Minecraftのクロスデバイスプレイが可能に

Microsoftの新しいXbox One Xの発表と同時に、ゲーマーたちにはMinecraftの最新ニュースが届けられた。主たる内容は、Minecraftが様々なデバイスで利用可能になったということだ。

MicrosoftはE3での大規模な発表の一部として、最新のMinecraftアップデートについての発表を行なった。

この”Better Together Update” (より良く統合アップデート)は、このゲームのコンソール、モバイル、そしてWindows 10の各バージョンを統合するものだ。

新しいアップデートには、より良いグラフィックスや、Windows 10とモバイルのMinecraftプレイヤーが一緒にゲームをできるようなクロスプラットフォームサポートが取り入れられている。

またアップデートの一環として、Minecraftは、Xbox One、Nintendo Switch、モバイルゲーム、あるいはVRと対応付けられていた専用のブランドを捨て去った。それらは全て”Minecraft”という名前になる。オリジナルになったPCゲーム(まだサポートされ続けている)の”Minecraft:Java Edition”は存続する。

同社によれば、このユニファイドブランディングは、購入者たちが皆同じゲームを手にしていることがわかり、どのようなデバイスを使っていても誰とでも遊ぶことができるようにデザインされている。

統合ゲームプレイでサポートされるデバイスは以下のものだ:

  • Windows 10
  • iOS
  • Android
  • XBox One
  • Nintendo Switch

モバイルやVR用のMinecraftを所有しているプレイヤーたちは、この夏にアップデートを受け取ることになる。Xbox Oneや任天堂Switch用のMinecraftのオーナーたちは新しいアップデートを無償で受け取ることができ、ゲーマーたちが作った既存のワールドは、新しいゲームの中でも利用可能だ。

また新しいアップデート後には、ダウンロード可能なコンテンツは全てのデバイスに対して提供されることになる。したがって、モバイルで購入したパックは、XboxとWindows 10のエディションでも使用できる。

追加特典として、Minecraftは最新のアップデートにゲームサーバーブラウザを投入している。同社によれば、Lifeboat、Mineplex、InPVP、そしてCubecraftの4つのサーバーを立ち上げて、プレイヤーたちが月間数百万人のユーザーを数えるパブリックサーバーに参加できるようにする。

Minecraft Realmsとは異なり、これは小規模なグループで利用できる非公開のクラウドホスト型のサーバーだ。

最後に、より良いライティング、シャドウ、ウォーターエフェクトを提供できる4K表示用の新しいグラフィックパックが追加されたことも発表された。

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(翻訳:Sako)

Nintendo Switch版Minecraft登場

先週開催されていたMicrosoftのBuild 2017イベントの、多数の発表の1つにはなっていなかったが、(米国時間)5月11日朝、Microsoftは、数年前に25億ドルで買収したゲームであるMinecraftが、Nintendo Switchに登場することを発表した。Microsoftによれば、この新しいゲームにはコンソールバージョンと同じ機能が含まれており、さらにマルチプレイヤーのミニゲームBattle and Tumbleも含まれているということだ。

そしてSwitchの柔軟性のおかげで、もし全員がSwitchを持っているなら同時に8人のプレイヤーがオンラインで、もしくはローカルで遊ぶことができる。あるいは1台のコンソールを使って同時に4人が1台のテレビの分割画面上で遊ぶこともできる。もしテレビがない場合には、本体のスタンドを使ってテーブルモードで遊ぶこともできる。この場合でも最大4人のプレイヤーが分割されたスクリーン上で同時に遊ぶことができる。プレイヤーたちは好みに応じて、Joy-ConまたはProコントローラーのいずれかを使用することができる。

Switchはポータブルなので、家を出ても引き続きプレイすることができる。Microsoftによれば、大画面テレビを使っていたとしても、あるいは携帯モードで使っていたとしても、ゲームは720pの解像度かつ60fpsでスムースに動作する。

このエディションでは、MicrosoftはSuper Mario Mash-Up Packも投入している(Wii U版にもMarioのテクスチャとスキンがあった)。

このパックには、マリオの音楽やキャラクターだけでなく、クリボーやパックンフラワー、象徴的なパイプなどのマリオをテーマとしたワールドが含まれている。Super Mario 64からの15曲と、ゲームからは、ピーチ姫、キノピオ、ヨッシー、コクッパ、ワリオといった40のキャラクターが取り込まれている。

Nintendo Switch版Minecraftにはこの他にも、中国神話、ハロウィン、ギリシャ神話といったいくつかのワールドを加わっている。またRedstone Specialists、Battle and the Beastの複数のスキンパック、そして2つの詰め合わせパックを含む多くのスキンパックも加わっている。

Microsoftによればこのゲームは(米国時間)5月11日から公開されるが、まずは北米のNintendo eShopで公開され、翌日にはヨーロッパと日本でも公開される予定だ。物理的パッケージ版も将来登場の予定である。

