iOS 8へのアップデート率の出だしはiOS 7より低い―空き容量が足りないとTwitterに悲鳴

iOS 8のダウロード数は膨大だが、率でみると、昨年のiOS 7を下回っている。少なくとも、ChitikaTapjoyMixpanelAppseeなどのOSモニター統計によればそうなる。これらの統計は一致して、ダウンロード数は大きいが、昨年のiOS 7への当初のアップデート率には及ばないとしている。iOS 7はiPhone 5sの出荷直前に公開され、iOSのビジュアル・デザインを根本的に変えたことで大きな注目を集めた。

MixpanelとAppseeのiOS 8のアップデート状況のライブ・モニターによれば、現在のアップデート率は16%から17%だという。この数字は両社のモバイル・アナリティクス・アプリを搭載している全ユーザー中のiOS 8ユーザーの割合だ。

MixpanelのCEO、Suhail Doshiは「現在のiOS 8のアップデート率は昨年のiOS 7のアップデート率のほぼ半分程度だ。iOS 7の場合、最初の24時間でアップデート率は38%に達した」と述べた。

Doshiは私のインタビューに答えて、iOS 8のアップデート率が低い理由について「まずiOS 8はWiFiでインストールする場合、サイズが大きすぎる。多くのユーザーは写真や動画にスペースを取られて、iOS 8が必要とする空き容量がない。第2に、多くの会社が、前回のセキュリティー問題を教訓にして、iOS 8に大きな脆弱性がないことが確認されるまで、数日間アップデートを待つように社員に求めている」と原因を推測した。

たしかに多くのユーザーがTwitter上で「iOS 8をインストールするためのスペースがない」と悲鳴を上げている。デスクトップ・コンピュータに接続してiTunes経由でアップデートする場合には、写真などを移動してスペースを作り出せるが、それでもiOS 7の場合に比べて一手間余計にかかることに変わりない。

しかしDoshiは「Androidの場合、KitKatが40%になるのに9ヶ月かかったことに比べればiOSのアップデートのスピードは依然として非常に速い」と指摘する。またiOS 8のシェアはiPhone 6が出荷された後、拡大を続けるはずだ。iPhone 6の人気からすると、多くのユーザーが手持ちの古いiPhoneをアップデートしないでiPhone 6の出荷を待っているということも考えられる。

Mixpanelのリアルタイム統計

TapjoyとChitikaの数字も同じ傾向を示している。両社のブログは「iOS 7はビジュアル要素を一新するメジャー・アップデートだったために、初期のアップデート率が高まったのだろう」と推測している。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


iOS 7の普及率は90%。Android Kit Katは未だ10%以下(Mixpanel調べ)

Mobile分析会社のMixpanelによると、iOS 7はAppleモバイル端末の殆どに浸透しており、同社のリアルタイム普及統計トラッカーの時間単位ブラウジングデータよると、iOS 7はApple端末の88~90%で利用されている。比較のためにAndroid端末のデータを見ると、GoolgeモバイルOSのKit Kat(4.4)以上を使っているのは、わずか8%前後だ。

この統計画面によると、Appleユーザーは端末を最新状態に保つのが得意のようで、これはデベロッパーにとって実に有難い。iOS 7用にデザインされたアプリは、旧iOS用と比べて著しく異っている場合が多いからだ。断片化問題におけるこのAppleの優位性は、異なるOS間でアプリの動作確認を行うコストの減少を意味する。その点でAndroidが未だに大きく遅れをとっていることを、現Kit Katの普及状態が示している。

Apple iOS 7の最新リリースであるiOS 7.1は、3月10日の公開以来、Mixpanelのパートナーアプリやサイトを訪問するiOSユーザーの大部分を占めている。当日から現在にいたる訪問者の31%がiOS 7.1で、次に多いのは7.0.6の29%だった。結論:Appleユーザーはアップデートが早く、それをためらい始める様子は見られない。iOSのためにソフトウェアを開発する効率のAndroidとの差は、当分なくなりそうにない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


iOS 7ベータ3で、Appleは円形ボタンを多用、電話、電源オフ画面も変更

Appleはモバイル用オペレーティングシステムiOS 7のインターフェースを、未だにいじり続けているようだ。今日リリースされたiOS 7.1ベータ3がそれを示している。この最新アップデートで、Appleは電話のキーパッド、着信画面、および電源オフ画面を改訂し、以前四角形だったボタンを円形に変えている。他にも、壁紙設定オプションの追加、Facetime、メッセージ、および電話アイコンのグラデーション変更などが見られる。

この最新ビルドの前に、11月のリリースと先月出たばかりのbeta 2があった。これらは、キーボードの暗色オプションの廃止など、些細なUI変更が中心だった。今日のリリースで ― 少なくともiOS 7のビジュアル全体にある程度慣れている消費者から見て ― 最も目に付くのは、iPhoneの中でもとりわけ頻繁に使う画面のビジュアル変更だ。

