任天堂がポケモン・ ソード・シールドのDL版エキスパンションパス発売開始

「ポケットモンスター ソード・シールド」のクリアが目前だと思っているなら甘い。さらなる挑戦が追加されるからだ。

任天堂はソード・シールドのゲームのダウンロード版を1つのみならず2つ開発していることを発表した。このエキスパンションは、6月に配信される「鎧の孤島」(The Isle of Armo)と今秋に配信される「冠の雪原」(The Crown Tundra)だ。米国時間1月9日に発売が開始されたエキスパンションパスには両者が含まれ、価格は30ドル(日本では2980円)だ。購入者はゲームがリリースされ次第ダウンロード可能となる。

任天堂がダウンロードでコンテンツを配信するのはこれが初めてではないが、同社の看板プロダクトの1つであるポケモンでは間違いなく最初の試みだ。ソード・シールドはSwitchゲームでもベストセラーであることを考えれば、任天堂がダウンロード化に踏み切ったのは納得できる。

ではこのエキスパンションの中身はどんなものなのか?各ダウンロードパックには新しいストーリーと世界が含まれ、キャラクターも新しくなっている。もちろん新ポケモンも登場する。任天堂も開発しているGameFreak も内容について詳しいことは発表していないが、 まったく新しいポケット・モンスターが多数登場するはずだと示唆している。また数は不明だが既存のタイトル中のポケモンの一部はエキスパンション中に移行できるという。

エキスパンションの第1弾がリリースされるのは半年先だが、任天堂ではポケモン・チャンネルを通じてイメージ・イラストやアニメ原画を多数含むビデオを公開している。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook

Pokémon GOがプレーヤーの睡眠データをゲームの要素に利用へ

おやおや、米国時間5月28日にはちょっと驚きのニュースが入ってきた。未来のある時期にPokémon GOは、プレーヤーの睡眠の習慣をゲームプレーの要素として含めるそうだ。

それは、The Pokémon Companyのもっと大きな企画の一部だ。CEOの石原恒和氏が本日夜の記者会見でコメントしている。「睡眠をエンターテインメントにしたい」。そ、そ、それは、どういうことだろう?

NianticのCEOであるJohn Hanke(ジョン・ハンケ)氏も記者会見のステージにちょっとだけいたが、詳しい話はしなかった。彼はこう言った。

「Niantic(ナイアンティック)は新しい種類のゲームを開拓し、全世界をゲーム盤にした。そこで誰もがプレイでき探検もできる。世界の新しい見方を作り、外へ出て体を動かす誘因を人びとに与えた。私たちは健康的なライフスタイルを奨励し、プレーヤーと世界に対してポジティブなインパクトを作り出したいと願った。このたび、Pokémon Companyと一緒に仕事をして、健康的なライフスタイルのもうひとつの要素である良質な夜の休息を奨励していけることは、とても喜ばしい。

Nianticでは、自分の脚で世界を探検することを愛している。でも、そんなアドベンチャーに取り組むためにはエネルギーが必要だ。ヘルシーなライフスタイルの一部として、Pokémon GOで良質な睡眠習慣にごほうびを提供する方法を見つけることは、とてもすばらしい。近日中に、もっと詳しいお話をしたい」。

石原氏の発表では、The Pokémon CompanyはSELECT BUTTONと協働してPokémon SLEEPという別のゲームを作っている。SELECT BUTTONは、2017年にモバイルゲームのMagikarp Jumpを作った企業だ。これについても詳しい話はないが、ローンチは2020年、そしてこれがロゴだ。

この話のすべてに、最近発表したばかりのデバイスPokémon GO+ Plusが絡む。ちなみにこれは、Go Plus Plusと読む。Plusが2つあるから最初のGO+の後継機だ。スマートフォンの画面を見つめなくてもPokémon GOをプレイできるデバイス。GO Plus PlusはGO+の能力をすべて持ち、ボタンをタップするだけでポケストップをスピンさせたり、近くにいるPokémonをキャッチできる。そしてさらに、加速度計があるのでベッドの上に置くと睡眠習慣を調べてBluetoothでスマートフォンに送る。

そしてこれは、発表の席で再生されたビデオのスクリーンショットだ。そのデバイスが、上に書いたように使われている:

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

ポケモンGO、年内にはPvPが可能に

大人気のポケモンGOだが、常に欠けている重要な機能がある。自分のポケモンを別のトレーナーと直接戦わせることだ。それがゲームの基本をなすものであることを考えると奇妙ではある。しかし、このモバイルゲームは今年中にようやく待ち焦がれたこの機能を提供するらしい。ポーランドのニュースサイト、Gramに同社が伝えた

記録破りのデビューを飾ったあと、ゲームの底の浅さを感じたプレーヤーたちが大挙して去り長いスランプを過ごしたが、今またポケモンGOは一種のルネサンスを迎えている。改善されたジムやソーシャル機構、信頼性の向上、そしてもちろん、新しいモンスターの数々はプレーヤーたちを呼び戻し、今後も機能追加が続くようだ。

PvP(プレーヤー vs プレーヤー)モードが正確にどんなものなのかは明らかになっていない。おそらく、プレーヤー同士は近くにいる必要があるだろう。トレード機能と同じように。何らかの報酬が与えらえる可能性は高いが、悪用を防ぐために、スターダストやキャンディーなどを使って制限が課せられるだろう。

