AppleがiPhoneの常時接続化に向けて通信衛星の技術を開発中か

Bloombergの報道によると、Apple(アップル)は、数名の航空宇宙技術者を雇用してチームを作り、衛星やアンテナの設計者らとともに人工衛星技術の開発を行なっている。それは、廃棄される可能性もある初期的段階の秘密プロジェクトだが、チームの目的はデータを直接iPhoneなどのユーザーに送受する通信衛星の技術開発であり、Appleのデバイスをサードパーティのネットワークを必要とせずにインターネットに接続することを目的にしている。

さらにBloombergによると、必ずしもAppleは人工衛星そのものを内製しようとしているのではない。むしろ、開発しているのは送信機や地上局が軌道上の通信装置へのデータ送信に用いる機器装置類のようだ。それによりAppleからのデータがAppleのデバイスへ直接送られるようになったり、デバイス同士の接続が携帯電話キャリアのデータネットワークを使わずに実現する。また、位置サービスもより正確になり、地図や案内情報が改善されるという。

Appleは航空宇宙および人工衛星の業界から技術者と役員を雇用した、と言われる。その中にはかつてSkybox ImagingにいたMichael Trela(マイケル・トレラ)氏とJohn Fenwic(ジョン・フェンウィック)氏も含まれ、両人がチームを引っ張る。2人は以前Googleの人工衛星と宇宙船部門を率いたことがある。新たな被雇用者の中には、Aerospace Corporation(エアロスペース・コーポレーション)の役員Ashley Moore Williams(アシュリー・ムーア・ウィリアムズ)氏や、ワイヤレスネットワーキングとCDN(コンテンツデリバリーネットワーク)の業界における重要人物たちがいる。

データネットワークを宇宙からデバイスへ直接提供するという考え方は、一見すると馬鹿げているようにも思える。データ通信衛星の多くは、情報をエンドポイントのデバイスにリレーする地上局との通信を要する。でもそれは、初耳のコンセプトではない。例えば、今年、2019年に本誌が取り上げたUbiquitilink(今のLynk)は、電話機と直接通信する新しい種類の低地球軌道通信衛星コンステレーションを作ろうとしている。

Lynkの初期目標は、衛星通信ネットワークによる直接接続の方がiPhoneの通常、利用するキャリアサービスよりも優れている、と主張している。同社はユーザーが利用している地上局ベースのネットワークよりも、圧倒的に速い接続が可能なグローバルローミングを提供したいと考えている。しかもそれは、ローカルなインフラに依存しない。また、予備機としても機能するので、メインのネットワークが落ちたときでも、テキストメッセージのやりとりや通話といったデータ集約的な使い方でなければ十分に使用できる。

Appleが現在行っていることには未知の要素が多すぎるが、それがiPhoneに事故や災害に強い常時接続の能力を持たせるものなら非常に興味深い。どんなときでもiMessageや音声通話やナビが使えて、何もない平常時にはキャリアのデータプランでストリーミングなどを楽しむ、というモバイルライフが想像される。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

iMessageがプロフィール写真をサポート、ミー文字ではメイクやアクセサリーも楽しめる

アップルはiOS 13でiMessageを大幅にアップデートするとWWDCで発表した。ついに、自分の連絡先に写真を設定していない相手に表示される邪魔なグレーのイニシャルをなくす方法が提供される。ユーザーが自分のプロフィール写真を追加すると、iMessageでメッセージをやり取りするときに表示されるようになる。これは写真でもいいし、ミー文字でもいい。そのミー文字もアップデートされる。

現在のミー文字では、肌のトーン、髪の色、目などを変更できるが、今後はさらにメイクやアクセサリーも追加できるようになる。アイシャドウやリップの色を変えたり、ピアスなどのアクセサリーを追加したり、さらにAirPodsを耳に装着することもできる。

WWDCのステージでは、リップピアス、舌ピアス、ノーズリングなどのデモがあった。歯列矯正装置やイヤリング、そしてすきっ歯、金歯、髪、帽子などの新しいオプションもある。今回のイベントでは美容系インフルエンサーが登壇して新しいミー文字を紹介した。

このアップデートでiMessageは、MessengerやWhatsAppなどのようなメッセージングアプリらしさを増す。

その後に披露された新登場のiPadOSに関するデモでは、iMessageの新しいプロフィール写真とミー文字が共有シートにも表示されることを確認した。

さらにiOS 13では、ミー文字はステッカーとして送信できるようになる(以下の写真を参照)。

SnapchatのBitmojiに見られるように、オリジナルの絵文字は自己表現の形として人気がある。米国時間6月3日のアップルのキーノートに先立ち、Facebookも「Avatars」というBitmojiのようなものを発表した。Avatarsは米国時間6月3日にオーストラリアでMessengerとニュースフィードのコメントに使えるようになり、今後各国で導入される。

iMessageの新機能は今秋登場のiOS 13に搭載される予定だ。

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(翻訳:Kaori Koyama)