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(翻訳:Sako)

MicrosoftのWindows Story Remixは、機械学習を使って素敵なビデオを作成する

もし単にビデオ、写真、音楽を指定して、あるアプリケーションにこれらを素敵なビデオにしてくれと指示することができたら、素敵なことではないだろうか?Windows Story RemixでMicrosoftが実現しようとしているのは、そのようなことだ。今年後半に、Windows 10 Fall Creators Updateと共に登場する予定の、この新しいアプリケーションは、Windows 10の新バージョンのすべての新機能を使いやすい機械学習ベースのアプリケーションとして統合して、まるでプロが作ったかのようなビデオを自動的に作成することができる。

このようなプロダクトはもちろん、ステージ上のデモとしては素晴らしいもののように見えるが、もし最終プロダクトが本当に今日同社が見せたようなものになるのなら、間違いなく注目に値する。

アプリケーションに対して、あなたが使いたいビデオクリップや写真、そしておそらくサウンドトラックを与えると、ビデオを生成する準備が整う。そうするとアプリは、例えば動きが派手なシーンや、皆が笑顔をみせているシーンなどを探す。もしそうしたビデオ上に複数の人がいる場合には、最終カットの「スター」が誰なのかを指定することさえ可能だ。もし複数の人が同じイベントのビデオを、複数の角度から撮っていた場合には、Story Remixはそれらすべてを一貫性のあるビデオとして統合しようとする。もちろん、すべての画像やビデオは自動的にタグ付けされるので、簡単に人や物を検索することができる。そうしたことのすべてが、MicrosoftのAI機能によって強化されている。

デモでは、それらのビデオは素晴らしいものにみえていたが、Microsoftがそうした機械生成ビデオを簡単に編集したりカスタマイズできるようにしたということそのものが、ある意味このアプリケーション最大の資産なのかもしれない。タイトルのフォントを変更したり、クリップを少し長くしたりといった作業は簡単だ。しかし、それ自体は全く特別なものではない。他のすべてのビデオアプリでもそれを行なうことができる。Google Photoでさえ自動的に生成されたビデオに対して似たようなことを行なうことが可能だ。

Story Remixを特別なものにしているのは、Surface Penでビデオ上に書き込みができるということだ、そして人や物に対してテキストをアンカーすると、ビデオがパン(カメラの向きを変える)しても、テキストはもとの人や物の場所にとどまったままにすることができる。Story Remixと緊密に統合されているRemix 3Dの中にある3Dオブジェクトを用いて、さらに面白いことをすることができる。たとえばサッカーボールを火の玉に変えたいとしよう。 単に素晴らしい火の玉をRemix 3Dライブラリで見つけて(その火の玉も別の複雑なRemixシーンの一部である可能性もある)、それをボールにアンカーすれば、それで完了だ。物を地面に固定することもできる。

最新のウェブ技術を使用することで、ユーザー作品を簡単にウェブ上で共有することができる。

Story RemixはWindows 10 Fall Creatorsアップデートで公開されるが、手元のPCで使えるようになるのは9月頃だと思われる。

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(翻訳:Sako)

任天堂が新しい2DS XLを6月28日に150ドルで発売

木曜日に任天堂は、本当に唐突に新しい携帯ビデオゲーム機を発表した。発表された2DS XLは、基本的には3D機能のない3DS XLだ。可搬性のために外形はより小さいサイズになっているが、ディスプレイは3DS XLと同サイズの大きなデュアルディスプレイだ。新しいマシンが店頭にならぶのは6月28日の予定なので、それを手にするまでにはもう少し待たなければならない。とはいえそれはお財布に優しい149.99ドルという価格なので、3DSを気にしながらも傍観していた層にもアピールできるだろう。

任天堂2DS XLは、3DSの代替機として2013年にリリースされた2DSを踏襲するものだ。オリジナルの2DSは、上下に並んだスクリーンを持つものだったが、2DS XLでは3DSのようなクラムシェルデザインが採用された。折りたためる形式は持ち運びに便利だし、遥かに大きなディスプレイの搭載が可能になる。2DS XLはまた、2015年に発売された新3DS XLの持つパワーも備えていて、高い性能を必要とするゲームに対して十分なパフォーマンスを提供できる。

もし3DSを持っていないなら、これは素晴らしい選択肢のように思える。なぜなら大部分のユーザーにとって3D機能は疑問の残るものだからだ(私の場合ほとんどいつでも3D機能を完全にオフにしている)。そしてこの記事の執筆時点で200ドルをやや下回る小売価格の3DS XLに比べて、大きな節約になる。2DS XLはまた、新しい3DS XLのハードウェア上で導入された新しいCスティックとZLとZRボタンを備えている。そしてそれは3DS XLに比べてより小さくて軽い、これはカバンの中に入れて持ち運ぶデバイスとして考えるなら大きな利点だ。

