、廃棄物管理に関する情報サイトを運営しています。
また、メールまたはFAXで毎月配信される「AMITAのリサイクル通信」の紹介ページがものすごく充実していました。
23.モリヤマ
扱う製品ならではのオリジナルなTOPページのデザイン・構成です。
24.成瀬化学
各ページがスクロールがいらないぐらいコンパクトにまとまっています。
工法紹介ページでは工法ごとにお役立ち資料がダウンロードできるようになっています。
25.ミナミサワ
取付けのハウツーや設置までの流れ、自動水栓のメリットなど購買プロセスの中でユーザが疑問に思うであろうことへの回答を行っています。
26.江商螺子
雑誌のようなレイアウトで作成されたBtoBでは珍しいコーポレートサイトです。
27.建設システム
製品一覧の探し方がユニークで、通常の詳細ページとランディングページ的に構成された特集ページの両方に遷移できます。
28.ウチダシステムズ
TOPページではターゲットごとに入り口を設け、遷移した先では「お客様の課題から解決するウチダシステムからのご提案です」という流れで課題から探せるスムーズな導線設計です。
29.アプラス
豊富な情報が上手に整理されたサイト。業種別のご提案例では業種ごとに課題解決例を提示しています。
30.オフィスナビ
BtoBのFacebookページの活用事例として有名なオフィスナビさん。
Facebookだけでなく、オフィス移転チェックリストなどのお役立ち情報も充実しています。
31.CTCシステムサービス
ユーザインターフェイス、コンテンツ面で極めて完成度の高いサイト。キャッチコピーも考え抜かれている印象で、自社の強みを適確に訴求しています。
32.リザーブリンク「ChoiceRESERVE」
お問い合わせからの流れをこんなに丁寧に解説したページは見たことがありませんでした。
どのページも丁寧な作りで見ているだけで勉強になります。
33.カイロスマーケティング
ページ内でコンテンツエリアごとに色を変えていて見やすいです。
34.ロカリサーチ「LOKA」
シンプルな色使いですが、見出しを上手に使っているため目線の移動がスムーズにできます。
35.ソニックガーデン「SKIP」
必要十分なコンテンツを適確な順番で載せている印象を受けます。
ブログでは実際に支援してきたからこそ書けるオリジナル性の高い記事を公開しています。
36.Zendesk
お問い合わせボタンやプラン比較のページなど、デザインの工夫により視線を誘導したい箇所にスムーズに視線を誘導しています。
また、ホワイトペーパーが充実しているのも特徴です。
37.カオナビ
各所でオリジナルなイラストを使っており、一度訪問すると強く印象に残るサイトです。
活用シーンの「立場別の活用シーン」はBtoB企業であれば、参考にできる会社も多いのではないでしょうか。
38.ラウンドアバウト
サイト全体のバランスの良さだけでなく、「本当にガラケーは不要?」や「今、考えるガラケー対応」などのユーザ視点のコンテンツが用意されています。
39.Wantedly
採用事例ページの導入事例の探し方がユニークです。
また、事例インタビューは採用担当者と採用された人の双方へのインタビューしているのが良いなぁと思いました。
40.Salesforce.com
次々と質の高いコンテンツが追加されるため、同じサイト運営者として刺激を受けています。
「Social Success」では外部エキスパートと方と連携し、コンテンツマーケティングに取り組んでいます。
41.カンム
シンプルなサイトですが、「加盟店様向けのメリット」「金融機関様向けのメリット」とユーザごとの導線を綺麗に分けているサイトです。
42.LOCUS
「サポート」カテゴリ内の「制作の流れを知ろう」「後悔しない制作会社の選び方」「制作料金はどう決まる?」がユーザ目線に立って丁寧に記述されていています。
43.チャットワーク
キービジュアルの動画と、メールとの比較・Skypeとの比較がわかりやすく、何度も見に行っています。
44.Backlog
お客様インタビューが動画だけでなく、一言コメントの抜粋があるのが良いです。
プランと料金ページも非常にうまく情報整理、デザインがされています。
45.NTT西日本「オフィス光ソリューション」
コンテンツが豊富にありますが、導線がうまく整備されているため、回遊しやすいサイトです。
動画や漫画を使ったスペシャルコンテンツも見応えがあります。
