Twitter、ツイートの分析データを全ユーザーに無料で提供

Twitterは、ユーザーのツイートに関する相当詳しい実績、分析データをAdsダッシュボードで提供開始した(TNWより)。これは、より多くの人々(個人を含む)にTwitterのAdsプラットフォームを認知させ使用させることが目的と思われる。新しい無料分析ダッシュボードを使うと、誰でも自分のツイートに関するお気に入り、リツイート、返信の数などの実績データを見ることができる。「Best/Good/All」に分けたランキングも表示できる。

私がかなりダメなTwitterユーザーであることを教えてくれたのはともかくとして、サードパーティーのツール等を使わずにリーチやエンゲージメントの状況を知りたい人には最適のツールだ。Twitterについて知っていると思っていたこと、例えば、お気に入りや返信の数では良い成績のツイートが、リツイートに関しては全くダメ、あるいはその逆の場合等を明らかにしてくれる。

全データはCSVでダウンロードできる。また、ツイート中のリンクを何人がクリックしたかもわかるので、Twitterによるエンゲージメント促進効果を正確に測定したい人にとっては実に有用だ。これらすべてがマーケターにとって宝の山に見えるが、私のダッシュボードに集計されたデータにはいくつか不足している点もあった。

これらは以前、Twitterに広告の出稿を予定している企業ユーザーに提供されてきたものだが、広告部門が持っているデータを全員が利用できるようにするのは、全体の売上計画に好影響を与える良い方法だ。個人ブロガーや「ソーシャルメディア専門家」たちは、安定的収益という意味ではさほど大きくはないが、積み重なればTwitterの売上増につながるだろう。

本機能を利用するには、ads.twitter.com に行ってTwitter認証した後、ページ上部の「Analytics」をクリックすればよい(Twitterの広告サインアップ手続きは必要ない)。
[訳注:訳者のアカウントには 「Analytics」が表示されなかったので、まだ全員に行き渡っていないのかもしれない]

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)


Facebook、あらゆるTwitterハッシュタグ広告をハイジャック

Twitter #ブランドは絶滅危惧種になった。ハッシュタグは、Facebookがサポートすることによって汎用化されつつある。それはTwitterの重要な成長ベクトルが無効化することを意味する。従来、印刷メディアやテレビCMでハッシュタグが話題になるたびに、人々はTwitterへの参加を促された。これからは、既に自分が使っているSNSでそのリアルタイム会話に参加できる。

企業やイベントの望みは、自分たちへのソーシャルな言及が最大のリーチを得ることなので、万能ハッシュタグが使える時に「Twitterハッシュタグ」を宣伝することは意味をもたない。今後企業はハッシュタグの表示からTwitterロゴを外すか、Facebookロゴを追加するようになると私は予想する。

ハッシュタグがFacebookで普及するかどうかは未だわからない。Facebookで有名人やジャーナリストをTwitter流にフォローするフィード購読[現在はフォロー]機能は大ヒットにはなっていない。さらにハッシュタグは、Facebookへの書き込みの多くが友達とのみシェアされていて全体公開されていない、という課題にも直面しなければならない。

Facebookハッシュタグには一つ追い風がある。非常に人気のあるイベントでも、それについて赤の他人がTwiiterハッシュタグを付けて投稿しても私は興味をもたないだろう。しかし、Facebookハッシュタグを検索したりクリックしたりすれば、友達が何を言っているかを優先的に見ることができるかもしれない。個人的にはゲーム・オブ・スローンズ #redwedding に関して、友達や知り合いが話していることの方が、会ったこともない何百万もの人々から寄せられた純粋なソーシャル・メンションよりも気にかかる。

Facebookハッシュタグは大失敗に終るかもしれないし、たとえ少々人気を博したとしても、Twitterがリアルタイム会話の王者で居続けるに違いない。しかし今日のニュースによって、Twitterの〈独自の付加価値〉が減少する可能性がある。これはFacebookで現在進行中の、ライバルを蹴落とす「ほどほどの」戦略の一環である。他の誰かならもっとうまい方法を思いつくかもしれないが、Facebookはこれを、人々が新たに始める必要のないネットワーク上で、大規模に行っている。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)


【事例付き】BtoB企業がソーシャルメディアを活用する7つの方法

Webを営業に活用しようと取り組んでいるBtoB企業の中でも、ソーシャルメディアの活用方法はまだまだ手探り段階で、自社や業界の最新ニュースを中心に「お知らせ」として使っている場合が多いようです。

しかし、日本国内でソーシャルメディアの普及率が40%を超え、Facebookの月間アクティブユーザー数は1,900万人に成長した現在、BtoB企業でも、潜在顧客・見込み顧客がソーシャルメディア上にいる状況になっています。

今回は、先日シナジーマーケティング社に寄稿した記事の転載許可をいただきましたので、これからソーシャルメディア(Facebook、Twitter)に取り組むBtoB企業様向けに、7つの活用方法を事例付きでご紹介します!

BtoB企業でも使える7つの活用方法

1.Webサイトやブログのコンテンツへの集客経路として使う

コラムやお客様インタビュー、セミナーレポートなどの見込み顧客に役立つコンテンツをソーシャルメディア上で発信し、Webサイトやブログに誘導します。

どんなに良いコンテンツを作っても、見つけてもらえなければ、効果が出ることはありません。コンテンツを見つけてもらえるように自社のソーシャルメディアで告知しましょう。

新着ブログの記事を紹介しているContent Marketing LabのFacebookページ

2.ソーシャルボタンを設定して、コンテンツを拡散してもらう

Webサイトやブログにソーシャルボタンを設置して、見込み顧客がコンテンツを拡散しやすくします。

いいね!やツイート、はてブが集まれば、検索エンジンが「このページはユーザーから高い支持を得ている」と認識してくれるため、上位表示されやすくなります。

記事の目立つ位置にソーシャルボタンを設置しているbtraxスタッフブログ「freshtrax」

3.コンテンツを通して、リードを獲得する

自社のソーシャルメディアアカウントをフォローしているユーザーに、リード獲得につながる情報(セミナー情報や、ホワイトペーパー)を告知して、ソーシャルメディア経由でリード情報を獲得します。

ガイアックスのサイトではソーシャルメディア経由でのリード獲得が増加中

4.ソーシャルメディア上の声を聞く

BtoB企業の場合、企業名や製品名がソーシャルメディア上でつぶやかれることは少ないですが、プレスリリースやブログ記事に対する反応はソーシャルメディア上で確かめることができます。

INBOUND marketing blogの記事に対するソーシャルメディア上の反応

5.Facebookグループで交流する

弊社ではセミナーに参加いただいた方をFacebookのグループに招待し、セミナー後も継続的にディスカッションを行なっています。
共通の関心を持つ人たちを集めて、コミュニティを作りましょう。

6.業界の最新情報を配信して、ソートリーダーシップを発揮する

Webサイトやブログのコンテンツを配信する以外にも、TwitterやFacebookで業界の最新情報を発信することで、その分野に対するソートリーダーシップを発揮することができます。