通話に関連する画面は大きく変わら、キーパッドと通話中画面の下部には、それぞれグリーンと赤の丸いボタンが配置されている。電話がかかってきた時の「拒否」と「応答」のボタンも円形になり、「後で通知」と「メッセージ」のオプションは、すぐ上の小さな白いボタンになっている。

iClarified.comの好意により、電話アプリ画面のビフォー/アフターを見ることができる。

「スライドで電源オフ」画面も改訂され、ボタンを右にスライドすると画面が暗くなるようになった。

細かい変更としては、壁紙選択のモーション・オン/オフ設定や、メッセージ、Facetime、電話アイコンのグリーンアイコンのグラデーションが暗めになったこと、リピートおよびシャッフルボタンの変更、パックスペースとシフトのハイライトの変更、キーボードの文字が太くなったことなどがある。この他、初期設定アシスタント中のiCloudアカウント設定に関連するバグや、ミュージックアプリでオーディオブックを再生する際の問題などが修正されているが、iMessageを初めて送信する時に失敗することがある等、他の問題が起きる場合もある。

もちろん、Appleが7.1を公開するにあたって多くの人々が望んでいるは、バックエンドの改善だ。今でもユーザーはフリーズや時には再起動するバグに悩まされている。最近、Google VenturesのMG Siegler(TechCrunch寄稿者で、長年のAppleコラムニストでもある)は、個人ブログでこれらの問題を列挙し、今のiOS 7は「水準に達していない」と言っている。

7.1では、これらのバグがいくつかでも修正されるかもしれない。発生する頻度の高さ ― 少なくとも一部のユーザーでは、私を含め ― を考えると、できるだけ早い時期の公開が望まれる。

画像提供:9to5mac.com; iClarified.com

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Appleの要請: 2014年2月1日以降提出のアプリはすべてiOS 7対応とすべし

Appleのデベロッパポータル上の最新記事によると、2014年の2月1日以降提出されるiOSアプリはすべて、iOS 7対応でなければならない。新作アプリだけでなく、既存アプリのアップデートも然りである。で、そのためにはデベロッパは、64ビットのサポートやプロセスをバックグラウンド化するAPIのある最新バージョンのXcode 5を使用しなければならない。

過去2年間のAppleは、デベロッパがOSの最新バージョンをサポートすることを、これまで以上に熱心に奨励してきた。そのためにAppleは毎回、最新バージョンのOSの採用率を公表してきたが、それらはとてもとても高かった。iOS 7の場合は、どのイベントにおける発表でも全iOSユーザの76%でトップであり、そしてその最新の数字を、今では同社のサイトに載せている。

iOS 7は変化がこれまでになく大きいから、Appleはアプリのアップデートに関してさらに躍起になっているのかもしれない。とくにiOS 7は、多くの複雑なフィジカル言語を導入し、これまでデベロッパがユーザへの指示に使っていたビジュアルなキューの多くを剥ぎ取ってしまった。だからアプリのルックスからして大きく変わってしまい、アップデートしてないアプリが場違いにも見えてしまう。

ただしAppleの記事をよく読むと、デベロッパへの要請はアプリを支える構造が中心で、外見は重視していないようでもある。つまり、アプリをiOS 7向けに‘最適化’し…何が最適化か?…、新しいXcodeでビルドするのだが、デザインは変えなくてもよい。ただしAppleの標準のUI成分は新しいSDKにおいて変わってしまったから、旧アプリをアップデートする場合でも、ルックスと機能の修正がある程度は必要だろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Apple、iOS 7普及率を74%と発表。AppStoreの利用データによる

先ほどAppleは、iOS App Storeのデベロッパーサイトを更新し、iOSのバージョン別割合を発表した。今やiOS 7は最大勢力となり、iOSデバイス利用者の74%が、9月にiPhone 5s、5cと共にリリースされたこの大改訂版を使っている。

iOS 7の利用は10月から10%上昇しており、これは全OS要素のビジュアルが変わるなど劇的な変更のあったアップデートとしては、注目すべき伸びだ。さらに注目すくべきは、22%のアクティブApp StoreユーザーがiOS 6を使っていることで、合計96%のiOSユーザーがわずか最新2世代のOSを走らせていることになる。未だにバージョンの断片化の著しいAndroidとは対照的だ。

こうした牽引力はデベロッパーにとって朗報だ。少ない労力でアクティブiOSユーザーの大半をターゲットにできる。しかもiOS 7の場合、旧バージョンとの違いがあまりにも大きいため、ほぼ全員近くがこの新しい大集団に入ってくれることは、ことさら重要だ。

外部調査会社も類似の数字を示しており、Chitikaの最新調査によると、北米地域のiPhoneおよびiPadトラフィックの70%がiOS 7から来ている。この導入速度は半年をかけて83%に到達したiOS 6の時よりも早い。これでiOS 7のみを対照にしたアプリも、ユーザー層が制限されることを心配する必要はなさそうだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


AppleのiOS 7 Tech Talksが東京など世界の6都市で開催

Appleが先ほど(米国時間9/25)、iOS 7のアプリを作るためのTech Talksカンファレンスのスケジュールを発表した。これはAppleがときどき開催する行事で、エヴァンジェリストたちがデベロッパにお話をして、WWDCよりももっとパーソナルな雰囲気で支援をする。

AppleのメインのデベロッパカンファレンスであるWWDCは今年早々とチケットが売りきれてしまったから、困っているデベロッパを助けるためにはこのようなトークイベントがとりわけ重要だ。これでやっと彼らは、お話だけでなく実物演習にも参加して、願わくばiOS 7のすべてを知ることができる。

トークの会場はサンフランシスコとニューヨーク、東京、上海、ベルリン、そしてロンドンだ。今回初めて、‘アプリデベロッパの日’と‘ゲームデベロッパの日’の二日に分けて行われる。これまでは一回のセッションに両方の話が混在していたが、今回はそれぞれ別になる。