AppleがBusiness Chatを発表、iMessageの中でカスタマーサービスへのアクセスや買い物もできる

Appleが今日(米国時間6/6)、Business Chatを披露した。それはiMessageをFacebook Messengerと競合するコミュニケーションプラットホームに仕立てるとともに、iMessageをユーザーがお店や企業と対話するメインの手段にするかもしれない。

このサービスがデベロッパーサイトのアップデートで秘かに発表されたのは今週の初めだったが、そのときは詳しい情報がほとんどなかった。今日はしかし、WWDCにおける正式の発表となった。

Business ChatはiOS 11の一部となり、個人ユーザーがSafariやMaps、Spotlight、SiriなどからiMessageのウィンドウを開いてお店や企業と会話を開始できる。それは通常のテキストベースのチャットだが、その中に、アポイントの予約など、高度な機能が盛り込まれる。

それだけでなく、Business ChatはiMessageのApp Storeに新しい機会を開くだろう。つまり企業やお店は、チャットに独自の機能を導入できるのだ。たとえばAppleが示している例では、わざわざ航空券予約アプリを開かなくても、チャットの会話の中で予約できてしまう機能だ。

Business Chatをカスタマーサービスに統合することもできる。それを実際にやる初期のパートナーは、LivePerson, Salesforce, Nuance, Genesysなどだ。LivePersonのCEO Robert LoCascioによると、LivePersonのプロダクトの中から、カスタマーサービスのそのほかのメッセージと一緒に、Business Chatの会話を管理できる。

LoCascioが語るLivePersonの究極の目標は、“カスタマーサービスと営業から音声による対話をなくす”ことだ。Business Chatを使えば、その目標に接近できる、と彼は述べる。重要なのは、会話を完全に暗号化して“本物のビジネスプロセス”もできるようになることだ。Business ChatはApple Payをサポートするから、顧客がチャットの中で製品を買うこともできる。

“顧客と企業(お店)の関わり方が、これでがらりと変わってしまうね”、とLoCascioは語る。

Facebook Messengerのメインの話題はチャットボットだが、LivePersonのRurik Bradburyによると、“Appleは人間の体験を作り出そうとしている”。何よりもまず、Business Chatの会話を始動するのは、企業(お店)ではなく顧客でなければならない。

さらに、Bradburyによると、Business Chatの現状は人対人の会話に限定され、チャットボットは介入できない。そのうち、チャットボットもサポートされると思うけどね。

デベロッパーや企業(お店)は、自己のアプリ等への、Business Chatの統合をテストできる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

iOS 11では、UberやWazeのようなアプリが位置情報を常時収集できなくなる

Appleは今週のWWDCで、iOS 11の発表に重点を置き、ファイル管理、iMessage、QRコードのスキャンなど様々な機能を紹介した。しかし明示的に発表されなかった新機能もいくつかある。その一つは多くのユーザーに歓迎されると思われるもので、アプリによる位置情報データの利用をユーザーが制限できるようにセキュリティー設定が改訂される。

UberやWazeなどのアプリは、ユーザーに対してアプリが動作していない時でも端末の位置情報のフルアクセスを強要して批判を浴びている。昨年本誌が報じたように、これはアプリが密かにユーザーの個人情報を収集する可能性があることを意味している。しかしUberなどは問題提起に耳を貸さなかった

iOS 11の新しい設定機能が提供されれば、その心配もなくなるはずだ。「このAppの使用中のみ許可」の設定を全アプリで選択できるようになる ―― デベロッパーのJoe DuvallやTwitterユーザーの@tfoil2@chengyinliuら、鋭い観察力の持ち主が見つけた。従来この設定項目 ―― 名前の通りに機能する ―― はデベロッパーのオプションであり、多くの著名なアプリが提供していなかった。

Uberの例が下にあるが、これはユーザーのプライバシー保護に大きく貢献するに違いない。ユーザーによっては端末のバッテリー寿命を延ばす効果もあるかもしれない。

[iOS 11では、位置情報利用の「このアプリを使用中のみ」が全アプリに付いた! よくやった。]

現在iOS 11はデベロッパーにのみ提供されているので、この変更の与える影響は限られているが、9月にiOS 11が一般公開されれば、位置情報の利用を細かく制御できるこの新しい項目を、多くのiPhoneユーザーが利用できるようになる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

