IFTTTがNestデバイスをGoogleアカウントに移行しないよう警告

Google(グーグル)はシンプルさのために、NestのデバイスをGoogleのエコシステムに統合すると発表した。しかし、時としてそれは問題を生むことになる。同社は5月、ユーザーの反発をうけ、サードパーティー製品との統合のためにWorks with Nestの接続を維持すると発表した。

IFTTTのカメラや煙探知器、サーモスタットなどの人気アプレットも例外だ。これは、IFTTTの機能を時間をかけて統合したユーザーにとっては良い兆候だ。

しかし、NestのアカウントをGoogleのアカウントに移行しようとすると、その過程で接続が切断されるようだ。IFTTTの組織はユーザーに移行を促すブログ投稿をうけて、米国時間8月19日の夜遅くに2つの警告を発した。以下は、その内容である。

  • NestアカウントをGoogleアカウントに移行しないように。Nestアカウントの移行はIFTTTや他のWorks with Nestの統合を切断する。この過程はやり直せない。
  • 再接続ができなくなるので、8月31日以降にNestをIFTTTから切断しないように。これはNestアカウントをGoogleアカウントに移行していないユーザーに影響する。

一方Googleは、現在IFTTTのようなサードパーティーによる統合を必要としているNestにも、同様の自動化機能を提供したいと表明している。

[原文]

(翻訳:塚本直樹 Twitter

顔認識技術のTrueface.aiがIFTTTを統合して多様な実用的利用が可能に

500 Startupsと多くのエンジェル投資家が支援している、まだステルス状態の顔認識スタートアップTrueface.aiが、IFTTTとの統合により、デベロッパーたちが同社の技術をいろいろ試せるようにしている。

CEOのShaun Mooreによると、IFTTTとの統合により初めて、同社の顔認識技術が、複雑なコードを理解する必要なく、多くの人が利用できるようになる、という。

同社は最初、ハードウェアとソフトウェアのベンダーだったが、2017年にハードウェアの取り扱いをやめて、ソフトウェアにフォーカスするようになった。

“われわれ自身がもっと幅広いアプローチを取ることによって、ハードウェアのデベロッパーが自分のやりたいことをできるようになる、と考えた”、とMooreは語る。

Trueface.aiが今集中しているデジタルの認識確認技術は、たとえば誰かが銀行の口座を開こうとするときの本人確認や、公証事務のデジタル化などに応用できる。しかも、“本人性や所有権の確認をリモートでできるようになる”。

その目標は、顔認識技術を誰でも使えるようにすることだ。そしてそのための第一歩が、IFTTTの統合だ。それによってデベロッパーやメイカーたちの知名度を上げることができる、とMooreは考えている。

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“これ(IFTTTの統合)は、一般的にサードパーティがうちの技術を利用するときの、ひとつの形だと思う。たとえばスマートロックのLockitronがあれば、Truefaceが来客の顔を認識し、その判定に基づいてIFTTTがドアをアンロックする”。

その顔認識に使われる技術は、今やおなじみのディープラーニングだ。ソフトウェア専門で行く、と決める前のTrueface.aiは、本誌TechCrunchのニューヨークオフィスにやってきて、その前身的技術であるChuiをデモしたことがある(下のビデオ)。

その機械学習のモデルは、数百万もの顔の画像で訓練され、そしてユースケースによっては、人間の顔の数学的表現を生成することもできる(これを数学用語で埋め込み(mbedding)と言う)。

埋め込みを保存しておくと、他のモデルが本人性の推断に利用できる。同社のモデルは、生きた本人でなく、本人の顔写真でシステムを騙そうとしても騙せないようにできている。スマホのロック画面なんか、もうだめだからね。

IFTTTの統合とともに同社は、そのIDVerifyプロダクトによって同社の技術にユーザーを慣れさせようとしている。

すでに同社の技術は150か国以上の本人性証明ドキュメントと互換性があり、それらをTrueface.aiのWebアプリケーションやモバイルアプリケーションで利用できる。