NianticのAnne BeuttenmüllerはGramのインタビューでも詳細は語らなかった。彼女は近日公開予定のIngress Primeについて話したかったようだ。それはポケモンGOの事実上の原型といえるゲームの再スタートであり、こちらも年内に公開される予定。

待望の位置情報ゲーム、”Harry Potter: Wizards Unite”は、多くの人々の携帯端末を駆り立て、公衆の面前で意味不明な呪文を唱えさせることになるのは間違いないが、彼女の口は堅く閉ざされたままだった。これもまた年内公開予定なので、今年は忙しいホリデーシーズンになりそうだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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NianticがPokémon GOのプレーヤーの反則行為(三回やるとアカウント停止)を説明

不正や反則の禁止は、Pokémon GOで珍しい話ではない。これまでもずっと、数週間おきに、でっかい禁止の波が襲っていた。

でも、ポリシーが最終的に確定したことは、これまで一度もない。公表されている部分以外でも、いろんなことがある。それらが、よく分からない。多くのゲームと同様に、プレーヤーは自分たちでいろんな情報を共有し、さまざまな反則とその罰を知らなければならない。手をぱちんとやられるような軽い罰もあれば、死んでしまう罰もある。

そしてやっとNianticは、同社の正しい“三振法(Three-Strike Discipline Policy)”を発表した。〔三振法の意味

三振という名前が示しているように、ほとんどの違反行為は三度やるアウトになる。ただしNianticによると、一部の不正行為(その定義がない!)は即座に追放となる。

では、何がストライクか? まず、自分が実際にいないところにいると思わせる‘なりすまし’だ。これはPokémon GOの改造クライアントを使ったり、ボットを使ったり、不正な手段でPokémon GOのバックエンドにアクセスしたりすることによって、実現する。

ファーストストライクでは警告メッセージが出る。プレイは続行できるが、7日間、ありふれたものしか出ない。

セカンドストライクでは、1か月のアカウント停止だ。

3つめのストライクになると、アカウントは永久停止になる。

不正をしてないのに、うっかりクロスヘアにつかまったら、どうするか? そんなときは、抗議できる

これらの罰則は、最初のころからある。Nianticが明確な情報を公開したのが、今回初めて、というだけのことだ。

明確な情報とは言っても、多くのプレーヤーにとっては、曖昧で不満だらけだろう。もっともっと、細かく詳しく具体的に説明してほしかった。どこまでが、反則になるのか…。

サードパーティのソフトウェアを使うのは、それがNianticのバックエンドにアクセスしないしクライアントを改造しないやつでもいけないのか? Go-tchaのような、サードパーティのGo Plusハードウェアも禁止か? ゲームプレイを自動化してくれるソフトは、何年も前から売られているが、それも使ってはいけないのか?

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ポケモンGOのARモードが強化される(ただしiOSのみ)


今年6月、WWDCの壇上でNianticがポケモンGOのベータ版を披露したことを覚えているだろうか。Appleの新しい拡張現実フレームワークであるARKitを使ってゲームのAR能力を強化したバージョンだ。

その機能がAR+という名前になって、ついに今週公開される(そして長い間留守にしていたポケモンもまもなく登場する)

ポケモンGOには、スマホのカメラを使ってポケモンと実世界を画面で重ね合わせる機能が公開当初からあるが、その実装は比較的シンプルなものだった。利用しているセンサーは端末のジャイロスコープだけで、ポケモンはプレーヤーの前を漂うだけだ。左右に向きを変えて狙いをつけることはできるが、近づいたり遠のいたりしても、ポケモンは一緒に動くだけだ。

この機能はゲームの人気を爆発的レベルにまで高める役目を実にうまく果たしたが、ひとたび自分の裏庭にSnorlax[カビゴン]がいる目新しさに飽きると、かなりはまっているプレーヤーでさえもARモードをオフにした。カメラ不要の非ARモードにすると、バッテリー食いのこのゲームも多少食欲がおさまる —— そして狙いを定めるときにジャイロスコープを気にしなくてよくなるので、ARをオフにするとゲーム自体がほんの少し〈やさしく〉なる。

今週私はNianticの人たちと会い、新しいAR+モードを試す機会を得た。わかったことは以下の通り:

  • ポケモンを探すプロセスは変わらない。実世界を歩き回り地図に現れるポケモンをみつけてタップすると遭遇が始まる。
  • AR+モードでポケモンに遭遇すると、周囲に気をつけるよう警告が表示される。このゲームには数多くの安全対策が施されている。
  • ゲームが平らな地面を見つけると、目の前に背の高い草の株がいくつか現れる(ハンドヘルドのポケモンゲームへの敬意)。草をタップするとポケモンが出てくる。
  • ポケモンに近づいて狙いをつけやすくできるようになった。近くに行くほど投げたボールがあたりやすくなる。
  • ただし速く動きすぎてはいけない!ポケモンにはどれだけビビっているかを表す小さなアイコンがあり、急いで近づきすぎると逃げていってしまう。
  • ポケモンにナナのみ[nanab berry]を食べさせるとプレーヤーの動きに対して鈍感になる。
  • ポケモンを驚かすことなく十分近づくことができると「エキスパート・ハンドラー」モードに入る。これで捕獲率が少々高くなる —— 成功すればXPとほしのすなが余計に手に入りやすくなる。

AR+モードでプレイするのは実に楽しい。そしてスマホ画面を凝視しながら、ポケモンを驚かせないようにゆーーーっくりと忍び寄っている自分は、ひどく間抜けに見える。しかし、レアなポケモンの顔を数週間ぶりに見ると、わずかな捕獲率の向上も十分価値があるのかもしれないと思える。

