一世を風靡したVineの生まれ変わりByteが正式にローンチ

Vine(かつてTwitterが提供していたショートビデオ)の共同創業者であるDom Hofmann(ドン・ホフマン)氏は、その後継サービスをByteという名前で開発していることを公言していたが、米国時間1月24日それがiOSAndroid上でデビューを果たした。Byteを使えば、6秒のビデオを撮影またはアップロードして共有できる。わずかな時間しか許されていないことによって、最大1分間可能なTikTokのクリップよりもさらに密度の高い、余計なカットなしのコンテンツを、Byte上では生み出さなければならない。

Byteにはフィード(feed)、探索ページ(Explore)、通知(notification)、そしてプロフィール(profile)などの標準的なソーシャル機能が用意されている。だが現時点では、Byteにはリミックス機能、拡張現実フィルター、トランジション効果、そしてTikTokといった他アプリにはあるボーナス機能が搭載されていない。

ホフマン氏はByteを差別化するために、コンテンツクリエーターの収益化の支援に初期の焦点を置いている。Byte上で人気が出た人びとに、収益化オプションを提供するパートナープログラムのパイロット版が間もなく開始される予定だ。Byteは広告収益の分配、チップ、その他のオプションをパートナーに提供するのかと質問すると、ホフマン氏は「どのオプションも考慮していますが、当初は広告収益の分配と資本金からの補助を行います。パイロットプログラムの仕組みについては、まもなく詳細にお話しする予定です」と語った。

TikTokやSnapchatのような、直接的収益手段に欠けるアプリ上で人気を博した多くのクリエイターたちは、安定した広告収益を獲得できるYouTubeに視聴者たちを引き付けようとしてきた。早期の支払いを始めることで、Byteはそうしたダンサー、コメディアン、およびおふざけコンテンツをアプリに誘導して、より長い間、引き留めておくことが可能になるだろう。Chris Melberger(クリス・メルバーガー)のような元VineスターたちがTikTokスターになっている。Joshdarnit(ジョシュダーニット)やLance Stewart(ランス・スチュワート)はすでにByteに参加している。

また、Byteの最も熱心な利用者とのコネクションも、ホフマン氏がアプリをより魅力的にするために重視していることだ。彼は、2018年初頭に行ったByte初の発表以来、ベータテスターフォーラムを積極的に運営していて、そこを次に実装すべき機能を見つける場所とみなしている。「オンラインサービスの背後にいる人たちと、そのサービスを実際に使う人たちが、お互いに離されているのはとても残念なことです。そこで私たちはこのフォーラムを運営することで、お互いの関わりを良くできないかと思っているのです」とホフマン氏は書いている

Byte創業者のドン・ホフマン氏

Byteへの道のりは長かった。振り返れば、ホフマン氏は2012年6月に、Colin Kroll(コリン・クロール)氏、Rus Yusupov(ラス・ユスポフ)氏らと共同でVineを創業した。同社は実際にローンチを行う前の2013年1月にTwitterに買収された。その秋までに、ホフマン氏は退職した。しかし、2014年と2015年には、連射砲のようなコミカルな寸劇と、ループ効果によって解き放たれた創造性のおかげで、Vineの人気が高まった。Vineのアクティブユーザーは、2億人以上になった。その後、考えられないことが起こった。なりふり構わないコスト削減によって、Twitterはそれ以上のビデオコンテンツをホストしなくても良いように、Vineの共有フィードをシャットダウンしたのだ。創造的なウェブの住人たちは悲しみに沈んだ。

そのころまでには、ホフマン氏はすでに、より自由度の高いクリエイティブが可能なByteの最初のバージョンを実装していた。写真、GIF、描いた絵などを、共有可能な小さな作品としてまとめることができたのだ。しかし、このプロトタイプが多くの人に受け入れられることはなかった。ホフマン氏は、2018年初頭にV2と呼ばれる後継アプリを実装する計画を発表して、Vineファンに希望を与えたが、数カ月後にはそれをキャンセルした。その後ホフマン氏は、2018年の終わりまでにはプロジェクトについてより真剣に取り組むようになり、Byteという名前を発表し、2019年4月には ベータテストを開始した

関連記事:Twitterが放棄したVineがByteとして復活、TikTokから市場を奪回できるか?

現時点での大きな疑問は、遅れてやってきたByteが果たして無事、テイクオフできるかどうかだ。TikTok、Snapchat、Instagram、その他のサービスがある中で、人はさらに別のショートビデオアプリを必要とするだろうか? ここで勝つためには、他の場所でより多くの視聴回数を得ることができる、高い質を誇るクリエイターたちを誘う必要がある。Dubsmash、Triller、Firework、そしてFacebookのLassoといったTikTokのライバルが現在、米国でも使われていると考えると、競争の少ないネットワークにおけるスターの座を探すクリエイターたちには、挑戦できるアプリがすでにたくさん存在している。ホフマン氏が、Byte上でVineの魔法を十分に再現するためには、人びとの記憶の中にあるVineのブランド力に頼る必要があるだろう。

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(翻訳:sako)

Twitterが放棄したVineがByteとして復活、TikTokから市場を奪回できるか?

2016年に財政的に苦境にあったTwitterが6秒動画のVineを終了させて以後、ループする短い動画を共有する市場は中国のTikTokにさらわれた感があった。それから1年半経って、Vineの共同ファウンダーであるDom Hoffman(ドム・ホフマン)氏はVineの後継アプリのV2を開発していると発表した。このアプリがByteと改名され、このほど非公開ベータを開始した。

ホフマン氏は友だち100人をアプリに招待したという。ByteはVineによく似ており、縦位置撮影の短いスマートフォン動画を簡単にアップしてループ再生で共有するソーシャルプラットフォームだ。表示の順序はもっとも新しい投稿がトップとなるフィード方式だ。

すでに中国のTikTokが巨大なシェアを獲得しているためByteの前途にはかなり厳しい戦いが待っていそうだ。しかしByteが口パクやカラオケ、その他のティーンエージャーが喜ぶギミックに煩わされず、大人にとって有益な動画メディアとなることを目指すなら勝算はあるかもしれない。

