Samsung、モノのインターネットのSmartThingsを2億ドルで買収

覚えておいでだろうか? 去る7月、本誌はSamsungがモノのインターネットのSmartThingsを2億ドルで買収することを検討していると報じた。

その通りになった

Kickstarterでスタートを切った会社が、また大きな出口を見つけた。

その名の通りSmartThingsは、、、スマートなモノを作っている。照明スイッチ。水センサー。ドアロック。すべてが彼らのiOS/Androidアプリとつながっていて、どこからでも監視、制御できる。

SmartThingsは、これまでに計約1550万ドル(Kickstarterで集めた120万ドルを含めず)を調達しており、最近では、2013年11月にシリーズAで$1250万ドルを獲得した

同社は、今後もSmartThingsブランドの下で独立運営していくが、オフィスはSamsungのパロアルト支店に移転すると言っている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Motorola、9月4日にMoto 360スマートウォッチのお披露目イベント―スマートフォンのX、Gも

MotorolaからMoto 360のお披露目イベントへの 招待状が届いた。招待状のイラストから察するに、この9月4日のイベントではスマートウォッチだけでなく、Moto X、Moto Gのスマートフォンと、どうやらヘッドセットなどのアクセサリも発表されるらしい。招待状は昔ながらの子供向けの紙のおみくじがモチーフになっていて、4つおみくじそれぞれに発表のテーマのイラストが描かれている。

Moto 360はこの6月のGoogle I/OでAndroid Wearと同時にプレビュー版が公開された。その時点では出荷は今年中に行われるということだったが、このイベントが開催されることから考えて、9月前半にも出荷開始となりそうだ。イベントでは長らく噂になっていたMoto X+1のプレビューも見られるだろう(出荷は9月25日らしい)。Moto Gの新モデルも9月10日に出荷されるという噂だ。そういう次第なので、これらすべてが9月4日のイベントで披露されるというのは理にかなっている。

I/Oで手にとったMoto 360は現在のところもっとも期待できるスマートウォッチだ。Android Wear搭載のスマートウォッチはすでにLG G、Samsung Galaxy Liveが出荷されているが、Moto 360は最初の丸型ボディー採用モデルとして注目されている。

9月9日にはAppleのiPhone 6発表という一大イベントが控えているため、Motorolaにはどうしてもその前にイベントを開催せぜるを得ないという事情があった。


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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


Kilobot―1000台のミニロボットが生物のように自己組織化する

ハーバード大学のマッドサイエンティストたちは、とうとう「自己組織化ロボット」の開発に成功した。小さなロボットの大群が生命の細胞のように自ら動いて目的の形をつくる。ロボットが世界を乗っ取るアポカリプスがまた一段と近づいたようだ。

というか、自己組織化できるロボットというコンセプトを実証するモデルだろうか。ともあれ、上のビデオに見られるように、kilobotと名付けられた1000個のミニロボットが一定のパターンを自ら構成していくところは見ものだ。どんなパターンを構成すべきか教えられているのは最初の数個のロボットだけで、他のロボットはその後について動き始める。

このチームが開発した手法は驚くべきものだ。最初の「リーダーロボット」は一組となって赤外線を発光する。他のロボットはその赤外線に引き寄せられてリーダーに向かって動き出す。一定のロボットが集まるとロボット同士が通信して正しい位置に移動する。ロボットが集団になると、赤外線あるいはインターネット電力ネットワークを通じて充電される。

故障したり道に迷ったりしたロボットはそれを仲間に伝えることができる。正常に動作するロボットは故障したロボットを無視して作業を続けることができる。こんな小さいロボットだからまだ安心だが、これが巨大化したらと思うとさすがに少々恐ろしい。

via Spectrum

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Enactive Torchは、視覚障害者に「見る」力を与えるセンサー

新しいタイプのセンサーが、視覚障害者が目の前にあるものを「見る」力になる。 Enactive Torchと呼ばれるそのデバイスは、赤外線信号を発してユーザーに近くの物体を認識させる。腕にはめた小さなブザーが、ドア枠や壁にぶつかりそうになった人に警告を与える。杖の強化版だと思えばよい。

シンシナティ大学のLuis Favela、Tom Froese、Adam Spiersの3名が作った。目標はちょっとしたハイテクを視覚障害者の経験に役立てることだ。白い杖は何百年にわたって使われているが、よりコンパクトなTorchなら、足場の悪い地帯や狭いショッピングモールでも楽に歩き回れる。現在デバイスは少々大きめだが、制作チームは実験を進めてもう少し小さくできることを期待している。感知する範囲は、10 cmから90 cmの間だ。