ローンチから半年でiMessage App Storeの成長率が急降下―、使いづらいUIが一因か

ローンチ当初、iMessage App Storeは次の大型アプリプラットフォームになると謳われており、ディベロッパーの間では、同アプリストアが新たなユーザーと収益源獲得の場として期待され、ローンチ直後はiMessageアプリのダウンロード数が急増した。しかし、アプリストアの成長の鈍化と共に、今ではその盛り上がりも落ち着き始めたようだ。公開されているアプリの数を見てみると、iMessage App Storeのローンチからの数ヶ月間は、毎月100%以上の伸びを見せていたが、今年の1月から2月の結果を見ると、その数はたった9%まで落ち込んでいる。

アプリ調査会社のSensor Towerが新たに発行したレポートによれば、iMessageに対応したアプリの数は現在5000個に及ぶ。この数は、App Storeの初年度にリリースされたiOSアプリの数と同じだ。その後App Storeが成長を続け、2017年1月時点で220万個ものiOSアプリが公開されているというAppleの情報を考えると、iMessage App Storeの状況も悪くないように思える。

しかしiOS App Storeとは違い、ディベロッパーのiMessage App Storeに対する興味や盛り上がりには、既に陰りが見え始めているのだ。

iMessage App Storeがローンチされた昨年9月から10月の終わりまでに、iMeesageに対応したアプリの数は1100個へと約116%増加した。11月の終わりまでには、さらに108%増加し登録アプリ数は2250個に達した。しかし、多くの消費者が新たなiPhoneを手に入れ、アプリのインストール数の増加が期待された12月には、増加率が65%に落ちこみ、昨年末時点でのiMessage対応アプリ数は3700個にとどまった。

今年に入ってからもアプリ数の増加率は下落し続け、昨年12月から1月の増加率は18%、そして1月から2月はさらに9%へと下がっていった。

エンターテインメントやユーティリティ、ソーシャルネットワーク、写真・動画をおさえ、iMassageアプリの中では、ゲームが引き続き1番人気のカテゴリーだった。しかし、各カテゴリーに含まれるアプリの多くは、人気ゲームキャラクターを使ったものなど、ステッカーアプリが中心だ。

新しいプラットフォームの登場直後には、ディベロッパーが新規ユーザーを獲得するために、こぞって新しいアプリをリリースするので、ローンチからしばらくして成長率が落ちるというのは当然のことだ。しかし、ここまで早い段階で成長率が横ばい近い状態になったこということは、まだ多くのユーザーがiMessageアプリを受け入れていないということを示唆しており、AppleやiOSディベロッパーのコミュニティはiMessage App Storeの存続を心配していることだろう。

成長率鈍化の原因と思われるものはいくつかある。使いづらいユーザーインターフェースや、配信されているiMessageアプリの選択肢の少なさ(革新的なアプリの不在)、さらにはそもそもiOSアプリが多すぎるという可能性もある。

アプリ中毒の私でさえ、iMessageアプリはUIのせいで使うのが面倒だと感じている。iMessageアプリへのアプリストアの統合の仕方もあり、ユーザーの多くは、キーボードの下にアプリストアが隠されていることにさえ気付いていないかもしれないのだ。

さらにインストールしたiMessageアプリの数が増えてくると、小さなアイコンをスワイプして、自分が使いたいアプリを見つけるのが難しくなってくる。

また、ステッカー人気がここまで高まっているのであれば、他のアプリと並べて置くのではなく、インストールされたステッカーはキーボードから直接アクセスできるようにするべきだろう。

現状のUIだと、ステッカーにたどり着くだけでも一苦労だ。まず、テキストボックスの隣りにある矢印をタップし、アプリストアのボタンを押すと、前回使ったアプリが表示される。そして左下にある4つの点が記されたボタンをタップすると、インストール済みのアプリのリストが表示されるので、そこからさらにページをスワイプして友だちに送りたいステッカーを探さなければならない。

iMessageアプリを使うためには、会話の途中でこのようなプロセスを経なければいけないため、アプリによって新たな価値が加わるどころか、やりとりのスピードが落ちてしまう。

対照的に、Facebook Messengerや他のメッセージアプリを見てみれば、ワンタップでステッカーを使えるようになっていることがわかる。もしもAppleが、真剣にiMessageでメッセージアプリトップの座に上り詰めたいのであれば、他のプレイヤーの様子を注視し、何がうまくいっているのかということを理解して、必要な調整を加えなければいけない。そうすれば、もしかしたら次のiOSの大型アップデート時には、この問題が解決されているかもしれない。

もしもAppleにその気がないのであれば、ディベロッパーがiMessage App Storeに完全に見切りをつけて、自分達のアプリをもっと目立せられ、トラクションを稼ぐことができる他のプラットフォームに移っていったとしても、なんら驚きではない。

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(翻訳:Atsushi Yukutake/ Twitter

Apple、リアル世界でiMessageの「ステッカー」を貼るCMビデオを公開


Appleが新しいCMビデオをYouTubeチャンネルで公開した。私は最近のAppleのCMを何度か記事で取り上げてきたが、それは平均的家電メーカーより彼らが少しクリエイティブだからだ。今回も例外ではなく、Appleは街ぐるみのスタンプファイトを敢行する。

