iOS版Chromeがマテリアルデザインに。ハンドオフもサポート


GoogleのモバイルWebブラウザー、Chrome for iOSが「マテリアルデザイン」になって今日(米国時間1/20)iPhoneとiPadユーザーの元に届けられた。最新版Androidと共に導入されたGoogleのこの新しいデザインモチーフは、Googleのモバイルプラットフォームとサービスを通じて、どのデバイスを使っている時でも統一されたルック&フィールを提供することを目的としている。

デザインには、単色無地のカラーや陰影その他深さを表現する要素が数多く取り入れられ、アニメーションも多用されている。大胆で明るい色使いや、リアル世界の現象を連想させる効果が強調されている。

これまでにGoogleは、「マテリアルデザイン」に関連するアップデートを、マップアプリ検索アプリYouTubeアプリを始めとする同社の数多くのモバイル製品に適用してきた。

Chromeブラウザーのマテリアルデザインアップデートは、Androidでは既に完了しているが、今回iOSに登場したことによって、Appleユーザーたちも目立った違いを感じることになるだろう。

新しいルックスは、「大胆なグラフィクスと滑らかな動きと立体的外観」をアプリに加えるとGoogleは言っている。ページスイッチャーは黒い背景の上に置かれ、上端には新しいページを開くための「+」ボタンが、右上にはタブスイッチャーとメニューボタンが配置されている。新しいページを開くと、Google検索ボックスの下にお気に入りやよく行くページのサムネイルが表示され、デスクトップ版Chromeとよく似た構成になっている。

アップデートには、iOS 8への最適化や、大画面サポート等他の改善点も含まれる。

しかし、おそらく一番役立つ追加は「ハンドオフ」のサポートだろう。これは、iOS 8デバイス上で始めたセッションを、OS X Yosemiteで継続できる機能だ。

アップデートはiOSのApp Storeで公開中。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Googleのエンド・ツー・エンド暗号化プラグイン開発、一歩前進―鍵サーバーはGoogleが運営

1年半ほど前、Googleは誰でも手軽にメールを暗号化できるよう、メール暗号化プラグインを開発中だと発表した。 そのツールのリリースが近づいてきたらしい。

まだ一般公開の段階には至っていないものの、今週、GoogleはEnd-to-End暗号化プラグインをGitHubに登録し、デベロッパーが実際に安全であるかテストできるようにした。またこのツールの仕組みについてもいくつか新しい情報が発表された。

メール暗号化というのは長い間頭痛のタネとなっている。公開鍵暗号自体はそう複雑なものではない(「公開鍵」というコンセプトは理解するのが最初は少し難しいかもしれないが)。 最大のハードルは、公開鍵暗号を技術的知識のない一般ユーザーが簡単に使えるようにする点にあった。現在利用可能なツールとしてはMailvelopeというChromeプラグインがいちばん使いやすいだろう。しかしそれでも公開鍵暗号の仕組みについて基本的な知識を必要とする。

End-to-Endプラグインはまだ開発途中だが、Googleの説明によると、「誰でも使える」ことをデザインの主眼としているらしい。たとえば暗号化キーのサーバーはGoogle自身が運営する。他のOpenPGPベースのシステムでは特定の暗号化キーが特定のユーザーに対応していることを保証するために web of trustという保証の連鎖を用いる方法を採用している。「この方法で暗号化キーの正統性を認証するにはユーザー側で相当の作業が必要になるうえ、一般ユーザーにはその概念の理解が難しい」とGoogleのEnd-to-Endチームはドキュメンテーション中で述べている。

これに対してGoogleはもっと中央集権的なアプローチを採る。ユーザーの公開鍵はGoogleのサーバー内に自動的に登録され、キー・ディレクトリとして公開される。あるEnd-to-Endユーザーが別のユーザーに暗号化メールを送りたい場合、システムはキー・ディレクトリをチェックし、正しい鍵を選んで暗号化する。鍵配布の正確なメカニズムについてはこちらを読んでもらうとして、重要な点は、Googleが鍵サーバーを運用することによって公開鍵システムの一般への普及を阻んできたハードルの非常に大きな部分が除去されるという点だ。

このEnd-to-EndプラグインはGmail以外のウェブアプリにも暗号化サービスを提供できるという。これは朗報だ。Gmailの暗号化専用ツールというにとどまらず、他のメールやサービス、たとえば各種のインスタント・メッセージも暗号化できるとなればその影響はきわめて大きい。Yahooはすでにこのプロジェクトに協力しているというので、他のメジャーなウェブメールやメッセージ・サービスのベンダーも加わるかもしれない。

Googleによれば、鍵配布とUIに関する問題点が完全に解決されるまではアルファ版の公開は行わないという。しかしいろいろな情報を総合すると、2015年にはなんらかの形でローンチが行われるものと期待してよさそうだ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