Mooreは曰く、“何かを自分で作ることの好きな人たちも、うちの技術の立派なユーザーだ、と考えているよ”。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

IFTTT連携の睡眠センサーNokia Sleep発表、「睡眠中は自動でエアコンの温度を下げる」が可能に

eng-logo-2015米国・ラスベガスで開催中の国際家電見本市 CES 2018より。ノキアがIFTTTによるスマートホーム管理機能を搭載した睡眠センサー「Nokia Sleep」を発表しました。

「Nokia Sleep」は、マットレスの下に敷くパッド形状の睡眠センサーです。Wi-Fiでクラウドと繋がり、睡眠の長さ・中断回数・深さなどをAndroid / iOS対応の「Nokia Health Mate」アプリやWEBブラウザで確認可能。睡眠改善に向けたアドバイスも提供するコーチング機能も備えます。

さらに、IFTTTによるスマートホーム管理機能を搭載。「Nokia Sleep」はスイッチとして機能し、睡眠の状態にあわせて照明やサウンド、エアコンの設定温度などを制御し、睡眠環境を最適化できるとうたいます。

Nokia Sleepは2018年2月に99.95ユーロ(約1万3300円)で発売予定。日本での価格や発売日は後日発表予定としています。

また、ノキアのヘルスケア製品と連動する前述のスマートフォンアプリ「Nokia Health Mate」がAmazonのクラウド型音声サービス「Alexa」とスキル連携することも発表されました。

Engadget 日本版からの転載。

MateLabsが機械学習とIFTTTを連携させた

もし機械学習モデルを訓練してそれをIFTTTと統合したいと思ったことがあるなら、 今やMateLabsの新しい製品を使うことができる 。初心者が機械学習モデルを作りだすことのできるプラットフォームMateVerseは、今やIFTTTと連携して、条件に基づいて実行するモデルを自動的にセットアップできるようになった。

IFTTTをよく知らない人のために述べておくなら、これはプログラミング知識なしで独自のif/then(もし〜ならば〜する)ステートメントを作成するための自動化ツールである。このサービスを使って、外部の気温が50度以上に上昇した場合に通知を受け取ったり、Twitterに直接写真を投稿したりすることができる。

MateLabsによるインテグレーションもほぼこれと同様に働くが、機械学習が加わっている点が異なる。現段階では、同社はTwitter、Slack、Googleドライブ、Facebookなどに対応できる、コンピュータビジョンと自然言語処理ツールを提供している。例えば、Twitterでのメンションを分析して、なぜそのメンションが起こったのかを決定する処理を設定することができる。

もちろん、利用者が自身のデータをMateVerseプラットフォームにアップロードし、特定のユースケースについて独自のモデルを訓練すれば、利用者自身が独自のモデルを構築することもできる。これらのすべては、複雑な機械学習フレームワークに精通していない人にとっては有用だが、だからと言って、上級開発者にメリットがないということではない。

この技術が成熟して行ったときに、ハッカーが何をできるようになるのかを見ることが楽しみだ。ハードウェアとIFTTTとの統合によって一風変わったものを作りだす人も出て来るだろう。例えばあなたやあなたの猫が部屋に入ってきたときに、特定の照明を点灯するといったものだ。

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(翻訳:Sako)

Built.ioがビジネスユーザーのためのIFTTT、その名もFlow Expressをローンチ

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Built.ioFlowは、ドラッグ&ドロップの簡単なインタフェイスで、複数のステップから成る複雑なタスクを、まるで一つのシェルスクリプトのように統合できる便利なツールだ。そのBuilt.ioがこのほど、技術系ではないふつうの社員でも使える、いわば簡易バージョンのFlowをローンチした。これを使うとユーザーは、Cisco Spark, Slack, Gmail, Marketo, SalesforceなどのアプリケーションをIFTTT的に統合できる。名前を区別するために従来のFlowはFlow Enterpriseになり、この新しいFlowはFlow Expressと呼ばれる。

