私は何年も前にAnchorを卒業したが、このアプリはポッドキャストというすばらしい新世界への第一歩を踏み出そうとしている人たちに、多くのものを提供してくれる。Spotifyが現在所有するこのプラットフォームはバージョン2.0のアップデートによって、リモートポッドキャスティング機能「Record With Friends」を拡張すると発表した。
もうひとつ、マイク用のウィンドスクリーンを買っておくことを強く勧める。上の写真でLyraにクリップで取り付けてあるのはEJT Upgraded Microphone Pop Filterだ。サイドに幅を調整できる万力タイプのグリップがあり、さまざまなマイクに取り付けることができる。10ドル(約1100円)以下の買い物だが安いウィンドスクリーンでも音質に大きな違いが出る。ポッドキャストを編集してみれば、不愉快な息継ぎ音や風音を除く手間が格段に減っていることに驚くはずだ。
リスナーはAlexaに「Start My Free Luminary Trial」(ルミナリーの無料トライアルを始めて)と呼びかけることで、Luminary Premiumへの1カ月の無料アクセスができるようになる。あるいは「Alexa, Subscribe to Luminary」(アレクサ、ルミナリーを申し込んで)と言えば米国内で月額7.99ドル(約880円)のサブスクリプションをスタートできる。
Luminaryがデビューしたのは今年の初めだが、すでにそのサブスクビジネスは1億ドル近い投資を得ている。しかし、「無料で広告入りの一般公開番組をLuminaryの有料サービスに惹き寄せるための餌として使っている」と怒っているポッドキャスト制作者も多い。またLuminaryは、完全で正確なアナリティクスをポッドキャストの発行者に送っていなかった(これは後日改めた)。また、大手メディアの一部は番組の取り下げを求めた。具体的には、SpotifyのGimletとParcast、The New York TimesのThe Daily、The Joe Rogan Experience、Endeavour Audio、PodcastOne、Barstool Sportsなどだ。
ちょうどAmazon(アマゾン)も、Alexaデバイスでのポッドキャスト聴取に投資を増やしている。り同社は先週、Echoデバイス上のAppleとSpotifyのサポートを加えたのだ。さらに今では、ユーザーは自分のデフォルトのポッドキャストサービスを指定できる。Luminaryのユーザーは、そんなデバイス内蔵の便利さを享受できない。代わりにユーザーは「Alexa, Open Luminary」(ルミナリーを開いて)と言う必要がある。
Spotifyは、ヘイトスピーチをモニターするために、以下の人権団体と協力している: The Southern Poverty Law Center, The Anti-Defamation League, Color Of Change, Showing Up for Racial Justice(SURJ), GLAAD, Muslim Advocates, International Network Against Cyber Hate。またモニタリングツールSpotify AudioWatchを内製して、ユーザーがヘイトコンテンツにマークをつけるよう、求めている。
多くのファウンダーが陥る落とし穴は、調達時期の会社の状態を水増しすることだ。これに陥ってはならない。透明性は資金調達の鍵だ。Hirschhornが言うように、「VCたちは互いに話し合っている。Sand Hill はすべてを知っている」。だから何よりも透明性を保ち、VCには今自分たちがどこにいて、これからどう進んでいくのかを知らせることだ。
昨年10月、GoogleはGoogle Playでポッドキャストをサポートする計画を発表した。この機能の一般公開の準備が整ったようだ。一部のユーザーはすでにGoogle Play MusicにPodcastsというセクションが現れたのを見ている。表示される位置はGoogle Play Musicアプリの左側のナビゲーション・メニュー内で、トップ・チャート、新着、ミュージック・ライブラリの下となる。
実際に利用した少数のユーザーの報告によると、ポッドキャストは他のGoogle Play Musicアプリとよく似たデザインだという。レイアウトはカード方式でカラー・テーマはオレンジを基調としている。Android Policeブログがユーザーの証言を報じているが、それによると、ポッドキャストのページには掲載アーティストのアルバム・アートやクリックすると再生が始まるPlayボタンが表示される。フォローや共有など他の機能も揃っている。