ゲームとアプリとでは、扱う技術がかなり違うから、今回のやり方はとても理にかなっている。ふつうのアプリを作るデベロッパは、Game Center、Sprite Kit、OpenGL ESといった技術とは無縁だが、ゲームデベロッパはこれらのフレームワークに首まで浸(つ)かって仕事をしている。

ただし、二日通して参加することはできない。各都市で、ゲームの日かアプリの日のどちらかにしか行けない。ただし、終了後(12月下旬以降)にはビデオが公開されるので、行けなかった日のプログラムも見ることができる。だいたい一回の収容人員が400名ぐらいだ。

参加申し込みは開催日の13日前まで受け付けられ、申し込みが定員をオーバーしたら抽選が行われる。わずか90秒で売りきれたWWDCのチケットを買うときほど、あわただしくはない。申し込んだ人全員に、チャンスはある。

参加を申し込みたい人はここで(各日の詳しいスケジュールもある)。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


速報:iOS 7のアップデート率は予想を上回るハイペース―初日で35%を記録

Appleは画期的な新OS、iOS 7を昨日(米国時間3/18)東部標準時で午後1時ころ公開した。アクセスの殺到によるサーバーのエラーで当初かなり待たされるユーザーも多かったが、結局驚くべき数のアップデートが実行されたようだ。

われわれは各種の調査をできるだけ広くあたってiOS 7の公開開始から24時間のアップデート率の推測を試みた。どうやらiOS 7へのアップデートはきわめて急速に行われつつあるようだ。Chitikaによれば、iOS 7デバイスは今や北アメリカのトラフィックの18%以上を占めるという。これはiOS 6の初日のアップデート率を上回る。この調査はアメリカとカナダのデバイスによる3億ページビューをモニタしており、iOS 6のアップデートの初日のトラフィックのシェアに比べて、今回のiOS 7の場合は3%ポイント上回っているという。

モバイル・ウェブ・アナリティクスのMixpanelはiOS 7のシェアの変化をリアルタイムで観察し、同社のサービスにアクセスするユーザーのiOSデバイスのうちiOS 7のシェアが最初の24時間で35%に達したと発表した。Mixpanelによると、多くのユーザーが公開直後にアップデートを行った(ローンチ後10時間以内に22%)という。Mixpanelは今後24時間以内にiOS 7のトラフィックがiOS 6を追い越すものと予測している。これに対してAndroidではJelly Bean(の全バージョン)が、公開後450日も経つのに、まだ57%しか普及していない。

モバイルとタブレットの最適化ソリューションを提供するOnswipeもプラットフォーム別のシェアのモニタしており、カバー範囲には100万のユニークなiOSデバイスが含まれる。この調査によると、すでに31.27%のデバイスにすでにiOS7%が搭載されている。 iPhoneが34.04%、iPadが26.12%とiPhoneのアップデート率がわずかに上回っている。

私の取材に対して、OnswipeのCEO、Jason BaptisteはiOS 7について「これほどアップデート率が高い理由は、いわば新型のデバイスを無料で入手できる(ほど大幅なアップデートだった)からだろう」と語った。【中略】

結局、インターフェイスデザインの一新をはじめとする大胆な改良がiOS 7のアップデート率を鈍らせることはまったくなかった。そうなるかもしれないという予測は杞憂に終わったといえる。まだ1日目を終えたばかりだが、すでにトレンドは明白だ。

(Matthew Panzarinoが協力した)

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App Storeの3G経由のダウンロード制限が100MBに倍増。無料アプリやゲームのサイズも2倍に膨張か

Appleは3Gネットワーク経由のダウンロード制限を50MBから100MBに引き上げた。この変更は700MB超のiOS 7オーバー・ジ・エア・アップグレード公開に伴うものだ。

サイズの増加を最初に報告したのはMacRumorsで、本誌もその後新しい上限を確認した。

Appleの当初のダウンロード制限は、WiFiに接続していない状態で10MBだった。このためデベロッパーは自分のアプリがそれをわずかに下回るように最大限の努力を払ってきた。これは無料アプリやゲームのデベロッパーの間では特に顕著だ。無料アプリは「衝動ダウンロード」に頼っているからだ。〈どこでも〉アクセスできる方が、WiFiオンリーよりも、はるかにダウンロードされる可能性が高い。

App Storeのトップアプリと推奨アプリをざっと見てみると、ダウンロードサイズが驚くほど似かよっていることに気付く。42.6MB、45.8MB、46.4MB、43.9MB。これらはBattle Camp、CastleVille、Dragon Flinga、Deer Hunterといった、いずれもその場でダウンロードして時間をつぶすためのゴミアプリだ。

これが意味しているのは、上限が100MBになればできるだけ早くそこまで膨らますだろうということだ。今のファイルサイズの一致は偶然ではない。Appleが通信回線上で許している最大ゴミサイズ50MBをわずかに下回る値だ。

これによる副作用は、こうした衝動アプリをダウンロードすることが、ユーザーのデータプランに大きく影響することだ。読者がそうするだろうと言うわけではないが、この手のアプリを月に5回ダウンロードすれば500MBだ。これはAT&TのiPhone用最低額データプランの上限の倍以上になる。最低プランの人は月に3回ダウンロードするだけで上限を越える。