ホフマン氏はTechCrunchに対して、ベータコミュニティーの即興性が高い気風に勇気づけられていると語った。クリエイティブで面白いコンテンツを大量に蓄積できる段階まで来ていないが、十分に説得力あるアプリに仕上がっていると同氏は確信している。第一に優先させるのは、たとえ他のサービスのほうがページビューを稼げるとしてもByteを試してみようとクリエーターが考える空気を、サービスの正式ローンチ前に作り上げることだという。

ホフマン氏は当面、このベータテストを続けながら、機能を追加したり削ったりしていく。こうした試行錯誤でビデオクリエーターは実際にどんな機能を必要としているのかを確かめていくという。現在のアプリは録画だけで別サービスへのアップロードはできない。ビデオクリップはニュースフィード方式で表示され、気に入ったら「いいね!」とコメント付けることができるだけで、まだアカウントのフォロー機能もない。ホフマン氏のもとに集まった7人の開発チームは、次のアップデートでアップロード機能とユーザープロフィールの表示機能を付け加える予定だ。

TikTokの大成功が「ループする短いビデオ」というマーケットを一変させた。まだこの市場が狭いニッチだった頃のVineを復活させるだけではメインストリームメディアの一角に食い込んだTikTokを倒せる見込みはなく、独自な要素が必要だとホフマン氏は気づいている。同氏は私のインタビューに対して「TikTokはVineを自然に発展させた素晴らしいサービスだと思っている」語った。ただしByteの目指すところはVineの発展形ではない。

TikTokがこれほど広く使われている状況で別のVine的なサービスが必要なのかどうかは興味ある問題だ。TikTokにはすでに5億人のユーザーがいるという。ホフマン氏はByteを近くこの市場に参戦させるという。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook

人気のクイズアプリ、HQ TriviaがもうすぐAndroidにやってくる

HQ TriviaがAndroidユーザー向けに予約登録の受付を開始した。Vineを作ったRus YuspovとColin Krollが作ったライブストリーミングによるトリビアゲームだ。登録したユーザーはHQ Triviaがダウンロードできるようになった瞬間に通知を受け取る。

12月24日に事前登録を開始したHQは当初このAndroidアプリを「クリスマスに」届けると言っていた。私からみるとそれはクリスマスまでに入手できると言う意味だ。しかしHQ Triviaの意図は違っていたようだ。今月、同スタートアップは、Androidユーザーに「すてきなプレゼントが靴下の中に届けられる」とツイートした。私はHQに連絡を取っているので情報が入り次第記事を更新する予定だ。

HQは毎日6 pm PTと平日の12 pm PTからライブゲームをホストしている。ゲームは実にシンプルで、12問の択一問題が出て、全問正解すると決められた賞金を独占あるいは分割する。つい昨日、HQは最低賞金額を1000ドルから2000ドルに引き上げた。

HQを運営するIntermedia Labsは、 投資後企業価値1億ドルで、1500〜2000万ドルの資金調達を計画していると報じられている。しかし投資家候補の中には、共同ファウンダーであるKrollの女性に対する振る舞いを懸念して出資を躊躇するものもいるという。

Lightspeed Venuturesのパートナーで、Intermedia Labsの取締役を務めるJeremy Liewは、Krollの行動に関する投資家の懸念を耳にしたことを認めている。Recodeに向けた声明で、セクシャルハラスメントの噂を理由に一部の投資家が出資しないだろうとLiewは語った。

「取締役の役割として、私は実際に何が起きたのかを調査した。10人ほどの現職および前職のTwitter幹部と話した」と彼は書いた。「調査は徹底的に行われ、本件に詳しい多くの情報源にあたった。ColinとVineチームに関する否定的な感情は多く、彼の行動に対する不快感も見られたが、辞任の理由を裏付けるだけの証拠は見つからなかった」。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

TwitterはVineに未練あり?! 新たにオンラインアーカイブ・ページを開設

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Twitterは、Vineをそのまま消滅させるつもりはないようだ。昨年の秋にはサービスの閉鎖をアナウンスし、モバイルアプリケーションも削除される予定だった。いよいよ閉鎖予定日が迫り、エクスポートを忘れずにという旨のアナウンスも行われていた。エクスポートのためのツールの紹介もあり、Vineアプリケーションでもデータを残すための手段が提供されていた。しかし、どうやらTwitterはVineをそのまま消し去ることはしないと決めたようだ。新たにVineビデオのオンライン・アーカイブのページを構築したのだ。2013年のサービス開始から2016年までにかけて、投稿されたVineビデオをアーカイブするサイトだ。

一般的には、サービスの停止をアナウンスすれば、予告日にサービスのすべてをとめてしまうことが多い。親切心のあるサービスであれば、サービス閉鎖までの期間を用意し、そしてデータを持ち出すための方法を提示する。あるいは類似サービスへの乗り換えを案内してくれるようなサービスもある。

しかしVineについてはいずれも当てはまらない様子だ。Vineを完全に閉鎖するということはしないようなのだ。

最初は、Vineサービスを停止し、そしてアプリケーションも削除する旨がアナウンスされていた。ところがVineアプリケーションは、ユーティリティとしてのVineカメラに生まれ変わることとなり、今週になって新たなアプリケーションがリリースされることとなった。

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また、TwitterはVineなき後も、Vine風のショートビデオをTwitter内で再生することとした。長さはかつてのVine同様に6.5秒以下となるように調整される。

そうしたいろいろがあってさらに、TwitterはVineサイト内にVineのアーカイブサイトを立ち上げもした。Vine同様に、さまざまなビデオをジャンル別に分類している。用意されているジャンルは「animals」、「art」、「comedy」、「edits」、「music & dance」、「sports」、およびweirdなどだ。

このアーカイブサイトに保存されるのは、ビデオコンテンツだけではない。オリジナルの投稿日やタイトル、あるいは投稿者名などに加えて、「いいね」の件数や、revienされた回数、そしてもちろん再生回数などのメタデータも保管される。

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アーカイブサイトの「Community section」では、さまざまなナンバーワンが掲載されている。たとえば「most revined fail」、「most looped comedy edit」、「most liked」、「most liked animal」などの名のもとに、さまざまなジャンルに渡る人気Vineビデオを閲覧することができるのだ。

