ドラクエ風Google Mapがアイデアの種——Niantic野村氏が語る「ポケモンGO」誕生秘話

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11月17日から18日にかけて、渋谷ヒカリエで開催したTechCrunch Tokyo 2016。17日のキーノートセッションには、世界中のテック業界を話題をさらってきたスマートフォンアプリ「ポケモンGO」を手がけるNiantic(ナイアンティック)のゲームディレクター、野村達雄氏が登壇した。

2016年7月のリリース以降(日本は7月22日)、わずか3カ月で世界1億ダウンロードを突破するなど、数々のギネス記録を打ち立ててきた「ポケモンGO」。日本国内においては、1万人以上がレアポケモンを求めて宮城県石巻市に訪れたというニュースも記憶に新しい。世界中で一大ムーブメントを巻き起こしているゲームアプリはどのようにして生まれたのか? 野村氏はポケモンGOの誕生秘話、そしてこれからのARの可能性について語った。

ドラクエがポケモンGOを生み出すきっかけに

ドラクエ風のGoogle マップと野村氏

ドラクエ風のGoogle マップとNiantic(ナイアンティック)のゲームディレクター、野村達雄氏

2012年4月1日、皆さんはGoogle Mapがファミリーコンピュータ版のゲーム「ドラゴンクエスト」のようなビジュアルになったのを覚えているだろうか? Googleの伝統行事ともいえる”エイプリールフールネタ”として開発されたのだが、実はこの企画は野村氏が仕掛けたものだ。

2011年にGoogleへ入社し、Android版「Google Map」の開発に従事していた野村氏。2012年のエイプリールフールネタとして世界中を沸かせたアイデアは、あるときふと頭の中に浮かんできたものだという。

「大学時代にFPGA(集積回路の一種)を使ってファミコンを作るなど、レトロなゲームが好きなこともあって、Google Mapをファミコン版のドラクエ風にしたら面白いのではないかと思ったんです」(野村氏)

アイデアを思いついた野村氏は、すぐさまプロトタイプの作成に着手。Google Mapの画像を見て、青い部分には水の画像、緑の部分には木の画像を当てはめたプログラムを書き、わずか2時間ほどでプロトタイプを完成させた。

「新しいことにチャンレンジするにあたって、文章で『◯◯をやりたい』と書くよりも、デモを1つ作るだけで説得力が増す。アイデアがあるときはデモを作って見せるのが大切だと思います」(野村氏)

実際にデモをチームメンバーに見せたところ、反応は上々。エイプリールフールに間に合わせるべく、急ピッチで開発を進めていった。

実際に公開したドラクエ風のGoogle Mapは人気のキャラクターをたくさん置くなどディテールにこだわったことに加え、「Google Mapがファミコンに対応する」というエイプリールフールらしいジョークも組み合わせることで、ユーザーからは大好評。企画は大成功を収めた。

そして、この経験は以降のエイプリールフール企画にも生きてくる。

2014年のエイプリールフール企画「ポケモンチャレンジ」

「ドラクエ風のGoogle Mapがあまりに評判で、周りから『次の年は何やるの?』とたくさん聞かれて、少しアイデアに困りましたね。色々考えて、2013年のエイプリールフールはGoogle Mapを宝の地図に見立てて、宝を探すという企画をやりました。その次の年からは『もうやらないぞ……』と思っていたのですが、ポケモンがGoogle Mapにいたら面白いと思いついてしまって。『これは面白いことができそうだ』と思ったので、また2時間くらいでデモを作ってみました」(野村氏)

作ったデモは、Google Map上にピカチュウを登場させ、モンスターボールでゲットできるというもの。ドラゴンクエストの時と同じようにチームメンバーに見せたところ、Google Mapに実装し、「ポケモンチャレンジ」の名称でエイプリールフールに公開することになった。

「ポケモンマスター」の名刺

「ポケモンマスター」の名刺

「ゲーム自体をデバイスの中に閉じたままにするのではなく、外へと広げていく。その最初の挑戦がポケモンチャレンジだったのかもしれません」(野村氏)

150匹のポケモンを捕まえた人にはポケモンマスターの名刺を送るというジョークを交えたエイプリールフールの企画は、またしても大きな反響を呼んだ。

GoogleからNianticへ

そのポケモンチャレンジに魅せられ、誰よりも可能性を感じたのが、NianticのCEO John Hanke(ジョン・ハンケ)氏だった。ハンケ氏はGoogle Earthの前身サービスである、3Dデジタルマップ作成サービス「Keyhole(キーホール)」をGoogleへ売却。その後、Googleの社内スタートアップとしてNiantic(当時はNiantic Labs)を立ち上げた。

動画でメッセージを送ったNianticのCEOのジョン・ハンケ氏(右)と川島優志氏(左)