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Built.ioのCOO Matthew Baierはこう説明する: “統合化と自動化は、ビジネス系と技術系、どちらのユーザーにとっても有益だ。しかし両者のあいだには、ニーズとスキルの違いがある。これまでうちは、ITアドミンなど技術系のユーザーに奉仕してきたが、非技術系の労働者にも仕事を統合化するニーズがあることに気づいた。ただしその場合、プログラミング不要でなければならない。Built.ioのFlow Expressを使えば、コーディングのスキルのない人でも、毎日使うアプリケーションやサービス、デバイスなどを結びつけて、自動化されたワークフローを作れる”。

彼の話を聞くと、Flow ExpressはIFTTTZapierMicrosoft Flow(同じ名前!)とよく似ているようにも思えてくるが、しかしBuilt.ioは、ビジネスプロセスは単純なif〜then〜の論理だけで表せるものではない、と主張する。

Baierによると、Built.ioの企業ユーザーは、同社の競合製品に飽きたらなくて乗り換えた人たちが多い。“そしてFlwo Expressは、うちに長らく欠けていた初等的入門的な製品だ。Flow ExpressとFlow Enterpriseがあることによって、本当のエンドツーエンドの統合化が提供される。IFTTTでできる単純なものから、もっと複雑高度なものまでどんなものでも統合化でき、ユーザー自身のかぎりない成長に伴走できる”、と彼は語る。

Flow Expressのインタフェイスは、〜Enterpriseのドラッグ&ドロップ方式ではなく、ステップバイステップのウィザードを使ってマルチステップのフローを作る。そしてExpressで物足らなくなったユーザーは、そのフローをFlow Enterpriseにエキスポートできる。Flow Expressでは42のサービスを結びつけることができるが、他社製品はもっと多い。でも現状でSlack, Microsoft Dynamics, Salesforce, Trello, Box, Dropbox,などなどをサポートしているから、とりあえず十分だろう。

Flow Expressには、試用バージョンがある。有料プランでは、ワークフローが9つから、月額料金は9ドルからだ。最高は25ワークフローの月額29ドルだが、10月24日までなら25ではなく27のワークフローを作れる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

いろんなツールを一つのワークフローへと統合するBuilt.ioのFlow、数週間の工程を数時間に短縮

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Built.ioのFlowは、複数のアプリケーションやサービスやツールを、一つのワークフロー、まさにFlowへと統合するドラッグ&ドロップ方式のツールだ。それは今は亡きYahoo PipesやIFTTTみたいに、たとえばSalesforceとMarketoをくっつけて営業の過程を自動化する。今日同社がローンチしたFlowの大型アップデートにより、さらに強力な統合が容易にできるようになった。

企業の世界では、統合がサードパーティにとってビッグビジネスにもなっている。デベロッパーとはいっても、さまざまな既存のサービスをくっつける仕事ばかりやってるショップも、少なくない。Built.ioによると、Flowを使えば、数週間かかるそんな工程が数時間に短縮される。

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Flowは昨年、一般公開でローンチしたが、Built.ioのCEO COO Matthew Baierによると、今やこんなサービスの機が熟しているのだそうだ。彼が考えるその理由は、APIというものの普及だ。今やどんなサービスでもAPIを公開しているから、顧客の求める多様な統合が相当やりやすくなっている。もうひとつの要素が、物のインターネットの成長だ。彼によると、これからは、何と何をくっつけたい、というニーズが爆発的に増大するから、Flowのようなサービスの出番も増えるはずだ。

こんどのニューバージョンでは、Flowのデータベースにまだ載ってないサービスでも、顧客企業が比較的容易に、統合のためのエンドポイントを構築できるようになった。このActivity Builderという新しい機能によって、社内的なプライベートなAPIでも統合に加えることができる。

Flowのもうひとつの新しい機能は、複数のサービス間のデータマッピング(データ変換)だ。典型的な例が、SalesforceとMarketoだ。この両者は、ユーザーインタフェイス中のまったく同じ欄でも、違う名前で呼んでいる。またFlowが今日(米国時間7/11)ローンチしたTrigger Testerは、ダミーデータを使って、リアルタイムイベントによる統合を容易にテストできる。

