最近、市場に出て我々も紹介したスマートフォンジンバルにはDJIのOsmo Mobile 3がある。こちらも折り畳式だが、Smooth-Q2のほうがデザインが巧みで、サイズは同程度ながらジャケットやバッグのポケットに収めやすい。両方とも簡単にバランスが取れるが、Smooth-Q2のほうが操作がややシンプルかもしれない。.
Y Combinatorが支援するスタートアップのAstranis(アストラニス)は、来年の第4四半期にFalcon 9ロケットで初となる商用通信衛星を打ち上げる予定だ。Astranisの目標は、現在ブロードバンドインターネットにアクセスできない世界の膨大な人々の市場を開拓することで、既存の衛星よりもはるかに早く製造して打ち上げられる低コストな人工衛星を使い、既存のグローバルな携帯通信ハードウェアの価格を大幅に下げることだ。
Bell Helicopter(ベル・ヘリコプター)のAutonomous Pod Transport 70(APT 70)がForth Worth(フォースワース)で実施されたテストにて最初の自律飛行を行うという、大きなマイルストーンを達成した。この航空機は小型のVTOL(垂直離着陸機)で、空中で揚力と推進力を提供するために4個のローターを使用し、最終的にはBellが小型の自律飛行が可能な商用貨物機として構想しているプロトタイプだ。
APT70でのBellの目標は、来年半ばに予定されているNASAのSystems Integration and Operationalizationのデモの一環として、商用ミッションのシミュレーションに成功することだ。この実証実験は、自律航空機をアメリカでの商業サービスのために準備する上で重要なステップである、集中コマンドと障害物の回避技術によって、航空機がどのように運用されるのかを示すことを目的としている。
このスーパーコンピューターは、米国の天文学者のRobert Grant Aitken(ロバート・グラント・エイトケン)氏の名前から「Aitken」と名付けられ、理論性能で最高3.69ペタフロップスでのシミュレーションが可能だ。AitkenはHPEとNASA、エイムズ研究所が共同設計したモジュール式のデータセンターで、2017年からスーパーコンピューターのハードウェアの冷却に使用する水とエネルギーの量を大幅に削減するプロジェクトがすすめられてきた。
WaymoのOpen Data Setは、路上の自動運転車によって収集された1000個の運転セグメントを研究者たちに提供することで、ギャップを埋めようとしている。それぞれのセグメントは20秒の連続運転のデータを表したものだ。含まれる運転データには、アリゾナ州フェニックスで行われたもの、ワシントン州カークランドのもの、カリフォルニア州マウンテンビューのものが含まれる、そしてまた夜間や雨天、夕暮れ時などの様々な運転条件のものも提供されている。セグメントには、Waymo製の5つのライダーから収集されたデータと、正面および側面を向く5つの標準カメラのもの(高解像度でキャプチャされた360度のビューを提供)、そしてWaymoがライダーと画像データを融合するために使う同期データが含まれる。車両、歩行者、自転車、そして標識などの対象物にはすべてラベルが付けられている。
VoloCityはVolocopterが開発した第4世代の電動VTOL(Vertical Take-Off and Landing Aircraft、垂直離着陸機)だが、最初の3機はデモンストレーション目的で作られ、1000回以上の飛行を実施した。VoloCityは18ローターのVTOLで、航続距離は約35kmかつ最高飛行速度は約70マイル(約110km)、バックパックやブリーフケース、ハンドバッグなど少量の荷物を持った2名を輸送できる。