アップルがiOS 14.2で男女兼用のMxクロースやタキシードを着た女性などの新絵文字を追加、忍者もあり

iOSの現在のバージョンはiOS 14.0.1だが、アップルはすでにiOS 14.2をテストしており、米国時間9月29日に初期ベータ版をリリースした。そのベータ版からEmojpediaが新しい絵文字を発見した(Emojpedia記事)。

同社すでに7月に新しい絵文字の初期の外観を公開している(Emojpedia記事)。全体としては、今年は数十種類の新しい絵文字が追加される。また、既存の絵文字の新しいバリエーションも加わり、これまで以上に多様で包括的なものになる。

今年初め、新しい絵文字の承認を担当する管理機関であるUnicodeコンソーシアムは、Unicode 13.0の一部として117種類の新しい絵文字を承認した。アップル、グーグル、マイクロソフト、Twitter、Facebook、Mozillaなどのオペレーティングシステム開発者やソーシャルネットワーク企業は、新しい絵文字の独自バージョンを作成し、それぞれのプラットフォームで公開している。

今回のリリースでは、トランスジェンダーの旗、涙を浮かべた笑顔、つままれた指、二人が抱き合っている姿、虫や動物、変装した顔などが収録されている

私のお気に入りは、間違いなく変装した顔だ。

Emojipediaは、これらの新しい絵文字を1つの画像にまとめている。

新しいバリエーションになると、サンタクロースやクロース夫人の代わりとなる男女兼用の 「Mxクロース」が登場する。タキシードはもはや男性に限定されず、ベールももはや女性に限定されない。タキシードを着た女性とベールをかぶった男性の絵文字を送ること可能になる。

これらの絵文字が利用可能になる、iOS 14.2、iPadOS 14.2、macOS Big Surの正式リリースは1~2カ月後になる見込みだ。

画像クレジット:Apple

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(翻訳:TechCrunch Japan)

Facebook Messengerが自動ステータス機能を準備中、友達が「運転中」などがわかる

Facebook Messengerは近く、自分が車を運転しているのか、ジムで運動しているのか、東京に出張中なのかなどを親しい友達に自動的に知らせてくれるようになるらしい。この機能を搭載したMessengerのプロトタイプが発見された。これは昨年TechCrunchで詳しくレポートしたFacebookがリリースした親しい友達限定のカメラアプリ「Threads from Instagram」の自動ステータス(Auto Status)機能を移植したものだ。

まだリリースされていないが、Messengerの自動ステータスは、現在地、加速度計、バッテリー状態をの情報を利用してユーザーが何をしているか推測し、情報を「親しい友達」リストにあるユーザーと共有する。ただし正確な位置を共有するわけではなく、Messengerのプロフィール画像に映画、自転車、空港、スマートフォン充電中などの絵文字をオーバーレイする。

Messengerがこの機能を公開するスケジュールは明らかになっていない。リリースされた場合、AOLのアウェイメッセージ的なものになるだろう。少数の友達相手でも現在の状態を公開するのはいささか不安だが、友達と密接に連絡を取り合うためには多いに役立つはずだ。友達が「今何をしているか」かがわかっていればオンラインだろうとオフラインだろうと会議やミーティングの調整するのにも便利だ。自動ステータスはチャットを開始するきっかけづくりにもいい。親しい友人が「カフェにいる」、または「リラックスしている」と知れば、「少しいいかな?」などと会話を始めることができる。

2016年に、私は誰がどこにいるかを共有するだけでは意図が伝わらないので、正確な現在地に共有機能は普及しないと書いた。重要なのは、現在地よりもいまどういう状況なのかを共有することだが、どのSNSのそういった機能を提供していなかった。

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その後も、LunchやFreeなどのいくつかの製品が登場した。そして位置情報共有アプリを開発していたZenlyと、同社を買収してSnap Mapという機能を提供したSnapchatにより、現在地を共有するユーザーが2倍に増えた、

それでも我々は、気になる人が自分と同じように退屈していて、一緒にいたいと思っているのではないかと考えることがよくある。

Facebookは、少なくとも2018年初頭に手動の絵文字ステータスが発見されて以来、この分野で実験を続けている。これにより、Messengerのプロフィール写真に自分で選んだ絵文字を追加することができる。その後、10月にFacebookはAuto Statusを発表したが、利用できるのはInstagramのサイドアプリ「Threads」のみだった。

一部のユーザーは当初、Facebookがバッテリーの状態を公開するという考えにうんざりしていた。しかし、Instagramのプロダクト・マネジメント担当ディレクターであるRobby Stein(ロビー・スタイン)氏によると、携帯電話が壊れたり充電器の上に放置されたりするとメッセージに応答しなくなる可能性があるので、何をしているのか知りたがっている友達に伝えるのに役立つ情報だという。