Built.ioは最初Flowを、企業の営業部門に売ってきたが、今日からは月額29ドルの会費制により、誰でもクレジットカードでFlowを利用できる。これにより、営業にかぎらず、さまざまな部門でFlowを利用した統合が行われるようになるだろう(同社はそれを“一般市民インテグレーター”(citizen integrators)と呼んでいる)。この月額制のプランでは、統合できるのは5つのアクション、5つのトリガ、そして15分のスケジュールだが、今圧倒的に多いのは二つのサービスをつなげる、というニーズだ。だから5つという制限でも、十分なのだ。

試してみたい人は、ここへ行ってみよう。本誌読者は、無料で試用できる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Das Keyboardの5Qは、クラウドに接続するインテリジェントなキーボード…キートップのブリンクで情報を表示

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Das Keyboardは誰もが好きなキーボード会社で、まるでKraftwerkがツアーに持って行く楽器のような名前だが、同社がこのほど発表した5Qは、クラウドサーバーと双方向通信をするスマートキーボードだ。

どういう意味かというと、キーボードをプログラミングして、eBayで自分より高値がついたらEの文字をブルーで点滅する、とか、自分のWebサイトがダウンしたらスペースバーを激しくブリンクさせる、などのことができる。数値キーを点滅してCPUの使用率をお知らせする、なんて使い方もある。

そのQと呼ばれるAPIは、複数のデータソースに接続できる。プログラミングをしているときにビルドのエラーを通知したり、来信メールの相手によっていろんなキーの輝度を変えたりもできる。たとえばBのキーが赤く輝いたら、あなたのボスからのメールだ、とか。

このキーボードはIFTTTのようなサービスに接続して、なにが起きたらなにをする(if〜then〜)のルールを設定する。そうやって自分の身近で情報を共有するのは、なかなかおもしろい。

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ぼくは昔から、Dasのカチッと音のするキーボードが大好きで、Blink(1)のようなツールも好きだから、このキーボードはとてもいいと思う。今同社はクラウドファンディングをやっていて、すでに24000ドルを超えている。

早めの支援者は109ドル、そして189ドル出すとブランクな(文字が書いてない)キーキャップのセットももらえるから、このキーボードでGibsonをハックすることもできるだろう。発売は来年1月を予定している。

しかもDasはOmronのGamma-Zuluメカニカルスイッチを使っているから、これまでの製品との互換性も十分にある。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

CerevoがSxSWでお披露目したのはウェブサービスを繋ぐ鍵「Hackey」

米国オースティンでは現在、音楽や映像、ITなどを取り扱ったイベント「South By Southwest(SxSW)」が開催中だ。すでに米TechCrunchからQuirkyの翻訳記事も届いているし、続報もいろいろと出てくると思う。

そんなSxSWに日本のハードウェアスタートアップの雄、Cerevoが出展中だ。同社は3月16日、開発中の新製品「Hackey(ハッキー)」を発表。現地にて実物を展示している。

Hackeyは、無線でインターネット接続する手のひらサイズの鍵型スイッチだ。サイズは直径56mm、高さ51mm、重量は未定だ。無線LANを搭載、電源はACアダプタ、2015年夏頃のリリースを予定する。予定価格は90ドル前後。

ウェブサービス「IFTTT」に連携可能で、IFTTTのレシピ(特定の条件「トリガー」と特定の動作「アクション」を組み合わせてることで、さまざまなウェブサービスを連携してりようできるプログラムのようなもの)にHackeyのスイッチを組み込むことができる。

Cerevoのリリースでは、「帰宅した子供がキーをひねって会社にいる親に帰宅を伝える」「自宅に設置した鍵をひねって安否を伝える」といった使い方を紹介しているが、対応するのはTwitterやFacebookをはじめとした100以上のサービスなので、その可能性は幅広い。Cerevoでは開発者向けにHackeyの制御用APIを公開する予定で、対応サービスやガジェットの開発も可能になる。