「研究を進めるうちに、視覚障害のある人達、特に子供たちが、感情的な傷を負っていることがわかった」とFavelaは言う。「小学校に通う子供は、 友達の輪に入りたいものだ。あの大きな白い杖を持っているとそれは難しい。」

Favelaは、実験のために27人の生徒に目隠しをさせて知らない場所へ連れて行った。彼らはこのデバイスを使って足元にあるものを感知しながら、ドアを通過し、壁にぶつかることなく容易に移動することができた。結果のデータは、ワシントンDCで行われたAPA会議で発表した。

「被験者の下した判断を、視覚、杖、Enactive Torchそれぞれを使った場合で比較したところ、有意な差は見られなかった。つまり、彼らは同じ判断をした」とFavelaは言った。「3種類の方式は、機能的に同等だった。人は、視覚を用いても触覚を用いてもほぼ同じ程度の行動を起こすことができる。これには大変驚かされた。」

写真提供:Colleen Kelley(シンシナティ大学)

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StarwoodホテルチェーンがクパチーノのAloftホテルに「ロボット執事」を導入

ロボット最近ではどこにでもいるが、今度はホテルの中を歩きまわるようになった。Starwoodは世界最大のホテルチェーンの一つだが、A.L.Oと名付けられたバトラーならぬ“ボットラー”をクパチーノのAloft Hotelに導入した。

このSavioke製のロボット執事はホテル中を歩きまわり、エレベーターに乗ることもできる。接客係としても裏方としてもでもさまざまな業務をこなせるが、当面の主な役目は客室にアメニティーを届けることにあるようだ。ホテル側はボットラーは「単純な業務を肩代わりすることによって人間の従業員がさらに創造性を要する仕事に携わる時間を増やすことができる」としている。

宿泊客が余分な歯ブラシやタオルが必要になるとホテルの従業員がロボットの荷物コンパートメントに要求されたアイテムを入れる。部屋番号を入力するとロボットは自分で道を探して配達に出かける。

WiFi/4G接続機能を備えたロボットはホテルのエレベーターソフトウェアと接続してエレベーターに乗り込み、センサーでゆくてを感知して人や物との衝突を避ける。

ホテルによれば、Botlrロボットからアイテムを受け取った客は、サービスに満足したときはチップの代わりに#MeetBotlrというハッシュタグでツイートして欲しいそうだ。ロボット執事は現在「研修中」で、実際に接客を始めるのは10月20日の予定。

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Droneにフライトレコーダーを搭載して「ソーシャル化」を実現するFlytrex Live

趣味でドローン、とくにクアッドコプターを飛ばす人はどんどん増えている。そうした人に向けて、飛ばすことに加えて「ソーシャル」な楽しみを提供するプロダクトが登場してきた。名前を「Flytrex Live」という。実際の飛行機のフライトレコーダーのように飛行経路を記録し、かつリアルタイムでインターネットにも繋がる。互いの飛行経路をシェアしたり、あるいは飛行距離などを競うこともできるようになったわけだ。飛行データを通じていろいろと楽しむことができるようになる。

「わたしたちは以前からクアッドコプターを飛ばすことを趣味にしています。楽しみつつ、しかし他の人と一緒に楽しむ方法はないものかと考えてもいたのです。趣味のドローンに“ソーシャル”の要素を持ち込めば、楽しみは何倍にも膨らむのではないかと考えていました」と、Flytrex Liveを共同ファウンダーのAmit Regevとともに開発したYariv Bashは言っている。

まずはよりシンプルな形でスタートしたのだそうだ。すなわち、「Live」版の元となったFlytrex Coreは、インターネットには接続しない方式だった。飛行データをmicro SDに保存する形式だったのだ。

「ファンの集まるサイトでFlytrex Coreを紹介してみました。すると、ぜひともそうしたデータを元に情報をシェアしたり、あるいはある種のチャレンジを行いたいという人が非常に多くいることがわかったのです」とBashは言う。そうしてFlytrex Liveが生まれたのだ。

microSIMスロットに2G GPRSを装着することで、リアルタイムのインターネット接続を実現し、それによりいろいろと面白い機能を実装することができた。

たとえばFlight Channelにて、Googleマップを使って自分の飛行記録をリアルタイムで確認することができる。もちろん、こうしたデータは友人と共有したり、あるいはFacebookのタイムラインに載せることもできる。

Flytrex Liveは、趣味のドローンを「ソーシャル化」するツールである、とBashは定義する。また、飛行データを使って誰が最も遠くまで飛ぶことができるのかといった「チャレンジ」を行うこともできる。こうしたチャレンジのためのリーダーボードも設けられていて、さらにアクティビティに応じた「バッジ」も用意されている。今後はさらに改良を重ね、すべてのドローンで利用できるようにして、データをFlytrexのサイトに集約しつつ、いろいろな楽しみ方を提供していきたいとしている。

