Toyotaが人助けロボットの北米地区初の現用試験を完了、重度障害の復員兵が協力

Toyotaが最近、同社の人助けロボット(Human Support Robot)の、北米地区における初めての現用試験を完了した。このロボットはHSRと呼ばれ、同社の移動支援ロボットの一環として開発されている。その製品コンセプトは、人間の日常生活の質的向上、とされている。

今のToyotaには、何らかの制約や障害を抱えたユーザーの移動性を支援する一連のプロジェクトがある。HSRのほかには、下半身麻痺の人の歩行を助けるウェアラブルの脚部ブレースや、視力に問題を抱える人たちのための環境認識技術、要介護者をベッドから椅子へ移動するロボットなどを開発している。また、同社のホームビジネスに近いものとして、歩行の不自由な人の車への乗り降りを助ける器具も開発中だ。

Toyotaが北米地区で完了したHSRの現用テストは、アフガニスタンで負った戦傷で首から下が麻痺した復員兵Romy Camargoと共に行われた。ロボットには車輪と視覚センサーと関節で動く腕があり、ドアの開閉や飲み物の持参など、家の中の日常的な作業でCamargoとその家族を助けた。

HyundaiやHondaなど、多くの自動車メーカーが移動介助の分野で研究開発を進めている。中でもラストマイルのソリューションと家庭内ロボットは、将来の大きなビジネス機会だ。ToyotaのToyota Research Instituteは、移動支援ソリューションのためのAIとロボットを専門に研究している。今後もこのような現用試験を重ねることによって、家庭内ロボットの本格的な商用化のための道が、拓けるのだろう。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

暗雲立ち込める中、Uberが乗車回数50億回を突破

Uberの乗客は延べ50億回このサービスを利用して移動したと本日(米国時間6/29)同社が発表した。2016年に達成した20億回の2倍以上だ。50億乗車の節目を実際に越えたのは5月だった。5月20日 7:29:06 AM GMT、156台の乗車がスタートし、相乗りサービスを大台に乗せた。

これはUberにとって実に大きな数字だが、暗雲立ち込める中での祝福となりそうだ。CEOが辞任、社内カルチャーの第三者調査でいくつもの問題を指摘され、山ほどの法的トラブルを抱えている。ただし現時点でそれがどれほどUberのビジネスに影響を与えているかはわからない。Uber自身は2017年も乗車回数は伸びていると強気だが、アプリのダウンロード数を含め最近の第三者データをみると、LyftらのライバルがUberのリードを縮めつつあることを示している。

Uberの50億回目の乗車は、窮地に立たされた同社に一筋の光をさす明るいニュースであるだけではない。同社は、50億回の節目を越える乗車を提供したドライバー156人全員に、50ドルのボーナスを渡した。Uber利用者は、乗車履歴をチェックして自分がその時乗っていたかどうか調べてみよう。この栄えある記録達成に参加したという事実を知ることがごほうびだ。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Boschが$1.1Bの新工場を建てて自動運転車やスマートシティ向けチップの生産力強化へ…上位サプライヤーの座を譲りたくない

自動車業界のティアワンサプライヤーBoschが、市場が今後向かう方向へ重点投資をしている。新たに発表された11億ドルの施設すなわち工場は、自動運転車とスマートホームおよびスマートシティのインフラストラクチャに使われる半導体を製造する。 そのドレスデンの新しいチップファブは、シリコンの商業生産を2021年に開始し、工場の建設は2019年に完了する。

チップの製造能力が大幅に拡大するBoschは、自動車メーカーが今後も引き続いて、インターネットへの接続を前提とするサービスやモバイルのプラットホームへフォーカスをシフトしていく中で、重要なサプライヤーとしての地位を維持し続けると自負している。ただしBoschがチップを製造するのは今回が初めてではない。同社は自動車用のチップを供給してきたし、最新のデバイスであるスマートフォンなどにも供給している。Bloombergによると、Boschのチップ生産は40年以上のキャリアがある。