すべては、キャリアがデータ通信に関してケチでみみっちくなっているためだ。T-MobileやSprintなど一部のキャリアは「無制限」データプランで市場シェアを獲得しようとしているが、米国ユーザーの大半はメガバイトを金塊のように出し惜しむ悲しいデータプランで契約している。無制限プランを安く使っている世界中の人たちの話は聞きたくもない。

ともあれ、これはもろ手を上げて喜ぶ話ではないが、Appleがこの制限を緩めたことや、データプランに関してキャリアとどう衝突するかは実に興味深い。そして、あの無料アプリたちのサイズはすぐさま2倍になるだろうから、注意すべき問題でもある。

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(翻訳:Nob Takahashi)


iPhoneのアクティベーション・サーバー、iOS 7の重みでダウン寸前

ハッピー iOS 7 デー! 私を除いて。および、様々な理由でiOS 7インストール中にiPhoneをアクティベートできない他の数多くのiPhoneオーナーのみなさんも除いて。われわれのiPhoneは、iOS 7アクティベーション辺獄に捕えられている。

今日(米国時間9/16)午前以来、アクティベーションサーバーはダウンないしは非常にレスポンスが遅くなっていて、インストール処理に捕まったiPhoneは事実上使い物にならない。状況はかなり悪く、AppleはiPhoneのアクティベーションを妨げているサーバー問題について社員に通知するべく、高優先度の社内警報を発したと伝えられている。

Appleは何としても金曜日までにサーバーを復旧させなくてはならない。そこには無数のiPhoneがアクティベーションを待っている。

理想的な世界では、iOS 7へのアップグレードにアクティベーションは必要ない。しかし、もしインストールプロセスに失敗した場合、最良の選択肢は工場出荷設定にリストアすることであり、iPhoneのアクティベーションが必要になる。あるいは、いい機会だからフレッシュ・インストールしてiPhoneを完全に洗脳して新しくやり直そうと、いうオーナーも。

あるいは、どこかで誰かが今日新しいiPhoneを買うというマズイ選択をしてアクティベーションを必要としているかもしれない。

いずれのケースであれ、Appleの内部メモ、および無量大数のツイートによると、AppleのiPhoneアクティベーションサーバーは、現在多くのiPhoneオーナーに応答していない。

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(翻訳:Nob Takahashi)


AppleがiOS 7を一般公開―次の注目はユーザーのアップデート率

映画「イージー・ライダー」ではないが「エンジンをかけてハイウェイをぶっとばす」ときがやってきた。いや、つまり先ほどAppleから画期的な新OS、iOS 7が公開されたところだ。iPhone 4以降、iPad 2以降、iPad mini、第5世代のiPod touchにインストールが可能だ。

ここで大きな注目が集まっているのは、ユーザーがiOS 7にアップデートする速度だ。これほど大幅ではないOSのマイナー・アップデートの場合、ユーザーの移行は非常に急速だった。

Chitikaの調査によれば、iOS 6.1、6.12はどちらもアメリカ、カナダで非常に急速な移行率を示した。また世界的にみてもこれまでAppleのiOSデバイスのユーザーが新OSをインストールするスピードは速かったが、iOS 7の場合はいろいろな面で過去のOSアップデートとは事情が異なる。

iOS 7ではほとんどすべてが変えられた。まずルック&フィールが根本的に変化した。ナビゲーションから各種機能まですべてが改良の対象になっている。私も以前の記事で指摘したが、ほとんどの変化は実際に改良になっているものの、ユーザーがiOS 7に慣れるには少々時間がかかるだろう。

アップデートをスタートするには設定メニューで一般 >ソフトウェア・アップデートを開くか iTunesをインストールしたパソコンに接続する。 Appleのサーバーには膨大な負荷がかかることが予想されるので、ダウンロードが始まるまでに少々時間がかかるかもしれない。エラーがあっても根気よく再試行を続けること。

AppleがiOSをアップデートするつど、ユーザーの移行カーブは注目されてきたが、今回は特に強い関心が注がれている。テクノロジーに強くない友だちや親類を持っている人は、iOS7の変化に驚いて助言を求める電話がひんぱんにかかってくる覚悟をしておいたほうがいい。iOSのユーザビリティは今回大きく向上しているので、当初の驚きがすぎれば大きな問題はないだろう。またAppleがiBookstoreで公開しているアップデートのガイドを教えてやってもよい。

われわれはiOS 7の移行率についていつもの情報源が発表を行うのを待っている。情報が入り次第アップデートしていく。

〔日本版〕Engadget Japanのアップル iOS 7提供開始。iPhone 4 / iPad 2以降とiPad mini、iPod touch(5代目)対応も参照

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GoogleもiOS版Chromeをアップデート―リンクからYouTubeなどのネーティブ・アプリが立ち上がる

今日のiOS版Chromeのアップデートではいくつか重要な機能の追加があった。

音声検索jに関するかぎり、Googleは依然としてライバルに大差をつけてトップを走っているが、今回さらに代名詞の解析という新たな人工知能レイヤーが追加された。Googleはこの機能を数ヶ月前に発表し、ただちにデスクトップとAndroid版に実装している。 たとえば、「アメリカの大統領は誰か?」と質問した後で次の質問をするときには「バラク・オバマ」といちいちフルネームを言わなくても「彼は何歳か?」のように表現することができる。