動画でメッセージを送ったNianticのCEOのジョン・ハンケ氏(右)と川島優志氏(左)

ミッションは「adventures on foot with others」。人々を外に連れ出し、何か新しい発見をさせたり、友人・知人とコミュニケーションさせたりすることを目的としたスタートアップだ。

「人々を外に連れ出す方法はいくつかあると思うのですが、彼が考えたのはゲーム。子供が家から離れずにゲームをしているのを見て、『外でできるゲームを作れば、人は外に出ていくんじゃないか』と思ったそうです」(野村氏)

その考えのもと、既存の枠組みには捉われないゲームの開発に着手。そうしてリリースされたのが、拡張現実(AR)を利用した位置情報ゲーム「Ingress(イングレス)」だ。現実世界と連動し、世界各地に存在する「ポータル」を取り合っていくというシンプルな仕組みがユーザーにヒット。全世界200カ国以上でローンチされ、1500万ダウンロードを突破している。そのIngressとポケモンチャレンジがコラボしたら、もっと面白いことができるんじゃないかとハンケ氏は考えたそうだ。

そこで1人目の日本人社員としてNianticにジョインしていた川島優志氏を経由して、野村氏に連絡が届く。野村氏はその話を聞いた瞬間、「これは面白いことができる」と確信したという。

「僕は物心ついたときからポケモンがそばにあった“ポケモン世代”なのですが、誰もが一度は、『サトシになって、カスミと一緒に冒険できたら……(編集部注:サトシ、カスミはアニメ版ポケモンの登場人物)』と妄想したことがあると思うんです。だから、ハンケの話を聞いた瞬間、『これは自分が子供の頃に欲しかったものだ」と思いました」(野村氏)

すぐさま、野村氏はポケモンのIP(知的財産権)を所有する「株式会社ポケモン(The Pokémon Company)」に足を運んだ。CEOの石原恒和氏にNianticとIngressの説明をして以降、石原氏はIngressに大ハマり。当時のレベルの上限にあっという間に到達してしまったという。

Niantic、ポケモンの双方がIngressとポケモンチャレンジの融合に大きな可能性を感じたこともあり、ポケモンGOのプロジェクトがスタート。そのタイミングで、野村氏はGoogleからNianticへと転職した。

Nianticが大事にする指標 ーー 4.5ビリオンキロメートル

こうして2016年7月にリリースされた、ポケモンGO。その後の快進撃は知っての通り。ポケモントレーナーとなってポケモンを探して、捕まえる。子供の頃、誰もが抱いた理想が現実となったこともあり、瞬く間に大ヒットを記録した。驚異的な勢いでダウンロード数を伸ばしているポケモンGOだが、Nianticは別の指標を大事にしているという。

「普通のゲームであれば、ダウンロード数やレベニューを大事にすると思うのですが、Nianticは”プレイヤーが歩いた距離”を何より大切にしています。ローンチ後の移動距離を合計すると、4.5ビリオン(45億)キロメートル。大体、地球から冥王星までの距離です。それくらい膨大な距離をポケモントレーナー達が歩いてくれているんです」(野村氏)

“人を外に連れ出す”というミッションを掲げているからこそ、「移動距離」を何よりも大切な指標にしている。そして、その指標は人々の健康にも良い影響を与えているという。スタンフォード大学とMicrosoftが実施した調査結果によると、ポケモンGOを続けることで41.4日寿命が延びるデータも出ているそうだ。

また、NianticはポケモンGOやIngressを「Real world game」と定義。デバイスの枠を越え、現実世界にも影響を与えるゲームと考えている。実際、オーストラリアでは3000〜4000人ほどが集まるイベントが開催されたり、日本でも宮城県とコラボしたイベント『Explore Miyagi」が開催され、1万人以上が石巻市に足を運んでいる。

人々の生活習慣すらも大きく変えた、ポケモンGO。キーノートセッションの最後、野村氏はARに対する、自身の見解を述べた。

「カメラを通して3Dオブジェクトが見えるものを“AR”と考えている人が多いのですが、それはあくまでARの一部。人が外に出て、これまで何となく通り過ぎていた道に新しい情報を付加すること。それが広い意味でのARだと思っています。もし、ARを活用したサービスの立ち上げを考えている人は、『ARはテクノロジーの一種』という考えを捨てて、現実世界にどのような情報を付加していけるか、を考えた方がいいと思います」(野村氏)

ポケモンGO、売上5億ドル達成はゲーム史上最速―App Annieが詳細レポート発表

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ポケモンGOはデビュー以來数々の記録を達成してきた。たとえば、 最初の1週間で史上最多のダウンロードGoogle Playでの最速の5000万インストール などだ。このゲームがまた新記録を樹立した。ゲーム史上最速の売上5億ドル達成だ。