もちろん、このFlytrex Liveは実際のフライトレコーダーと同様の使い方をすることもできる。すなわちドローンを見失ってしまったり、あるいは墜落させてしまった際の解析に使うことができるのだ。

Bashの発言を引いておこう。「ドローンが墜落してしまったり、あるいは制御不能になって行方不明になったりすることはあります。Flytrex Liveは、自己原因の分析を行ったり、あるいは見失ってしまったドローンの探索に役立てることもできるでしょう。分析や探査を行うことで、同じような原因でドローンを失い、何千ドルもも失ってしまうことを避けることができるでしょう。GoProやDSLRを載せたドローンをなくしてしまうのは、誰にとっても相当な痛手であると思います」。

(Bashは自転車の盗難防止のためのThe Cricketサービスのファウンダーでもあり、また無人の月着陸宇宙船を飛ばそうとするSpaceILのファウンダーおよび前CEOでもある)

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(翻訳:Maeda, H


Sony、PS4を累計1000万台販売

Sonyはつい先ほどGamescom 2014で、同社がPlayStation 4を昨年の発売以来1000万台販売したと発表した。これは、1000万台のPS4が消費者の手に渡ったという意味であり、ハードウェアの売上台数で時折報じられる出荷数1000万台ではない、とSony Computer Entertainment Europe CEOのJim Ryanが、Gamescomの基調講演で語った。

これは、昨年11月に発売されたばかりの新デバイスとして、注目すべき数字だ。Sonyの平井一夫社長は、会計年度合計で1000万台のPS4を売る計画だと、去る5月に言っており、これは2014年4月から2015年4月の間にその数を売るという意味だ。4月以来すでに300万台以上を販売しており、ホリデー四半期を前にして順調なペースだ。

PS4は、発売わずか6ヵ月で、Sonyに利益を持たらした。PS3は同じ目標達成に3年を要した。Sonyはこの好調な販売によって、ソフトウェアやアクセサリーに頼らずとも利益を上昇させるに違いない。

これに対してMicrosoftが何台のXbox Oneを売ったかを推定するのは難しいが、PS4は、直近四半期には最新Xboxよりおよそ3対1の割合で多く売っており、楽観的に見積もってMicrosoftはSonyの半分程度を売ったと考えられる ― ただし、Kinectを別売りにして、ソフトウェアアップデートとゲーム機本体に集中すれば、Microsoftも一定の基盤を作れるかもしれない。

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Apple、次期iPadには反射防止コーティングを採用か

Appleが新しいiPadの生産を開始した、とBloombergの最新記事が伝えている。次のApple製タブレットは、9.7インチ(iPad Air)と7.9インチ(iPad mini)の2モデルで、新しい反射防止コーティングが施され、明るい場所でも読みやすくなるという。

新しいiPadは、早ければこの四半期末か、昨年のiPad発表と同じ10月には登場するらしい。9.7インチモデルは、すでに製造過程に入っており、7.9インチモデルも年内に発売されるという。記事は、新しいコーティングのために大画面の生産台数が制約を受ける可能性があると書い1ているが、これは驚きではない ― Appleは、新しいハードウェアモデルが製造ラインに入る時、ほぼ間違いなく供給困難に陥いる。

Appleは過去数四半期タブレット販売が停滞しており、新機種の投入はiPadの売上に是が非でも必要なエネルギーを注入するものだ。Bloombergの記事にスペックについて他に新しいことは書かれていないが、両機ともプロセッサーは、9月に発売されるiPhone 6と同じかアップグレード版を塔載すると思われる。

興味深いのは、新しいiPhoneがタブレットの販売に与える影響だ ― もし噂が本当なら(今や信用できる報告が複数ある)、次期iPhoneは大画面になる(4.7インチおよび5.5インチ)。iPadの領分にはまだはるか遠いものの、もし実際に新iPhoneがこのサイズになるとすれば、ユーザーの大画面志向に答えるものであり、停滞するタブレット市場を踏まえると、かつて喜んで複数台持っていた消費者が、1台で済まそうとしていることを示唆しているのかもしれない。

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Skully AR-1は、GPS、HUD塔載のスマートヘルメット

米国におけるオートバイの安全に関するデータはかなり寂しいが、Skullyのチームは、バイクライディングにスリルを求める世界中の人々に、安全レイヤーを追加しようとしている。

Skully AR-1ヘルメットは、CEOのDr. Marcus Wellerの文字通りフィーバードリームから生まれた。彼は一度ならずバイク事故に遭っていた。Wellerが夢で見たヘルメットは、HUD(ヘッドアップディスプレイ)とGPSを塔載し、後方の視界も与えてくれるものだった。夜中に目を覚ました彼は、このヘルメットを1時間かけて探した ― この世に存在することを確信して。