今月初めに、リバースエンジニアリングの達人でこれまでにもTechCrunchに何度も貴重な情報を提供してくれたJane Manchun Wong(ジェーン・マンチュン・ウォン)氏が、Messengerの未リリース版Androidアプリのコードに絵文字を利用した自動ステータス機能が隠されていることを発見した。さらにウォン氏は「FacebookはInstagramの自動ステータスをMessenger移植しようとしている」としてスクリーンショットをツイートした。Instagram ThreadsはFacebookの中では比較的小さなプロダクトだが、 自動ステータスがMessenger本体に導入されるならユーザーベースは一挙に月10億人を超えることになる。

自動ステータス機能が利用できれば、「親しい友達」のその日の行動をかなりよく把握できるようになる。共有できる情報は場所、天候など多様だ。 自動ステータスは特定の友達にしか公開されない。公開相手のリストはいつでも変更可能だ。 位置を共有する場合にもカフェ、映画館、空港などを選ぶだけでよい。運転中、自転車を走らせている、歩いている、といった行動や東京、ニューヨークといった都市名も使える。バッテリー情報の共有を選択すると「電池切れが近い、充電中」などが表示できる。

Facebook Messengerの広報担当者は、プロトタイプに自動ステータス機能が含まれていることを明らか似した。その後Facebookは「Messengerのユーザーエクスペリエンスを改良するために常に新しい機能を試している。自動ステータスはまだ初期段階であり公開テストは行っていない」とツイートした

ソーシャルネットワークでのチャットにおける最大の問題の1つは、「いまチャットができる状態か」を知るには、相手に直接たずねる以外ないという点だ。チャットができない状態の相手にメッセージを送ったために返事がないことを無視された、拒否されたと誤解すればその後のコミュニケーションに悪影響がある。これに対して親しい友だちが何をしているのかおよその状況がわかればいろいろと便利だ。

自動ステータス(Auto Status)がMessengerにリリースされればFacebookを延々スクロールし続けたり、すぐに回答できなかった事情を説明するメッセージを何通も送ったりする煩わしさからいくぶんかでも解放されることになるのではないかと思う。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook

2020年版絵文字はトランスジェンダー旗や性差別のないバリエーションが満載

今年は100種類以上の絵文字(emoji)が新たに加わる。公式に絵文字を統治する団体であるUnicode Consortiumは、2020年に117種類の新しい絵文字Emoji 13.0の一部として追加することを発表した。今回追加されるのは、まったく新しい絵文字62種類と、新しいジェンダーや肌の色のバリエーション55種類からなり、その多くが性差別に配慮したものだ。ほかに今年の追加で注目すべきなのがGoogleとMicrosoftの共同スポンサーによるトランスジェンダー旗で、ほかにも涙のスマイルフェイス、ハグし合う2人、つまんだ指、変装した顔、そのほか大量の動物や食品などが含まれている。

今年は5種類の絵文字(ジェンダーに配慮した派生物を含む)をGoogleがスポンサードしている。

同社が提案したのがベールをつけた人タキシードを着た人のバリエーションで、これで男性、女性、ノンバイナリーのさまざまな肌の色の絵文字が揃った。性別に中立なサンタクロースも追加された。

Googleの新しい絵文字(Android版)

Googleは「哺乳瓶で赤ちゃんにミルクを飲ませている人」の絵文字も提案した。

「これまで、育児を表す絵文字は「母乳を飲ませている」ものだけだった」とGoogleのAndroid絵文字プログラム担当デザインディレクターのJennifer Daniel氏は語る。「母乳を与えられないことは子供の保育ができないことを意味していないので、誰もが使える絵文字を導入したいと考えた」

最近、絵文字はますます差別に配慮し表現性が高くなりつつある。2019年の追加では補聴器、車椅子、義肢、盲導犬などのほか、性的に中立なカップルや、さまざまな肌の色が加えられた。

Googleは2020年、感情に重点を置いた新しい絵文字として、ハグし合う2涙を流す笑顔も提案した。後者は、感謝と安堵を同時に表現するために多くの人々が欲しかったものだ。ダニエル氏はこの絵文字について、喜びと小さな悲しみの入り混じった感情を表すためにも使えると語った。過去の記憶をたどるとき、例えば#tbt(Throwback Thursday、木曜日の振り返り)や、子供の頃の楽しい時間を思うときなど。

Googleの新しい絵文字(Android版)