AppleはiOS 10でiMessageにステッカーを導入した。メッセージアプリに直接ステッカーアプリをインストールしてメッセージにステッカーを貼り付けられるようになった。ステッカーをメッセージエリアにドラッグアンドドロップするだけで送れる。

私のお気に入りのステッカーアプリはSticker Palsだが、今回の広告にはたくさんのステッカーパッケージが出てくる。きっと誰でも自分にあうものが見つかるだろう。

しかし、複数のステッカーを組み合わせられることを知る人はほとんどいないだろう。Appleの広告は単なるマーケティング手段ではない。何億人というユーザーに向けて、みんなが知らないかもしれない機能を教えるためにも使われている。

Tim Cookは顧客満足度について言及する時、必ず同社のコミュニケーション戦略について語ってきた。iPhoneをAndroid機と差別化するちょっとしたものを発見させることによって、AppleはiPhoneを選んだのは正しい選択だったことを顧客に再確認させる。

というわけで今日のCMについて。画面いっぱいにティーンエージャーが走り回って人や食べ物などにスタンプを貼り付けまくる。退屈なメッセージ・アプリをポップカルチャーのシンボルに変えようとしている ― キミはブルーバブル・チーム?それともグリーンバブル・チーム?

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

iMessageの中で直接グループビデオチャットができるアプリFamは、使い方も簡単

Teenage girl breaking up with her boyfriend while sitting on a bridge near big boulevard. Casual clothing with shirt and jeans.

Apple FaceTimeは、グループでビデオチャットができないことが、最大の不満のひとつだ。

もちろん、グループでビデオチャットできるアプリは、Skype, ooVoo, Messengerなどいろいろある。でも、どれもFaceTimeほど使いやすくない。新顔のHousepartyは、グループチャットというより、友だちと一緒にひとつの部屋に集まって(出たり入ったりして)おしゃべりする、という感じのアプリだ。

そこでFamだ。このアプリはiMessageをしながら、その中でグループビデオチャットができる。

使い方はこうだ:

FamをiOS iMessageのApp Storeからダウンロードする。ダウンロードしたらFamはそのほかのiMessageアプリと一緒に画面に登場する。

アプリを開くと、それはキーボードの領域を使用する。ボタンは “Create Group Video” 一つしかない。それを押すと、iMessageしているグループ全員にリンクが送られ、リンクを押すとグループビデオチャットが始まる。

ビデオチャットはキーボードの領域だけでなく、全画面も使える。しかしどちらの場合もビデオチャットはiMessageの中で動き、別のアプリではない。

fam

まだ自機上にFamがない人は、“join chat”を押すとダウンロードされる。その後は上記のように、ごく簡単に使える。

ビデオの画質は、キャリアの(携帯の)データ回線を使う場合でも、かなり良い。二人のチャットでも使えるが、でもその場合はFaceTimeを使った方が良い。途中でポーズしたり、ほかのアプリへ行ったりできるから。

現状で欠点といえば、途中で画面を切り替えたりするとチャット自体が終わってしまうことだ。FaceTimeなら、それはない…途中でどんなアプリでも使える。誰かがグループチャットに入ってきたとき通知がないのも、欠点のひとつだ。通知がないと、今誰と誰がいるのか、分かりにくいからね。

でも、iMessageの中から直接、簡単にグループビデオチャットができる、という点ではFamは貴重なアプリだ。ぼくの場合は、いつも必ず使うiMessageアプリといえばこれだけだ。

FamのダウンロードはiMessageのApp Store、またはこのリンクからできる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

iMessage App Storeに登録された1650種類以上のアプリの大半を占めるステッカー

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AppleのiMessage App Storeには、1週間ほどで、1650種類以上のアプリケーションやステッカーパックが登録された。これは、iPhoneのデビュー当時の総アプリ数、そして1000以上あった、iPadのリリース当時の対応アプリ総数を超えているものの、昨年公開されたAppe Watch向けApp Storeの3500という数字には届かない。Sensor Towerの新しい報道によれば、1番人気のアプリは”ステッカーパック”で、1251種類ものステッカーが、402種類のそれ以外のアプリと共にストア上に登録されている。

iMessage App Storeは、サードパーティディベロッパーが、巨大なiPhoneユーザーベースにソフトを提供するための新しいプラットフォームを作る、というAppleの狙いのもとに誕生した。ちょうどiOS App Storeが、更新されていない古いアプリで埋め尽くされた頃に、iMessage App Storeが登場したのだ。なお、AppleはiOS App Storeの整理を進めており、何百、何千というアプリが登録削除される可能性がある。

