ポケモンGO、ハロウィンイベントに新ポケモンが登場、キャンディーも2倍に

ほんの数日前、ポケモンGOに新しいポケモンがハロウィンにあわせて登場間近という記事を書いた ―― そしてなんと! Nianticが正式に認めた。

最初の第3世代ポケモンは明日、アメリカ西海岸時刻10月20日正午から登場する。

ただし、当初の認識通り、第3世代のコレクション「全部」を一度に見ることはない。来るのは薄気味悪いゴーストタイプだけだ。これまでに確認できたのは(リーク画像またはNianticのブログ記事より)Sableye、Duskull、Banette、Dusclopsの4種類。

第3世代全体では100種類以上の新種ポケモンがいるので、今回登場したのはごく一部だ ―― Nianticによると残りの第3世代は12月以降「段階的」に登場する。

ちなみに明日は11月2日まで続くハロウィンイベントもスタートする。イベントには以下の特典がある:

  • 新しい帽子をかぶったピカチュー:ハットピカチュー。これはサンタハット・ピカチュー、アッシュハット・ピカチュー、パーティーハット・ピカチューに続く「短期間だけ現れるスペシャル・ピカチュー」の一員だ。
  • Gastly、Misdraavus、Cuboneなど、そのほかのゴーストタイプのポケモンがふだんより多く発生する。
  • アバターに使えるミミッキュ・ハット
  • 移動、キャッチ、孵化のキャンディー倍増。相棒ポケモンもキャンディーを倍速で見つける。

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ポケモンGO:伝説ポケモンの登場スケジュールを発表

最初の伝説ポケモン(超強力、超レアなポケモンのことで、捕らえるには10~20人のグループが必要)がGO Festイベント騒動の直後に出現して以来、はっきりしないことが一つある。伝説ポケモンは定着するのか?

Nianticは、GO Fest開催期間限定で様々なイベントやボーナスを企画したが、Festが終わると伝説ポケモンもいなくなるのかどうかは誰も知らない。みんなが違うことを聞いているようで、明確な答えは見つかっていない。

つい先ほどNiantic CEO John Hankeは、いくつかのレジェンドについて、正式な登場スケジュールを発表した。

内容は以下の通り:

  • Articuno (フリーザー、ミスティックのマスコット)は7月22日に解放、7月31日(月)まで捕獲可能。
  • Moltres(ファイヤー、チームヴァーラーのマスコット)は7月31日に解放、8月7日(月)まで捕獲可能。
  • Zapdos(サンダー、チームインスティンクトのマスコット)は、8月7日に解放、14日まで捕獲可能。

なぜか、Lugia(ルギア、7月22日に解放されたもう一匹の伝説)の所在については何も公表されていない。

多くのプレーヤーが欲しがっていて逃したら悔しがるものが、こんな風に現われては消えていくことは奇異に感じるかもしれない。しかし、全部を同時に放った場合、人々の興味が続くのはせいぜい1~2日だ。こうして日をずらすことで、何週間も人々を呼び戻すことができる。

ところでこの鳥たちは、最初の出し惜しみ期間が終わった後、いつかまた登場するのだろうか? それについての言及もない ―― しかし私はイエスに賭ける。新しく参加した人たちが〈決して〉手にできないとしたら、それはおかしいからだ。ポケモンといえば多くの人にとってコレクションを完成させるのが目標だ。もしゲームで一番重要なものが〈永久に〉手に入らないとしたら、誰がプレイしようと思うだろうか。

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シカゴのポケモンGOイベント、技術的問題で参加費払戻しへ

NianticのポケモンGO FESTに参加しようと、シカゴのグラントパークに向かった約2万人のポケモンGOプレーヤーたちは、全員同じことを心配していた。天気予報によると嵐がやってくるというのだ。

結果的に天気はよかったが、それ以外のほとんどが問題だった。

さきほどNianticは、参加費を払戻した上でさらに100ドルのゲーム内通貨(ポケコイン)をプレーヤーに付与すると発表した。Nianticの推計によるとイベントには1.5~2万人の人々が参加していた。

(アップデート:Nianticが自動的に払戻しをするのか、申し出た人だけなのか現時点では明らかになっていない。参加者には詳細をメールするとNianticは言っている)

何よりも問題なのは、ゲームそのものが機能しなかったことだ。最初の参加者がグラントパークに入ってから数分後に携帯ネットワークが不安定になった。正式に門が開いてから20分以内にネットワーク全体がダウンした。私はこの10年間かなりのライブログを担当してきたので、ネットワークの混雑を回避して何とかすることには慣れていた。しかし、今回はどうしようもなかった。

ネットにつながってもポケモンGO自身に問題があった。モンスターをタップして捕らえようとしてもエラー画面が出るだけだ。ポケモン図鑑をコンプリートしたくて遠方からやってきた多くのプレーヤーにとってこれは特にショックが大きい。公園では特別なレアモンスターたちが生まれることになっていたのだから。Unown[アンノーン]やHeracross[ヘラクロス](通常はごく限られた地域でしか見られず、もちろんシカゴ中心部にはいない)をタップするとゲームはクラッシュした。

一方で現実世界も問題だらけだった。イベント開始の何時間も前からブロックの周りには行列ができた。3時間後、列の大部分は外に残されたままだった。公園内のジムを支配しているチームを示すために用意された数多くのディスプレーは消えていた。

NianticのJohn Hankeがステージに立つと、数千人の聴衆に迎えられ、その多くがこう叫んでいた、「ゲームを直せ」「プレイができない」。さらに過激な参加者の中には、壇上に登って不満をぶちまける者もいた。