Google、いよいよ新年からChrome向けNPAPIプラグインを全面ブロックへ

2015年1月からGoogleはChromeブラウザ向けNetscape Plug-In API (NPAPI)のブロックを開始する。これは予想された動きだ。GoogleがNPAPIプラグインのサポート停止の努力を始めたのは1年以上前になる

この1年、Googleは古く、セキュリティー上も欠陥の多いNPAPIアーキテクヤーを使わないようデベロッパーに呼びかけてきた。また大部分のNPAPIプラグインをブロックしたものの、一部の影響の大きいプラグインについてはホワイトリストを作ってブロックから除外した。これにはMicrosoftのSilverlight、Unity、Google自身のGoogle Earthなどのプラグインが含まれていた。しかし来年1月からは、ホワイトリストの分も含めて例外なしにブロックされることになる。

このブロックで影響を受けるプログインにはGoogle TalkやFacebookのプラグインも含まれる。ホワイトリストのプラグインもGoogleがサポート停止計画を発表してから利用は減少している。しかしGoogle自身のデータによってもSilverlightはChromeユーザーの11%が月に1度以上起動している。おそらく大部分はNetflixのユーザーだろうが、Netflixも徐々にSilverlightから離れつつあるので、数字の見た目ほど影響は大きくなさそうだ。

業務上必須のエンタープライズ・アプリでNPAPIプラグインを必要とするものについては、当面このブロックをバイパスする手段が提供される。ただし2015年9月からはGoogleはChromeのコードベースからNPAPIのサポートを完全に削除するとしている。

Featured Image: Stephen Shankland/Flickr UNDER A CC BY 2.0 LICENSE

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


Skypeがついに完全なWebアプリケーションに、ただし今のベータでは小さなプラグインが必要

Skypeのインスタントメッセージングと、音声やビデオによるチャットが、ブラウザから使えるWebアプリケーションになり、そのベータが今利用できる。ということは、どこのどんなコンピュータを使っているときでも、アプリ/アプリケーションをインストールする必要なく、ブラウザを立ち上げ、自分のアカウントでSkypeできるのだ。

SkypeのWebアプリケーションは今後完全にプラグイン不要になるというが、今のところは小さなプラグインをインストールしないと音声とビデオの通話はできない。またInternet ExplorerはReal-Time Communications(RTC)を実装していることが必要だ。それはユーザのさまざまな会話やメッセージのステータスを正しくシンクし、素早くチャットを開始でき、ボタンを一つ押すだけで友だちを呼び出せる。そのプラグインは今、Chrome for WindowsとIEとFirefoxとSafari用が提供されている。

Windows上のChromeだけがサポートされているということは、Chromebookではだめ、ということだ。でも現状はベータだから、今後もっとサポートされるデバイスとオペレーティングシステムは増えるだろう。当面は、Windows以外のChromeはノー、なのだ。

〔ここにスライドが表示されない場合は原文を見てください。〕

今年の初めにOutlook.com用にローンチされたプラグインを使うと、すでにWebからSkypeを使えた。ただしそのためにはOutlookのWebメールを使う必要があった。だから今回は初めての、Skypeの完全なWeb化だが、それならプラグイン不要で使えるはずなのに、まだプラグインをインストールしなければならないのは残念だ。

Skype for Webのベータは、今日から限られた数のユーザに対し徐々に展開されていく。だから誰もがいきなりサイトにサインインしてWebクライアントを使えるわけではない。でもすでに選ばれている人には、ベータをお試しくださいというメッセージが出る。

今、なぜChromeはWindowsだけなのか、そしてそのほかのプラットホームのサポートについて、Skypeの問い合わせ中だ。情報が得られ次第、この記事をアップデートしよう。

アップデート: Skypeによると、インスタントメッセージングはWindows以外のChromeでもサポートされるが、音声とビデオは、そのほかのプラットホームではプラグインがそれら用に構成されていないからだめ、ということだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Web担当者必見!便利な【Chrome拡張機能12選】

皆さん、こんにちは。 J&BLabo を運営する株式会社ジャックアンドビーンズの錠です。 今回は、Web 担当者さんの作業をより効率的にしてくれる Chrome 拡張機能の情報をお届けします!ユーザビリティ(3) [...]