新工場は自動車により従来的な機能を提供するチップも供給する。たとえばエアバッグの膨満をトリガするチップや、計器盤の表示をコントロールするチップ、車内において携帯電話を接続するためのチップなどだ。

自動運転車ではIntelも、世界的に上位のチップサプライヤーを目指しており、またNXPを買収したQualcommも同様だ。ただし後者の買収は目下、EUが事前審査中だ。Boschの自動車業界とのご縁は長いが、それでも自動運転車技術の市場は新しいから、コンピューター業界からやってきた企業と、自動車業界の末席につらなるサプライヤー企業のどちらが主導権を握るか、今後の見ものである。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Tesla、独自の音楽ストリーミングサービスを計画か

もうすぐTeslaは音楽サービス会社になるかもしれない ―― 電気自動車とソーラーエネルギー製品に加えて。これはRecodeの最新記事によるもので、Teslaはそのために音楽レーベルと話をしていると伝えている。

計画中のサービスは、Pandra風の無料ストリーミングラジオとしてスタートするかもしれない。理論的にはTesla車と結びついたものと考えられる。Teslaはずいぶんと奇妙なことに手を出すものだと思えるが、今月始めのTesla株主総会で、ファウンダー・CEOのElon Muskは同社が音楽サービスを検討していることをほのめかしていた。

Muskは、運転中に聞きたい音楽の「良いプレイリストや良いマッチングアルゴリズム」を見つけることは現在非常に難しいと指摘し、Teslaに何ができるかを年内に発表すると言った。

Muskのいわくありげな物言いは、興味をそそる秘密を知っていて、誰かに少しだけ言いたくてしかたのない人のようだ。これもまた、LAの交通事情に対するMuskの憤激から生まれたThe Boring Companyと同じく、個人体験に端を発したプロジェクトに違いない。

Teslaがパートナーと組むのではなく自社でやる必要があると思った理由はまだわからない ―― あるいは音楽レーベルとの交渉次第で、最終的にどこかのサービスと提携することになるかもしれない。

そして、たとえ奇妙に感じられたとしても、もしTeslaが、ほとんどの時間自動運転している未来の車を考えているなら、サービスはTeslaにとって鍵になるビジネスだ。中でも音楽は走行中に車内で利用するのに最適なサービスだ。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Lyft、ドライバーへのチップ総額が2.5億ドルを超える

Lyftは、メインライバルが自慢できないデータを自慢している。Lyftのプラットフォーム経由で取得したチップの総額だ。Lyftは乗客がアプリ内でチップを払うシステムを提供していることで知られており、Uberにはそれがない。Lyftはサービス開始から4年たった時点でチップ総額が1億ドルを超えたことを発表して以来、不定期にチップ収入について報告してきた。そして今日(米国時間6/19)、Lyftはチップ収入をさらに増やす可能性のある新機能を公開する。

わずか2カ月半前、Lftyはチップ総額が2億ドルの節目を越えたことを発表したばかりなので、そこから今日までに5000万ドル増えた速さは史上最速だ。いくつかの要素が後押ししている。第一に、Lyftは2017年初めに米国でのサービス範囲を拡大し、新たに100以上の都市に進出した。第二に、LyftはUberの社内文化およびリーダーシップ問題に乗じて、過去に類を見ない勢いでライバルからシェアを奪っている。

このたびLyftは、長距離乗車でドライバーの収入が増えることを期待して、プリセットされたチップ推奨額を変更したことを明らかにした。料金が25ドルを超える乗車では、乗客には2ドル、5 ドル、または10ドルのチップ候補額が表示されるようになる。従来はそれぞれ1、2,5ドルだった(カスタマイズは常に可能)。Lyftによると、初期の少数グループによるテストでは、料金25ドル以上で新しい選択肢を提示され乗客のチップが増えることが報告されている。