モバイル・アプリのアナリティクス企業、App Annieの最新レポートによれば、ポケモンGOはiOSとAndroidを通じ、世界で5億ドルの収入を上げた。またこのペースなら年末までに売上10億ドルを達成するという。

App Annieは「ポケモンGOはリリース後わずか60日でまた記録を作っった」と述べている。

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このニュースに先立って、昨日、NianticはAppleのiPhone 7発表イベントに登場し、デビュー以來世界で5億回ダウンロードされたと発表した。ポケモンGOのトレーナーが地球を歩きまわった距離が合計で46億キロになるという。ポケモンGOはApple Watchにも移植された。 Appleの別の発表によれば、App Storeは最後の2ヶ月だけで対前年比106%の急成長を遂げたというが、その原因の大きな部分はおそらくポケモンGOだ。

App Annieは8月上旬のレポートで、ポケモンGOは7月初めのデビュー以來、売上3億5000万ドルを確保したはずと述べている。

それから1月足らずで記録はさらに大きく伸びたことになる。

他の人気モバイルゲームの場合、5億ドルを売り上げるためにははるかに長い時間がかかっている。キャンディークラッシュは200日、クラッシュ・オブ・クランとパズル&ドラゴンズでは400日以上必要だった。

App Annieのレポートによれば、ポケモンGOの収入はアプリ内課金の売上だけではない。ポケモンGOは他のブランドのプロモーションを手助けするために提携契約を結び始めている。たとえば,ファーストフードチェーンのマクドナルドは日本で最初にポケモンGOと契約した。これによって日本のマクドナルドの3000近い店舗がポケストップ、ポケジムなどのスポットとなった。

今月に入って、Nianticは日本の大手モバイル・キャリヤ、SoftBankとの提携を発表し、3700箇所の店舗がポケモンGOの公式スポットになった。

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App AnnieによればポケモンGOのユーザー忠実度は衰えを見せていない。デビュー後30日間におけるユーザーの再帰率ではスクラブルに似たZyngaのソーシャル・ワードゲーム、Words with Friendsにやや遅れを取っているが、キャンディー・クラッシュやクラッシュ・オブ・クランより依然として上だ。

同レポートではさらに、「ポケモンGOが他のモバイル・アプリから時間を奪っている兆候はやはり見いだせない。おそらく非モバイル活動から一定の時間が奪われているのだろう」としている。

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画像:: Bryce Durbin

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

世界で5億ダウンロードのポケモンGO、いよいよApple Watchにも対応

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よし、そう来なくっちゃ。ナイアンティック・ラボのCEO、John Hankeは日本時間の9月8日、AppleのiPhone 7イベントの壇上から世界に向けて、ポケモンGOがApple Watchに対応すると発表した。

ポケモンGoはゲーム史上最も成功したローンチのひとつだ。Hankeによれば、ポケモンGOはローンチ以来これまでに世界中で5億ダウンロード以上を数え、「トレーナー」たちはゲームプレイ中に46億キロメートル以上を歩いたそうだ。

この発表をうけて任天堂の株価は驚くべき値動きをみせ、秘密のベールを取った直後には急上昇した。最終的に発表後の時点では20パーセント以上も値上がりしたようだ。同社の株価はポケモンGOのローンチ、そしてスーパーマリオ・ランの発表と続く中、ここ数か月で65パーセント以上も上昇したことになる。

今回の新しいアプリは、ゲームプレイと従来のウォーキングまたはランニングが融合するようにデザインされている。通常の場合、プレイヤーは近くのポケストップやポケモンを見つけるのにゲームを開いたままにして電話機をずっと見ていなければならない。これがゲームの仕組みのキモとなる部分とはいえ、画面をずっと見たままで、しかも危険な場所に入って行ってしまうようでは台無しだ。そこで「歩く」こと自体をもっと普通に楽しめるよう、配慮がなされている。

ユーザーは歩いている最中にも、どれだけ歩いたか、燃焼カロリーはどれくらいか、近くにどのポケモンがいるかを確認できる。ポケモンが登場したり、ポケストップが近づけば知らせてもらえる。ポケストップではポケボールなどのアイテムをゲットできるし、あとどれだけでタマゴがふ化するかも表示してくれる。

ポケモンGOでは「歩く」という行為がユニークな要素となり、ゲームを違った角度からも楽しめるようになっている。いろんな種類のポケモンがランダムに登場したり、他のトレーナーとはち合わせたりすることで、常に新しいエクスペリエンスが生み出され、ユーザーが身の回りの世界を探検するよう促す作りになっている。こうして眺めてみると、ゲームエクスペリエンスそのものに限らず、Apple Watchでプレイした場合のゲームの仕組みそのものがどうやって組み立てられているかを知ることができて興味深い。