Google、ハングアウトのChromeアプリを公開―UIはFacebookのチャットヘッド風


Googleは無料のビデオと音声のチャット・サービス、Hangoutsをさらに使いやすく、パフォーマンスを向上させる努力を続けている。今朝(米国時間10/10)、その一環として、ハングアウトのChromeアプリを公開した。当面提供されるのはWindows版とChrome OS版で、Mac版については情報がない。このアプリを起動すると、ハングアウト専用の窓がポップアップする。Chromeで他にどんな作業していてもハングアウトが多数のタブに紛れ込んでしまうことがないので便利だ。

このアプリには従来のウェブ版の機能がすべて含まれている。最近モバイル版でリリースされた電話番号を入力して世界中の相手に発信できるHangouts Dialer機能も含まれている。またGoogle Voiceのユーザーは新しいハングアウト・アプリで通話の着信、ボイスメールの再生、Google Voice SMSメッセージの受信が可能だ〔これらの機能は現在アメリカのユーザーのみ利用できる〕。
いる。

ハングアウトのChromeアプリはユーザー・インターフェイスもよく出来ている。アプリは連絡相手のリスト・ビューとチャット・ビューがクリックで切り替わる。またハングアウト・アプリはFacebookのチャットヘッドのように緑色の円形のアイコン化して手前に表示され、通話中は相手のプロフィール写真が表示される。

着信や招待などがあった場合は、この丸いアイコンの横にメッセージが現れる。ハングアウト・アプリが作動中であればいつでもチャットや通話を受けることができる。メッセージや通話は同一のユーザーのデバイス間でシームレスに同期するので、パソコンからスマートフォンに移ったり、Android端末からiOSデバイスに移ったり自由にできる。

新しいアプリはハングアウトのページからインストールできるが、ChromeのWeb Storeのページはこちら。現在ハングアウトのChromeエクステンションを利用しているユーザーは今回の新しいChromeアプリにアップグレードするよう勧められる。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


ChromeのSafe Browsingサービスが今度から怪しげなソフトウェアのダウンロードにも警告を出す

ここ数年Googleは、同社のSafe Browsingサービスにより、ありとあらゆる種類のセキュリティ機能をChromeブラウザに加えてきた。マルウェアやフィッシングサイトなど、安全でないと思われるサイトをユーザが訪れようとすると警告するし、マルウェアサイトと分かっているところからソフトウェアをダウンロードしようとしても、やはり警告をくれる。そして今日からは、このサービスをさらに広げて、“人を欺くソフトウェア”のダウンロードも警告対象に含める。つまりそれは、ユーザの役に立つプログラムを装っているが、実際にはユーザのオペレーティングシステムやブラウザをふつうではない状態にしてしまうソフトだ。

よくあるのが、ブラウザのホームページ(起動時ページ)を変えようとしたり、なんらかのアドウェア*をインストールするプログラムだ。〔*: adware, ユーザーが望まないのにインターネット閲覧中に勝手にダウンロードされ, しばしば性的な広告を自動的に表示する悪質なプログラム; MALWARE, SPYWAREを兼ねるものもある(研究社オンライン辞書より)。 というか一般的には、広告を表示することだけが主目的のソフトウェア。〕


pua.exeはあなたの閲覧体験に害を与えるかもしれないので、Chromeはそれをブロックしました。[無視する]

この種のダウンロードを見つけると、必ずSafe Browsingの警告が出る。そのときユーザは、ダウンロードを避けてもよいし、なんらかの理由で大丈夫と思えば、警告を無視してそれをダウンロードしてもよい。

Googleによると、Safe Browsingの警告は週平均300万回表示されていて、トータルでは11億人の人びとを守っている。かなり多い数だが、これはChromeの全ユーザに、Safe BrowsingのAPIを使っているそのほかのブラウザやアプリケーションのユーザを加えた数字だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


新規タブを開くたびにGIFアニメを表示するクローム拡張機能

人生に「お楽しみ」が足りないと思っている人は多いのではなかろうか。そんな人におすすめするのが、ブラウザのタブを開くたびに楽しむことのできる「スパイス」を提供するサービスだ。

「否、それはいらないだろう」と冷静に主張する人も、ちょっとこの記事の続きを見てもらいたい。

紹介したいのはanimatedTabsという、Chromeの拡張機能だ。ブラウザで新しくタブを開くたびに、何かしらのGIFアニメを表示してくれる。

私自身、この拡張機能をインストールしたのは「たまたま」のことだった。ほんの偶然にインストールしたのだ。しかし思いがけなく面白いのだ。

もちろん、「なんのやくにも立たない」ものだろうし、膨大な評価額に基づいた多額の出資を受けることもないだろうと思われる。しかしタブを開くたびについ笑ってしまう。そうした「ちょっとしたお楽しみ」は人生に必須のアイテムではないかと思うのだ。

ちなみにGIFのソースについて、開発者は言及してはいない。しかしどうやら多くはredditの/r/gifs/からのものであるようだ。

メジャーなソースから引いているので当然のことながら、GIFはいずれも多くの人の目に触れているものであるケースが多いようだ。Comic-Conに投稿されたばかりの「ゲーム・オブ・スローンズのNG集」からのGIFのもあった。何かが話題になるたびに、ぴったりのGIFを送ってくる人がみなさんの身近にもいることだろう。この拡張機能を使っていれば、きっとあなた自身がそういう存在になれるのではないかと思われる。

尚、こちらで確認した限りでは、とくにエロ系に走ったようなものもないように見えた。しかしまあ人によっては気分を悪くするようなものがないでもない。職場で利用するPCにはインストールしない方が良さそうだ

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(翻訳:Maeda, H


GoogleのChromecastが1歳の誕生日、4億のストリームコンテンツを”キャスト”した

Googleはちょうど1年前の今日(米国時間7/24)、Chromecastをローンチし、そしてこの35ドルのストリーミングスティックはこれまでの365日で目覚ましい進歩を遂げた。機能もどんどん増えてきたが、Googleの今日の公表によると、このメディアプレーヤーはこれまでに、4億件あまりのメディアストリームをキャストしてきた。それらの行き先は、さまざまなユーザのAndroid、iOS、PCデバイス、そしてChromecastを接続したディスプレイやテレビ受像機などだ。.