忍者も人間の絵文字に加わった。

動物のラインアップには、黒猫、バイソン、マンモス、ビーバー、ホッキョクグマ、ドードー、甲虫類、ゴキブリ、ハエ、 ミミズが入った。

食べ物関係では、タピオカティー、ブルーベリー、オリーブ、ピーマン、フラットブレッド、タマーレ、フォンデュー、ティーポットが加わった。

ほかには、羽根、鉢植え、岩石、丸太、小屋、ピックアップトラック、ローラースケート、マジックワンド、ピニャータ、マトリョーシカ、縫い針、結び目、ビーチサンダル、軍用ヘルメット、フック、はしご、エレベーター、鏡、ラバーカップ、ネズミ捕り、バケツ、歯ブラシ、墓石、プラカード、トランスジェンダー旗、(リアルな)心臓、肺などが追加された。

新しい絵文字がこれだけ増えたことで、必要なものを見つけるためのシステムが必要になるだろう。絵文字の予測表示はそこそこ役に立つ。しかし、普段使わない絵文字を探すためには、iOSの絵文字キーボードでは何度もスクロールする必要がある。GoogleのGboardはよく出来ていて、絵文字を見つけるための検索ボックスがついている。サードパーティー製キーボードを使う方法もある。

画像クレジット:Google、およびEmojipedia

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

iPhoneのカメラをリアルタイム絵文字映像マシンに変えるアプリ

iPhoneには魅力的なコンピューター画像処理機能がいろいろあるが、デベロッパーのGabriel O’Flaherty-Chan(ガブリエル・オフラハーティ-チャン)氏が作った新しいアプリは、そのパワーをクリエイティブに使う方法を示すものだ。Emojivisionは、世界が絵文字だけで出来ているのように見える。

この無料アプリ(2.79ドルのアプリ内購入で追加の絵文字パックを使える)は、iPhoneのカメラセンサー入力をアプリのカラーパレットの要素に分解し、絵文字のサブセット(アプリ内でテーマにそって選ばれる)から最も近いものを見つけて、画像を再構築する。60fpsで動くのでほとんどリアルタイムで絵文字画像を見られる。

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アプリは自撮り写真を撮ることも、iPhoneのフォトギャラリーの写真を使うこともできる。解像度を変えて、絵文字画像の精細度を変えることもできる。これは、誰かの顔をリアルに表現するものではないが、友達に見せるのは楽しいし、ちょっとしたソフトウェアエンジニアの作品でもある。

同氏はこれまでにも注目すべきモバイルソフトウェアを作っている。Apple WatchでプレイできるPokémon Yellowもそのひとつ。現在は大規模なリアルタイム戦略ゲームを開発中。「No Man’s Sky」のように手続き的に生成された世界が舞台だが、リアルタイム対戦要素に焦点を当てることで、非常に魅力的で進化的なアプローチで資源を集めて帝国を拡大していく。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

世界絵文字デーでUNICODEがサイトを改良、デベロッパーならemojipediaがオススメ

すでにお伝えしたように、7月17日の世界絵文字デーを記念してAppleとGoogleが たくさんの新しい絵文字を発表した。これに加え、ユニコードコンソーシアムもウェブサイトをリニューアルした。この団体は絵文字のコードを含め文字コード全般を管理する国際的NPOで、今回のアップデートにより絵文字を含め、文字の検索が以前より容易になった。

以前はコンソーシアムのウェブサイトのデザインは素っ気ないものだった。コンソーシアムの各ページへのリンクのリスト、FAQ、進行中のプロジェクト紹介、Aboutといったベーシックなものに過ぎなかった。つまりは標準化団体の技術資料で、デザイン自体長年アップデートされておらず、下にスクリーンを貼ったが、あまりに古臭くて大昔の政府機関のサイトを思わせた。

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旧サイト

これが一新されたのはめでたい。デザインが今のメインストリームに近づいただけでなく、公衆と対話しようとする姿勢が見られるようになった。UNICODE理事会のメンバー、Greg
Welch(グレッグ・ウェルチ)氏はサイトのアップデートの告知の中で次のように書いている。

さてUNICODEは国際的な技術標準であり、インターネットを支える重要な礎石の一つだ。UNICODEは1990以来、世界の言語のコードを標準化することによってデベロッパー、ユーザーを助けてきた。しかしモバイル化にともなうデジテル・コミュニケーション一般化するにつれ、絵文字の利用が大きく進展した。そこでわれわれはサイトのデザインを一新し、誰にも情報を検索しやすいもにした。ことによって利用と開発が促進されることを期待する。

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新サイトの絵文字部分

もちろんコンソーシアムの本来の業務は絵文字に限られず世界の言語によるテキスト処理の標準化全般に関わるものだ。しかしコンソーシアム自身も「絵文字は現在の世界のオンライン人口の92%に利用されている」と認めている。つまりUNICODEにとっても非常に重要な一部をなしているわけだ。