上記のような構想がうまく実現できれば、今後も多数のゲーム会社が飛びついてくるのではないだろうか。ポケモンGOは新たな仕組みの先駆者となったが(とはいえ、ナイアンティックはIngressで既に先駆した訳だが)、ゲーム開発者たちが未来のタイトルに向けて参考にできる点も多いだろう。

このアプリにしろ提供予定のスーパーマリオ・ランにしろ、新たなモバイル端末に自社製品を載せるだけでなく、この種のブランドがモバイル端末上でどのように見えるかを再考しようという、任天堂の意識の高まりのようなものを感じる。ポケモンGOは、同社が3DS以外のモバイル端末に自社タイトルを載せた最初の瞬間という意味合いも持っているのだ。

Apple Watch対応版のポケモンGOアプリは年内に提供開始を予定している。この他のAppleイベント関連記事の一覧はこちらから。

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(翻訳:Ayako Teranishi / website

SoftbankがポケモンGOの公式パートナーに―SB、Yモバイル3700店舗がポケストップ、ポケジムになる

This photo illustration shows a man playing Nintendo's Pokemon Go game on his mobile phone in front of the Kabukiza theater in Tokyo on July 22, 2016.
The augmented-reality game Pokemon Go, which has been released in more than 30 countries, was launched in Japan where Nintendo created the franchise two decades ago. / AFP / KAZUHIRO NOGI        (Photo credit should read KAZUHIRO NOGI/AFP/Getty Images)

ゲームとしてのポケモンGOの人気は今がピークなのかどうかについはいろいろな議論がある。しかしポケモンGOというブランドはこれから本格的に離陸するところだ。日本ではいくつかの大企業がゲームの公式スポンサーになっているが、今日(米国時間8/31)、日本の大手モバイル・キャリヤのSoftBankがこれに加わった。

契約の具体的内容は明らかにされていないが、時価総額800億ドルのSoftBankであるからには、ゲームの公式スポンサーの地位を獲得するために相当額を支払っただろうと推測できる。

日本におけるポケモンGOの最初の公式スポンサーは日本マクドナルドだった。同社は7月のゲームのローンチの時点でスポンサーとなっていた。マクドナルドはこのゲームによって現実の人の流れを作れると信じて3000箇所の店舗をポケストップやポケジムにしたようだ。

この提携に関するマクドナルドからのいささか早まった情報提供が日本におけるポケモンGOのスタートを遅らせるというオマケはついたものの、提携の賭けはおおむね成功した。そして今回のSoftBankの参加で新たにSoftBankのショップと傘下のY!Mobileショップ、合計3700箇所がポケストップやポケジムになる。

SoftBankの発表はこちら

当面、これ以上の詳細は不明だが、日本マクドナルドはポケモンGOを利用したキャンペーンを実施している。SoftBankも同様にポケモンGOブランドをテーマにしたサービスやグッズを展開することになるのだろう。

Bloombergの記事によれば、この提携のニュースはSoftBankの株価を早くも1.6%押し上げている。ポケモンのキャラクターを生んだ任天堂の株価も3.3アップした。

ポケモンGOのビジネスに直接関わる2社、Nianticと株式会社ポケモンは日本国内に限って公式スポンサーを募っている。ポケモンが日本生まれであり、ポケモンのコアなファンも日本にもっとも多いことを考えれば合理的な方針だろう。しかしアプリが世界で1億ダウンロードを記録し、1日あたり売上が1000万ドル以上と伝えられることを考えればポケモンGOの魅力はグローバルだ。将来はさらに多くの地域で公式スポンサーが生まれる可能性がある。

先月のReutersにインタビューで NianticのCEO、ジョン・ハンケは「さらに多数のスポンサーの参加を強く期待している」と答えている。今月サンフランシスコで開催されるTechCrunch Disruptにハンケも登壇する予定だ。アメリカその他の地域におけるポケモンGOのスポンサー・システムについてハンケがどう考えているか、本人の口から直接聞けるものと思う。

画像: KAZUHIRO NOGI/AFP/Getty Images

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

ポケモンGOはライバルのアプリ内購入も加速―DoCoMo Digitalの調査が意外な結果

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ポケモンGOの大ヒットでいちばん利益を得ているのはNianticや任天堂であるのは間違いない。 しかしこの成功はモバイル・ゲームの世界においてライバルを犠牲にしているわけではないことが明らかになった。モバイル・コマースのDOCOMO Digitalが発表した新しいレポートによれば、 ヨーロッパのGoogle Playストアにおけるトップ4ゲームは、ポケモンGOのデビュー以來、売上合計を10%も伸ばしている。