現地時刻の午後2時現在、Nianticは問題が解決することを願ってイベントを予定通り続けようとしている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

ポケモンGO、新ポケモンのせいで(?)サーバーエラーが頻出

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ポケモンGOの新キャラクターは、すでにゲット完了だろうか。アナウンスしてすぐにあちこちに現れることとなった。

ただ、どうやら「懐かしい現象」も起きてしまっているようなのだ。ゲームの開始時にエラー画面が表示されてしまうのだ。どうやらサーバーの負荷が上がってしまっている様子。ログインできなかったり、突然クラッシュしてしまう現象が頻発しているようなのだ。

新ポケモン登場による、一時的な現象であることを祈るばかりだ(おもしろそうな新機能もいろいろあるだけに、ぜひともふつうに使いたいものだ)。

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(翻訳:Maeda, H

Pokémon GO、今週末最大のアップデート―任天堂は80匹以上の新顔を追加

2017-02-16-pokemon-gen-2

「Pokémon GOの次世代ポケモンはいつ登場するんだろう?!」

というのは(私を含めて)多くのプレイヤーがしばらく前から抱いていた疑問だと思う。

任天堂/Nianticからついに公式の回答があった。「今週末登場」だ。

一時はかなり不安定だったサーバーもやっと安定した。世界中ほぼどこでもプレイできるようになった。そして今、スタート後ほぼ7ヶ月で…ついに新しいポケモンが大量に登場することになった。

われわれの取材に答えてNianticは「80匹以上のポケモンがジョウト地方(不案内な読者に説明しておくと これは1999年の『ポケットモンスター 金・銀』の舞台で、第2世代と呼ばれることもある)からPokémon GOに登場する」と確認した。

私はアップデートが行われる正確な日時を知りたかったがNianticは「今週のいつか」という以上の情報は明かしてくれなかった。では新しいポケモンは順次公開されるのかすべてが一度に公開されるのかを質問した。これに対して担当者は「アップデートが実施され次第、すべての新しいポケモンが発見可能になる」と答えた。

80匹が一度に公開されるといのは朗報だ。 これは当然そうあるべきだ。12月のアップデートではタマゴの状態でしか公開されない種類もあった。

その他公式に確認された事実

  • 新しい「進化」。 現行ポケモンの何種類かがさらに進化できることが判明した。Nianticによれば「進化」のためには「どうぐ」が必要になり、それらをポケストップから入手できる場合がある」という。ゲームのやり方をもう少し大胆に発展させる余地があったと思うのでこのあたりには多少失望した。
  • 2種類の「きのみ」が追加される。「なな」はポケモンの動きを遅くする(ボールを当てやすくする)。「ぱいる」はポケモンの捕獲に成功したときに得られる「ポケモンのアメ」を2倍にする。
  • トレーナーのアイテム追加。トレーナー用の新しい帽子、シャツ、パンツが入手できる。
  • ゲームモードの変化。発見したポケモンを捕獲するモードにも変化があるらしい。ただしNianticでは詳しく説明することを避けた。


以下の公式予告編ビデオもリリースされた

残念ながらこのビデオでは「捕獲方法の変化」を具体的に知ることはできない。しかし0:16あたりで映る新しい「きのみ」ボタンは注目だ。 カメラボタンもスクリーン上部に移動したようだ(しかし0:29ではいきなり下部右側に戻っている。おーっと!)。

あと0:20から 0:26ではプレイヤーは明らかに山の中や森でプレイしている。こうした場所はこれまでポケモンの発見率が極端に低いことで有名だった(ウォルマートの駐車場ならいくらでもいるのに…)。希望的観測かもしれないが、ポケモンをプレイできる場所が広がっているのかも?

今までのところ、位置トラッキング・システム、バトルの方法などについて変化があるのかどうかは分かっていない。いずれにせよ、これまでで最大のアップデートが行われることは間違いない。

「待てよ、しかし第2世代のポケモンには80匹ではなく100匹が追加されたはずでは?」といぶかるベテラン・プレイヤーがいるかもしれない。

そう、そこがやや曖昧なところだ。Nianticに尋ねたところでは「80匹以上」が追加されるということだった。ということは20匹については動向がはっきりしないわけだ。【略】ポケモンの数は分類の仕方、数え方にもよるが、それも実際にアップデートが行われれば詳しいことが判明するだろう。

ところで今回のアップデートは最初のリリースのときのような熱狂を引き起こすだろうか? その答えはたぶんノーだ。しかし同時にその必要はないともいえる。やることがなくなってゲームを中断しているプレイヤーを引き戻す効果はあるだろう。しかしスタート時の異常なまでのブームを何度も起すのは無理だし、そういうことにはならないだる。


熱心なプレイヤーのために私がビデオで気づいた点をいくつか紹介しておこう。

berries

1) モンスターはヤミカラス(Murkrow)?
2) 画面下のドロワーを開くと新しい「きのみ」が並んでいる
3) 右上の「購入」アイコンから判断すると「きのみ」を買うことができるらしい。

evolve

1) ポケモンには性別があった。矢印に注目してもらいたいが、性別のアイコンが追加されている。
2) 「進化(EVOLVE)」のボタンに表示されているシルエットはどうやら「タップした後のポケモンが進化した姿」を表しているらしい。 「進化」関連の「どうぐ」の追加でポケモンはいろいろな姿に進化できるようだ。いきなり進化されて面くらうのを防ぐのにいい考えだと思う。