その一方で、iMessage App Storeには、ユーザーのアプリの使い方における変化が反映されている。

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スタンドアローンのアプリをインストールして、ホームスクリーンに置いたまま忘れ去ってしまう代わりに、多くの人はモバイルメッセージの機能を拡大するためのアドオンを探し求めているのだ。これまでにも、カスタムキーボードのほか、GIF、絵文字、ステッカーなどのように、メッセージに自分の色やユーモアを足すことができるアプリが存在した。

さらに、現在App Storeで人気を博しているアプリの中には、アプリ自体にリッチなメッセージ機能を備えたものがある。Facebook Messenger(無料アプリ第3位)、Snapchat(第5位)、WhatsApp(第15位)などがその例だ。

Appleは、先週iOS 10と共に発表された改良版のiMessageアプリで、このようなユーザーのニーズを満たそうとしている。

メッセージアプリからプラットフォームへと進化した新しいiMessageには、さまざまな新機能も導入された。その中には、スクリーンをアニメーションや音で飾り付けるエフェクトや、”見えないインク”でメッセージを見えなくする機能のほか、リンクのプレビューや、手書きメッセージ、タップバックを使った返信、絵文字予測変換などが含まれている。

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しかし、何よりも重要な機能が、プラットフォーム化に伴うサードパーティアプリへの対応だ。

iMessage App Storeが、アプリとの新しい関わり方を提供しようとしている一方で、一般のアプリマーケットプレイス全体のトレンドもそこには反映されている。そのトレンドとは、ゲームアプリの台頭だ。

Sensor Towerのデータによれば、ステッカーを除くiMessage App Storeに登録されている402種類のアプリのうち、1番大きなカテゴリーがゲームとなっている。既に92種類のゲームが登録されており、その数は、ふたつめに大きなカテゴリーであるエンターテイメントのアプリ数(39種類)の約2.5倍にあたる。

トップ10に入っているその他のカテゴリーが、ユーティリティ(31種類)、仕事効率化(26種類)、ソーシャルネットワーキング(25種類)、写真/ビデオ(23種類)、旅行(21種類)、教育(18種類)、ヘルスケア/フィットネス(17種類)、そしてフード/ドリンク(15種類)だ。

興味深いことに、ニュースアプリの数は、現在の時点で6種類と極めて少ない。これは、例えばFacebook Messengerとは全く異なる傾向だ。最近TechCrunch Disruptで話をしてくれた、Facebook MessengerヘッドのDavid Marcusによれば、ニュースボットは、同社のチャットプラットフォーム上で人気なカテゴリーのひとつだ。ボット業界の動向を追っているサイト、Botlistによれば、Facebook Messengerのプラットフォームには、既に数十種類のニュースボットが登録されている。

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しかし、アプリに比べてステッカー人気は突出しており、ディベロッパーが確実に利益を生み出す手段となっている。現在公開されている1251種類のステッカーパックのうち、944種類がプレミアム(有料)で、307種類が無料だ。

有料ステッカーのほとんど(86%)が0.99ドルで、その他にも1.99ドル(12%)や、2.99ドル(1%)のものがある。1番高いステッカーパックは3.99ドルで、この価格がつけられているものはひとつしかない。

今回のiMessage App Storeに関する調査から、ディベロッパーがどのようなアプリを開発しているかについてのヒントを得ることができるが、消費者がどのようなアプリを実際にダウンロードしているかについてはまだ分からない。新しいiPhoneを購入する人や、既存のデバイスを新しいiOSにアップデートする人の数が増え、iMessageアプリの世界を発掘しだしてから、そのようなデータが明らかになってくるだろう。

Sensor TowerApp Annieといった、サードパーティーアプリのディベロッパーに対して情報サービスを提供している企業も、アプリのトラクションや人気に関する洞察を提供するため、そのうちiMessageアプリのダウンロード数を自分たちのプロダクトに組み込んでいかなければならない。特に、現在iMessage App Storeには、”トップチャート”が存在しないため、彼らの力が必要になってくる。そして、ディベロッパーが自分の目でユーザーの反応を確認することで、登録されているアプリの種類もやがて整備されていくだろう。

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(翻訳:Atsushi Yukutake/ Twitter

iMessageの写真、ビデオ、ファイルの暗号化が解読されるセキュリティホールが見つかる

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暗号化は猫と鼠のゲームだ。Johns Hopkins University(ジョンズホプキンス大学)の研究者たちが、そのことを証明するすごい方法を見つけた。彼らが Washington Postにシェアした研究によると、iMessageで送った写真やビデオやファイルの中身を見られてしまう、深刻なセキュリティホールが見つかったのだ。

iMessageは最初から、暗号化されたメッセージングプロトコルだ。ユーザーがiMessageを送ると、デバイスはAppleのサーバーとのセキュアな接続を開く。メッセージはユーザーのスマートフォン上で秘密鍵を用いて暗号化され、Appleのサーバーへ送られ、相手に届く。そして彼/彼女のスマートフォン上で、メッセージは解読される。