このデバイスは今では相当国際化し、最近加わったアイルランドを含めて20か国で発売されている。Chromecastを扱っているお店の数は全世界で約3万、これにGoogle自身のGoogle Playデバイスストアも加わる。Chromecastをサポートしているアプリの数も、ローンチ当時に比べるとたいへん多くなり、また一部のAndroidデバイスの画面を映し出す機能も加わった。これまでの累計売上台数は、Googleによると、“数百万台”だそうだ。

Chromecastは、これまでの度重なる改良や機能追加により、本格的なOTTストリーミングデバイスへと育ってきたが、でもその、Androidデバイスからキャストするという特殊な能力は、Android TVにいずれ焼き込まれるわけだから、Chromecast自身は一種の過渡期的なデバイスという位置づけになり、その機能はいろいろなサードパーティのセットトップボックスやテレビ受像機、そしてそのほかのデバイスにも載っていくことになる。GoogleはAndroid TVの成功を大いに期待していると思うけど、そうなればユーザにとってChromecastは不要になり、過渡期としての役目を終える。でもそれまでは、Chromecastほどの機能を持ったアクセサリが35ドルで買えるなんてすばらしいし、しかもGoogleがとても熱心に、中断することなく、その改良に勤しんでいるんだから、なおさらすばらしいと感じてしまう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


ChromeのAndroid版ベータは早くもマテリアル・デザインを採用、 シングルサインインでGmail、マップなどが使える

Googleの新しいMaterial Designは大いに可能性があると思う。次世代のAndroid Lでの全面的な採用に先立って、今日(米国時間7/24)、Googleはいち早くAndroid向けChromeのベータ版にこの新デザインを採用し、同時に各種Googleサービスへのシングル・サインインなどのいくつかの新機能を追加した。

シングル・サインインは、一度ChromeでGoogleアカウントにログインすれば、その後ずっと検索、Gmail、マップなどをログイン状態で利用できるのでたいへん便利な機能だ。複数のGoogleアカウントを持っている場合、Chrome内でどのアカウントにも切り替えられる。

GoogleのさまざまなサービスをAndroidから利用する上での手間が大いに軽減されることになったのは良いことだが、同時にChromeでGoogleにサインインした状態でAndroidデバイスを失くせば誰でもGoogleアカウントを自由にできることになる点は注意が必要だ。

もちろんGoogleはセキュリティー強化のためにAndroid Device Managerなどのツールを提供している。全体としてみると、2段階認証を利用している場合は特にそうだが、繰り返し何度もパスワードを入力する手間を考えると、私は多少のリスクの増加は受け入れたいという考えだ。

また新しいマテリアル・デザインによるUIもなかなか見栄えがいい。ホームページはほとんどの飾りが削ぎ落とされてこの上なくシンプルになった。シークレット・モードは最近デスクトップでデザインが変わったが新しいAndroid版もそれに似ている。検索ページも大胆な色使いと画面いっぱいのエレメントというマテリアル・デザインの特長が生かされている。

Android版hromeのベータ版(安定版とは別個のアプリ)は一般公開されており誰でもダウンロードできる。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


もうすぐWindows版Chomeのフォントがきれいになる

Googleは今日(米国時間7/17)Chromeブラウザーの最新ベータ版を公開した。そして、もしあなたがWindowsユーザーで、少なくともVista以降を使っているなら、画面フォントの見映えがよくなる。これは、Chrome 37 Betaが、MicrosoftのDirectWrite APIをサポートしたため ― 最近のスクリーン上でフォントの見え方を改善するテクノロジーだ。

実に長い間、Googleはこれをサポートせず、代わりにWindowsのグラフィック・デバイス・インターフェース(GDI)を使用してきた ― 1980年代半ばのテクノロジーで、液晶ディスプレイはまだはるか彼方で、コンピューターもずっと遅い時代だった。

ユーザーは以前からこれを切り換えるようGoogleに要求してきたが、、「大幅なアーキテクチャー変更と、Chromeのフォントレンダリングエンジンの改訂が必要だった」ため、開発チームにとって最優先課題ではなかったのだろう。

