6秒動画のVine、ウェブへの埋め込みをサポート。FacebookやTwitterへの共有機能も拡充

Vineファンの方は既にご存知だろうが、Twitter社の運営するVineが、小さな、しかしかなり重要なアップデートを行った。作成したビデオをウェブに埋め込むことができるようになったのだ。埋め込みにあたっては二つのスタイルから好きな方を選ぶことができる(SimpleというものとPostcardというスタイルが選べる)。埋め込みリンクの生成はモバイルデバイス上から直接行うこともできるし、Vine.coのページで行うこともできる。

モバイルデバイス上で埋め込み機能を可能にするにはiTunes App Storeから最新版をダウンロードする必要がある。ご存知だろうが、Android版Vineはまだ存在しない。iOSデバイス上で埋め込み用リンクを取得するには、右下にある「more」ボタン(「…」のような表示のボタン)をクリックする。そして「Share Post」を選択して、そこに表示される「Embed」を選べばOKだ。コードが表示されるので、これをコピーするかメールで送って利用することができる。

埋め込み時に「Simple」を選ぶとVineのビデオのみが埋め込まれることになる。「Postcard」を選択すると、ビデオの上に撮影者名と日付が表示されるようになる。あわせてビデオに付した説明が下部に表示される。サイズは320px、480px、あるいは600pxから選ぶようになっている。

また、今回のアップデートによりFacebookおよびTwitterでシェアする機能も拡張された。自分の投稿した動画はもちろん、人の投稿した動画でも「Share」画面からTwitterやFacebookで共有することができる。但し、何度も重ねて共有することはできないようになっている。

「Vineを始めたとき、利用者の方々からの投稿を、人びと、風景、着想、ないし何かしらのモノを移すための『窓』であると位置づけていました」とVineのGMであるDom Hofmannは語る。「今回のアップデートにより、さまざまな場所からこの『窓』を覗きこむことができるようになったのです」とのこと。

何度か記事にも示しているが、Vineは大手ブランドからの引き合いも多くなっているようだ。新しい機能を紹介するブログ記事の中で、Vineを利用しているMLBCBS、およびUSA Todayなどにも言及している。少し前には映画ウルヴァリンが従来型の予告編映画を公開する前に、Vine上で「トゥイーザー」を流すという出来事もあった。最近の記事によれば、他にもGE、Urban Outfitters、Lucky Mag、Neiman Marcus、Walgreenなど、多くの企業がVineを使い始めているようだ。

最新版のVineはこちらからダウンロードすることができる。

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(翻訳:Maeda, H)


運転中の車の状態データをiPhoneに表示する小さなハードウェア+アプリDash

ぼくは自分のちいさくてかわいいMazdaを愛しているけど、でもそれが動く仕組みに関してはいまだに完全に無知だ。これまで、それで困ったことは一度もないけど(パソコンや携帯電話のことなら気になるが)、今日(米国時間3/29)Kickstarterに登場した、ボストンの小さなチームプロジェクトを見ると、あらためて自分の車のボンネットの下で何が起きているのか、気になってくる。簡単に言うと、Dashと呼ばれるこのハードウェアプロダクト+iPhoneアプリは、車の診断用ポート(On-Board Diagnostics(OBD) port) に接続してBluetooth 4.0でiPhoneとコミュニケーションする。そして、車の状態をリアルタイムで教えてくれる。〔*: ‘Dash’ブランドはいろいろあるけど、これはまったくの新顔。〕

そんなの、前からある、って?

たしかにこのポートにつないで使うアプリやサービスは、このところ多い*。Carvoyantは車のディーラーさんと契約してその常時onの調査診断ガジェットを今年から幅広く売っている。Y Combinator出身のAutomaticもコンセプトは同様だが、iPhoneアプリのインタフェイスのかっこよさで人気になった。Dashは若干後者に近いが、やることは基本的にどれも同じだ。ふだんは目にすることのないいろんなデータを、アプリの画面にビジュアルに表示して、ユーザの運転経験をモアベターにしてくれるのだ。〔*: 自作も可能。〕

お値段も同じく69ドルだから、Dashは要するに、Automaticを超小型にしたような製品、と言えばいいのか? でも、人気先行気味のようなカリフォルニアのスタートアップのあの製品と、このDashとでは、小さな違いがいくつかある。それらをどう評価するかで、あなたのDash観も決まってくるだろう。

燃料の使用量、車の各部の健康状態、地図上の現在位置表示、といった機能のほかに、Dashではユーザのスマートフォンが第二の計器板のようになり、現在の速度、エンジン回転数、燃料残量などを表示する。その基本的な考え方は、運転者自身が環境特性の良い運転状態を自分で見つけることだが、でも最新の車には運転中に燃料効率を教えてくれる、いわゆるエコ機能がある。でも、合衆国の車は1996年という昔からODBポートがあるから、Dashのこの機能をありがたく感じるドライバーはとっても多いはずだ。

ちょっとだけ老婆心: 車の速度計やタコメーターがおかしくなってるから、Dashで代用したい、という人は、そっちを修理するのが先!

こういう車のデータでソーシャルしたいという人向けに、データはすべて自動的にそのユーザのDashのアカウントにアップロードされる。それらを友だちと比べて、より良き運転をお互いに模索するとか、好きなことができる(幸か不幸かデータを…模範的安全運転等へと…偽造することはできない)。またDashのiPhone上の表示を車載ビデオにオーバレイ録画することもできるから、それを共有するのも楽しいかも。

iPhoneを自分の車の延長のようにしたい、と願っている人から見ると、Dashの現状はまだまだ未熟だ。本稿をぼくが書いている時点でKickstarterの資金提供約束額は15000ドルを超えている。締め切りの5月11よりも前に目標の75万ドルに達するかもしれない。そして目標額を達成したら、製品の発売は今年の6月を予定している。夏のドライブ旅行シーズンの直前だ。ただしAutomaticと同じく、アプリのAndroidバージョンが提供されるのは今年の終わりごろだ*。〔*: Android向けの同種製品は、すでにたくさんある。たとえばこのページ上。原文のコメントでも各種紹介あり。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


企業用3Dプリンタが2016年には2000ドルを切るという調査報告,しかし低価格化だけで採用動機は育たない

3Dプリントはまだ幼児期だが、今や誰もが言うように、その将来性は大きい。家庭でも企業でも3Dプリントが使われるようになり、新しい時代が切り開かれるだろう。それと共に、価格も下がる。そこで調査会社のGartnerの予言では、企業が使うような3Dプリンタ(ブルックリンのヒッピーたちが作ったのではないやつ)のお値段は2016年に2000ドルを切るという。

この調査報告は、3Dテクノロジの採用と進歩が今後も続くことによって、価格が下がる、と想定している。それは今や、誰にでも言えそうなことだが、なにしろそれは、歓迎すべき未来からのささやき声だ。