任天堂はまたAmiibo(アミーボ)サポートのため2DS XLにNFCのサポートを入れて、ポケモンサンムーンのような素晴らしいタイトルを含む、同じゲームラインナップをサポートする。2DS XLと一緒に2つの新しいゲームもリリースされる。Pikminシリーズに連なる新しい横スクロールゲームの“Hey! PIKMIN”、そしてRPGと戦略ゲームの要素をブレンドしたMii中心のゲームだ。

多くのオブザーバーたちは、家庭用と持ち運び用を兼ねたSwitchが出た今、任天堂は3DSのラインをどうするつもりなのだろうかと考えていたが、少なくとも現時点では将来的に専用ポータブル機器から撤退するような計画があるようには見えない。

(日本版:3DS XL、2DS XLは、日本ではそれぞれ3DS LL、2DS LLに相当する)

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(翻訳:Sako)

リアルタイムストラテジーゲームのStarCraftがリリースから20年を経て無料に

あなたは、たびたび耳にするStarCraftゲームをずっと気にはしながらも、発売からおよそ20年の間、なんとかやり過ごしてきたクチだろうか?

グッドニュースだ!1998年のリリースからほぼ20年を経ていま、StarCraftが無料になった。もちろん合法的にだ!

開発会社のBlizzardは、PCとMac向けに、オリジナルゲームとBrood War拡張パックを合わせて無償でリリースした。ここからアクセス可能だ 。わずか2,3週間前にはゲームと拡張パックを購入するには10から15ドルが必要だった。

同社はまた、この機会を使ってゲームの「ズル禁止システム」を改善し、Windows 7、8.1、そして10に対する「よりよい互換性」を追加し、長期間残っていたいくつかのバグも修正した。

では、なぜ今そうしたのか?実は同社は2、3ヶ月のうちにこのゲームのリマスター版をリリースしようとしているのだ。グラフィックとオーディオが現代的なシステムに合わせてオーバーホールされる予定である。もしそのバージョンが登場したら、オリジナル版は恐らく少々古めかしい印象のものとなるだろう。そこで彼らは少しでも新しいファンを掴むチャンスにしたいというわけ…だよね?

またこのニュースは私のようなユーザーにとっても良いニュースだ。この20年の間、プレイしたいと思ったこともあったのに叶わなかった。何故ってBillyが私のStarCraftのCDセットを借りていったまま返してくれなかったからだ。僕はまだ覚えているよ、Billy。

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(翻訳:Sako)

スターウォーズ『最後のジェダイ』予告編ついに公開―日本公開は12//25

ルーク・スカイウォーカーの声を再び聞くことができる!

前作『フォースの覚醒』のときより何ヶ月も余計に待たされたが、ディズニーはついに『最後のジェダイ』の特報予告編を公開した。

Star Wars Celebrationコンベンションで『最後のジェダイ』の監督と出演したスターが顔を揃えた。このパネルの最後で予告編が公開された。ゲストには監督のライアン・ジョンソンを始め、マーク・ハミル、ジョン・ボイエガ、デイジー・リドリー、それに新しく加わったケリー・マリー・トランも登場した(トランはレジスタンスのメンバーでローズという役名)。

ビデオの公開はパネルの最後にとっておかれた。ライアン・ジョンソン監督はまず新作のポスターを披露して聴衆の気をもたせた後、「もちろん予告編も用意してある!」と叫んだ。

映画はまだポストプロダクションの段階だというだけあって、フィン、レイ、ポー、カイロが帰ってくることがわかるだけで詳しい内容は不明だ。特筆ものはルークが話すことだ。

〔日本版〕上のツイートにあるように『最後のジェダイ』はアメリカでは12月5日から公開。日本ではディズニーのサイトによれば12月15日(金)から全国公開の予定。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Netflixからミニシリーズ、Defendersの予告編―4人のMarvel ヒーローがこの夏ニューヨークを救う

NetflixオリジナルにMarvel Defendersが登場する。これは4人のスーパーヒーロー、デアデビル、ジェシカ・ジョーンズ、アイアン・フィスト、ルーク・ケイジがチームを組んでニューヨークを救うというミニシリーズだ。ヒーローたちはMarvelですでにそれぞれ独自のシリーズを持っているがタッグを組むのはこれが初めてだ。

公開された予告編はモノクロの監視カメラの映像仕立てなのであまり情報が豊富ではない。しかし番組の雰囲気は感じとれる。

Defendersの4人のスーパーヒーロー(残念ながらダニー・ランドのアイアン・フィストが加わっている)は力を合せて謎の悪の力からニューヨークを救うために立ち上がる。Netflixによれば8月18日からストリーミングで公開されるという。

アイアン・フィストが不評なのはこのシリーズの弱点かもしれない。特にこのミニシリーズが始まる直前にバッシングを浴びたのは不運だった。それでも他のシリーズの好調さから考えればDefendersは注目だ。予告編は短いが内容に期待させるものがあった。