〔日本版〕Pokémon GOのアップデートは任天堂のサイトで告知されている。チコリータ、ヒノアラシ、ワニノコなどが登場するという。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

ドラクエ風Google Mapがアイデアの種——Niantic野村氏が語る「ポケモンGO」誕生秘話

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11月17日から18日にかけて、渋谷ヒカリエで開催したTechCrunch Tokyo 2016。17日のキーノートセッションには、世界中のテック業界を話題をさらってきたスマートフォンアプリ「ポケモンGO」を手がけるNiantic(ナイアンティック)のゲームディレクター、野村達雄氏が登壇した。

2016年7月のリリース以降(日本は7月22日)、わずか3カ月で世界1億ダウンロードを突破するなど、数々のギネス記録を打ち立ててきた「ポケモンGO」。日本国内においては、1万人以上がレアポケモンを求めて宮城県石巻市に訪れたというニュースも記憶に新しい。世界中で一大ムーブメントを巻き起こしているゲームアプリはどのようにして生まれたのか? 野村氏はポケモンGOの誕生秘話、そしてこれからのARの可能性について語った。

ドラクエがポケモンGOを生み出すきっかけに

ドラクエ風のGoogle マップと野村氏

ドラクエ風のGoogle マップとNiantic(ナイアンティック)のゲームディレクター、野村達雄氏

2012年4月1日、皆さんはGoogle Mapがファミリーコンピュータ版のゲーム「ドラゴンクエスト」のようなビジュアルになったのを覚えているだろうか? Googleの伝統行事ともいえる”エイプリールフールネタ”として開発されたのだが、実はこの企画は野村氏が仕掛けたものだ。

2011年にGoogleへ入社し、Android版「Google Map」の開発に従事していた野村氏。2012年のエイプリールフールネタとして世界中を沸かせたアイデアは、あるときふと頭の中に浮かんできたものだという。

「大学時代にFPGA(集積回路の一種)を使ってファミコンを作るなど、レトロなゲームが好きなこともあって、Google Mapをファミコン版のドラクエ風にしたら面白いのではないかと思ったんです」(野村氏)

アイデアを思いついた野村氏は、すぐさまプロトタイプの作成に着手。Google Mapの画像を見て、青い部分には水の画像、緑の部分には木の画像を当てはめたプログラムを書き、わずか2時間ほどでプロトタイプを完成させた。

「新しいことにチャンレンジするにあたって、文章で『◯◯をやりたい』と書くよりも、デモを1つ作るだけで説得力が増す。アイデアがあるときはデモを作って見せるのが大切だと思います」(野村氏)

実際にデモをチームメンバーに見せたところ、反応は上々。エイプリールフールに間に合わせるべく、急ピッチで開発を進めていった。

実際に公開したドラクエ風のGoogle Mapは人気のキャラクターをたくさん置くなどディテールにこだわったことに加え、「Google Mapがファミコンに対応する」というエイプリールフールらしいジョークも組み合わせることで、ユーザーからは大好評。企画は大成功を収めた。

そして、この経験は以降のエイプリールフール企画にも生きてくる。

2014年のエイプリールフール企画「ポケモンチャレンジ」

「ドラクエ風のGoogle Mapがあまりに評判で、周りから『次の年は何やるの?』とたくさん聞かれて、少しアイデアに困りましたね。色々考えて、2013年のエイプリールフールはGoogle Mapを宝の地図に見立てて、宝を探すという企画をやりました。その次の年からは『もうやらないぞ……』と思っていたのですが、ポケモンがGoogle Mapにいたら面白いと思いついてしまって。『これは面白いことができそうだ』と思ったので、また2時間くらいでデモを作ってみました」(野村氏)

作ったデモは、Google Map上にピカチュウを登場させ、モンスターボールでゲットできるというもの。ドラゴンクエストの時と同じようにチームメンバーに見せたところ、Google Mapに実装し、「ポケモンチャレンジ」の名称でエイプリールフールに公開することになった。

「ポケモンマスター」の名刺

「ポケモンマスター」の名刺

「ゲーム自体をデバイスの中に閉じたままにするのではなく、外へと広げていく。その最初の挑戦がポケモンチャレンジだったのかもしれません」(野村氏)

150匹のポケモンを捕まえた人にはポケモンマスターの名刺を送るというジョークを交えたエイプリールフールの企画は、またしても大きな反響を呼んだ。

GoogleからNianticへ

そのポケモンチャレンジに魅せられ、誰よりも可能性を感じたのが、NianticのCEO John Hanke(ジョン・ハンケ)氏だった。ハンケ氏はGoogle Earthの前身サービスである、3Dデジタルマップ作成サービス「Keyhole(キーホール)」をGoogleへ売却。その後、Googleの社内スタートアップとしてNiantic(当時はNiantic Labs)を立ち上げた。

動画でメッセージを送ったNianticのCEOのジョン・ハンケ氏(右)と川島優志氏(左)

動画でメッセージを送ったNianticのCEOのジョン・ハンケ氏(右)と川島優志氏(左)

ミッションは「adventures on foot with others」。人々を外に連れ出し、何か新しい発見をさせたり、友人・知人とコミュニケーションさせたりすることを目的としたスタートアップだ。

「人々を外に連れ出す方法はいくつかあると思うのですが、彼が考えたのはゲーム。子供が家から離れずにゲームをしているのを見て、『外でできるゲームを作れば、人は外に出ていくんじゃないか』と思ったそうです」(野村氏)

