Apple、AirPodsのワイヤレス充電ケースを発表

昨年のiPhone 7発表イベントで、AppleはAirPodsを発表した。一年後、Appleはこのワイヤレスイヤホンを早くも改訂する ―― 正確にはケースだけだが。AirPodsはいまだに多くの店舗で入荷待ちだが、オプションの充電ケースが発表された

新しいケースの見た目は殆ど変わっていない。しかし、インジケーターランプが外側についたので、ケースを開かずにバッテリー状態を確認できるようになった。なぜか? AirPowerワイヤレス充電パッドに置くだけで放っておけばいいからだ。

以前のAirPodsケースにもLEDはついているが、ケースの内側にあった。充電中はオレンジの点滅で、完了すると下の写真のようにグリーンに点灯する。

AirPodsをAndroid機やパソコンとペアリングするためには、ケースの後ろにあるペアリングボタンをLEDが点滅するまで押さなくてはならない。この手順が少し楽になる。ケースを開けたままスマートフォンをいじる必要がなくなるからだ。

Appleデバイスではその問題は起こらない。ケースを開いて一度だけペアリングすればいいからだ。すると、あなたの持っているほかのAppleデバイスとも自動的にペアリングする。

AirPower充電器の発売は来年なので、AirPodsの充電ケースはすぐには買えないと思った方がいいだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

iPhone 8にはAppleが設計した独自のGPUが新しいA11 Bionicチップとともに載っている、機械学習のためだ

iPhone 8のカメラには、A11 Bionicという新しいチップが載っていて、それは6-coreチップを上回るパワーを秘めているが、今日(米国時間9/12)の発表でいちばん重要なのは、たぶんそこではない。

AppleがiPhone 8に載せたのは、独自に設計したGPUなのだ。GPUの、大量のコアの配列を動員する高速かつ強力な計算力は、自然言語処理や画像認識など機械学習のタスクにうってつけだ。ハイスペックなGPUはもちろんゲームにも向いているが、デバイスの配列をベースにしてSiriのエコシステムに人びとを閉じ込めたいAppleにとっても、これ〔カスタムGPU〕は大きな一歩だ。

ここまでの道も、長かった。4月には、AppleがiPhone用の独自のGPUを設計している、と囁(ささや)く声があった。機械学習のためにカスタムハードウェアやGPUを作って、ハードウェアをそのニーズに向けて最適化しようとしているのは、Appleだけでなない。しかしAppleにとっては、Siriとカメラと今後の機械学習ツールのために最適化されたツールを作ることが目的だ。

それにまたこれは、拡張現実におけるAppleの取り組みにとっても重要だ。デベロッパーには、拡張現実を開発するためのツールを提供して彼らの気を引きたい。またスマートフォンが高品質な消費者体験をサポートして、その魅力を一層高めれば、それもより多くのデベロッパーの心を捉える。

一方A11 Bionicの重要な特長は、下図に‘表示’されている:

Appleは通常、スマートフォンのアプリやそれが取り扱うプロセスの高度化ニーズに対応して、プロセッサーの高速化と効率化に努めてきた。でも今回独自のGPUを使うようになったことは、長年その部分を独り占めしてきたNvidiaを袖にすることだから、重大事件だ。しかもそれは今後、デベロッパーにとっても重要な意味を持つ。

今回本誌TechCrunchは、iPhoneイベントの記事やライブブログがめちゃめちゃ多いから、ぜひお楽しみいただきたい。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))



iPhone 8のカメラのポートレートライティング機能でプロがスタジオで撮ったような高級感ある写真を作れる

iPhone 8のカメラには、これまでのポートレートモード(Portrait Mode)に加えて、“ポートレートライティング”(Portrait Lighting)という新しい機能がある。この機能は機械学習を使ってカメラの画像をリアルタイムで分析し、それに基づいてプレビュー段階またはPhotosアプリで撮影後に、ライティングの効果を変えられる。

iPhoneでAppleは、人が気軽にいつも持ち歩くようなカメラに高度な撮影効果を持たせようとしているが、これもその一環だ。昨年のポートレートモードでは、人工的なボケ効果で背景をぼかし、被写界深度を変えたような写真を作れた。そして今回のイフェクトは、人工的にライティングを変えて、まるでプロの写真家が高価な照明装置のあるスタジオで撮ったような画調を作り出す。

Appleは、これがフィルターの一種ではないことを強調している。シーンを分析して、その結果に基づいて画像情報を自動的に調整するのだ。たとえば、いろんな部分の露出やハイライトを変えて、ダイナミックなライティング効果を作り出す。

今日(米国時間9/12)見たデモでは、顔の輪郭を明るくするとか、額(ひたい)などのハイライトを変えて単灯のステージライトが当たってる感じにしたり、顔をグレースケールにしてほかのものを黒っぽくフェードさせる、といった効果を見た。

この超クールなイフェクトは、iPhone 8 Plusのデュアルカメラを必要とする。だれもかれもがこの機能を使い始めたら、Instagramのフィードが、一見すごい上手な写真ばかりになるだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))



iPhoneのシリーズを整理してみた――少し複雑すぎ?

スティーブ・ジョブズは「シンプルにするのは複雑にするより難しい」という名言を残した。Appleは安易な方向に進んでいないだろうか。今日(米国時間9/12)、iPhoneに新しいモデルが追加されたことで消費者は多数のモデルから一つを選ぶことを強いられるようになった。シリーズ、サイズを比較し、さらにカラーバリエーションやストレージ容量を決めねばならない。

整理してみると、

  • 「小さくて安い4インチが欲しい」派」:iPhone SEは349ドルから
  • 「ヘッドフォン・ジャックはどうしても必要」派: iPhone 6S、6S Plusは449ドルから
  • 「未来に生きる。ヘッドフォンジャック要らない」派: iPhone 7、7 Plusは549ドルから
  • 「新モデルが欲しいが大きいのはイヤ」派:iPhone 8は699ドルから
  • 「大きいモデルが欲しいが200ドル節約したい」派:iPhone 8 Plusは799ドルから
  • 「最高モデルでFaceIDが欲しい」派:iPhone Xは999ドルから

以前は5種類のシリーズだったが、今日のイベントの発表で3機種増えた。さらにシリーズのネーミングもSE、添字なし、S、Plus、Xと5種類になった。

一部のユーザーには選択肢が増えることは嬉しいニュースなのだろう。しかし一般消費者には「選択を間違ったのではないか?」という不安をかき立ててしまうだろう。

「しまった、どうしてもヘッドフォン・ジャックは必要だった」、「あと少し出せばベストのiPhoneが買えたのに」、「表示は美しいが片手では操作できない」などという後悔が頻繁に聞かれることになりそうだ。

カメラ、自動車、テレビなどのテクノロジー製品を買うときにはどうしても面倒なスペックの比較がつきものだ。しかしAppleはシリーズを簡素化することによって「Appleの製品を買っていれば最良の製品を買ったことになる」という安心感を消費者に与えていたのでなかったか。しかし製品のシリーズが複雑化すると選択は難しくなるし、買った後での後悔も起きるようになる。契約しているキャリヤで使えないモデルが欲しいということになると、諦めて使えるモデルで我慢するか大変な手間をかけてキャリヤを変えるかしなければならない。

個人的な意見としては6と7のシリーズの販売を止めるべきだ。こうすればシリーズは小型、最新型の大型、小型、大型豪華版に集約できる。.

本当に優れたテクノロジーはテクノロジー製品であることを感じさせないものだと言われる。しかし「選択を間違ったかもしれない」という小さな声が頭の中でいつまでも聞こえているようでは本当に優れたテクノロジー製品とはいえないだろう。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

誕生から10年、Appleが「iPhone X」を発表

10年前、世界は一気により広くなったのと同時に、小さくなった。Steve Jobsは世界初のインターネットに接続可能なスマートフォン「iPhone」を発表したのだ。それは、全てにおいてユーザー体験を優先し、全面タッチスクリーンを搭載するというアイディアを実現した端末だった。iPhoneの登場により、ソーシャルネットワークの台頭、アプリ経済が発展し、私たちは生活の何から何までスマホで行う時代となった。

本日、Appleは iPhone 8 と iPhone 8 Plusを発表。そしてお約束通り、Tim Cookは「one more thing(最後にもう一つ)」を用意していた。

誕生から10年、AppleはiPhone Xをお披露目した。ちなみに「X」の読み方は「Ten」だ。

さて、iPhone Xはどのように進化したのだろうか?