3Dプリントの今の費用では、使えるのはお金持ちのホビイストや経営順調な中小企業ぐらいだ。たとえば世の中のお父さんたちは、子どもと一緒にゲームのピースをプリントすることができない。またプロ用の3Dプリンタも、今の平均的な中小企業が古ぼけたHP OfficeJetの横のスペースを与えられるほどに安くはない。

しかし報告書はさらに続けて、新しいテクノロジはつねに、“ニッチの採用から広範な受容へと移行していく。プリンタの低価格化と、それによって実現する経費や時間の節約、能力の拡大、スピードの向上などがそれに拍車をかける”、と書いている。

Gartnerの調査部長 Pete Basiliereは、“企業は製品技術の進歩を絶えずチェックして、自社に有利に採用できるタイミングを他社にさきがけていち早くつかむ必要がある”、と声明文の中で言っている。“3Dプリントは人びとの能力を高めるルールであり、すでに途上国の生活や生産に貢献し、災害の罹災地を助け、製造〜物作りの民主化を促進している”。

現状では、3Dプリンタを導入できる中小企業でも、その利用価値に気づいていないところが多いだろう。3Dプリントはしかし、新しい使い方の多産およびそれらの普及とともに伸びていく。3Dプリントを経営に活かす知識が普及していないから、中小企業の多くにまだそのニーズがないのだ。

だから、現時点では低価格化だけが3Dプリントの普及の鍵ではない。一種の、エコシステムが必要だ。たとえば、プロ級のデザイナーがデザインを一般消費者や企業に売るマーケットプレースも必要だ。Thingiverseのようなものがあるだけでは、不十分だ。また、3Dプリント関連の地域の商業者や修理ショップも必要だ。低価格化によって小学校の教室などに入っていくことも必要だが、その前にやはり、知識と情報の広まりにより、多くの人に欲求やあこがれが芽生えることが先決だ。そして、それが未来を作っていく。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


jQuery 2.0がWindows Storeアプリケーションを完全サポートできるため部分的に改作

人気の高いJavaScriptライブラリjQueryの次期バージョン(2.0)はInternet Explorer 6, 7, 8のサポートをやめるが、Microsoftは今でも強気で、デベロッパたちに、jQuery 2.0とHTML5による“jQueryベースのWindows Storeアプリケーションのニューウェーブ”を作ってもらうつもりでいる。

今日(米国時間3/29)のMicrosoftの発表によると、同社のオープンソース系子会社Microsoft Open TechnologiesappendToのJavaScriptエキスパートたちが、jQueryのコミュニティと協力して、その次期バージョンがWindows Storeアプリケーションを完全にサポートするための作業を行った。

デベロッパたちは当然すでにWindows Store/MetroアプリケーションをjQueryを使って作っているが、しかしこの協力によって、jQuery 2.0ベースのWindows Storeアプリケーションを開発することがより円滑、安全、そしてより効率化される。

appendToのサポート担当ディレクターJonathan Sampsonが今日の発表声明の中で、jQueryはつねにWindows Storeアプリケーションのための言語の基準を満たしていたが、しかし、“Windows 8はHTML5の開発環境中にWinRTのAPIをすべて露出するので、新しいセキュリティモデルが持ち込まれ、そのためWindows Storeアプリケーションのコンテキストにおいては、一部のコードとjQueryの一般的な慣行が安全でないとマークされる。AppendToはjQueryのコアの一部の検討と書き換えを行い、Windowsのセキュリティモデルとの互換性を確保した。また、今後代替パターンが必要になると思われる重要な部分も同定した”、と語っている。

Microsoftはこれを、Windows 8のローンチの準備作業の一環であると強調しているが、しかし多くのデベロッパは自分たちのWeb開発のスキルをWindows 8やWindows RTのデスクトップアプリケーションの開発にも応用できるのか、不安を抱いている。ただしデベロッパたちは今すでに、ほかにも数多くあるオープンソースのJavaScriptフレームワーク、backbone.jsKnockout.JSYUIなどなどを使うこともできるのだ。

jQuery Foundationの理事長Deve Methvinは今日の声明文の中で、同団体としてもMicrosoftとの協働には関心を持っている、と述べている。“jQuery 2.0が使える環境が新たに増えることは、jQueryのコミュニティにとって欣快である。HTMLとJavaScriptのデベロッパは、自分たちのjQueryの知識を利用してどのような開発課題でも効率化したいと願っている。jQuery 2.0はそんな彼らに、Windows 8 Storeのアプリケーションでもそれができる能力を与える。そのために行われたjQuery 2.0のパッチと試験に関してはappendToに、そしてその技術サポートに関してはMS Open Techに、感謝申し上げたい”。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


AdobeのBlankは何も(スペースさえも)表示しないオープンソースの代替フォント

Adobeが今日(米国時間3/29)ローンチしたAdobe BlankはオープンソースのOpenTypeフォントだが、それは見た目には文字も図形もスペースすらもない、単なる“無”だ。というかそれは、作者のKen Lundeの説明によると、あらゆるUnicode文字を“スペースもマークもないグリフ”として描く。

これはまるで、数日早すぎる、しかもへたくそなエイプリルフールのジョークみたいで、HackerNewsではだじゃれネタにもなっていたが、でも実際にはこれはWebデベロッパにとってかなり便利なツールなのだ。

Lundeは、誰にも見えないフォントを使う理由は二つある、と言う:

  • 目的のフォントが描かれるまで一時的にこのフォントを指定しておき、OSやアプリケーションが勝手に自分の代替フォントを使うのを防ぐ。
  • 上とも関連するが、このフォントを使ってWebのフォントが実際にロードされていることをあらかじめ検出できる。それにより、CSSの制約を克服できるかもしれない。

この、“無”のフォントをとりあえず使っておかないと、Webからの実物フォントが実際にロードされるまでの間、OSやブラウザの、デフォルトフォントが表示されてしまう。今はデザイナーの多くがHelveticaのようなありふれたローカルフォントに代えて、差別化のために独自のフォントを指定することが多いから、それらに切り替わる間、ユーザは目障りな代替文字を見せられることが多い。しかしBlankは極端に小さいからすぐにロードされ、ユーザが代替フォントを見せられる間がない。

Lundeの言う第二のユースケース…デベロッパがWebフォントのロードを検出できる…は、明らかにハックだが、Adobe自身がそのコードエディタBracketsの拡張機能Edge Web Fontsでこのトリックを使っている。ほかのデベロッパたちはもっと多様な用途を見つけるだろう。

このフォントは今SourceForgeからダウンロードできる。もうすぐGitHubにも載るはずだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


OUYAのCEO Julie Uhrmanがそのインタフェイスと初期に出揃うゲームを明かす

今日(米国時間3/28)は、OUYAにとって重要な日だ。この、Kickstarterで資金と支援者を集めた、AndroidをOSとするゲーム専用機は、6月4日に99ドルで発売されると発表された(ちょっと前にリークはあったが)。そして今宵はサンフランシスコで、発表パーティーが行われるのだ。