したがってユーザーのメッセージはAppleのサーバー上では解読不能な寝言の集まりだ。Apple自身は、メッセージを解読するための鍵を持っていない。

しかしJohns Hopkins Universityの研究者たちは、ホールを見つけた。メッセージは解読できないが、写真やビデオやファイルを横取りする方法を見つけたのだ。

ファイルは、64ビットの暗号鍵による弱い暗号化方法を使ってきた。研究者たちは、Appleのサーバーのふりをして暗号化されているファイルを横取りするサーバーを開発した。そしてAppleは失敗回数を制限していないので、彼らは何千もの鍵を試した。この力づくのやり方で研究者たちは、誰にも気づかれずに、Appleのサーバーからのファイルを解読できた。

Washington Postによると、すでにiOS 9以降では、デバイスから来るファイルを解読することは困難になっている。しかしそれでも、NSAなどなら解読できるだろう。政府機関やハッカーが、この方法を実際に使っているかは、不明だ。

幸いにもAppleはすでに対策を開発し、今日(米国時間3/21)リリースされるiOS 9.3にはそれが実装されている。ハッキングのやり方は公表されていないし、Appleがそのセキュリティホールを閉じたら研究チームはホワイトペーパーを共有する予定だ。

このハックは、暗号化が完全ではありえないことを、あらためて証明している。セキュリティホールはつねにあり、ハッカーたちはそれを見つける。そしてAppleのような大きなソフトウェアメーカーは、ホールを塞いでハッカー鼠たちを追い払おうとする。だから、ご自分のデバイスにパッチをインストールすることは、とても重要だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

政府のハッキングからスマホを守るには、このアプリを使え


ハッカーがスマートフォンから情報を盗むのがいかに簡単かを知らなかったあなたへ、今こそ知るべきだ。

The Interceptが先週報じた記事よると、米国安全保障局(NSA)および相当する英国諜報機関であるGCHQは、オランダ企業Gemaltoが製造したSIMカードをハックして大量のデータを盗んだ疑いがある。これによって両機関は世界中の携帯電話通信をアクセスできた可能性があり、これはわれわれが自らの手でスマートフォンを守る必要があるという警鐘を鳴らすものだ。

幸いなことに、テキストと電話メッセージのデータを保護する技術は既に存在している。「暗号化されたテキストメッセージと電話システムは容易に保護できるので、われわれは自らの安全を守る義務がある」と、米国自由人権協会のシニア政策アナリスト、Chris Soghoianが本誌に電話インタビューに答えて言った。

Soghoianは、政府が個人情報をハックしていると人々に知らせておいて、自らを保護するツールを提供しないのは無責任であると信じている。そのため彼はいくつかの無料ツールを私に紹介してくれた。

Appleは、iMessegeやFaceTimeをそのように宣伝していないが、Soghoianによると、いずれも非常に安全な方法で情報を送信しているという。「FaceTimeは、寝る前の子供と話すためのツールと思われがちだが、実は非常に安全な方法で音声やビデオを扱っている」と彼は言う。SoghoianはiMessageも推奨する。「AppleはiPhone-iPhone間のメッセージを、自分でも復号することが不可能なしくみで暗号化している。このため、もし政府が情報を必要としてAppleに要求してもAppleはそれを持っていない」と彼は話した。

Photo credit: Travis P. Ball, contributor for Getty Images

Appleは、Soghoianの推奨を支持し、同社がプライバシー・セキュリティー対策FaceTimeiMessageだけでなく、iCloudにも内蔵していることを本誌に対して正式に認めた。

SoghoianはWhatsAppを、Androidユーザー向けの安全なテキストメッセージとして推奨したが、iPhone版のWhatsAppには同じ安全基準が実装されていないと言った(本誌はWhatsAppに問い合わせているが確認できていない)。「WhatsApplは完璧ではないが、9割まで来ている」と彼は言う。

シニア政策アナリストは、他の殆どのアプリについて必ずしも肯定的ではないが、Signalは卓越していると言う。これはOpen Whisper Systems上で税金を使って開発されたオープンソースの安全なテキストメッセージシステムであり、WhatsAppのAndroid版で使われているものと同じテクノロジーだ。

これらのツールも絶対ではないが、電話会社が提供しているものより何百万倍も安全だ

— Chris Soghoian, ACLU

Signalは、AndroidではTextSecure として知られている無料アプリで、プラットフォーム横断で使える数少ないアプリの一つだ。Soghoianによると、簡単に使えて最も安全なものの一つでもある。SignalをRedPhoneというアプリと共に使用すれば、通話をエンドツーエンドで暗号化することもできる。RedPhoneはTextSecureと同様のしくみを利用している。