新バージョンは、サブピクセル・フォントスケーリングもサポートしてフォントサイズ間のスムーズなアニメーションを可能にした他、超高解像度ディスプレイでのタッチイベントの対応も改善された。

新しいフォントレンタリングシステムがこのリリースの目玉だが、GoogleはHTML5の <dialog>要素も追加し、デベロッパーはウェブアプリ内でダイアログボックスを作れるようになった。他にも、Web Cryptography JavaScript API ― デベロッパーはセキュアなウェブアプリを作りやすくなる ― や、CPUのコア数、ユーザーの優先言語を知る方法等、いくつかの開発機能が追加された。

さらにGoogleは、嬉しいことに最も厄介なHTML機能の一つを無効化した。showModalDialogだ。使っているサイトは殆どないが、ユーザーがダイアログを操作するまで画面を独占し続ける代物だ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Google Chromeのデベロッパー版に64ビット版登場―安定性、セキュリティー、パフォーマンスの改善へ

現代の主要OSはすべてネーティブに64ビットCPUをサポートしているし、多くのアプリにも64ビット版がある。しかし全般的にみてブラウザはこの動きに遅れているFirefoxの非公式版には64ビット版が存在するが)。

しかし今日(米国時間6/3)、Googleは実験的なDeveloper版とCanary版でChromeのWindows向け64ビット版をリリースした。おそらく今年中に一般向け安定版にも64ビット版が登場するものと思われる。Macの64ビット版についてのGoogleの対応は現在のところ不明だ。

これまで長いこと「ブラウザを64ビット化してもさしたるメリットはない」という主張が優勢だった。しかし今日のリリースでGoogleがそうは考えていないことが明確になった。GoogleのWill Harrisはリリースにともなうコメントで「64ビット版には、速度の改善など数多くのメリットがある」と述べている。

64化によって最新のプロセッサ、コンパイラの最適化、命令セット、呼び出し方法が利用できるようになる。また関数のパラメータのレジスタへの受け渡しも高速化される。これにより、特にグラフィックス、マルチメディアの処理ではパフォーマンスが平均で25%も改善された。

またGoogleによれば64ビット版のChromeは32ビット版に比べてはるかにクラッシュしにくい。特にレンダリング・プロセスのクラッシュ率は半減したという。

セキュリティーも重要な改善点だ。64ビットアプリはWindows 8で採用されたHigh Entropy ASLRのようにプログラム中の重要なデータをメモリのあちこちにランダムに保持し、ハッカーが容易にアクセスすることができないようにすることによって侵入を防止する手法を利用できるという。

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音声認識で英語が学習できるブラウザ・ゲーム、Spell UpがGoogle Chrome Experimentで登場

Googleはベータ版一時的プロジェクトとして新たなサービスを提供するのが得意だが、今日(米国時間5/13)はChrome Experimentの一環としてSpell Upという英語学習アプリを公開した。これは音声認識と音声合成を用いてユーザーの英語の上達を助けるブラウザ・ベースのゲームだ。

初級から上級までさまざまなレベルが用意されており、ユーザーはどのレベルから始めることもできる。このゲームの主な目的は語彙力を高めることで、Spell Upという名前もそこから来ている。

ユーザーはブラウザが表示する単語を正しく発音しなければならない。表示された綴りから抜けているするアルファベットを推測したり、綴り変えから正しい単語を推測したりするモードもある。答えはすべてマイクに音声で入力する(私が試したところではこのアプリは英国英語の発音を好むようだ)。

このアプリははロンドンのGoogle Creative LabのXavier Barradeをリーダーとして開発された。最近のChromeの音声認識/合成テクノロジーの進歩が存分に利用されている。

昨年GoogleはChromeでWeb Speech APIを、今年はそれを利用した音声合成をそれぞれサポートした。これによってデベロッパーはユーザーが音声でデータを入力し、それに対してアプリが音声で応答するアプリを開発することができるようになった。Spell Upはこのテクノロジーを利用している。

つまりSpell Upは面白いゲームであり教育アプリであると同時に、音声認識、合成などブラウザ・ベースのテクノロジーがネーティブ・アプリの開発環境に負けず、大きく進歩していることを示すデモの役目も果たしている。またこのプロジェクトが若く、国際的なユーザー層をターゲットにしていることも興味深い。

Barradeによれば、Spell Upはゲームデザイナーと英語教育関係者の協力によって開発されたという。最近の教育アプリはデベロッパー、ゲームデザイナー、教育者の三者の連合が必須となっているようだ。このアプリは主としてデスクトップとAndroidのChrome向けに開発されており、iPhone、iPadで実行すると音声入力が無効になるのでユーザーは回答をキーボードからタイプしなければならない。

現在このアプリは英語だけが対象だが、他の言語にも拡張されれば、英語国における外国語教育にも大いに有益だろう。

Macのノートでしばらくプレイしてみたが、たいへん面白かった。ただし音声認識の反応はやや遅く、私が発音したアルファベットを完全に誤解したことも一度ならずあった。しかし私の子供は喜びそうだし、こういうアプリのためならいくらネットを使ってもらっても構わない。

