PS4 Pro向けに最適化されたゲーム、ローンチ時に出揃うのは39タイトル、バイオハザードなどは間に合わず

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来週の木曜日(米国時間11/10)は、PS4 Proの日だ。二か月前のニューヨークのイベントで発表された、Sonyのゲーム機のこのパワーアップバージョンは4K対応、ダイナミックレンジの大きいゲームを想定している。スペックもアップして、8コアx86-64 AMD Jaguar CPUを使用、さらにGPUは描画速度が最初のPS4の倍、そしてハードディスクは1TBだ。

このハイスペック機向けに最適化されたゲームのリストはまだ発表されていないが、最初に出そろうのは40足らずのようだ。それらは、Call of Duty: Infinite Warfareのような新しい機能を最初から使ってるやつと、Proのパワーに合わせてアップデートされた旧作の、混交のようだ。

同社は今明らかに、いろんなゲームスタジオのお尻をつついている。そして年内には、Pro向けに改作されたタイトルが新たに45加わる。Watch Dogs 2, Killing Floor 2, The Last Guardian, Final Fantasy XVなどだ。Nioh(仁王), Resident Evil 7(バイオハザード)は、来年初めになる。Sony自身のタイトルが出揃うのは、2017年内だ。

ローンチ時に出揃う39のタイトルのリストが、ここにある

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

SonyがPlayStation 4の4K+HDRバージョン“Pro”を11月に399ドルで発売、既存モデルは薄型に

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SonyがPlayStation 4の上級バージョンの詳細を明かした。

Sony Interactive Entertainmentの社長Andrew Houseによると、Proと呼ばれるその機種は4Kのテレビとダイナミックレンジの大きい(high dynamic range, HDR)ビデオをサポートする。言い換えると、今のPS4よりもグラフィクスが綺麗で細密である。

SonyのMark Cernyによると、PS4 Proは、4Kのグラフィクスをサポートするための数々の“ハードウェアイノベーション”があるだけでなく、ふつうのHDTVの上でも高品質なヴィジュアルを提供する。GPUのパワーはこれまでのPS4の倍で、ハードディスクの容量は1テラバイトにアップした。

Playstation 4 Pro

Cernyは、これまでのPS4のゲームもプレイできるからといって、機種の世代差を曖昧にしてはいない、と言った。彼は、Call of Duty Infinite WarfareMass Effect Andromedaなどにおける、Pro向けに施したグラフィクスのパッチを紹介した。

PS4 Pro gameplay

Houseの主張では、HDRは、かつてSDからHDへの移行がテレビ/ビデオの世界を大きく変えたように、ゲームやエンタテイメントの世界を抜本的に変えるだろう、と言う。SonyがファームウェアのアップグレードによってすべてのPS4にHDRをサポートさせようとしているのは、そのためだ。

ゲームだけでなくProには、Netflixアプリのニューバージョンが載る。Netflixが年内に提供可能となる4Kコンテンツは、累計600時間あまり、と言われる。またYouTubeアプリも、4Kビデオをサポートするバージョンを開発中だ。

PS4 vs Pro

発表は今日(米国時間9/7)ニューヨークで開催されたSonyのプレスイベントで行われた。それはNeoというコードネームで年初からうわさされ、6月にはHouse自身が確認した。そのときHouseはフィナンシャル・タイムズ誌に、PS4の現行機は今後も売っていくが、ニューバージョンはやや高くなる、と語った。そして今日の発表では、ベーシックなPlayStation 4は薄型になり、299ドルで売られることになった。

Proは、11月10日に399ドルで発売される。Houseによると、性格がはっきり異なる二つの機種を提供することが目標で、薄型のPS4はエントリレベル、Proはハードコアのゲーマー向けとなる。しかし、“コミュニティが二つに分裂することはない”、と。

最近の決算報告でSonyは、小売店に卸したPS4の台数が4350万台、と言っている。これはたぶん、Xbox Oneの倍ぐらいだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

AppleとSony、決戦は9月7日

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9月7日午前10時(日本時間9月8日午前2時)に、ティム・クックはステージに上がり、今年最も待たれていた技術プレスカンファレンスを始める − 新しいiPhoneを披露するためだ。その2時間後、Appleのカンファレンスが終わるころには、ニューヨークではSonyもPlayStation 4 ‘Neo’を発表する。これらの2つの会社はいわばプレスカンファレンス対決で、あなたの関心を奪い合うことになる。

もちろん、あなたは多くのPlayStationファンはiPhoneことを気にかけないし、そして多くのiPhoneファンはPlayStationを買うことを望んでいないと考えるかもしれない。けれどもそれはニュースサイクルにとってはどうでも良い。

アップルは間違いなく、これまで20年にわたってプロダクト披露プレスカンファレンスを完璧にしてきた。それから、ハイテク企業が同じパターンを踏襲してきた − スポットライトへの渇望である。

Sonyは6月にE3で、あるいは先週のGamescomの間に、PlayStation 4をお披露目することができたはずだ。けれどもSonyはその3カ月後にニューヨークのタイムズスクエアにある巨大なPlayStationシアターを使った、自らの手によるメガイベントの開催を選択した。

これらの会議が存在する理由は、それらが彼ら自身のエンターテイメントショウになったからだ。何百万という人々がライブストリームを見て、それらについて話し、友人たちとそのニュースを共有するだろう。そしてもちろん、何千人というジャーナリストたちがそこに参加する。

TechCrunchは両方のイベントをカバーするが、多くのメディアは両方にジャーナリストを派遣する余裕がない。よって彼らは厳しい決断をしなければならないだろう。同様に、新聞は1つの物語をページの最上部に、そしてもう片方を1番下に置くだろう。テックサイトはSonyのカンファレンスの間に、アップルの紹介ビデオをアップロードするだろう。各種ニュースレターもお互いを続けて紹介するだろう。

もっと重要なことだが、あなたは次の日何について話をしているのだろうか?そして、9月8日にあなたのFacebookニュースフィード上で何を見るだろうか?勝利者はただ最も驚くべきプロダクトを披露した会社じゃないだろう。iPhoneはPlayStationより人気が高い、しかしそれは必ずしもアップルがこの争いで勝つことを意味しない。SonyとAppleはとても抗しがたい物語を伝えようとするだろう。

こうしたことは、すべて内輪のネタのように聞こえるかもしれない、しかしこれらの2つの会社のどちらか1つが翌朝には、プレスカンファレンスのタイミングを後悔するだろう。このスケジューリング決定はAppleあるいはSonyにとって何百万ドルもの損失に終わるのかもしれない。

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(翻訳:Sako)

PlayStation 4のOSがニューバージョンへ、マルチタスクでよりすっきりのユーザー体験、本物のコンピューターに近づく

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PlayStation 4のオペレーティングシステムの4.00のベータが明日(米国時間8/16)、登録ユーザーに提供される。Sonyはその主な機能のプレビューを、みんなに見てもらいたいようだ。もっとも注目すべき機能は、ライブラリの編成を変えたことだ。またUIも改良され、ゲームプレイを続行している状態でShareやQuick Menusを使えるようになった。つまり、マルチタスク化だ。

PS4 v 4.00ではフォルダも改良され、コンテンツをライブラリとローンチバーの両方でグループ化できるようになった。これでいろんなものを探すのが簡単になり、すっきりしたプレー経験が得られる。これまでは、初めて使うものを見つけようとすると、たいへんな作業にだった。

ライブラリのコンテンツもPurchased Content(購入したコンテンツ)タブの新設で簡単にナビゲートでき、PlayStationのIDでこれまでに買ったものがすべて分かる。メインのライブラリタブでは、これまでにPS4にダウンロードしたもののみだ。これからは大量にコンテンツのあるプレーヤーは大いに助かるだろう。ソートや検索もできるから、購入日付やインストール状態で整列したり、キーワードで検索したりできる。

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UIの改良には、アイコンや通知などのシステム要素のルック&フィールの変更も含まれる。Quick MenuとShare Menusは、ディスプレイのごく一部をおおうだけになったから、これまでのように全画面に出しゃばってゲームの邪魔をすることがない。

ぼくは、しばらくご無沙汰していたPS4を、No Man’s Skyのおかげでまた長時間使うようになったから、以上の変更はすべてありがたい。PS4がゲーム機というより本物のコンピューターのようになり、PlayStationのユーザー体験にあった、ゲーム専用機的な古めかしさが希薄になったようだ。

このベータは明日、テスターたちに配布される。メールで、その案内が来るはずだ。それ以外の人はしばらく待つことになるが、でも待つだけの価値はある。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

PlayStation VRをプレイする部屋の最小限の大きさは?、Sonyが事前注意をまとめた小冊子を発行

LOS ANGELES, CA - JUNE 14:  Attendees participate in VR virtual reality demos during E3 Electronic Entertainment Expo 2016 at Los Angeles Convention Center on June 14, 2016 in Los Angeles, California.  (Photo by Daniel Boczarski/WireImage)

PlayStation VRの発売は10月13日と発表されているが、Polygonの記事によれば、Sonyは今、ゲームプレイの要件や正しいプレイの仕方などを記した公式の小冊子を配布しているらしい。それによると、6 x 10フィートの部屋の中央にプレーヤーが座り、PlayStationのカメラを長辺の端に置く、という形が理想型だ。

HTC Viveの室内VRの要件は、6フィート6インチ x 5フィートで、これよりも小さいが、PlayStation VRの場合は“なるべく終始座ったままでプレイする”ことが推奨されている。アプリケーションはプレーヤーがあちこちうろうろする体験を提供するだろうが、しかしプレーヤーの物理的な肉体は、立って実際に歩きまわらない方が良いらしい。ゲームのインストラクションは、そのことを明記すべきだろう。

事故やクレームに事前に対応しておくためのドキュメントのようにも思えるが、任天堂はテレビを壊してしまったユーザーからのクレームで、Wiiのモーションコントローラーにあとからシリコン製の滑り止めを装備せざるをえなくなった。Sonyは、VRゲームで同じ目に遭いたくないだろう。

このほか、小冊子には、システム要件や、Social Screenでテレビの第二画面を見ているときの注意、眼鏡の要件(がある)、カメラの置き位置と部屋の高さの関係、などが書かれている。

PS VRは、これまでのいろんなVR製品の中で、いちばん大衆的な製品になるだろう(安いこともその理由)。また数人から聞いた話では、ヘッドセットはこれまででいちばん快適なヘッドセットだそうだ。しかも、Sonyの名前が、多くのデベロッパーの関心を惹きつけるだろう。

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似た物同士の多いVRヘッドセット市場でSonyがそのひそかな勝策を語る…勝者を決めるのは高度なコンテンツだ

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Oculus, HTC, Samsung, それにたくさんのマイナーメーカーたち、2016年はVRの存在がE3におけるホッケースティックグラフの様相を呈した。ここ数日のロサンゼルスの会場の熱気を見ていると、それは単なる‘見本市の展示物’を超えて、E3に出展している大企業たちの、最大の気合の入れどころになっている。

Microsoftですら、そのE3直前のビッグイベントで、VRが課す厳しいハードウェア要件を満たしたゲーム機のアップデートを披露した。もちろん、VRでトップに立ちたいSonyも負けてはいない。このハードウェアの巨人はまず2014年にProject Morpheusを発表し、さらに昨年は、もっと単刀直入なPlayStation VRに名前を変えた。

今年のイベントで同社は、年末にPlayStationにお目見えするゲーム作品をいくつか発表し、またヘッドセットの価格と発売時期を発表した。その399ドルという価格は、疑いもなく、このデバイスの重要なセールスポイントの一つだ。なにしろ、RiftやViveよりも200〜400ドル安い。

[PlayStationのチームがVRゲームの未来を語る]

Sony PlayStationのマーケティング担当VP John Kollerによると、同社のVR作戦は価格だけにとどまらない。“コアユニットの399ドルという価格は、たしかに大きな市場機会を弊社に与えるだろう。でも、弊社の優位性を決定づけるのはむしろゲームだ。年内に50本発売するし、今150本を制作中だ。デベロッパーを、230名投入している。それは、コンテンツの量としては、ものすごいものになるだろう”。

また、当面はゲームがSony VR製品の出足を加速するだろうけれども、長期的には、VRヘッドセットを利用する多様な没入的コンテンツを構想している。今、そっち方面に、ゲームデベロッパーでなく多くのコンテンツデベロッパーを投入している。“われわれ内部における今の主な話題は、ゲーム以外の多様な選択肢だ”、とKollerは述べる。“それは、ぜひやらなければならない課題だ。VRの最高におもしろい体験は、ユーザーが自分の好きなアドベンチャーを選ぶタイプになるだろう。それは、ストーリーが多様に枝分かれしていくようなコンテンツだ”。

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PlayStation 4 ‘Neo’は噂ではなく本当、でもE3には出さないそうだ

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Financial TimesのインタビューでSony Interactive Entertainmentの社長でグローバルCEOのAndrew Houseが、PlayStation 4 ‘Neo’は確かに発売するけど来週ロサンゼルスで行われるE3カンファレンスにはお目見えしない、と確認した。E3では‘Neo’の発表を行わない、と。

より強力なPlayStation 4、コードネーム‘Neo’の噂は、3月のKotakuが皮切りだった。今のPlayStation 4よりも強力にするのは、よりパワーを要するゲームのためで、とりわけPlayStation VRのヘッドセット用だ。

仮想現実は強力なコンピューターを必要とする。なめらかな体験を得るためにはゲームのフレームレートは毎秒60フレーム以上はほしい。それにVRのヘッドセットは顔にとても近いから、高い解像度もほしい。そこで、PS4でもPlayStation VRをとりあえず使えるけれども、別途ハイパワーのコンピューターを持ってない人は、PS4 ‘Neo’で仮想現実を楽しむべきだ。

Houseは基本的にこれらすべての噂を確認し、’Neo’は4Kテレビを持ってる人にもよろしい、と言った。つまり、初の4K対応ゲーム機(コンソール)、というわけだ。

次に、がっかりする点だが、まず、噂ではPS4のこの新型機の発売はホリデイシーズンの前、となっていた。それならE3がそれを披露する良いチャンスだが、しかしHouseはE3の直前にFT誌のインタビューを行い、E3に行ったけど月曜日の記者発表では何もなかった、という幻滅感をを事前に和らげる作戦に出たのだ。

第二に、PS4 ’Neo’は今のPS4の350ドルよりも高い。店には両製品を置き、新型機が現行機をリプレースしないことを訴求する。

そこで最後の問題だが、今持っているPlayStation 4の今後の運命はどうなるのか? そのユーザーは、置いてきぼりを食らうのか? Houseは、今後のゲームもすべて前のPlayStation 4に対応する、と約束したかったようだ。でもそれらのゲームも、PS4 ‘Neo’の上ではもっとビューティフルになるのだろう。

Microsoftも、Xbox Oneのアップデートをやるようだ。同社は来週のE3で、スリムで安いXbox Oneを発表するかもしれない。そして来年は、より強力なXbox Oneをリリースするという噂だ。それはPS4 ‘Neo’よりも強力、とか。

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SonyのPlayStation 4の全世界売上が4000万台を突破、ぶっちぎりのトップ

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SonyはPS4が依然好調で、これまでの売上が全世界で4000万台を超えた。それはもう、勝負がついたと言える数字かもしれない。VGChartzの非公式の推計によると、MicrosoftのXbox OneとNintendoのWiiUはそれぞれ、2099万台と1311万台だ。

PS4が3000万台に達したのは昨年の11月だったから、過去6か月で1000万台増えたことになる。2000万から3000万までの1000万増は8か月を要しているから、Sonyはますます快調だ。

Sonyによると、PS4の2013年11月の発売以来、ゲームの売上はダウンロードも合わせると2億7090万部あまりとなる。同機は北米地区で発売され、その後数週間でヨーロッパ、南米、オーストラリアと展開し、Sonyの拠点市場日本は2014年2月、中国は2015年3月となった。中国は、まだゲームの数(種類)が少ない。

Sony Interactive Entertainmentの社長兼グローバルCEO Andrew Houseが、こう声明している: “全世界のファンとパートナーのみなさまからの多大なるご支援を感謝申し上げる。みなさまのおかげで、このような短い期間で大きな成果を達成できた”。

Sonyは、PlayStation 4向けの開発を今でも続けている。

最近ではPCとMac用のリモートプレイが加わり、10月にはVRヘッドセット— PlayStation VR –が予定されている。それは、お値段が399ドルと競合製品に比べて安く、またハイエンドのPCを要しないところから、かなりの市場性が期待されている。それに加えて、Sony/PlayStationまわりの豊富なゲーム資産と、ゲーム業界との結びつきもあるから、コンテンツの面でも期待は大きい。

またSonyはNintendoに倣って、ゲーム専用機ゲームのモバイル化(iOS/Android)も計画している。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

SONY、PS4のリモートプレイ機能をMacとPC用に明日公開

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Twitterでのティーザー広告から数ヵ月後、Sonyは明日公開されるPS4 3.50 アップデートで、WindowsおよびOS Xでのリモートプレイ機能を追加する。

これはSonyにとって未知の領域ではなく、PlayStation Vitaや他のSony製スマートフォンにゲームをストリームすることは既に可能だ。PlayStation TVを購入すれば、PS4ゲームを別のテレビにストリームすることもできる。それでもこれは、子供たちがテレビでマンガを見ている時、どうしてもデスクトップパソコンでDestinyをプレイしたい時には、有用な機能だ。

標準のDualShock4コントローラーをUSBケーブルで継ぎ、アプリをパソコンにダウンロードすればよい。そしてもちろん、この機能はPS4とパソコンがイーサーネットケーブルで自宅のLANにつながっていれば、さらに威力を発揮する。

残念ながら、Sonyはこのリモートプレイ機能に高い性能を期待していない。デフォルトの540P、秒間30フレームは、PS4の高度に最適化されたゲーム(1080p/60 fps) の解像度よりもずっと劣る。条件が整っていれば、パソコン上で720p、60fpsでゲームをプレイすることも可能だ。

Xbox Oneを持っている人には、昨年MicrosoftはPC用のリモートプレイを提供した。ただし、Macユーザーには残念ながらWindows 10が必要だ。

今日のニュースは、パソコン用にPS4コントローラー用の改善されたドライバーが出てくることを意味しているのかもしれない。PS4コントローラーは中央にタッチパッドがあるので、このタッチパッドをPCやMacで、少なくともPS4ゲームには使えるようになる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

PlayStationのゲームをiOSとAndroidに移植、とSonyが発表

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どうやらSonyはNintendoに倣ってモバイルゲームにも力を入れるらしい。同社は今日(米国時間3/23)、新しい事業主体を作ってPlayStationのゲームをiOSとAndroidのデバイスに移植していく、と発表した

それはゲーマーにとってはすばらしいニュースのようだが、やや問題もある、と思われる。今日の発表によると、Sonyのモバイルゲーム部門はForward Worksと名付けられ、もっぱら日本とアジアのユーザーを対象にしていく。この事業部の正式な立ち上げは4月1日とされており、…エイプリルフールではないと思うが…、同じ日にSony Computer EntertainmentがSony Interactive Entertainmentになる。…まだまだ知るべきことが多いようだ。

SCEで日本とアジア部門を統轄するAtsushi Morita(盛田厚)が、Forward Worksの長になる。役員には、SCEのグループCEO Andrew Houseも含まれる。

Nintendoは今月、初めてのモバイルゲームMiitomoをリリースした。しかしその待望のタイトルは、同社の主軸的なリリースではない。それはむしろソーシャルアプリの一種で、ユーザーが漫画的なアバターを作る。Nintendo Wiiで作る’Miis’に、とてもよく似ている。はたして、熱心なNintendoファンにアピールするだろうか。しかしSonyは、モバイルでも“完全な”ゲームを出すらしいから、広い層にアピールしそうだ。Sonyのこの前のスマートフォンへの挑戦はPlayStation Mobileだったが、Vitaという特定のデバイスが対象だった。それは昨年、幕を下ろした

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SonyのPlayStation VRヘッドセットは必要アイテム込みで500ドル、3月22日から予約開始

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今週早くSonyは、PlayStation VRを399ドルという低価格で発売する、と発表した。競合するVRヘッドセット、たとえばOculusなどは、それより少なくとも200ドル以上は高いから、この価格はみんなの心を踊らせた。そしてArs Technicaによると、PlayStationのカメラのAmazonでの売れ行きは3000%アップ、Moveコントローラーは1000%アップとなった。

その発表のあとにMoveコントローラーやCameraに関心が向かうのは、実は当然なのだ。PlayStation VRヘッドセットで主なゲームをプレイするには、それらのアイテムが必要だ、とSonyが言ったからだ。

今朝(米国時間3/18)Sonyは、VRヘッドセットとCameraとMoveコントローラーの同梱パッケージ(+ミニゲーム集VR World)の価格は500ドル、と発表した。Sonyの説明では、Cameraは位置追跡のために必要、またほとんどのゲームは、プレイするためにMoveワンドが必要なのだ。

CameraのMSRP(メーカー希望小売価格)60ドル、Moveコントローラーは50ドルだ。しかしAmazonの価格はCameraが44ドル、Moveワンドが24ドルだ。だからPlayStationバンドル(同梱製品)の価格は、アイテムを個別に買う場合とほぼ同じだ。

しかしそれでも、Oculus Riftの599ドルから、HTC Viveの799ドルから、などに比べると、SonyのVRヘッドセットは安い。ただしPlayStation本体も要るから、それも買う人はさらに数百ドルを払うことになる。

予約は、3月22日から受け付ける。

[出典: Ars Technica]

〔参考記事: Sony’s Playstation VR Costs More Than Expected(未訳)〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

ソニーが今日発表したPlayStation VRのゲームがすごい

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今日(米国時間12/6)サンフランシスコで行われたPlayStation Experience(PSX)イベントで、SonyはPlayStation VRに関する新情報を発表し、新タイトルもいくつか披露した。残念ながら発売日については、2016年初めという以上の情報は得られなかった。しかし、キーノート講演で見たゲームは魅惑的だった。

Sonyが見せた新タイトルは、UbisoftのEagle Flight、Rez Infinite、Santa Monica StudioのModern Zombie Taxi Co.、Job Simulator、Highwire GamesのGolem、100 foot Robot Golf、Psychonauts 2、およびBandaiのAce Combat 7。当然どのゲームも発売日は決まっていないが、PlayStation VR同時に発売されるものと思われる。

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ちなみに、中には単に「VRモード」があるだけのゲームもあるが、それでも恐ろしいほどすごい。PS4の準備を怠りなく。

下にいくつかのゲームの予告ビデオを貼った。
100ft Robot Golf

Eagle Flight

Golem

Job Simulator

Modern Zombie Taxi Co.

本誌では、以前「Project Morpheus」と呼ばれていた頃のハンズオン記事を4月に掲載したので、本物を待つ間に一読されたい

VRで忙しい週だった。OculusはHarmonixとRock Band VRを発表し、これも2016年初めに出荷予定だ。「2016年はバーチャルリアリティーの年」的なことを言うつもりはないが、言わないつもりもない。

PlayStation Experienceのライブフィードはこちら:

そしてハンズオンのビデオはこちら。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

ソニーのPS4はJaguar第7コアの利用で少し強力になっている

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たぶん一般のゲーマーのほとんどは気づいていないだろうが、PlayStation 4はほんのわずかだが強力になっている。PlayStation 4のCPUはオクタ(8)コアのAMD Jaguarだ。これまでゲーム・デベロッパーはそのうちの6コアを利用できた。他の2コア、つまり第7と第8のコアはOS専用だった。しかしソニーは最近、第7コアのOSロックを外して、というか部分的にはずして、デベロッパーが利用できる道を開いた。

ソニーはこの点についてまだ何も発表していないが、一部のデベロッパーはすでに第7コアを使い始めている。たとえば、オーディオ・ミドルウェアを提供しているFirelight Technologiesは人気のサウンドエフェクト・エンジン、FMODの新バージョンをリリースしている。

Firelight TechnologiesではバージョンアップのログEurogamerサイトが第7コアについて新発見をしたと指摘し、特に次のように述べている。「PS4:新しく、FMOD_THREAD_CORE6が追加され、このスレッドによって第7コアへのアクセスが可能になった」。

FMODはすべてのゲーム・コンソールのOSで作動するモジュールだ。PlayStation 2、3、 4、Portable、Vitaだけでなく、MicrosoftのXbox、Xbox
360、Xbox One、任天堂のWii、Wii U、 3DS、また iOSやAndroid、OS X、Windows、LinuxでもFMODは走る。またUnreal EngineUnity、 CryEngineSource Engineなどのゲームエンジンを通じて多くの人気ゲームに組み込まれている。つまり、Firelight Technologiesは単にPS4だけでなくすべてのプラットフォームにおけるオーディオ・エンジンの効率改善の手法を教えてくれたわけだ。

ちなみに、Microsoftは今年、Xbox Oneについて第7コアの利用方法を発表している。

PS4とXbox Oneはどちらもこのコアを音声コマンドのようなタスクの実行に利用しているようだ。ゲーム・デベロッパーが第7エンジンを利用するときはすでにシステムこのコアを使っていることに留意する必要があるだろう。

ところでこのアップデートは一般のPS4ユーザーにはどの程度の影響があるのだろう? すべてのゲームは最初の6コアをフルに利用しており、ソフトウェアは6コアに最適化されている。つまりそのままでは7番目のコアを利用することはできない。利用するためには新しいパッチが必要になる。第7コアのり利用には6コアですでに順調に動いているソフトのためにわざわざパッチを開発するほどのインセンティブはなさそうだ。

しかし今後開発される新しいゲームについては話が別で、第7コアをフルに利用することが前提になるだろう。デベロッパーはゲーム開発の途中であっても第7コアが使えるようソフトを書き換えるはずだ。上記のゲーム・エンジンのメーカーは真っ先にアップデートを行い、新機能が利用できるようにするだろう。

ただしPS4やXbox Oneにおける現在のゲームソフトではGPUの能力がCPPUより重視される傾向にある。ゲーム・デベロッパーはさまざまな昨日をGPUに分担させてきたからだ。つまりCPUの改良は天地が逆転するほどの影響は持たない。しかしゲームを今よりスムーズに走らせるためには大いに役立つだろう。

画像: TechCrunch

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

SonyがPS4のMacとPC用リモートプレイを近くリリース…SCEの人がそうツイートした

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インディーのデベロッパTwistedに、予想もしなかった大反響が舞い込んだ。PlayStation 4のPC用の、非公式のリモートプレイアプリを発表したら、あちこちで何百名もの人たちが、そのリリースが近いことを書いた。そして、その話を小耳に挟んだらしいSonyも、同社が今MacとPC用のPS4リモートプレイアプリを作っていることを確認した。

ゲームはPlayStation VitaやSonyの一部のスマートフォンにストリーミングできるから、Sonyがそこまで手を伸ばす必要はない。PlayStation TVを買えば、PS4のゲームをほかのテレビにストリーミングできる。

でも、家に一台しかないテレビを子どもに占領されているとき、Destinyをデスクトップコンピュータでプレイしたければ、どうするか。Sony Computer EntertainmentのShuhei Yoshidaが、その機能はもうすぐ提供される、とツイートしている:

Xbox Oneに関してMicrosoftは最近、PC用リモートプレイを可能にした。ただしWindows 10用だからMacユーザは無念残念。でも正しくセットアップすれば、Xbox OneのゲームをPC上で、60fps、1080pでプレイできる。

ただし画質やレイテンシは、使ってるネットワークの品質次第だ。コンピュータとXbox OneがWi-Fiを使っていたら、60fpsは無理かもしれない。Ethernetを使えるなら、たぶん大丈夫だ。

PS4のリモートプレイがこれほどの話題になるからには、今後コントローラもPCやMacをサポートするために改良されるのだろう。PS4のコントローラはBluetoothとUSBを使うから、PCでも十分に使えるはず。

ただし、タッチパッドのサポートは難しいだろう。OS X用とWindows用の公式ドライバを、期待しよう。

出典: Engadget

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

ソニーのE3 2015のPlayStationプレスイベントのビデオ中継はこちら〔日本時間午前10時から〕

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ロサンゼルスで開催中のE3 2015カンファレンスでSonyが今晩午後6時〔日本時間本日午前10時〕からプレスイベントを開催する。ゲームについての発表はもちろんだが、注目のPlayStation向けVR(拡張現実)ヘッドセット、プロジェクト・モーフィアスの出荷スケジュールや価格についても新情報が出るのではないかと期待されている。

PlayStationは最近、ゲーム専用機のトップシェアを奪回したが、今日はMicrosoftもE3のキーノート講演をしている。両社の今日の発表の結果が今年後半のゲーム機バトルの流れに大きく影響しそうだ。

上にエンベッドしたビデオはまだ放映を始めていない。ブックマークしておいて時間になったら戻ってきてご覧いただきたい。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

PS4でSonyは土俵際に立つ, くたびれた戦略と変化への盲目

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SonyのPlayStation 4が今日(米国時間2/20)派手にデビューした。そのプレゼンテーションは、電子企業でもありメディア企業でもあり、しかも大ヒットしたビデオゲームのプロデューサーでもありパブリッシャーでもある同社ならではの、大がかりな演出が凝らされていたが、しかしその華麗さは傷心を隠していた。Sonyの2012FYの決算は58億ドルの損失を計上し、ハードウェアPS3、 PSP、PS2はどれも売上が前年よりダウンした。そしてMicrosoftが家庭用メディアセンターという守りの切り札を使ってきた今日このごろ、ゲーム専用機の未来は、投資機会としてもいよいよ露骨に危うい。

Sonyが今日披露したものは、次世代のゲームプラットホームではない。それは、今の、変化してやまない世界に、企業としていかに対応するか、という問いへの答だ。しかしその答は、あなたが期待したものではなかったかもしれない。Sonyは、脱リビングルーム、ゲーマー中心主義を掲げた。しかし同社が10分の時間を費やして語ったのは、ハードウェアとそのスペックに関してだ。その後、クラウドゲームについて少し語り、一連のゲームのデモへとプログラムは進んだ。そのデモは、およそゲームのデモというものの定番のような作りで、見る人をエキサイトさせない。

弱みはほかにもあった。それは、優れたグラフィクスという衣裳をまとっていた。カーレースのシミュレータがデモされ、それは何か革新的なチームプレイができるらしい。でもそれのデベロッパは、スウェードのテクスチャを見せることだけに、力を注いでいた。次に、Sucker PunchのInfamousのスピンオフゲーム。ミュータントが登場するそのゲームは、Infamousの最初の二つのタイトルはぼくも本当に好きだから、ほどほどにクールだった。それからインディーのゲーム。それらは、変化があるぶんAAAのタイトルよりはおもしろかった。そして、毎度おなじみの真打ち: Square Enix、Ubisoft、Blizzard(Diablo III)、Bungie(新作)などなどのご登場。という次第で、全体としてのメッセージは明確だ: Sony PS4は大転換ではなくて既存種の進化、すなわち、今ゲーム専用機は、昔持っていた意味を失ってしまった、ということを、物理的に表現した製品だ。

以下は、今日のSonyの巨体のごときプレゼンテーションへの反応の例だ。ぼくだけが意地悪な皮肉を言ってるのではない、とお分かりいただけるだろう。

[ツイート訳: どのゲームもパーティクルレンダリングの技術的デモみたいだね。もしかして、名前もParticleStation 4に変わったんじゃないの?]

[ツイート訳: これで、任天堂とSonyの違いがはっきりしたね。任天堂はゲームの仕組みを重視しているが、Sonyはグラフィクスにしか関心がないようだ。]

そのあと、Moveコントローラが出てきた。やめとけ、Sony。MoveコントローラがPS4によって救われる、と考えているのなら、あんたの頭はおかしいよ。今や、ハンズフリー(hands-free, 手を使わない)のKinectの時代だろ。ゲームのコントローラは人の体の動きを追う、というイノベーションの時代だ。人びとが、端にボールのついた棒で3Dの像を作る、と考えているのなら、あんたは完全な狂気だ。何か違うものを持ち出すのならともかく、(おそらく他社の)既存のツールでもっと良くできるものを、今さら持ち出したってしょうがない。Moveに関しては、それを放棄して損失を減らすことが、ベターな戦略だったはずだ。

Sonyに欠けていたものは、もっと幅広くアピールするデバイスを作るための議論だ。Sonyには、ストリーミングメディアのパートナーが必要だった。IPTVをやりたいと喉から手を出しているケーブルや衛星のプロバイダたちだ。そういう統合なら、モバイルデバイスとの接続も、ちっちゃな画面に古いゲームと売れ残りのソーシャル機能、ではないものになるはず。つまり最小限必要なのは、それらをすべて盛り込んだ物理デバイスだ。そして、“Holiday 2013″(今年のクリスマス商戦)なんか、あてにしない大きな自信。同じ意味で、グラフィクスに、アイ(eye)キャンデー(目のための飴)に、パーティクル技術のデモに、商品価値があると錯覚しないこと。ゲーム業界がそれらに依存したのは、過去のことだ。でも、どれだけ高度なグラフィクス技術に凝っても、iOSやAndroidなどから押し寄せるモバイルという大津波には勝てなかったことから、旧専用機勢力は深刻に学ぶべきだ。

sony playstation 2013

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))