「当時私はオートバイさえ持っていなかったが、このヘルメッノを買うつもりになっていた。そして、自分で作る必要があることに気付いた」とWellerは言った。

数々のセンサー、マイクロプロセッサー、そしてカメラを複雑に組み合わせることによって、AR-1は、HUD、GPSナビ等の情報をライダーの約3メートル前に写し出す。彼らはこれをSynapseプラットフォームと呼ぶ。無段階自動焦点方式によって、ライダーがどこを向いてもGPSは明瞭に見える。

肝心なのは、もちろん、ライダーが路上の他の車すべてに注意を払い、道路標識等に気を散らさないことだ。それを考慮して、チームはライダーの後方を180度展望できるリアビューシステムも開発した。

それは自動車のリアカメラシステムと同じような働き ― ただし、視界はトンネルではなくパノラマ ― HUD画面でGPSのすぐ下に表示される。Wellerによると、これでライダーは、道順を知ると共に、レーン変更時に盲点となる部分を確かめることができる。

ヘルメットは、Bluetooth経由でスマートフォンとつながる。バッテリー寿命は最大9時間で、Weller曰く、それはバイクに(常識的に)乗り続けていられる最大時間だという。

Skullyは、このヘルメットを2013年末に発表し、10万人以上のベータテスト申し込みを受けた。そのコミュニティーを活用すべく、チームは今日(米国時間8/11)、Indiegogoで予約受付を開始した。目標金額は25万ドルだ。

Skully AR-1は、1399ドルでIndiegogoに登場するが(少数の低価格枠もある)、一般販売時には1499ドル近い値段になるとのこと。

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9月9日に発表されるiPhone 6がデバイス・オブ・ザ・イヤー確実なこれだけの理由

Appleは9月9日に大がかかりな製品発表イベントを準備している。これが新しい iPhoneの発表であるのは間違いない。iPhone 5sは前世代の5に対する小改良にとどまったが、iPhone 6(と現在呼ばれている)はiPhone 5sに対して大きなバージョンアップとなるはずだ。 またこのところかなり長期間にわたってフラグシップモデルの投入を控えてきたAppleにとっても極めて重要な製品リリースとなる。

ここ1と月ばかりのリーク情報の氾濫によって、すでにわれわれは新iPhoneについてかなり詳しい情報を得ている。そうした情報によれば、まず4.7インチ・スクリーンのモデルが出荷され、同時にか、あるいはやや遅れて5.5インチ・モデルも販売されるという。5.5インチが遅れるのは製品供給が間に合わないからだという。

iPhoneに大型スクリーン・モデルが投入される影響を軽視すべきではない。Samsungは最近「Appleが今になってやっと大型スクリーンを出した」と揶揄するコマーシャルを作ったが、これはむしろ多くのユーザーが大型ディスプレイを欲しながら、Androidに乗り換えることをせず、Appleがそれを出すまで辛抱強く待っていたことを証拠立てるものだ。

しかも今回の目玉はスクリーンのサイズだけではない。Appleは保護ガラスに新素材を使うと言われている。おそらくサファイアガラスの一種であるらしいが、ひび割れ、傷つきに対して画期的に強いという。Appleはゴリラガラスの採用でパイオニアだったが、現在では多くのライバルが採用するようになっている。さらに強力な新ガラスの投入はAppleに大きな優位性をもたらすだろう。

またカメラも改良されるだろうし、ついにNFCが搭載されるかもしれない。そうなればiPhoneには支払ツールとしても大きな可能性が開けることになる。

Appleは新モデルには既存のファン、乗り換え組を惹きつけるためにCPUなどのパフォーマンスの改良を行ってきた。それに加えて上のような目玉機能も発表されれば、今回のイベントはAppleファンをこれまでで最高に熱狂させるものになるに違いない。現行iPhoneは製品ライフサイクルの終盤にさしかかっているにもかかわらず、力強い売れ行を見せている。今回の新製品が「単に」スクリーンを大型化するだけの改良だと考えるなら、それは大いに観察を誤っている。それにAppleはこれまでもずっと「そしてもう一つ」の驚きを用意してきた。

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この紙は、自らを折り畳んでロボットになる

想像してほしい。平らなシートの束が宇宙に送られ、自らを折り畳んで衛星になったり、崩壊したビルに送り込まれた平面ロボットが、自分自身を組み立てて作業する場面を。そんな未来が十分可能になった。人の手を借りることなく自らを折り畳んで動くロボットが、昨日世界で初めて公開された。