そのほかウェブから情報を受け取ってLEDの制御も可能。さらに鍵ユニットは着脱可能で、市販の直径16mmパネルマウント型スイッチと互換性があるため、鍵ユニットを外してボタンに装着する、オリジナルのボタンを作るといったカスタマイズも可能だそうだ。


IFTTTがシリーズBで$30M、新しい高度な機能を有料化していきたい、と

IFTTT(If This Then That)が3000万ドルのシリーズBラウンドを終了したことを今日(米国時間8/29)発表した。ラウンドの幹事会社はNorwest Venture Partners、これにこれまでの投資家A16Z*が参加した。Norwestの社員パートナーJosh GoldmanがIFTTTの取締役会に加わった。CrunchBaseによると、彼はほかにも15社の取締役会で顧問役を務めている。〔*: A16Z, Andreessen Horowitz.〕

IFTTTは、インターネット上の各種サービスやユーザのデバイスが互いにコミュニケーションできるようにしてくれる。そのためにユーザは、とても単純な文、If this, then that(もしもこれ、ならあれ)を書く。

たとえばTwitterというサービスと、天気予報やカレンダーのサービスをコミュニケーションさせて、「もし明日晴れなら(or夜の10時になったら)ナニナニとツイートせよ」とプログラムできる。「会社のオフィスに入ったら、電話の呼び出し音が鳴らないようにせよ」、というプログラムも可能だ。あるいは天候や置き場所によって、Nestのサーモスタットを動作させることもできる。

サービスでなくデバイスなどの物がプログラムの対象のときは、IFTTTはIoT(物のインターネット)を見事に先取りしている、とも言える。

ファウンダのLinden Tibbetsはこう言う: “この会社を始めたときは、すごく長期的なことを考えていた。今のIFTTTにあるサービスは、氷山の一角にすぎないね。IoT的なことも、最初から考えていたが、Kickstarterなんかのおかげで、この1年ぐらいで急激に関心や機会がふくらんだね”。

IFTTTがローンチしたのは2010年だが、当時はかなりベアボーンなプロダクトで、それが今では125以上のチャネル(サービスやデバイス間の組み合わせ)があり、Nike、Square、ESPN、Nest、Jawbone、eBay、Microsoftなどの有名企業も利用している。個人が作ったレシピ(IFTTTのプログラムのこと)が1400万以上あり、1日に1500万回、レシピがトリガされている。

GoogleがやっとNestをものにし、そしてSamsungがついにSmartThingsをつかまえたというこのときに、IFTTTはそのずっと先を行っているのだ。

Tibbetsは話を続ける: “今回のラウンドを契機に、売上の計上を真剣に考えたい。まあ、有料アカウントだろうね、その手段は。有料のお客さんには、これまでのIFTTTではできなかったことを、やらせてあげたい。そんな高度な有料機能の要望は、毎日のように飛び込んでくるよ。たとえば、同時に複数のTwitterやInstagramのアカウントをオープンしたい、とかね”。

IFTTTのこれまでの調達総額は3900万ドルだ。そして投資家はLerer Ventures、Betaworks、BoxGroup、SV Angel、Founder Collectiveなどなどと多彩だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


SquareがIFTTTに対応…記帳などを自動化できるから便利

二つの大きな円で、こんなベン図を作ってみよう: “Squareを使っている人”と“IFTTTを使っている人”。

あなたは、この二つの円が重なる部分にいる人かな? なら、おめでとう! 今日(米国時間7/24)からは、SquareからIFTTTを使えるのだ。

IFTTTを知らなかった人には、ここに簡単な説明がある。IFTTTはIf This Then Thatの略で、二つのオンラインサービスを結びつけて、片方で何か(This)が起きたら、もう片方で何か(That)をする、という仕組みだ。

たとえば、「誰かがFacebookに自分の写真をアップロード」したら「テキストメッセージで通知が来る」ようにする、とか。「Dropboxの自分のアカウントに何か変化が」起きたら「部屋の明かりの色をブルーにする」とか。PhilipsのHueという電球を買ってIFTTTに接続し、IFTTTのDropboxチャネルをonにすれば、それができる。IFTTTを使うと、インターネットの上の複数の物事を結びつけることができるのだ。