新サイトをデザインしたのはAdobeのチームだという。トップページにも絵文字がフィーチャーされており、絵文字セクションへのナビゲーションもユーザーフレンドリーになっている。絵文字に関する提案をする方法もわかりやすく解説されている(とはいえ、このプロセス自体はまだあまりユーザー・フレンドリーではない)。またコンソーシアムに対し、絵文字開発のために「課税控除できる寄付」を行う方法も紹介されている。

現在UNICODEには13万6000文字が登録されており、そのうちの2800が絵文字だという。新サイトが以前より検索しやすいものになっているのは間違いない。しかしこちらのリンクから入れば昔ながらのサイトが表示される。

リニューアルでUNICODE全般の検索が容易になったのはうれしい変化だが、絵文字の意味、実際にブラウザでどう表示されるのかなどを調べたい場合は、Emojipediaを訪問してみることをお勧めする。

【 Japan編集部追記】Emojipediaの検索ボックスにLOLと入力すると「涙を流して大笑い」している絵文字が表示される。解説には「ROFL(床を転げ回って笑う)絵文字によく似ているが異なる」など詳しい解説が示される。

 またCamelを表示すると、Apple、Google、Microsoft、Samsungその他代表的な企業によるデザイン実装が表示され、それぞれのプラットフォームでどのように表示されるかをあらかじめ知ることができる。またスマイリー、ハート、動物、OKサインなどのカテゴリーが設けられ、クリックすると一覧できる。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook

公式 emoji に障害者、介助犬、ワッフルなどが追加

新しい emoji(絵文字)のセットがUnicodeコンソーシアムで承認された。emojiをサポートしているプラットフォームならどのアプリにも共通の標準になる。今回のセットには、さまざまな障害をもつ人たちや介助犬、アシカなどの新しい動物、食べ物などが入っている。

障害をもつ人々のための新しい emoji がいろいろと加わったが、もちろん完全ではない(学習障害や精神障害を表現するのは難しい)。それでも、新しい emoji へのAppleの提案は、車椅子も電動と手動の両方が必要であることを指摘している。

個々の人たちが利用している支援技術はまちまちで障害のニーズによって異なる。自分で車を動かせないために電動車椅子を使っている人たちにとって、手動車椅子しかないことは現実性に欠ける。手動車椅子を使える人たちにとっては、本来よりも移動能力がないことを暗示することは現実的ではない。このため、2つはまったく別種の支援機器であることが示されるべきである。

例によって、上記の画像はサンプルにすぎない。最終的に使われるデザインは利用するデバイスやサービスに依存する。しかし、これらを提案したのはAppleであり、Appleは emojiの利用が非常に普及しているプラットフォームなので、最終的にもこれとよく似たものを見ることになる可能性が高い。

ほかにも便利そうなものがたくさん追加された。盲導犬と介助犬、アシカとフラミンゴ、ワッフルやバターなどの魅力的な食べ物(これでようやく私の朝食を正確に表現できる)など。サリー、ディヤ(ランプ)、トゥクトゥクなどアジアのユーザーに特に関係の深いものもある。

さまざまな肌の色や性別の人々への対応は、性差を意識させないデザインを含め、数年来検討が進められてきた。性差のない2人が手をつないでいる emoji やさまざまな色のバリエーションが新たに追加された。ほかにもまだ確定していない提案がいくつかあるので、今後もこの種の追加があるはずだ。

新しい emoji の全リストはこちら。コードが確定してお気にいりのメッセージングアプリに追加されるまでには数ヶ月かかるだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

GoogleのGboardで、自分に似た絵文字ステッカーを作ることができるようになった

この夏、Googleは独自のBitmojiである「ミニ」ステッカー(LINEでいうスタンプに相当)を、自社のキーボードアプリであるGboard上でリリースした。これは機械学習を利用して自撮り写真からイラスト版のステッカーを生成するものだ。そして本日(米国時間10月30日)、Googleはこのミニステッカー機能を拡大し、「絵文字mini」(Emoji Mini)を追加した。これはあなたに似た絵文字デザインのステッカーを提供するものだ。

先にリリースされたミニステッカーたちと同様に、新しい絵文字も機械学習技術を使って作られているとGoogleは語る。

同社によれば、このアイデアは利用者たちに、自分を絵文字でより良く表現するための手段を提供するものだという。

「絵文字miniは、絵文字の目を見つめたことはあっても、見つめ返されたことはない人たちのためにデザインされています」と、Googleはブログ投稿の中で説明している。「この毎日使うステッカーバージョンの絵文字は、あなたに似るようにカスタマイズすることが可能です」。