「creator sportlight」のコーナーでは、人気Vine投稿者のアーカイブを見ることもできる。

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Twitterは、新たなアーカイブサイトのことを「タイムカプセル」と称している。

しかし疑問に思う人も多いことだろう。「そんなにこだわるなら、Vineを閉鎖しなきゃ良かったのに」。

VineコンテンツとTwitterコンテンツの統合をすすめることができれば、今回のような事態にはならなかったのだろう。VineをTwitter閲覧の手段として育てることができれば、Twitterとしてサービス停止を考える必要すらなかったはずなのだ。TechCrunchのJosh Constineが言うように、Twitterはショートビデオのハブとして機能することもできたはずなのだ。YouTubeやInstagram、あるいはFacebookとは違ったやり方があったはあずなのに、サービス停止を選んでしまったのは残念だ。

とにもかくにも、TwitterはVineを活用する方策を模索するのではなく、サービス停止という道を選んだ。解説したアーカイブサイトも、運用し得た可能性を示す墓標として存在することになるのかもしれない。

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(翻訳:Maeda, H

TwitterのVineシャットダウン迫る―残したいビデオがあるならあと数時間

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最初に予告されたのは昨年の10月だったが、Twitterはいよいよビデオ・アプリのVineをシャットダウンする。 短いビデオがループ表示されるソーシャル・サービスとして注目されたVineだったが、Twitterは当初Apple Storeから完全削除することを示唆していた。その後、VineはVine Cameraという運用コストが低いアプリに転換されることとなった。独立のVineのウェブサイトとアプリは運用停止に先立ってビデオをダウンロードする機能が追加された。後世に残したいビデオがあるならダウンロードするのを急ぐ必要がある。

Vineは今日のいつかの時点で停止される。それまでにvine.coサイトかiOS、Androidアプリからビデオをダウンロードしなければならない。Vineのウェブサイトには「1月17日(日本時間1/18)にVine Cameraになるのでそれまでにダウンロードを行うこと」という注意書きが出ていた。

ともかくVineビデオがダウンロードできるのは時間単位となってきた。運用が停止されればビデオは永久に失われる。

アプリからダウンロードするにはプロフィール・ページを開いてSave Vinesというボタンを探す。 クリックするとビデオはデバイスの「写真」に保存される。ダウンロードのためのリンクを取得することも可能だが、この場合はビデオに対するソーシャルの反応を含めてダウンロードできる。.

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もう一つの方法はGiphyを使って過去のVineビデオをGIFに変換することだ。昨年10月にVineの閉鎖が発表されたときGiphyはVineビデオをGiphyサイトに保存するコンバージョン・ツールを発表した。GIFなので当然音声は消えてしまうが、Giphyのツールにはビデオとサウンドを別々にダウンロードするオプションがある

Vineが運用を停止する正確な時間はわからないが、ともあれ残された時間は少ない。

Vineはいっとき新しいタイプのソーシャル・ビデオとして大いに評判になった。ソーシャル・アプリのトップにランクされたこともある。新しいVine Cameraはビデオをホスティングするプラットフォームではなく、単に6秒程度の短いループ・ビデオを撮影するシンプルなカメラアプリだ。

一時は2億人のアクティブ・ユーザーを誇ったVineの退場はTwitterの収益化能力の低さを実証するものとなった。Twitterは2012年にVineを買収したものの、Twitter本体に統合し利益を上げる新しい柱とすることはできなかった。【略】

Vineの閉鎖は熱心なユーザーを憤慨させているが、Vineのファウンダー、Rus YusupovもVineの終焉についてツイートし、「会社は売っちゃいけない!」と起業家に呼び掛けている。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Twitterが誰にもVineを助けさせない理由

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Vineを見捨てて、売却ではなく埋葬を選ぶなら、Twitter自身が馬鹿みたいに見える結末に辿り着くシナリオは山ほど考えられる。得るものは少なく、失うものは多い。そこで、Vineの精神に従い、TwitterがそれでもVineを埋葬したい理由を6秒のテキスト断片で考察してみよう:

  • Twitterはツイートや埋め込みが死なないように、既存のすべてのVineを保全しておくことができる。一方他の誰かがそれを手に入れた場合には、新しいオーナーは既存のリソースを破壊したり削除するかもしれない。

  • 皆がTwitterに関連付けていたプロダクトを誰かが所有してしまう場合の、ブランドリスクが大きすぎる。例えばもし新しいオーナーが、それをPornHubに転売したら?Vineが猥褻の巣窟になってしまう。

  • 最後の日々を迎えたVineの少ないトラフィックでは、Twitterにとってわずかばかりのキャッシュを手に入れるための売却プロセスは、かつての価値を考えると、コストがかかりすぎて悩ましいものである。

  • もしそれを低価格で売却してしまっては、世間はTwitterが明かりを点ける金にも難儀しているという印象を持つだろう。

  • VineのアカウントシステムはTwitterのものから派生したものなので、もしそれを売却してしまうと、新しいオーナーにTwitterのコアユーザーグラフを模倣し、競合製品を開発するための過剰な能力を与えてしまう。

  • もし他の誰かがそれを買って、より多くの成功を成し遂げた場合、それはTwitterのリーダーシップの愚かさと、Vineの潜在能力を活用することができなかったことの証明になってしまう。

これらは、みな立派な理由ではあるだろう。

しかし…

もし誰かに新しい命を吹き込むことを許すか、必要最小限の保守要員を残す代わりに、Vineを殺してしまうなら:

  • Twitterは、数百万のユーザー、特にスターコンテンツクリエイターとの間に築いた信頼と関係を焼き捨ててしまう。もしこれがTwitterがそのコミュニティを扱うやりかたならば、この先クリエイターたちはPeriscope(Twitterが2015年に買収した配信アプリ)の視聴者たちのために投資しようと思うだろうか。

  • 呆れたビデオ作家たちは、Twitterのソーシャル競合他社へと逃亡し、Instagram、Snapchat、Musical.ly、そしてYouTubeの支持者になるだろう。