その考えのもと、既存の枠組みには捉われないゲームの開発に着手。そうしてリリースされたのが、拡張現実(AR)を利用した位置情報ゲーム「Ingress(イングレス)」だ。現実世界と連動し、世界各地に存在する「ポータル」を取り合っていくというシンプルな仕組みがユーザーにヒット。全世界200カ国以上でローンチされ、1500万ダウンロードを突破している。そのIngressとポケモンチャレンジがコラボしたら、もっと面白いことができるんじゃないかとハンケ氏は考えたそうだ。

そこで1人目の日本人社員としてNianticにジョインしていた川島優志氏を経由して、野村氏に連絡が届く。野村氏はその話を聞いた瞬間、「これは面白いことができる」と確信したという。

「僕は物心ついたときからポケモンがそばにあった“ポケモン世代”なのですが、誰もが一度は、『サトシになって、カスミと一緒に冒険できたら……(編集部注:サトシ、カスミはアニメ版ポケモンの登場人物)』と妄想したことがあると思うんです。だから、ハンケの話を聞いた瞬間、『これは自分が子供の頃に欲しかったものだ」と思いました」(野村氏)

すぐさま、野村氏はポケモンのIP(知的財産権)を所有する「株式会社ポケモン(The Pokémon Company)」に足を運んだ。CEOの石原恒和氏にNianticとIngressの説明をして以降、石原氏はIngressに大ハマり。当時のレベルの上限にあっという間に到達してしまったという。

Niantic、ポケモンの双方がIngressとポケモンチャレンジの融合に大きな可能性を感じたこともあり、ポケモンGOのプロジェクトがスタート。そのタイミングで、野村氏はGoogleからNianticへと転職した。

Nianticが大事にする指標 ーー 4.5ビリオンキロメートル

こうして2016年7月にリリースされた、ポケモンGO。その後の快進撃は知っての通り。ポケモントレーナーとなってポケモンを探して、捕まえる。子供の頃、誰もが抱いた理想が現実となったこともあり、瞬く間に大ヒットを記録した。驚異的な勢いでダウンロード数を伸ばしているポケモンGOだが、Nianticは別の指標を大事にしているという。

「普通のゲームであれば、ダウンロード数やレベニューを大事にすると思うのですが、Nianticは”プレイヤーが歩いた距離”を何より大切にしています。ローンチ後の移動距離を合計すると、4.5ビリオン(45億)キロメートル。大体、地球から冥王星までの距離です。それくらい膨大な距離をポケモントレーナー達が歩いてくれているんです」(野村氏)

“人を外に連れ出す”というミッションを掲げているからこそ、「移動距離」を何よりも大切な指標にしている。そして、その指標は人々の健康にも良い影響を与えているという。スタンフォード大学とMicrosoftが実施した調査結果によると、ポケモンGOを続けることで41.4日寿命が延びるデータも出ているそうだ。

また、NianticはポケモンGOやIngressを「Real world game」と定義。デバイスの枠を越え、現実世界にも影響を与えるゲームと考えている。実際、オーストラリアでは3000〜4000人ほどが集まるイベントが開催されたり、日本でも宮城県とコラボしたイベント『Explore Miyagi」が開催され、1万人以上が石巻市に足を運んでいる。

人々の生活習慣すらも大きく変えた、ポケモンGO。キーノートセッションの最後、野村氏はARに対する、自身の見解を述べた。

「カメラを通して3Dオブジェクトが見えるものを“AR”と考えている人が多いのですが、それはあくまでARの一部。人が外に出て、これまで何となく通り過ぎていた道に新しい情報を付加すること。それが広い意味でのARだと思っています。もし、ARを活用したサービスの立ち上げを考えている人は、『ARはテクノロジーの一種』という考えを捨てて、現実世界にどのような情報を付加していけるか、を考えた方がいいと思います」(野村氏)

Niantic、「新しいポケモンがやって来る」と確認―週明けに新キャラ多数追加へ

Pokemon figures are seen at the International Tokyo Toy Show 2016 in Tokyo, Japan June 10, 2016. (Photo by Hitoshi Yamada/NurPhoto via Getty Images)

膨大なユーザーを抱えるスマートフォン・ゲーム、ポケモンGOを開発したNianticは来週月曜日に新しいゲーム・キャラクターが登場することを明らかにした。

「12月12日にはソーシャルメディアのニュースに注意を払うことをお勧めする。われわれはポケモンGOの新キャラクターを紹介することを予定している」と Nianticは声明に書いていてる

この拡張現実ゲームではユーザーは現実世界に隠れているポケモン・キャラを発見し、捕獲することがでる。7月に登場すると即座にiTunesで1位のアプリとなった。 その後、同じキャラばかり捕まえるのに少々飽きたかしてユーザー数は下降ぎみになっていた。新しいキャラクターのリリースはファンを喜ばせ、ゲームを再活性化させそうだ.

アメリカのキャリヤ、Sprintは水曜日に同社の1万500箇所のショップ等をポケストップとポケジムにするとを発表している。これによって多くのユーザーがSprintの店先に足を止めてくれることを狙っているようだ。このニュースを受けてSprintの株価は7%アップした。

カフェのStarbucksもポケモンと同様の提携を結ぶのではないかと話題になっっている。Starbucksはすでにポケモン提携のドリンクを販売している。

Nianticはハロウィンと感謝祭にもこうした休日にふさわしいテーマをあしらったプロモーションを大々的に展開した。われわれは新キャラのDitto〔メタモン〕の追加を紹介している。

ポケモンGOは今年のTechCrunchのCrunchies賞のファイナリストにも選ばれた。

情報開示:TechCrunchの親会社はVerizonでSprintとは競争関係にある。

画像: Hitoshi Yamada/Getty Images

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

ポケモンGOにメタモンがやってきた!