Androidユーザーには悲しいお知らせ。AR+はAppleのARKitエンジンに大きく依存しているため現在はiOSのみだ。NianticはARCore(ARKitに対するGoogleの答え)への対応作業しているかどうか明らかにしていない。

注目の新機能をひとつのプラットフォームのユーザーだけに提供するのはリスキーな選択だ —— 捕獲率やXPの改善につながる機能とあればなおさら。Nianticができるだけ早くこれをAndroidで実現する方法を検討することを願いたい。

そして、ポケモン図鑑の枠をもうひとつ埋めようとしているプレーヤーのために、Nianticはデリバード(サンタ風のポケモンで、Gen2の仲間たちが出てきて以来なぜか姿を隠していた)がホリデーシーズンにあわせて登場することを正式に認めた。もちろんこれは2月にGen2が初登場して以来噂されていたことだが、これで正式になった。

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ポケモンGO、ハロウィンイベントに新ポケモンが登場、キャンディーも2倍に

ほんの数日前、ポケモンGOに新しいポケモンがハロウィンにあわせて登場間近という記事を書いた ―― そしてなんと! Nianticが正式に認めた。

最初の第3世代ポケモンは明日、アメリカ西海岸時刻10月20日正午から登場する。

ただし、当初の認識通り、第3世代のコレクション「全部」を一度に見ることはない。来るのは薄気味悪いゴーストタイプだけだ。これまでに確認できたのは(リーク画像またはNianticのブログ記事より)Sableye、Duskull、Banette、Dusclopsの4種類。

第3世代全体では100種類以上の新種ポケモンがいるので、今回登場したのはごく一部だ ―― Nianticによると残りの第3世代は12月以降「段階的」に登場する。

ちなみに明日は11月2日まで続くハロウィンイベントもスタートする。イベントには以下の特典がある:

  • 新しい帽子をかぶったピカチュー:ハットピカチュー。これはサンタハット・ピカチュー、アッシュハット・ピカチュー、パーティーハット・ピカチューに続く「短期間だけ現れるスペシャル・ピカチュー」の一員だ。
  • Gastly、Misdraavus、Cuboneなど、そのほかのゴーストタイプのポケモンがふだんより多く発生する。
  • アバターに使えるミミッキュ・ハット
  • 移動、キャッチ、孵化のキャンディー倍増。相棒ポケモンもキャンディーを倍速で見つける。

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ポケモンGO:伝説ポケモンの登場スケジュールを発表

最初の伝説ポケモン(超強力、超レアなポケモンのことで、捕らえるには10~20人のグループが必要)がGO Festイベント騒動の直後に出現して以来、はっきりしないことが一つある。伝説ポケモンは定着するのか?

Nianticは、GO Fest開催期間限定で様々なイベントやボーナスを企画したが、Festが終わると伝説ポケモンもいなくなるのかどうかは誰も知らない。みんなが違うことを聞いているようで、明確な答えは見つかっていない。

つい先ほどNiantic CEO John Hankeは、いくつかのレジェンドについて、正式な登場スケジュールを発表した。

内容は以下の通り:

  • Articuno (フリーザー、ミスティックのマスコット)は7月22日に解放、7月31日(月)まで捕獲可能。
  • Moltres(ファイヤー、チームヴァーラーのマスコット)は7月31日に解放、8月7日(月)まで捕獲可能。
  • Zapdos(サンダー、チームインスティンクトのマスコット)は、8月7日に解放、14日まで捕獲可能。

なぜか、Lugia(ルギア、7月22日に解放されたもう一匹の伝説)の所在については何も公表されていない。

多くのプレーヤーが欲しがっていて逃したら悔しがるものが、こんな風に現われては消えていくことは奇異に感じるかもしれない。しかし、全部を同時に放った場合、人々の興味が続くのはせいぜい1~2日だ。こうして日をずらすことで、何週間も人々を呼び戻すことができる。

ところでこの鳥たちは、最初の出し惜しみ期間が終わった後、いつかまた登場するのだろうか? それについての言及もない ―― しかし私はイエスに賭ける。新しく参加した人たちが〈決して〉手にできないとしたら、それはおかしいからだ。ポケモンといえば多くの人にとってコレクションを完成させるのが目標だ。もしゲームで一番重要なものが〈永久に〉手に入らないとしたら、誰がプレイしようと思うだろうか。

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ポケモンGO、7/23早朝から伝説ポケモンが出現する

ポケモンGOに伝説ポケモン(Legendary Pokémon)が登場する。伝説ポケモンは専用機のゲーム中で神話や伝承と共に言及される非常に珍しく非常に強力なポケモンだ。伝説ポケモンは黒く輝くタマゴとして最近導入されたレイドバトルに登場するという。倒すことができれば、他のポケモン同様、捕らえて利用できる。

伝説ポケモンが最初に登場するのは7月22日〔日本では7月23日〕なのでカレンダーに印をつけておこう。まず姿を現すのはシカゴのグラントパークで開催されるPokémon Go Festだ。ここに集まったトレーナーたちが協力して伝説ポケモンを倒すと、世界のレイドバトルにそのポケモンが現れるようになる。

