AIコーディネート提案アプリ「XZ」(クローゼット。Android版・iOS版)を運営するSTANDING OVATIONは、手持ち服を活かす着回しコーデ提案エンジンを活用したEC・店頭接客のOMO(Online Merges with Offline)ソリューションを三井不動産と共同開発したと発表した。
STANDING OVATIONはかねてより、三井不動産が運営する三井ショッピングパーク公式通販サイト「Mitsui Shopping Park &mall」(アンドモール)との取り組みを実施しており、ユーザーに対してAIスタイリストが手持ち服を使った着回しコーデを提案して商品購買率を向上させる施策を行ってきた。
転機となったのは、ファッション誌Marie Claire(マリ・クレール)イギリス版の編集指導のコンペに勝ったときだった。その後彼女は、Christian Louboutin(クリスチャン・ルブタン)の出版部門に進み、さらにMail on Sunday(メール・オン・サンデー)とMarie Claireでインターンを経験した。こうして雑誌出版で数年間を過ごした後、CoutureLab(クチュールラボ)でeコマースの世界に足を踏み入れた。フリーランスとなった彼女は、いくつもの高級ブランドやプラットフォームと編集コンサルタントとして仕事を重ねた。ファッション・ジャーナリストとしては、The Business of Fashion(ザ・ビジネス・オブ・ファッション)、The New York Times Style(ザ・ニューヨーク・タイムズ・スタイル)、Marie Claireに業界コラムを寄稿している。
Amazon(アマゾン)は、男性用ファッションのパーソナルなショッピングサービスを導入する。これは、Stitch Fix(ステッチ・フィックス)に対抗して女性向けに始まったPersonal Shopper by Prime Wardrobe(パーソナル・ショッパー・バイ・プライム・ワードローブ)を拡張したもので、月額4.99ドル(約530円)で利用できる。これを使うと、その人のスタイルや好みに合ったファッションアイテムをアマゾンのスタイリストが選び、組み合わせてくれる。これが月に一度のペースで配達され、試着できる。気に入らなければ、同梱の密閉バッグに入れ、送料支払い済みの送り状を付けて返送できる。
メータ氏とシン氏は、ソックソーホーを立ち上げる以前はテクノロジーおよびコンテンツIPプロバイダーのMindBatteries(マインドバッテリーズ)で一緒に働いていた。同社の法人顧客には、The Times of India(ザ・タイムズ・オブ・インディア)、The Economic Times(エコノミックタイムズ)、Mercedes(メルセデス)、Infosys(インフォシス)、世界経済フォーラム、Uber(ウーバー)などが名を連ねる。
Y Combinatorパートナーであり、ソックソーホーに投資しているEric Migicovsky(エリック・ミジコフスキ―)氏はTechCrunchへのメールで、「ソックソーホーは表向きはファッションブランドに見えますが、運営はテック企業のように行われています。製品とeコマースの経路におけるあらゆる側面でA/Bテストを実施しているのです。これは、すべてのファッションブランドが行っていることではありません」と語ってくれた。