Nianticはもちろん稼ぎ頭だ。しかしポケモンの発表後、ライバルの売上には若干の低下があったものの、すぐにポケモン以前の状態に戻った。その後はさらに躍進して、ポケモンのローンチ前の売上を上回るようになっている。

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ソース: DOCOMO Digital MNOパートナーズ、ヨーロッパ

DOCOMO Digitalが調査したライバルには、King,(Candy Crushのメーカー)、Supercell、Peak Games、 Googleが含まれる。モバイル・ゲーム全体としてデベロッパーには追い風となっていることが分かる。特筆すべき点は、ポケモンGOのようなゲームはユーザーにモバイル・ゲーム全般での消費をさらに促すような効果を持つことだ。つまりユーザーがモバイルデバイスでポケボールを買い始めれば、デジタル・グッズの購入に対するハードルは低くなる。

DOCOMO Digitalのレポートによれば、他のヒットゲームの場合は同様の効果が見られないのは面白いことだ。Candy Crush SagaやClash Royaleはなるほど大ヒットしたが、それで売上が急上昇したのは当のゲームメーカーだけで、ライバルのアプリ内支出には変化がなかった。DOCOMO DigitalはポケモンGOの特異な効果をヒットのレベルが桁違いだったことに求めている。キャリヤ課金に対するユーザーの心理的抵抗がはっきり下がるほど多数のユーザーがポケモンGOをプレイし始めたという説明だ。ユーザーがポケモンGOでキャリヤ課金にドアを開けば、自然他のアプリでもこの課金方法を利用するようになるというわけだ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

これがNianticがテスト中の「近くのポケモンを探す」新機能―ビデオあり

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ポケモンGOの「近くにいるポケモンを探す(Nearby tracking)」 システムはあてもなくむやみに歩きまわることなしにポケモンがどこに隠れているかをプレイヤーに教える機能になるはずだった。ところがゲームのリリース後2、3日でこの機能に障害が起き始めた。

「ポケモンを探す」は、機能するがわかりにくい「足跡」システム(足跡3つなら遠い、1つなら近い等)から、完全に役に立たない(距離に無関係にすべてのポケモンが3歩の足跡を残すなど)機能になり、やがてほとんどのユーザーで機能そのものが削除されてしまった。

今日(米国時間8/9)、新たに公開されたアップデートに付属する変更ログによれば「近くのポケモンを探す」ための新たな機能が開発され「一部のユーザーを対象にテストが行われる」ということだ。

暗号通貨Dogecoinの開発で有名なJackson Palmerがアップした紹介ビデオによれば、こんな具合らしい。

これが皆さんがお求めのビデオだ。

こちらは別のビデオ。

なんのことやらわかりにくい?

新しい「近くにいるポケモン(Nearby)」画面には2つのセクションがある。「近くにいるポケモン(Nearby)」と「見かけたポケモン(Sightings)」だ。

Nearbyポケモンはポケモンストップの近くにいる。背景画像はそのポケストップだ。タップするとマップはズームアウトして真上から見た地図になり、どのポケストップを目指せばいいかがわかる。これは禁止されたPokevisionに似ている。ポケモンGOの開発者は「勝てないなら真似しろ」という格言を思い出したのかもしれない。

ともあれ、目指すポケモンは表示されたポケストップの近くで発見できるはずだ。プレイヤーの報告によればだいたいポケストップから1ブロックぐらいの距離にいるという。現在ポケストップの回りには円が表示される。プレイヤー自身の周囲に表示される円とほぼおなじサイズだ。ポケモンがこの円内にいるならポケストップの「近く(Nearby)」にいるポケモンということになる。

「見かけたポケモン(Sightings)」セクションに表示されるポケモンの背景はポケストップではなく雑草になっている。つまり野放しのポケモンということでどこかのポケストップの近くにいるわけではない。ゲーム内にはこうしたポケモンを探すシステムはない。Sightingsセクションのポケモンは現在のところ特別な機能は何もないないようだ。また距離の順にソートされているわけでもないらしい(早くソート機能をつけてもらたい)。このセクションもポケモンを発見するにはやはりあてもなく歩き回らねばならない。わかっているのは「ポケストップの近所にはいない」ことだけだ。

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「ちょっと待て。私のポケモンGOは最新版だがNearbyセクションなんかないぞ?」という抗議が聞こえてきそうだ。

さて、そこが問題だ。上記のようにこの機能は「一部のユーザー」を対象として公開されている。私の知るかぎりサンフランシスコ周辺のユーザーが多いが他の大都市からも利用しているという報告が上がっている。それ以外のユーザーの場合はたとえ近所にポケストップがあってもSightingsセクションしか表示されない。

(注:Nianticではこのシステムはテスト中だと注意を喚起している。そのため一般公開前に機能が大きく変更されることはあり得る。そもそも近くにポケストップがない地方のプレイヤーのために開発者が何か適切なシステムを考え出してくれるといいのだが。