  • 最後に。おそらくTwitterはニュースに焦点を当てたいのだろう、そしてVineの大部分はニュースではなかった。しかしこの先人びとが、ディベートやスポーツイベント、あるいは抗議行動などの短いクリップを見たいと思うときは、他の話題性に富んだ野心家たちの成長を支援することだろう。なぜならTwitterはVineを途中で枯らしてしまうのだから。

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(翻訳:Sako)

ご自分のVinesの死を拒否したい人のためにGiphyがそれらをGIFに変換してくれる

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Vineの死はそれほど予想外でもないが、でもやはり悲しい。しかし幸いにも、GIFの何でも屋Giphyに、その6秒ビデオをアーカイブして永久に保存する方法がある。

Mediumに載った短いポストでGiphyは説明している: 同社は、ループするものなら何でも愛しているので、あなたのVine(s)をダウンロードして永久に保存でき、あるいは、Giphyに置いておけるためのツールを今作っている

Giphyの代表者がぼくに語ったところによると、昨日(きのう)ある技術者が思いついてこのツールを作った。理由は、彼が“ループ ”だから。

Giphyのアカウントのある人なら、個々のVineだけでなく、その人の全VinesをGIFに変換できる。

今、あなたはこう思ってるかもしれない: “でもGIFには音がないじゃん”。当然それは取材のときにも質問した。答は、ビデオはGiphyの高忠実度技術によりGIFで保存され、音は別に保存される、だ。共有化できるのはGIFだけだが、それは今後変わるかもしれない、と。ぜひそう願いたいね。音がないとあまり意味のないビデオも、あるからね。

このツールはまだ公開されていないが、近くここに登場するだろう。そのときは、この記事をアップデートしよう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Vine創業者、サービス停止の報を受け「会社は売っちゃいけない!」とツイート

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Vineの創業者であるRus Yusupovが、Vineのシャットダウンについてごく短いツイートを行い、それに対して大量の反応が生じている。そのツイートとは「自分の会社は売るもんじゃない」(Don’t sell your company!)というものだ。TechCrunchが取材を申し込むまで、YusupovもVineのサービス停止を知らなかったそうだ。

ちなみにRusは、1年前にTwitterをレイオフされている。彼がDom HofmannおよびColin KrollとVineを立ち上げたのは、2012年6月のことだった。そして10月にはサービスをTwitterに売却している。価格は3000万ドルだったと報じられている。ライバルと目されるInstagramに対して、2014年末にCiti Groupが3500万ドルのバリュエーションを行なっているのをみて、Rusとしては売ってしまうよりも運営を続けた方が良かったのではないかと思っていたことだろう。

Twitterは2013年1月にVineのサービスを開始したが、さほど積極的ではなかったようにも見える。一部で強い支持を受けたサービスを手元におき、デザインや制作ツールなどの改善を行い、さらにバイラルにも活用してきた。しかしついにはTwitterとの積極的な統合は行われず、より一層の進化を目指すという方向性は見えていなかった。

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(翻訳:Maeda, H

Twitter、短いビデオ共有サービス、Vineを閉鎖へ

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Twitterの買収を考えていた相手が撤退して以降、このソーシャルメディアの将来には不確定な要素が増している。Twiterは最近、社員の9%をレイオフするとしているが、今日(米国時間10/27)、スタンドアロンのビデオ共有アプリ、Vineを閉鎖することを発表した。

公式ブログによれば当面サービスに変化はないという。ウェブサイトもアプリも運営が続けられる。ユーザーはこの間、Vineの閉鎖に先立ってビデオをダウンロードしておくことができる。今回の発表では決定の理由は説明はなされていない。【略】

ただしTwitterではアプリは停止するものの、Vineのウェブサイトは運営を続けるとしている。「これまでにアップロードされた数々の素晴らしいVineビデオが見られるようにしておくのは重要」と考えからだという。しかしウェブサイトがいつまでオープンされているのかは不明だ。

最近Twitterはループする短いビデオを共有するVineよりもライブ・ストリーミングのPeriscopeに力を入れていた。Perisocopeはすでに多数のビデオ・クリエーターを引きつけている。またPerisocpeをTwitter本体と連携させ、フォローしている相手がライブでストリーミングを開始すると、そのことが通知されるようにしていた。またNFLやBloombergなどと提携し、提携してコンテンツをライブ配信することにも大いに力を入れている。

Vineチームは3人の共同ファウンダー全員を含めすでに大部分がTwitterを離れている。Vineチームは現在でもTwitterのVineの扱いに不満を抱いているようだ。

Vineの共同ファウンダーの一人、Rus Yusupovはさきほど「会社を売るな」とツイートしている。

2012年にTwitterに買収された当初、Vineは好調だった。Twitter傘下に入って6ヶ月後にiTunes App Storeで無料アプリの1位となったこともある。ある時点でVine は2億人のアクティブ・ユーザーを数えていた。しかしその好調を維持することができず、最近数ヶ月、人気は下降線だった。

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Instagram、Snapchat、YouTubeという強力なライバルと太刀打ちするのは容易なことではない。App Annieのデータによると、App Storeの無料iOSアプリのランクでVineは 284位に低迷している(今年の初めには100位代の下位だった)。 【略】

最近リングにタオルを投げ入れたソーシャルメディア・アプリはVine以外にも多い。セルフィー・アプリのShotsは最近Shots Studiosに改名した。以前Vineなどに投稿していたソーシャルメディアの有名ビデオ・クリエーターを取り込んでYouTube的ビデオ共有プラットフォームへの変身を図っている。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Vine、3歳の誕生日を記念して昨年中の人気ビデオを発表

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6秒間ループビデオを投稿・シェアするVineも3歳となった。

月々の閲覧者は2億人(モバイルおよびウェブ版を含む)に達しているとのことだ。それほど多くの人が、いったいVineの何に注目しているのだろうか。

誕生日を迎えたことを記念して、Vineはこれまでに最も閲覧された(ループ)ビデオを発表した。

やはり「変なもの」ものは人気だ(訳注:ぜひ音声ありでご覧ください)。

テロの瞬間を映したものもある。

テレビ画面を映したものにも人気のものが多い。

ただ、やはり鉄板な人気といえば子供たちがおかしなことをしたり、あるいは痛い思いをしているものだ。

Vineはもともと短いビデオをシェアするためのアプリケーションとして登場してきたが、いろいろと新しい機能を追加してホットな人気を集め続けている(Vine MusicRemixなど)。