実は昨日本誌は、ファウンダでCEOのJulie Uhrmanに会って取材をした。彼女はハードウェアの最終的な姿とそのインタフェイスについて、簡潔に説明した。ぼく自身がいちばん感じることは、そのYves Beharがデザインしたハードウェアは、価格が安いにもかかわらず、ルックスがすてきなことだ。またインタフェイスについては、徹底して使いやすさにこだわっていることに感銘を覚える。OUYAはハードコアのゲーマーがターゲットではないから、シンプルであることがきわめて重要だ。しかも多様なゲームを提供することによって客層を広げることも、同じく重要だ。

Uhrmanは、“OUYAは最後に残ったクローズドなプラットホームであるテレビをオープンにした”、という言い方をする。

[初期画面]

いちばんすごいと思うのは、9か月前にはOUYAはアイデアがあっただけだ、という点だ。今のOUYAは彼女の最初のアイデアにどれだけ近いか、と尋ねると、“意外だけど、とっても近い。何が欲しいのか、最初から分かっていたから”、というお答えだ。

しかし成功の鍵はあくまでもゲーム機ではなくゲームにある。OUYAのゲーム制作者として登録しているデベロッパはすでに8000を超えており、その中にはSquare Enix, Inc.、Double Fine Productions、Tripwire Interactive、Vlambeer、Phil FishのPolytron Corporation、Kim SwiftのAirtight Gamesなどの顔ぶれもいる。ゲームの方の顔ぶれは、ビデオを見るとやや分かる。Uhrman自身が今はまっているのは、Stalagfightだそうだ。このゲームは収益化の新しい形も示しており、ユーザが実感した価値に応じた額を払う。OUYAのゲームは無料で遊べることが必須の条件だが、それ以外では収益化の方法はパブリッシャーやデベロッパの自由だ。

[Final Fantasy]

Uhrmanは、OUYA 2を来年出す、と確言した。彼女によるとOUYAのリリースサイクルはゲーム専用機よりも携帯電話のそれに近いものになる。ただし、不必要なものをどんどん加えて高価なハードウェアにするようなことは、しない。“適切で配慮に富んだリリースサイクルを守っていく”、ということだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


MicrosoftのWorldWide TelescopeはNASAのデータによる全宇宙の地図

Microsoft Researchの人たちが壮大な宇宙の地図を作っている。そのために利用しているのは、NASAのHubble Space Telescopeをはじめ、世界中の天文台(の望遠鏡)から集めたデータや写真だ。彼らはそれを、The WorldWide Telescopeと呼んでいる。

銀河系宇宙にはおよそ3000億の星があり、宇宙にはそれとほぼ同じ数の銀河がある(欲しければ一つでも二つでもあげるよ)。WorldWide Telescopeでは、科学者とデベロッパが宇宙の詳細な3D画像を一つ一つ組み上げ、ユーザは人間に今分かっているどんな惑星や恒星や銀河のそばでも飛んでいける。一枚の画像で全宇宙を見ることもでき、それを見れば自分たちが無に等しい存在だと悟れる。

しかしWorldWide Telescopeは天文学ファンや物理学マニアのための探検ツールでは終わらない。プログラムディレクターのDan Fayは、NASAがこれを研究ツールとして利用し、また小学校から大学まですべての学校の児童生徒学生たちの教材にもなることを望んでいる。操作はタッチスクリーンやデスクトップで行うが、とてもシンプルな操作インタフェイスだ。2つのボタンにさわってから、ピンチしてズームすると、宇宙旅行が始まる。モバイルへの実装も、予定されている。

APIも提供されるので、デベロッパは独自のツアーやレッスンを作れる。銀河系宇宙の星雲観光旅行をやってみたが、なにしろ綺麗だ。レッスンは、太陽系宇宙のすべての惑星のそばを飛行する簡単なものから、宇宙最深部の写真を分析する高難度なものもある。また、ふつうの可視光線のほかに、赤外線やX線などいろんな波長の光で宇宙を見ることもできる。

デモを見たあとぼくは、2018年立ち上げ予定のJames Webb Space Telescopeのスケールモデルで宇宙ツアーをやってみた。Hubbleの100倍という高性能な望遠鏡で、大きさも7倍だ。反射鏡の直径は21フィート、数多くの計器類もついている。

NASAは生成期の星のまわりにある宇宙塵雲を赤外線装置を使って透視できたら、星の誕生の様子が分かるだけでなく、望遠鏡の視界もこれまでよりずっと遠方になり、今まで分からなかったことも分かるようになる、と期待している。太陽系の外部に、水蒸気を検出することもできるから、水があるところには生命が見つかる可能性もある。

今日は、圧倒されてしまった。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Delicious、「ソーシャル」強化を狙ってTwitterおよびFacebookログイン機能を実装

最近、とんとDeliciousについての話題を耳にしなくなっていた。ソーシャルブックマークのためのサービスで、2005年にYahooにより買収され、そして2011年にAVOSに売却されていた。当時、AVOSはDeliciousを再度ベータ版に戻して、新たな視点からのサービス提供を試み始めていた。しかし多くの利用者を集めるには至らず、また面白そうな機能が追加されるようなこともなかった。

そのような中、しばらくの間の無更新状態から復帰して、Deliciousのブログに新しい記事が登場した。すなわちDeliciousに新しい機能を追加したというものだ。TwitterやFacebookというソーシャルネットワークに移り、ソーシャルブックマークという概念を忘れ去ってしまったような人を意識した機能追加となっている。

ソーシャル界の巨頭を意識したアップデートとはすなわち、TwitterないしFacebookアカウントによるログインを可能にしたというものだ。これにより、Facebookで共有したリンクおよびTwitter上でシェアおよびお気に入りに登録したものが自動的にDeliciousに登録されるようにもなっている。Deliciousは、こうした形でのリンク共有サービスの提供を考えて、2011年11月にTrunk.lyを買収してもいた。そしてTwitterについては昨年3月、そしてFacebookについても昨年6月から、リンク情報の共有自体は提供を開始していた。

TwitterやFacebookの情報を利用してサインインできるということに新しさは全くない。しかしDeliciousに「ソーシャル」機能を持たせることになったとは言えよう。さらに「ソーシャル」を意識したものとして「Friend Finder」機能も搭載されるようになった。名前の通り、TwitterやFacebook上の知り合いをDelicious上で発見するためのツールだ。

また、パフォーマンス面等での改善も行なっている。ブックマークレットやサイト自体の読み込み速度も若干向上したようだ。さらに、以前から要望のあった「first saver」情報も提供されるようになった。これはDeliciousで最初に情報を共有した人を記録しておくものだ。

今回のアップデートがDeliciousを救うことになるのかどうかはわからない。ソーシャルネットワーク上にリンクを保存するということ自体が、もの珍しかった時代はとうの昔に過ぎ去ってしまった。しかしDiggも、まだまだ活躍の場を探って話題にのぼっている。懐かしのdel.icio.usにも新しい活躍の場があるのかもしれない。

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(翻訳:Maeda, H)