しかしどんなに強固な暗号化を使っても100%の安全はない。「もし誰かがあなたを標的にしたければ、NSAであろうとボーイフレンドだろうと、あなたの端末に侵入できる」とSoghoianは言う。

肝心なことは、一つのアプリに頼って全データを暗号化して良しとするのではなく、リスクを理解し、外へ出したくない情報はどの端末にも置かずハッカーの手が届きにくくすることだ。Soghoianの考えは、罪のない市民の情報を政府が不正入手することを極力困難にすることによって、代わりに悪者退治にエネルギーを集中させることが重要だという。

「これらのツールも絶対ではないが、電話会社が提供しているものより何百万倍も安全だ」とSoghoianは言っている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Androidユーザー、SMS受信不可問題でAppleを訴訟


近々Appleは、連邦裁判所でAdrienne Mooreという女性が起こした訴訟に立ち向かうことになる。彼女は、Androidに乗り換えた多くの元iPhoneユーザー同様、iPhoneからAndroidに切り替えた後テキストメッセージを受信できなかったことに怒っている。原告は金額不特定の損害、および集団訴訟への発展を見込んでいる。

iOS 5の公開以来、AppleはiPhoneでiMessageを使っていたユーザーがAndroidに乗り換えた後テキストメッセージを受取れないという問題に直面した 。iMessageは、携帯電話のデータプランを利用するため、理論上ユーザーはテキストメッセージにかかる料金を節約できる。本来iMessageによる送信に失敗した時は、通常のテキストメッセージ送信に戻るしくみだ。

この問題に遭遇したユーザーはMoore以外にも数多く存在する。実際、最近Appleは、iOSからAndroidに切り換えたユーザーを救い、他のユーザーに同じことが起きるのを防ぐためのウェブツールを公開した

訴訟が最初に起こされたのは2014年5月で、以来Appleは訴訟棄却を申し立ててきた。Lucy Koh判事(たまたま彼女は昨年Samsung対Appleの巨大闘争を裁いた裁判官である)はMooreの訴えの一部を却下したものの、Appleが彼女のVerizonから受けている無線サービスを妨害し、カリフォルニア州不正競争法に違反したことを争う権利が彼女にはあると信じているとReutersは報じている

本訴訟の裁判日程は決まっていない。

訴状の原文を読みたい方はこちらへ。(関連リンクは、ここここここにある)

Appleの棄却申し立てについての詳細についてはこちらを参照。

最後にこれが、Lucy Koh判事が下した今日の裁定の全文だ。

Moore et al v. Apple Inc

[via 9to5mac]

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Apple、iPhoneをやめた後でもiMessageの電話番号登録を抹消できるツールを提供


Appleはウェブサイトに新しいツールを追加し、iPhoneを使わなくなった後でも、iMessageの登録情報から番号を抹消できるようにした。使い方は簡単で、電話番号を入力するとテキストメッセージでコードが送られてくるので、それを入力して確認すれば電話番号がiMessageデータベースから削除される。

このシステムは、iPhoneからAndroid端末に切り換えたユーザーの電話番号を、iMessageの登録から確実に消すのに役立つ。これまでAndroidに乗り替えたユーザーは、iPhoneを使うのをやめたにもかかわらずテキストメッセージがiMessage宛に送られ、どの端末でも受信できない状況になることがあった。この問題は、Androidに移行する前にiMessageを完全に無効化しなかった多くのユーザーに起き、Appleに対する訴訟にまで発展した。5月にAppleはソフトウェアを修正すると約束していた

Appleの新しいウェブページには、iPhoneを処分する前に番号登録を抹消する方法も案内されており、これはiPhone上で[設定 > メッセージ] へ進み、iMessage をオフにすればよい。新しいツールは、すでに移行済みでメッセージを受け取り損っていたユーザーにとって大きな助けになるだけでなく、現行ユーザーが、例えば旅行中やテスト目的でプラットフォームを切り換えるのにも利用できる。

もし、iPhoneはもう持っていないのにiMessageサーバーから自分の電話番号を外さなくてはならない窮地に立たされている人がいたら、このページへ行き、2ステッププロセスの指示に従えば解決できる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


iOS 8の自撮り誤送信機能で人生を棒に振らないために

iOS 8のメッセージアプリで、自撮り写真を誤送信した人はいないだろうか?