いまやVine発の流行も生まれるまでになっている。Vineは新しいカルチャーの担い手となっており、間もなく人気ビデオを掲載するサイトも公開する予定なのだそうだ。

去年、おおいに人気を集めたVine投稿を以下にリストしておこう。

What Are Those?
Why You Always Lying?
Duck Army
John Cena
Iridocyclitis

人気Vineを元に、下のようなビデオが制作されたりもしている。

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(翻訳:Maeda, H

CEO DorseyがTwitterの使いづらさを認める、Momentsなど最近の新機能量産は改善努力の結果だと

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Twitterの2015Q3決算報告でCEOのJack DorseyはCOO Adam BainおよびCFO Anthony Notoと同席した。報告は前回に続き、Periscopeでブロードキャストされた。

決算に示されたTwitterの成長に、ウォール街は納得しなかったが、しかしMomentsやPolls(投票)などの新製品が投入されてからまだ日が浅い。ユーザは今でも10億を超えていて、その中にはTwitterへのログインではなく、ツイートのどこかへの埋め込みからアクセスする者も多い。

〔ここに株価チャートが表示されない場合は、原文を見てください。〕
[graphiq id=”7N9fhkdV1o9″ title=”Twitter Inc. (TWTR) Stock Price – Current Day” width=”600″ height=”519″ url=”https://w.graphiq.com/w/7N9fhkdV1o9″ link=”http://listings.findthecompany.com/l/445483/Twitter-Inc-in-San-Francisco-CA” link_text=”Twitter Inc. (TWTR) Stock Price – Current Day | FindTheCompany”]

Dorseyは、TwitterのチームがTwitter、Periscope、Vineなど主要プロダクト別になっていることを説明した。エンジニアリングにもデザインにも多くの人数を抱えていながら、今でも新規雇用を続けている、とDorseyは言う(最近人減らしもしたけど)。

最新プロダクトの一つMomentsについてDorseyは、好調だとは言ったが、具体的な数字は何も挙げなかった。Momentsにはとくに力を入れたので、オープン直後から人びとが殺到した。ぼくはMomentsを”氷河プロジェクト”と呼んでいたが、それは、そこでTwitterの本来のリアルタイム性が薄れてしまい、熱心でないユーザにも情報をサービスするからだ。それが今後もさらに好調なら、氷河は動き始め、Twitterの成長に貢献するだろう。

Dorseyは、これまでのTwitterが使いづらかったことを、率直に認めた:

フォローしたい人、すべき人を見つけるために、ものすごい苦労をユーザに強いていた。でもMomentsがあれば、もっと有意義な探し方ができる。

壇上の3名は、たとえば#BlackLivesMatterのようなトピックを軸にコミュニティができることを話したが、新製品の発想やコンテンツの新しい表示方法についての説明はなかった。

最近のTwitter上の新製品ラッシュについてDorseyは、ワールドシリーズの間にテレビコマーシャルを流す(今夜からだ)と言った。そのコマーシャルでは“使いやすくなった”Twitterを強調し、人間性の重視を訴えるのだろう。最初のコマーシャルは2012年で、Nascarとの関係やロンドンオリンピックの支援を訴求した。そして最近では、IBMとの関係を宣伝した

[原文へ]。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

Vine ❤️ Music

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Twitterの6秒ループビデオアプリ、Vineは今日(米国時間8/27)、ビデオ内のオーディオをこれまで以上に重視する新機能を発表した。

明日から、Vineユーザーはコンテンツに音楽を追加できるようになる。

これまでも、vineに音楽を追加することは別のデバイスを使って音楽を再生すれば可能だったが、これからはスマホ内の曲や音を直接Vineで利用できるようになる。

それだけではない。

Vineビデオは(元々)ループ再生されるため、耳障りならないように音楽をループさせるのは困難だった。このためVineは、Snap to Beatという、Vineに付加する音楽を完璧にループさせる機能を導入した(次のループに入ったことがわからない)。

実際には、Snap To Beatは完璧なループを作るために必要な音楽の長さを求め、それに合わせてビデオを切り取る。

もちろん、Snap To Beatはオプションであり、ユーザーはこれを無視して好きなように音楽や音響効果を加えることもできる。

曲の追加機能の他、Vineはアプリ内で音楽を簡単に発見できるようにした。同社はアプリに “Featured Tracks” セクションを追加した。ユーザーはビデオ制作時に自分のスマホからだけでなく、このセクションからも曲を選ぶことができる。

さらに、アプリ内でVineビデオを見ているユーザーは、コンテンツ上の音楽アイコンをタップするだけで、流れている曲名を見ることができる。この機能が導入される前は、ビデオ作者が曲名をキャプションに入れるか、ユーザーがコメント欄で質問する必要があった。

アマチュアビデオを作る人なら誰でも(作らない人なんている?)、オーディオ制御がどれほど違いを生むかを知っている。ユーザーがVineで簡単に音楽を追加できるようになることで、これまで以上に高品質なコンテンツを見られるようになるだろう。

ブログ記事によると、Vineは定期的にVineを見るユーザーが2億人を越えたほか、Vine.coでもビデオを視聴できるようになった。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

初来日のVINEチームにQ&A 日本ユーザーは3カ月で3倍、Twitter動画との住み分け、マネタイズは?

2周年を迎えた「VINE」のチームが初来日し、日本ユーザーが過去3カ月で3倍に増えていることを明かした。世界でのVINEの1日のループ数は15億回、月間アクティブユーザー数は1億人(アプリとウェブ含む)に上るという。TwitterでVINEを率いるJason Toffらが報道陣からの質問に答える形で、VINEの現状を語った。

――日本のユーザーが3カ月で3倍になった要因は?

正直なところわからないが、理解を深めるために来日した。考えられる要因としては、日本のスマホ浸透率の高さと、通信速度の速さ。特に通信は地下鉄を含めて高速にネット接続できるのが大きい。

――Twitterの「30秒動画」との住み分けは?