下はGoogleによる紹介ビデオ。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Google Nowカードがデスクトップ版Chromeにやって来る―数週間かけて順次公開

GoogleはGoogle Now通知センターをデスクトップ版Chromeに移植した。アップデートは今日(米国時間3/24)から数週間かけて行われる。

ユーザーは新機能によって携帯電話で受け取っている内容と同期した通知をデスクトップでも受け取ることができるようになる。Google Nowを利用するためにユーザーは特に何もする必要はない。iOSまたはAndroidスマートフォンで使っているのと同じアカウントでログインするだけでよい。

Google Nowカードには今日の天気、スポーツ試合の結果、交通情報、Googleカレンダーに登録した日程などが表示される。こうしたデータの一部はユーザーのスマートフォンの位置情報に基づいて選択されるという。

Googleは今回発表したヘルプ文書で、 iOSまたはAndroidで自宅、勤務先の位置情報を設定すると、それがデスクトップのGoogle Nowにもコンテキストとして反映すると述べている。 Google NowはChromeが起動していないときでも位置情報をチェックしている。Nowを必要としない場合はChromeの通知アイコン(釣鐘型アイコン)をクリックし、設定(歯車アイコン)を開いて[Google Now]のチェックを外せばよいということだ。

Google NowがChromeに導入されるのは予期されていた。デベロッパー向けバージョンではしばらく以前からこの機能が実装されており、2月からはベータ版にもNowが組み込まれた。やっとGoogleはNowを一般向け安定版に導入する準備が整ったわけだ。最近Googleはモバイルとデスクトップのプラットフォームを融合させる試みを加速せているが、これもその一環だろう。

Google Nowはユーザーの利便のためばかりでなく、 Googleがユーザーについてのデータを収集するための手段としても開発された。今回のChromeへの導入にあたってGoogleはさらにNowの対話性を高め、新たなユーザー情報を収集する方法を準備しているかもしれない。そのためにはNowをさらにスマート化し、利便性を高める必要がある。デスクトップ化に伴ってGoogleがどんな機能強化を考えているのか注目だ。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Chrome AppsをAndroid/iOSネイティブアプリに容易に変換できるツールチェインをGoogleが提供

Googleの、オフラインのChrome Appsが、AndroidとiOSにも住処(すみか)を見つけることになる。Googleは今日(米国時間1/28)、HTMLとCSSとJavaScriptを使ってネイティブアプリを作るためのツールチェインの、デベロッパプレビューをローンチした。その主軸となるツールは、Webアプリケーションをネイティブアプリに変換するApacheのCordovaプラットホームだ。

これらのツールを利用するとデベロッパは既存のChrome Appsをネイティブのシェルでラップし、それをGoogle PlayやAppleのApp Storeに提出できる。

Googleは、そういうアプリのための多様なChrome APIを提供しており、その中にはOAuth2を使ってユーザを認証する方法、メッセージをプッシュする、ストレージ、アラーム、などなどの機能がある。Androidでは、ツールチェインが支払い決済やリッチな通知もサポートしている。また、Cordova本体から利用できる豊富なAPIもあり、その中には人気の高いいろんなモバイルプラットホーム用の多様なサービスがある。

Googleによれば、このツールチェインによって、Webデベロッパに仕事をやりやすいワークフローが与えられる。すなわち、“Chrome Appsのリーチをモバイルプラットホームのユーザにまで広げる”ことが、わりと簡単にできるようになる。

まず、どのプラットホームのデベロッパも、Node.jsの0.10.0以上と、そのほかの必要な開発ツールをインストールする必要がある。後者の開発ツールは、開発プラットホームや対象プラットホームによって異なる部分もある。

すべてのChrome Appsは、かなり前からデスクトップでは使えるようになっていた(Macは12月に対応)。でもぼくの知るかぎり、ぜひどうしてもこいつをデスクトップに載せたい!と思うほどの画期的なChrome Appsはまだない。でも、モバイルに容易にポートできることが分かった今日からは、本腰を入れてChrome Appsを書くデベロッパが増えるかもしれない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Chrome 33のベータはCustom Elementsを導入, 音声合成APIをサポート

昨日(きのう)最終安定版のChrome 32をリリースしたばかりのGoogleが、今日(米国時間1/16)はデスクトップとAndroid用のChrome 33の初のベータローンチした

このリリースには、デベロッパが関心を寄せそうなアップデートがいくつかあり、たとえばデベロッパが独自のHTML成分(要素)を定義できるCustom Elementsという機能がある。これはWeb Componentsの仕様の一部であり、Chromeのチームはかねてから強い関心を示していた。