Amazon傘下になったGoodreadsは、統合を密にしつつインディーズの立場を守る

今日(米国時間3/28)の午後AmazonがGoodreadsの買収を発表した後、私はGoodreadsのCEO Otis ChandlerとAmazonのKindleコンテンツ担当VP Russ Grandinettiのふたりと話す機会を得た。いちばん気になっていた2点、即ち契約に至った経緯とKindle/Goodreads統合の詳細計画については、ふたり共曖昧さを貫いていたが、それでも将来の計画についていくつかのヒントを漏らしてくれた。

Chandler(写真は妻で共同ファウンダーのElizabethと一緒)によると、Kindleとの統合はGoodreadsユーザーの間でも人気が高く、Grandinettiは、Kindleデバイスやアプリ上でのソーシャル体験を「超カンタン」にしたかったと言った。どんな形になるかに関しては「機能については発売時にお話ししたい」と言うだけだった。

本誌のDrew Olanoffがこのニュースを報じた際、これによってAmazonが電子書籍のライバル、特にAppleに対してソーシャル的な優位性を得られのかどうかが注目的の一つだった。Amazonの買収によってGoodredsの非Kindleデバイスとの統合が不可能になるのかという私の質問に対して、Grandinettiは、AmazonチームはKindleアプリがiOS、Android上でも動くよう頑張っていると答えた。つまり、例えばiPadのKindleアプリ経由でGoodreadsを利用できることになりそうだ(ただしこれは、むしろiBookstoreに関して重要視していたDrewの指摘を消し去るものではない。また、Amazonは以前ソーシャル読書のスタートアップ、Shelfariも買収しているが、ソーシャル面の急転回にはつながっていないことも指摘しておきたい)。

Goodreadsが今後もFacebookと密に連携していくのか、Amazonでスタンドアロンのソーシャル体験を作っていくのかについても質問した。Chandlerは、「Facebookは今後もGoodreadsにとって重要だ。われわれのミッションは人々が読書を通じて自分を表現するのを支援することであり、Facebookの膨大なユーザー基盤はそれを容易にすると答えた。

さらにChandlerはこの買収に関する自身のブログ記事で、「Goodreadsはサイト利用者が喜ぶものすべてを引き続き提供し続ける」と書いている。ちなみに、Goodreadsチームは全員今後もサンフランシスコに残る。Chandlerは「ZapposとIMDbの形態」と似た形の独立子会社として運営されるだろう」と言っていた。

「これからも採用も続け、チームを大きくしていく」と彼はつけ加えた。

AmazonとGoodredsは過去に何度か衝突があった。中でも昨年1月には、Amazonのデータに制約が多いという理由で、Goodreadsは書籍データの主要入手先をAmazonからIngramへと乗り替えた。今日この件に触れたところ、Grandinettiは、「GoodreadsがAmazonのAPIを使わなくなったことはどちらの利益にもならなかった思う」と語り、今こそ「発見と読書の全く新しい領域を探る」ためにAmazonのデータをGoodreadsに取り戻す時だと彼は言った。

Chandlerは、Amazonデータを止めたことによる不都合の一つが海外データだったと言う。この買収によって、Goodreadsは再びそのデータを利用できるようになる。

APIと言えば、Chandlerは別のインタビューで、Goodreadsは今後も自身のAPIを公開し、Koboへのレビューフィードも続ける予定だと語った。

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(翻訳:Nob Takahashi)


MapReduceのオープンソース実装を特許訴訟の対象にしないとGoogleが公式に誓約

Googleが今日(米国時間3/28)、同社のMapReduceプログラミングモデルのオープンソースバージョンを実装したユーザやディストリビュータやデベロッパを、それらの実装が本質的にはGoogleのパテントを侵害しているものであるにもかかわらず、訴訟はしないと公式に誓約した。たとえばApacheのHadoopはおそらく、Googleがこの技術に関して保有している10件のパテントを侵害している。同社法務部でパテント関連を担当しているDuane Valzは今日の発表声明の中で。“これをこの業界における範例としたい。弊社以外の特許保有者にも、誓約やそれ相当の自発的行動をとるよう、おすすめしたい”、と言っている。

今回の誓約の対象はGoogleが保有する特許のごく一部にすぎないが、しかしGoogleは誓約の対象範囲を長期的に拡大していくものと予想している。ただし、最初にGoogleの方が攻撃された場合には、公然と特許権を振りかざして相手と戦う、としている。

残念なことにパテントをめぐる抗争はソフトウェア業界で日常化しており、そのため、GoogleやRed Hat、Sony、IBMなどが支援する団体Open Invention Networkは、オープンソース製品の開発をパテントに関する懸念から解放しようと努力している。

Googleは今回の”Open Patent Non-Assertion Pledge” (特許公開非主張誓約, OPN誓約)が、業界の今後のモデルになると考えている。同社のパートナーや競合企業が同様の誓約をすることによって、この過程(特許公開非主張の過程)関し長年待望されていた透明性と、幅の広さとセキュリティが導入される、と同社は期待している:

  • 透明性: 特許保有者は誓約の対象となる特許と関連技術を正確に同定し、デベロッパと一般社会に対し特許権をめぐる透明性を提供する。
  • 幅広さ: OPN誓約による保護の対象は特定のプロジェクトやオープンソースの著作権ライセンスに限定されない(Googleはその種のライセンスの下に大量のコードを寄与貢献している。それらはApacheGNU GPLなどのライセンスであるが、特許からの保護に関してそれらは非力である)。それとは対照的にOPN誓約は、過去現在未来を問わず、誓約下のパテントに依存しているかもしれないいかなるオープンソースソフトウェアに対しても適用される。
  • 守勢の保護: Googleの製品やサービスに対して特許訴訟が起こされ、それらの特許がOPN誓約の対象であったときには、そのときにかぎり、攻勢の保護を行うために、非主張誓約は破棄される(==特許権を主張して公然と戦う)。
  • 永続性: 誓約は対象特許の寿命期間中有効であり、権利が他に移行された場合にも、有効である。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


珍しく初期段階で却下された特許訴訟: 数学的アルゴリズムは特許を取れないと

連邦判事がRackspaceに対する特許侵害訴訟を却下し、数学的アルゴリズムは特許の対象にならない、と裁定した。東部地区(Eastern Disrict)におけるこの裁定は、2012年にUniloc USAが行った告訴に対するもので、その訴えは、Linuxオペレーティングシステムによる浮動小数点数の処理は特許の侵犯であると主張していた。

首席判事Leonard Davisはこの裁定の根拠を、数学的アルゴリズムの特許取得を禁じている合衆国最高裁の判例法としている。Rackspaceによれば、これは、テキサス州の東部地区連邦地裁が、特許を取得できないものへの特許を主張しているとして、裁判の初期段階で告訴を却下した例としては、報告されているかぎりにおいて初めてのものである。

LinuxをRackspaceに供給しているRed Hatは、Rackspaceの弁護費用を負担した。Red Hatは、同社のOpen Source Assurance事業に基づいて、顧客を擁護することをポリシーとしている。

Red Hat法務部の知財担当次長Rob Tillerは、次のように述べている:

“不実施主体(NPE)訴訟は慢性化しており、テクノロジ業界にとって深刻な問題になっている。この種の訴訟は認められてはならない特許に基づいていることが多いが、その弁護費用は通常、数百万ドルにも達する。これらの訴訟は、イノベーションと経済成長と雇用機会の創出を妨げる疫病である。法廷は、初期段階において特許の有効性を判定して、適切な処置をすることにより、この問題に対応できる。今回の事案においては、判事Davisがまさにそれを為し、未来の案件に対する優れた例を設定した。”

特許訴訟は合衆国の古めかしい特許制度につけ込む悪質な行為となっている。今回のような却下はまれであり、特許訴訟において法廷が特許の種類を区別することもまれである。

Unilocにコメントを求めたが、無応答である。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


アプリ内購入による売上が過去最高に。米国iPhoneアプリ売上の76%、アジアでは90%

今やモバイルアプリの多くがアプリ内購入で収益を上げていることはよく知られているが、今日(米国時間3/28)発表されたレポートは、この収益メカニズムがいかに強力になってきたかを見せつけている。2012年1月時点で、米国iPhone App Storeの売上に占めるアプリ内購入は約半分(53%)だったが、先月にはこれが過去最高の76%まで増えている。

しかしながらこの数字は地域によって異なる。例えばドイツでは、2月のアプリ内購入の割合は61%と低い。一方、アジア市場の数字は爆発的だ。香港、日本、中国、および韓国では、全アプリ売上の90%以上がアプリ内購入によるものだ。

これらの結果はDistimoによるApp Store分析の最新レポートが示しているもので、今月は特に詳細な分析がなされている。同レポートは特に米国におけるトレンドを調べ、iPhoneのアプリ内購入を利用しているアプリ販売社のビジネスモデルに注目した。

当然ながら、Distimoの調査によると、米国では大半(71%)のアプリが「フリーミアム」アプリで、アプリ自体は無料だがiPhoneにインストールされた後、バーチャルグッズ、特別なレベル、サービス、アップグレードなどを有料で提供する。5%はアプリ内購入を利用している有料アプリで、残り24%がアプリ購入を伴わない純粋な有料アプリだった。

現在80万本以上のiOSアプリがひしめくApp Storeで、デベロッパーは自分のアプリを見つけもらうことが益々困難になりつつあり、インストールされるとなるとなおさらだ。アプリ自身に値札を付けることが、今や物見高い気軽なユーザーにとって障壁となっている。AppleのApp Storeには「お試し」のしくみがないことも一因だ。AndroidのマーケットプレイスであるGoogle Playには簡単に返品するしくみやコンテンツのトライアル購読がある。時として(子供向けアプリでは間違いなく)適切な告知をせず、不誠実さらには詐欺的だとまで言われながらも、稀少なホーム画面の場所を争うデベロッパーたちはこのビジネスモデルの採用を余儀なくされている。

かくしてアプリ内購入(IAP)ベースのフリーミアムアプリの増加傾向は依然として続いている。上に書いたように、わずか1年前と比べてもこの方法で収益を上げているアプリが急増している。2013年2月のトップ10売上スアプリは、2012年1月以降にリリースされたものでその〈全部〉がフリーミアムアプリだ。

Distimoは先月、トップセールスアプリのトップ250も調査しており、ARPD(1ダウロード当たり平均売上)として知られているApp Storeでの指標を求めるためにダウンロード数と売上を推定した。こうして得られたARPDを見ると、どのパブリッシャーもこのビジネスモデルに引き寄せられてはいるが、ダウンロード当たりの実績には大きな開きがあることがわかった。トップ10のARPDは、最低が0.37ドル、最高は7.04ドルだった。

どのビジネスモデルが全体としてうまくいっているかを確かめるべく、Distimoはトップセールスアプリのベスト250を調べた。内170本が無料+IAP、53本が有料+IAP、27本が有料のみだった。(ビジネスモデルを変更したアプリは分析から除外した。広告収益も含めていない)。全iPhoneアプリの平均ARPDは0.99ドルだった。

全有料アプリの平均ARPDは2.25ドル、無料アプリでは0.93ドルだった。IAPを利用している有料アプリのARPDは2.45ドルだった。

上記はiPhone App Storeに絞ったものだが、DistimoはiPadアプリも分析しており似た傾向が見られた。ただし平均販売価格は高めだ。2013年2月のストア全体の平均価格は、4.45ドル、一方iPhoneは3.19ドルだった。

IAPなし有料アプリのARPDは4.04ドルで、iPhoneのほぼ2倍。IAP付き有料アプリでは3.72ドルだった。フリーミアムアプリは2.26ドルで、これもiPhoneより高い。

全体では、有料アプリにおける1ダウンロード当たり平均アプリ内購入売上は、iPhoneで0.98ドル、iPadで1.26とDistimoは言っている。

同レポートは米国以外にも目を向け特に日本のARPDが高いことを指摘している。同国のトップ10セールスアプリのARPDは12ドル以上だ。Distimoは、「パズル&ドラゴンズ」をこのゲームにデータが引っぱられることを防ぐために分析から外しているが、もし含めていればARPDはさらに高くなっていた。

レポート全文はこちら

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(翻訳:Nob Takahashi)


Amazon、ユーザー1600万人のソーシャル読書サービスのGoodreadsを買収―Kindleとの統合で圧倒的優位を狙う

今日(米国時間3/28)、Amazonは有力なソーシャル読書サービス、Goodreadsを買収したと発表した。金額などの詳細は不明。買収手続きは第2四半期に完了する。

Goodreadsは2007年1月のスタート以来、True Ventures他から275万ドルの資金を調達している。 去年8月にわれわれが取材した際には、ユーザーは1000万人以上、 投稿された本は3億6000万冊以上で、毎月2200万冊が新たに投稿されているということだった。現在GoodReadsではユーザーは1600万人だと発表している。

この種のソーシャル・サービスを傘下に持つことは、Amazonにきわめて大きな比較優位性を与えることになる。たとえばオンライン電子書籍販売でのライバル、Appleはソーシャルな要素をまったくといってよいほど持っていない。もっぱら本についての情報を共有し、活発に議論をするソーシャル・サービスがAmazonの一部となるというのはまったく理にかなったことだ。

Amazonは当面Goodreadsのユーザーに対して特別割引などの優待キャンペーンができる。しかしそれ以上に、Amazon自身のソーシャル読書ネットワークとして本体への緊密な統合を図ることができるだろう。

下は昨年8月時点での毎月の登録書籍刷数の推移を表すグラフだ。Kindleと連携することでこの数はさらに飛躍しそうだ。

AmazonのKindleコンテンツ担当副社長Russ GrandinettiはAmazonのeブック事業にとってこの買収がきわめて重要であるとして次のように述べている。