伝説ポケモンは「とても強力なので…倒すためには皆で協力することが必要」だとNianticとポケモンGO社は述べている。この種のイベントを組織する上で非常に賢明な戦略だ。伝説ポケモンの登場がプレイを止めてしまった人々を呼び戻す力があるかどうかは分からないが、現行ファンにプレイを続けさせるクールさは十分あると思う。

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【以上】

売上、キミに決めた! 株式会社ポケモンの利益が2500%アップ

今年は株式会社ポケモンにとって当たり年だ。ポケモンGOは世界的現象となり3DSの最新ポケモンゲームもよく売れている。財政的にも好調だと思うことだろう ―― たぶん前年の2倍か3倍の利益とか。実際には…”quinvigintupled” 。これは25倍を意味するそうだ(調べなくてはわからなかった)。

このニュースを教えてくれたのはTechCrunch(正確にはCrunchGear)出身のSerkan Totoで日本の官報ブログで見つけたそうだ。非公開企業は財務状況をすべて公開する義務はないが、官報には定期的に概要を報告する会社が多い。

昨年の純利益はわずか560万ドルで、その前年の1840万ドル(おそらくポケモンXYによる)から下落していた。しかし今年の純利益は ―― 159億2000万円、つまり 1億4330万ドルだ。

このゲームがお札を刷っていることはもちろん知っていた ―― 2月には売上10億ドルを達成したと報道されていた。残念ながらこの巨額の正確な内訳はわからない。例えば、アプリ内購入がいくらで、スポンサー契約がいくらなのかなど。最近本誌は、マクドナルドなどの企業が驚くような金額を払って店舗に顧客を呼び込もうとしていることを報じた。

おいしい話はそこで終わらない。新しいMagikarp Jump[はねろ!コイキング]がいくら稼ぐか想像もできない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

ポケモンGO、新ポケモンのせいで(?)サーバーエラーが頻出

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ポケモンGOの新キャラクターは、すでにゲット完了だろうか。アナウンスしてすぐにあちこちに現れることとなった。

ただ、どうやら「懐かしい現象」も起きてしまっているようなのだ。ゲームの開始時にエラー画面が表示されてしまうのだ。どうやらサーバーの負荷が上がってしまっている様子。ログインできなかったり、突然クラッシュしてしまう現象が頻発しているようなのだ。

新ポケモン登場による、一時的な現象であることを祈るばかりだ(おもしろそうな新機能もいろいろあるだけに、ぜひともふつうに使いたいものだ)。

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(翻訳:Maeda, H

Pokémon Duelは、iOSとAndroidで動く無料の戦略バトルゲーム

ポケモンに、ポケモンGOではない新しいモバイルゲームができた。Pokémon Duel(*)と呼ばれる戦略バトルゲームで、バーチャルフィギュアを集め、それを戦わせてライバルの陣地を占領する。
【日本語版注:日本で2016年4月に公開された「ポケモンコマスター」と同じものと思われる】

デュエルでは、フィギュアを実際に戦わせる。プレーヤーは6体からなるチームを作ることができる。個々のポケモンには成績データがあり、1回のターンで動ける歩数や戦う方法等が記録されている。フィギュアは自陣の防御にも、敵陣の攻撃にも使える。

これは無料ゲームだが、ご推察の通りアプリ内購入があり、成功の可能性を高めることができる。例えばポケモンのパワーを強化する「プレート」やブースターがある。ゲーム内で獲得した通貨を新しいポケモンと交換することもできる。リーグプレイモードでは、実際の人間の敵と競うことも可能で、ホーム画面からいつでも呼び出せる。

pokemon-duel

登場するフィギュアはNintendoのNFC対応の実物フィギュア、Amiiboにそっくりだ。AmiiboはWii Uや3DSに加え近日発売のSwitchで使えるが、モバイルゲームとの互換性については発表されていない。

Pokémon Duelは、App StoreおよびGoogle Playでダウンロードできる。いざ戦いへ!これはポケモンのメインシリーズともポケモンGoとも全く違う世界だが、カードバトラーと戦術ゲームの要素を合わせ持つ、いいとこ取りのゲームだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

SoftbankがポケモンGOの公式パートナーに―SB、Yモバイル3700店舗がポケストップ、ポケジムになる

This photo illustration shows a man playing Nintendo's Pokemon Go game on his mobile phone in front of the Kabukiza theater in Tokyo on July 22, 2016.
The augmented-reality game Pokemon Go, which has been released in more than 30 countries, was launched in Japan where Nintendo created the franchise two decades ago. / AFP / KAZUHIRO NOGI        (Photo credit should read KAZUHIRO NOGI/AFP/Getty Images)

ゲームとしてのポケモンGOの人気は今がピークなのかどうかについはいろいろな議論がある。しかしポケモンGOというブランドはこれから本格的に離陸するところだ。日本ではいくつかの大企業がゲームの公式スポンサーになっているが、今日(米国時間8/31)、日本の大手モバイル・キャリヤのSoftBankがこれに加わった。

契約の具体的内容は明らかにされていないが、時価総額800億ドルのSoftBankであるからには、ゲームの公式スポンサーの地位を獲得するために相当額を支払っただろうと推測できる。

日本におけるポケモンGOの最初の公式スポンサーは日本マクドナルドだった。同社は7月のゲームのローンチの時点でスポンサーとなっていた。マクドナルドはこのゲームによって現実の人の流れを作れると信じて3000箇所の店舗をポケストップやポケジムにしたようだ。

この提携に関するマクドナルドからのいささか早まった情報提供が日本におけるポケモンGOのスタートを遅らせるというオマケはついたものの、提携の賭けはおおむね成功した。そして今回のSoftBankの参加で新たにSoftBankのショップと傘下のY!Mobileショップ、合計3700箇所がポケストップやポケジムになる。

SoftBankの発表はこちら

当面、これ以上の詳細は不明だが、日本マクドナルドはポケモンGOを利用したキャンペーンを実施している。SoftBankも同様にポケモンGOブランドをテーマにしたサービスやグッズを展開することになるのだろう。

Bloombergの記事によれば、この提携のニュースはSoftBankの株価を早くも1.6%押し上げている。ポケモンのキャラクターを生んだ任天堂の株価も3.3アップした。

ポケモンGOのビジネスに直接関わる2社、Nianticと株式会社ポケモンは日本国内に限って公式スポンサーを募っている。ポケモンが日本生まれであり、ポケモンのコアなファンも日本にもっとも多いことを考えれば合理的な方針だろう。しかしアプリが世界で1億ダウンロードを記録し、1日あたり売上が1000万ドル以上と伝えられることを考えればポケモンGOの魅力はグローバルだ。将来はさらに多くの地域で公式スポンサーが生まれる可能性がある。

先月のReutersにインタビューで NianticのCEO、ジョン・ハンケは「さらに多数のスポンサーの参加を強く期待している」と答えている。今月サンフランシスコで開催されるTechCrunch Disruptにハンケも登壇する予定だ。アメリカその他の地域におけるポケモンGOのスポンサー・システムについてハンケがどう考えているか、本人の口から直接聞けるものと思う。

画像: KAZUHIRO NOGI/AFP/Getty Images

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Nintendo 3DS、ポケモンGOブームに乗って売上前年比80%アップ

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Nintendoのモバイルゲームにとって非常に良い月だった。NPD Groupの最新データによると、ハードウェア、ソフトウェア両部門の売上げでNintendo 3DSがトップだった。3DSファミリー(新型3DS、3DS、XL、および2DS)の今年7月の売上は、前年同月から80%アップした。同社の最新ゲームタイトルである、Pokémon Omega RubyおよびAlpha Sapphireも前年比80%以上の伸びを記録した。

ポケモンGOの後光効果はゲーム専用機の最新ポケモンタイトルに留まらない。2013年10月に発売されたPokémon X および Yの売上は、昨年7月からなんと200%も上昇した。

告白:この売上のうち少なくとも1本については私が直接貢献しており、ある統計によるとその購入はポケモンGOブームの影響を直接受けたものであることが分かっている。

しかしNintendoの好調な7月は、繰り越されたポケモンGOブームのおかげばかりではない。Nintendoシステムのゲームは、ソフトウェア売上トップ11中5本を占めており、Monster Hunter Generationsの1位を始め、Minecraft Wii Uエディション、Pokémon Omega RubyとSapphire(どちらも2年近く前に発売されたゲーム)、およびKirby: Planet Robotが上位に名を連ねた。

Nintendoにとって、ポケモンGOによる売上への直接的影響は大きくないかもしれないが、同社のスマートフォン参入という大きな動きは、ゲーム会社本来の売上を促進し、11月発売の3DS用ゲーム、Pokémon SunおよびMoonに大きく弾みを付けるものだ。

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3DSの新ゲーム『ポケットモンスター サン・ムーン』には悲しげな魚と波乗りライチュウがいる

どうか私を新しいポケモンが作られている部屋へ行かせてください。 小さくて悲しげな魚、Wishiwashi[ヨワシ]があるレベルに到達すると、悲しみの薄れた魚集団に変わるというアイデアを開発チームが思いついた時、いったい何が起きていたかを正確に知りたい。Wishiwashiは、近く発売されるNintendo 3DS用ゲーム『ポケットモンスター サン・ムーン』に登場する全く新しいポケモン3種のうちの一つだ。

新しいポケモンは他にも、Pyukumuku[ナマコブシ]とMorelull[ネマシュ]がいて、前者は “innards out”(とびだすなかみ)と呼ばれるこれまた素晴らしい能力を持つ。しかしゲームについて分かったことはそれだけではない。サン・ムーンのゲームの舞台となるアローラ地方にだけ存在する、今いるポケモンの変種を見ることができた。

例えば、落ち着きはらっていけてるニャースや、いつも尻尾でハング・テンをやりたがる波乗りライチュウ。燃え盛るガイコツを両端につけた棒を操るガラガラもいる。

ポケモン株式会社は最後に、悪役集団Team Skull[スカル団]を紹介してくれた。ポケモンの中には良からぬことを企む「チーム」が必ずいるが、この世代の代表がスカル団だ。チームを率いるPlumeria[プルメリ]とGuzma[グズマ]は反社会的な父母を持ち兵隊を従えている。まるで意味がわからないという読者は、心配ご無用みんなの仲間だ。ちなみにスカル団の兵隊は専用のタンクトップを買わなくてはいけない、とポケモン株式会社は言っていた。

『ポケットモンスター サン・ムーン』は、Nintendoのモバイルゲーム機、3DSファミリー向けに11月18日に発売される。これは同社史上最大のポケモンイベントになるだろう。これもポケモンGOのおかげであり、このゲームでどんなに突飛なポケモンが登場しても驚くことはない。浮かぶキーリングにはなかなか勝てない。

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これがNianticがテスト中の「近くのポケモンを探す」新機能―ビデオあり

2016-08-10-nearby-pokemongo

ポケモンGOの「近くにいるポケモンを探す(Nearby tracking)」 システムはあてもなくむやみに歩きまわることなしにポケモンがどこに隠れているかをプレイヤーに教える機能になるはずだった。ところがゲームのリリース後2、3日でこの機能に障害が起き始めた。

「ポケモンを探す」は、機能するがわかりにくい「足跡」システム(足跡3つなら遠い、1つなら近い等)から、完全に役に立たない(距離に無関係にすべてのポケモンが3歩の足跡を残すなど)機能になり、やがてほとんどのユーザーで機能そのものが削除されてしまった。

今日(米国時間8/9)、新たに公開されたアップデートに付属する変更ログによれば「近くのポケモンを探す」ための新たな機能が開発され「一部のユーザーを対象にテストが行われる」ということだ。

暗号通貨Dogecoinの開発で有名なJackson Palmerがアップした紹介ビデオによれば、こんな具合らしい。

これが皆さんがお求めのビデオだ。

こちらは別のビデオ。

なんのことやらわかりにくい?

新しい「近くにいるポケモン(Nearby)」画面には2つのセクションがある。「近くにいるポケモン(Nearby)」と「見かけたポケモン(Sightings)」だ。

Nearbyポケモンはポケモンストップの近くにいる。背景画像はそのポケストップだ。タップするとマップはズームアウトして真上から見た地図になり、どのポケストップを目指せばいいかがわかる。これは禁止されたPokevisionに似ている。ポケモンGOの開発者は「勝てないなら真似しろ」という格言を思い出したのかもしれない。

ともあれ、目指すポケモンは表示されたポケストップの近くで発見できるはずだ。プレイヤーの報告によればだいたいポケストップから1ブロックぐらいの距離にいるという。現在ポケストップの回りには円が表示される。プレイヤー自身の周囲に表示される円とほぼおなじサイズだ。ポケモンがこの円内にいるならポケストップの「近く(Nearby)」にいるポケモンということになる。

「見かけたポケモン(Sightings)」セクションに表示されるポケモンの背景はポケストップではなく雑草になっている。つまり野放しのポケモンということでどこかのポケストップの近くにいるわけではない。ゲーム内にはこうしたポケモンを探すシステムはない。Sightingsセクションのポケモンは現在のところ特別な機能は何もないないようだ。また距離の順にソートされているわけでもないらしい(早くソート機能をつけてもらたい)。このセクションもポケモンを発見するにはやはりあてもなく歩き回らねばならない。わかっているのは「ポケストップの近所にはいない」ことだけだ。

nearby

「ちょっと待て。私のポケモンGOは最新版だがNearbyセクションなんかないぞ?」という抗議が聞こえてきそうだ。

さて、そこが問題だ。上記のようにこの機能は「一部のユーザー」を対象として公開されている。私の知るかぎりサンフランシスコ周辺のユーザーが多いが他の大都市からも利用しているという報告が上がっている。それ以外のユーザーの場合はたとえ近所にポケストップがあってもSightingsセクションしか表示されない。

(注:Nianticではこのシステムはテスト中だと注意を喚起している。そのため一般公開前に機能が大きく変更されることはあり得る。そもそも近くにポケストップがない地方のプレイヤーのために開発者が何か適切なシステムを考え出してくれるといいのだが。

その他の変更点
– 発見する前に「消滅(despawns)」したポケモンはやっとNearby/Sightings画面からも消えるようになった。ゲームのローンチ以來つきまとっていたバグのせいで、別のポケモンと入れ替わるかゲーム自体を再起動するかしないかぎり消えたポケモンが表示され続け、プレイヤーに無駄足を踏ませることがあった。
– 同様に、ポケモンが簡単に近づけない距離まで離れると自動的に位置追跡画面から消える。
– Nearbyセクションのポケモンをタップして位置を追跡し始めた後でそのポケモンが消えた場合、ポップアップでそのことが通知される。

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ポケモンGO、売上高2億ドルを突破。さらなる海外展開に大きな成長可能性あり?!

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バグがあったり機能変更への不満があったり、ポケモンGOは必ずしも順風満帆といったわけでもない。ただし、売り上げの面では相変わらず絶好調を維持している様子だ。アプリケーションの分析を行うSensor Towerのレポートによれば、ポケモンGOは売上額2億ドルを達成したとのことだ。

やはりSensor Towerのデータでみると、ポケモンGOのリリース1ヵ月での売り上げは、やはり大ヒットゲームとなっているClash Royaleの倍近くにも達しているのだとのこと。またCandy Crush Soda Sagaのリリース後1ヵ月の売り上げと比べると、なんとほぼ4倍にもなっているらしい。

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Sensor Towerは、将来的な可能性についての数値も示している。ポケモンGOは、7月中旬の日本公開から売り上げが大幅に伸ばしている。

日本はポケモンを生んだ国であり、エンゲージメント率も高く、高いロイヤリティを維持できるマーケットだ。この日本以上の売り上げをもたらすマーケットを見出すのは難しい話かもしれない。ただしナイアンティックは、新たな成長を目指してアジアでも新たに15ヵ国を追加したところではある。

さらにいえば、未だにアジア最大のマーケット群(韓国、インド、そして中国)ではかなりの成長が見通せる。こうした市場で大ブレイクすることで、これまでの「成長ゲーム」たちとの差を広げていく可能性もあるだろう。

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(翻訳:Maeda, H

Niantic、ポケモンGOにバグと発表―ポケモンが捕まりにくくなったのを修正中

2016-08-05-pokemon-escape

2日ほど前、ポケモンGOのプレイヤーはありがたくない変化に気づいた

突然ポケモンが捕まりにくくなった。以前より素早く逃げてしまう。そこら中飛び回る。最悪なのはせっかくポケモンをポケボールの中に閉じ込めても以前より頻繁に脱走してどこかに消えてしまうことだ。初心者プレイヤーが練習のために捕獲するようないちばん弱いキャラでさえ手に負えないくらい強くなってしまった。

Nianticもこの問題に気づいたようだ。同社はこうツイートを投稿している。</p

トレーナーの皆さんへ。 ボールの正確性を向上させるアップデートにバグがあり、脱走の確率が上がりXPボーナスが無視されるようになってしまいました。修正作業中につき続報をお待ちください。

残念ながら、バグフィックスがいつ公開されるのか不明だ。しかし現状は本来のゲームの形ではなくバグのせいだと知るだけでも多少の慰めにはなる。

ポケモンGOのアップデートの後、私はGIFをアップデートした… 

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

ニューヨーク州知事、性犯罪者によるポケモンGOのプレイを禁止へ

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よく考えてみると、好きなところに「ルアー」を置き若きポケモンファンを呼び寄せるという機能には、穏やかでないものを感じる。ニューヨーク州のAndrew Cuomo知事が、保護監察下にある性犯罪者によるポケモンGOその他オンラインゲームのプレイを禁止しようとしている理由はそこにある。

「私の指示によってニューヨーク州更生・社会内監視局は、保護監察中の性犯罪者に新たな条件を加えた」と、ポケモンGOを開発したNianticに宛てたレター (PDF) にCuomoが書いた。「加えられた条件によって、対象者はポケモンGOをはじめとするインターネット対応ゲームのダウンロード、アクセス、その他の利用が禁止される」。

州知事室ウェブページの記事によると、この制約は約3000名の性犯罪者に適用される。レターには、性犯罪者の行方やオンラインハンドル名等を定期的に報告する会社のリストに、Nianticを追加することも書かれてる。

性犯罪者は、少なくともニューヨーク州では、一部機能のアクセスが禁止され、ユーザー名や利用しているアプリ等の最新情報を提供する義務がある。Facebook、Apple、Microsoftをはじめとする20以上の企業が週単位でこのデータを共有している。

これは生涯にわたる禁止ではない ― 保護監察期間を終えた性犯罪者は、少なからぬ制約と監視の対象とはなるが、今回提案された禁止事項は適用されない。

州上院議員のJeffrey KleinとDiane Savinoが独自に調査した結果、多くのポケストップが既知の性犯罪者の近くに位置していることがわかった。Reutersによると、同州はNianticに対しポケストップの移動ないし削除を求めているが、私が読んだ文書にその要求は入っていなかった」。

本件および他のいくつかの事項、例えばどのオンラインゲームが禁止の対象になるか等について、州知事室に追加情報を要求しているので回答があり次第続報する。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

サードパーティー製ポケモンGO追跡サービス、閉鎖へ

A woman holds up her cell phone as she plays the Pokemon Go game in Lafayette Park in front of the White House in Washington, DC, July 12, 2016.
Pokémon Go mania is sweeping the US as players armed with smartphones hunt streets, parks, rivers and elsewhere to capture monsters and gather supplies in the hit game. The free application based on a Nintendo title that debuted 20 years ago has been adapted to the mobile internet Age by Niantic Labs, a company spun out of Google last year after breaking ground with an "Ingress" game that merged mapping capabilities with play. As of July 11, 2016 Pokémon Go had been downloaded millions of times, jumping topping rankings at official online shops for applications tailored for smartphones powered by Apple or Google-backed Android software.

 / AFP / JIM WATSON        (Photo credit should read JIM WATSON/AFP/Getty Images)

Pokévisionをはじめとする、ポケモンGOプレーヤーにポケモンの位置を教えてくれるサービスが相次いで閉鎖された。この動きは、先週NianticのCEO John Hankeがこの種のサイトの利用は不正行為だと発言したことに続くものだ。同社は法的手段に訴える可能性も示唆した。

Forbes誌のインタビューでHankeは、プレーヤーは自らゲームの楽しみを捨てているようなもの、とポケモンの出現する場所を教えるサイトの利用について語った。

さらに「今は他に優先すべきがことがあるが、いずれああいうことは出来なくなるだろう―われわれのシステムからデータを取り出そうとハックしている連中がいるようだが、利用規則に反している」と付け加えた。

Pokévisionによると、閉鎖を決めた理由は「NianticとNintedoの意志」を尊重するためだという。同社はTwitterでユーザーからの質問に答えて、 「止めたわけではない」と明言し、「合理的に可能な限り」サイトを動かそうとしていたと語った。

サイト開発者のYangcheng Liuは、Nianticが法的手段に出ると脅したかどうか今のところ明らかにしていない。現時点でサイトが復活するかどうかは不明だ。同社は「数日のうちに状況は変わるかもしれない」とツイートしているが、その可能性は低い。

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影響を受けているサードパーティー追跡サービスはPokévisionだけではない。PokéHoundやPokéNotifといったサービスも今はない。またデベロッパーたちは、ポケモンGO開発元のNiantic Labsから送られてきたとされる、ポケモン利用規約違反を通知するメールや中止勧告レターをReddit上でシェアしている。

デベロッパー宛のメールには、ボット、モッド、ハック、スクリプト、およびリバースエンジニアリングは、ポケモンコンテンツの商業利用と共に禁止されていると書かれている(PokéHound等、一部のサードパーティーは自社アプリを有償で配付している)。

先週末、Niantic Labsがゲームに大幅なアップデートを施したことは偶然ではなく、ゲーム内の追跡機能のしくみが変わった。

従来、近くのポケモンには足あとが1~3個表示されていた ― 1個はポケモンが近くにいることを表し、3個は少々歩く必要があることを意味していた。しかし、全ポケモンが足あと3個の距離であると表示されるバグが見つかった。このバグは修正されることなく、足あと機能そのものが廃止された。

Screen Shot 2016-08-01 at 10.02.00 AM

足あと機能がなくなった今、ポケモンGOプレーヤーたちが追跡サイトや追跡アプリの閉鎖に不満を募らせているのも当然だ。つまるところ、近くのポケモンを探して歩くことがこのゲームのすべてなのだから。

Tweet from PokéVision’s creator

問題のサードパーティーアプリは、ポケモンGOのAPI利用に関してグレイゾーンにいるのかもしれないが、中には絶大な人気を得ているものもある。Go Gear – Live Maps for Pokémon Goは、App Storeの有償アプリ部門第2位だ。PokeWhereは無料アプリの16位、Poke Radarは21位だ。

この中にも、動作しないアプリががあるようだ。PokeWhereは現在ポケモンが一つも表示されていないが、「一時的にダウン」しているだけで「修正中」であると言っている。Go Gearユーザーも問題を報告しているが、影響範囲は不明だ。一方Poke Radarはユーザーからの投稿を元に情報を提供しており、今も機能している。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

ポケモンGoのリーダーの姿が明らかに―将来は新種のポケモンが追加され、ポケストップのカスタマイズも

ANKARA, TURKEY - JULY 13 :  A Pokemon Go user plays Pokemon GO game in Ankara, Turkey on July 13, 2016.  (Photo by Erçin Top/Anadolu Agency/Getty Images)

ポケモンGoのプレイヤーは他のプレイヤーとのトレードでコレクションを充実させることができるようになるという。地域によってむやみに数多く出現するモンスター、たとえばオーストラリアのガルーラ(Kangaskhan)を地球の裏側のプレイヤーのモンスターと交換できるというのはグッド・ニュースだ。

NianticのCEO、ジョン・ハンケはサンディエゴで開催されたコミックコンのパネルに登場し、NianticがポケモンGoのトレーディング機能を開発中であることを明らかにした。アップデートではカスタマイズできるポケストップや新しいモンスターも追加されるという。またハンケはポケモン育成についてもいろいろ考えていると述べた。

ハンケが近く追加されるとした新機能のうち、カスタマイズできるポケストップというのはたいへん面白いアイディアだ。ハンケによれば、プレイヤーは今後ルアー(ポケストップの周囲にポケモンを集めやすくできる)に似たアイテムを入手できるようになるという。しかしこれはポケストップの役割大きく変えることになる可能性がある。

ハンケによれば、たとえば、プレイヤーはある種のモジュールを使ってポケストップを一時的にポケモンセンターに変えることができるという。同様に、ルアーに似ているが、特定の種類のポケモンだけをポケストップの周囲に集めることができるモジュールなど、ポケストップで入手可能なアイテムのさまざまなバリエーションを考えることができる。こうしたモジュールを使うとポケストップに自分の必要な機能を持たせることができるわけだ。

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古い世代のポケモンも登場する―ただし全部ではない。

またハンケは新種のポケモンが間もなく登場することを確認した。現在ポケモンGoにはオリジナルの150種類のポケモンがいるが、「過去の世代のポケモンをポケモンGoに統合する興味深い方法を近く公開する」ことを明らかにした。ただしハンケは詳しい内容、スケジュールについては一切触れなかった。しかしハンケの発言からすると、今後のポケモンの追加はGoがスタートした時点でのように他種類が一括して登場するという単純なものではなさそうだ。

ハンケはポケモンのトレーディング機能について簡単に触れ、現在開発中だと述べた。第一世代のポケモン・ゲームの登場と同時にトレーディングは可能になっていた。Goにもトレーディング機能が追加されるというのは理にかなっている。ある種類のポケモンばかりゲットしてしまい、いっしょにプレイしていた友達の別のポケモンと交換できたらいいと願ったことあるプレイヤーは多いはずだ。ポケモン育成も興味あるテーマで、これは現在の「ポケモンを卵から孵す」機能をさらに高度にしたものになるようだ。トレーニング手法の改良も歓迎だ。【略】

サンディエゴ・コミックコンでサプライズで明らかにされたのは、チームリーダーが単なるシルエットではなく詳しいイラストで顔がわかるようになったことだ。プレイヤーは誰だか分からないシルエットについていく必要がなくなった。この機能はただちにゲームで公開されたが、やはり興味あるのはハンケの述べたロードマップだ。ハンケによれば新種のポケモンの登場では、長いものは1年以上も待たねばならないらしい。他の改良についてもかなりの時間を覚悟する必要があるだろう。

〔チーム・ヴァーラーはキャンデラ、チーム・ミスティックはブランシュ、チーム・インスティンクトはスパーク〕

Via The Verge

画像: Erçin Top/Anadolu Agency/Getty Images

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+