私はやってしまった。

これがそれだ。

イマイチだ。

私はiOS 8に関しては奥手だった。仲間のITジャーナリストの多くはOSのベータ版を手に入れる術を知っているが、私は怠惰からか、あるいはその手のものには近づかないという偽りの信心からか、AppleのモバイルOSの新バージョンは公開されるまで待つのが普通だ。iOS 8もそうだった。

水曜日、私は多くの人々と共にiPhoneの画面を見ながら新OSの到着を待っていた。私は寝入ってしまったが、ケーブルにもWifiにも確実つながれていた私のiPhoneは、ゆっくりとアップデートされていた。

iOS 8の新しいメッセージアプリは、Appleの大きな目玉だ。同社のメッセージプラットフォームは、徐々にプラットフォーム無依存のチャットアプリになりつつあるが(iMessageや、既読通知など)、iOSは最新のソーシャルアプリやコミュニケーションアプリに対する大きな一歩だ。

例えば、iOS 8のiMessageは、意識して保存しなければ消滅するボイスメモやビデオを送れるようになった。これらの機能は、入力ボックスに組み込まれていて、右側のアイコンは押すと音声を録音するが、左の見慣れたカメラアイコンは少々油断がならない。

このカメラボタンをタップすると、従来通りのオプションが表示される。カメラロールから写真を選ぶか、写真またはビデオを撮るかだ。しかし、ボタンを長押しすると、新たにボタンが2つ現れる。左がカメラボタンで、右が赤い丸の録画ボタンだ。The Vergeが指摘するように、このボタンを押して写真やビデオを送るしくみは、Snapchatを思い起こさせる。

ボタンを押したら,手を放してカメラボタンまたは録画ボタンを押すか、そのままこれらのボタンに指をずらせば、写真またはビデオを撮影できる。

しかし、ここに罠がある。

ビデオでも、ボイスメモでも、iMessageは送る前にプレビューすることかできる。一度再生してみてから、削除するか世界に向けて発信し他の人の視聴と判断を仰ぐかを選ぶことができる。

静止画像では、なぜか、カメラボタンから指を離した瞬間に自動的に送信されてしまう!

寝起きでiOS 8に初めて触り、新しいiMessageを嬉しくいじっていた私は、会話画面を開いてボイスメモを「ドラフト」モードで安全に録音してはバカな音声を聞いていた。そして、左で有効になっていたカメラボタンに指を伸ばした。

そして、気付く間もなくこれが送信されていた。

読者の多くは私より賢いと信じているが、もし誰かが私の失敗を繰り返さないために役立つのであれば、この警告を心に留めておくように。iMessageのカメラショートカットボタンは、
〈ボタンから指を離した瞬間、自動的に送信される〉。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


好きな写真やイラストから簡単にiPhone向けカスタム絵文字が作れるアプリ、Imojiが登場

スマートフォンのメッセージ・アプリが人気を得るにつれて、絵文字、ステッカー、スタンプがわれわれの日常生活の一部となってきた。しかしiPhoneにプレインストールされた絵文字のバラエティはかなり限られている。今日(米国時間7/24)、この点を変えるべく、imojiという新しいアプリが登場した。ユーザーは既存の写真やイラストを簡単な操作でカスタム絵文字に変えてiMessageで利用できる。

ImojiWhatsAppのような独自メッセージ・サービスではなく、Appleのデフォールト・メッセージ・アプリのiMessageのエクステンションとして機能するアプリだ。その点ではUltratextやGIF共有のNutmegに似ている。

Imojiではウェブで見つけた画像あるいはiPhoneのギャラリーに保存された写真を選び、好みの部分を切り出してステッカーが作れる。

最初の1、2回はズーム、トリミング、切り出しなどのツールの使い方を学ぶために多少時間がかかるかもしれないが、慣れてしまえば非常に簡単だ。.

制作したステッカーは公開、非公開を選択でき、タグ付けすることもでき、 iMessageのテキスト中で利用できる。

また他のimojiユーザーが作って公開しているステッカーを検索する機能もある。

下のビデオでステッカーの作り方と利用の仕方がデモされている。

Imojiを作ったのはカルチャーやデザインをテーマにした月間モバイル雑誌Offlineの共同ファウンダーで、元AppleのTom Smithだ。

「絵文字、ステッカーの普及は目を見張るものがある。ユーザーが自分の置かれた状況や感情を簡単に表現できる能力を大きく拡張する新しいコミュケーションの手段が生まれた」とSmithは言う。「しかし外国でポピュラーなステッカーが必ずしも北アメリカで人気があるとは限らない。そうしたステッカーをあまりにふざけている、漫画的すぎる考えるユーザーも多い」とSmithはimojiの開発の動機を語った。

将来はimojiアプリにユーザー・プロフィールの拡充やお気に入りのステッカー・クリエーターをフォローする機能など、ソーシャルな要素をさらに取り入れて行く計画だ。ビジネスモデルとしては制作されたステッカーの一部を企業がマーケティング用に利用することなどが考えられている。

Imojiの開発はこれまで全額自己資金で賄われてきたが、現在、投資家との交渉が始まったところだという。.

アプリはiTunesで無料ダウンロードできる

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+