TwitterとVINEは目的が違う。Twitterについては「今この瞬間」のリアルタイム性が重視。一方、VINEは物語性がある。フォーマットも違う。世界は広いので両者が共存できるスペースはある。

――Instagramにユーザーを奪われない?

心配していない。VINEはエンタメを提供している。Instagramは、個人的な出来事を友達と共有するために使っている。VINEもそういった要素はあるが、少人数が大勢にエンタメ作品を発信している部分がある。

ご飯を食べるときに、1つのレストランだけで事足りる人はいない。動画関連プロダクトは増えているが、それと同じことが言える。VINEチームにもInstagramを使っている人がいる。

――日本ではVINEでの著作権違反はどう対応してる?

コンテンツオーナーから、違法アップロードされていると報告があった場合、確認し次第削除している。米国ではメディアが、VINEにコンテンツを提供する例もある。

――広告展開やマネタイズはどう考えている?

模索はしているが、現時点で発表の予定はない。今はクリエイターの満足度を高めることに注力しているし、Twitterも寛大でそれを認めてくれている。

――VINE発のスターをサポートしているというが、具体的には何をしている?

まだ始めたばかりで、特定のVINEスターにリーチしはじめたところ。試みとしては、VINE発のスターたちとイベントを共催している。そうすることで彼や彼女らも、VINEに後押しされる感覚を持ってもらえる。VINEには5人からなるキュレーターチームがいて、VINEのスターの卵を発掘して、「オススメ動画」としてプッシュしている。


Vine、キッズセーフなコンテンツを表示するためのVine Kidsを公開中

Vineがリリースした「Vine Kids」はもう使ってみただろうか。安全なコンテンツのみを表示する、キッズフレンドリーなVineアプリケーションだ。

コンテンツは、Vineに登録される数多くの投稿からキッズフレンドリーなものを選んで表示されるようになっている。インタフェースも子供が喜びそうな具合に変更されていて、左右にスワイプするたびに新しいコンテンツが表示されるようになっていて、スクリーンをタップした際には子供の気をひきそうなサウンドが鳴るようにもなっている。

オフィシャルブログから引いておこう。

1月に入って間もない頃、オフィス内でのちょっとした会話から生まれてきたプロダクトです。同僚の1人が、2歳になる自分の娘がVineのことをとても気に入っているのだと話していたのです。その同僚が、子供向けコンテンツが表示されるようなアプリケーションがあればよいと思うと言ったのでした。その言葉をうけて、直ちに社内ハッキング大会が始まりました。日常業務を片付けたら、嬉々としてプロダクトの形を考えたりしていたのです。そのような中、一緒に開発していた2名が、このVine Kidsを生み出しました。

もちろんご存知のことと思うが、Vineとは、Twitter社の所有するビデオサービスだ。アプリケーションを使って短いループビデオを作成して投稿したり、あるいは他の人の投稿をシェアしたりすることができる。

面白そうなコンテンツを発見しやすさを考えて、Vineはこれまでもコンテンツをさまざまなチャネルに分類して整理してきてはいる。しかし、子供にふさわしくないコンテンツなどが多く投稿されていることもまた事実だ。Vineをそのまま子供に使わせていれば、どうしてもそのような不適切なコンテンツも目に入ることになる。

そのようなことを避けようと登場してきたのがVine Kidsだ。このアプリケーションを開いて子供に渡せば、子供が次々にコンテンツを表示させても安心していられるというわけだ。

Vine Kidsについては、冒頭でもリンクしたブログ記事に詳細が記されている。

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(翻訳:Maeda, H


VineのiOS 8アプリは好きなチャネルを簡単に見られるようになった、外部ビデオの投稿も楽に

おもしろいVineを作るのは難しいけど、でもこの6秒ビデオアプリのまわりには、すばらしいクリエイターたちのコミュニティが育っている。今日(米国時間10/21)のiOS版のアップデートでVineはさらにその輝きを増し、Comedy(コメディ)やMusic(音楽)などのチャネルから編集者が選んだ傑作のすべてを、見られるようになる。アップデート後のアプリはiPhone 6/6+向けに最適化され、iOS 8で新たに導入された共有拡張機能を使って、Vineの外で撮ったビデオでも、簡単に共有できるようになった。

それまでは、いちいちVineを開いてビデオをアップロードしてからでないと、共有できなかった。今度のアップデートでは、ビデオを記録したら小さなSend Toボタンを押し、共有先としてVineを指定すれば、自動的にVineのTrim and Crop(トリミング)画面にビデオがロードされる。

もっと重要なのは、チャネルをフォローするボタンの導入だ。以前は、特定のクリエイターをフォローしたり、Discoverセクションでチャネルを見るしかなかった。ぼく(Josh Constine)はとくにComedyチャネルが、インターネット上のすべてのコンテンツの中でも最高に好きで、くだらないのも、そのくだらなさが楽しい。インターネット上のいろんな話題の、震源地の一つだ。この記事には、Comedyチャネルのぼくのお気に入りをいくつか埋め込んだ。 [情報開示: Vineの“アフィリエイト化”をやっているNicheのDarren LachtmanはJosh Constineの従兄弟だ。]

ちょっと面倒なのは、目的のチャネルに到達するまでのクリック数の多さだ。また各チャネルには上位200のVineが載っているが、それを選ぶアルゴリズムが良くないので、ときどき駄作が混入している。

でも今度からは、チャネルフォローボタンを押すだけでComedyチャネルへ行けるし、上位作品は人間編集者が選んでいる。またその中には、友だちや、自分がフォローしているクリエイターの作品も必ず入っている。というわけで、Vineがとても見やすくなり、通(つう)でないユーザでも楽しめ、しかも上位作品がフォロワー数数百万という大スターのクリエイターの作品に集中せず、無名の人の作品でも、おもしろければ選ばれるようになった。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


6秒ビデオ投稿サービスのVine、「ループ」導入で再生回数がわかるようになった

自分の投稿したコンテンツが何度閲覧されたのか。多くの人が気になるところだろうと思う。そうした人に向け、Vineは「ループ」(Loop Counts)を導入した。投稿したビデオが、何度再生されたかを示すものだ。