〔日本版〕Netflix日本版でもDefendersは公開が予定されている。スケジュールについては情報がない。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

この夏、『スパイダーマン:ホームカミング』が公開される―予告編#2公開

『スパイダーマン:ホームカミング』は7月7日〔日本では8/11〕に公開される。予告編#2が公開され、われわれはスパイダーマンの内面をさらに知ることができるようになった。マイケル・キートン演ずる悪役ヴァルチャー(アイアンマンのトニー・スタークが大富豪スーパーヒーローならヴァルチャーはそのブルーカラー版といったところ)その他の登場人物はこの映画のダークなユーモアを感じさせる。

この映画は私が考えるコミック・ヒーローの精神を巧みにスクリーンに現実化していると思う。映画は原作のキャラクターを非常によく理解している。公開が楽しみだ。それにスパイダーマンの友達がコスプレしている。

〔日本版〕スパイダーマン:ホームカミングの予告編日本語版はこちら。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

アプリのロールアップをビジネスとするMaple Mediaのやり方は過剰アプリの窮状を救うだろうか

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昨年良かったことといえば、識者たちがアプリ死滅について書くようになったことだ。

一時は消費者向けソフトウェア産業の救世主と目されたアプリも、今では飽和し、インパクトを失い、過少利用になり、過小評価になり、そして退屈なものになった。

そこに登場したのが、ロサンゼルスのMaple Mediaだ。同社がやろうとしているのは、アプリの整理統合〔ロールアップ、仮想バンドル化〕、市場のベストアプリを一体的にまとめて、それに対して強力なマーケティングとビジネス開発努力を注ぎ込む、という取り組みだ。

Maple MediaのファウンダーはMichael RitterとClark Landry、Ritterはロサンゼルスの中堅ゲームデベロッパーJam Cityの役員として長年、ビジネス開発を手がけてきた。Landryは、ロサンゼルスのスタートアップシーンで長年活躍してきたエンジェルだ。

Maple MediaはWalt Disney家の投資ファンドShamrock Capitalから3000万ドルを調達し、良質なゲームアプリや生産性アプリ、エンターテインメントアプリなどを探して買い上げている。

Landryによると、アプリは1本を、5桁から8桁の半ばという価額で買い上げる。〔数万ドル〜数千万ドル〕

目的は、いくつかのブランドを立ち上げること。そして、それを軸にパートナーシップを築き、そのアプリケーションのネットワーク全体に亙るまとまった広告収入で稼ぐ。ターゲットは国籍を問わないが、当面はヨーロッパからの英語化されたアプリをねらう。

Ritterによると、Maple Mediaはアプリデベロッパーの市場や業界をコントロールする位置に立ちたいわけではない。同社とアプリデベロッパーのパートナーシップの形は、売上分有(マージン)や少数株主権方式(マイノリティ投資)が主だ。

重要なのは、支配被支配の関係ではなく、ネットワークを築くこと。同社のプレスリリースによると、同社のプラットホーム上にはすでに150本のアプリケーションがあり、モバイル広告の月間インプレッション(到達)数は10億を超えている。同社はすでに、黒字だ。

“すばらしい才能のあるデベロッパーはたくさんいるけど、ビジネス開発のスキルはそれとは全然次元が違うからね”、とRitterは語る。“事業としての毎日の経営努力や、アプリの収益化努力などは、全然別のスキルだし、フルタイムの取り組みが必要なんだよ”。

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Maple Mediaの協同ファウンダーClark LandryとMichael Ritter

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Appleのオリジナル番組は「マネーの虎」プラス「エスカレーターピッチ」―ジェシカ・アルバも審査員

2017-02-15-planet-of-the-apps

AppleはついにオリジナルTV番組のベールを外した。公開されたのはAppleとして初めてのリアリティー・ショー形式の帯番組の予告編だ。Planet of the Apps〔Appの惑星〕と名付けられたこの番組は、RecodeのCode Mediaカンファレンスで予告編が公開された。予告編から判断すると番組は起業家がベンチャーキャピタリスに事業計画を売り込むShark Tank〔アメリカ版「マネーの虎」〕のフォーマットのようだ。

ジェシカ・アルバ、グィネス・パルトロー、Will.i.am、ゲイリー・ヴェイナーチャックという4人のセレブが審査員を務める。売り込みの勝者に投資する大役を担うベンチャーキャピタルはLightspeed Ventureだ。

また予告編ではYelpやUberが起業家チームにアドバイスしていた。勝者が作成したアプリはApp Storeのホームページで大きく取り上げられる。

番組はApple Musicで公開される。Appleは全番組を一度に公開するのではなく、毎週1エピソードずつ公開する予定だ。

しかし予告編でいちばん面白かったのはエスカレーターピッチ(ママ)というセクションだ。起業家チームは開発しようとするアプリの内容を審査員に売り込むために60秒が与えられる。ご存知のように現実の世界ではこうした売り込みはエレベーターピッチと呼ばれる。エレベーターに乗り合わせたくらいの短時間で事業を売り込むからだ。