46.SuperStream
信頼感の訴求が非常に上手なサイトで、製品説明や導入事例での動画活用も参考になります。
47.デンソークリエイト「TimeTracker FX」
各ページ下部のお問い合わせエリアがわかりやすいです。
また、概要を理解してもらうために「2分でわかるTimeTracker FX」を用意しています。
48.プラスアルファ・コンサルティング
グローバルナビを有効に活用することで、コーポレートサイト内で4つの商材をうまく紹介しています。
49.ビートラックス
TOPページでは様々な数字を使って、自社の特徴を訴求しています。
ヒット記事を連発しているブログ「fresh trax」を注目です。
50.Fastask(ファストアスク)
コンテンツが豊富なサイトで、特に「ネットリサーチの活用と作成方法」ページではネットリサーチの利用者向けに役立つ情報を多数発信しています。
51.スカイアーク
キャラクターを活用したFacebookページで有名なスカイアークさんですが、Facebook以外でも社長ブログ・広報ブログ・エンジニアブログ・コラムなど、様々な切り口の情報発信にも力を入れています。
52.東洋ビジネスエンジニアリング「MCFrame」
コンテンツ、ユーザーインターフェイス、デザイン、どれをとっても最高レベルのサイト。
外部エキスパートと連携したコラムコンテンツと「個人情報取扱への同意」後、画面遷移なしで入力画面が展開されるお問い合わせフォームには驚きました。
53.ユニオンシステム
お客様サポートサイトを含めると、BtoBサイトで必要とされるコンテンツがほとんど網羅されています。
54.SurveyMonkey
詳細な活用事例の紹介だけでなく、ベストプラクティスや活用のヒントが紹介されています。
55.サイボウズ「ガルーン クラウド版」
「クラウド版ガルーン Garoon on cybozu.com はじめ方ガイド」ページはユーザの頭の中の疑問を順々に答えるような構成になっています。
56.見込客をグングン育成する!BtoBマーケティングお助けガイドお助けガイド
最近オープンしたサイトですが、ユーザの社内検討や日々の施策実行をまさに「お助け」するようなコンテンツで、コンテンツ企画の参考になります。
57.Ginzamarkets
SEOを中心とした日々のサイト運用に役立つ非常に質の高い情報をブログで発信しています。
ブログ記事の下にホワイトペーパーも必見です。
インタビュー:Ginzamarketsに学ぶ!コンテンツを作り続ける理由と大切にしている考え
58.カゴラボ
主要な情報がひと通り閲覧できるTOPページとEFOが施されたお問い合わせフォームが参考になります。
59.フィードフォース
ともすると孤立しながちなブログメディア、情報サイトですが、「feedforce全力ブログ」ではグローバルナビをうまく使うことで、サイト側との連携を保っています。
60.ブライトコーブ
アメリカ本社がコンテンツマーケティングに関する調査レポートを発表していますが、「ラーニング」の顧客事例やウェビナー、動画、ホワイトペーパーが充実しています。
61.TAM
コーポレートサイト以外にもSocial Media 360.jp、Tips Note、WORLD EC REPORT、MobileFirst.jpなど複数の情報発信サイトを運営されています。
62.アシアル
豊富な講演・執筆実績をまとめた実績紹介ページのインターフェイスが参考になります。
63.ペイジェント
ターゲットを分類し、グローバルメニューで振り分けています。
「サービスの説明」ではなく、「課題解決の支援」を中心としたコンテンツなだけでなく、競合が多数いる業界で、自社の優位性を明確に訴求しています。
64.NIFTY Cloud
Webから見積書発行まで可能なクラウド 見積シミュレーターはユーザにとって嬉しい機能ではないでしょうか。
65.デジタルアーツ
ターゲットごとにグローバルナビで入り口を分けていてわかりやすいです。
最近は動画や漫画、啓発コンテンツなどが大幅に充実している印象があります。
66.サイバーエリアリサーチ「らくらくログ解析」
通常のテキスト&画像の説明ではなく、漫画「WEBコンサルタント カンナがゆく!」を使ってサービス紹介をしているので理解しやすいです。
67.テスク
企業規模別、部門・立場別、業種・業界別、課題・検討背景別に分けられた課題解決ページが参考になる構成です。