Custom Elementsはデベロッパが勝手に定義できるHTML成分であり、その何が魅力かというと、複雑な機能でもタグ一個で表現できることだ。だからページのコードの外見はとてもすっきりする。Googleもこの点を強調しており、たとえば下の図に示すデモアプリケーションはCustom Elementsを多用している。なお、Mozillaも近くWeb Componentsをサポートするようだから、Custom Elementsを使えるようになるはずだ。

このベータのそのほかの新機能としては、Web Speech APIのサポートがある。これによりデベロッパは、自分が作るサイトに音声認識や音声合成機能を加えられる。音声認識の方はChromeに昨年加わったが、今日は音声合成機能が内蔵された。このAPIを使うためには、デベロッパがマシン上でサポートされている音声の中から指定して、音声合成エンジンがその音声で喋れるようにする(下図)。なおiOS 7のSafariも、部分的に音声合成をサポートしている。

そのほかの変化・変更は、以下のとおりだ(Googleの発表文の原文より):

Web上の支払い決済を容易にするrequestAutocomplete APIがMacでもサポートされた。

Page Visibility APIがプレフィクスなしになった。

WebFontのダウンロードが最適化され、フォントはBlinkがレイアウトを終える前に可利用になる。つまりWebFontを使う場合のレイテンシがゼロになる。

BlinkによるCSSのAnimationとTransitionの実装が、Web Animationsモデルにより駆動される。これはデベロッパやサイトには無影響のはずだが、何か影響が見られれば知らせてほしい。

最新バージョンのWeb Notification APIをサポート。レガシーのAPIは非推奨になるので、それらを使っているWebサイトはアップデートしていただきたい。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Google、モバイル版Chromeのデータ圧縮機能を公式にリリース―データ量を最大50%節減

今日、Googleはモバイル版Chromeブラウザのデータ圧縮のオプション機能を正式にリリースしたことを発表した。この機能はユーザーのスマートフォンやタブレットへのデータ転送量を大きく削減するものだ。処理のスピードアップ、データ料金の節約に寄与することが期待されている。

同時に、モバイル版Chromeブラウザのアップデートではこれ以外にもiOS版へのGoogle翻訳、Android版へのお気に入りのウェブサイトへのショートカットなど、いくつかの新機能が追加され、バグ修正が行われている。

しかしやはりデータ圧縮機能が今回のリリースの目玉になるようだ。これが有効化されると同時にChromeのセーフ・ブラウジングテクノロジーによって悪意あるウェブページからも保護される。Googleによると、この機能は今後数日かけてiTunes App StoreとGoogle Playストアに順次公開されるという。

GoogleはAndroid版でデータ圧縮機能のテストをAndroid 昨年3月からChrome Beta for Androidを通じて開始していた。その後、昨年の秋にはテストはiOSにも拡張された。

データ圧縮機能は簡単にいえばGoogleプロキシーだ。ウェブページへのリクエストと応答をGoogleのサーバを経由させ、そこでPageSpeedライブラリーによる圧縮が行われる。その一方、ブラウザとGoogleのサーバとの接続はSPDYプロトコルによってさらに最適化される。

多くのユーザーはこうしたバックエンド処理の詳細に興味がないかもしれないが、ここでGoogleが達成したとしている成果には注目すべきものがある。Googleによれば、ユーザーがChromeのデータ圧縮/最適化オプションをオンにすると、Android版でもiOS版でも、最大で50%もデータ量を削減できるという。前に述べたように、PageSpeedライブラリーを利用して画像ファイルをJPEGやPNGからGoogleのWebPフォーマットに変換するだけでも大きな効果がある。というのはウェブページでは平均してデータ転送量の60%が画像だからだ。

モバイル・データの圧縮はもちろん新しいアイディアというわけではない。たとえばモバイル版Operaブラウザのターボ・モードやAmazon Silkも似たようなメカニズムを採用している。また昨年10月にFacebookが買収したモバイルデータ分析企業のOnavoはデータ転送の最適化を図るアプリ(Onavo Extendを一般ユーザー向けに提供している。つまり一定のデータプラン契約で最大のコンテンツを提供しようとするサービスに注力しているのはGoogleだけではないということだ。ことにGoogleの場合、ユーザーが長くウェブ上に留まればそれだけ売上が増える。

Chromeのデータ圧縮とプライバシー

ここでひとつ注意しておかねばならないのはプライバシーの観点だ。機能を有効にするには設定メニューのアプリケーションから「帯域幅の管理(Bandwidth management)」、「データ量の削減(Reduce data usage)」を選ぶ。その際ユーザーはHTTPトラフィックがGoogleのプロキシー・サーバを経由することに同意しなければならない(圧縮機能はHTTPSを利用するトラフィックやシークレットモードが有効になっている場合は無効になる)。