ハーバード大学の大学院生、Sam Feltonは、ハーバード大学SEASおよびMITの仲間と共に、自己折り畳みロボットを作った。複雑な3D形状を作り上げる折り紙からアイデアを得たもので、Science誌で公開されている。

Feltonによると、このロボットは、複合紙および折り畳み可能回路基板で作られ、おもちゃのShrinky Dinks[プラ板]― 加熱されると、縮んで小さく固くなる ― を利用している。これらの材料を使うと、安価なロボットを早く作ることができるが、Felton曰く、将来もっと良い材料を使えば、手の届かない場所で物体を組み立てるのに役立つだろうと言う。

下のビデオでは、平らな1枚の複合紙が、立ち上がってロボットの形になり、ちょこちょこと走っていく姿を見ることができる。このプロジェクトは、未来の挑戦に無限を可能性を与える、興味深いスタートだ。[訳注:1:00付近からロボットが動く]

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グニャグニャしたレゴのようなブロックで、未来のロボットを作る

自らをふくらませたり、おかしな角度に曲がったり、体内のあらゆる方向に液体を流せるバイオメトリクスロボットを想像してほしい。それが、ハーバード大学の研究者たちの作ったものだ。 グニャグニャとしたレゴブロックの中に導管が通ったパーツを使って、ハーバードのチームは、まるで蛇かナメクジのように動くロボットを作り上げた。例えば、導管を閉じるとロボットは膨らんだり動いたりし、開いた管を通じて液体を注入すれば、ロボットの動きをリアルタイムで再構成できる。

George Whitesidesと彼のチームか作ったこのロボットは、一般に販売するにはまだ早い。しかし、3Dプリンターと柔軟性プラスチックを使って安価に作ることが可能で、よくくっつきあうため、グニャグニャしたトランク型ロボットや、ロボットアーム、さらにはグニャグニャ循環システムまで作ることができる。そして、レゴブロックのようにはめたり外したりできるので、システム全体を一瞬にして作り変えられる。

チームは、プロジェクトの内容をAdvanced Materialsという論文誌で発表した。彼らは、ロボットが自ら部品を組み替えて自身を作り替えられる時代を期待している。ちなみに私は、グニャグニャロボットが蔓延することを歓迎したい。

via Adafruit

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Pebble、限定版の新色モデルで「ポップ」をアピール

Pebbleの購入を考えながら、カラーバリエーションが気に入らずに手を出さずにいたという人もいるのかもしれない。そのような人に向けて、Pebbleは限定版の新色モデルをリリースした。新たに登場したカラーはそれぞれFresh Green、Hot Pink、そしてFly Blueだ。

名前からは安っぽい印象を受ける人もいるかもしれないが、実物を見ればそれなりにポップな印象も受ける。Pebbleのアプリケーションストアから、新たな文字盤デザインも登場するようだが、基本的にはこれまでのPebbleと変わりはない。価格もこれまでのプラスチックモデルと同じ150ドルとなっている。

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(翻訳:Maeda, H


速報:AppleのiPhoneイベントは9月9日で事実上確定

Appleは9月9日にiPhoneイベントを準備しているという情報が流れている。Re/Codeの John Paczkowskiによれば、このイベントで次世代のiPhoneがお披露目されるという。9月9日という日付は過去のiPhone発表の流れにも沿う。次世代のiPhoneには大型スクリーン版が加わると報じられてきた。これまでの例では、Appleは発表イベントの直後に予約受付を開始し、1週間から10日後に出荷開始というスケジュールだった。

われわがつかんだ情報によれば、Appleはほぼ間違いなく4.7インチのiPhoneを発表する。5.5インチ版も用意しているはずだが、5.5インチ版の発表はもう少し遅れるかもしれない。デザインに関しては全モデルに金属製筐体が用意されるという噂もある。また気圧、気温、湿度センサー、NFC機能が搭載されてくるかもしれない。

AppleはおそらくこのiPhone 6と同時にiOS 8を一般公開するはずだ。既存のiPhoneのOSのアップデート開始も9月9日になる可能性が高い。iOS 8にiPhone 6の新しいハードウェア専用の機能が含まれているかどうかも判明するだろう。

われわれはAppleに情報の確認を求めている。何か新しい情報が入り次第アップデートする。

アップデート:BloombergWSJも9月9日と報じた。日程はこれで事実上決まったとみていい。

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NFL、試合中のリアルタイム分析にMicrosoft Surfaceを公式採用

NFLの試合中、初めてサイドラインでタブレットやモバイルコンピューティング機器が使用されることになった。来シーズン、コーチや選手は試合中にMicrosoft Surfaceタブレットを使う。これは、4億ドルと言われる、NFLとMicrosoftの間で結ばれた複数年契約の一環だ。