AmazonとGoodreadsは読書体験の再構築に向けて情熱を共有している。Goodreadsは読者が新しい本を発見し、それについての意見を交換する新しい枠組みを作った。一方、AmazonはKindleで世界中、いついかなる場所でも本が読めるように読書体験を拡張した。さらにAmazonとGoodreadsは何千人も著者に新たな読者を紹介し、著作によって生活ができる道を開いてきた。われわれ両社が力を合わせることにより、読者と著者の双方に新たな喜びを与える方法がいろいろ発見できるものと期待している。

一方、Goodread’sの共同ファウンダー、CEOのOtis ChandlerはAmazonの買収によって開かられた新たな展望について次のように述べた。

本とその中に表現された物語や思想は、われわれの社会を織りなす重要な糸のひとつだ。人々は読んだ本について語り、その体験を共有するのが好きだ。私はAmazonとKindleと提携する機会を与えられたことにこの上なく興奮している。われわれは今やGoodreadsのソーシャル読書体験を今までにないスピードで世界中の何百万という読者に広めていくことができるようになった。

Goodreadsは公式ブログの記事でもう少し詳しくAmazonへの参加の意義や、Kindleとの統合が最優先課題であることなどを説明している。Chandlerによれば、

Amazonへの参加には以下の3つのメリットがある。

1. Amazonのユーザーと資源をもってすればGoodreadsの活発な読書家のコミュニティーをさらに多くの新たなユーザーに対して紹介し、また既存のユーザーの体験を改善することができる。

2. Goodreadsのユーザーは以前からeリーダー上でGoodreadsを作動させるよう要望してきた。今やGoodreadsは世界最大のeリーダー・プラットフォーム、Kindle上での展開を視野に入れることができるようになった。

3. AmazonはGoodreadsの独立性を尊重し、われわれがこのブランドと独特の文化を維持したまま活動を続けてよいと約束してくれた。

ソーシャル機能に加えてGoodreadsは長年の間に高度な本の推薦テクノロジーを確立している。これもAmazonにとっては喉から手が出るほど欲しかった資産だろう。

一方で、ライバルのAppleが手がけたデジタル・コンテンツ販売に関連するソーシャル機能といえば音楽ソーシャルネットワークを目指したPingくらいのものだ。しかしPingは人気を得ることができず、昨年10月に閉鎖された。Amazonがデジタル・コンテンツの各分野でGoodreadsに相当するような有力ソーシャル・サービスの買収に成功するならその分野での優位性は動かぬものとなり、当然売上にも反映されるだろう。とにかくGoodreadsが保有している膨大なユーザー・データの価値を考えただけでもこの買収は見事なスラムダンクだ。

また最近Amazonは著者自身による出版ビジネスにも参入して予想以上に売上を伸ばしているが、これもGoodreadsとの相乗効果が期待できる分野だ。

Goodreadsは興味ある数字を発表している。

過去90日間にGoodreadsのメンバーは毎秒4冊以上を『読みたい本』として登録している。

こうした数字がAmazonによる買収の決め手となかったのかもしれない。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Google、 サンフランシスコ周辺でオンライン通販のShopping Expressをテスト開始―Target、 Toys”R”Usなどと提携、無料即日配達

今日(米国時間3/28)、GoogleがついにGoogle Shopping Expressサービスの公開テストを開始した。対象はサンフランシスコ周辺とサンマテオからサンノゼにかけて一部の住民だ。参加している小売業者はわれわれが以前に報じたとおり、Target、Walgreens、Staples、American Eagle、Toys“R”Us/Babies“R”Us、Office Depot、SanFranciscoのBlue Bottle Coffee、RaleyのNob Hill Foods、Palo Alto Toy & Sportだ。

われわれの当初の記事では、Amazonのプライムサービスと競争できる料金、すなわち年会費が69ドルから64ドル程度になるだろうと予想していた。しかしGoogleは現時点では料金を決定しておらず、テストによって得られるデータを検討した上で改めて料金を設定するということだ。テストに参加するユーザーは今後6ヶ月間無料で即日配達サービスが受けられる。商品の価格は店頭と同額だ。

私はBlue Bottleのファンなので、好きなときに熱い淹れたてコーヒーが届くのだったら嬉しいが、実際には豆だけの販売かもしれない。しかし私にはお呼びがかかっていない。Googleがどうやって最初のテスト参加者を選んだのかは謎だ。(ただしこちらから参加申し込みをすることができる。小売業者の申し込みはこちら)

ともかく消費者としては便利になる。「ちょっとした買い物のために町の向こう側まで行く必要がなくなるようにしたい」とShopping Expressのプロダクト・ディレクターのTomFallowsがブログ記事に書いている。

まだ料金やロジスティクスの詳細が不明だとはいえ、Google Shopping Expressは小売業者にとっても大きな魅力がある。複数の店で買い物をしてそれが即日無料で同時に届くというのは消費者にとって大きなメリットだから既存、新規を問わず購入は伸びるだろう。また見込み顧客の発見にもつながる。

Googleがいよいよこの分野に参入してきたことは既存のeコマース業者には脅威となるだろう。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Google、Gmailのメール編集画面を新しいものに統一

Googleは昨年10月以来、新しい形のメール編集ウィンドウをオプションとして提供開始していた。そして本日より、この新しいものを標準として採用し始めている。新たな編集ウィンドウとは、画面右の方にポップアップ形式で表示されるものだ。Googleは、これまでよりも簡単かつ迅速に作業を行え、また他の作業と並行しての利用もしやすくなったと自賛している。但し、アンダーライン、インデント、番号付きないし番号なしリストの作成等の文字フォーマットオプションについては、従来よりも目立たないところに配置されることとなった(キーボードショートカットは以前と同じものが利用できる)。

編集画面が新しくなることにより、画面右のサイドバー上に情報を表示していたRapportive(最近LinkedInにより買収された)などとの共存関係は崩れてしまうことになるのかもしれない。新しい編集画面には、そもそもサイドバーが存在しないのだ(広告も表示されないことになる)。これまでサイドバーを使っていたツール群がどのような対応をするのかは興味深いところだ。

これまで利用していたツールが使えなくなるかもしれないが、しかし他の作業との同時進行がしやすくなるのはプラスだろう。編集画面を複数開くこともできるようになっている。但し、2つ以上開くと少々混乱することになるかもしれない(新デザインを使っている人は試してみていただきたい)。尚、Google Driveとの連携もできるようになっていて、Drive内のデータを簡単に添付することができるようになっている。

新しい編集画面は、数日のうちに全ての利用者に対して提供し始める予定となっている。いったん新しい編集画面になれば、元に戻ることはできくなる。

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(翻訳:Maeda, H)


エジプト当局、アレクサンドリア沖で海底ケーブルを切断しようとした3名を逮捕

エジプト当局が、アレクサンドリア沖合で海底インターネットケーブルを切断しようとしていた3人の男を逮捕した。切断されたケーブルは地中海に敷設されているもので、東南アジアおよび中東、そして西ヨーロッパを繋ぐものだ。アレクサンドリアを含めて39のランディングポイントがある。