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この記事はごく短いものになる。ポケモンGOにメタモンが登場したのだ。すぐに探しにいかなくちゃいけない。でも仕事ではあるので、ほんの少しだけ書いておく。

すでにお耳に届いているかもしれないが、あちこちからメタモンゲットの情報がよせられている。

メタモンというのは、紫色の小さな丸っこい奴なのだが、これまでポケモンGOには登場していなかった。このポケモンは戦闘中の相手に変身することができるのだ。そうした仕様が、ゲーム内での実装を難しくしていたこともあったのだろう。ゲームをリリースした後にメタモンを投入した方が、話題にもなって面白いだろうという判断もあったに違いない。

注意:近くにメタモンがいても、地図上ではメタモンとして表示されない。捕まえたポケモンが突如メタモンになって、そのポケモンがメタモンであったことに気付くようになっているのだ。これはちょっと面白い。

ちなみに、2週間ほど前からメタモンの登場は噂されてはいた

ネタバレを気にしないという人むけに、メタモン捕獲の様子をツイートしたものを貼っておく。どうぞご覧あれ。

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(翻訳:Maeda, H

ポケモンGO、プレイヤーを呼び戻すべく「デイリーボーナス」を導入

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あの常軌を逸したどこへ行ってもポケモンGOという騒動が鎮まりつつある今、Nianticはスタートアップの古典的難題に直面している:どうすれば人々を呼び戻せるのか?

新しい世代のポケモンを導入して、すでに全部捕り尽した人たちをなだめることもできるが、それは本質的に効果の限られたやり方だ。数週間もすれば、第3世代を求める声が同じくらい大きくなる。Nianticは、新しいコンテンツを提供し続けることなく、人々にアプリを開かせ続ける方法を考えなくてはならない。

この問題を乗り越えるべく、Nianticは最初の一歩を踏みだそうとしている。デイリーボーナスだ。頻繁にプレイすればするほど特典がもらえる。

しくみはこうだ:

  • その日初めてポケストップに行ったり、ポケモンを捕まえると小さなボーナスをもらえる ― ポケストップでは追加アイテムと500 XP、ポケモンでは「ほしのすな」と500 XP。
  • 一週間続けてポケストップを訪れると〈大型ボーナス〉になる ― 追加アイテムと「ほしのすな」が増えた上に〈2000〉 XPをもらえる。

これはまだファンになっていない人を取り込む類の変更ではないが、この手のボーナスには間違いなく現在のファンを呼び戻す効果がある(大きな収益アップをもたらしたハロウィンイベントが証明している)。次に来そうなデイリーイベントとしては、「24時間以内にファイアポケモンを捕えて新しいハットをもらおう!」などが考えられるが、まずはシンプルに、ポケモンを捕えればどのポケモンでもハッピーになれるようにした。

残念ながらデイリーボーナス機能は〈まだ〉公開されていない ― しかし開発チームはもうすぐだと言っていた。

あとは追跡機能を直してくれたら・・・

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

ポケモンGOに「クソロボットの女王」が参戦―24時間プレイできるヘルメットはいかが?

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たいへんな時間とエネルギーを費やしてポケモンGoをプレイしている人々向けにDIYのポケモンGOプレイ用ヘルメットが登場した。

念のため断っておくが、このビデオはあくまでネタで製品が本当に発売されるわけではない―実際、感激して発売日を尋ねてくるプレイヤーが少なからずいそうなので先回りしておく。

YouTubeのセレブ(で 「クソロボットの女王」と自称している)スウェーデンの発明家、Simone Giertzが思わず笑いを誘われるビデオを作った。ビデオを見つけたのはKotakuだ。

このビデオが週明けの憂鬱を少しでも軽減してくれるとよいと思う。

ちなみに、ポケモンGOブームから大きな恩恵を受けているのはこのビデオの美女だけではない。ゲームを作ったNianticはこの夏のポケモンGOのローンチ以來すでに2億5000万ドルの収入を得ている。

[via Kotaku]

〔日本版〕 シモーネ・ジャーツ〔英語の発音はシモーン・ジャッツに近い〕はストックホルム在住のYouTubeセレブ、発明家。このブログにこれまでに発明したロボット(とハウスボートのトイレが故障すると悲惨だという)ビデオがアップされている。エレクトロニクス企業のエリクソンのファウンダー、ラース・マグナス・エリクソンの子孫だという。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

ポケモンGO、不評の(?)アップデートでも人気は衰えず、売上額1億6000万ドルを達成

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個人的な話から始めるが、Pokévisionが停止させられてしまったのは痛手だ。しかしアップデートを含むNianticの一連の動きは、利用者の欲求を妨げたりはしていないようだ。データ分析ファームのSensor Towerの調査によれば、アメリカの利用者はポケモンGOを平均で26分程度利用しているとのこと。これはアップデート前に比べてむしろ増加傾向を示すものとなっている。

利用回数も衰えていない様子で、1日に6回ほどアプリケーションを開く人が多いのだそうだ。

もちろん、アップデートが快く受け入れられたというわけではない。ソーシャル・ネットワーク上では悪評も多くあった。ただし、これほどメジャーなアプリケーションの中で比較的大きなアップデートを行った中、利用状況に変化が見られないということはすなわち、多くの人がアップデートを受け入れたということでもあるのだろう。