すなわち、あなたの絵文字に異なる色の髪(例えば緑、青、灰色など)を与えたり、ピアスを付けたりすることができる。また、帽子や、被り物、あるいは眼鏡を着用することもできる。

Googleは、ニューラルネットワークを使って肌の色調、髪型、アクセサリーを提案し、それを細かく調整することができるとしている。髪の色やヒゲの色を変えることもできるし、自分のものとはちがう帽子やメガネを選ぶこともできる。もしお望みなら、そばかすやしわを加えることもできる。

生成の結果は単なる1個の絵文字ではなく、複数のバリエーションが含まれる。たとえば、ゾンビ、魔道師、ハートの目、泣いている目、呆れたジャスチャーなどのカスタム絵文字を使うこともできる。

これは先に展開されていたミニステッカーの第3のスタイルだ。既に、これらのミニステッカーには2つのスタイルが提供されていた ―― より大げさな表情の「大胆なミニ」(bold)と「かわいいミニ」(sweet)だ。

それはささやかなもののように思えるかもしれないが、クリエイティブな絵文字は(とりわけパーソナライズされた絵文字は)メッセージングアプリにとって大きな誘因材料になる。Appleはその巧妙なアニ文字とパーソナライズされたミー文字を、その新しいFace IDの使える電話機の、代表的な機能として宣伝している。SnapchatはBitmoji(Bitstrips)を買収し、ユーザーたちにクリエイティブな表現のためのツールを提供した。Samsungでは、自分のように見えるAR絵文字を作ることができる。人びとは、Unicodeコンソーシアムが多様化のためにより多くの肌の色を取り込み、遂に赤毛を追加した決定を喜んだ。

Google Playで10億回以上ダウンロードされたGboardも、自撮りベースのステッカーのおかげで、同様の誘引力を持つことになる。

同社によれば、新しい「絵文字mini」は、今日からiOSとAndroidの両方で、すべてのGboard対応言語と国で利用可能だということだ。

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(翻訳:sako)

Instagramがアンケートを楽しくするために絵文字スライダーステッカーを追加

もし新しいヘアスタイルの出来栄えを、友人たちにどれだけセクシーか「ナスビ度」(ナスの絵文字は一部の人たちの間ではセクシーな意味合いを持つ)で聞いてみたいなと思っていたならおめでとう。今日(米国時間5月10日)Instagramは、「絵文字スライダー」という機能を発表した。これは任意の絵文字を使ってフォロワーたちが投票を行う、フィードバックステッカーだ。この更新されたInstagramアプリは、現在App StoreとGoogle Playの両方で利用可能になっている。

たとえば、金曜日の夜に外出しないことにして、際どい自撮り写真を撮り、友人たちにその行為を、天使の絵文字もしくは怪しい悪魔の絵文字でレーティングしてしてもらうことができる。あるいは、ヘビなのか、それとも小さな足を持つサンショウウオなのかが判然としない生き物を見た際に、Instagramのストーリーをよく読む人たちに、ヘビの絵文字を使って「ヘビ度」を0から100パーセントの範囲でレーティングしてもらうこともできる。こうした実用的とは言い難い応用はいくらでも考えられる。

Instagramによると、絵文字スライダはpoll stickerの人気から生まれたと言う。poll stickerは確かに友人やフォロワーたちに自然な参加を促す楽しい手段だ。絵文字スライダを使用することで、単純な2択の質問代わりに、対象の「絵文字度」をアナログ尺度で尋ねることができるというわけだ。なにしろ2択なんてもう終わってるからね。

もしも使ってみる気になったなら、絵文字スライダーはストーリーのステッカートレイの他のナンセンスなものたちの中に見つけることができる。ただそれを選んで、質問を書き、ストーリーに放り込もう。やがて甘い甘〜いフィードバックがパラパラと…。

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(翻訳:sako)

Samsungの新しいアプリは、失語症の人たちのコミュニケーションを助ける

かつてはばかげた新奇性として嘲笑の対象になっていたこともあるが、絵文字(emoji)は独立したコミュニケーションツールになりつつある。新しいアプリケーションWemogeeは、表意文字を用いることで、読み書きや会話の難しい失語症(aphasia)の人びとを助けようとするものだ。

Samsung Electronics Italia(Samsungのイタリア子会社)とスピーチセラピストのFrancesca Poliniの協力によって開発されたWemogeeは、テキストフレーズを絵文字の組み合わせで置き換えながら、メッセージングアプリとして、または対面の対話で使用することができる。現在英語とイタリア語をサポートし、4月28日にAndroid用に提供される予定だ。iOS版は今後のリリースが予定されている。

失語症は、言語理解と会話を担当する脳領域が傷ついた場合に発生する。最も一般的な原因の1つは脳卒中だが、失語症は脳腫瘍、外傷性脳傷害または神経変性疾患に起因することもある。