ケーブルの運用を行なっているSeacomによると、切断行為の影響でエジプトでのネットワークに遅延が発生したとのこと。ケーブルはTelecom Egyptの所有になるものだ。

「軍が海底ケーブル切断中の3人を逮捕して、計画の完遂を防いだ」と、エジプト当局のスポークスマンは述べている。

ちなみにエジプト沿岸のケーブルは何度か切断されたことがある。被害が甚大だったのは2008年で、3本のケーブルが船舶の錨によって切断されたとアナウンスされた事件だ。「SEACOMは、3月27日06:20にSMW4ケーブルシステムがエジプト沖で切断されたことを確認しました。SEACOMは午前中のうちにSMW4およびIMEWEケーブルシステムの復旧を完了しております」とのアナウンスが流されている。詳細はSEACOMのページをご覧頂きたい。

エジプト当局は拘束した容疑者に尋問中であるが、この容疑者の身元などについてはまだ明らかになっていない。

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(翻訳:Maeda, H)


DIYで自由にカスタマイズできる3Dモーションセンス・コントローラDuo, Kickstarterで資金募集中

[筆者: Michael Seo]

Duoは3Dのモーションセンス(動き感知)のできるコントローラで、 Leap Motion ControllerKinectに似ているが、DIY的に使用する。Leap Motion Controllerは小さなエレガントなパッケージ入りだが、Duoは買った人自身がこれから何とかするのだ。

Kickstarterで20ドルを出資すると、詳しいインストラクションと市販部品の網羅的なリスト、それにCADファイルがもらえる。本格的なDIY人間がこれから自分だけのモーションコントローラを作っていくためには、それだけあれば十分だ。その勇気のない人は、140ドル出せばすぐに使える完成品のDuoが手に入る。

Duoは動きを検知するためにPlayStation Eyeカメラを2つ使っている(Sonyのゲーム機PS3のWebカメラだが単体でも売られている)。DuoのWebサイトにあるデモビデオを見ると、そのWebカメラとDuoの動き検出ソフトウェアが一体となって、まさにLeap Motion Controllerのような仕事をする。動作の範囲はLeapよりも広そうだが、それはそのように見えるだけで、具体的な仕様は彼らのWebサイトのどこにも見あたらない。そのビデオには、DuoがWindows 8のジェスチャーインタフェイスを、まるでKinectのように操作している様子も写っている。それにもちろん、DuoはFruit Ninjaの空飛ぶ色のテストにも合格している。

Leap Motion Controllerはもうすぐ79ドル99セントで発売されるから、それとほぼ同じ機能のデバイスが140ドルするのは、高い気がする。モーションセンスは今ホットな技術分野だから、ほかにもいろいろなプロジェクトがあり、本誌の記事でも紹介している。それらも十分、検討に値するだろう。Duoの長所は、ユーザが自由に分解したりして、心ゆくまでカスタマイズできることだ。それをやりたい人は、KickstarterのDuoのページへ行ってみよう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


DeNAが音楽サービスGroovyをリリース–楽曲購入にはチケット制を採用

dena groovy

今年初めにロゴ変更の発表と同時にアナウンスされていた、DeNAの新しい音楽サービスGroovyが本日リリースされた。DeNAはユナイテッドと業務提携し、彼らが提供していたDiscodeerを譲り受けている。Discodeerは再生している音楽の歌詞を表示したり、同じ曲を聴いているユーザーが分かるといった機能を持つアプリで2011年12月にリリース後、150万ダウンロードされた。

GroovyはDiscodeerをさらにバージョンアップした音楽プレーヤー・SNSのアプリだ。好きな音楽を聴いていると好みに合った曲がどんどん集まる仕組みだ。アーティストのファン(Facebookのファンと同じイメージ)になったり、他のユーザーをフォローする。すると、フィード上にフォローしたユーザーが聴いている音楽やアーティストの情報が流れてくる。

フィードに流れてきた音楽にはコメントやいいね!といった今時のSNS機能が付いており、コミュニケーションを取れる。好みの似たユーザーをフォローすることで自分好みの音楽を発見しやすくなるこの繋がりをDeNAは「ミュージック・インタレストグラフ」と呼んでおり、これが充実することで音楽の楽しみ方が大きく広がり、楽曲提供側にはヒット曲やスターを産み出す基盤になるのではないかとDeNAソーシャルプラットフォーム事業部島田智行氏は語る。

さて、音楽サービスでは楽曲の購入方法が気になるところだが、Groovyはユニークなチケットを採用している。アプリ内での音楽再生は、無料で45秒を試聴、99円でチケット(17枚セット)を購入しストリーミングで1回フル再生につき1枚を消費、1曲分購入で高品質ダウンロードといった3つの方法が用意されている。

フィードに流れてくる楽曲は再生ボタンをタップし、すぐに無料試聴を45秒できる。気になれば「プレイチケット」を99円で購入することで17回までフル再生可能となる。このプレイチケットはサービス登録時や友達招待の特典としても多少提供されるようだ。楽曲が気に入れば、その曲を購入しダウンロードすることで、いつでもフル再生できるようになる。

米国のSpotifyなどはプレムアムユーザーに対し、月額課金で聴き放題としているが、Groovyは聴いても聴かなくても料金を徴収されるより都度課金の方がユーザーの満足度が高いという調査結果もあるので、こちらを採用したという。

iTunesは楽曲単位での購入、Spotifyは月額課金、そしてGroovyはチケット制と差別化の一要因になるのかもしれない。

Groovyは本日からAndroid版のみ利用でき、iOS版は遅れてのリリースとなる。なお、すでに楽曲数は100万曲以上、39社のレコード会社・音源提供会社が参画している。


ダンスミュージックオンリーで24/7, (人が選曲する)MOXで世界中がディスコになる

“10年前までは、ロックはダンス音楽だった。それは、親たちへの‘ファックユー!’だった”。

“ソファに背をもたれてインターネットをTV的に体験する。それが、テレビの未来だ”。

MOX.tvは上記の二つの哲学を抱えて今日ステルス(お忍びモード)で立ち上がったWeb TVのチャンネルだ。VJたちが24時間休みなくダンス音楽のビデオやコンサートとニュースを‘放送’する。MOX.tvを開くだけで、ただちにお楽しみが始まる。クリックは不要だ。

マウスを捨てよう

MOXの人気の源泉は、その単純さだ。今のインターネットは疲れる。しょっちゅう、次はどこへ行くかを決めなければならない。そのために、いわゆる“意思決定疲労”が生ずる。いろんなオプションを秤にかけて迷うのはもうたくさん。飽き飽きした。上の二つの哲学を述べたファウンダのCarter Larenは曰く、“必要なものや欲しいものが事前にはっきり分かっていれば今のインターネットは実にグッドだ。でも人間は、何を見たいのか聞きたいのか事前に分かっていないことの方が、多いのだ”。