Sideline Viewing Systemは、サイドラインにいるコーチや選手が、相手チームの情報をリアルタイムで得るためのしくみだ。かつては古き良きモノクロ写真が使われていた場面だ。

各チームは、Surfaceタブレットがサイドライン用に13台、コーチズボックスに12台配布される、とSFGateは報じている。

これらのタブレットは、NFL機構が所有し、クローズドなWiFiネットワーク環境で動作する。試合と試合の間には温度調整された鍵付きロッカーに保管され、タブレットのデータが破壊あるいは書き換えられることを防止する。

また、これらのタブレットはインターネットとの接続がなく、ビデオの再生もできない。

このSurface Sideline Viewing Systemによって、選手やコーチは迅速に写真を見られるようになるだけでなく、拡大したり、プレーを説明するための書き込みすることも可能だ。

選手やコーチは、新技術を使うことが必須ではないので、伝統的ポラロイド写真の使用は今後も可能だ ― 超迷信家や機械音痴のために。

Microsoft Surfaceタブレットがフットボールシーズン中に顔を出すのはこれが初めてではない — Fox Sportsのキャスターたちは、以前からハーフタイムレポートやゲーム前のショウ等でSurfaceを使っていた。

しかし、ゲームそのものにとって意味のある技術的進歩にかかわる契約は、これが初めてだ。

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NFL、ウェアラブル・センサーを利用して、さらなるデータスポーツへと進化

NFLがRFID技術を積極的に活用しようという動きを見せつつあるようだ。ゲーム中の選手たちの動きを、より具体的な形でファンやコーチ、あるいはプレイヤー自身に提供しようと動き出しつつあるらしい。2014年シーズン、Zebra Technologiesのトラッキングシステムを採用し、17のスタジアムで情報収集を行うことにしたのだそうだ。情報トラッキング用のデバイスは選手のショルダーパッドの中に埋め込まれる。各選手のポジション、速度、移動距離、移動の際の加速度などの情報が入手できるようになる。

また、個人の動きについてのデータのみでなく、たとえばふたりのプレイヤーの距離などのデータをリアルタイムで取得することもできる。すなわちワイドレシーバーと、その選手をカバーする役割にあるディフェンシブバックの距離も即座にわかるようになっている。たとえばこの情報をテレビで流せば、テレビ観戦がより一層おもしろくなることだろう。もちろんコーチなども本データを活用して戦略を練りなおしたりすることができるはずだ。

今回の例でも示されているように、スポーツはますます「繋がった」(connected)ものとなりつつあるようだ。ビッグデータがプレイの質を変えつつあるという面もあるだろう。どうしても主観の入り込む個人的評価ではなく、センサーによって得られるデータを重視するようになってきている面も多いようだ。こうしたデータを提供することで、「セカンドスクリーン」の世界がより重要なものへと成長していくことになる。またこうしたデータに基づいて、プロフェッショナルスポーツの運動生理学的な研究も進むことになるのだろう。

アメリカンフットボールというのは、常にテックとともに成長してきたという面もある。Zebra Technologiesのセンサー技術がまずアメリカンフットボールに導入されたのも、ある意味で当然だということができよう。他のスポーツにも広がっていくのかどうか、注目していきたい。さらに、こうした「リアル」な情報分析が、多くのファンを抱えるファンタジーフットボールなどのビデオゲームにどのような影響を与えていくことになるのかも楽しみな点だ。

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(翻訳:Maeda, H


EVOは、3Dプリントを利用した究極の多用途自転車

数年に一度、Oregon Manifestは、全米の都市を代表するチームが作った、新しい自転車デザインのアイデアを世に出すためのコンテストを開催する。

今回サンフランシスコから参加するのは、EVO、HUGE Design、4130 Cycle Works、およびPCH InternationalLime Labによる共同製作だ。チームは、新しい3Dメタルプリンティング技術を採用した自転車を設計し、モジュール化されたアクセサリーを追加できる柔軟なシステムを作っている。

このプラグアンドプレイ方式のアクセサリーシステムでは、荷物ラック、ベビーキャリアー、さらにはサーフボードアタッチメント等を、簡単に付けたり外したりできる。その日どこで何をしたいかによって自由に付け替える。クイックコネクト・マウンティングシステムと、対称的なフレーム設計によって、EVOは様々な荷物を、自転車の前後どちらにでもほぼ自由に載せられる。

EVOの継ぎ手は3Dプリントで作られているため、そこに直線パイプをいくつか溶接するだけで非常に簡単に組み立てることができる。フレームの様々な部品を適合させるために必要な時間は大幅に減少する。