ソートリーダーシップとは?
ソートリーダーシップ(Thought Leadership)とは、特定のセグメントや分野において将来を先取りしたテーマやソリューションを示し、人々の議論や思想形成を引き起こすことにより、そのテーマやソリューションについて改めてより深く考えるようにする活動を指す。

※カイロスマーケティング株式会社のブログより引用

タブレットやO2Oに関する最新情報を発信しているエスキュービズム社のFacebookページ

7.親近感を持ってもらう

社内の何気ない風景を伝えたり、情報発信にキャラクターを使うことで、企業として発信する情報がより身近に感じられ、親近感を持ってもらうことができます。

キャラクターを使い発信する情報をより身近に感じさせるスカイアークシステム社のFacebookページ

■最後に

以上、7つの活用方法をご紹介しましたが、大切なのは見込み顧客と中長期的な関係を築いていくことです。
そのためにソーシャルメディア上の声を聞きながら、見込み顧客に役立つコンテンツを継続的に発信し、その中で信頼感や親近感を持ってもらうようにソーシャルメディアを活用していきましょう。

※アイキャッチ画像:facebook website screenshot/Spencer E Holtaway

抗議運動激化のトルコでエルドアン首相が「ソーシャル・メディアは最悪の社会の脅威」と非難―Twitterユーザー25人逮捕

トルコの当局は抗議活動参加者25人をTwitterを使ったという容疑で逮捕した。トルコ全土で抗議活動が激化し警察との衝突が繰り返される中、火曜の夜にはネット市民が「嘘の情報を広めた」廉で大量に逮捕された。激しい批判にさらされているレジェップ・タイイップ・エルドアン首相は「ソーシャル・メディアは社会の最悪の脅威だ。Twitterは嘘を広めている良い例だ」と述べた。

トルコの民主化活動家にとってソーシャル・メデイアは官製マスコミの沈黙を打ち破るための主要なツールとなっている。「トルコのメディアは恥じ入るべきだ。この48時間、市民が苦闘を続けている間、トルコのマスコミは一切そのことを報道しなかった。恥を知れと言いたい」とトルコの著名な映画監督、Fatih Akinは述べた。

実際、この週末に国営新聞、Sabahの一面を飾ったのは「禁煙キャンペーンの功績で首相が賞をもらった」などという記事で、世界のマスコミのトップニュースになった全国的な抗議行動の広がりにはまったく触れられていなかった。

VineのビデオとInstagram写真を下にエンベッドした。大規模な学生の抗議行動と警察の強硬な鎮圧が記録されている。


[photo link]

ニューヨーク大学の博士課程の院生、Pablo BarberáとMegan Metzgerの調査によれば、エジプトの抗議活動などの例とは異なり、関連するツイートのほとんど(90%)はトルコ国内から発信されているという。つまり、トルコの抗議活動では、ソーシャル・メディアを利用しているのは活動参加者自身であり、国外の支援者ではないということだ。

一方で、悪名高いAnonymousやSyrian Electronic Armyといったハッカー集団もトルコ政府機関を攻撃しているという未確認情報もある。

われわれは今後も事態の展開をフォローしていく。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


TweetDeckファウンダーのDodsworthがTwitterから離脱。TweetDeckの将来は?!

TweetDeckのファウンダーであるIain Dodsworthが、Twitter社を去った。TwitterがTweetDeckを買収してから2年が経ち、Dodsworthとしては「何か新しいことを始めるタイミングだ」と感じたそうだ。

Dodsworthの離脱により、Twitter社によるTweetDeckの扱いはどのように変わってくるのだろうか。少し前には、iPhone、Android、およびAIR版の開発を停止している。WindowsおよびMac向けのネイティブアプリケーションはまだ提供されているが、今後はウェブ版に注力していくと言っていた。

そのような流れの中、DodsworthがTwitter社を離れることとなったわけだ。TweetDeckは消滅するのではないかと考える人が増えるのも当然のことだろうと思う。たとえばReuterのソーシャルメディア部門のエディターで、Circaの編集長に就任することとなったAnthony De Rosaも「@TweetDeckの将来は一層暗くなったんじゃないかな」とツイートしている。しかしTwitterのニュース部門マネージャーのErica Andersonは、GuardianからSharath Bulusuを引きぬいてTweetDeck担当のプロダクトマネージャーにアサインしており、今後も注力していく予定だとツイートしている(ちなみにBulusuの採用は半月ほど前にアナウンスされている)。

ツイートの中でAndersonは「TweetDeckの重要性は重々認識していますよ」と記している。Twitterの広報部によれば、本件についてとくに追加すべき内容はないとのことだ。

Update:TweetDeckに関わるエンジニアの募集も行われているようだ。

原文へ

(翻訳:Maeda, H)


Twitter、6秒ビデオのVineのAndroid版をリリース―iOS版ユーザーは1300万人を超える

今日(米国時間6/3)、Twitterは6秒間のビデオを簡単に作成して共有するサービス、VineのAndroid版をリリースした。 VineアプリGoogle Playストアから無料ダウンロードできる。Android 4.0以降が必要。

Android版VineアプリはiPhone版から5ヶ月遅れで発表された。iPhone版はTwitterがVineを開発したスタートアップを買収した後、今年1月にリリースされた。この間、VineはiOS版だけで1300万人という大量のユーザーを獲得するのに成功している。

ただしAndroid版はiOS版と完全に同じではない。Vineの公式サイトによれば、近々いくつかの新機能が追加されるとしている。これにはフロント・カメラのサポート、プッシュ通知、ハッシュタグ、ユーザーとハッシュタグの検索などが含まれている。すでにAndroid版Vineアプリ特有の機能も存在する。例えばGalaxy S4とHTC Oneの場合、ズーミングができる。

iPhoneアプリの場合、フロントカメラのサポート、ユーザーとメンションの検索などの機能が4月末のメジャーアップデートで追加ずみだ。 TwitterのVineチームはiOSの場合と同様、Android版でも基本的機能だけを先にローンチして段階的に機能を追加していく手法を取った。

テクノロジー業界はVineのAndroid版リリースの影響に注目している。InstagramはiOS版で3000万人のユーザーを集めた後、2012年4月にAndroid版を開発した。するAndroidユーザーが殺到し、12時間で100万人の新ユーザーを獲得することに成功した。Vineの場合はどういう結果になるだろうか?