これはこれで便利な機能だが、ユーザーにとってずっと重要なアップデートは、ワンクリックで各種Googleアプリを呼び出すことができるようになったことだろう(ユーザーが複数のGoogleアカウントを持っている場合、それらをChromeに登録しておけば、アカウントを自由に選択できる)。

YouTube、Google Maps、Gmail、Google Drive、Google+などのGoogleのサービスへのリンクをChromeで開くと自動的に対応するGoogleのネーティブ・アプリが立ち上がる(インストールされている場合)。ユーザーはまたChromeの「設定」メニューからリンクの種類ごとに開くアプリを選択することができる。

他の多くのアプリと歩調を合わせて」、GoogleもまたChromeのデザインを簡素でフラットなiOS 7の新デザインにマッチするものとした。ただしChromeは以前からそっけないほどシンプルなデザインだったため、その違いは一見しては大きくない。また変更を受けた要素も比較的少ないようだ。

Chromeの新バージョンはApp Storeのこちらからインストールできる。

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Apple AppStoreの「アプリ復活」機能は、ユーザーにとってはすばらしいが、デベロッパーには災難

今日(米国時間9/17)、あるRedditユーザーが、App StoreでiOSの旧バージョンを使っているユーザーが、互換性のある最後のバージョンのアプリをダウンロードできるようになったことを発見した。これはすばらしい機能で hwj、古いiOSしか動かないデバイスの所有者には朗報だ。

しかし、同機能の実現方法がデベロッパーにとって不透明であることが疑問を呼んでおり、ユーザーにとっても問題になる可能性がある。

実際しくみは極めて単純で、ユーザーにとってもわかりやすい。もしユーザーが旧バージョンのiOSしかサポートしていないデバイス ― 例えばiPhone 3GSとiOS 6 ― を持っていて、iOS 7でしか動作しない最新版アプリをダウンロードしようとすると、〈最後に互換だったバージョン〉がダウンロードされる。そこには面倒もなく、ユーザーは動作可能なバージョンが手に入るだけだ。

これは実に賢明なやり方であり、iOS 7の技術を今すぐ導入するかどうか、という一部デベロッパーのためらいを軽減させるだろう。私が話したデベロッパーの多くは、iOS 7専用バージョンのアプリも出荷する計画だ。新機能はそうしたデベロッパーにとっても、古いハードウェアのユーザーが自社アプリの旧バージョンを使ってくれるので有難い。

皮相的な見方をする人もいる。これがAppleのリスクヘッジだという考えだ ― 万が一、iOS 7への移行が遅れた時のために。先を急いだデベロッパーたちが取り残されずに済む。

このやり方のデベロッパーにとっての問題は、Dragon ForgedのKyle Richterらが早速指摘している。

「あらゆる複雑なアプリ、特にAPI駆動のアプリは、何年も放置された後に動作する可能性は稀少だ。動くとしてもひどく不安定でバグも多いだろう」とRichterは言う。「その結果は? ユーザーは水準以下の製品を公開したとデベロッパーを責める、なぜなら平均的ユーザーはソフトウェア開発の事情を理解していないから。これがアプリのレビュー評価を下げ、デベロッパーのサポート負荷を増やすことになる」

簡単な例を挙げると、お気に入りのTwitterクライアントの新しいV1.1 APIをサポートしていない旧バージョンを旧iOSにダウンロードすれば、バグが多発するか全く動かないかのどちらかだ。

デベロッパーコミュニティーの複数の情報源によると、AppleのiTunes Connectダッシュボードには、デベロッパーが自分のアプリのどのバージョンがどのiOSバージョンに配信されるかを見るオプションがない。この不透明さだけでも、カスタマーサポートを混乱させる原因になる。

しかも、デベロッパーには旧バージョンの問題を修正して再アップロードする手段もない。要するに、旧iOSユーザーは、デベロッパーが永久に修正できない問題を抱えたアプリをダウンロードすることになるかもしれない。これは多くのデベロッパーにとって悪夢だ。

また、この「アプリ復活」機能のシステムに詳しい情報源は、システムがそのように作られていることを確認している。デベロッパーは旧バージョンを修正して新しいバイナリーをアップロードすることも、古いバグ有バージョンを「消し去る」こともできない。

恐らくAppleは、デベロッパーが申請した旧バージョンアプリをすべて保存しているに違いないので、この機能を実現することが可能だったのだろう。

しかし、いくつかの要素によって問題の対象が絞られる可能性があることは指摘しておくべきだろう。第一に、iOSの移行率は常に極めて高い。(それが可能な)iOSユーザーの80~90%は、1~2週間のうちにiOS 6に移行している。もしiOS 7が問題なく立ち上がれば、iPhone 4以降のデバイスの殆どは、非常に早く新OSに移行し、こうした復活アプリの必要もなくなるだろう。

それでも、アップデートしない、あるいはできないユーザーが一定の割合存在する。そこにはiPhone(まだ存在している)、iPhone 3G、iPhone 3GS、iPod touch 1~4世代、および初代iPad等のユーザーも含まれる。

新機能の恩恵を一番受けるのはiPod touchユーザーだろうが、古いiPhone、iPadユーザーも使い勝手が上がるだろう。そのための複雑な操作も不要だ。ただApp Storeで新しいアプリをダウンロードすれば、自分のiOSで動くバージョンが手に入る。