ちなみに、これはコンセプトデザインと言うべきものであり、制作にかかる費用は一般消費者の許容範囲を少々越えている。しかし、もしEVOが商品化されるとしても、Oregon Manifestに出品された自転車をデザイナーが実際に作るのは、これが初めてではない。

数年前、IDEOのサンフランシスコ拠点チームが、Faraday Bikeの最初のモデルを作り、Kickstarterのキャンペーンを成功させて、都市型多用途自転車を初めて量産した。

ともあれ上のビデオを見て、Oregon Manifestのウェブサイトお気に入りのデザインに投票するのを忘れずに。投票は8月3日に終了する。

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レビュー:LG G3は超薄型ベゼルがクール、ディスプレイ、カメラも優秀―今年のAndroidのベスト機種

私の最後のLGスマートフォンは2008年のLG Shineで、その後はずっとSamsungを使っていた。しかし今回、LGの新しいフラッグシップ・モデルをテストしてみてまたLGに戻ろうかと思っている。

ビデオレビュー

 

スペック

  • ディスプレイ: 5.5インチ、Quad HD IPS (2560 x 1440, 538ppi)
  • チップセット: Qualcomm Snapdragon™ 801 Quad-Coreプロセッサー、2.5 GHz
  • 接続:Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0 LE (APT-x)、NFC
  • メモリ: 32GB eMMC ROM (24GBまで拡張可能)/ 3GB DDR3 RAM / microSD(2TBまでサポート)
  • 価格:598ドル(キャリヤ契約なし)

仕様の詳細はこちら

プラス:

  • 美しいディスプレイ
  • デザイン全般
  • 高性能カメラ
  • バッテリー駆動時間

マイナス:

  • 過熱する
  • 筐体裏側がすべりやすい

Design

超薄型ベゼルに囲まれた5.5インチ・ディスプレイは見とれてしまうほど美しい。前のモデルに比べて角はやや丸められており、裏側や少しカーブしている。全体にスマートなデザインだが、材質はプラティック(ポリカーボネート)だ。

LG3は大型だが、最近では5.5インチは普通のサイズだ。重量は149.8gで、背面のカーブのおかげで私の手にはぴったりだ(もっとも私の手はかなり大きい)。しかし女性など手の小さいユーザーの場合、片手で保持するのは苦しいかもしれない。特に背面が滑りやすいので注意が必要だ。

カラーバリエーションは、黒、金、白、紫、赤だ。

パフォーマンス

Quad HDディスプレイの採用で表示の速度が低下しているのではないという懸念があったが、2.5GHz Snapdragon 801と3GBの RAMは他のフラッグシップ機と同等のパフォーマンスを見せた。

G3はゲームなどでハードに使うと過熱ぎみになることがある。何人かのユーザーが過熱問題を報告しているが、個体差かどうかまだはっきりしない。GmailやChromeなど普通に使っているかぎり過熱することはない。

G3のりあカメラは1300万画素で、Optical Image Stabilizer Plusという手ぶれ補正システムを組み込んでいる。UIはシンプルで使いやすい。このカメラは赤外線レーザーをAFの補助に用いるため、暗いところでもAFが速い。

カメラの能力はすばらしい。暗い場所でもディテールが豊富でノイズも少ない。ただ照明のぐあいによって色味が薄く写るように感じることがある。4Kビデオも撮影できるが、4Kテレビを持っていなくては意味がない。

210万画素のフロントカメラ(LGは自撮りカメラと呼んでいる)には「ビューティー・フィルター」が組み込まれていて肌を明るく滑らかに写す。しかしその効果が強すぎてやや不自然な場合もある。自撮りするときに手を写し込んで、拳を握るとシャッターが切れるというおもしろい機能もある。

機能

SamsungのTouchWizを4年使ってきて、メーカーのスキンではない本来のクリーンなAndroidユーザーインタフェースを使いたいものだとずっと思っていた。しかしG3のスキンは控えめで軽量で好感が持てる。ただし、たいていのAndroidスマートフォンと同様、設定画面わかりにくい。キーボードベストはいえない。キーボードの高さを調節できるのは好むユーザーもいるだろう。

【中略】

ディスプレイ

最近のスマートフォンは能力に問題があるということはまずないので、選択の基準はデザインやなにか突出した能力があるかどうかという点にかかってくる。G3が誇るは2560x 1440(534ピクセル/インチ)のQuad HD LCDディスプレイだ。 この高解像度ディレクターは確かにすばらしいが、正直なところ、他のフラッグシップ機のディスプレイとの差は並べて比べてみないと気づかない。また見る角度によって色が薄れることがある。

バッテリー

私は今週G3をゲーム、メッセージ、ウェブ閲覧などで大いにハードに使ったが、バッテリーが20%以下になるのは8時間から9時間後だった。通常の使い方なら3000mAhのバッテリーはほぼ1日もつだろう。

結論

前に持っていたLG Shineから相当に間が空いてしまったのでどういうモデルか事前に予想がつかなかったが、G3はうれしい驚きだった。長所は数多く、短所はほとんどない。カメラとディスプレイはすばらしい。超薄型ベゼルのデザインもクールだ。今年発表されたAndroidスマートフォンの中で間違いなくベストだと感じた。LG G3に乗り換えて損した思うことはないと保証できる。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


視力に応じて自動的に表示を調節するMITのテクノロジーで老眼鏡がいらなくなる

MIT〔マサチューセッツ工科大学〕の研究者グループはカリフォルニア大学バークレー校と協力して、ユーザーの視力に合わせて自動的に表示を調整するテクノロジーを開発中だ。これが実用化されれば、たとえば、老眼鏡をかけなくてもスマートフォンやカーナビの表示が読めるようになる。

この視度対応ディスプレイには裸眼3Dテクノロジーが応用されている。ただし3D表示とは異なり、左右の目に対して異なる像を表示するのではなく、それぞれの瞳孔の異なる部分に向けて少しずつ異なる像を表示する。これによって水晶体の焦点距離が補正され、網膜に正しい像が結ばれるようになる。その代償として解像度が若干低下するがこれはさほど大きなものではない。しかし、瞳孔の特定部分に光を送るために微細なピンホールを利用しているため表示の明るさは大幅に低下する。そういう難点はあるものの、十分に商用化可能なテクノロジーだ。

このディスプレイの用途についてMITのチームは、主として遠視として現れる加齢に伴う視力低下の補正に特に有効だろうとしている。2焦点、あるいは多焦点レンズのメガネをかけないとカーナビが読めない老眼の人々に、そういうわずらしいメガネがいらなくなるわけだ。

このテクノロジーがKindleのようなタブレットに組み込まれたら素晴らしいだろう。私自身もいずれ2焦点メガネが必要になるはずなので、それまでにこのディスプレイが実用化されていることを切に願うものだ。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


LEGOにRFコントロールを追加するSBrick

Lego(LEGOと書かないと気持ちが悪いという人もいるかもしれない)は面白い。マインドストーム(Mindstorms)がさらに新しい楽しみ方をもたらしてくれている。ところでさらにその先はあるのだろうか。まさに「その先」を狙うのがSmartBrick(SBrick)だ。これまでのLegoブロックと組み合わせて使えば、モーターやライトを細かく制御することができるようになる。Mindstormsと同様の部分もあるが、サイズが非常にコンパクトにまとめられていて、見えない場所に配置することもできる。Bluetooth LTEに対応しており、スマートフォンからの制御も可能だ。

さらにこのSBrickはRFコントロールにも対応している。いってみればRF版マインドストーム互換ブロックといった感じだ。プログラムで制御できる機能も増えており、マインドストーム利用者なら誰でも触ってみたくなることだろう。


製作したのはハンガリーのデザイナーおよびプログラマ集団だ。現在はkickstarterにて6万ポンドのキャンペーンを展開中だ。二週間弱のキャンペーン期間を残し、現在のところは4万2000ポンドを集めている。

「もっとLEGOを楽しみたいと思ったのです。私達はリモート制御技術に強みを持っているのですが、これをLEGOと組み合わせれば、非常に面白いプロダクトができあがると考えたのです」と、共同ファウンダーのLénárd Pásztorは述べている。「LEGOにリモートコントロール機能を備えるというのは非常に面白いことだと思うのです。LEGO社すら赤外線通信しか実装していないのが不思議ですが、それならば作ってしまおうと考えたのです」。

本プロダクトはLego社とはなんの関係もなく提供されているものだ。すなわち最悪の場合、訴訟沙汰に巻き込まれる可能性もある。しかしそうした心配はとりあえず脇におき、SBrickとしては各種アプリケーションを開発してシェアしていきたいとも考えているそうだ。スマートフォンをハンドル風にもジョイスティック風にも使ってコントロールすることができ、たとえば自動車と戦車を全く違った風に操縦することもできる。

「LEGOコミュニティからも大いに関心をもってもらっているようです。LEGOが大好きだという人は多く、LEGOをより面白くするツールとして、私達のプロダクトにも興味を持ってもらっているようです。多くの方から賞賛のお手紙を頂いたりもしています」とLénárdは述べている。Lego社が何かしらの対応をとるつもりかどうかは今のところわからない。いずれにせよミサイルを発射できたりするRF戦車が作れるのは楽しそうだ。我が物顔に部屋でくつろぐ猫と対戦することもできるかもしれない。

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(翻訳:Maeda, H