Squareではどうなるかというと、あなたがSquareを使って買い物をする、返金をする、お金の引き出しや預金をする、などなどの処理をするたびに、ほかのサービスを起動できる。

たとえば、こんなことを:

  • 何かに関する決済が完了するたびにテキストで連絡をくれる
  • 返金や払い戻しをするとEvernoteを起動してそのことを自動的に記帳する
  • 大きなセールが成功したらYammerにお祝いのメッセージをポストする
  • 支払いをするたびにGoogle Docsのスプレッドシートに記帳する

IFTTTにはTumblrTwitter、iOS/Android/Android Wear、redditeBayなどへのアクション起動フックがあるから、いろんなことができる。あとはIFTTTのツールの使い方をおぼえて、レシピ(アクションのメニュー)を書くだけだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


bttnはWebの汎用クライアントをシンプルな物理ボタンにして広範なB2B市場を開拓

IFTTTというWebサービスは、レシピと呼ばれるプログラムに基づいて複数のWebアプリケーション間の動的関係を自動化する。たとえば「もしもFoursquareでチェックインしたら、Facebookのステータスをアップデートせよ」、なんて。なかなか便利なサービスなので、ファンやマニアも多い。

でも、難しいプログラムを書かないと人生が快適にならないのはいや、という方のためには、Webサービスではなく、bttnという名のハードウェアがある。これは、すでに用意されているいくつかのレシピに基づいて、画面上のボタンではなく、実物のボタンを押すとアクションが実行される(上図)。

今日(米国時間5/27)、69ユーロで予約受付を開始したbttnは、インターネットに接続された物理的なボタンで、そのボタンが何をトリガするかによって、実際に起きるアクションが決まる。あなたが設定した条件に基づいて実際にアクションを実行するのは、フィンランドのThe Button Corporationのサーバだ。あなたはこのサーバに、SMSや携帯/スマートフォンやWiFiなどで指示を送る。ボタンの電源は、電池またはUSBケーブルだ。サーバにあなたが送る指示(コマンド)は、ブラウザ上でカスタマイズできる。

では、一体、何をカスタマイズできるのか?

サーバは、bttnが押されたときに起きるさまざまなアクションを提供する。それらのアクションはユーザが構成可能である。シンプルなウィザードを使ってさまざまなインターネット技術…HTTP、RSS、IFTTT、SmartThings、Twitter、Facebook、メール、SMSなどなど…を利用できる。われわれはたえず、これらの選択肢の増加に努めている。

使い方の例としては、子どもが帰宅してbttnを押すと、帰ったよというSMSが親に送られる(自分の携帯を使わないですむ)、というのがわかりやすいだろう。あるいは、高齢者が、気分が悪くなったときにbttnを押すとSMSが送信され、介護者が来てくれる、というシナリオもありえる。逆に、今日はなんでも自分でできたから、来なくてよいよ、というメッセージでもよい。

ボタンを押したあとでbttnのグリーンのLEDが点灯したら、コマンドが正常に実行された、を意味する。黄色なら、“待機中”、赤は“エラー”だ。

このLEDライトを、ユーザへのプロンプト(“ボタンを押せ!”)として利用することもできる。たとえば、ゆっくり点滅したら“押してね”、急速に点滅したら“大至急押して!”の意味にするとか。高齢者などの場合は、決められた時刻にボタンが押されなかったらプロンプトを点滅させる、という使い方がよいだろう。

このプロンプト機能は、家庭内で一定時間ごとに薬を服む/服ませる、とか、高齢者の無事を確認する、という使い方ができる。bttnのファウンダHarri Rautioの最初の発想が、後者だった。

コマンド実行のフィードバックとプロンプト機能は今後、ライトの色や点滅だけでなく、音声の利用も考えている。コマンドをサーバに送ることも、音声でできるようにしたい、という。