残念ながら、それらのアプリのデベロッパーは同じ恩恵を受けることがなく、少々ひどい仕打ちを受ける。iTunes Connectのダッシュボードにちょっとした変更を加えるだけで、デベロッパーはどのバージョンのアプリが問題を起こしているのかがわかるし、さらには旧デバイス用のバージョンのアップロードもできるようになるのだが。

現時点でそれは起こりそうにないが、望みを持ち続けることはできる。

「デベロッパーが序列の一番下にいることは衆知の事実だ。Appleが何より第一に気にかけるのはAppleであり、次がユーザー、最後がデベロッパーだ」とRichterは言う。この言葉は、今回のケースにも正確にあてはまりそうだ。新システムはAppleのためにダウンロード数を増やし、ユーザーのために顧客体験を向上するが、デベロッパーには大きなサポート問題を残す。

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(翻訳:Nob Takahashi)


iOS 7の一般公開を控えて、旧バージョンiOSデバイスに旧バージョン向けアプリのインストールが可能になっている

iOS 7はAppleが2007年にこのOSを発表して以来おそらくもっとも大幅なバージョンアップとなる。これほど大きなデザインの変化となればAppleにとってもユーザーに混乱や不便をもたらすリスクがある。Appleはこれに対処すべく、AppStoreに新たな機能を追加した。

アクセスしたデバイスに搭載されたiOSではアプリの最新バージョンが動作しない場合、動作する最新のバージョンをインストールすることが選択できるようになる。この新機能はあるRedditユーザーが発見し、The Vergeに記事が掲載された。このユーザーは第2世代のiPod TouchにInstagramをインストールしようとして変化に気づいたという。

iOS 7は9月18日以降、大半のiOSデバイスにダウンロードされる予定だ。しかしiPhone 3GSや最初のiPadにはiOS 7はインストールできない。これにともなってiOS7にアップデートできなかったデバイスのアプリについては互換性の問題が起きることが予想された。またiOS 7にアップデート可能な新しいiOSデバイスのユーザーの中にも新OSのデザインを嫌うなどの理由でアップデートを行わないものがあるだろう。Appleはこうしたユーザーが混乱しないように対策する必要があった。

つまりジョニー・アイブのフラットデザインが嫌いだなどの理由でiOS 7にアップデートしなくても、少なくとも当面は、インストールできるアプリが一気に減るというような目には合わずにすむというわけだ。

「作動する最新のアプリ」をダウンロードできる機能は、ユーザーだけでなくデベロッパーにもありがたい。デベロッパーもiOS 7向けのアプリがそれ以前のiOSでは正常に作動しないという問題に悩まされずにすむ。後方互換性を考慮せずにiOS7の機能を生かしたバージョンアップができるわけだ(ただしこの場合はiOS 7向けバージョンと以前のiOS向けバージョンの両方をメンテナンスするという負担が加わるわけだが)。

私もiOS 6.0.1のiPad miniでテストしてみた。iOS 6.1以降を必要とするWeatherbugアプリをインストールしようとすると下のスクリーンショットのようなメッセージが表示された。

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Apple、iOS 7 Beta 5をリリース―設定アイコン全面更新、機能面ではバグ修正

AppleのiOS 7 Beta 4の公開から1週間たって、Beta 5がデベロッパー向けに公開された。iOS 7の一般向けリリースはこの秋に予定されているが、どうやら安定版に近づきつつあるようだ。

ここ数回のアップデートはパフォーマンスの向上や全面的なデザイン変更などの伴うマイナーなバグの修正が主だった。。当初ロックスクリーの解除や通知画面の表示方法がわかりにくいと一部から不評だった。この点がBeta 4で改善され、どちらにスワイプすればいいか分かるようにテキストと矢印が表示された。この改良はAppleがユーザーの声に注意深く耳を傾けている証拠だ。いずれにせよ、iOS 7はiOS史上もっともドラマティックなインタフェースのアップデートとなる。

上の「設定」画面のスクリーンショットでは、新しいデザインのアイコンに加えて数々の細部の改良が確認できる。機能面では大きな変化はなくバグ修正にとどまったことは、製品版に近づいていることを示すものだろう。情報提供者によると、リリース・ノートには「iPhone4がApp Storeからコンテンツをダウンロードできない不具合が修正された」とあるという。またアプリ内からコントロール・センターの呼び出しを一時的に無効にする機能が追加された。これは頻繁に下から上へのスワイプ動作が必要なゲームなどで誤ってコントロール・センターを呼び出してしまわないためだという。

おそらく今後も毎週のようにベータ版のアップデートが続くだろう。iOS史上、ベータ版でもっともアップデートを重ねたプロダクトになりそうだ。iOS 7はメジャー・アップデートであり、それだけに消費者の手元に製品版を届けるまでにはまだまだ細部の改良が必要になるはずだ。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


iTunesベータにiTunes Radioが入った。iOS 7ベータはロックスクリーン解除を改善

Appleは今日(米国時間7/29)iOS 7の新しいベータを公開した。同シリーズで4回目だ。最終版公開まで数ヵ月しかないので、このアップデートでiOS 7に残されたデコボコを直すべく、様々な目立ったビジュアル変更があるのは驚くにあたらない。またiTunesベータのバージョン11.1も公開され、OS XのデスクトップでiTunes Radioが使えるようになった。