なお、登場30日もたたないうちから、かなりの額の有料オプション品が購入されたようでもある。これまでの売り上げ合計は1億6000万ドルにのぼるとされ、App Annieの1日1000万ドルの売り上げがあるという話とも整合性のとれたものだ。プレイ可能な国が増える中で、順調に売り上げを伸ばしているわけだ。

ポケモン生みの親である任天堂が、ゲーム人気から直接的に得るものはさほど大きくはないとのこと。しかしポケモンGOの登場以来、最新のポケモンシリーズを遊ぶことのできる3DSの売り上げが倍増しているのだそうだ。

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(翻訳:Maeda, H

任天堂、ポケモンGOを開発していないことに投資家が気付き株価急落

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金曜日(米国時間7/22)遅くに、ポケモンGOの世界的成功は業績に大きく影響しない、と任天堂が発言した直後、同社の株価は急落した。ゲームの所有権について任天堂が公表した事実は何ら新しいものではなかったが、それでも市場はショックを受けた。

東京市場で任天堂株は18%安の2万3220円で引けた。これは同取引所で許容されている1日の最大下げ幅だとBloombergは指摘した。急落後、任天堂株は安値を続けている。今日(米国時間7/25)午前のニューヨーク市場で、京都拠点の同社は8.14%、2.36ドル安の26.64ドルで取り引きされた。

(Source: Google Finance)

(Source: Google Finance)

7月22日、任天堂は声明を発表し、ポケモンの権利を有する関連会社である株式会社ポケモンを、同社が32%しか保有していないことを明らかにした。任天堂はNianticも13%所有している。サンフランシスコ拠点の同社は昨年Googleから独立したモバイル開発会社で、ポケモンGOの開発と配信を行っている。

「このような会計基準のため、ゲーム売上が当社の連結決算に与える影響は限定的である」と任天堂は声明で語った。

任天堂は、ゲームで使用する周辺機器 「ポケモンGO PLUS」を発売予定であり、これについては財務予測に織り込み済みであることも明らかにした。

7月初めにポケモンGOが米国で配信されると、任天堂の時価総額は400億ドル以上高騰し、ソニーを越えた。ポケモンGOは7月21日、ついに日本でも配信が開始されたが、その前にはメール漏洩のために公開が一時延期されるという事態も発生した。

任天堂は水曜日(米国時間7/27)に第1四半期の決算を発表する予定。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

ポケモンGoのリーダーの姿が明らかに―将来は新種のポケモンが追加され、ポケストップのカスタマイズも

ANKARA, TURKEY - JULY 13 :  A Pokemon Go user plays Pokemon GO game in Ankara, Turkey on July 13, 2016.  (Photo by Erçin Top/Anadolu Agency/Getty Images)

ポケモンGoのプレイヤーは他のプレイヤーとのトレードでコレクションを充実させることができるようになるという。地域によってむやみに数多く出現するモンスター、たとえばオーストラリアのガルーラ(Kangaskhan)を地球の裏側のプレイヤーのモンスターと交換できるというのはグッド・ニュースだ。

NianticのCEO、ジョン・ハンケはサンディエゴで開催されたコミックコンのパネルに登場し、NianticがポケモンGoのトレーディング機能を開発中であることを明らかにした。アップデートではカスタマイズできるポケストップや新しいモンスターも追加されるという。またハンケはポケモン育成についてもいろいろ考えていると述べた。

ハンケが近く追加されるとした新機能のうち、カスタマイズできるポケストップというのはたいへん面白いアイディアだ。ハンケによれば、プレイヤーは今後ルアー(ポケストップの周囲にポケモンを集めやすくできる)に似たアイテムを入手できるようになるという。しかしこれはポケストップの役割大きく変えることになる可能性がある。

ハンケによれば、たとえば、プレイヤーはある種のモジュールを使ってポケストップを一時的にポケモンセンターに変えることができるという。同様に、ルアーに似ているが、特定の種類のポケモンだけをポケストップの周囲に集めることができるモジュールなど、ポケストップで入手可能なアイテムのさまざまなバリエーションを考えることができる。こうしたモジュールを使うとポケストップに自分の必要な機能を持たせることができるわけだ。

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古い世代のポケモンも登場する―ただし全部ではない。

またハンケは新種のポケモンが間もなく登場することを確認した。現在ポケモンGoにはオリジナルの150種類のポケモンがいるが、「過去の世代のポケモンをポケモンGoに統合する興味深い方法を近く公開する」ことを明らかにした。ただしハンケは詳しい内容、スケジュールについては一切触れなかった。しかしハンケの発言からすると、今後のポケモンの追加はGoがスタートした時点でのように他種類が一括して登場するという単純なものではなさそうだ。

ハンケはポケモンのトレーディング機能について簡単に触れ、現在開発中だと述べた。第一世代のポケモン・ゲームの登場と同時にトレーディングは可能になっていた。Goにもトレーディング機能が追加されるというのは理にかなっている。ある種類のポケモンばかりゲットしてしまい、いっしょにプレイしていた友達の別のポケモンと交換できたらいいと願ったことあるプレイヤーは多いはずだ。ポケモン育成も興味あるテーマで、これは現在の「ポケモンを卵から孵す」機能をさらに高度にしたものになるようだ。トレーニング手法の改良も歓迎だ。【略】