IFTTTに対しては、bttnの作者たちは、あくまでも補完的な位置づけだ、と考えている。とりわけ、コンピュータやスマートフォンなどがない、あるいは使えない場面では、bttnが重宝するだろう、と。もちろん、さっさと用をすませたい、いちいちコンピュータやアプリを立ち上げるのは面倒、という場面もありうる。

他製品との競合については、同社はこう言っている: “単一目的のレガシーな製品やサービスが数多くある。たとえば子どもや高齢者の連絡用、など。でもそれらの多くは供用範囲がローカルだ。bttnは多目的に利用でき、インターネットのおかげで供用範囲はグローバルだ”。

“多目的でグローバルといえば、IFTTTなども競合相手になるかもしれないけど、実際にはこれらは、競合というよりも相補的な関係にある。うちのような物理的なボタンでなく、画面上の仮想ボタンを押す類似サービスも、すでにいろいろある”。

“bttnの、他にない抜きん出た特長は、非常にシンプルで使いやすいこと、自由度、低価格、クライアント側にコンピュータやスマホなどが要らないこと、そして、パートナーが自己ブランドでデバイスとサービスを提供できることだ”。

というわけで、同社がメインの収益源と考えているのは、あくまでもb2bの市場だ。もちろん最初の立ちあげ時には、ハードウェアマニアのような個人にも、一回かぎりの低額料金で提供されるのだが。

b2bの例として同社はすでに、フィンランドのタクシー/マイクロバスサービスの大手Kajon Oyを顧客にしている。bttnを、レストランやホテルなど、町のあちこちに置くことによって、タクシー等の利用者を増やすとともに、“毎回いちいちタクシー会社に電話をする”というお客さん側の手間も省くのだ。

またもうひとつの顧客、映画館チェーンのFinnkinoでは、館内の随所にbttnを置いて、来館者サービスを充実させている。

同社は2013年9月に創業され、今年の初めまで、一定の顧客とベータのユーザグループにサービスを提供していた。資金はすでに、SuperCellの発明者Jari Ovaskainenやフィンランド政府のテクノロジ企業育成ファンドTekesから得ている。これまでの調達総額は100万ユーロ弱だ。

同社のb2bを中心とするビジネスモデルは、月額の料金制だ。企業パートナーの方が、個人ユーザよりもお金を払いやすいのである。でも今回の予約受付に応じた初期ユーザは、無料で利用できる。彼らの手に製品が届くのは、10月の予定だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


インターネットサービスを「繋げて」使うIFTTT、より「自由」なAndroid版がついに登場

Internet上のサービスを繋いで処理を自動化するIFTTTのAndroid版が登場した。そしてこのAndroid版、iOS版と比較するとよりOSレベルの連携が見られるようだ。もちろんこれはAndroidの「レッセフェール」の方針によるものだ。すなわち、アプリケーション側からOSの機能をいろいろと操作しやすくなっているのだ。

IFTTTのAndroid版の登場は、多くの人にとっては予想よりもはるかに長くかかったのではないだろうか。IFTTT自体、間もなくリリースされるはずだという噂に対し、肯定的な様子をみせたこともあったが、これまでは結局「偽情報」となってきていた。CEO兼共同ファウンダーのLinden Tibbetsに、技術的な問題なのか、それともAndroid版に向けたリソースの問題だったのかを尋ねてみた。

「問題はリソースにありました」との回答だった。「シリコンバレーでは、どうやらAppleないしiOSアプリケーションを開発したいという人が多いようです。iOS版に向けるのと同じような熱意をAndroidアプリケーション開発に向けている人というのは探すことが難しいと感じています。もちろん、そうした状況は変わりつつはあります。IFTTTでも幸運に恵まれ、Android世界の中で生きているようなJordan Beckと出会うことができたのです」。

Appleの制限的な姿勢もある中で、IFTTTは非常に便利なツールとして広まっていった。iOS 7を搭載するiPhoneやiPadで便利に使ってきた人も多いことだろう。そしてこの度、Nexus 5で使ってみたが、大画面にも非常に馴染んでいて使いやすかった。iOS版にあった機能はほぼそのまま踏襲されており、Androidの自由さを活かした機能実装もなされている。