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


イギリスのケンブリッジ大学が現代ウェールズ語の研究にTwitterを利用

Twitterはすごい、のまた一例: ケンブリッジ大学の言語学者たちが、ツイートを分析して、イギリスのケルト語系言語の一つであるウェールズ語の使われ方の変化を調べている。ウェールズ語はウェールズの住民の1/6(約56万人あまり)が使っているにすぎないが、でもその多くがツイートもウェールズ語でやっているため、研究の出発点となるには十分な量の生(なま)データが得られるのだ。

ケンブリッジ大学の理論および応用言語学部(Department of Theoretical and Applied Linguistics)のDavid Willis博士は、研究におけるTwitterの役割を次のように述べる…中でもとりわけ言語学にとって有益なのは、それが日常的な会話言語であることだ。つまり、人が日常使っているとおりの言葉であること:

言葉の日常の用例を拾おうとするときの難題は、回答者が緊張して構えることなく、こちらが求めるふつうの言葉を語ってくれることだ。特定の構文について、それがどの地方の人びとの言葉かを知りたいとき、通常なら、相当な時間をかけて試験的研究を行わなければならない。しかしTwitterなら、人びとが実際に使っている言葉そのものを、30分で捕捉できる。

私の中心的な関心は言語のシンタクス–文の文法的構造にある。そして私の長期的なねらいは、ウェールズ語方言のシンタクスの総覧集を作り、言語の今日的な使われ方と、その変化の原因となっている多様な影響要素を理解することだ。そのために必要なのは、ウェールズ語を話す人口を構成している多様なセクタから口語の実例を集めて、時空双方にわたる比較を行うことだ。

Twitterを利用することによってWillisは、ウェールズ語が今どのように変わりつつあるかという、変化の諸側面を同定できた。そしてそのデータを利用して、次のフィールドワークで行う口頭インタビューのための質問を作った。

これまでの研究で同定された言語学的変化には、代名詞や多重否定形の使い方が、ウェールズ語を家庭で学んだか学校で学んだかによって違うことが挙げられる。学校で学んだ者のウェールズ語には、英語的な構文が紛れ込みやすいのである。

研究社たちによると、ウェールズの人口の約1/5はウェールズ語で学校教育を受けるので、言語の取得場所の違いに関するこのようなデータは、ウェールズ各地における今後のより適切な言語教育方針の確立に資するであろう。たとえば、第二言語としてのウェールズ語はどの形のものを教えるべきか、あるいは、学校でもウェールズ語の方言と書記言語(書き言葉)としての標準ウェールズ語の両方を認めていくべきか。

下の画像は駐車(ウェールズ語で‘maes parcio’)に関するお喋りのツイートだが、これが今後の言語教育の方針確立に役立つのだ。そのわずか140文字の情報片が、これだけクールにお役に立つとは。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Twitter、SMS利用の2段階認証を導入してセキュリティーを強化

数ヶ月前に大量のアカウント情報がリークするという失態を演じたTwitterだが、今日(米国時間5/22)、ユーザーをハッキングやフィッシングから守るためにSMSを利用した2段階認証を発表し、セキュリティーを強化した。

残念ながら、ログインに必要な認証コードが単一の携帯電話に送信される仕様のためこの措置は企業やメディアで単一のアカウントを複数の担当者が利用する場合には使えない。

2月にTwitterのセキュリティー問題から何十万というアカウントがパスワードを再設定する必要に迫られた。これを機にTwitterに2段階認証をサポートするよう要求する声がインターネット・コミュニティで高まった。WiredのMatHonanは先月、Twitterが部内で2段階認証をテスト中だと報じたが、その後もAP通信のアカウントがフィッシングで乗っ取られるなどの不祥事が続きた。

少なくとも個人アカウントについては2段階認証の導入で乗っ取りなどの被害に遭う可能性がずっと少なくなる。

この機能は現在順次公開中だ。まだ自分アカウント設定ページにオプションが表示されていないユーザーはもうしばらく待つ必要がある。2段階認証を有効にするには、設定中のアカウントセキュリティーで「ログイン時に認証コードを要求する」にチェックを入れ、携帯電話の番号を入力すればよい〔まだ日本国内では有効になっていない〕。携帯にSMSで確認メッセージが届けば2段階認証は有効になっている。

以後はログインのたびに認証コードがユーザーの携帯に送られるので、パスワードと同時にその認証コードを入力する。Twitterのログイン認証はモバイル・アプリをサポートしていないので、その場合はアプリに一時的パスワードを設定する

 2段階認証というのは、悪者がユーザー名とパスワードを盗んだとしてもユーザーの携帯まで盗むことはないだろうという前提にもとづいている。

こちらに2段階認証の手順を説明したビデオがある。ヘルプ・センターにも解説がある。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


ネタバレ記事回避アプリでハッカソンに優勝した唯一の女性デベロッパをTwitterが見習い雇用

【抄訳】

ハッカソンに参加することは、シリコンバレーのようなところではありふれている。そしてときには、小さなグループがすごいものを作って話題になり、大きな企業に売れたりすることもある。

先日行われた”TVnext“というハッカソンでは、80名の参加者に競り勝った優勝者が、Twitterのツイートから番組のネタバレ記事を取り除くTwivoというアプリを作った。そのデベロッパは、自分のハックのネタとなった当の会社、すなわちTwitterに、インターンとして雇われることになった。

このデベロッパのお話は、ニュースにもなった(ふだんのぼくは、Saturday Night Liveを見ているときのニューズフィードは邪魔だから無視しているが、これだけは例外だった)。それはアプリがクールだったからだけではなくて、優勝者Jen Lamereが参加者の中で唯一の女性だったからだ。そのときの彼女は、17歳だった(今は18)。参加者の一人がMother Jonesの上で、こう説明している: “彼女のほかに女性といえば、主催者と、カメラが二人、弁当屋、三人の審査員、そしてある参加者の奥さんだけだった”。

この夏のLamereのインターン勤務は、Crashylticsのチームと一緒らしいが、その話は当然ながらTwitterにまず投稿された:

彼女がTwitterで担当する仕事についての情報はないが、彼女にとってすごく有益な体験になることは間違いないだろう。【中略】。

先日、Disrupt NYC 2013のステージに立った投資家のChamath Palihapitiyathatは、聴衆にこう語りかけた: “誰もがプログラミングを学ぶべきなんだ”。17歳の少女の成功談も、そんな新しい時代の到来を告げているようだ。これからの中学生は、つづり競争(単語の正しいつづりを競う)ではなくて、ハッキング競争に参加すべきでは? そうなれば、世界は大きく変わると思うんだけど。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


生まれたてのブログがアクセスを獲得する為の 7 ステップ

生まれたばかりのブログや Web サイトにアクセスを呼び込むのは至難の技です。
ブログを公開している以上アクセス数は気になりますし、なるべく多くの人に見てもらいたいと思うのが素直な気持ちでは無いでしょうか。

今日はそんな生まれたばかりのブログがアクセスを獲得するにはどうすれば良いかをご紹介したいと思います。勿論、既に運用しているブログにも応用できるものもありますので、参考にして頂けると幸いです。

特に奇をてらった施策や秘密の裏技をご紹介しているわけではないので、このブログの初月 PV をご覧の上参考になりそうであれば是非読んでみて下さい。何かのお役に立てば嬉しいです。

Twitter で記事タイトルと URL を呟く


基本中の基本ですね。
この時点で「なーんだ…。」と思ってしまう方も居るかも知れませんが、ちょっと待って頂きたい。これは何も、よくある SNS 活用を促しているのではありません。