全国失語症協会(National Aphasia Association)によれば、約200万人のアメリカ人がこの疾患を患っており、毎年18万人の患者が増えている。失語症を患う人の多くは身振り手振りを使ったり、絵を描いたり、ピクチャボードを使ったりしている。Wemogeeは、失語症の人たちに、より高速で多用途の代替手段を与えるためにデザインされている。

Wemogeeの開発者たちは、これを「失語症を持つ人びとが、コミュニケーションを取れるようにするためにデザインされた、初の絵文字ベースのチャットアプリケーション」だと説明している。アプリにはビジュアルとテキストの2つのモードがあります失調症のユーザーに対しては、6つのカテゴリに分類された140以上のフレーズを伝達するように整理された、絵文字が表示される。Wemogeeは、絵文字の組み合わせを非失語症ユーザーのためにテキストに変換し、その返信を再び絵文字に変換する。

「絵文字は感情の全ての側面を表現しているため、失語症の患者もそれらを理解します。ジェスチャー、画像、そして表情の使用は、言語理解や、しばしば発話に対しても、完全に残されていて使える機能なのです」とPrepiniは語る。

絵文字は書き言葉によるコミュニケーションの「劣化版」だを中傷する者もいるが、こうしたシンボルは非言語的な会話にニュアンスを加えるのに非常に役立つものだ。子供たちが虐待についてコミュニケーションを取れるようにするために、絵文字を使うアプリケーションもある。

Unicodeが絵文字「アルファベット」をより包括的に取り込むにつれて、この小さなシンボルたちは、より多くの人々が自分自身を表現するのを助けてくれるのだ。

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(翻訳:Sako)

The Emoji Movie:こんな映画ができるのは私たち皆の責任だ

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いいか、The Emoji Movieみたいな映画が存在するのは君だけのせいだってわけじゃない。でも責任の一端は握っている筈だ。私だって有罪だ。だから私たちがやらかしてきた事がこんな映画の制作にGOを出してしまったという事実から目を背けてはいけない。

懺悔するための苦行としてこの予告編を観ることだ。そしてもう1度観よう。まさに私たちにお似合いの代物だ。

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(翻訳:Sako)

Appleよ私の絵文字を返してくれ

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Appleよ、なんてことをしてくれたんだ!?

お前は何百万人もの人びとが日々使っているビジュアル語彙を取り上げて、それを変えてしまった。アイコンの表す象徴的なイメージを破壊して、なんの欠点もなかったものを不必要に調整した。何故だ?なぜこんなことをするのだ?私は桃尻の絵文字が使いたいんだ。漫画の月も、キャンディーのハートも、私の絵文字を返してくれ。しかし、お前は決してそれを返しはしないだろう。

実際私は、最初の頃はAppleの絵文字のファンではなかったということを告白しなければならない。私にとって、そいつらは私に騒々しいクリップアートを、グラデーションと似非の深みと共に叫んでくるものだった。私はGoogleのグミキャンディーのような質感、マイクロソフトの太線、サムスンの強いキャラクター化が好きだった。

絵文字しかし、実際には、大部分の人びとはAppleの絵文字を利用した、なぜならそれらはゲームに早くから使われていたし、iPhoneは最も強力な一大ブランドだったからだ。私の友人たちのほとんどは、iPhoneを持っているが、私はAndroidを使っている。なので、相手がどんなものを見るのか想像する代わりに絵文字セットを切り替えたのだ。絵文字を誤った解釈されたときの脅威は、それはそれは怖ろしいものだ!

というわけで、決してスタイルを好きではなかったが、私はそれを利用してきた。皆がそうするように。限定された韻律で書くときや、モノクロで撮影をするときのように、制限はそれ自身が表現のプロセスを興味深いものにしてくれる。それは私の中で育ち、そして数え切れない他者の中でも育っていることを知り、私たちは共有されたビジュアル語彙を皆で作り上げたのだ。

そして、最近はあまりにも頻繁にそれらを使ってきたために、まるで通常の単語のようにそれらを知るようになったのだ。皆それぞれ独自の、言外の意味、ニュアンス、当てこすりなどを作り出していた – あるものは偶然に、そして他のあるものは茶目っ気たっぷりに意図的なものとして。

絵文字は私にとって、モバイルネイティブ言語という意味で興味深いものだった ‐ 意図的に視覚化され、区別しやすく、ひと目で認識できる ‐ そのデザイナーの意図を包含しそして同時に崩すような存在だ。ときどき素っ気なく見える、絵文字言語は、実のところコンテキストとそれを生み出した人間のメタデータの塊であり、深いビジュアルコミュニケーション、豊かな表現力を備えたようなものなのだ。