メールマガジンでもコラム形式でお役立ち情報を発信されています。
68.Sansan
導入検討に必要な情報が網羅的に用意されていますが、情報がきれいに整理されているため、目的のコンテンツにたどり着きやすいです。事例集も従業員規模別に用意していて、BtoBサイトではあまり見ない丁寧さ。これ以上ないぐらいにコンパクトにまとまったフォームが個人的に印象深いサイトです。
69.トライコーン『クライゼル』
事例を出せない企業様もいるかと思いますが、トライコーンさんの利用用途ページが参考になると思います。
70.テラデータ
製品・事例カタログだけでなく、ホワイトペーパーを40個以上用意しています。
情報ライブラリーページを見るとデータウェアハウスに関する最新情報・市場動向・エキスパートインタビューなど、市場のリーダーとして情報発信をしているのが伝わってきます。
71.Coverity
顧客企業ページで圧倒的な実績数字、会社情報の受賞歴ページで様々な表彰歴を紹介し、市場のリーダーであることを強く印象づけています。
72.ワイズマン
地図を活用した導入実績ページがわかりやすいです。
また、自社メディアとして「ふくしの樹」を運営し、福祉に関する情報を発信されています。
73.ソフトクリエイト「ecbeing」
TOPページを見てもわかるようにユーザが必要とするであろうコンテンツが網羅的に用意されています。
それだけでなく、TOPページのキービジュアル、選ばれる理由、特徴紹介で競合との違いを強く訴求しています。
74.フォーデジット「CREATIVE SURVEY」
ページ下部にある資料請求・お問い合わせフォームへのボタンデザインが秀逸です。
事例紹介ページでは詳細な数字や資料を公開し、仮説・結果・考察のプロセスまで丁寧に解説しています。
75.イー・ガーディアン
第二階層以下のページでは、サイドカラムからすぐにお問い合わせできるメニューが新鮮でした。
76.ペイパル
見出しやコンテンツエリアにメリハリが効いているため、スクロールしていても内容をぱっと理解できます。
77.TIS Direct Web
ものすごい数のサービス・ソリューションと、それに紐づくコンテンツを掲載していますが、フリーワード検索などの4つの切り口から探せるようにしたり、サイドカラムにアクセスランキングを掲載したりと、コンテンツを見つけてもらいやすくする工夫をしています。
78.Google Apps for Business
プレゼン資料を見ているかのような閲覧性。
下層ページには遷移させず、詳細情報のボタンをクリックすると、その場で情報が表示されるのも特徴的です。
79.アラタナ「SketchPage」
TOPページにある現在の開発進捗状況はASPサービスを提供する企業は参考になりそうです。
また、アイコンや画像を使ったフッターも複数商材を提供する会社は要チェックです。
80.ビービット「WebAntenna」
営業現場でよく聞かれているであろう他社のアクセス解析ツールとの違い・他社の広告効果測定ツールとの違いページが充実しています。
81.ネクスウェイ「店舗matic 良いお店創りポータル」
事例・ノウハウ・調査・セミナーレポートなど、店舗運営関係者に対する情報提供サイト。
店舗運営者の目線に立った各種コンテンツは、きっとコンテンツ企画の参考になると思います。
82.シックス・アパート
導入事例ページは過去見たサイトの中で一番丁寧に作られ、数も多いです。
「Blog on Business(製品導入事例集)」でダウロード資料としても活用しています。
83.ECマーケティング
導入事例で具体的な数字で訴求しており、その他にも料金・実施スケジュールページなど、曖昧な部分を極力減らしたページ構成が強く印象に残ります。
84.キャドセンター
スマートフォンやタブレットからの閲覧を想定したBtoBでは先進的なサイトです。
85.エスキュービズム「EC-Orange POS」
豊富な導入事例や動画の活用、「小売×IT」の未来を考えるブログなどハイレベルなコンテンツが揃ったサイトです。
86.ブイキューブ
サービス紹介から各製品に遷移した第三階層以下のページが個別サイトのような作りになっています。
お客様事例ページの導線設計も多くの企業様の参考になると思います。
87.弥生