製作のPropagateというプロダクションはセットに文字通りエレベーターを作り込もうとしたのだろうが、テレビ番組のセットとするにはエレベーターには無理があった。そこで起業家はエレベーターの代りにエスカレーターに乗せられることになったようだ。エスカレーターピッチというのが現実にも流行るかもしれない。

エスカレーターはともかくとして、予告編を見るかぎりたいへん面白そうな番組だ。放映されるのが待ちきれない!

〔日本版〕「マネーの虎」のフォーマットは番組終了後もDrogon’s Denとして各国に輸出された。アメリカ版のShark Tankは好評でリアリティー番組部門でエミー賞を受賞した。ジェシカ・アルバはHonest CompanyのファウンダーとしてTechCrunchにも度々登場している。ビデオの45秒付近で起業家がエスカレータを模した通路を下りながら事業内容を説明するところが映る。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

MystがAndroidに登場、Rivenもまもなく

ある年齢の人なら「Myst」という響きにニヤリとするだろう。これは元々は1993年にデビューして、ゲーマーたちを、奇妙で難解なパズルと(当時としては)驚くほど美麗なグラッフィクで魅了したゲームだ。1997年に5枚組のCDで発売されたRivenもまた、それほど時間をおかずにリリースが予定されている。Mystは今日(米国時間26日)から、Google PlayとAmazon App Storeの両者を通して、Android上で利用可能になっている。Rivenも同じモバイルプラットフォームの上で程なく登場する。

Mystのオリジナル製作スタジオのCyanと、Super Stickman Golfその他のモバイルケーム開発を手がけるカナダのNoodlecakeの協力によって、このGoogleモバイルOS版のゲームが誕生した。このAndroidのゲームの正式名称はrealMystだ。オリジナルのMystに含まれていた全ての「時代」に加えて、2001年のPC版realMystに加えられていた「ライム時代」のコンテンツも含まれている。

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Bluetoothコントローラもサポートし、大画面でのプレイのためにNvidia Shieldでも動作する。ゲームはオリジナル楽曲も提供し、直感的なタッチスクリーンコントロールも可能だ。内蔵の操作ガイドもあるが、オリジナル版のプレイヤーたちをとても喜ばせるのは保存と復元機能がついたことだ。さらに、ヒントガイダンスも内蔵されている。これがあれば難解な謎を解くために、オリジナルのゲームに添えられていた分厚い紙の本を、コンピューターの前に座り込んで読み解く努力をしなくても良いだろう。

私は郷愁を誘う時間旅行が大好きだ、なのでその世界に飛び込んで、現在使っているプラットフォームの上で、Mystがどれほどの魅力を保っているかを観ることがとても楽しみだ。

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(翻訳:Sako)

Amazon、アカデミー賞で大健闘―マンチェスター・バイ・ザ・シーが作品賞候補

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今年のアカデミー賞でAmazonはNetflixに大きく差をつけた。 Amazonは質の高いオリジナル映画やテレビ番組を製作する努力を続けてきたが、今回マンチェスター・バイ・ザ・シー(Manchester by the Sea)がアカデミー賞作品賞候補になるという栄誉を受けた。ケイシー・アフレック、ミシェル・ウィリアムズ主演、ケネス・ローガン監督のこの映画は昨年のサンダンス・フェスティバルで公開されている。Amazonはこの作品の配給権獲得に1000万ドルを支払ったものとみられる。

マンチェスター・バイ・ザ・シーはアカデミー賞で合計6部門にノミネートされた。作品賞に加えて主演男優、助演男優、助演女優、監督賞などが含まれる。この映画は劇場公開されたが、これはAmazonが配給する作品では通例だ。Netflixはストリーミング・サービスで最初に公開する権利を得る場合が多い。この点がアカデミー賞など映画賞の受賞に影響してくる。

マンチェスター・バイ・ザ・シーは批評家からもきわめて高い評価を得た。ケイシー・アフレックにはセクハラで訴えられるというごたごたががあったが2010年に和解している。一方、Netflixはドキュメンタリー部門で黒人差別問題を扱った13th -憲法修正第13条(The 13th)がノミネートされた。アカデミーはこの部門でNetflixを気に入っているらしくたびたびノミネートされている。

〔日本版〕マンチェスター・バイ・ザ・シーの日本公開は今年5月の予定。ケイシー・アフレックはベン・アフレックの弟。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Apple、Netflix式独自テレビ番組を製作するとの情報