MOXでは、選曲を人間がやるので、ユーザは完全におまかせでよい。単純に、彼または彼女のDJ、おっとVJを楽しめばよい。Webは、あなたが自主的に閲覧しなければならないが、MOXは完全に受け身の電子ダンス音楽(electronic dance music, EDM)のラジオだ。一つのビデオが終われば、すぐに次が始まる。試してみたい人はMOX.tvへ行くか、または下の短いサンプルを見てみよう:

しかしMOXは、テレビやFM放送にないインターネットの強み、対話性を忘れてはいない。ビデオのチャンネルを下へスクロールすると、今どこかで‘放送’中のアーチストやフェスティバルなどが分かる。放送をカスタマイズしたい人は、左のボタンを使って、VJによるニュースストリーム、Bass(dubstep…ベースとバスドラ強調)、Chill(スローテンポ)、Dance(アップテンポ)などから選ぶ。

要らないものを削り落としてMOXへ

LarenがMOXをやり始めたのは18か月前で、それまではCryptography Research、さらにその前はブルーレイの技術でささやかな出口を達成、またサンフランシスコのダンスクラブMonarchなど数社に投資もした。今はMOXの唯一の投資家だが、来月はシード資金のラウンドがある。またhttp://cull.tvを買収し、そのファウンダが今のMOXのCTOだ。

MOXは、最初の構想ではライブ専門だったが、1年前に音楽ビデオの24時間Webテレビに変わった。主なターゲットである16〜24歳の層でテストしたところ、彼らは24/7(1日24時間週に7日)のビデオストリームは大好きだが、構成オプションが多すぎるのはだめだ。最初は途中をスキップできるためのタイムラインがあったが、それをあえて捨てた。

MOXのダンス音楽への特化も、ガキどもに気に入られた。Vevoの”MTV for the Web”のような単なる音楽ビデオサイトは、つまらないらしい。Vevo.tvへ行くと、Nicki MinajやTaylorのような疲れたポップスが平気で登場するからね。電子ダンス音楽(EDM)専門は、意外と穴場だった。またMOXはビデオ専門で、Turntable.FMの協同ファウンダが作ったDJZみたいに、同じくダンスファンをねらっているけどテキストがやたら多いサイトとは違うので、その点も子どもたちに好まれた。

Larenによれば、MOXはまだまだベータで、9人のチームにはやるべきことがいっぱいある。“今のニュースはひどいね”、と彼は認める。DJのインタビューはいい加減だし、コンサート情報も充実していない。今後は、ユーザ自身がビデオストリームをホストできるためのツールを埋め込むことを、考えている。そして聞きたい曲をプレイするための検索ボックスも。

幸いにも、収益化をあせる必要はない。音楽ビデオは主にマーケティング用のメディアだから、レコード会社はロイヤリティなしで使わせてくれる。PandoraやSpotifyのように巨費を払う必要はない。

広告もすでにやっている。スウェーデンの音楽ビデオHouse Mafiaとの乗り合いでAbsolutのコマーシャルなど。Larenは、広告の内容をもっと凝ったものにしたい、と考えている。「コンテンツこそがマーケティングなり」で行きたい。ただし、ユーザに嫌がられない広告に徹したい。たとえば検索は、ユーザが結果に広告などが出ることを了解している。コンサートの有料ストリーミングも、将来の課題だ。

一つの世代にシンク(sync,同期化)

正直に言うと、ぼく自身がMOXをとても楽しんでいる。パッシブ(受け身)とアクティブ(能動的)のバランスが良く、ぼくのWeb閲覧パターンに合っている。サイトを開いて、少し見て、それから、仕事をしながらBGMとして聞く。ダンス音楽だけだから、ビートが終始安定している。「あれっ?これは誰?」と気になるのがあったら、そのときはMOXのウィンドウを最大化して画面を見る。MOXはラジオとしても、オンデマンドのストリーミングとしても、ブログとしても、Turntable.fm的としても、そしてそのほかのいろんな音楽体験としても楽しめる。

人間が選曲していること(その人間を想像する)、そして今同じものを多くの人が聞いて/見ているという意識、これがかすかにコミュニティの感覚を与える。そもそも、ダンス音楽が鳴る場は人がいっぱいである。たくさんの人たちが、全員、音にシンクしている。人の孤独が氷のように溶けて、より大きなものへの帰属意識が育つ。それが、ディスコという場だ。MOXが、そうやってわれわれをターンオンしてくれるのなら、一日中、部屋のステレオが鳴りっぱなしでもいいよね。

〔余計な訳注: “10年前までは”、ということはないと思う。Grace Potterの昨年夏のコンサート(完全収録)。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


エンタープライズ向けアクセラレーターのAlchemist、第2回クラスの 9組が発表

今私はAlchemist Acceleratorグループの第2回クラス9チームによる発表を聞くために、カリフォルニア州サンタクララにあるCitrix本社に来ている。これは選りすぐりのB2Bスタートアップのためのアクセラレーターだ。

Alchemistグループは、ベンチャー支援による新しい取り組みで、シード段階のエンタープライズ・スタートアップの開発支援に集中している。支援者は、Cisco Systems、Draper Fisher Jurvertson、Khosla Ventures、SAP Ventures、およびUS Venture Partner。同グループのルーツはサンフランシスコのハーバードクラブで、アイビー・リーグ等の名門校出身の技術系ファウンダーや学生を対象にしている。

今日発表する9社は以下の通り。

  • Tylr Mobile:エンタープライズ向けモバイル業務プラットフォームで、メール等の使い慣れたツールを、ビジネスに必要なデータやプロセスと連携させる。
  • Sourcery:食品ビジネスの発注、調達を簡単にする。旧来のエンタープライズシステムを、ユーザーフレントリーなソフトウェアやクラウド、モバイルベースのアプリで置き換え、食品業界を21世紀に導く。
  • Eduora:エンドユーザーに焦点を絞った学習管理システム。様々な学習アプリを統一したインターフェースで使える企業内学習向製品を開発。
  • Zipongo:パーソナライズされた食事メニューを提供し、ヘルシーな食品を買うと特典がある。
  • Chronon:JVMのあらゆる実行状態をフライトデータレコーダーのように記録する。従来のログファイルは不要。
  • MightyHive:消費者マーケティングの自動化。エンタープライズ規模でのみ利用できるデータを使ったクロスチャンネル広告の自動化、最適化、および測定を行う。
  • Purple:モバイル顧客エンゲージメント・プラットフォーム。AppleのPassbookなどのモバイル財布を活用して顧客を引きつける。
  • Stratio:初のポータブル赤外線センサー。コスト1/0000以下、6桁以上の低消費電力、現テクノロジーの4倍の分解能を持ち、スマートフォンで健康状態のモニタリングを可能にする。
  • MonkeyBook:Facebookのタイムラインを簡単にeブックにして友達に配れる。ソーシャルデータからクラウドソースで作ったストーリーで人間の記億を置き換える。

イベントの報告は後報の予定。

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(翻訳:Nob Takahashi)