既に持っているアカウントでも、新規に取得したアカウントでも何でも結構です。
たとえフォロワーが居なくとも、Twitter で呟く事に意味があります。

手動でも自動でも良いので、過剰にならない程度の頻度で呟きましょう。
勿論、フォロワー数が多く、既に多数のフォロワーと友好な関係が築けているアカウントの方が有用なのは言うまでもありませんが、Twitter で呟く事の意義は別にあります。

SEO の観点から Twitter を利用する

生まれたてのブログはコンテンツも少なく、満足な SEO 効果を発揮する事が出来ません。また、基本的には被リンクも無いですし、ドメインの年齢も低いとくれば、インターネットの世界ではまさに赤子のような脆弱さです。知名度も皆無と言って良いでしょう。

そこで Twitter を利用します。

インターネットを利用していて Twitter を知らない人は居ないでしょう。
Twitter には確固たる運用実績とコンテンツの集積があり、SEO 的にも優れています。(少なくとも、生まれたてのブログよりは。)

その為、Twitter で記事名やブログ名、URL を呟く事でインターネットと言う世界にあなたのブログの痕跡を残す事が出来ます。
そしてこれが、何かの拍子に検索で引っかかって、あなたのブログへの入口となるのです。

Twitter はフォロワーへのアピールではなく、Web 上に足跡を残すつもりで呟きましょう。暫くは、ブログ名で検索しても自分のブログよりも Twitter が上位に表示される場合も少なくありません。

ブログのランキングサイトに登録する

やがて殆ど意味を成さなくなるブログランキングですが、生まれたてのブログにとっては大切なアクセス源になります。『にほんブログ村』などの、代表的なランキングサイトに登録してみましょう。

少し面倒でも、最初は毎日自分でバナーをクリックしてランクを上げるよう務める事も重要です。もしも友人に頼めるなら、暫くの間クリックしてくれるようお願いすると更に効果的です。
ブログランキングからのアクセスは決して多くは無いかも知れませんが、生まれたてのブログにとっては貴重な数字です。

PING を整備する

Ping 自体に直接的なアクセスアップを期待する事は難しいかも知れません。
しかし、ブログの更新情報をより多くの場所に通知する事によって、検索エンジンにクロールされる速度がアップする可能性はあります。

Google ウェブマスターツールに登録する

Google ウェブマスターツールは、ブログや Web サイトに関してセキュリティや SEO などの総合的な観点から解析・管理してくれる、文字通りウェブマスターの為のツールです。

Google ウェブマスターツールにブログを登録する事で、少なくとも Google はあなたのブログを素早く正確にクロールする事が出来るようになります。また、セキュリティ上の観点からも Google ウェブマスターツールの登録は有益なものです。

将来的にコンテンツを見直す時のデータも蓄積される為、まさに一石二鳥です。

検索エンジン用サイトマップの作成

併せて検索エンジン用のサイトマップも作成して、ウェブマスターツールに登録しておくと良いでしょう。WordPress なら自動で最新のサイトマップを作成してくれる便利なプラグインがあります。

是非活用しましょう。

同好の士を見つける

あなたのブログで主に扱っている話題と、同じ話題に興味がありそうな人を探しましょう。
例えば、私のブログは WordPress についての記事が多く用意されています。ですから、WordPress に興味がありそうな人やコミュニティと接点を持つことで、よりアクセスアップに繋がる可能性があります。

極端な例ですが、WordPress の記事をグルメブロガーや政治経済・教育について熱く語っているブロガーに薦めてみても、あまり良い反応が得られるとは想像しがたいでしょう。

ガーデニングのブログなら、同じくガーデニングのブログ。
グルメならグルメ、ペットならペット、本や映画についてのブログであれば、同じような事を記事にしているブロガーや Web サイトの方と積極的に交流を計ってみるとブログそのものがもっと面白くなるでしょう。

Twitter や Facebook を活用したり、ブログランキングのコミュニティに登録したりすると探し易いです。

ひたすらコンテンツ量を増やす

ブログや Web サイトは一朝一夕でできる物ではありません。
一つ一つのコンテンツが集まって、やっとアクセス数が伸びて行きます。

その為、小手先の施策はここまでにして、あとはひたすらコンテンツをたくさん作りましょう。SEO なんかも気にしなくて大丈夫です。
真実を言うならば、アクセスアップには SEO の質より記事の量です。

とは言え殆ど内容の無いコンテンツばかりを増やすのは逆効果です。キチンと中身のある、読んだ人にとって有益なコンテンツを丁寧に作り上げましょう。
そうしていくうちに、ひとりコメントを下さり、ひとり Twitter で仲良くなり、ひとり呟きをRTして下さり、そのうち自然とコンテンツがシェアされるようになっていきます。

大切なのはしっかりと良質なコンテンツを、できる限りたくさん作る事のみです。

まとめ

なぜこんな記事を書こうかと思ったのかと言うと、世の中にはとても面白いけどアクセス数がそれ程無いブログと言うのが結構あるみたいです。

そういうブログを見てるとアピールの仕方と言うか、どう言う風にアクセスアップを図って行けば良いのかが分からなくて困惑してる印象を受けるんです。
アクセス数をもっと増やしたい!でも、どうすれば良いのか分からない…って。

SEO はかなり細かい話になりますし、そもそもあれが必要なブログは限られていると個人的には思います。

それよりももっと身近なアクセスアップ方法として、全くと言って良い程アクセス数が無い生まれたてのブログにも使えるものをまとめてみました。

勿論、アクセス数が全てでは無いのは承知の上です。
私もあまり神経質にならない方が良いと思いますし、このブログについては実はたまーに見る程度です。

しかし、アクセス数がひとつのモチベーションになるのも、また事実。
世の中に埋もれる面白いブログや Web サイトの管理者がモチベーションを無くして去って行ってしまうと寂しいので、少しでもアクセス数を稼ぐ方法がシェアされればと思い記事を書きました。

あなたのサイトが大きくなるまでのほんの少しの間、この記事が何かのお役に立てば幸いです。

生まれたてのブログがアクセスを獲得する為の 7 ステップ is a post from: Room 402

企業がTwitterで恥をかかないために

数週間前、AP通信のTwitterアカウントがにハッキングに遭い株価を大きく下げた時、私はショックを受けた。APという、頭のいい人たちを擁し新しいメディアへの対応にも長い歴史を持つニュース組織が、フィッシングによってハックされるという事実を私は受け入れられなかった。それはまるでバンク・オブ・アメリカが幼稚なクラッカーにハックされるようなものだ。

悲しいことに、それは繰り返し起きた。なぜか? 有難いことに、Onionの人たちが先見の明をもって、”Syrian Electronic Army” [SEA、シリア電子軍]がAPのTwitterストリームを「ハックした」時、正確に何が起きていたのかを説明してくれた。