2017-01-13-apple-tv

Appleは以前からオリジナル番組の製作に興味を示してきた。Appleはハードウェアの巨人だが、独自のコンテンツ・ビジネスに参入するのはこれが初めてではない。昨年夏にはJames CordenのLate Late Showからミシェル・オバマが車内でカラオケを歌うことで話題になったCarpool KaraokeシリーズをApple Music向けに購入している。AppleはDJ、ラッパー、プロデューサー、ヘッドフォン開発者のDr. Dreの半生を描くドキュメンタリーのを製作中で、このシリーズも今年中にApple Musicで公開される。

しかしAppleはこうした実験的試みよりもはるかに大きなスケールでコンテンツ作製に関与するようになるという噂だ。Wall Street Journalによれば、Appleは「台本あり」のテレビ番組、ないし映画の製作のために大物プロデューサーに積極的に近づいているという。AmazonやNetflixが提供しているプロダクトに近い大型の成果物を目指しているようだ。

Appleは「慎重に検討された少数の番組あるいは映画」の提供からスタートするとされるが、そうであれば―少なくとも当初は―新しいプラットフォームの提供というほど全面的ななものではない。ただしAppleはこうしたオリジナル・コンテンツを公開する方法についてまだ詰め切っておらず、コンテンツ製作に関して確定的な契約は結んでいないないという。

Appleのオリジナル・コンテンツの製作が、NetflixやAmazon Videoのような全面的なビデオストリーミング・プラットフォームの提供というより、現行のコンテンツ・プラットフォームの競争力をアップすることにあるらしいのは興味ある点だ。Apple Musicは着実に契約ユーザーを増やしているが、Spotifyを追い越すことには失敗している。

〔日本版〕原文記事のscriptedは「台本あり」と仮訳してあるが、事前に用意された台本に即して製作が行われる番組全般を指す。狭義のドラマに限らず、ドキュメンタリーや情報番組の場合もある。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

新技術を育てるのはやはりポルノ?!

Andrew Nicholls demonstrates the latest version of a View-Master, a collaboration between Mattel and Google, at the Mattel showroom at the North American International Toy Fair, Saturday, Feb. 14, 2015, in New York. The new version of the classic toy uses Google's smartphone-based virtual reality solution, Cardboard. (AP Photo/Mark Lennihan)

大人向けの娯楽が、新しいテクノロジーの牽引役を果たした例は数えきれないほどだ。ISPについてもそうだったし、グラフィックカードの発展にも寄与している。バーチャルリアリティの分野でも、アダルトコンテンツこそがもっとも有力なユースケースとなるだろうと考える人は多い。重くて扱いにくいヘッドセットも、ポルノの力で広がり得るというわけだ。

その可能性を示すかのように、全世界でトップ50に入るアクセス数を誇るPornhubが、いくつかのデータを公開した。

たとえば昨年、PornhubサイトにおけるVRコンテンツの検索数は3800万にものぼるのだとのこと。ちなみにサイト内には1800本のVRコンテンツが用意されている。

ところで、Pornhubのレポートによれば、VRポルノはアメリカ国内よりも他の地域でより人気があるようだ。PornhubでポルノVRを検索した件数の多い国トップ10は以下の通りだ。

  1. 中国
  2. タイ
  3. 香港
  4. フィリピン
  5. ノルウェイ
  6. フィンランド
  7. ブラジル
  8. ベトナム
  9. エジプト
  10. チリ

現在のところ、Pornhubが対応を急いでいるのはCardboardだ。高性能というわけではないが、多くの人が利用している。VRを試してみたいと考える人にとても人気のデバイスだ。Pornhub自身も、プロモーションの一環として1万台のCardboardデバイスを配布したりもしていた。

ブラウザ上でVRを実現して、とくにモバイル環境で没入感を提供するWebVRは今後ますます普及していくのだろう。ただし、頭の動きに応じて視点を変更するというようなことは、少なくとも現在のところはできない。そのため、現在のVRポルノは、ステレオ立体視を提供したり、あるいは専用アプリケーションにダウンロードして楽しむものとなっている。

しかしWebVRが標準としての地位を確固たるものとしていけば、より高品質なVRポルノが登場してくるに違いない。

Pornhubだけでなく、他にも多くのアダルトコンテンツ・サイトがVRコンテンツの充実を目指している。ユースケース的に狙い目であるのと同時に、GoogleやFacebookなどの巨人たちが手を出しにくい分野であり、十分な商機があると考える人が多いのだろう。

2016年は、VR元年ともいえる年だった。当然に、2017年にかける期待も大きいものとなっている。アダルトエンターテインメント界は、さらなる発展を目指して動き出すこととなるのだろう。

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(翻訳:Maeda, H

映画見放題のHuluに『ラマになった王様』などディズニー作品50本がやってくる

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Huluは動画配信サービスでNetflixと激しくシェアを奪い合っているが、このほどディズニーと新たなライセンス契約を結んだことを発表した

新しい契約によりHuluはユーザーに対して相当数のディズニー映画の新作を独占配信する権利を得た。 今後数ヶ月の間に公開されるディズニー映画は合計50本に上る。これには『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』、『ムーラン』、『ポカホンタス』、『ヘラクレス』、『リロ・アンド・スティッチ』、『ターザン』などの人気作品が含まれる。

『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』、『ムーラン』、『ポカホンタス』、『ヘラクレス』に加えて『天使にラブ・ソングを…』、『Air Bud』はすでに公開されている。

2017年に公開が予定されているのは『コン・エアー』、『ステップアップ』、 『60セカンズ』、『パール・ハーバー』、『ロミーとミシェルの場合』、『飛べないアヒル』、『リロ・アンド・スティッチ』、『ターザン』、『ラマになった王様』、『マペットの宝島』、『プリンセスと魔法のキス』などだ。

ディズニーはHuluの30%の株主であり、ディズニー・ABCテレビが権利を持つコンテンツの一部はすでにHuluで配信されている。これにはDisneyのテレビ向けチャンネルのコンテンツも含まれる。

今回のHulu-ディズニーの独占ライセンス契約により、Disneyのコンテンツは複数のサービスに分割されることになる。今回の契約に先立って、2012年にNetflixはディズニー、ウォルト・ディズニー・アニメーション、マーベル、ピクサー、ルーカスフィルムなどのディズニー・グループの製作になる映画を配信する権利を得たことを発表している。 配信の期間、内容はケーブルテレビのHBOと同様。

Netflixは今年5月にこの契約をユーザーに告知した。コンテンツのストリーミングはこの秋から開始されている。【略】

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Amazon Echoならティム・カリーによる『クリスマス・キャロル』の朗読も楽しめる

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親しい人、愛する人と一緒にいる時間が長くなる季節だ。但し囲むのは暖炉ではなく、スマートデバイスを囲うのが現代的な話なのかもしれない。ほぼ売り切れ状態となっているEchoを、ホリデーシーズン前に入手できた人は、Amazonからの素敵なプレゼントを楽しむことができる。

Echoに「Alexa、read A Christmas Carol from Audible」(Alexa、オーディブルで『クリスマス・キャロル』を読んでよ)と言えば、チャールズ・ディケンズの名作である『クリスマス・キャロル』のオーディブル版が流れるようになっているのだ。読むのはロッキー・ホラー・ショーでも有名なティム・カリー(Tim Curry)だ。彼は1997年にアニメ版で、また2006年にはセサミストリート版(この版ではむろんオスカーが重要な役を担っている)で、スクルージを演じたこともある。

Echoによる『クリスマス・キャロル』は、1月3日まで聴くことができるのだそうっだ。クリスマスにEchoやEcho Dotを入手したという人も、『クリスマス・キャロル』を楽しむことができる。ちなみに、Echoを持っていないという人のために、YouTubeでもAudibleの『クリスマス・キャロル』が公開されている。

タイニー・ティム(『クリスマス・キャロル』の登場人物)の言葉を借りておこう。「God bless us, everyone」。きっとティム・カリーの朗読もみんなを幸せにしてくれることと思う。

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(翻訳:Maeda, H

『ブレードランナー 2049』予告編ついに公開―ゴズリングがフォードと対決する

映画『ブレードランナー』の続編の公開が次第に近づいている。いよいよ公式予告編の発表となった。 ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の新作は今やSF映画の古典となった1982年製作のオリジナルの雰囲気をよく再現しているようだ。加えてライアン・ゴズリングとハリソン・フォードの対決も見られる。

『ブレードランナー 2049』(Blade Runner 2049)のアメリカ公開は2017年10月6日が予定されており、ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード、アナ・デ・アルマス、ロビン・ライト、ジャレッド・レトらが出演する。舞台はオリジナルが描いた事件が起きた30年後。ゴズリングが演じるブレードランナーがハリソン・フォードを追って長く隠されていた謎に挑む。

オリジナル作品は強い実存的不安をかき立てるエンディングだった。続編がこの点をどう扱っているのか興味がもたれるところだ(予告編ではまったく見当がつかない)。そもそも続編がこれに答えるような映画になるのかどうかも含めてわからないことだらけだ。しかし一瞬ではあるものの、予告編に映るシーンから察すると、われわれの期待を裏切らない作品になっていそうな予感がする。

〔日本版〕製作者、出演者以外の内容についての情報はまだ非常に少ないが、日本での公開は2017年11月予定という。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Netflixで映画やテレビ番組がダウンロード可能になった―こうすればよい

アメリカではNetflixがダウンロード視聴機能を追加したことが大いに歓迎されている。しかしどうやってダウンロードしたらいいのか? 多少分かりにくいかもしれない。そこで簡単なチュートリアルを作ってみた。ビデオはiOSアプリの例だが設定やダウンロード方法について簡単に示してある。ビデオにもあるように現在オフライン視聴ができるのはNetflixがダウンロード可能と指定したコンテンツだけだ。

ダウンロードにはそれほど面倒な手順が必要なわけではないが、どこに行けばいいのか一見したところ明白ではない。ユーザーの環境によってダウンロード画質の調整なども可能だ。ビデオで説明しているので参考にしていただきたい。

〔日本版〕ダウンロードはiOS 8.0、 Android 4.4.2以降で可能という。日本のNetflixでのダウンロードについては不明だが権利関係が簡単な独自番組についてはダウンロード視聴ができるようになるはず。ビデオによれば、左上のハンバーガーメニューでAvailable for Downloadセクションが表示されればオフライン視聴が可能。コンテンツを開き、Donwloadアイコンをクリックするとダウンロードが始まる。ハンバーガー・メニューの最後のアプリ設定から画質その他の設定が可能。

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Star Wars ローグ・ワンの新予告編公開―グッズ付き前売券も〔日本でも販売中〕

ローグ・ワンRogue One A Star Wars Story の前売り券が12月16日の公開に向けて販売中だ。この期待のスター・ウォーズ映画はルーク・スカイウォーカー、ハン・ソロ、レイア姫というメイン・プロットから離れたシリーズの第一弾となる。ローグ・ワンではメイン・シリーズで破壊されたデス・スターの設計図をいかにして反乱軍が入手したかという秘密が描かれる。

デス・スターはエピソードIV以降、シリーズのプロットの要に位置する帝国軍のスーパー兵器だった。

上のビデオはRogue Oneの新しい予告編だ。 以前の予告編になかったシーンがいくつか付け加えられており、内容がもう少し詳しく推測できる。ユーモラスな場面があるのに注目だ。全体としてプロットも雰囲気もアクションもメインのシリーズに完全にマッチするようになっているようだ。気の利いたセリフもメイン・シリーズの感じとそっくりだ。

〔日本版〕ローグ・ワンのグッズ付き前売り券は日本でも発売中。公開も12月16日が予定されており、前日まで前売り券を購入できる。

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これが任天堂の次世代ゲーム機、Nintendo Switchだ―ビデオで概要判明

2016-10-21-nintendo-switch

1年前から噂の的になっていた任天堂の秘密兵器がベールを脱いだ。これが次世代ゲーム・システム、Nintendo Switchだ(これまでの開発コードネームはNX)。

任天堂が上のプレビュー・ビデオを今朝(米国時間10/20)リリースした。任天堂が次世代ゲーム・コンソールの開発をしていると公式に認めたのは2015年3月にさかのぼる。ただしそれがどんな製品になるのか明かしたのは今回が初めてだ。

噂のとおり、新システムは家庭用据え置き型とポータブル型のハイブリッドだ。家庭用の大型TVで使う場合は専用のコントローラーで接続し、操作できる。コントローラーの両側面をスライドさせて外し、ポータブル・ディスプレイ(このユニットがゲーム機としての心臓部分を内蔵)に取り付けると、ユーザーは出先でゲームの続きを楽しむことができる。

任天堂では、しばらく前から次世代コンソールは2017年3月に出荷されるとしてきた。このビデオも最後にこのスケジュールを確認している。開発は軌道に乗っているらしい。

1-brain

任天堂Switchの据え置きモード。中央に見えるドックユニットに携帯用ディスプレイ兼ゲーム機本体機能がセットされ、充電されている。

2-controller

コントローラーはこのように分解される。右側と左側を上にスライドして外すことができる…

3-voltron

分解したコントローラーをポータブル・ディスプレイ/ゲーム機本体の両側に下向きにスライドさせてセットする。

4-portable

ポータブルゲーム機の完成だ。ボルトロン、変身せよ! 

6

ポータブル・ユニットでゲームをプレイする場合でもコントローラーとディスプレイは分離可能。ディスプレイはスタンドとヘッドフォンジャックを備える。

7-controllers

任天堂では伝統的なスタイルのProコントローラーを出荷する。スライド式コントローラーでは物足りないユーザーはこちらを使える。

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マルチプレイヤーがサポートされることも確認された! 複数のユーザーが一つのポータブル・ディスプレイを見ながら対戦することもできるし、それぞれのユーザーが自分のSwitchを使うこともできる。スライド式の新しいJoy Conコントローラーを使ってもいいし、自分のProコントローラーを使うこともできるようだ。任天堂ではそれぞれ独自のディスプレイを必要とするならプレイヤー全員がSwitchを持ち寄ることが可能だとしている。

さらに取材中…

〔日本版〕 任天堂ではSwitchのニュースリリースを公開している。文章は日本語で写真も掲載されているがビデオは任天堂サイト内のURL。現在サイト内のビデオ再生はかなり重いので、上記YouTube版のほうがすばやく再生できるもよう。

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