サンディエゴ・コミックコンでサプライズで明らかにされたのは、チームリーダーが単なるシルエットではなく詳しいイラストで顔がわかるようになったことだ。プレイヤーは誰だか分からないシルエットについていく必要がなくなった。この機能はただちにゲームで公開されたが、やはり興味あるのはハンケの述べたロードマップだ。ハンケによれば新種のポケモンの登場では、長いものは1年以上も待たねばならないらしい。他の改良についてもかなりの時間を覚悟する必要があるだろう。

〔チーム・ヴァーラーはキャンデラ、チーム・ミスティックはブランシュ、チーム・インスティンクトはスパーク〕

Via The Verge

画像: Erçin Top/Anadolu Agency/Getty Images

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

「ポケモンGO」、日本マクドナルドがコラボレーションを正式に認める

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米国でのローンチ以降、何かと話題を振りまいているNianticのスマートフォン向けARゲーム「ポケモンGO」。米TechCrunchが「日本でのリリースは7月20日」だという記事を掲載したことを契機に、その熱気はさらに高まっていた(その後米TechCrunchはローンチ延期に関する記事を掲載した)。

冒頭の記事では、マクドナルド(日本マクドナルド)が日本のローンチパートナーとなると記載されており、その後同社の内部資料らしき画像もネット上に流出。各種メディアでの報道が相次いだが、その日本マクドナルドの持ち株会社である日本マクドナルドホールディングス(日本マクドナルドHD)が7月20日19時半付の適時開示でコラボレーションの実施を正式に認めるアナウンスを出した。内容は以下の通り。

日本マクドナルド株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼 CEO:サラ・エル・カサノバ)はiOS/Android向け『Pokémon GO』(読み方:ポケモン・ゴー)とのコラボレーションを近々実施する予定です。

『Pokémon GO』は、世界で人気の位置情報を活用したモバイル向けのゲームアプリケーションです。
現在、サービススタート時のご不便がないよう、開発元が鋭意準備していると伺っております。環境が整い次第、速やかにコラボレーションの詳細を含め、ご報告させていただきます。

※本日の新聞等における様々な報道は当社が発表したものではございません。

上場企業が適時開示を出すと言うことは、すなわち投資判断に重要な影響を与える情報だということ。IPを提供する任天堂の株価がこの2週間で2倍超になった(7月8日に1万4935円だった株価は7月19日には3万1770円。20日には2万7765円となった。いずれも終値)。マクドナルドの発表もこういった影響があるということだろうか。日本マクドナルドHDの7月20日の終値は前日比9.84%増の3515円となってる。

だがここまで来ても、ポケモンGOの公式サイト、Nianticの特設サイトとも正式な日本ローンチのアナウンスは出ていない。僕もいちファンとして、そのローンチを見守りたいと思う。

ポケモンGoの日本ローンチがメールによるリークのため延期

A woman holds up her cell phone as she plays the Pokemon Go game in Lafayette Park in front of the White House in Washington, DC, July 12, 2016.
Pokémon Go mania is sweeping the US as players armed with smartphones hunt streets, parks, rivers and elsewhere to capture monsters and gather supplies in the hit game. The free application based on a Nintendo title that debuted 20 years ago has been adapted to the mobile internet Age by Niantic Labs, a company spun out of Google last year after breaking ground with an "Ingress" game that merged mapping capabilities with play. As of July 11, 2016 Pokémon Go had been downloaded millions of times, jumping topping rankings at official online shops for applications tailored for smartphones powered by Apple or Google-backed Android software.

 / AFP / JIM WATSON        (Photo credit should read JIM WATSON/AFP/Getty Images)

【抄訳】
ゲームメーカーのNianticが、今日予定されていたPokémon Goの日本でのローンチを延期した。

昨日は日本でのゲームの発売が今日(水曜日)と報じたが、Pokémon Goを支える任天堂その他の企業がその計画をキャンセルした、と彼らに近い筋が言っている。この心変わりのひとつの大きな理由が、ゲームのスポンサーMcDonalds Japanの内部的通信(社内メール)が、“日本のReddit”と呼ばれる2チャンネルをはじめ、インターネット上のフォーラムや、写真サイトImgurに流出したことにある。

そのメールがヴァイラルに広まり始めたため、朝のローンチが午後早くへとずらされ、さらに、大きな騒ぎに発展することを恐れた関係各社は今日のローンチを完全にキャンセルした。本誌情報筋は、そう言っている。今後のローンチの日程について情報はまだほとんどないが、日経の記事は、明日(木曜日)ということもありえる、と言っている。ローンチが“至近”であることは分かるが、日付等は、まだ分からないのだ。

延期にがっくりした多くの日本人はとりあえず待機しているが、Pokémon Goの関連主要三社のNiantic, NintendoおよびPokémon Companyは、無理のない日程でローンチしたらサーバーの能力は万全であり、需要がどんなに大きくても十分に対応できる、と確信をもって言っている。NinaticのCEO John Hankeも前から警告していたが、日本におけるPokémon人気の大きさを考えると、その洪水のような需要に確実に対応できるためには、相当な台数のサーバーを事前に用意しなければならないのだ。情報の事前リークがあったら、なおさらである。

【後略】
〔延期に関する情報はここまで。以下は昨日の記事と同じ、既知の関連情報のみ。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

日本では明日7月20日(水)にPokémon Goが発売、最初からスポンサー店あり

This photo illustration taken in Tokyo on July 13, 2016 shows the Pokemon official site through a Japanese internet website announcing the latest information for "Pokémon GO".
With Pokemon-mania sweeping the planet, Nintendo's nascent shift into mobile gaming has proved a massive hit, vindicating the Japanese videogame giant's decision to unshackle itself from a long-standing consoles-only policy. / AFP / KAZUHIRO NOGI / TO GO WITH Japan-US-IT-Nintendo-Pokemon-lifestyle,FOCUS by Harumi OZAWA
        (Photo credit should read KAZUHIRO NOGI/AFP/Getty Images)

Pokémon Goのフィーバーで任天堂の時価総額は一挙に倍になり、Sonyを抜いた。このゲームがポケモンの生まれ故郷日本に上陸したら、一体どういうことになるのやら。

しかしそんなに待つ必要はない。Pokémonの日本発売は明日の水曜日(7/20)だ、と情報筋が確認した。ついでにこのゲームを作ったNianticにコメントを求めたが、無視された。

Pokémon Goは火曜日現在、アメリカ、カナダ、ヨーロッパの大半など30か国で発売されているが、日本は仲間はずれだった。もちろん根っからのポケモンマニアは大怒りだが、Nianticはこの状況を合理化しようとしている。ちなみにこのゲームは、アクティブユーザー数が、TwitterやTinderなど並みいる人気アプリをことごとく、抜いてしまった

NianticのCEO John HankeがForbes誌に語ったところによると、日本の関連企業、株式会社ポケモン〔公式サイト〕や任天堂などが、日本ローンチで必ず起きるであろう巨大な需要に対応すべく、サーバーの強化に取り組んでいるので、日本発売に遅れが生じた、ということだ。

そのときHankeは、“リリースは7月末の予定”、と言っている。

だから、明日水曜日の発売は寝耳に水の驚きだ。とにかく日本のインターネットがポケモンマニアで超満員になるのを見るのに、あと10日待つ必要はなくなったのだ。

アプリのクレイジーな売れ行きと、任天堂の時価のさらなる爆発的アップ、しかし日本のPokémon Goにはもうひとつ、注目すべき情況がある。それは、任天堂がオフィシャルパートナーを持つのはこれが初めて、ということ。

Hankeが前にも言っていたように、Nianticの売上はすでに大きく増加しているが、今後はそれに上乗せする形でアプリ内購入による収益が入ってくる。それは、複数のパートナー企業にゲーム内で、“スポンサーがいる位置(sponsored locations)”を提供しているからだ。その位置にスポンサーが作った“ジム”では、ゲームのプレーヤーがポケモンを捕まえたり戦わせたり、訓練したりできる。“位置”はたとえば、特定のお店だったりする…だから文字通り、そのお店へ行く人が増えて売上に貢献するのだ。

本誌が得た情報では、日本でのローンチ時からのパートナーは、マクドナルドとその3000あまりのお店だ。そこが、ポケモンを蒐集したい人たちのためのジムになる。一般企業とのこういうコラボレーション関係は、もしかしたらとても重要だ。Pokémon Goが一過性の流行で終わらずに定番のカジュアルゲームとして全世界的に定着したら、このスポンサー制度は、ゲームのメーカーとブランドの両方にとって、尽きることのない金儲けの源泉になる。

Nianticは最初、北米とヨーロッパを重視していたから、日本はアジアにおける最初のPokémon Goのローンチとなる(オーストラリアとニュージーランドはアジアじゃないからね)。ヨーロッパ各国でもやはり、小出しの段階的ローンチだったから、アジアも今週と来週にかけては、すこしずつローンチが相次ぐだろう。だからしばらくは、毎日々々どこかでローンチ、となるのである。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Pokémon Go、スポンサー付き場所で広告導入へ

pokemongo-bulbasaur

モバイル史上最大級のバイラルゲームとなったPokémon Goに、近々広告が入るらしいことがデベロッパーの話でわかった。

Financial Timesのインタビューで、NianticのCEO John Hankeは、「スポンサー付き場所」が、パワーアップとバーチャルアイテムのアプリ内購入に続く、新たな収益源になると話した。つまり小売店や企業は、自分の施設に顧客を呼ぶために、ゲームのバーチャルマップ上で目立って表示される機会を有料で与えられる。

Nianticの広報担当者は、広告とアプリ内購入の間での収益分配について、詳細を明らかにしていない。

Finantial Timesによると、Pokémon Goでストリート上の場所にマップされたバーチャル「ポータル」のネットワークは、Nianticが以前開発したゲーム、Ingressと似た物になるという。Ingressで料金を払ってスポンサー付コンテンツを作ったブランドには、薬局のDuane Reade、喫茶店チェーンのJamba Juice、およびレンタカーサービスのZipcarがある。Ingressの人気が高い日本では、コンビニエンスストアチェーンのローソンおよび三菱東京UFJ銀行が同様のゲーム内プロモーションの購入を決めている。

広告主は「訪問単価」で課金され、これはGoogle検索広告の「クリック単価」と同様のしくみだとHankeは話した。

米国の小売業の中には、ゲームの中で名前が出ることによって、リアルな客を大量に呼び込めるとことにもう気付いているところがある。「驚くほどの人数」と、ニューヨーク州クイーンズのロングアイランドシティーにあるL’Inizio Pizza Barのオーナー、Tom Lattanzioが、昨日New York Postに話した。Financial Timesの記事によると、このピザレストランは、店の場所にポケモンを誘い込むゲーム内パワーアップアイテムを10ドルで買って以来、売上が75%伸びた。

他の会社や団体も、建物の近くにあるPokestopの数を宣伝して訪問者を集めようとしている。例えばシカゴ美術館は、施設の周辺でポケモンをつかまえようと誘うツイートを発信した。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook