1つ目は、急成長中を続けているビジネス客向けAirbnb for Workへの物件の供給を増やすことだ。もともとは、プラットフォームの全予約の15%を占めるAirbnbの法人部門Airbnb for Businessとして立ち上げられ、2015年から2016年にかけては3倍に成長し、そして2016年から2017年にかけても同じ成長を示した。Airbnbによると、企業50万社が出張の手配で同社のサービスを活用している。
「結局のところ、Fund for Designで起こったことは、創立者、あるいはすでに自分の会社を持っている人々にとって、助成金と投資が大きな役割を果たしたということです」と、Vinh氏は述べている。「プラグインアクセラレータがターゲットにしているのは、創業することを考えるよりも前の段階の人で、自分の会社を始める準備もできていない人なのです」。
Managed by Qは2014年にオフィスの運営を変えることを目指して設立された。オフィスの管理者や意思決定者は、備品のストック、清掃、ITサポートなど仕事と直接関係のないタスクをManaged by Qのダッシュボードを使って管理できる。Managed by Qは自社のオペレーターと他社のベンダーやサービスプロバイダーを組み合わせて需要に応える。
特徴的なこととして、Managed by Qはほかの大半のロジスティック企業とは異なる方針を採ってきた。フリーランスの請負業者と契約するのではなく、従業員としてオペレーターを採用したのだ。しかも同社はオペレーターに対して株式の5%を還元するストックオプションプランを提供した。
Managed by QはGV、RRE、Kapor Capitaといった投資家からの投資によってスタートして以来、総額1億2,825万ドル(約143億円)を調達した。ウォール・ストリートジャーナルによれば同社は現在、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シカゴ、ボストン、シリコンバレーで事業を展開し、今回の買収の後も積極的に拡大していく計画だという。
Managed by QはニューヨークのテックシーンとFuture of Workの分野で急速にビッグプレーヤーとして成長しただけでなく、この分野で興味深い競争と統合を促進してきた。同社自体も、NVS(オフィス空間プランニングとプロジェクトマネジメントサービス)やHivy(社員がオフィス管理者に必要なことを伝える社内用コミュニケーションツール)など、数社を買収してきた。
手頃な価格でありながら高品質であるマイクのトップチョイスは、 Blue Yeti Pro(250ドル)だ。それは素晴らしい音質の比較的シンプルなプラグアンドプレイ製品である。これはUSBとXLRの両方をサポートしているので、複数の目的(例えばポッドキャスティングなど)や、様々なオーディオインターフェイスで利用したい場合に、柔軟性が非常に高くなる。
それは決して安くはない ―― Blue Yeti ProはAmazonで250ドルで売られている ―― よって少々柔軟性は低いが、単にPCもしくはコンソールで使えれば良いというユーザーは、格下のBlue Mics Yeti(130ドル)を選ぶことができる。
コミュニティ内で一般的に認められているのはLogitech C922 HD Pro Stream(99ドル)だ。1080p/30fpsまたは720p/60fpsでビデオをキャプチャし、暗い場所での優れた性能と優秀なオートフォーカスを備えた、78度の視野を提供する。奇妙なことに、完全な暗闇の中で、モニターの青い光だけの中でストリーミングすることがかなり一般的だが、このウェブカメラはその状況をきちんと扱うことができる。ボーナス機能として、C922は背景の差し替え機能を提供する。これを使えば、ストリーミングを行う人間の背景を抜いてゲーム画面をより多く見せることができる。より低コストの代替品はLogitech HD Pro C920(79ドル)である。こちらは背景の差し替えや、720p/60fpsのキャプチャ、もしくはオートフォーカスなどのボーナス機能を提供しない。