Mark Oneは、自称世界初の複合材料をプリントできるデスクトップ3Dプリンターだ。5000ドルで、カーボンファイバー製原寸大バナナ模型を作ることができる。
製作者でAeromotionsのオーナーでもある、Gregory Markの名前をとったこのデスクトップ・プリンターは、カリフォルニア州サンディエゴで行われたSolidWorks World 2014でデビューした。現在カーボンファイバーの製造にかかわってる費用と時間を見たMarkがたどっと道の先には、Mark Oneがあった。
Loringは切断したカモの脚を計測して、脚の付け根に繋がる脚部と足ひれの設計を行ったのだった。そして地元で3Dプリントサービスを行っているProto3000がプリントを行い、そしてK9-1-1 Animal and Rescueが、義足による歩行訓練を受け持った。Dudleyが義足を付けて動く様子をカナダのGlobal Newsサイトで見ることが出来る。Dudleyはどうやらうまくやっているのではなかろうか。
1000ドル近いスターウォーズのストームトルーパーのスーツを何着も買うファンがいることを考えると、完全に本物をコピーし、自動的に開閉するフェイスマスクまで装備したアイアンマン・スーツを大量生産しようというクラウドファンディングのプロジェクトには大いに興味をそそられる。Iron Man FactoryによるこのIron Man Mark IIIプロジェクトは、あまりにもクールなのでなんとかライセンス問題をクリアして実現させてもらたいものだ。
システムは Kinectセンサーを使用 ― Kinect for WindowsまたはKinect for Xbox 360のいずれも可 ― しており、PCまたはMacがあれば自宅で体全体をスキャンできる。データはダウンロードして3Dプリントするか、59ドルで注文できる。プリントは米国とカナダで利用できるが、他の国々も近くサポートする予定。
DVDは好きだけど棚の空きスペースも好き、という矛盾する趣味を抱えている人のためのプロジェクト。このJack the Ripper(切り裂きジャック)と名づけられたシステムは、Raspberry Piで動き、左に積まれたDVDの山から一枚ずつ取り上げてリップ(rip, データ吸い出し)し、リップが終わったDVDを右の山に積んでいく。この行為を、無限に繰り返す。
Andy Ayreがこのシステムを作ったのは、自分のDVDコレクションを全部リップする時間が自分にはない、と気づいたときだ。優秀なハッカーでもある彼は、モーターとマイクロプロセッサと古いラップトップを使用する完璧なソリューションを、自分で設計し自分で3Dプリントした。