企業のソーシャルメディアのアカウントを管理している人は必読だ。要点は以下の通り。

担当者たちには、あらゆるログインを促すリンクは送信者にかかわらず疑ってかかるよう教育を徹底すること。Twitterアカウントの登録メールアドレスは、会社の通常メールとは隔離されたシステムに置くこと。こうすることで会社のTwitterアカウントは事実上フィッシングに耐性を持つ(ただし全アカウントに強力なパスワードを設定することが前提)。あらゆるTwitter活動は、HootSuiteなどのアプリを経由して行うべきである。Twitterパスワードによるアカウントへのアクセスを制限することで、復旧に長時間を要するハッカーによる全面支配を防げる。

可能であれば、担当者全員に会社のメールシステム以外で連絡を取る方法を用意すること。Guardinのハック事件で、SEAは複数の内部メールのスクリーンショットを掲示していたが、恐らく見過ごされていたメールアドレスに侵入したものと思われる。

私は3番目の助言が最も重要だと思う。Twitterのパスワードは定期的に変更し、さらに重要なのは、決して、絶対に、ブラウザー経由でTwitterパスワードを変更するよう促すリンクをクリックしないことだ。Twitterパスワードを変更する必要のある時は、直接Twitter.comで行うか、あるいはTwitterにメールしよう。もしあなたの組織がAPかACLU(アメリカ自由人権協会)かBoston Pony And Terrier Lovers Of America Clubなら、きっと協力してくれるはずだ。

Twitter自身も、2段階認証か少なくとも誰かがパスワードを変更したらメールを送るべきだ。これは義務だ。いまやTwitterは企業コミュニケーションのためのツールであり、どこかのウェブフォーラム程度のセキュリティーでは論外だ。会社のTwitter責任者も企業ドメインから完全に独立したメールアドレスを持ち、その人物はパスワード変更ページのURLをチェックする手順を決め、すべてが適正である場合に限りパスワードを変更すべきだ。幼稚なクラッカーの目を覚ますことになるかもしれないが、殆どの「ハッカー」は、自分の技術手腕ではなく標的の愚行に頼っている。

愚かなまねはしないように。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)


Twitterは世界的にモバイル利用が圧倒的な統計データ

日本、アジアはもちろん欧米でもスマホ普及が急速に進んでいる近年ですが、昨年のTwitterの利用デバイスを調査したデータを見るに、どちらかというとアジア圏に比較して遅れ気味だった欧米でのスマホ利用がもはや完全に一般普及している事実が改めてわかります。 — SEO Japan

アメリカおよびヨーロッパのTwitterユーザーは、ソーシャルネットワークを使用する際にPCよりもモバイルデバイスを使用することをますます選択するようになっている。実際に、去年、モバイルデバイスの割合がPCを上回った:PCを使用したのは3分の2以下で、モバイルデバイスを使用したのはおよそ4分の3だった。

最新の数字は、2012年3月から2012年10月の間にアメリカとヨーロッパの6,500人以上に調査を実施したStrategy Analyticsから出ている。その結果は以下の通りだ:

- ツイートの際にデスクトップもしくはノートパソコンを使用した人の割合は、77パーセントから64パーセントに減少した。

- ツイートの際に携帯電話を使用した人の割合は、53パーセントから64パーセントに増加した。

- タブレットを使用した人の割合は、9パーセントから18パーセントに増加した。

- モバイルデバイスを使用しているTwitterユーザーの割合は、56パーセントから71パーセントに増加した。

つまり、去年、モバイルデバイスはPCと比べて人気になったが、携帯もタブレットもそれらだけでの人気は高くなかった。今週IDCから出された史上最も急降下しているPCの出荷数に関するニュースを考えると、このトレンドは加速しているのかもしれない。

実際、この調査が2012年に実施されたことを考えると、アメリカとヨーロッパでの携帯電話でのTwitter使用がすでにPCを上回っていたとしても驚かない。ソーシャルネットワークとして、Twitterはとてもシンプルで、ほんの少しの経費しか要求しない;それ故に、モバイルデバイスへの移行の全体的なトレンドは、ほぼどんなサイト上よりもマイクロブロギングサービス上で明白なのだ。

Twitter自身も、ユーザーがどのようにモバイルを使用するか当然知っているだろうし、過去数か月間にわたってそのアプリとモバイルサイトへのアップデートの安定したストリームを提供できるよう努力している。

トップ画像クレジット: Alberto Paroni


この記事は、The Next Webに掲載された「More Twitter users chose to tweet from a mobile device rather than a PC in 2012, study says」を翻訳した内容です。

日本で同じ調査をしたらどういう回答になるのか気になりますね。モバイル(スマホ)比率はもっと高そうですが、タブレットが2割近いのは欧米ならではという感じでしょうか。デジタルデバイスの舞台がPCからモバイルに完全移行する日は近そうですね・・・。 — SEO Japan [G+]

Twitterは世界的にモバイル利用が圧倒的な統計データ

日本、アジアはもちろん欧米でもスマホ普及が急速に進んでいる近年ですが、昨年のTwitterの利用デバイスを調査したデータを見るに、どちらかというとアジア圏に比較して遅れ気味だった欧米でのスマホ利用がもはや完全に一般普及している事実が改めてわかります。 — SEO Japan

アメリカおよびヨーロッパのTwitterユーザーは、ソーシャルネットワークを使用する際にPCよりもモバイルデバイスを使用することをますます選択するようになっている。実際に、去年、モバイルデバイスの割合がPCを上回った:PCを使用したのは3分の2以下で、モバイルデバイスを使用したのはおよそ4分の3だった。

最新の数字は、2012年3月から2012年10月の間にアメリカとヨーロッパの6,500人以上に調査を実施したStrategy Analyticsから出ている。その結果は以下の通りだ:

- ツイートの際にデスクトップもしくはノートパソコンを使用した人の割合は、77パーセントから64パーセントに減少した。

- ツイートの際に携帯電話を使用した人の割合は、53パーセントから64パーセントに増加した。

- タブレットを使用した人の割合は、9パーセントから18パーセントに増加した。

- モバイルデバイスを使用しているTwitterユーザーの割合は、56パーセントから71パーセントに増加した。

つまり、去年、モバイルデバイスはPCと比べて人気になったが、携帯もタブレットもそれらだけでの人気は高くなかった。今週IDCから出された史上最も急降下しているPCの出荷数に関するニュースを考えると、このトレンドは加速しているのかもしれない。

実際、この調査が2012年に実施されたことを考えると、アメリカとヨーロッパでの携帯電話でのTwitter使用がすでにPCを上回っていたとしても驚かない。ソーシャルネットワークとして、Twitterはとてもシンプルで、ほんの少しの経費しか要求しない;それ故に、モバイルデバイスへの移行の全体的なトレンドは、ほぼどんなサイト上よりもマイクロブロギングサービス上で明白なのだ。

Twitter自身も、ユーザーがどのようにモバイルを使用するか当然知っているだろうし、過去数か月間にわたってそのアプリとモバイルサイトへのアップデートの安定したストリームを提供できるよう努力している。

トップ画像クレジット: Alberto Paroni


この記事は、The Next Webに掲載された「More Twitter users chose to tweet from a mobile device rather than a PC in 2012, study says」を翻訳した内容です。

日本で同じ調査をしたらどういう回答になるのか気になりますね。モバイル(スマホ)比率はもっと高そうですが、タブレットが2割近いのは欧米ならではという感じでしょうか。デジタルデバイスの舞台がPCからモバイルに完全移行する日は近そうですね・・・。 — SEO Japan [G+]

6秒動画のVine、アップデート版を公開。「@」メンション及びフロントカメラも利用可能に

大人気の6秒ビデオ作成アプリケーションのVineがアップデートをリリースしている。なかなか重大な部分にかかわるアップデートだ。まず前面カメラが使えるようになった。しかもVineビデオ撮影中にカメラを切り替えることができるようになっている。また、ビデオ投稿時やコメント投稿時にメンションボタンを押して「@」を出して、目的の人物に投稿したことを通知できるようにもなった。

新たな機能を試してみたのだが、なるほど本格的映画作品のような効果を狙うことができそうだ。

また、ユーザー検索機能も強化され、Twitterのハンドルを指定して友人を探すこともできるようになった。いろいろとあるが、ともかく今回のアップデートで最も大きなものはフロントカメラのサポートということになるだろう。最新版はこちらからダウンロードできる。

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(翻訳:Maeda, H)


Twitter広告がついにアメリカで一般公開―招待なしで誰でも利用できる

Twitterは3年ものあいだ一部のパートナーと広告のテストを行なってきた。今日(米国時間4/30)、Twitterの売上プロダクト担当上級ディレクターのKevin WeilがTwitterへの広告出稿がアメリカで一般公開されることを発表した。アメリカの広告主はこれでやっとTwitterからの招待なしで広告が出せるようになる。

Weilは現在ニューヨークで開催されているわれわれのTechCrunch Disruptでこのことを発表した。広告の一般公開によって売上の増大を図るのは近く予想される株式上場に備ええた動きだろう。

Twitterが最初の広告を表示したのは2010年4月だった。その後プロモート・アカウントとプロモート・ツイートを導入した。’これは広告主が有料でツイートを表示し、フォロワーを集めることができる手段だ。その後昨年3月、Twitterはセルフサービス広告ツールを部分的に公開した。2013年の2月には大規模な広告キャンペーンを可能にする広告APIが発表された。そして先週、Twitterはキーワード・ターゲット広告を発表した。これは一般ユーザーのツイートに含まれるキーワードに連動して広告が表示されるモデルで、Googleの検索連動広告に近いモデルだ。.

WeilはTechCrunch Disruptのステージでこう述べた。「知ってのとおり、Twitter広告はこれまで招待が必要だった。われわれには何千という大企業、スモールビジネス、広告代理店と取引をしているが、すべて招待ベースだ。しかし今日、われわれは次の段階に進む。アメリカでTwitter広告を一般公開する。企業であれ個人であれ、どんなアカウントからでも広告が可能になる。今日からアメリカの全ユーザーはTwitterを強力な広告媒体として利用することができる」。また「このlinkツイートした最初の100人にそれぞれ50ドル分のTwitter広告をプレゼントする」と語った。

Twitterが新規にオープンさせたセルフサービス広告インタフェースにアクセスするだけで誰でも広告出稿が可能だ。広告主はターゲットの地域、関心、広告のタイプ、1日あたりの予算などを入力する。プロモート・ツイート、プロモート・アカウントの運営に加えて、広告主は広告効果を測定するTwitterのビジネス・アナリティクスを利用することができる。

この広告の一般公開によって、TwitterはFacebookやLinkedInのようなライバルに広告ビジネスでも対抗できるようになるだろう。ある予測ではTwitterは2014年に9億5000万ドルの広告収入を得るという。これは株式上場に向けて投資家の関心を惹きつけるのに十分な額だ。

膨大な数の企業がフォロワーを奪い合う中で、ライバルより少しでも露出を増やせるかどうかが有名になれるかどうかの成否のカギを握っている。直接商品をオンラインで販売しようとするビジネスの場合、プロモート・ツイートはクリックに直接結びつく。当初はギークのためのニッチなサービスと思われていたTwitterだったが、今や世界のコミュケーション・プラットフォームとして確固たる地位を築いている。顧客とリアルタイムで対話が可能なTwitter広告による口コミ・パワーを活用できるかどうかが、これからの企業にとってきわめて重要になってくるだろう。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Twitter、公式Google Glassアプリをテスト中

Twitterが自前のGoogle Glassアプリを出すのは時間の問題であることは、Kleiner PerkinsのJohn Doerrが今月のGlass Collective発表の際にほのめかしていた。

公式Twitter Glassアプリからのツイートを発見したのは、面白いことに、最初の非公式Twitterアプリ、GlassTweetを作った男性だった。

ツイートを発信したユーザーに関する情報は、プロフィールからは得ることができず、アカウントも後に下のツイートと共に削除された。

“Twitter for Glass” という表示に注目。これはツイートに使ったアプリを示している。これと同アカウントが後に削除されたことを考え合わせると、誰かがGlassアプリを箱から出すのが少々早すぎたようだ。

私はTwitterに接触したがGlassの計画についての声明やコメントは一切得られていない。Twitter Glassの体験が実際どんなものかは興味深いが、目の前を全ツイートが流れていくのを見たい人がいるとは想像できない。ダイレクトメッセージ、あるいはリプライやメンション、恐らく画像やビデオの共有には使い道があるだろう。

今後数ヶ月のうちにTwitterやFacebookなどの会社から多くのGlassアプリが出てくることが予想される。利用量を増やしユーザーが全く新しい視点をメディアで共有できるようにするために、どうこのデバイスに取り組んだらよいかどの会社も試行しようとしている。
私がいつも言っているのは、コンサート等のライブイベントでGlassを使うのが実に楽しいだろうということで、ポケットから携帯を取りだしたり席を外したりする必要がなくなる。視界と注意を遮ぎることなく撮影できるのは自然だ。

[写真提供:Flickr

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(翻訳:Nob Takahashi)


AP通信のTwitterに再び偽ツイート。復旧操作ミスか(修正済み)

間違いは誰にでもある、しかしAPとTwitterのあまりに忠実なフィッシングへのひっかかり方は恥かしい。ご存じの通り、AP通信社のTwitterツイッターアカウントは、昨日フィッシング詐欺のために乗っ取られ、「速報:ホワイトハウスで爆発がありオバマ大統領が負傷」というツイートが発信された。

この結果市場は一時パニックになり、恐怖の数分間世界は闇に包まれた。最近の出来事を踏まえ、ニュース配信の最先端たるAPを信じない理由もなかった。これでAPさえも信じなれないことがわかった。

今日、それがさらに悪化した。今朝8:30頃の数分間、あのツイートが復活した。午前9時時現在、フィードは正常化しつつありフォロワーの数も徐々に増えている。Twitterの担当者がこのアカウントをライブで修正しているに違いない。

ブランドのTwitterアカウントを管理する者は、オンラインでメールを読んだりパスワードを変更したりすべきではない。Twitterのサポート専任者と直接連絡を取り、複数の承認プロセスによって個人認証するべきだ。誰であれAP通信でフィッシングに遭った者は大ばか者であり、このケースではTwitterも、偽ツイートをそのままにしてアカウントをライブに戻したのは大ばかだ。

Twitterの連中はできるだけ早くアカウントを修正しよう焦ったのだろう。私の下品なジョークや写真で埋まっているフィードならそれでもいいかもしれない。しかし、これは市場を動かす力のあるフィードの話だ。

われわれは毎日新しいメディアを信じるよう仕向けられている。その新しいメディアはわれわれの信用を勝ち取る必要がある。メディアの巨人たるAPは、100万人以上に向けて配信するメディアのカギを、大ばか者に渡すべきではなかった。しかし、できるだけ早く最少限の被害で修正されるべきだったことも事実だ。画期的テクノロジーが失敗するたびに、われわれは新しい教訓を学ぶ。しかし、TwitterやAPの学校は休みだったようだ。

アップデート:APのソーシャルメディア編集長がフィードを更新した。

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(翻訳:Nob Takahashi)


ツイッターでナルシストを見分ける方法

ツイッターを使っている人なら誰でも少なからずナルシスト的な投稿をしてしまうことがあると思いますが、その中でも本人が気づいているのかいないのか、とりわけ普段からナルシストな発言ばかりしている人っていますよね。今回はそんなソーシャルメディア時代のナルシズムについて考えた記事を。自分はナルシストじゃないと思っている人も確認用に読むべき? — SEO Japan

Adolf Hitlerツイッターのおかげで、普通の人とあからさまにナルシスト、つまり、自分の日常生活を詳しく実況する価値があると考えるものの、他の人達のアイデンティティや行動に関しては、全く関心を持たないタイプの人を簡単に見極めることが出来るようになった。

幸いにも、完全なるナルシストは少ない。しかし、些細な、あるいは、強烈なナルシストの行動を特定する様々な要素が存在する。

この要素が積み重なると、アドルフ・ヒトラーになる。幸いにも、ツイッターに彼は一人しかない。

前提

注意してもらいたい点がある。これから紹介する要素は、実在する人物のみに適用される。アカウントがジョーク目的で作られたなら、あるいは、諸要素の一部が策略の一部に用いられている場合、ナルシズムとは言えない。前提として、実在する人物であり、ツイッターの世界の外側のイメージと等しくなければならない(または、大半において等しい)。

また、ツイッターを利用しているものの、その他のユーザーを見つけることが出来ない、あるいは、適切にコミュニケーションを取る方法が分からない等、純粋に利用方法がよく分からず、要素の一部が無効にされるケースも考えられる。通常、私達は、ナルシストに対して、ある程度の知識を持つ人物をイメージする。以下の例にも、このイメージが反映されている。

ナルシストである理由

非常にフォローするアカウントが少ない

数年に渡ってツイッターを利用し、3000本以上のツイートを投稿しているものの、フォローする人数が100人以下なら、何かしら問題がある。 世界には素晴らしい人達が大勢いる。アシスタントにツイートを任せている超有名人(3000本も本人が投稿することが出来るはずはない)であっても、富を分け与え、アシスタントに何人かをフォローするように命じているはずだ。このような評判により、立派なフォロワーを得られるためだ。

この行動は、エリート主義に基づいている。恐らく、同じ世界の住人であると考える有名なセレブであり、よく知っている人物のみフォローする方針を固めているのだろう。基本的に、ツイッターをフェイスブック化している。ツイタッターはフェイスブックではなく。フェイスブックはフェイスブックである。

John Mayer

該当するユーザー:

富を独り占め

ツイッターは、情報をシェアするためのサービスである。優れたアイテムを探し出し、フォロワーに伝える。自分のツイートと他のユーザーのツイートの割合が100/1なら、自己中心的なユーザーだと言わざるを得ない。 繰り返すが、大勢のフォロワーを獲得したなら、良い行いのために利用するべきであり、実際に他人の優れたアイテムを紹介することで、自分のアイテムがさらに幅広く配信してもらえる確率は高くなる。好意を受けたら、別の人に好意を渡そう。

最近の@gapingvoidのツイート

該当するユーザー:

身の上話

ナルシストユーザーの特徴の中で、個人的に気に入っているのは、人生を語るタイプだ。このタイプのナルシストは、ツイッターを使って、他人にとっては退屈であったとしても、日常生活の模様を細かく伝えようとする。フォロワーが多くても、パンをトーストしている、または、グーバーグレイプをパンに塗っていることをフォロワーが知りたがっていることにはならない。

とりわけフォロワーの大半にとって興味深い情報ならば、自分自身のランダムな情報を少し提供しても問題ない。しかし、平凡な行動を細かくツイッターで報じているなら、考えを改めてもらいたい。 ベストセラー作家ではないなら、人気テレビ番組の司会ではないなら、ハリウッドスターではないなら、あるいは、5万人以上のフォロワーを抱えているわけではないなら、身の上話など誰も気にしていない。それでも、自分のことは気になるのだろう – だからナルシストなのだ。同一視しないでもらいたい。

@portentintのツイートのサンプル

該当するユーザー:

@返信しない

ファンに返信しないユーザーは嫌われる。全員に返信する必要はないが、好意でフォローしてくれたフォロワーにほとんど返信しないのは、エゴ丸出しである。ツイッターを頻繁に利用しているものの、返信しないユーザーは自己中心主義そのものである。


該当するユーザー:

最優秀ナルシスト賞

全ての特徴を兼ね備えた人物はさすがにいないはずだ。いかにナルシストであっても、何かしら良いところを持っているはずである、と私は考えていた。しかし、残念ながら、すべての要素に当てはまる人物を一人見つけてしまった。しかし、この人物のツイッターのストリームをたまたま目にした時、あまり驚かなかった。想定の範囲内だったからだ。

それでは、最優秀ナルシスト賞を、ライアン・シークレストに贈呈する。

許容範囲

ナルシスズムには良い面もある。健康的なナルシズムも存在する。事実、私は今回ナルシストとして挙げた人達の多くをフォローしている。しかし、特徴の全て(または多く)を備えているなら、フォローしない。なぜなら、このような完璧なナルシストのフィードは煩わしく、フォローを解除するからだ。それでも、ナルシズムは、ある意味興味深く、私自身、ロボットのようなユーザーよりも、ナルシストをフォローしたいと思う。

自分自身であることが大事だ – しかし、限度を越えないように注意する必要がある。ライアン・シークレストにはもう少しナルシズムを控えてもらいたいものだ。


この記事は、Ross Hudgensに掲載された「How to Identify a Narcissist on Twitter」を翻訳した内容です。

日本にも該当するツイッター有名人が多数いそうな雰囲気ですが、最初の「非常にフォローするアカウントが少ない」は私がまさにそうなので、ドキッとしてしまいました。基本、情報発信のみに使っているのが理由ですがナルシストチックな面もあるといえばあるかもです。。それなりに納得&面白い内容でしたが、紹介されていた米国のセレブリティを知らないと面白さ半減ですかね。最後に出ていたライアン・シークレストはラジオやテレビのパーソナリティですが、特に素人オーディション番組「アメリカンアイドル」のホストで全米で有名になった人です。マイナータレントがある日突然超有名人になった(でもオーディション番組のホストレベル)という意味ではナルシストな雰囲気満載の人ではあります。 — SEO Japan [G+]

Vineは思い出の悲しいブラックホール?!

Vineほどに、私を悲しい気持ちにさせるアプリケーションを他に見たことがない。ここで言うVineはもちろんTwitterの提供している6秒動画作成ツールのことだ。ムービーを撮影して、どういうタイトルを付けたものかなどと考えていると、いつの間にやらアプリケーションが終了してしまっていることがあるのだ。もちろんもう撮影した動画を投稿することはできない。せっかく撮影した思い出は失われてしまったのだ。Vineが大好きではある。しかしこうして強引に大切な思い出を奪い去っていくのは度し難いことだと思う。

ムービーを撮影して、タイトルなどを付けて、そして並行して投稿するソーシャルネットワークを決めて、投稿を済ませるというのがVineの基本的な使い方だ。しかし投稿せずにアプリケーションを閉じたり、あるいはアプリケーションがクラッシュすると、撮影した動画は失われてしまう。

非常にラッキーな場合には、Vineを再度立ち上げると編集画面に先ほど撮影した動画が表示されていることもある。しかし何事もなかったかのようにホーム画面が表示されることの方が多い。なるほど、撮影した動画はカメラロールには保存される。しかしVineにはインポート機能がない。動画は常にVineアプリケーションで撮影する必要があるのだ。カメラロールに残った動画をVineに投稿することはできない。もはや手軽に共有することもできないのだ。また、クラッシュ時にはカメラロールにも何も残っていないことも多い。個人的には、撮影した動画の半分ほどが時空の彼方に失われてしまった印象を持っている。

他にもVineにはさまざまな不具合がある。もちろん登場からわずか4ヵ月のアプリケーションであり、まだバージョンも1.0.7であってみれば、不具合があるのも致し方ないこととも言える。ただ、頻繁にアップロードできなかったり、フィードの読み込みがうまくいかなかったり、プライベート共有のオプションがなかったり、そして撮影時にしばしばクラッシュするという状況はひどすぎるように思う。

そもそも、Vineのようなアプリケーションを使うというのは、「ライブ」と引き換えに「思い出」を得ようとしているわけだ。リアルタイムに体験することを諦めて、その代わりに記録を残そうと考えている。ところが「ライブ」を諦めて使ったはずのVineは、しばしば「思い出」さえも消し去ってしまう。これはあまりに暴力的で、深く失望してしまう。記録に残したいものを見ても、なかなかiPhoneに手が伸びなくなってしまう。

それはそれで良いじゃないかと言う人もいるかもしれない。私たちは記録に残すことに慣れすぎて、単純に美しさ、楽しさ、スペクタクルなどを楽しむことができなくなっているという人もいる。iPhoneに手が伸びなくなれば、シンプルに「今」を楽しむことが出来るようになるのかもしれない。しかし、それでも「ずっと残しておきたい」瞬間もあるはずだ。そういう時にはやはりきちんと記録に残したい。「ライブ」も「思い出」も永遠に失われてしまうことになるかもしれないなどという恐怖は感じたくないのだ。VineはSnapchatではない。一瞬で消え去ってしまうことなど、誰も期待していないはずなのだ。

Vineはしばらく前に、種々の不具合がありながらもAppStoreの無料部門でトップになった。これはコンセプトに優れ、使いやすくわかりやすいデザインを採用しているおかげだろう。しかしそろそろ利用者の声を聞いて欲しいのだ。次のことを切に希望したい。「全てが失われるバグをなんとかして欲しい。撮影した動画は撮影終了時直ちに保存するようにして欲しい。アプリケーションとしての信頼性を身に着けて欲しい。アプリケーションを使いながら、無情な喪失感などを味わいたいと思う人はいないのだ。そんな悲しさは現実の世界だけで十分だ」。

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(翻訳:Maeda, H)


Twitterがツイート内容に連動するキーワード広告をローンチ

今日(米国時間4/17)、Twitterは今年の売上が10億ドルに達すると予測されている広告事業をさらに一歩前進させる新広告を発表した。このキーワード・ターゲティング広告では、企業やブランドはユーザーのツイートに含まれる特定の単語をベースに広告を表示することができる。

Twitterの説明によれば、この新広告は、デスクトップ、モバイルを含むすべての既存の広告ネットワーク上で現在順次公開中だという。またTwitter広告が運用されている15ヶ国語すべてがサポートされる。「ただし、新広告によって今までより広告が増えるわけではない」とTwitterでは念を押している。広告のボリュームは今までと変わらず、ただユーザーが使ってキーワードを利用することで広告主は今までよりも効果的に広告を表示できるようになったということだ。

Twitterは公式ブログ記事で「新広告でおそらくもっとも重要な特長は広告の対象を精密にターゲットできることだろう」として次のように書いている。

たとえばユーザーがあるバンドのファンで、その最新アルバムを聴いているとツイートしたとしよう。たまたまそのバンドがユーザーの地元で近くコンサートを開く予定があったとする。コンサートの主催者は地域を指定するだけでなく、ツイート中にそのバンドの名前が含まれるユーザーにコンサートのチケット販売サイトへのリンクを含めた広告ツイートを表示させることができる。ユーザーが好きなバンドの新しいアルバムについてツイートするとやがてタイムラインに近所のコンサートの広告が表示されるというわけだ。

Twitterの初期テスト協力者、Everything Everywhere、日本マイクロソフト、Walgreensはみなキーワード連動方式によるプロモート・ツイートが他の方式に比べてはっきりと効果が高かったと報告しているという。

eMarketerによるTwitterの今年の売上予測はやや控えめだ。これによると、2013年の全世界ベースの売上は5億8280万ドルで10億ドルに近づくのは2014年だという。2012年の世界での売上は2億8830万ドルだった。そのうち83%はアメリカ市場によるもとeMarketerでは推定している。各種の広告方式が世界でリリースされた結果、今年は外国市場の比重が高まるかもしれない。eMarketerは2015年には外国での広告売上が3億1900万ドルに上ると予測している。

Twitterを訪問はするが自分ではめったにツイートしない人々が膨大な数に上る。キーワード連動方式の欠点はこういう人々を対象にできないところだ。もうひとつの問題はタイミングだ。ツイートが投稿されてから長い時間が経ってからそれに関連した広告が表示されても有効ではないだろう。そのときそのときの関心を140文字で次々に語っていくというTwitterの本質を考えると、たとえ自分のツイートであってもその中に含まれるキーワードを長く記憶している場合は少ないかもしれない。ユーザー自身がすっかり忘れてしまった後でターゲット広告が表示されれば古臭い話題と思われるか、あるいは気味悪がられかねない。

キーワード・ターゲット広告を作成するツールはTwitter AdsのダッシュボードでもAPI経由でも利用できる。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+