Pelotonは過去数年間、両社と険悪な仲だった。Icon Health and Fitnessという社名だったころのiFitを特許侵害で訴訟したし、逆に訴えられたこともある。Pelotonは Echelonを2019年にも訴訟しており、そのときは「Peloton Bikeのユーザー体験を模倣した」などが訴因だった。
Peloton Guideの495ドル(約5万5900円)という価格は、同社の最も安い製品であったBikeよりもさらに1000ドル(約11万3000円)安い。その理由の1つには、この製品が最も包括的でないということが少なからず貢献している。この価格で手に入るのは、Guide本体(テレビに接続するカメラシステム)、心拍数バンド、そしてリモコンだ。その他の筋力トレーニングに必要な器具は、ユーザーが用意することになっている。これは同社が資料の中でプラスとして説明していることで「メンバーは自分の器具やウェイト、アクセサリーを使うことができ、筋トレ体験を始めるのにかさばる装置は必要ありません」と記している。つまり、BYOW(Bring Your Own Weight=マイダンベル持参されたし)。
Spotify(スポティファイ)はPeloton(ペロトン)と提携し、ストリーミングサービスの「Workout Hub」内に「Curated by Peloton」という専用コーナーを新たに開設する。本日からSpotifyのユーザーは、Pelotonのインストラクターによる7つのローテーションプレイリストにアクセスできるようになる。そのプレイリストには「Running by Peloton」「Tunde Oyeneyin’s Playlist(トゥンデ・オイネインズ・プレイリスト)」「Strength by Peloton」などがある。この厳選されたプレイリストは、ワークアウトクラスで使用されている曲をユーザーに紹介するものだ。
また、Spotifyは、Pelotonのインストラクターの音楽の好みが自分と合うかどうかを知るための新しいクイズ「Find Your Instructor(ファインド・ユア・インストラクター)」を開始した。このクイズでは、ユーザーにいくつかの質問をするとともに、ユーザーのリスニング行動を調べて、最も相性の良いインストラクターを見つけることができる。
また、Pelotonは、このパートナーシップを記念して「Today’s Top Hits」「Door Knockers」「Lofi Beats」「Indigo」「Baila Reggaeton」など、Spotifyの人気プレイリストの曲を使った11のクラスを開催する。
また、Fitness+は、俳優であり障害者支援者でもあるMarilee Talkington(マリーリートーキントン)氏による、音声による没入型ウォーキング体験であるTime to Walkシリーズの新しいエピソードを紹介している。このエピソードでは、期待を裏切ることや、他の人が同じことをするのをどのように助けているかについて語っています。
Appleは、2021年12月14日にFitness+の提供を開始し、以来、Peloton(ペロトン)をはじめとする他のサブスクリプション型フィットネスサービスとの競争に取り組んできた。Fitness+は、月額9.99ドル(約1100円)の独立したサブスクリプション、または月額29.95ドル(約3400円)のApple One Premier(アップルワンプレミア)プランの一部として利用できる。このプランでは、Apple Music、Apple TV+、Apple Arcade、Apple News+、そして2TBのストレージを備えたiCloud+へのアクセスが可能だ。
これらの機能は、watchOS 8に搭載される刷新されたBreatheアプリ、新しいウォッチフェイス、メッセージや写真のアップデートなど、Appleが追加した機能に加わる。Appleはさらに、Watchシリーズの新製品として、より大きなRetinaディスプレイ、インターフェースの再設計、新しいウォッチフェイスとカラー、より優れた充電機能などを備えたApple Watch Series 7を発表した。
Pen Test Partnersのセキュリティ研究者Jan Masters(ヤン・マスターズ)氏は、Pelotonの漏洩したAPIの調査の一環として、このメタデータの漏洩を発見した。TechCrunchは、ニューヨークオフィスのGPS座標が入ったプロフィール写真をアップロードし、サーバー上にあるファイルのメタデータをチェックすることでバグを確認した。
CPSCの会長代理Robert S. Adler(ロバート・S・アドラー)氏は「CPSCとPelotonがPelotonの製品Tread+とTreadからユーザーを守ることで合意に至り、うれしく思います。委員会が5月5月朝に投票で受け入れを決定した合意では、米国ですぐさまTread+とTreadの販売と納入を停止し、トレッドミル返品を望む消費者に購入代金を全額返金することをPelotonに求めています。CPSCとPelotonの合意は数週間にわたる密な話し合いの結果であり、Pelotonと消費者にとって最善の益となると私は確信しています」。
Bike Bootcampのようなプログラムは、重量挙げのようなものを加えて複雑なものになっている。今回の実装は、GymKitの導入に関するサードパーティのガイドラインに沿っていない可能性が高い。Pelotonのオーナーにとってより大きな問題は、GymKitがPelotonの標準的なバイクとBike+を区別する主な要素だったことだ。この2つの製品には500ドル(約5万4000円)の価格差がある。
Prime Bikeは、前輪でのエクササイズ負荷の数段階調整など、Pelotonのものに搭載されているほぼすべての機能を備える。トゥークリップの代わりにPrime Bikeはライダーの足をペダルに固定するのにストラップを使っている。ただ、Pelotonのバイクが重さ135ポンド(約61kg)なのに対して、Prime Bikeは80ポンド(約36kg)しかなく、Pelotonのものほどしっかり、そしてがっしりしていないことが予想される。
Prime Bikeにないものとしてはスクリーンが挙げられるが、これはタブレット端末ですぐに解決できる。Pelotonはアプリを通じてクラスを提供しているため、Prime Bike購入者はPelotonのサービス、あるいはPelotonのものにかなり似ているEchelonのサービスを利用できる。