チップ収入があるだけでもLyftにとっての競争優位性だが、さらに収益を増やすための策を打ってきたことは、この優位性をさらに推し進め用としているのだろう。Uberはドライバー側のシステムを強化して顧客ベースの問題に対応しようとしたが、収入増に焦点を当てたLyftのやり方のほうが、良い結果を生むかもしれない。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Snapsheet、自動車事故の後処理を効率化するアプリで1200万ドルを調達

ミシガン州シカゴ拠点のSnapsheet は、自動車事故の後処理を効率化するサービスで1200万ドルを調達した。この会社が作ったアプリは車両の損害を調査し、バーチャル保険査定員として機能する。

最新の調達ラウンドをリードしたのはTola Capitalで、2000万ドルのシリーズCラウンドから数か月しかたっていない。

「Snapsheetのバーチャル申請プラットフォームは、事故後の申請処理を保険会社、顧客、修理工場の全員にとって簡単にする」と、Tola Capitalの幹部であるSheila Gulatiが投資の理由を説明した。

共同ファウンダーのCJ Przybylは、資金調達の機会には恵まれている、それは彼らが「この分野を発明した」からだと言った。このサービスは車のオーナーの時間を節約するだけでなく、保険会社にとっても利益になる。

Snapsheetは、保険会社に「ホワイトレーベル(汎用)セルフサービス・モバイルアプリ」を提供する。Allstateのように、自社で開発するところもあるが、Snapsheetは保険会社45社を説得して協業を実現した。

Snapsheetは、見積り1件ごとに料金を徴収する。同社が契約した査定員経験者が、アプリ経由で送られてきた写真を自宅で調査する。

Przybylは、調達した資金を機械学習機能の改善に使うと言っている。また海外への進出も検討中だという。

同社はこれまでに多額の資金を調達してきたが、「IPOの計画はない」と彼は言った。現時点でPrzybylは、「イグジット(資金回収)の計画がどうなるかわかっていない」。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Snapsheet、自動車事故の後処理を効率化するアプリで1200万ドルを調達

ミシガン州シカゴ拠点のSnapsheet は、自動車事故の後処理を効率化するサービスで1200万ドルを調達した。この会社が作ったアプリは車両の損害を調査し、バーチャル保険査定員として機能する。

最新の調達ラウンドをリードしたのはTola Capitalで、2000万ドルのシリーズCラウンドから数か月しかたっていない。

「Snapsheetのバーチャル申請プラットフォームは、事故後の申請処理を保険会社、顧客、修理工場の全員にとって簡単にする」と、Tola Capitalの幹部であるSheila Gulatiが投資の理由を説明した。

共同ファウンダーのCJ Przybylは、資金調達の機会には恵まれている、それは彼らが「この分野を発明した」からだと言った。このサービスは車のオーナーの時間を節約するだけでなく、保険会社にとっても利益になる。

Snapsheetは、保険会社に「ホワイトレーベル(汎用)セルフサービス・モバイルアプリ」を提供する。Allstateのように、自社で開発するところもあるが、Snapsheetは保険会社45社を説得して協業を実現した。

Snapsheetは、見積り1件ごとに料金を徴収する。同社が契約した査定員経験者が、アプリ経由で送られてきた写真を自宅で調査する。

Przybylは、調達した資金を機械学習機能の改善に使うと言っている。また海外への進出も検討中だという。

同社はこれまでに多額の資金を調達してきたが、「IPOの計画はない」と彼は言った。現時点でPrzybylは、「イグジット(資金回収)の計画がどうなるかわかっていない」。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Snapsheet、自動車事故の後処理を効率化するアプリで1200万ドルを調達

ミシガン州シカゴ拠点のSnapsheet は、自動車事故の後処理を効率化するサービスで1200万ドルを調達した。この会社が作ったアプリは車両の損害を調査し、バーチャル保険査定員として機能する。

最新の調達ラウンドをリードしたのはTola Capitalで、2000万ドルのシリーズCラウンドから数か月しかたっていない。

「Snapsheetのバーチャル申請プラットフォームは、事故後の申請処理を保険会社、顧客、修理工場の全員にとって簡単にする」と、Tola Capitalの幹部であるSheila Gulatiが投資の理由を説明した。

共同ファウンダーのCJ Przybylは、資金調達の機会には恵まれている、それは彼らが「この分野を発明した」からだと言った。このサービスは車のオーナーの時間を節約するだけでなく、保険会社にとっても利益になる。

Snapsheetは、保険会社に「ホワイトレーベル(汎用)セルフサービス・モバイルアプリ」を提供する。Allstateのように、自社で開発するところもあるが、Snapsheetは保険会社45社を説得して協業を実現した。

Snapsheetは、見積り1件ごとに料金を徴収する。同社が契約した査定員経験者が、アプリ経由で送られてきた写真を自宅で調査する。

Przybylは、調達した資金を機械学習機能の改善に使うと言っている。また海外への進出も検討中だという。

同社はこれまでに多額の資金を調達してきたが、「IPOの計画はない」と彼は言った。現時点でPrzybylは、「イグジット(資金回収)の計画がどうなるかわかっていない」。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

トヨタの空飛ぶ車プロジェクトが早期テストフライトを実施


トヨタが空飛ぶ車を開発している。一人乗りの車を2020年の東京オリンピックまでに作ることが目標だ。小型の空飛ぶ自動車なら地上から空中へのスムーズな移行が可能なので、聖火リレーの最終走者にトーチを運ぶのに使えるはずだという考えだ。

上に貼ったAP通信のビデオを見ればわかるように、プロジェクトはまだ世界を驚かせる段階にはない。この早期プロトタイプは構造の枠組みとバッテリーとローターからなるものだが、なんとか頭の高さまで飛んだあと惨めに地上に帰る。

この空飛ぶ車はプロジェクトのためにトヨタが40万ドル近くを投資した小さなテクノロジー企業、Cartivator Resource Managementと協同で開発されている。テストフライトは日本のトヨタの本拠地近くの小学校校庭で行われた。

トヨタは様々な新技術と移動手段を模索中であり、Lexusブランドの高級ヨットもある。また同社はエネルギー企業へのイメージ転換もはかっている ―― ただし、Teslaとの電気自動車の共同技術開発契約を先週終了したばかりだ。

プロジェクトの次のステップは、トヨタが投資した資金を使ってデザインを精緻化することだ。2019年中には試作機を飛ばし、2020年東京オリンピックでの完成車提供を目指している。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

GoogleのプロジェクトからAlphabet傘下のWaymoになった自動運転車企業が自動運転トラックを研究中

Googleの自動運転車プロジェクトとして始まり、今やAlphabet傘下の自律運転技術企業であるWaymoが、自動運転トラックへの進出を検討している。同社がBuzzFeedに語ったところによると、現在は同社の技術をトラックに統合する方法について研究中である。そのための現段階のテストでは、1台のトラックにデータ収集だけを担当する人間を乗せて走行している。

Waymoがこれまで、自動運転トラックへの具体的な関心を表明したことはなかったが、しかし元社員の一人Anthony Levandowskiが退社後、Ottoという自動運転の運送用トラック企業を創業した。Levandowskiの会社はUberに買収され、それにより元Googleの社員がUberで自動運転車の開発を担当することになったが、彼がGoogleの社員数名と企業秘密を盗んだと非難するWaymoの訴訟に関連してUberが行おうとした内部調査に、一貫して非協力的であったため、今週初めに解雇された。

自動運転トラックは、自動運転産業における、簡単にもぎ取れる高さにある果実と見なされている。ハイウェイの長い距離を走行することが多いので、ナビゲーションが比較的単純だからだ。都市部で人間運転者に交代するハイブリッドタイプが、商用化しやすいモデルとして多くの企業で研究開発されている。たとえばEmbarkは最近このタイプをデビューし、自動運転トラックのネバダ州の道路でのテスト走行を認められた。

Waymoは最近アリゾナ州フェニックスで、オンデマンド自動運転ライドシェアサービスの公道試験を開始した。テストに使用するのは、ミニバンのハイブリッド車Chrysler Pacificaの、現バージョンの自動運転車だ。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

IntelのCEOがMobileyeの買収に150億ドルを投じた理由を語る

IntelのCEO Brian Krzanichが木曜日(米国時間6/1)のCode Conferenceでインタビューに応じ、自動車に関する彼の長期的なビジョンを語った。彼によると、“未来の車はサーバーのようなものになる”、という彼の予測が、イスラエルの自動運転技術のスタートアップMobileyeの買収にIntelが150億ドルあまりを投じた理由だった

Krzanichによると、“ランサムウェアやウィルスなどがデバイスのどこかに取り付いても”、Intelはそんなときのためにバックアップを取るだけでなく、“走行中の車を自動的にリフレッシュする”。プライバシーの懸念があることは認めるものの、Krzanichによれば、コネクテッド・カー(connected cars, ネットに接続された車)は“とても安全”だ。

“そのような車が走行するためには、車に視覚が必要だ”、とKrzanichは自動運転車についてそう言う。“そしてそのことから、さまざまな社会的利益が生ずる”。

彼曰く、たとえば自動車技術がAmber Alertのような状況で、行方不明の子どもの所在を突きとめたりするだろう。“そのためにどんなデータが必要か、人工知能をどのように利用すべきか、今実際に研究している”。

彼のプレゼンテーションの直後に、Intelは、2050年には自動運転技術が7兆ドルの経済効果をもたらす、という試算を公表した。その根拠は、“自動運転とスマートシティの技術によって新しい旅客経済が生まれ、産業全体を変貌させるとともに、そこから生ずる余剰時間と余剰能力から新しい産業が創造される”からだ。

このような予言を、Marc AndreessenもCode Conferenceで述べている。彼によると、自動運転車によって通勤がずっと楽になるから、都市の郊外圏がずっと遠くまで広がる。そのことによって大量の雇用や仕事が作り出される、と彼は考えている。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

BMWの未来的なコンセプトバイクをスクーターと間違えてはいけない

これはスクーターみたいだけど、実はBMW Motorrad Concept Linkといって、BMWのオートバイ、Motorrad(モトラッド)ブランドの、最新のコンセプトバイクだ。すべてを説明しようとして、長たらしい名前になってしまった。それは、そう遠くない未来にわれわれみんながこれで旅をすべき、あちこち角(かど)だらけの、SF的スタイルなのだ。

Linkは電動車なので、BMWによれば、乗り降りの楽な低いシートを実現している。バイクには珍しくバックギアがある。過密な都市で駐車しやすいだろう。座席の下に収納スペースがあり、そこの切れ込みからメカの一部が見える。

  1. p90260577_highres_bmw-motorrad-concept.jpg

  2. p90260585_highres_bmw-motorrad-concept.jpg

  3. p90260576_highres_bmw-motorrad-concept.jpg

  4. p90260578_highres_bmw-motorrad-concept.jpg

  5. p90260579_highres_bmw-motorrad-concept.jpg

  6. p90260575_highres_bmw-motorrad-concept.jpg

  7. p90260580_highres_bmw-motorrad-concept.jpg

  8. p90260583_highres_bmw-motorrad-concept.jpg

  9. p90260584_highres_bmw-motorrad-concept.jpg

  10. p90260581_highres_bmw-motorrad-concept.jpg

  11. p90260582_highres_bmw-motorrad-concept.jpg

  12. p90260586_highres_bmw-motorrad-concept.jpg

計器盤はなく、速度や電池残量、ナビ情報などはすべて、風防部分に表示される。なお、その風防部分は、自分の気に入ったデザインのに取り替えることができる。ハンドルバーの下に第二のディスプレイがあり、それはタッチ入力ができるが、そのタッチ入力機能はハンドルバーにもあるから、走行中にも表示を操作できる。

特別デザインの軽いジャケットまであり、それには転倒時等の保護性能がある。そして、腕を振るとトランクのドアを開けられる、モーションコントロール機能まである。

新型モトラッドの以上のコンセプトは、すぐに生産に入るというものではない。現状はあくまでも、BMWが描くオートバイの未来像だ。ぼくは未来的なデザインのスクーターがほしいな、と思っていたから、これはそんなぼくにもいいね。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

レースカーが自動運転車になるとどうなるか、パリのRoboraceはコース学習のため遅かった

週末にパリで行われたFormula E Paris ePrixで、ドライバーのいないRoboraceが、1.9kmのコースを14周、完全に自力で完走した。

この自動運転車には、LiDARセンサーが5基、レーダーセンサーが2基、超音波センサーが18基、光学式速度センサーが2基、AIカメラが6台あり、そして衛星位置情報により自分の位置とルートを知る。すべてのデータをNvidiaのDrive PX2が処理し、Roboraceのプレスリリースによると、このプロセッサーの演算速度は24兆ops(毎秒24兆命令)だ。

プロセッサーは速いけどしかし、Roboraceの車自身は、まだそれほどでもない。

ハードウェアは本格的なレース向けに、300kWのモーター4台、540kWのバッテリーを一つ積み、時速は200mphを超える。しかし、ルートを学習している間、そしてエンジニアが同車の学習方式を学習している間は、後ろに人間が運転する付添車がつき、のろのろとトラックを走る。

では、パリでの初走行を、公式ビデオで見てみよう。次はベルリンのFormula Eに出て、その後もいろんなレースに出る予定だ。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Uber取締役会、元司法長官の調査結果を今週受領か

Uber取締役会は、同社の職場文化に関するエリック・ホルダー元司法長官による調査結果を水曜日(米国時間5/31)に受取る予定であるとAxiosが報じた。ホルダー氏の調査は、元Uber社員のSusan Fowlerがブログ記事で、自身の受けた性的嫌がらせや職場内差別などについての体験を詳しく述べたことが発端となった。

ホルダー氏はCovington & Burling法律事務所の同僚、タミー・アルバラン弁護士と共に本調査を指揮しており、取締役会全員に対して結果を報告する。ホルダーのチームは、本件に着手して以来Uber取締役会のDavid Bonderman、Bill Gurley、Arianna Huffingtonらからなる小委員会に毎週経過を報告してきた。4月にホルダー氏とアルバラン氏は調査日程の延長を要請した。当時Huffingtonは、調査対象は「数百人の社員」から送られてきた情報からなると話した。

その時Huffingtonは、変更後の調査報告時期を「5月末」と話しており、今週予定されている報告会の時期と一致している。報告書は、Uber取締役会が受け取った後一般に公開されると、3月に行われたUberの職場文化と雇用慣習に対する取り組み方法に関する記者会見でHuffingtonが語っている。Axiosの記事は、Uber CEO Travis Kalanickの母が先週末にボート事故で急死したことから、聴聞会の日程が変更される可能性があると伝えている。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

UberとLyft、オースチンでの営業を再開へ

UberとLytfはテキサス州オースチンでの営業を2016年に中断した。当局が両社の事業を困難にする規則を強制したためだという主張だった。規則には、ドライバーの指紋に基づく身元調査の要求や、市内の一部道路での乗降禁止などが含まれていた。このほどUberとLyftはいずれも営業を再開することになった。テキサス州議会で、乗り合いサービスに関する地域規制を覆す法案が通過したためだ

グレッグ・アボット州知事は月曜日(米国時間5/29)に新しい法案に署名する。両社は同日にサービスを再開するとThe Texas Tribuneが報じた。正式にはHB 100と呼ばれる同法案は、実質的にオースチン市当局が制定した規則を覆すものであり、州内の相乗り事業の要件を統一し、年間費用のかかる州の認可を必要とする。身元調査は地域、州、および国レベルで実施する必要があるが、指紋の提出は求められない。

Uberは月曜日にオースチン市で事業を再開することを正式に表明し、広報担当のTravis Considineを通じてTechCrunchに以下の声明が送られてきた。

オースチンはテクノロジーと起業家精神を育む場所であり、この町に戻ってこられることを嬉しく思う。当社の地域チームはUberがオースチン市民の役に立つよう、またドライバーが利益を得られるよう全力を尽くす。この都市ですべき仕事はまだたくさんあるが、今後を大いに楽しみにしている。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

フォードのCEOが交代、自動運転車子会社のトップが就任へ

Ford Motorsは、CEO Mark Fieldsに代わり、自動運転車を開発する子会社のトップが新CEOに就任する。New York Timesが伝えた。

Fordは、Ford Smart MobilityのJim Hackett会長の新CEO就任を月曜日(米国時間5/22)に発表する見込みだ。昨年設立されたFord Smart Mobilityは、つながった車と自動運転車の技術を開発している。

今月行われたFordの年次株主総会で、FieldはCEO就任以来株価が40%下落した責任を問われた。自動運転車に関してはほかにもArgo AIとのジョイントベンチャーに10億ドルをつぎ込んでいるが、低迷する自動車売上は、新技術の開発コストを賄うことができていない

FordのライバルはGoogle、Waymo、Tesla(同社の時価総額は先月ついにFordを越えた)といったテクノロジー企業だけではない。同じ自動車メーカーのGeneral Motorsが世界最大の自動運転車の一団を展開するらしいことがIEEE Spectrumが発見した文書からわかった。

本誌はFordにコメントを求めている。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Google、車載システム “Android in the Car” を強化

今年のI/OカンファレンスでGoogleが話した、携帯電話以外の分野でのAndroidは自動車に関するものだった。そして同社の車載システム進出の主役はAndroid in the Carだ。Android Autoの拡張であるこのシステムは、車内インフォテイメントや空調システムの統合を強化し、Assistant機能を前面に押しだして車内外でボイスコントロールを推進している。

もちろんGoogleマップによるカーナビ機能も提供され、今回のデモのために用意されたAnroid in the Car塔載のVolvo V90で動くところが紹介された。空調の制御も可能でVolvoに指示するだけで簡単に温度を上下できる。Android in the Carは窓やサンルーフの開閉にも対応している。

Assistant互換のスマートホーム機器を、車の中から音声コマンドで操作することもできる。案内してくれたGoogleのプロダクトマネージャー、Haris Ramicが、デモ用に家を模した展示を使って、Hueの電球やNestの学習サーモスタットを操作してみせた。

  1. 147a1392.jpg

  2. 147a1398.jpg

  3. 147a1400.jpg

  4. 147a1402.jpg

  5. 147a1406.jpg

Android in the Carは、さまざまなモバイル体験を車の中にもたらす。またAssistantのデバイス間機能が充実し、Googleがデベロッパーに強く推進していることは、消費者にとって非常に明るい話題だ。

実際にあなたの車で使えるようになるまでにはまだ少し待つ必要がある。Volvoは2年以内には新車に搭載すると言ったが、それ以上詳しい内容は聞けなかった。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

StreetDroneの自動運転電気カーは‘教材’として教育市場をねらう

自動運転車の話題を至るところで見るようになったが、しかしイギリスの StreetDroneは、それが使いやすい教材としても存在すべきだ、と考えた。必要なセンサーがすべてあり、技術的に完成している製品があれば、研究や学習の素材になるだろう。そこで同社が作ったStreetDrone ONEは、Renault Twizyを改造して一連の自動運転用センサーを載せ、自動運転技術について学べるようにした電気自動車だ。

StreetDrone ONEは、児童生徒学生たちに、自動運転の技術を体験学習できる機会を与える。いくつかのタイプがあって、それぞれセンサーの種類やインターネット接続の有無などが違う。完全装備のStreetDrone ONEには、VelodyneのLiDAR、360度カメラ、低解像度の光学カメラが4基、そしてレーダーとBluetoothとWi-Fiがある。ただし、目的によって構成を変え、それら装備の使う/使わないを指定できる。またモジュール的な設計なので、研究者や児童生徒学生があとから独自のパーツやソフトウェアを追加できる。

この自動車は、いわば自動運転車のRaspberry Piだ。安いから学校などで採用しやすいし、児童生徒学生がいきなり市場にさらされる前に、自動運転車の実物を体験できる。今は予約受付中で、まずイギリスの大学の顧客向けに8月から納車される。

‘教材’以外には、自動運転車の’プラットホーム’への需要に対応しようとする企業もある。たとえばあるサプライヤーはLexusの改造車に一般市販のセンサーを装備して、Nvidiaなどの企業が自動運転車の研究開発事業を、すぐに初められるようにしている。でも学校をターゲットにするのは、賢明な戦略だろう。StreetDroneも徐々に大学やカレッジに食い込み、市場の需要に応えて彼らの教育事業の構築に貢献していくだろう。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

自動運転車の公道走行試験に関するカリフォルニア州の規則変更に対しAppleが意見書を提出

自動運転車の公道上の試験に関する、カリフォルニア州自動車局(California Department of Motor Vehicles, DMV)の規則変更案に対する意見書を、Appleが提出した。Appleが提出したその公式の意見書は比較的短く簡潔で、この記事の〔原文の〕下に埋め込んだDMV宛の書簡に収められている。書簡の署名は、AppleのDirector of Product Integrity、Steve Kennerになっている。Appleの自動運転車への取り組みを初めて明かした書簡も、彼の署名だった。

Appleの意見書の要点は、報告すべき自動運転解除状態(disengagement)*の定義をより厳しくして、自動運転ソフトウェアをoffにして走行しているときに起きた、報告を要する事故の数を減らす、というものだ。Appleはまた、試験中の安全ドライバーの必要性に関する規則文の記述の明確化と、試験用に使ってもよい車種要件の一部をゆるくすること、および、安全ドライバー不在で試験する場合の代替的停止技術についても述べている。〔*: disengagement, 緊急時等に自動運転機能を解除する(offにする)こと。〕

DMVは、人間の安全ドライバーが運転席にいなくても試験できる、という条件を加えて、試験のやり方を拡大しようとしている。それは、自動運転車による配達業務やライドシェアなどで自動運転を商業的に利用したいと考えている企業にとって、とくに重要だ。

Appleの書簡は、自動化一般、および中でもとくに自動運転に関する同社の考え方を、詳細に述べている。Appleはその部分で、同社は“機械学習とオートメーションに重点投資をしており、多くの分野に自動化システムの可能性があることに励まされている。運輸交通は、そういった分野の一つである”、と言っている。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Tesla、2017年中にスーパーチャージャーを1万台に倍増へ

TeslaはModel 3を同社にとって前例のない規模で量産する体制を整えてつつあるが、電気自動車にとってもう一つの重大な要素のことも忘れていない ― 充電インフラだ。今日Teslaは、年初に全世界設置台数5000台以上だったスーパーチャージャーを、2017年中には2倍の1万台に増やす計画だ。

Teslaオーナーのガレージにある充電器と同等の設備をホテルやレストランなどに設置する、「デスティネーション充電コネクター」も現在の9000台から年内に1万5000台以上へと強化される。北米全体ではスーパーチャージャーの数は150%増となる見込みで、EVが大好きのカリフォルニア州では2017年中に同州だけで1000台以上のスーパーチャージャーが設置される予定だ。

Teslaのスーパーチャージャー・ネットワークは、指数関数的に拡大している。スーパーチャージャー・プログラムが始まったのは2012年なので、5年間で5000台の節目を迎えたことになる。拡大には既存ステーションの容量強化も含まれている。市街地などの密集地域で台数を増やすことによって、ドライバーの待ち時間の解消あるいは緩和を目指す。

今後Teslaのインフラ拡大はさらに重要になっていくだろう。Model 3の台数が年間最大50万台のペースで増えていくなら(Teslaの野心的生産目標が達成されれば)充電ステーションの要求も同様に急増する。またModel 3の最大容量がModel SやModel Xより小さくなる可能性が高いため、要求はさらに高くなるだろう。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook