ペンギンコロニーに入るためには、ペンギンモフモフが有効であるとの実証実験

AIを使って人間のように振る舞うロボットが出てきそうな昨今、外見からロボットと見破られないための方法も必要となるだろう。そしてNature Methodの記事によれば、ともかく外見を接近対象(人間など)と同じにするのが非常に有効なのだそうだ。外見を似せることで、RFIDタグの読み取りができるほどの近距離にまで、接近を許してくれることがあるらしい。

もちろん、人類に似せたAIロボットが人類を研究するというのはまだ先の話だろう。なので、Nature Method記事の有効性を確認するため、ペンギンを対象とした実験をみてみたいと思う。テリトリーを侵してコロニーへの侵入を企てると、ペンギンも(人間と同じように)大騒ぎになるのが普通なのだそうだ。

まず、ペンギン観察のために小型のローバーを使ってみたのだが、やはりペンギンにストレスを感じさせてしまっていたのだそうだ。そのような中、うまい方法がないものかと模索した結果、ロボットにモフモフのペンギン着ぐるみを着せてみたのだそうだ。するとペンギンに簡単に接近できたのみならず、暖を取るためのハドルに、ロボットペンギンも混ぜてくれたのだそうだ。

研究者の言葉を引いておこう。

コロニーを作っているペンギンに近づくための方策を探ろうと、コウテイペンギン(学名:Aptenodytes forsteri)へのアプローチを試みてみました。このペンギンは、コロニーの中では個別のテリトリーを主張しません。そのコロニーにローバーを送り込んでみたところ158羽中44羽(28%)が警告的な動きをみせました。この警告動作がみられたときには、直ちに実験を中止しています。ちなみに75羽(47%)は何の反応もみせませんでした。さらに39羽(25%)は自らローバーに近づき、接近してきたものがいったい何であるのかを確認しようとしていました。しかしローバーをペンギンの着ぐるみでカモフラージュしたところでは、成体・幼体双方のペンギンが、すぐ近くにまで接近することを許してくれたのでした。さらにはなんと、仲間に対するのと同様の声かけ行動まで確認することができました。すなわち、ペンギン社会にストレスを与えるkとなく、接近する手段を得ることができたわけです。

まさに研究者の言葉通りであるようだ。着ぐるみをきせることで、調査ロボットはペンギン社会にやさしく受け入れてもらえているようだ。将来的にはロボットにTシャツとジーンズを着せて、人間のフリをしてハッカソンに参加するようなロボットも登場してくるのかもしれない。但し、そういうロボットの登場までにはいましばらくの時間が必要だ。コウテイペンギンがシリコンバレーにいるはずもなく、カモフラージュによる異種生物交流の様子をみることも、いまのところはおあずけといた段階ではある。

via Spectrum

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(翻訳:Maeda, H


見よ、この驚きの「透明自動車」を

IEEE Spectrumは、日本の研究者が製作した驚きの「透明」自動車のビデオを掲載した。この車はプロジェクター、カメラ、および特殊な鏡を使用して、車の外を車の中に投影する。その映像によって、車の周囲で何が起きているかを車内から見ることができる ― 自分の後方や死角にあたる場所であっても。

慶応大学大学院メディアデザイン学科の舘暲(たち すすむ)教授と稲見昌彦教授によるこのプロジェクトは、運転者が常に周囲に注意を払うために開発された。テクノロジー自体は新しくないが ― この種の映像カムフラージュは以前から見られた ― これをコンパクト化して車内に塔載することによって、逆カムフラージュと言えるものが可能になった。光で物体を隠すのではなく、プロジェクターがトヨタ・プリウスをビデオで「透明に」レンダリングする。

将来これが実用化されることはあるのだろうか? 製作者らはこう語る。

次はトヨタ・プリウス専用で、後部座席を事実上透明にして、バックする際に運転者が車の後方にあるものすべてを見られるようにします。この設定ではシステムはプロジェクター1台とレンズ6基を使用し、システムが運転者の頭の動きを追跡しなくてもよくなるので運転者が自然に振舞えます。こうして作られたパノラマ映像は運転者が直感的に利用することができます ― 後方カメラの出力をダッシュボードのディスプレイに表示する現在の直感に反するシステムとは大きく異なるものです。現在自動車メーカーおよび自動車エレクトロニクス会社数社と協力して、われわれのコンセンプトを商品化する準備を進めています。

上のビデオからもわかるように、テクノロジーは未だかなり不安定だ。しかし、プロジェクターが明るくなり、カメラが良くなり、小型化が進めば、いつ日か誰もが、ハイウェーを走るワンダーウーマンの気分を味わえるようになるだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


元祖「カーハッカー」のトム・マグリオッチ、77歳で死す


ノートパソコン以前、携帯電話以前、コンピュータ以前、ハッカーたちは機械をハックした。前世紀の大半、対象となる機械は自動車だった。車の修理は、チェスに似て、一日で習えるが習熟には一生かかる。そして今われわれが使っている技術の数々 ― 3Dプリンティング、タグチーム・プログラミング、アジャイルデザイン ― は、1950~60年代のガレージで生まれた。John Muirの著書 “How to Keep Your Volkswagen Alive” は、カーハッカーたちのバイブルであり、最初のハッカー空間はDIYガレージだった。カーリペアの核心は人が人を助けることであり、初期のUNIXマシンの核心が共有であり、インターネットの核心が国境を越えた協力であるのと同じだ。今日77歳で亡くなったTom Magliozziは、そんな初期ハッカーの一人だった。彼のラジオ番組、Car Talkは、当時のハードウェアハッカー精神を示した貴重な記録だ。

Tom(写真右)とRayは、カウンターカルチャー気質の家庭で育った人にとっては馴じみのある名前だろう。世界中で聴かれたこの番組は ― アラスカ、英国、およびアフガニスタンから電話がかかってきた ― 自動車に関するアドバイスを始めとする情報て満載だった。兄弟はいつもジョークを飛ばし、Tomの伝染性の笑いはカーラジオやハイファイセットをかけ巡った。彼らは古い車にこだわった。新しい車はコンピュータとセンサーがないと診断が困難だったからだ。タイミングベルトや古き良きボルボ、あるいはホンダアコードは時速40マイル以上で走ればあのthwap thwap thwap[舌打ち]音がしない、等の話を聞くことができた。

MIT出身のTomとRayは、厳しく教育されたが奇人コンビのように振舞った。Tomは初期のDIY修理工場、Hackers Heavenを開き、後にGood News Garageをスタートした。彼は決して口にしなかったが、彼と弟のRayがコンピュータを得意としていたことは明らかだった。ただし、彼はビットやバイトよりも鋳物やオイルを愛していた。番組の価値は車に関するアドバイスではなく ― インターネットを見れば兄弟よりはるかに正確な情報がある ― 彼らのパーソナリティーにあった。

Maglizzi兄弟、中でもTomは、作ったり直したりすることは怖くない、修理は前へ進むための方法だいうことを私たちに思い出させてくれた。手が汚れることを恐れてはいけない、なぜならそれは進歩が生まれる道であり、楽しさを手に入れる方法だからだ。Tomは一世代のハッカーたちに、物を分解することは何も怖くないと教えてくれた。

番組は、Tomがアルツハイマー病と闘っていた過去2年間、再放送が流されていたが、結局その病が彼を死に至たらしめた。彼は寛大で美しい心の持ち主であり、私たちがこの素晴らしい新世界を未知の人々に説明する時、誰もが彼から何かを学び取ることができるだろう。

【日本語版:ディズニーアニメ『カーズ』の登場人物、ラスティーとダスティーのモデルはこのマグリオッチ兄弟で、ふたりは声優も務めた】

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この救急ドローンはリモート指導つきのAEDを搭載…心停止の生存率をアップ

オランダの技術者が、救急用の除細動器無人ヘリを作った。このドローンはAmbulance Droneと呼ばれ、今のAEDのように、地域のいろんなところに置ける。緊急時に現場から呼び出すと数秒で到着する。搭載している除細動器は誰でも操作でき、ショック状態が収まったら医師が状況をモニタできる。

ドローンにはWebカメラとスピーカーがあり、人体への除細動器の電極のつけ方などを医師がリモートで指導できる。作者のAlec Momontはデルフト工科大学の工業デザインの教師で、除細動器は20%の人が指導がなくても操作できるが、経験者等からの指示があればもっと多くの人が使える、と言っている。

Momontは次のように説明する:

“EUでは毎年80万人が心停止し、生存率はわずかに8%だ。その主な理由は、救急サービスのレスポンスタイムが長いことだ(約10分)。脳死や死は4分から6分で起きる。この救急ドローンは12キロ先の患者に除細動器を1分で届けることができる。このレスポンス速度なら、心停止後の生存率が今の8%から最大で80%まで増加する。”

今はまだプロトタイプだが、5年後には一台約2万ドルで発売できる見込みだ。ドローンの自律飛行はまだ認められていないので、オランダの都市で活躍するのは難しい。でもこれを実際に見れば、行政の考え方も変わるだろう。

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Solid Conceptsが、新たな3D金属プリント拳銃を発表


金属による3Dプリンティングの専門メーカーで、現在はStratasys傘下にあるSolid Conceptsが、第2の3Dプリント金属拳銃、Reasonを発表した。

彼らの最初の銃である1911もこの銃も、金属の粉末をレーザーで焼結 ― 溶融 ― する方法で作られている。しかし、銃身やグリップの細部からは、同社のテクノロジーがこの1年で飛躍的に改善されたことが明確に伺われる。

「私たちはこれが可能であることを、テクノロジーは3Dメタルプリンティングで銃を作れるところまで来ていることを証明しようとしている」と、Solid Conceptsの積層造形担当VP、Kent Firestoneは昨年言っていた。「今や、資格を持った顧客が独自の銃部品を必要だと言えば、私たちは5日間のうちに納品できる」

ホビィストの間ではかなり前から数多くのプラスチックガンが出回っている。しかしこれらの金属モデルは、はるかに頑丈で安全に発砲できる。事実、初代の1911モデルは5000回以上の発砲に成功している。

この新しい拳銃は、銃身に独立宣言文の抜粋が刻印されており、高解像度メタルプリンティング技術の概念実証であると見られる。最初の1911は1万1900ドルで販売されたが、この拳銃・政治的声明には、値札が付けられていない。

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iPhone 6、韓国においてもSamsungを圧倒

ある意味で、興味深い事態となっているようだ。WSJの記事によると、お膝元の韓国でも、iPhone 6および6 PlusがGalaxy Note 4の販売を上回っているのだそうだ。いろいろと言われているSamsungの現状をしめすひとつの事例と考えることもできるだろうか。

iPhone 6および6 Plusに対するプレオーダー台数は10万台で、Galaxy Note 4の3万台を大きく上回ったそうだ。IBK SecuritiesのアナリストであるLee Seung-wooは、iPhone 6および6Plusと、Galaxy S5およびNote 4のペアで比較した場合、売上台数合計は5倍以上の差に広がるのではないかと予測している。

TechCrunchでもNote 4の記事を掲載していて、優れたプロダクトであると評価している。しかしどうやら製造上の問題(#GapGate問題)でミソがついてしまった感もある。これにより購入を見送った人もいたことだろう。

iPhoneが販売国を広げて国際的プレゼンスを高めているのは周知のことだ。ただソウルにて、しかも発売早々からSamsungを圧倒するということには、やはり注目させられてしまう。

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(翻訳:Maeda, H


日本の変な人たちプロフェッショナルが作るリアル・トランスフォーマー

日本からまたとんでもないものが登場してきた。普通に立ち上がって歩くかと思えば、車に変身して走ることもできる、すなわちトランスフォーマーロボットだ。名前を「ジェイダイト」という。このたびリリースされたものは全高1.3mだが、将来的にはフルサイズのトランスフォーマーロボットの製作を目指している。「変形し、合体してこそ、ロボット」の信念で取り組んでいるそうだ。

開発チームを率いるのはBrave Roboticsの石田賢司氏およびAsratecの吉崎航氏だ。トランスフォーマーの実現に向けたプロジェクトを2012年に開始し、このたびテーブルトップサイズのモデルを送り出した。最終的には全高5mとなるはずだが、とりあえず来年には2.5mモデルのリリースを計画している。

ロボット界を席巻するかもしれないこのトランスフォーマーにつき、興味のある人向けに若干のスペックを掲載しておこう。

ロボットモード時の全高およびビークルモードでの全長:1.3m
重量:35kg
バッテリ最大出力:3kw
稼働時間:1時間
座席数:2
搭載OS:V-Sido OS
動力:双葉電子工業株式会社製サーボモーター
最高歩行速度:1km/h
把持重量:0.1kg
最高走行速度:10km/h
最低地上高:40mm

歩行速度は人間の徒歩よりも遅く、走行速度も自転車に負ける。しかしこれはあくまでもスタートなのだ。きっとこのジェイダイトは、メガトロンはもちろんスタースクリームなどよりもずっと後の時代を担うものなのだろう(もちろん、オプティマス・プライムあるいはコンボイに乗って移動するのなら「後の時代」などという言葉も意味をもたないのかもしれないが)。いずれにせよ、ホンモノが登場してくることで、よくわからないトランスフォーマー的タイムラインが理解可能なものとなるのかもしれない。

via Simplebotics

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(翻訳:Maeda, H


CMUの研究者、Oculus Rift制御の月面探査機を開発中 ― 難しいからこそチャレンジするのだ

カーネギーメロン大学(CMU)のDaniel Shafrirらが、途方もないことを考えているらしい。立体カメラを搭載した惑星探査機(ローバー)を月に送り、実際にその場にいるような映像を見ながら、地上から探査機をコントロールしたいというものだ。月からの映像を送ることができれば3000万ドルを提供するというGoogleのプロジェクトにチャレンジするものだ。

Googleプロジェクトの要件は、月に探査機を送り込み、最低500mを移動させつつ、地球にライブビデオを送るというもの。これに対しShafrirたちはAstrobotic Technologyとタッグを組んで挑戦する。打ち上げなどについてはAstrobotic Technologyの力を借りることができるが、しかしそれでもプロジェクトの困難さは想像にあまりある。

Shafrir、ゲームデザイナーのBen Boesel、そして天文学者のDan Arnettは、探査機をOculus Rift経由で操作できるようにしたいと考えている。実際に月に降り立った12人しか見たことのない景色を、世界中の子供たちに見せたいのだと、Shafrirらは言っている。探査機は、カーネギーメロン大学の設立者であるアンドリュー・カーネギー(Andrew Carnegie)にちなんで、「アンディ」(Andy)と名付けられた。子供たちと、そして研究者たちの夢を乗せて、開発は継続中だ。

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(翻訳:Maeda, H


デスクの上にエレガントに収まる小型CNC工作機Carvey、まるで3Dプリンタのように

CNC旋盤やCNCフライス盤などの加工機械ロボットは、電動モーターの回転力で金属や木やプラスチックなどを切ったり削ったりするマシンだが、クールだけれども醜い。多くは冷蔵庫みたいに大きくて、数分で素材を切削してくれるが、われわれのデスクの上で静かに沈着にエレガントに仕事をしてくれるものはない。そこが、3Dプリンタとの大きな違いだ。でも、 Carveyは醜くない。

デスク上で使える高性能な3DプリンタといえばForm 1だが、CarveyはCNCのForm 1だ。デザイナーやメーカーのための、デザインの良いシームレスなツールとして設計された同機は、刃先の動きをユーザがプログラミングする…この点、3Dプリンタ的でもある…。そうやって切削ヘッドの動きを指定してやり、ボタンを押すと、素材をそのとおりの形に削りだす。また、素材の種類もあらかじめ指定する。

ただしこれは3Dプリンタ的使い方よりも、工具的な使い方が向いている。組み立て式家具の各パーツや、もっと大きなプロジェクトのフラットな各部を作る、など。たとえばメガネのすべての部品を、このシステムで切削して作り、あとで組み立てることができるだろう。ガラスを切削してレンズを作ることもできる。

作者はこう言っている:

Carveyは、アーチストや教師やアーキテクトやエンジニアなど、あらゆるタイプのメーカーやデザイナーのために設計した。Carveyは、オフィスやワークショップや作業台などの環境に、邪魔にならずに馴染むと信じている。使い方もとても簡単なので、誰もが自分の仕事に利用できるだろう。

価格は、初期の投資者には1999ドル、それ以外は2399ドルだ。クラウドファンディングの目標額にはすでに達しており、発売は来年の9月を予定している。

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日本で3Dプリンターを使って銃を作った男、地裁判断は2年間の実刑判決

湘南工科大学の元職員である居村佳知は、3DプリンターでZigZagと呼ばれる拳銃を製造・使用し、日本の厳格な銃規制法に違反したとして逮捕されていた。

検察側は、居村被告の行為は銃規制に反対する立場から、殺傷能力を有する銃を簡単に製造可能であることを広めようとした行為であると断じていた。伊名波裁判長曰く「誰でも拳銃を製造して所持できることを示し、銃規制を形骸化しようと考えた」とのこと。

居村被告は起訴事実は認めつつ、「違法性の認識はなかった」と主張していた。裁判所の判断としては、今回の事件に実刑を課すことで、今後の類似犯の発生をおさえようとする意図があるものと思われる。

via 3DPrint

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(翻訳:Maeda, H


Zapは、タクシーの屋根にLED広告を掲示するサービス

Zoom、Pow、Zing、Schwongoozaらのスタートアップとは異なり、トルコのスタートアップ、Zapは、タクシー車上広告市場を破壊しようとしている。通常のタクシー車両の屋根の上に明るいLED掲示を置くことによって、デッドスペースを運転手やタクシー会社にとって実入りの良い広告スポットへの変える。

Yigit Kipman、Ahmet Bati、Emrecan Batiの3人が設立した会社は、10万ドルの助成金を得て2015年中にはヨーロッパ全土への拡大を目指している。広告は電波を通じてLED表示器に送信され、顧客は広告収入の一部を受取る。広告は一日中表示され、時間帯によって料金が異なる。

「われわれはトルコの地方選挙期間中にテストを完了し、初めて収益を上げた」とBatiは語った。「今月中にアンカラでタクシー10台を使ってサービスを開始する予定。Turk Telekomが最初の企業ユーザーになる」

「われわれのビジネスモデルは非常に効率的で、掲示時間当たりの料金体系によって、広告予算を100%有効に使える。われわれのテクノロジーは高度なLED表示装置を使用しており、遠隔制御も可能だ」

チームは、ハードウェア、ソフトウェア共に5年の経験があり、最近トルコのPILOTTというアクセラレータープログラムに参加した。今年中にトルコ国内のタクシー100台に設置し、シリーズA資金調達を終えた2015年にはさらに拡大できることを願っている。

「ここ数年屋外広告は、あまりにもありふれ魅力がなくなってきた」とBatiは語る。「屋外広告市場の本当のニーズは、限られた予算でターゲット視聴者にリーチすることだ。だからわれわれは、位置情報や時刻に応じた広告をタクシーの上に掲示する、破壊的な屋外広告チャンネルを開拓した」、


Zapは今日(米国時間10/20)、ロンドンのTechCrunch Disruptで飛び立った。Bazooooonga!

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見よ、この編隊飛行する超小型クワッドコプターたちを

ペンシルベニア大学GRASP Labのこのクアッドコプターたちは、実に忠実にロボットの行動規範を守る:飛ぶ時は常に他人を思いやること。3人の研究者、Yash Mulgaonkar、Gareth Cross、Vijay Kumarのおかげで、われわれはこの小さな空飛ぶロボットたちが、その高貴な目標にどれほど近づいているかを見ることができる。

チームは数々のフェイルセーフシステムを作ることによって、ロボットが飛行中に受けたダメージから回復できるようにした。空中を動く物体と衝突しても、落下することなく対応する。人間ふたりが従順なクアッドコプターたちをはたき合ってロボットピンポンをプレイしている場面もある。

そして彼らは、ロボットたちが神秘的な集団行動をとるシステムを開発した。

「ビデオの途中で、4機のピコ・クアッドコプターが「デルタ隊形」を編成し、彼らが編隊飛行するだけでなく、リーダーに追従することもできるところが見られる。このビデオでは3機の「偵察機」(三角形を作る)が戦隊長(センター)を守り、防御線を張り、隊形を崩すことなく隊長の動きに追従している」と彼は説明した。

ロボットは空中衝突にも対応可能で、衝撃を受けた後に体制を立て直すこともできる。とにかく、この小さなクワッドコプターたちは恐ろしくカッコいい。

「プロジェクトは今年に入ってから、ピコ・クワッドコプターの設計と開発から始まった。回路基板から制御用のソフトウェアまで、私が一から設計して開発した」とMulgaonkarは語った。彼は、特に小さなロボットたちのサイズと俊敏さに感動している。

「小型クワッドコプターには壮大な可能性がある。捜索・救助、初期対応、法執行等の分野で、障害物等で制約された3D環境を飛び回る彼らの能力によって、操作する人間は通常なら近寄れない危険な場所の情報を安全に取得することができる。さらに、MAV(超小型飛行物体)のサイズを小型化したことによって、彼らの敏捷性は飛躍的に向上した」

何よりクールなのは、どのロボットも、水平飛行を維持するために大きなコンピューティングパワーを必要としないことだ。小さなロボットたちはそれぞれセンサーとCPUを内蔵し、バックエントコンピューターと接続することなくリアルタイムで行動を起こすことができる。ただし完璧ではない。ロボットは編隊を組んだり障害物の回りを飛んだりする時には、基地に連絡する必要がある。

【日本語版:参考リンク:村田製作所チアリーディング部結成

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Raspberry Piによるラップトップ機Pi-TopがIndiegogoでクラウドファンディングを開始

ついに来ました。われわれも、背筋を正しましょう。ついこないだまで、学生たちの思いつきにすぎなかったラズパイ・ラップトップPi-Topが、正式発売を目標として8万ドルを目標額とするクラウドファンディングに登場したのだ。

キットは249ドル、Model B+のRaspberry Piを自分で都合できる人は209ドルだ。ケースを自作し、パーツも自分のを使ってもよいが、それはたぶん面倒だろう。

発売予定は2015年の5月、来週ロンドンで行われるTechCrunch Disruptにも出場する。遊びとしておもしろいだけでなく、コンピュータ教育のための教材としても優れている。詳しい仕様等はIndiegogoのページで。ハードウェアのオープンソース化が、ついにコンピュータ本体にもやってきたのだ。

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Belugaカミソリで、古代人のようにひげを剃ろう

口笛でベニー・グッドマンを吹きながら、シェービングフォームとポマードを塗ったあなたは、どんなカミソリを使うのだろうか?オレンジ色のプラスチックに埋め込まれた3回しか使えない7枚刃の化け物? ノー。4人の将軍と一般人ジョーを同じように剃れる美しい1枚刃。それは、Belugaだ。

少なくともオハイオ州シンシナティのZac Wertzはそう願っている。Wertzが立上げたBeluga Shaving Inc.は、超シンプルな両刃カメソリを使う手作りひげそりを作る会社だ。割れたビール瓶でも喜んでヒゲを剃る君のおじいさんが使っていたやつだ。しかし、他の1枚刃カミソリと異なり、このモデルは、回転ヘッドと特殊なガードによって、剃り残しなく、しかし血まみれにならずに剃れることを約束する。

彼はこう言っている。

《前略》ハンドルの材料には、精選されたリネンマイカルタを使用している。リネンマイカルタは、多くの高級ナイフに使われている高級プラスチックで、耐久性があり、水に濡れることによって滑りにくくなる。「プラスチックのキャデラック」と呼ばれている。手触りは暖かく自然で、時間と共に色が深みを増して使い込んだ時間を感じさせてくれる。《後略》

念のために言っておくが、これには何のハイテクも使われていない。どちらかというとこれはデザイプロジェクトだ。しかし、いろいろなひげそりソリーション、例えばDollar Shave Clubの使い捨てや、他の超簡単カミソリを試した人にとって、これは目的に適った道具だと思う。古いやり方がベストだと信じ、少しでも森林を保護したいと思っているわれわれにとって、資源の節約は大切であり、10枚刃のモンスターもスムーズかもしれないが、やはり一番スムーズなひげそりは、カミソリの刃、ハンドル、そして一杯のウィスキーと少々の睡眠薬で落ち着かせた手によって成されるものだと私は思う。

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自転車の変速機に革命をもたらすEfneo

本誌は自転車のメカニックを原則として扱わないが、でも自転車愛好家の多くは、自転車の改良におけるYoのようなEfneoや、Clinkleに関心があるだろう。それはフロント変速システムで、本体ギアは一つ、内部に切り替え装置が三つある。ギアチェンジは通常のフロント変速システムと同じだが、遊星歯車方式で変速を行う。

なぜこれが重要なのか? 第一に、父親と三人の息子の労作であること。家族はポーランドに住み、この技術で複数の特許を保有している。

兄弟の一人Franciszek Migaszewskiはこう述べる: “父はたまたま偶然にこの仕組みを発明したのだが、すばらしい発明だったのでそれをビジネスにしようと決めた”。

彼らは自分たちのサイトで予約を受け付け、日本の企業とパートナーして台湾で生産する予定だ。この製品の仕組みや原理がわかれば、自分の自転車にこれを簡単に取り付けることができるはずだ。

この変速機にはチェーンのゆがみという…自転車の変速機につきものだった…問題がなく、初動も速くて、変速も楽だ。ギアの比率は、初動ギアが1:1、セカンドが43%、サードが79%だ。変速はとてもなめらかに行われる。

Migaszewski曰く、“変速機のない単速の自転車をEfneoの変速機でアップグレードすると、見た目には元の単速機と変わらない。でも乗り心地はずっと快適になる。トレッキングにも良いし、まちの中で乗るのにも良い”。

すてきな、お話だ。長男のStefanは機械いじりが大好きで、今は自分のための小さなステアマシンを作っている。

彼は話す: “自転車業界とはまったく無縁だけど、自転車に乗るのはみんな大好きだ。発明マニアの父が自分用にもっと便利なフィットネスステッパーを作ろうとしたとき、遊び心で、そいつに発電をさせようと思いついた。ステッパーを踏む運動を発電機に伝えるために、彼はShimano製の三段の自転車用変速機を使った。そのとき、発明家の性分として、彼はその変速機を分解してみた。そして…遊星歯車方式にすればもっとシンプルなギアボックスになる、とひらめいた。さらにその後、軽量でシンプルで効率の良いギアボックスには業界全般の需要があるはずだ、と考えて、ビジネス化に踏み切った。これまでの、チェーンを別のギアへ移送するぎごちない方式に比べれば、ずっとクールだからね”。

自転車ファンはもちろん、巧妙でクールな発明が大好きな人にも、魅力的な製品ではないだろうか。

〔訳注: サイクルロードレーサー栗村修さんのテキストから引用〕:

自転車の変速って、ものすごく原始的です。100年の歴史の中で、ギアの数が前2枚、後ろが11枚まで増え、さらには手元変速やモーターによる電動変速機能が登場したりといった進化は確かにあったのですが、チェーンを「脱線」させて、いわば無理やりに大きさの違うギヤに移動する、という基本的な仕組みは変わっていません。自動車やバイクに比べれば、進歩は遅いんじゃないでしょうか。

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オーディオファンと難聴の人が喜ぶiPhoneケースAmpAudio

Ampは、人によっていろんな役に立つ。このiPhone用のデバイスは、パチンとはめて緩衝壁になり、左右計二基のスピーカーになり、オーディオファンにとってはノイズを減らすプリアンプになって、薄っぺらなMP3がライブのオーケストラのように鳴る(と感じない人もいるだろう)。

Alex SeligとVarun Srinivasanは、iPhoneのオーディオを大幅に改良したくてこのデバイスを作った。ユーザ一人一人の聴覚特性に合わせる能力のあるこのアプリとデバイスは、これまで聞こえなかったような音の成分を際立たせる。同社が単独のアプリとしてリリースしているSoundFocusを使うと、自分のコレクションやSpotifyなどの音質がやや良くなる。

さて、あなたにとってこれは必要だろうか? ぼくがテスト用に使ったヘッドフォンGrado SR60は、携帯用のデバイスで良い音で聴くためには良質なプリアンプが必要だ。Ampは音に十分な生気を与えてくれるから、旅行時に持参するプリアンプとしては最適だ。音の迫力を増すだけでなくノイズも抑えるから、すてきな空の旅になるだろう。

音を増幅しつつ、まわりの騒音は減らすから、会議用にも適しているし、難聴の人にも役に立つ。このオーディオデバイスの万能ナイフは初期投資者向けに69ドルだが、投資の価値は十分にある。バックアップ電池を内蔵しているから、使用時間は25%延びる。

SeligとSrinivasanは音のために生まれた人間だ。SrinivasanはDJだし、Seligは重度の難聴をかかえている。二人が作ったソフトウェアとハードウェアは、EDM beatzの音をよりホットにしてくれるだけでなく、Seligのような人を助ける。この二つが一つの製品の開発目標になることは珍しいが、とにかくクールなプロダクトだし、ふつうの人だけでなくオーディオファンも十分に満足させる。

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Division Furtive、極秘ハイテク腕時計を発売へ

国際的謎の男の一人として、しばしば私は危険な場所に落下傘で着地する。持ち物は機転とiPhoneとiPad miniとプロテインバーと服でいっぱいのスーツケース、特製旅行用靴下、ヘアージェル、ハミガキ、何冊かの雑誌、そして私を守ってくれるイブプロフェン系鎮痛解熱剤だけだ。そして今私は、Division Furtive Type 50ウォッチが欲しくなった。

2012年に初めて発表されたこの奇妙な腕時計には、ローテクとハイテクが混在している。デザインには1970年代のジェット戦闘機の魂が込められ、文字盤を照らす明るいLEDが3つのタイムゾーンの時刻を知らせてくれる。LEDは懐中電灯も兼ねており、夜中ミニバーからこっそりチョコレートを取ってくる時に役立つ。

しかし、最もクールなのは設定機構だ。この時計は光センサーを通じて携帯電話とつながり、専用アプリと同期させると光の点滅によって自動的に時刻が合う。これは文字盤の横にあるあの小さなボタンを押す必要がないことを意味する。

Gabriel Menardが作ったこの時計は、ニキシー管が普通で、敵の子分たちが鉄格子の間から噛みついてくる、あのそう遠くない昔のボンド好きに敬意を表している。

Menardは5万ドルの資金調達を目標としており、現在1万3000ドルが集まっている。

ウォッチは295ドルで単4電池1本で動作する、ということはこれが相当にデカいことを意味する。しかし、巨大な腕時計を持つことは、ホテルのバーで無料のピーナツを食べ、マルガリータを山ほど飲みに行く時、邪悪な子分たちに撃たれた弾丸を跳ね返すためには、十分価値がある。つまるところ国際的謎の男でいることは、喉が乾く。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Bitcoinで今何が起きているのか?

戻ってきたぜ、ベイビー! あと少しだ。先週末の急激な300ドル割れの後、Bitcoinが徐々に値を上げている。午前中に市場を爆発させた、あの興味津々な3万1000 BTCの売り注文があってからのことだ。

単独のBitcoinオーナーまたはグループが仕掛けたと思われる、この「壁」は、価格が300ドル前後をさまよい始めたあたりで出現した。この大量Bitcoinとその動きの速さから、いくつかの興味深い可能性が推測される。

まず、そのクジラが売り注文を300ドルに設定し、最終的に約930万ドルを持ち帰ったことは明らかだ。この種の投売りは投資戦略として全く健全であり、元々コインを買った価値がずっと低かった場合はなおさらだ。買い注文が殺倒したそのスピードは、以前の平均価格よりずっと下がってもよいという市場の意志の表れだ。Redditのユーザー、modelessはこう指摘する:

私には非常に明快だ。アーリーアダターの誰かが300ドルを限界値だと判断した。機会を逃がす前に自分の900万ドルを現金化したかった。そいつはこの種の大金を扱う経験に乏しい、なぜなら金持ちだったことなどなく、単に運が良かっただけだから。市場外で売るコネを持っていないので、知っている方法、必ずうまくいく方法を使うことにした。それが、Bitstampで相場以下の売り注文を出すことだった。より洗練された市場戦略を知っていれば、もっと儲けられたかもしれないが、知ったことではない。900万ドルを受け取り、どこかのビーチで余生を送る。
それがもし私がたった今3万BTC持っていた時にすることだ。みんなもそうに違いない。

別の見方をすると、クジラは市場をあふれさせることによって価格を下げ、その結果市場の信頼が危うくなったところで、コインを安値で買いたかったのかもしれない。現時点ではどの戦略が用いられているのか定かではないが、2~3日中に同じサイフから同じ量で買い戻しが起きない限り、何が起きたかはわかるだろう。今わかっているのは、価格は小刻みに上がってはいるが、まだ森林からは抜け出してはいないということだ。そして、別のクジラが出てこない限り価格は変動を続け、モグラ叩きのように上下する価格が、Bitcoin集団を翻弄し続けるだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


紫外線消毒ロボットLittle Moeはエボラウィルスも殺せる

サンアントニオのXenexは、同社の、紫外線パルスを発射するロボットLittle Moeのおかげで、メディアの露出度が急増している。このロボットは、病院の病室などを5分で消毒し、ウィルスもそのDNAを融解して破壊する。下の、かわいらしいニュースビデオを、ご覧いただきたい。

その技術は新しくはない。物の表面に紫外線を当てて、ウィルスのDNAを損傷する。強力なキセノンランプを照射することによって、微生物を貫通し、独特のやり方で損傷を与える、という。。

ただしRoombaのように、病院内を自走していくことはできない。人間がロボットを部屋へ連れていき、部屋のタイプなどを設定し、武装させる。すると部屋中に紫外線のパルスを照射し始める。

医療用ロボットはビッグビジネスで、しかも毎日のように変化している。一時はテレメディシン(遠隔診療)がメディアにもてはやされたが、Little Moeのようなロボットが重要なのは、一つのことをとても上手にやるからだ。Moeくんの場合は、消毒を。医学の進歩のためにかわいい名前とエボラの脅威が貢献するのなら、Moeには声援を送りたい。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


AmazonのクラウドライティングサービスWriteOnは読者と作者のコミュニティ、Wattpadなどにも対抗

Amazonが、クラウドエディティング/ライティングサービス(crowd-editing and -writing service)WriteOnを非公開ベータで立ち上げた。Kindle Author Forums上の発表によると、このサイトは、“読者と筆者が対話をしながら良いストーリーを作っていったり、すぐれたストーリーをさらに良くしていく”ための場だ。

読者は、招待コードX9RJTE9Hでここからベータに参加できる。

このサービスでは、まず著者がストーリーやその部分的な章を自分の著者ページにアップロードする(ぼくのページはここ)。すると、好評のストーリーが徐々にランクの上の方へ上がっていく。

今日の発表声明から引用しよう:

自分の作品を磨きたい人や、フィードバックのスキルを研ぎ澄ましたい人、あるいは熱心な読者や筆者のグループを見つけて参加したい人のためのコミュニティを構築します。しかも、まだベータ状態の新しいKindleプロジェクトの、今後の内容や方向性について、あなたが介入し手助けすることもできます。それはちょっとした実験であり、一種の出たとこ勝負であり、そして参加者全員に楽しい時間を過ごしていただきたいと願う試みです。参加は、完全に自由です。作品を投稿するにあたり、契約義務のようなものはまったくありません。ですから、いつでも取り下げることができます。ただ、みんなの力で良い作品を作りたいという願いや、ほかの人の作品を良くしていくために自分も参加したいという熱意だけが、このプロジェクトを支えます。https://writeon.amazon.com/を訪ねて、X9RJTE9Hを入力し、この助け合いの場に参加してください。

このサービスは夏から始まっていたが、広く知られるようになったのはThe Digital Readerのおかげだ。まだ機能が少なくて、ブログに毛が生えた程度のもののようだが、すでに多くのインディー作品がアップロードされている。

この種のサービスはほかにもあるが、けっこうトラフィックを稼げるサイトだろう。Wattpadなんかは、ユーザ数が数百万、すでに数百万ワードの作品がアップロードされた、と言っており、成功例もある。Amazonは同社のKindle Worldsサービスでインディーのライターたちに取り入ろうとしていた。それは、ファン・フィクションをアップロードして公開するという、奇妙なシステムだった。しかしWriteOnは、オリジナルのフィクションや短編など、もっとふつうの著作をねらっているようだ。

Amazonはすでに、インディーにとって重要な場の一つだ。でもこれまでは、彼らのコミュニティがなかった。WriteOnを手始めとする今後の取り組みによって、その穴をうめていくのだろう。どこまで良質なコミュニケーションが行われるか、それが今後の見ものだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))