デザイン

iPhone XはiPhone 8とiPhone 8 Plusと同じ、新しいデザインを採用している。ベゼルはなく、前も後もガラス面を搭載。Appleによると、このガラスには強度を増すための層を入れているため、「スマホの中でも最も耐久性がある」と説明している。

新しいデザインのおかげで、iPhone Xは防水、防塵仕様だ。

本体は医療機器で採用可能なレベルのステンレススチールでできていて、スペースグレーとシルバーの2色を用意している。

ディスプレイ

今のスマホのトレンドを沿って、ベゼルをなくし、全画面を覆う5.8インチディスプレイを採用している。また、AppleがSuper Retina Displayと呼ぶOLEDのディスプレイを初めて搭載。iPhone Xは正確な発色、画面全体で統一感のある描写ができるといったOLEDの利点を享受している。

iPhone X Super Retina displayは、解像度2046×1125、455 PPIに対応。また、Dolby VisionとHDRの両方にも対応している。

報道によるとAppleはこの1枚のパネルに125ドル支払っているということだ。高額なiPhoneの噂が出回ったのは、これが影響しているのだろう。

FaceID

iPhone Xは全面がスクリーンになっているため、ホームボタンがない。ユーザーは、端末を持ち上げたり、画面の一部をスワイプすることで起動させることができる。アプリを閉じるには、放り出すように画面をスワイプする。また、ユーザーは「Hey Siri」と話しかけるか、サイドボタンを押すことでSiriを呼び出すことができる。

これまでホームボタンはiPhoneのセキュリティーの要だった。今回そのセキュリティーに取って変わるのは、深度センシングを搭載した前面カメラによるユーザーの顔認識機能だ。AppleはこれをFaceIDと名付けた。

iPhoneはユーザーの顔をどの角度からでも判別できるということだ。例えばテーブルに置いてある状態からでも、スマホを解除することができる。本物の代わりに平面の顔写真を使おうとしても、騙されないという。Appleは、他人がFaceIDを騙してスマホをアンロックできる確率は、100万分の1だという。

Phil Schillerは「メガネをかけたり、帽子をかぶったり、どのようなことをしても、昼も夜もFaceIDは作動します」と説明している。

FaceIDはTrue Depthカメラシステムと端末に内蔵された赤外線カメラ、投光照明、ドット・プロジェクターなどのおかげで実現した機能だ。

FaceIDは今のところ、Apple Payとメッセージ用新機能Animoji(アニメーション絵文字)で利用できる。 AnimojiではFaceIDを使って絵文字に自分の表情を投影し、独自の絵文字が作れる機能だ。十数種類のアニメーション絵文字から選ぶことができる。

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カメラ

iPhone Xのカメラは、これ以上ないほど高機能だ。背面カメラは12メガピクセルセンサー搭載、 f1.8とf2.8口径のデュアルレンズ(これは7 Plusの望遠より明るい)だ。また、フラッシュはdual-image OIS quad-LED TrueToneを搭載。

A11 Bionicプロセッサーと高機能カメラを活かし、Appleは「ポートレート・ライティング」機能も追加した。ユーザーはこの機能で、照明の効果を選択できるようになる。これはフィルターではなく、被写体の顔に当たる光をリアルタイムで分析して追加している。この光の効果は写真を取っている最中でも、撮ってからでも変えることができる。

動画撮影も飛躍的に向上した。A11プロセッサーのおかげで、ローライトモードでも60FPSでの撮影ができる。より早いフレームレート、4K撮影にも対応。スローモーション動画撮影では、1080p、240 FPSで撮影できる。

前面のカメラは、FaceIDに対応するTrue Depthカメラシステムを搭載。ただ、ここでのビッグニュースは、ポートレートモードとポートレート用の照明が前面カメラで利用できるようになったことだ。

スペック

本日発表された他のiPhone同様、iPhone Xはガラスデザインのためワイヤレス充電機能もある。ワイヤレス充電での標準規格と目されるQiに対応している。

また、バッテリーの持ち時間はiPhone7より2時間長い。これはソフトウェアの改善によるところが大きい。しかし、Appleはさらに一歩先を考えている。iPhoneのワイヤレス充電には、AirPowerと呼ばれる新しいアクセサリーを提供する。AirPowerは、iPhone、Apple Watch、AirPordを同時に充電できる大きめのマットだ。

iPhone XはA11 Bionicプロセッサーを搭載。64-bitデザイン、6コアだ。A10より25%早い2つのハイパフォーマンスプロセッサーに、4つは高効率コア(A10より2個多い)は70%早い。GPUは30%早い。

これによる影響が大きいのは写真だ。 TechCrunch編集長のPanzarinoはライブブログで「Apple ISPは写真撮影の秘密兵器。iPhoneの写真が好きな人は、その写真を仕上げた端末の画像プロセッサーに感謝すべきだろう」と書いている。

価格と出荷時期

iPhone Xの64GBモデルは999ドルから。256GBモデルもある。

事前予約は10月27日開始で、通常販売は11月3日から。ちょうどホリデーシーズンに間に合うね。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website/ twitter

今日のAppleイベントをビデオでおさらい――Watch3、iPhone 8/8 Plus/X

今日(米国時間9/12)、Appleは多数のガジェットを発表した。プレゼンのビデオを見損なった皆さんのために下にまとめてみた。

AppleはApple Watch Series 3、4K Apple TV、iPhone 8、iPhone 8 Plusに加えて噂のiPhone X(10周年記念なので「テン」と発音する)を発表した。

Appleのいつも流儀でイベントのプレゼンでは多数のビデオが流れた。いくつかはストレートなCMだが、優れたデザインを強調するものやデバイスが開発された裏のシーンなども含まれている。

こうしたビデオはプレゼンの中でもたいへんよくできた部分になっていた。そういうわけで下のビデオを見ると時間とエネルギーの相当な節約になるかもしれない。

Apple Watch Series 3

上はWatchのユーザーの声を集めたもの。下はストレートなCM


iPhone 8

iPhone X

 

最初と最後はストレートCM。中段のビデオではジョニー・アイブがXの優れた部分を詳しく解説。



新しい4K Apple TVについてはこちら

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

iPhone Xでは、Face IDがTouch IDを置き換える

Appleはつい先ほどiPhone Xを発表した。フチなしのエッジツーエッジ画面にホームボタンはない。ホームボタンがないことはTouch IDがないことを意味する。従来機種ではそこに指紋スキャナーが置かれていた場所だからだ。

このためAppleは、セキュリティーを守るためにFace IDを導入した。iPhoneを見つめるだけでロック解除できるしくみだ。この顔認証システムは、 Apple PayやTouch IDを利用してユーザーを識別する銀行アプリなどのサードパーティ製品ではTouch IDの代わりに使用される。

しくみはこうだ。新しいiPhone Xは最初に使用するとき、ユーザーの顔をあらゆる角度から3Dスキャンする。スキャン結果はiPhone Xのハードウェアチップの中に安全に保管され、iPhoneをロック解除するときカメラに映った顔との比較に使用される。

Appleは、この3Dフェイシャルマップを作るために様々な新ハードウェアを動員している ―― ドットプロジェクター、通常のフロントカメラ、フラッドイルミネーター、および赤外線カメラだ。Xbox Kinnectのミニチュア版がiPhoneの前面についたようなものだ。

Appleによると、顔スキャンは非常に精密で、他人の顔で誤ってロック解除される確率はわずか100万分の1だという。これはTouch IDのエラー率である5万分の1よりずっといい。そして、顔の写真を見せても解除はできないし、ハリウッド水準のフェイスマスク(下の写真)でもロック解除できない。Appleの技術チームは、ニューラルネットワークを学習させるために、さまざまなフェイスマスクを使用したと言った。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

新しいiPhone3機種の価格はこうなる

今日(米国時間9/12)スティーブ・ジョブズ・シアターで行われた大イベントで、Appleは3種類のiPhoneを発表した。iPhone 8、iPhone 8 PlusそしてiPhone Xだ。

「これまでにiPhoneほど世界にインパクトを与えたデバイスはほかにない」とApple CEO Tim Cookは言った。

iPhone 8は64GBモデルが699ドル(7万8800円)から、iPhone 8 Plusは799ドル(8万9800円)から。予約は9月15日に始まり、9月22日に発売される。

iPhone Xは999ドル(11万2800円)から。予約は10月27日から、出荷は11月3日からと少し遅れる。

iPhone 8/iPhone 8 Plus: $699/$799

AppleのiPhone 8 および iPhone 8 Plusは、4.7インチ/5.5インチのRetina HDディスプレイを備え、前面背面ともにガラスが使用されている。おそらくもっとも注目すべきは、背面にガラスを採用したことでオープンスタンダードのQiに準拠したワイヤレス充電が可能になったことだろう。

iPhone 8/ 8 Plusともに、シルバー、スペースグレイ、および新たに加わったゴールドフィニッシュのカラーが揃っている。

両iPhone 8モデルともに、新しいセンサーとレンズが使用されており、A11バイオニックプロセッサー、43億トランジスター、30%速くなったGPUを装備する。

「これは新しい世代のiPhoneであり、われわれがiPhoneについて知っていることすべてが改善されている」とAppleのワールドワイド・マーケティング担当SVP、Phil Schillerが言った。

iPhone 8 Plusには、シャープなディテールを描けるポートレートとモードに加え、新しいボートレートライティング機能を使えば背景を完全に黒くすることができる。

iPhone 8 と iPhone 8 Plusの詳細はこちらへ。

iPhone X: $999

全く新しいSuper Retinaディスプレイを得たiPhone Xは、上下左右とも縁のないエッジツーエッジ・ディスプレーのデザインだ。iPhone史上最高のピクセル密度となる455 PPI、2046 x 1125ドットの解像度をもつ。縁なし画面を採用したため、iPhone Xにホームボタンはない。

「ホーム画面に行きたいときは、下端から上にスワイプするだけ」とShillerは言った。

iPhone Xでは、ロック解除のためには画面を見るだけでよい。顔がパスワードになる。これは、Face IDとTrueDepthカメラシステム、アンビエントライトセンサー、赤外カメラ、フラッド・イルミネーター、ドットプロジェクターなどの装置のおかげだ。すごいのは、帽子をかぶったり、ヘアスタイルを変えたり、サングラスをかけても、Face IDはあなたを認識することだ。

iPhone Xは、自撮りでもポートレートモードが使用でき、バッテリー寿命はiPhone 7より2時間長く、iPhone 8/8 Plusと同じくワイヤレス充電が可能。iPhone Xの詳細こちらへ

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

セルラー通信対応のApple Watchが正式リリース

新しいApple Watchが正式にアナウンスされた。一番大きなニュースは単独でセルラーネットワークにアクセスできるようになったことだ。内蔵チップにより、単体でLTE通信ができるようになり、iPhoneとのテザリングなしにネットワークにつなぐことができるようになったのだ。Apple Watch単体での魅力を大いに向上させる変更であるといって良いだろう。

セルラー通信対応版の価格は399ドルからとなっており、セルラー非対応版は329ドルからだ。プレオーダーは9月15日からとなり、出荷は9月22日からだそうだ。

セルラー通信に対応したことで、iPhoneが手元になくても電話やメッセージの受発信を行うことができるようになったわけだ。iPhoneとつながっていない状態でも同じ電話番号を共有するようになっており、電話やメッセージを電話と時計の双方で受け取ることができるようになる。

もちろん、Apple Watch単体でApple Musicにアクセスできるようにもなる。ランニング中の統計情報を取得するといった従来の用途に加え、さまざまな可能性を持ち運ぶことができるようになるわけだ。

外見は以前のApple Watchと同様で、ストラップやバンドなどはこれまでのものを使うことができる。新しいiPhoneのカラーバリエーションにあわせて、Apple Watchの方にもBlush Goldと呼ばれるカラーが増えている。さらにハイエンドモデルではこれまでのホワイトに加えてDark Grayも加わることになる。なお、以前にもお伝えしたとおり、セルラー通信対応モデルの竜頭部分には赤色のカラーリングが施される。なかなか魅力的に見えるものであり、また非セルラー版との違いをアピールすることもできよう。

プロセッサーはデュアルコアで、従来よりも70%のパフォーマンス改善が行われているとのこと。さらに新しいW2チップの搭載によりBluetoothなどのワイヤレス接続の効率もアップしているそうだ。ディスプレイ部分がアンテナとしても機能し、電子SIMカードも内蔵している。

先に記したとおりにサイズはこれまでのものと同様だが、水晶発振器のサイズは若干大きくなっているらしい。それでも十分に小さなものとなっている。GPSや耐水機能、バッテリーのもちについてもこれまでと変わらない。

Tim Cookによれば、Apple Watchの顧客満足度は97%と、業界トップクラスにあるとのこと。また、昨年の腕時計シェアの数値と比較すれば、いまやApple Watchが世界ナンバーワンの地位にあるとも述べている。

ソフトウェア的なアップデートも行われ、心拍数モニターの表示もわかりやすくなった。安静時心拍数との比較で、ワークアウト完了時にどのくらいの時間で復帰できるかなども測定できるようになっている。

とくに運動を行なっていないのに心拍数が増えた場合などには、通知をしてくれるようになった。不整脈を検知して通知してくれる機能もある。心臓発作などの兆候を検知して、重大事になる前に対処するようなこともできるかもしれない。

スタンフォード大学の協力を得て、「Apple Heart Study」の開発も行なっているそうで、こちらは年内にアプリケーションストアに登場するとのこと。

さらに、アウトドアでの活動中に利用する「Sport Loop」というバンドも発表された。新しいエルメスバンドもあるし、カラーバリエーションも増える様子。ウォッチフェイスにも新しいものが用意されている。

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(翻訳:Maeda, H