プライバシー問題に神経質な一部のユーザーは懸念を抱くかもしれないが、Googleが以前に説明したところによれば、リクエストがGoogleのサーバを経由する際にウェブページのコンテンツは一時キャッシュされるが恒久的には記録されないという。また、さらに重要な点だが、Googleによればそれ以外のログはGoogleのアカウントに関連づけられ、6ヶ月以内に完全に削除されるという。これらの詳細については昨年11月にアップデートされたChromeのプライバシー・ホワイトペーパーで説明されている。しかし今後なんらかの変更があるかどうか念のため注意して見守っていきたい。

その他の改良

上で述べたように今回のアップデートではいくつか興味ある改良が加えられている。iOS版Chromeでは新たにGoogle 翻訳がサポートされた(Android版では追加ずみ)。この機能はウェブページをユーザーの言語に翻訳して表示する。

一方でAndroidユーザーはメニューのオプションに「ホーム画面に追加」というオプションが新設され、お気に入りのウェブページをホーム画面に簡単にセーブできるようになった。またGoogleが今回のリリースを解説したブログ記事で述べているところによると、一部のウェブサイトではフルスクリーン表示がサポートされる。

新機能を利用するにはChromeにアップデートを適用するか、新たにインストールする必要がある。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Chrome 32ではマルウェアブロックを強化, Windows 8の上ではChrome OSを体験できる

Googleが今日(米国時間1/14, 日本時間1/15)、Chromeブラウザの最新安定バージョンをリリースした。そのバージョン32には、最近ベータチャネルにやってきた新しい機能の多くが含まれている。マルウェアブロックの改良が、その一例だ。またタブの表示は、そこで音を鳴らしている、Webカメラにアクセスしている、Chromecastにビデオを送っている、などのときにはそれらが分かるようになった。つまりタブに、スピーカーのアイコン、青い矩形、赤いドットなどが表示されるのだ。

たとえば突然音楽が鳴り出したりビデオの再生が始まったようなとき、あれっ?どのタブだっけ?ということが、これからはなくなる。このアイデアは2013年の初めからあるが、ベータに導入されたのがやっと11月だった。

マルウェアブロッカーも新しくなった。それは昨年10月の実験的先行ビルドにやってきた機能だ。これからは、Googleが怪しいと判断したダウンロードは、自動的にブロックされる(下図)。.

Windows 8を使っている人は、”Metro”モードを試すことができる。Microsoftが今それを何と呼んでいるのかよく分からないが、Googleは臆することなく今でもMetroと呼んでいる。そのMetroモードでは、ChromeのルックスがChrome OSになり、そのアプリケーションがWindows上で立ち上がる。前のバージョンでは、MetroモードはChromeの通常のインタフェイスを見せるだけだった。その、ChromeインタフェイスのMetro化は上出来とは言えなかったが、今度の新しいインタフェイスではMetroモードをうまく利用して、Chrome OSをWindowsに持ち込んでいる。

今回は新たに、”スーパバイズドユーザ(supervised users, 監視されるユーザ )”という機能が加わった。これはまだ公式にはベータだが、たとえば親が子どものWeb閲覧履歴をチェックできるのだ。そしてchrome.com/manageでサイトに制限をかけられる。

例によって、セキュリティフィックスも多い(21か所)し、安定性やパフォーマンスの面でのアップデートもある。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


こんどのChrome Betaではモバイル開発のためのツールが充実…ビューポートエミュレーションの改良, スクリーンキャストありのリモートデバッグなど

今朝(米国時間12/3)ローンチされた最新のChrome Betaで、Googleはモバイルデベロッパのための新たなツールをいくつか導入し、デスクトップからモバイルのWebアプリケーションを比較的容易にテストできるようにした。このベータはデスクトップAndroid共に、ビューポートエミュレーションの改良により、モバイルのデバイスと画面とタッチイベントがうまく模倣され、またスクリーンキャストのできるリモートデバッグがサポートされた。

これまでデベロッパは、相当面倒な手順により、ブラウザのエクステンションを使うかまたはコマンドラインから、接続したデバイスの上でデバッグを開始していた。今度からは、MacのユーザはデバイスをUSBでつなぐだけでよく、Chrome Betaがリモートデバッグをネイティブでサポートする。デバイス上のChromeやChromeが動かすWebViewの、どんなインスタンスでもデスクトップからアクセスでき、キーボードやマウスのイベントは自動的にデバイスへ送られる。Windowsユーザはデバイスドライバをインストールして、この機能を有効にする。

Googleによると、ビューポートエミュレーションが改良されたことによって、デベロッパは各種のエミュレーションパラメータ…画面解像度、タッチエミュレーション、devicePixelRatio、ユーザエージェント、センサ、などなど…を完全にコントロールできる。ページは、本物のモバイル用Chromeと同じモバイルのビューポートコードで表示されるから、デスクトップ上で実際の結果を正確に見ることができる。

Chrome DevToolsのファンの方は、先月行われたChrome Dev Summitにおける Paul Irishの講演(25分)を聞いてみよう。これらの新しい機能を、詳しく説明している。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))