そしてその全ての基盤がイメージそのもので与えられている。この信じられないほど広く行き渡ったコミュニケーション形式の基礎を再設計することは、破壊的な文化的修正主義の行為だ。

OK、まあ、ちょっと大袈裟に言い過ぎた。でもなにしろ人びとがチャットで使っていた沢山のアイコンたちだったんだ、デザインを変えて大規模なコンテキストと歴史を台無しにしたんだ、そして得るものと行ったらほとんどないと来てる。Appleが絵文字に対して施した変更は(とりあえずここでは、Unicodeの取り込みや随分対応が遅れたジェンダーや肌の色のバリエーションについて話したいわけではない)良くて的外れで、多くは破壊的な代物だ。

おお、古(いにしえ)のAppleの絵文字 — 32×32以上の大きさで表示されることを全く意図していなかった — が、iOS 10.2では素敵に書き直された! Good job!

例えば、果物のシェーディングを変えた理論的根拠は何だろう?カレーの量を調整した件はどうだ?ワイングラスの視点を変えたのは?あるアイテムは光沢を得ているのに、他のものがそれをそれを失っているのは何故だ?なぜブリトーを反転させたのか?なぜ桃が検閲にかかったのか?なぜ魚肉団子を暗くしたのか?

こういったすべてのものには何の理由もないのだ。まるでAppleがそのデザイナーたちに「全部の絵文字を眺めてちょっとずつ変えて。やり方は任せる」と命じたようだ。

目的のないデザインは、本当はデザインではない。交換したものが、オリジナルより優れていないなら、どうしてそれを置き換える必要があっただろうか?そして、もし彼らが何がオリジナルを価値あるものにしていたのかを理解していないのならば ‐ 使われていたイメージそのものの馴染み深さと共有された象徴性ということだが ‐ それは彼らが文化資産の守り手として、まるで力不足だということにならないのか?

Appleはもちろん、これらの変更をもとに戻したりはしない。私はこの文章が基本的に「雲に向かって吠えるブロガー」の振舞だと知っている。しかし、私は本当にがっかりしているのだ。なぜなら私は絵文字利用現象の勃興を純粋に楽しんでいたので、これは正しい判断のできないユーザーに優しくない(最近のAppleがやらかすことの多い)動きに思えるのだ。

もし相手のデバイスでどのように絵文字が見えるのかをコントロールできるようなオープンメッセージングフレームワークがあれば素晴らしいと思うが、私には待っていられない。しかし、おそらくこの新しい絵文字は、また別のビジュアル語彙を作り上げるための、無地の石版を提供することになるのだろう。そうせざるを得まい ‐ 私たちに選択肢はないのだから。

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(翻訳:Sako)

Apple、最新iOS 10ベータにオリンピック、LGBT旗など絵文字多数を追加―😱🎉🙌

2016-08-02-ios-10-emoji

Appleは先ほど次世代OSのベータ版のv4をリリースした。これにはiOS、tvOS、 macOS、watchOSが含まれる。特に注目されるのは絵文字のセットが一新されたことだ。多数の新しい絵文字が追加され、既存の絵文字もデザインがアップデートされた。

Appleは新しい絵文字の一部をサイトで公開しているが、これだけでも多くの変更がみてとれる。まず既存の絵文字については性差別化の撤廃に留意したアップデートが行われた。たとえばスポーツでは女性アスリートの絵文字が充実した。

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既存のデザインが一新された絵文字も多い。ピストルの絵文字は消え、代わりに水鉄砲の絵文字が追加された。

Apple_Emoji_Water_Pistol

新しい旗が追加された。今回は国旗ではなく、LGBTのシンボルのレインボーフラッグだ。

Apple_Emoji_Rainbow_Flag

iOS 10でAppleは絵文字に非常に力を入れている。この秋に正式公開される予定のiOSでは、QuickTypeの単語バーに絵文字を含んだ候補が表示される。メッセージでは絵文字だけを送信した場合、これまでより3倍も大きく表示されるようになった。私が個人的に気に入っているのは絵文字化機能だ。入力を絵文字キーボードに切り替えると、iOSは既存のテキスト中で絵文字に置き換え可能な単語をハイライト表示する。タップするだけで単語は魔法のように絵文字に変わる。

現在iOSまたはmacOSの公開ベータ版プログラムに参加している場合、今日はまだアップデートは行われない。Appleはアップデートをいくつかの段階に分けるのが通例だ。新バージョンはまずデベロッパー版が公開される。つまり年額99ドルを支払ってデベロッパー・アカウントを取得したユーザー向けだ。これで大きなバグが発見されなければiOS 10、macOS Sierraがアップデートされる。これには数日かかる見込みだ。