その他の変更点
– 発見する前に「消滅(despawns)」したポケモンはやっとNearby/Sightings画面からも消えるようになった。ゲームのローンチ以來つきまとっていたバグのせいで、別のポケモンと入れ替わるかゲーム自体を再起動するかしないかぎり消えたポケモンが表示され続け、プレイヤーに無駄足を踏ませることがあった。
– 同様に、ポケモンが簡単に近づけない距離まで離れると自動的に位置追跡画面から消える。
– Nearbyセクションのポケモンをタップして位置を追跡し始めた後でそのポケモンが消えた場合、ポップアップでそのことが通知される。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Niantic、ポケモンGOにバグと発表―ポケモンが捕まりにくくなったのを修正中

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2日ほど前、ポケモンGOのプレイヤーはありがたくない変化に気づいた

突然ポケモンが捕まりにくくなった。以前より素早く逃げてしまう。そこら中飛び回る。最悪なのはせっかくポケモンをポケボールの中に閉じ込めても以前より頻繁に脱走してどこかに消えてしまうことだ。初心者プレイヤーが練習のために捕獲するようないちばん弱いキャラでさえ手に負えないくらい強くなってしまった。

Nianticもこの問題に気づいたようだ。同社はこうツイートを投稿している。</p

トレーナーの皆さんへ。 ボールの正確性を向上させるアップデートにバグがあり、脱走の確率が上がりXPボーナスが無視されるようになってしまいました。修正作業中につき続報をお待ちください。

残念ながら、バグフィックスがいつ公開されるのか不明だ。しかし現状は本来のゲームの形ではなくバグのせいだと知るだけでも多少の慰めにはなる。

ポケモンGOのアップデートの後、私はGIFをアップデートした… 

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

ザックの見解:ARはヘッドセットでなくモバイルでメインストリームになる

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MagicLeapやHoloLensではなく、SnapchatのセルフィーレンズやポケモンGOに注目だ。これから到来する異質なヘッドセットやメガネではなく、モバイルでARはメインストリームになるとザッカーバーグは考えている。これは、Facebookが次のコンピューター・プラットフォームにいかに適応するかに関して重要なヒントにもなる。

FacebookのセンセーショナルなQ2の決算報告で、ポケモンGOに関して問われた気軽な質問に対し、ザッカーバークは真剣な回答を返した。

Facebookのアナリストとして有名なRBC CapitalのMark Mahaneyは「ポケモンGOの規格外とも言える成功を見て、どう思いますか?」と尋ねた。

ザッカーバーグは以下のように回答した(注目部分はこちらで字体を強調している):

「誰もがポケモンGOを楽しんでいるように、私も楽しんでいます。これから弊社がVRに加え、ARに投資していくにあたり、ポケモンGOから得られる最大の学びは、スマホがメインストリームのコンシューマー・プラットフォームになるだろうということです。メガネや顔に何かしらをつけるのではなく、メインストリームのAR機能の多くはスマホに実装されるでしょう。

これはすでにいくつかの場面で見て取れます。ポケモンの出現する場所だったり、顔にフィルターをつけることだったり。これに関してはMasqueradeアプリの買収について先に触れたとおりです。これは他の人とのソーシャル体験を拡張する面白い方法です。そのようなプラットフォームを構築することやその周辺にもっと機能を足していくことには大きな可能性があると考えています。

そして、ここで主題となる大きなテーマの1つは、動画が先にくるということです。これまでユーザーはFacebookでテキストや写真を投稿してきたように、今後はさらにリッチな方法で自分たちを表現したいと考えるでしょう。将来的には動画が増え、このような拡張現実ツールは、そういった体験を届けること、そして楽しく自己表現をするという面においても大きな役割を担うようになるでしょう。

つまり、ザッカーバーグは高額で野暮ったく、誰もまだ所有していないおかしな見た目の端末より、誰もがポケットに入れている端末によってARが広範囲に普及する可能性が高いとみているということだ。

The MSQRD augmented reality selfie filter app Facebook acquired

Facebookが買収したMSQRDのARセルフィーフィルターアプリ

これはAppleのCEOであるTim Cookが、今週行われた決算発表で言っていたことに近い。Tim Cookは、すでに人気のあるプラットフォームでなら、プロダクトのユーザーベースを瞬時にスケールさせることができると話していた。「ARやポケモン現象で起きていることは驚くべきことです」とCookは言う。「エコシステム、そして開発者がボタンを押すだけで自分たちのプロダクトを世界中に届けられる世界でイノベーティブなアプリがどうなるかを示すものです」。

Facebookはこの現象をOculus RiftとGear VRの対比でも見て取れた。Riftのほうが機能的だが、自宅でテザリングし、高額で、多くの人が持っていない高水準のゲーミング・コンピューターが必要となる。一方、Oculusの手がけるGear VRは安価なヘッドセットで、Samsung Galaxyのスマホ端末で使用できる。持ち運びができ、比較的お手ごろな価格で、すでに多くの人が持っている端末で利用可能だ。なので、Gear VRはすでに100万人のアクティブユーザーを獲得したのに対し、RiftはハードコアなゲーマーやVRの熱狂的な支持層の間で広まるに留まっている。

SnapchatのアニメーションがついたセルフィーレンズやポケモンGOは、人々がVRで遊ぶことに積極的な姿勢であることを示す。ただ、特別なハードウェアを必要としないということが条件だ。物体認識や強調されたグラフィックは、VR技術の最も突出した用途ではないだろう。しかし、Facebook、Instagram、Messenger、WhatsAppにしてもモバイルの最も突出した用途ではないが、最も人気のあるアプリにはなった。

Facebookは MSQRDの買収でARにも投資することを公にしている。MSQRDはSnapchatに似たアニメーションのセルフィーフィルターを付けるアプリだ。またザッカーバーグはこれまでもFacebookの長期的なロードマップにおいてARは重要な分野だと伝えてきた。

Gear VR Camera

Facebookで共有する動画を拡張するようなアプリが同社の次のステップなのかもしれない。またGearVRはGalaxyの背面カメラを活用すれば、現実世界の様子を写し、そこにフィルターを加えることで拡張現実を再現することが可能だろう。ただ、HoloLensのような透明のレンズ越しに現実世界を見るのとは違い、映像はいくらかぼやけて、映像に遅延も生じるかもしれない。

いずれにしろこれらの新たなコメントからFacebookは独自の「マジック・ホロ・リープ」のようなヘッドセットをローンチすることに対して急いでいないと言えるだろう。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website

ポケモンGOがゲットした3つの素敵なエピソード

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「あの人たち一体何しているの?」

と昨日私に尋ねたのは、おそらく70前後と思われる年上の女性だった。彼女が指差したのはYMCAのそばに居た18歳かそこらの男女のグループだ。その場所は私の住んでいる街で最も大きい(というか唯一の)ポケストップである。その10代の彼らは皆例外なく、自分のスマートフォンを見つめていた。

「ポケモンGOで遊んでいるのですよ」と私は答えた。女性はコメントしなかったが、彼女の表情は困惑と疑問の入り混じったものだった。

正直言って、ポケモンをプレイせずに成長した人々にとっては、 このポケモンGOマニアたちは過剰反応しているように見えるだろう。その気持ちは理解出来る。シカゴで開催されたポケモンGOミートアップに現れた人々の中の何人かの振る舞いが、まるで狂信者のようなものであったことは証言できる。

この前の日曜日に、シカゴのCloud Gate付近で開催されたポケモンGO集会に集まった約5.000人の人々(写真:Lucia Maffei/TechCrunch)

この前の日曜日に、シカゴのCloud Gate付近で開催されたポケモンGO集会に集まった約5.000人の人々(写真:Lucia Maffei/TechCrunch)

しかしゲームを批判する人でも、これをプレイすることが人々を動かしていることは認める筈だ。これは少なくとも、大人の3分の1以上が肥満である 米国では大したことなのだ。そしてこのゲームは他にも、予期しなかった多くの良い結果を生み出している。

1.子供を病院のベッドから誘い出す

写真:ミシガン大学ヘルスシステム

写真:ミシガン大学ヘルスシステム

ミシガン州のある小児病院は、子供たちが物理的な活動を行い、お互いに交流することを奨励するために、このゲームを使用している。

「運動は必ずしも患者たちが好きとは限りません」と話すのは、ミシガン州アンナーバーにあるミシガン大学C.S. Mott Children’s HospitalのデジタルメディアマネージャーのJ.J. Bouchardである。「しかし子供たちはゲームに夢中で、そんなことは気にしていませんね。ポケモンGOで遊ぶことは動くことだけではなく、病室を出て他の子供や病院スタッフと話すことも促していますよ」。

病院サイトの「Children & Family life(子どもたちとその家族のために)」というページでは、病院側は他の患者たちのプライバシーを侵害することなく遊ぶための一連のガイドラインを提供しているが、同時に遊ぶ人たちの出会いを奨励するために病院の建物の内部や周囲のポケモンランドマークも挙げられている。