AppleはiTunes Radioを、6月のWWDC 2013でiOS 7およびOS X 10.9 Mavericksと共に発表した。iTunes Radioは、ストリーミング・オンライン・ラジオサービスで、Pandoraに似て、ユーザーはジャンルやアーティストのステーションを作り、曲をスキップしたりおすすめアーティストを聴いたりできる。iTunes Matchを定期購読(年額29.99ドル)していれば広告なしで利用でき、音声およびビジュアルの広告入りなら誰でも完全無料で利用できる。

デスクトップでも、iTunes Radioはモバイルとほぼ同じように使える。いくつかプリセットされたステーションの他、ユーザーが自分専用のステーションを作ることができる。インターフェースは今のところ驚くほど簡素だが、Appleはカスタムステーションのために多くの場所を残している。流れている曲を「Now Playing」ウィンドウですぐに購入するためのボタンもある。

iOS 7に関しては、ロックスクリーンのデザインが変更され、当初のデザインがユーザーの混乱を招くとする不満に対応した。具体的には「スライドしてロック解除」のテキストの横に矢印が加えられた(下の9to5Macのスクリーンショット参照)。ステータスバーには下向き矢印が加わり通知センターが無地のバーで置き換えられたことをほのめかしている。9to5Macによると、他にもAirPlayデバイスをはじめ数多くのビジュアルの調整やアイコンの変更があり、Snapchatユーザーが喜ぶであろうスクリーショット検知APIも入った。Safariで共有リンクが使えるようになった他、 アイコンも微調整されている。

通常Appleは、正式公開前に最低4回ベータ版を提供しており、昨年のiOS 6は9月の一般公開までに4回あった。今回は大規模なOS改訂であり、以前のバージョンから劇的に変わる部分も多いため、少なくともあと1回(かそれ以上)はベータ版がありそうだ。

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(翻訳:Nob Takahashi)


批判や悪評の多いiOS 7のアイコン, しかし一般ユーザには圧倒的に好評

iOS 7は、ブログや評論家やTwitter上などでは好悪両様の評価をされているが、でもInput Factoryが作ったモバイルの集票ツールPolarで行った消費者調査によると、一般ユーザにはきわめて好評である。たとえばシステムアイコンの好感度では、およそ2対1でiOS 7の方がiOS 6よりも好まれている(回答者総数46401)。

これらの数値はWWDCで発表されたiOS 7のすべてのアイコンに集まった票の総数を表しているが、おもしろいのは、単にiOS 7のアイコンが好きというだけでなく、こっちを選ぶという強い選好度を表していることだ。たとえば電話のアイコン(上図)では、80%がiOS 7を選び、残る20%が旧デザインを選んでいる。メッセージアプリのアイコンにいたっては、84%対16%でiOS 7の圧勝だ。

iOS 6はリマインダ、Safari、ゲームセンター、カメラ、電卓などでは勝っているが、でもそれらのiOS 7との差はいずれも微差だ。

iOS 7はまだ出てから間もないし、これまではOSの新バージョンに採用された新機軸に関しては賛否の分裂があった。FacebookのWebサイトやモバイルアプリの小規模なデザイン変更も、大騒ぎを巻き起こしたが、しかしFacebook上のユーザのエンゲージメントやユーザ数の増加率に、そのことが負の影響を及ぼすことはなかった。

今後もiOS 7のUIのデザイン、とくにアイコンをめぐっては、当分のあいだ激しい論争が続くだろう。でも今回の調査結果が示すのは、一般ユーザの多くが感じていることと、少数のうるさい連中の意見や批判とは、それぞれ別世界のものであることだ。Polarで投票した人たちの多くは、新デザインを断固支持しているようだ。今後もっと大規模で本格的な消費者調査をやっても、彼ら一般消費者に意見や感想を表現する機会を与えた場合の結果は、今回のPolarの結果とほぼ同じになるだろう、とぼくは感じる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Apple、iOS 7ベータの新バージョンを配布。iPadサポート、ボイスメモ復活

Appleは今日(米国時間6/24)iOS 7の新しいベータ版をデベロッパー向けに公開した。ビッグニュースはiPadバージョンが入ったことだ。AppleがiOS 7を発表した時、iPad版はiPhoneの数週間後になると言っていたが、あの約束は守られた。iPad版はiOSデベロッパーとして登録していればデベロッパーチャンネルを通じて入手できる。

他に新ベータのユーザーから報告された情報としては、ボイスメモの復活がある。最初のベータでは落とされていたが、記事によるとAppleは先のバージョンでは準備ができていなかっただけなので今回入ったのは当然とのこと。インターフェースとアイコンは全面変更され、予想通り、前バージョンの画面を支配していたスキューモーフィックなマイクはなくなり、コントロールやUIはフラット化された。9to5Macによると、Siriに新しい声が加わり、コントロールセンターなどに細かい修正が入った。BGRに新しいボイスノートのインターフェースの画像がある。

iPad版iOS 7ベータには、iPhone版とはインターフェースが異なる部分ある。一般にAppleは、タブレットの大きい画面用に様々な要素を仕立て直すが、今回もそれは変わらない。9to5Macに届いたスクリーンショットを何枚か載せておく。サイトに行けばAppStoreの画面なども見られる。


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(翻訳:Nob Takahashi)


社会貢献を強調するApple, アプリは世界を変えると中編ビデオで訴える

Appleが今日ポストした、かなり長い、10分近くのビデオは、同社のプラットホーム向けのアプリが世界中で利用され、人びとの生活に大きな変化をもたらしている、と訴求している。それは、これまでのAppleのコマーシャルとはずいぶん違う視点だ。これまでは、平均的な消費者の生活が、アプリによってちょっと便利になりますよ、といった軽い短編ばかりだった。

このビデオはもっと視野が大きくて、一部の人びとの生活に重要な変化が訪れることを描いている。テーマとしては同社の最新のテレビコマーシャル“Our Signature”と同類だが、後者のようなAppleの製品作りにおける指導的原理ではなく、実際のケーススタディを強調している。そしてもちろん、サードパーティのデベロッパに光を当てている。彼らの、少数民族文化の保存努力や、医療技術の大きな進歩への貢献など、取りあげるにふさわしいものを、あらためて取りあげているのだ。便利なお買い物リストを簡単に作れますよ、という世界ではなくて。

(出典: 9to5Mac)

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


iOS 7でAppleはQRコードを容認 ― ただし目的達成の手段としてのみ

AppleはWWDCのキーノートで、近距離無線通信(NFC)を一笑に付したが、同じくらい(それ以上?)に冷笑されている技術であるQRコードを、こっそりと採用した。AppleはiOS 7にQRコードリーダーを内蔵した。そう、OSレベルで。しかしそのやり方には、QRコードの存在は少々目障りであり、自社テクノロジーを推進するのに都合のよい道具ではあるが本気で持ち上げたり推奨するつもりはない、という明確なメッセージが表れている。

iOS 7のQRコードリーダーはPassbookアプリに内蔵されている。サービス全体を説明するためのPassbookカードには、新たにコードスキャン機能が組み込まれている。Passbookの初期画面からワンタッチで利用でき、iPhoneのカメラを使って印刷あるいはウェブに表示された四角いバーコードを読み取ると直ちに認識する。しかし、次に起こることを見ればAppleが全面的にQRコードに改宗していないことがわかる。

あらゆるQRコードを平等に扱い、どんな情報でも実行するリーダーを作ることは十分簡単だっただろうが、Appleは汎用ツールを欲しくなかった。だからPassbookアプリのQRコードリーダーは、Passbookのパスにリンクしていないコードをスキャンしようとすると、その目的に関する非常に明快なメッセージを発信する。親切なタレコミ人が送ってくれたスクリーンショットが上にある。

統合の目的は明白だ。Appleはこれを、ユーザーがPassbookコンテンツをできるだけす早く簡単にライブラリーに追加できる方法の一つと考えていて、そのための障壁はできるだけ減らしたい。しかし、QRコードそのものは目的を達成するための手段にすぎない。究極の目的はユーザーがPassbookをもっと使うようになることであり、QRコードは単なる道具だ。実際、QRコードを厳密にPassbookパスだけに制限することは、汎用技術として利用しようとするとはるかに有害だ。大量のiOSユーザーがQRコードをPassbookと関連づけようとするだろうから、その種のコンテンツ提供していないコードには不満さえ感じるだろう。

これを、AppleがメインのカメラアプリでQRコードをサポートする前兆と考える向きもあるだろうが、期待しない方が良い。Appleは自らの目的に合致する技術を選り好みするので、もっと良い方法が見つかるか、Passbookが十分な勢いを得るために必要なくなれば、捨てられるかもしれない。少なくとも、これでQRコードがブームになることはない。Appleは永遠にこれを、Passbookを補助する下位ブランド技術として扱うだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi)


本日アナウンスされたiOS 7、新たな機能をスクリーンショットで確認してみる

WWDC 2013の舞台にて、iOS 7が正式にアナウンスされた。見た目の部分でかなり大きな変更があるようだ。もちろん新たに生み出されたり付け加えられた機能も多くある。正式版のリリースはまだ数カ月先だが、本日公開された開発者版を早速いろいろといじり始めているBrian Roizenが数多くのスクリーンショットを投稿してくれている。WWDCの舞台上で行われたデモで、新しいOSの方向性は理解できたという人も多いことだろう。しかし詳細なスクリーンショットも、いろいろと参考になるところがあるはずだ。

ノートアプリケーションにある紙の質感などの部分に、以前からの「skeumorphic」デザインが少々残っているようにも感じるが、しかし全体的にはシンプルになったスタイルと「フラット」デザインが特徴だ。またマルチタスクトレイは大幅に使いやすくなった様子。また各種設定をまとめて行えるコントロール・センターも非常に便利そうだ。ボトムトレイからダブルクリックで呼び出す現在の設定機能にはいろいろと不便な点があり、不満をおぼえていた人には朗報となる。

全体的に言えば、これまでよりもモダンでクリーンなエクスペリエンスを提供するOSになると言える。カレンダーやメール、サファリなどのコアアプリケーションの外見によって感じる変化も大きそうだ。基本的な機能オプションのみを常に表示し、細かな機能を提示することでデザインをごちゃごちゃさせることがなくなっている。但し新しい通知パネルには「Today」、「All」、そして「Missed」などのペーンが新たに用意されることとなり、ひと目で全体を見るという方向からは変更になったようだ。こうしたところの使い勝手などをチェックしてみたいものだ。

ちなみに、一般向けのiOS 7のリリースは秋に予定されている。これからしばらくの間で変更点も多数あることだろう。しかし全体的なルック&フィールについては、本日明らかになったものと大きく変わらないものと思われる。これまでと比べると大きな変化であるのは間違いない。一般利用者の評価がどうなるのか、注目して行きたい。

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(翻訳:Maeda, H)