もちろん新しいiOS 10には他にも無数のアップデートを受けている。 強化されたSiri、スクラッチで作りなおされたメッセージ・アプリ、等々だ。これらについて私はこちらの記事で紹介している。

しかし正直に言えば、新しい絵文字こそユーザーをiOS 10にアップデートさせる切り札になりそうだ。他のユーザーがぴかぴかの新しい絵文字を使っているのに自分だけ取り残されたくはないはず。

アップデートを今日ダウンロードできるのは上記のようにデベロッパーやMac App Storeのオーナーに限られる。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Unicode 9.0が来月スタート―セルフィー、爆笑、フェイスパームなど絵文字72種類がやってくる

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新しい絵文字がやってくる! 絵文字の管理組織は72種類の新しい絵文字を承認したことを発表した。新しい絵文字は今月中に発表される新しいUnicode(Unicode 9.0)に含まれることになる。

これにはインターネットのスラングに語源がある絵文字、たとえばROFLの語源は「床を転げまわって笑う(Rolling on the Floor Laughing)」だ。その絵文字版は少し頭の傾げ、目をつぶって大きな口を開けて笑っている顔だ。もうひとつ広く使われそうなのは「肩をすくめる」で現在はこんな具合に〔原文のママ〕¯_(ツ)_/¯キーボードから入力されている

追加されたセットには道化師、ウソをついて鼻が伸びているピノキオ、 カウボーイ、緑色の顔やくしゃみをしている顔など「病気ないし気分が悪い」状態を表す絵文字も含まれる(鼻水を垂らしている顔はよだれを垂らしている顔に似ているが、ずっと気味が悪い)。

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人間を表すセットでは上で紹介した「肩をすくめる」に加えて、「子供と母親」、「踊る男」(これは『サタデーナイトフィーバー』のトラボルタだろう)、タキシード姿に加えて「フェイスパーム」〔掌で顔を隠す=嫌悪、不信などを表す動作〕も含まれていた

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手のジェスチャーでは、握手に加えて「中指と人差し指を指を交差」〔幸運、成功を祈るしぐさ〕、挨拶として「拳を打ち合わせる」様子なども含まれている。伸ばした腕の先にスマートフォンを構えている「セルフィー撮影」の絵文字も目立った。

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動物や料理を表す絵文字も承認された。動物にはゴリラ、シカ、キツネ、トカゲ、サメ、チョウチョが含まれる。料理ではおいしそうなベーコン、バゲット、パンケーキ、サラダ(しっかり食べなきゃ)などが追加されている。

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おっと、それから飲み物ではウィスキー・グラスが新顔だ。カクテルグラスやビールジョッキでは現状をうまく表わせない晩(毎日のようにあるかもしれない)には好適だろう。

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スポーツ、旅行関係ではモノポッド、スクーター、カラテ、フェンシング、ボクシング、レスリング、ジャグリング、体操、おお、それに水球まである。水球の選手には便利だろう。そういえば夏のオリンピックが近づいているのだった。

金、銀、銅のメダルの絵文字が追加されたのはこれが原因だったようだ。

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以上紹介したのはもちろん、リストの一部にすぎない。追加される絵文字すべてのリストはUnicode.orgのウェブサイトで見ることができる。

Unicodeはすでに肌の色を多様化しているが、絵文字はさらにダイバーシティーを取り入れていく必要がある。たとえば職業を表す絵文字にはほとんどの場合、男性だけが使われているが、これはいささか性差別的だ。女性版、男性版を選べるようにすべきだろう。

たとえば今週、肌の色やジェンダーに関して多様性を広げるような絵文字がFacebookに導入された。Facebookの絵文字には警察官、陸上選手、水泳選手、サーファー、歩行者などに女性版が登場している。Googleの社員グループは 「女性のキャリヤをより良く表現するため」に13種類の絵文字を追加するようUnicode コンソーシアムに提案書を送っている。これには女性の医師、科学者、プログラマーなどの絵文字が含まれる。

しかし新しい絵文字が広く利用できるようになるのは時間がかかるプロセスだ。今回の絵文字はUnicodeコンソーシアムが7月21日付けで正式にUnicode 9.0として承認する文字セットに含まれる。しかし読者のスマートフォンの絵文字キーボードにこれが反映されるのにはさらに時間を要するだろう。

Unicode 9.0の登場を期に、Apple、 Google、Microsoftでは新しい絵文字を含めて文字セットをアップデートするだろう。モバイルで新しい絵文字が使えるようになるのは、このアップデートが読者のデバイスにインストールされてからとなる。

メイン画像: Emojipedia; remaiing from Unicode.org

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+