2.人々に住む町の探索を促す

Condé Nast誌のデジタル編集助手のDaniel Jamesonは「ポッポとゼニガメを捕まえたのは懐かしかったが、同時にニューヨークにある沢山のクールで風変わりな彫刻やモニュメントを発見することは期待していなかった」と、Condé Nast Travelerの記事に書いている 。「そうした場所が現在ポケストップとしてARゲームの中で活用されています。例えばアレクサンダー・ハミルトンの墓地、イサム・ノグチのRed Cube、そしてサーウィンストンチャーチルスクエアの日時計といった場所がまとまって、冒険のご褒美で人を動かす、都市のオリジナル旅行者ガイドになっているのです」。

観光機関や独立観光ガイドたちも、ゲームを利用して観光客を呼び寄せる潜在的なチャンスを見逃していない。この週末にはテキサス州オースティン では「ポケモンGOシティツアー」(参加費は25あるいは35ドル。日によって異なる)が、シカゴのダウンタウンでも同様のツアー(参加費は10ドル)が始まる。

3.シェルターの犬を散歩に連れ出して、飼い主になる人も

Muncie1インディアナ州MuncieのMuncie Animal Shelterは、ポケモンGOプレーヤーたちが(ポケモン探しと卵の孵化をしつつ)引き取り可能な犬との散歩ができる機会を無償で提供している。

シェルターの代表によれば、コミュニティの反応は驚くべきものだそうである。

「私たちの犬の1匹と散歩をしようと、ここにやって来た人の数はもうわかりません」と語るのは1月からMuncieシェルターのアシスタント管理者を勤めるMelissa Blairである。「先週以来ボランティアの数はおそらく250人を上回っているでしょうね」。

Blairによれば飼い主希望者との「ポケモンGO散歩」によって、4匹の犬が引き取られたということである。例えば2回やって来た地元の家族連れは、黒いラブラドールの引き取りを決めた。「子供たちは犬と強い絆を結んでいましたし、全体のプロセスは本当に自然でした」とBlairはコメントしている。

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米国での公開以来、このゲームはいくつかの芳しくない出来事のために、非難されても来ている。ミズーリ州では4人組のギャングがプレイヤーを呼び寄せ強奪行うためにアプリを使った。また明らかに運転しながら遊んでいたことによる沢山の交通事故が世界中で発生している。更には ワシントン・ポスト紙が報じたように、ホロコースト博物館の代表者が訪問者に対して「ナチズムの犠牲者への追悼を行うこの博物館の中で、ゲームを行うことは適切な行為ではありません」との声明を出したりもしている。

その通り。批判者には首を横に振る理由がある。しかし、上に紹介した例は、ポケモンGO現象に由来した個人やコミュニティに対する沢山の良いことがあり得ることを証明している。子供たちの行動をビデオゲームが上に述べたようにインスパイアすることはとても珍しいことだというのは、紛れも無い事実である。ポケモンGOは良い効果を大規模にもたらす点でユニークであり、注意を払う価値があると言うことはできるだろう。

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(翻訳:Sako)

「ポケモンGO」、日本マクドナルドがコラボレーションを正式に認める

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米国でのローンチ以降、何かと話題を振りまいているNianticのスマートフォン向けARゲーム「ポケモンGO」。米TechCrunchが「日本でのリリースは7月20日」だという記事を掲載したことを契機に、その熱気はさらに高まっていた(その後米TechCrunchはローンチ延期に関する記事を掲載した)。

冒頭の記事では、マクドナルド(日本マクドナルド)が日本のローンチパートナーとなると記載されており、その後同社の内部資料らしき画像もネット上に流出。各種メディアでの報道が相次いだが、その日本マクドナルドの持ち株会社である日本マクドナルドホールディングス(日本マクドナルドHD)が7月20日19時半付の適時開示でコラボレーションの実施を正式に認めるアナウンスを出した。内容は以下の通り。

日本マクドナルド株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼 CEO:サラ・エル・カサノバ)はiOS/Android向け『Pokémon GO』(読み方:ポケモン・ゴー)とのコラボレーションを近々実施する予定です。

『Pokémon GO』は、世界で人気の位置情報を活用したモバイル向けのゲームアプリケーションです。
現在、サービススタート時のご不便がないよう、開発元が鋭意準備していると伺っております。環境が整い次第、速やかにコラボレーションの詳細を含め、ご報告させていただきます。

※本日の新聞等における様々な報道は当社が発表したものではございません。

上場企業が適時開示を出すと言うことは、すなわち投資判断に重要な影響を与える情報だということ。IPを提供する任天堂の株価がこの2週間で2倍超になった(7月8日に1万4935円だった株価は7月19日には3万1770円。20日には2万7765円となった。いずれも終値)。マクドナルドの発表もこういった影響があるということだろうか。日本マクドナルドHDの7月20日の終値は前日比9.84%増の3515円となってる。

だがここまで来ても、ポケモンGOの公式サイト、Nianticの特設サイトとも正式な日本ローンチのアナウンスは出ていない。僕もいちファンとして、そのローンチを見守りたいと思う。