かなりの数の商品を扱っていますが、グローバルメニュー・タブメニューをうまく使い、回遊しやすいサイトになっています。
製品操作・業務お役立ち動画も相当のボリュームが用意されています。
88.リクルートマネジメントソリューションズ
メルマガ登録ページがランディングページ構成になっており、力を入れているのが伺えます。
89.クレオ「ZeeM」
課題解決ノウハウ集を担当業務別に掲載しているのは見習いたいポイントです。
90.J-Motto
ロゴの横に「利用実績4,000社以上!」とあるのが目立ちます。
また、他社比較ページは具体的な社名を出して、機能比較をされています。
91.ソーシャルアプリサポート
コラムではアプリ開発会社様向けのカスタマーサポート情報を公開するなど、情報提供に力を入れています。
92.クラウド付きバックアップアプライアンス
ほぼ毎日更新されているネットセキュリティブログに加えて、会社内の様々な情報も発信しているFacebookページでは投稿に対する反応率が高いです。
93.インフォテリア
ページ下に設置されたホワイトペーパーや講演資料などのライブラリーが豊富に用意されています。
94.Kapost
コンテンツマーケティングのためのソフトウェア「Kapost」。さすがにContent Marketing Resourcesページには100個近くのコンテンツがあります。
95.Moz
マーケティングデータの解析ツールを提供する「Moz」。
SEOのベストプラクティスがwiki的にそれぞれ1ページにまとまったSEO Best Practicesは参照しやすく、情報としての価値も高いです。
96.37signals
『小さなチーム、大きな仕事』で有名な37signalsですが、1999年からSignal vs. Noiseというブログを運営していて、デザイン、プログラミングなど幅広い記事を公開していて、そこから認知獲得・ツール利用等につなげています。
97.HubSpot
ブログは1日2~3本の更新、slideshareには500以上のスライドを公開するなど、徹底した役立つ情報発信を行っています。
98.Marketo
マーケティングオートメーションツールを提供するMarketo, Inc.
BtoBマーケティングに関するブログを1日1記事ペースで投稿していますが、インフォグラフィックスの活用が有名な会社です。
99.Mediative
eBook・ブログ・ニュースレター・ウェビナー・チートシートなど情報提供系コンテンツを前面に押し出したサイト。
フッター上のソーシャルメディアアカウントへのリンク箇所がおしゃれです。
100.ExactTarget
企業向けのデジタルマーケティングソフトウェアを提供するExactTarget。
充実したリソースページに加え、グローバルナビの展開の仕方やAbout Usページの下にあるサービス範囲のコンテンツがユニークです。
101.Desk.com
グローバルナビを展開すると表示されるアイコン付きのメニューが押しやすいです。
ブログやホワイトペーパーなどのリソースページも充実しています。
【お知らせ】SwapSkills doubbble vol.10「伝える」を掘り下げるインフォグラフィックスに登壇します
お知らせになりますが、8月18日(日)に『「伝える」を掘り下げる インフォグラフィックス|SwapSkills doubbble vol.10』に登壇させていただくことになりました。
『マーケティングに活用できるインフォグラフィックス』というテーマでお話させていただきます。
SwapSkills doubbble vol.10
「伝える」を掘り下げる インフォグラフィックス
8月18日(日) 15:50〜16:50 | セッション3
■イベント登壇者
- セッション1:インフォグラフィックとウェブ
ビジュアルシンキング運営 櫻田 潤氏
- セッション2:インフォグラフィックス制作現場から
グラフィックデザイナー 徳間 貴志氏
- セッション3:マーケティングに活用できるインフォグラフィックス
株式会社ガイアックス INBOUND marketing blog 編集長 栗原 康太
インバウンドマーケティング/コンテンツマーケティングのコンテンツとしても活用が進んでいるインフォグラフィックス。インフォグラフィックスを作成した後、人々に見つけてもらい、広げていくまでの考え方やポイントをご紹介します。
ご都合のつく方は是非ご参加ください!