ちなみに、ほとんどの人がご存知とは思うが、Vineとは6秒間のビデオをInstagram風フィードにて流すサービスだ。みた人はそのビデオを「re-vine」したり、コメントを書いたり、あるいはお気に入りとして登録しておくことができる。

今回のアップデートはウェブ版でも同様に行われている。どこかに埋め込まれて再生された回数も、そしてもちろんVine.coで再生された回数もカウントされる。対応しているプラットフォーム全体での再生回数がカウントされるわけだ。

また今回のリニューアルにともなって、フィードに表示されるビデオのサイズを大きくして、端から端までいっぱいに表示されるようにした。またお気に入りへの登録状況やre-vine数などを表示するアクティビティフィードも新しくなり、未読と既読がわかりやすくなった。また投稿したビデオの人気が出た際には(お気に入り投稿回数が25回や100回といった基準値に達した場合等)、これも通知されるようになった。

アプリケーション版についてはiOS版およびAndroid版の双方ともに新機能を盛り込んだものがリリースされている。こちらからチェックできる。

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(翻訳:Maeda, H


Vine風ビデオをプライベートチャットに活用するConvies登場

Vineがプライベートなビデオメッセージを送ることができるようにしたその直後ではあるが、新たなビデオチャット用アプリケーションのConviesがリリースされた。友人(ないし複数の友人)にビデオメッセージを送ることを主目的にするものだ。プライベートなビデオチャットが第一義のサービスだが、FacebookやTwitterで共有することもできるようになっている。

ConviesはLerer VenturesのSoho Tech Labsのインキュベーションを受けて誕生したものだ。友人の間で利用するためのVine風アプリケーションを生み出そうとしてきたのだが、サービスのリリース直前に、Vineがプライベートメッセージ機能を実装して発表してしまった。

しかしファウンダーのMichel Loenngrenは、Convies独自の魅力があり、マーケットでも受け入れられるはずだと考えているのだそうだ。さらに、VineやInstagramなどはそもそもパブリックな写真/ビデオ共有ツールであり、一定の認知が行われたあとにダイレクトメッセージング機能などを追加してもあまりうまくいかないのが一般的だと感じてもいるとのこと。

「Vineはそもそもソーシャルアプリケーションで、そこにダイレクトメッセージの機能を追加しようとしています」とLoenngrenは述べる。「ConviesはWhatsAppやLineのように、まずチャットを指向したアプリケーションなのです。プライベートなチャットツールの中でのビデオの扱いについて、深く考えた設計となっています」。

Loenngrenは、このConvies以前にTimeFreezeというモバイル向けビデオアプリケーションを作った経験を持つ。日本の投資銀行で働く傍ら、サイドプロジェクトとして生み出したアプリケーションだ。Loenngren曰く、これがモバイルメッセージング分野の人材を探していたLerer Venturesの目に止まったのだそうだ。

Lerer Venturesとの交渉の末、Loenngrenは日本での職を辞し、ニューヨークに居を移した。そこでConviesのアイデアを生み出されることとなった。

Loenngrenはエンジニアリングおよび物理関係のバックグラウンドをもっており、それもあってTimeFreezeではビデオの再生速度をいろいろといじる仕組みを実装していた。ConviesでもTimeFreezeにて実装した機能をいろいろと再利用しているようだ。たとえばメッセージの送信前に、アプリケーションでスライダーバーを操作することによりビデオメッセージの再生速度をスローにしたり、あるいは逆に高速化することができる。

ともかくビデオありきのメッセージングアプリケーションということも、汎用的なメッセージングアプリケーションとは異なる魅力を備える要因となっている。ビデオのやり取りが自在の行えるように設計され、また複数ビデオの連続再生機能なども備えている。

ビデオの撮影はVineと同様の方法で行い、収録時間は6秒となっている。やり取りされるビデオメッセージは外部サイトで共有することもできるが、「locked」指定をすることで、あくまでもプライベートなものとしておくこともできる。尚、Vineのビデオフィードのような形で、特定の人に向けてではなく、公開ビデオとすることもできるようになっている。Conviesの中で公開しておくこともできるし、またFacebook、Twitter、WhatsApp上で公開したり、あるいはリンクをシェアすることもできるようになっている。

Lerer Venturesは40%の持ち分と引き替えにかなりの額を出資していて、またオフィスおよび各種リソースの提供も行っている。Conviesの運営に携わるメンバーは現在のところ4名で、Vineに似たところも多いアプリケーションを通じて、独自の使用感などもアピールしつつ、利用者を開拓しつつあるところだ。

VineというのはTwitterを使う場合と同様に、パブリックな意味合いを強くもつものだと言える。そしてVineについてはそれが魅力となり、いろいろな人が面白いビデオを作ろうとしている。Conviesの方はメッセージングに注力することで、よりパーソナルな魅力をアピールしようとするものだ。

モバイルメッセージング全般と同様、ビデオメッセージングの分野も非常に多くのサービスが競合しているエリアだ。ビデオ共有アプリケーションはもちろん、SMSツールとして親しまれてきたものも、ビデオなどのマルチメディアに対応するようになっている。そのような中、Cinviesがどのような動きを示していくのか興味深いところだ。

Conviesは現在iOS版が提供されており、Android版も開発中だとのことだ。

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(翻訳:Maeda, H


Vine、連続視聴に便利なTV Modeも搭載してウェブ版の提供を開始

Twitterの運営するVineがWeb版を新たにアナウンスした。また、投稿されているビデオをフルスクリーンモードで、連続して視聴するためのTV Modeも搭載された。

ストリームに流れてくるビデオを眺めたり、あるいは特定の人の過去の作品群を見てみたり、さらにはコメントを投稿したり、「いいね」したり、あるいはシェアすることもできるようになっている。

機能的な面でいえば、Instagramが提供しているようなものと同じ感じだ。ウェブ上で特定の投稿のみではなく、スマートフォン上で閲覧していくのと同様にいろいろな投稿を見て回ることができる。これまでもURLを指定すれば特定の投稿をウェブで見ることは出来たのだが、投稿者の他の作品を見てみるなどということはできなかった。ウェブ版でも特定作者の作品を続けて閲覧したりすることができるようになり、面白い作品を投稿した人の人気がさらに広まっていくことになるかもしれない。

Vineでは、昨年からウェブ版の用意を進めており、プロフィールページで用いるカスタムURLの受付を開始していた。取得したカスタムURLも、既に利用できるようになっている。

ちなみに今回リリースされたウェブ版は「フルバージョン」なものではない。たとえばwebcamを使ったビデオの投稿などは行えない。しかしこれまでに投稿したビデオをシェアしやすくなるのは間違いない。

また新たに加えられたTV Modeはかなり便利だ。ただ、ビデオを次々に再生するので、ループを使った面白さを味わえないのが少々残念ではある。ループをひとつの魅力として活用しているビデオはVine上に何本も登録されている。ループさせるかどうかをオプションで指定できるようにしれくれればと思う。但し「進む」と「戻る」のボタンがあるし、キーボードの矢印キーでも操作できる。繰り返しみたい場合、今のところはこれを使って対応することになる。

ウェブ版Vineは生まれたばかりではあるが、TV Modeはよく研究されたものだと言えるのではないかと思っている。多くの人がYouTubeなどのビデオサイト上でVineのコンピレーションを作成/閲覧して楽しんでいる。いくつものVineビデオを続けて閲覧したいと考える人は多く、それがこのTV Modeで実現したわけだ。「re-Vine」機能を使って、いろんな分野の「ベスト」を集めるコンピレーション専用のアカウントなども登場してくるに違いないだろう。

また、将来的にはタイムラインとは別の、Twitterでいう「リスト」のようなものができれば手軽にコンピレーションないしTV-Modeが楽しめるようになる。順序を変更する機能や、テーマ毎に複数のものが用意できればさらに楽しそうだ。

他にも面白い使い方があるかもしれない。ぜひウェブ版を試してみて、面白そうな使い方があれば教えて頂きたい。

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(翻訳:Maeda, H


Vine、グローバル展開を目指して一気に対応言語を19種類追加

Twitterの6秒ビデオ共有アプリケーションのVineが、いくつもの新しい言語をサポートしている。一気に増えたので数えるのも大変だが、しっかり数えてみると19言語だった。

サポートされた新たな言語はデンマーク語、オランダ語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、インドネシア語、イタリア語、日本語、韓国語、マレー語、ノルウェー語、ポルトガル語(ブラジル)、ロシア語、スペイン語、スウェーデン語、簡体字中国語、繁体字中国語、タイ語、そしてトルコ語だ。これらはiOS版およびAndroid版の双方でサポートされることとなった。ちなみにAndroid版ではフィリピン語およびポーランド語にも対応した。

将来的には人気上昇中のものや、多くの人が良いと評価しているものを国ごとに管理したいと考えているそうだ。全体の中で人気のものだけでなく、自分の国の中で人気を集めているものもチェックできるようになるわけだ。

新版のリリースについてのVineからの説明を掲載しておこう。

いろいろな国の言語に対応したことで、世界中の人々にとって面白いもの、知らなかったこと、世界の動きを感じさせてくれるものなどなどの動画を投稿したり閲覧したりするのが一層簡単になりました。

Vineでは国ごとの人気ビデオを閲覧するための仕組みも作り始めています。極東の日本の人たちにも、そしてその日本のちょうど裏側にあたるブラジルの人々にとっても、今回のアップデートはきっと便利に感じてもらえるのではないかと思います。これまで以上に、いろいろなビデオを見て回り、あるいは投稿してほしいと考えています。それによって、世界中の人が一層親しい存在になっていくことができるでしょう。

ちなみにVineは、Instagram Videoにならって、いらないカットを削除したり、下書き保存を行ったりするような編集機能を追加している。

但しVineも決してFacebook傘下のライバルに負けてはいない。最近もWindows Phone版をリリースするなど、積極的な動きを見せている。

ところでVineは8月時点で4000万超の利用者を獲得しているとのことだった。6月にAndroid版をリリースしてからは、成長の速度を一層あげている感じだ。Android版リリース時点での利用者数は1300万となっていた。

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(翻訳:Maeda, H


ウェブとiOS、AndroidアプリのTwitterがストリーム内ビデオ再生、画像プレビューをサポート

今日(米国時間10/29)、TwitterはiOS、Android、ウェブの各アプリのアップデートを行い、ストリーム内でのビデオ再生と画像のプレビュー機能をサポートした。

従来は画像のリンクをタップしてTwiterかVineを呼び出す必要があった。今回、ストリーム内で直接表示されるようになった。記事末のアップデート参照

現時点でストリーム内プレビューが有効なのはTwitter自体にアップロードされた写真とVineのビデオだけだ。しかし将来は他のサイトのコンテンツにも拡大される可能性がある。誰もが歓迎する動きではないかもしれないが、私が昨年の記事で指摘したとおり、Twitterがしばらく前から向かっているのはこの方向だ。

今回のアップデートではこれ以外にも、お気に入り、リツイート、返信などをタイムライン中から直接実行できるようになった。もしすでにこれらが有効になっているなら、そのユーザーはTwitterからテストグループのメンバーとして選ばれている。Twtterは数週間前から限定公開でテストを行ってきた

タイムライン中にビデオと画像が表示され、見た目が派手になった一方で、タイムラインのテキストの情報密度が低下するという副作用をもたらしている。もっとも「百聞は一見にしかず」という点では必ずしも情報密度が減ったともいえないのだろうが。Twitterのユーザー数の増加ペースは鈍化傾向にある。株式上場を控えて自己の有用性を改めてアピールする必要に迫られているようだ。最近の@eventparrotという実験もその一環だろう。

今回のアップデートは噂されていたテレビ番組との連動などを含む大掛かりなものではなかった。なおインラインでのプレビュー機能は設定でオフにできる(ウェブ版ではオフにできない)。

なお各アプリは、AndroidアプリiOSアプリ、Twitter.comで入手できる。

アップデート: Twitterの広告主への影響について、Van Slembrouckは「Twitterは実質的にディスプレイ広告をスタートさせた」とツイートしている。

今回のストリーム内ビデオと画像のサポートについて読者の感想は?

Image Credit: Alexandre Dulaunoy/Flickr CC

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+