【完全版】企業ブログを立ち上げる時に押さえておきたい31個のポイント
INBOUND marketing blogは昨年の6月にリニューアルを行い、本格運用をスタートしました。その際に最も力を入れたことの一つが、ブログのデザイン・構成面です。
元ガイアックスソーシャルメディア・ラボ編集長、現Startup Ideas & Framework編集長の井出さんにブログの相談をした際に「サービスを一個立ち上げるつもりでやらないと成功しない。」とアドバイスされたのがきっかけでした。なので、かなりのこだわりを持ってリニューアルし、今も月に3、4箇所は改善を行なっています。
今回は、本ブログのリニューアル時に使った構成書をもとに、読まれるブログにするために必要な31個の要素をご紹介します。
目次
- ブログデザインの6要素
- 記事一覧ページの7要素
- 記事エリアの11要素
- サイドメニューの7要素
ブログデザインの6要素
1.オリジナルデザイン
既存のテンプレートは使わずに、その会社らしさ、そのブログらしさを感じられるデザインを目指しましょう。
2.1000px前後の横幅
ブログは基本的に文章で構成されるため、1,000px前後の広めの横幅が好まれます。記事エリアも680px前後と広めが良いでしょう。
3.記事は左カラム
Webユーザビリティの世界ではよく言われることですが、「人の目線はF字型に遷移する」という研究結果があります。
記事エリアは左カラム、サイドメニューは右カラムにすると読みやすいです。
視線誘導については07design.blogさんの記事を参考にしました。
4.フォントサイズは14px以上
文字が小さいと見えにくい人もいますし、どうしても詰まった印象になってしまうので14px以上がオススメです。
最近では、スマートフォンで読む人も増えているので、スマートフォンで閲覧した時にも負担なく読めるかを確認しましょう。
5.背景色は白系
文字の読みやすさや、企業としての信頼感を考えると背景色は白系が良いでしょう。
6.フォントにもこだわる
長い文章でもストレスなく読んでもらえるように、フォントにもこだわりましょう。INBOUND marketing blogでも、Webサイトとは別のフォントを選びました。
フォントの選び方はこちらの記事が勉強になります。
一覧ページの7要素
1.ブログタイトルとロゴ
何について書いているブログなのかが直感的にわかるブログタイトルにしましょう。人気ブログでは、ブログ専用のロゴがあるところもあります。
2.記事タイトル
ブログ一覧ページに訪れたユーザが、読みたい記事を選びやすいようにタイトルエリアを目立たせ、クリックしやすくしましょう。
3.画像
一覧ページには10個前後の記事が並ぶので、テキストだけではどうしても見づらくになります。
btrax社のブログ「freshtrax」では、600px × 450pxの画像を使っていて、非常に見やすくなっています。
4.サマリー
記事の冒頭の一部を表示して、「続きを読む」で記事に誘導します。
5.ソーシャルボタン
その記事がどれぐらいの人気を集めているのかが一目でわかるようにします。
6.カテゴリやタグ
記事がどんなカテゴリに属する内容なのかわかるように、カテゴリやタグを表示します。
7.更新日
もちろん記事の更新日も記載します。
記事エリアの11要素
1.タイトル
ユーザの興味を惹くキーワードや数字を入れるなどして、読みたくなるタイトルを考えます。
SEOを意識し過ぎると不自然なタイトルになってしまうので、あくまでユーザ視点に立って“読みたくなるか”という視点で考えましょう。
2.ソーシャルボタン
Twitter、Facebook、はてブ、Google+、最近ではPocketへのリンクを設置しているブログが増えています。
ファーストビューエリアと記事を読み終わった後の2箇所に設置しているサイトが多いです。
3.アイキャッチ画像
タイトル直後に記事に関連した画像や、記事タイトルが入った画像を入れます。
アイキャッチ画像の有無で、記事ページに訪れたユーザの印象が大きく変わります。
4.目次
文章が長くなる場合は、冒頭に目次を設置しましょう。
ユーザが記事全体の長さを把握できるように目次に番号を振ると親切です。
5.目立つ見出し
見出しや小見出しが目立つデザインにすると、文章と見出しで強弱が付き、メリハリのある印象が生まれます。
Webは流し読みされやすいので、見出しだけを読んでも何が書いてあるのかわかるようにしましょう。
6.画像を有効活用
画像やイラストを使うことで、文章が格段に読みやすくなります。
文章が長くなっていると感じた時は、画像やイラストが使えないか検討しましょう。
7.わかりやすいリンク
ブログは他のサイトや過去記事へのリンクを頻繁に行います。リンクテキストに色を付けて、クリックできることがひと目でわかるようにします。
8.余白
改行をうまく使い、適度に余白を作ると、文章がグルーピングされて格段に読みやすくなります。
余白の有効性については下記の記事が非常にわかりやすいです。
- どや!?アクセスアップ10倍のためのブログ運用術と運営方法
9.CTA
記事を読んでもらった後に、ダウロード資料や読んで欲しいページへのリンクなどより深い情報を案内します。
※「CTA」とは、Call To Actionの略で「行動喚起」を意味します。
「お問い合わせはこちら」「いますぐ資料請求」「製品デモを見る」など、ユーザにクリック(行動)を促すものを指し、バナーやボタン、テキストリンクの形で表現されます。
10.関連記事
記事の最後に関連した記事をいくつか並べましょう。
記事を読んでくれたユーザは、その記事が扱うテーマについて関心を持っています。関連した記事を探しやすくしておきましょう。
11.コメント欄
ブログのコメント欄は読者の声を聞き、交流ができる貴重な場です。
サイドメニューの7要素
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著者プロフィールだけでなく、ブログ自体の紹介ページです。
なぜそのブログを書いているのか、何を伝えたいと思っているのかを理解してもらうことは非常に重要です。
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ブログに訪問したユーザは多くの場合、貴社が何を提供している会社なのかを知りません。企業サイトやサービスサイトへの導線を用意し、リード獲得、商談につながるようにしましょう。
ぼくがやってきたWebデザインの4つの勉強法
キッズ関係のWebサイトデザインをまとめました
赤ちゃん・子供関係のWebサイトを作る時に参考になりそうなWebサイトをまとめました。
・ベビー用品
・おもちゃ
・テーマパーク
・幼稚園
こんなサイトをいつか作るかもしれない。うんうん。
ペット関連サイトのWebデザインまとめ
ペットショップサイトを制作させて頂くことになり、色々なペット関連サイトを見ていました。「!」と思ったWebデザインをまとめます。参考になれば幸いです。
どれもファーストビューで、動物の写真やイラストが使われていて、ユーザーに内容をすぐ理解してもらうように工夫されています。
行く前から行きつけにしたくなるような海外レストランのWebデザイン
見てるだけで行ってみたくなる、何故かお腹が減ってくる。そんなレストランのWebデザインをdeviantARTからご紹介です。