「Androidアプリケーションでは、ボリュームコントロールやWiFi、壁紙などのデバイスレベルの操作も行えます。電話履歴やSMSログなどを利用することもできるようになっています」とTibbetsは言っている。iOS版ではSMSを送ろうとすれば送信元が「IFTTT」という名前になってしまっていたが、Android版では自ら送るのと同様なスタイルでSMSを送信することもできる。「Android版では、特定のイベント発生時にメッセージをある意味で共有するような“インテント”という仕組みも用意されています。こうしたものを活用して、Android専用のレシピなどが急速に登場してくるだろうと期待しています」とのこと。

レシピ共有用のチャネルで、Android専用のものとしてDeviceにも注目したい。WiFiに接続したり切断した際に、壁紙を変更したり着信のベル音の大きさを変更するようなことができる。他にもlocation、notification、phone call、photo、あるいはSMSなどといったチャネルがある。Android特有の機能を活かして可能性を探るレシピが多く登録されている。

仕事が終わったときに奥さんにメッセージを送るときにも、他のサービスを介さずに、直接送ることができるようになった。また、かかってきた電話をとらなかったとき、PhillipsのHueライトを赤くして注意を促すといったレシピもある。また、留守番メッセージが入ったのに直ちにチェックしなかった場合に、メッセージの送り主にSMSを送るというものもある。

IFTTTのAndroid版ではiOS版やウェブ版のものに、いろいろと面白い機能が付け加えられているようだ。Androidの「自由さ」を活用することで、IFTTTの可能性がどこまで広がるのかということを感じさせてもくれる。アプリケーションはこちらから入手することができる。

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(翻訳:Maeda, H


スマートフォンと車載コンピュータを連携させるAutomatic、IFTTTと連動してよりスマートに

Automaticは車の運転時にさまざまの情報を提供してアシスタントとして機能するデバイスだ。モバイルアプリケーションと組み合わせることで、データのトラッキング、分析を行い、トータルな意味での運転「能力」を向上させてくれるものだ。「スマートアシスタント」を標榜するAutomaticだが、この度IFTTTと連携することになり、一層スマートに利用できるようになった。IFTTTというのは、特定の事象が発生した際に、ある種のアクションを起こすようにするものだ。何を検知したらどのような行動を起こすのかを記したものを「レシピ」と呼ぶ(IFTTTはif this, then thatを縮めたもので「これがおきたらあれをやる」という意味だ)。

Automaticでは当然ながら、車に関連したイベントによりアクションが起動されることとなる。イベントとはたとえばイグニッションスイッチのオンオフ、エンジンチェックライトの点滅、あるいは運転を停止したとき、などといったものになる。車のシステムに関わるものだけでなく、たとえば特定の場所に到達したというようなことも、イベントとして利用することができる。

トリガーとなるイベントを設定すれば、それに応じて行うべきアクションを定義する。サンプルのレシピを見てみると、帰路についたときに家族にテキストメッセージを送るなとといった用例が登録されている。

上の用例はシンプルだが、もちろんできることに限界はない。ある街に到着したときにソーシャルメディア経由で仲間に伝えるとか、訪問先が近づいたときにその旨を相手に伝えたりするような使い方もあるだろう。あるいはホームオートメーションシステムと連動して、車庫に車を入れながら自動的に家の電気を付け、エアコンの動作を開始するようなこともできる。

ティーンエイジャーの子供を心配する親などは、車がいつガレージを出て、そしていつ戻ってきたのかを確認するという用途に使いたいと考えるかもしれない。

Automaticも、いろいろとレシピを公開していく予定であるとのこと。公開されたレシピはこちらにあるIFTTTのAutomaticページで見ることができる。安価に「スマートカー」を実現する方法として、なかなか面白い仕組みになるかもしれない。

原文へ

(翻訳:Maeda, H


IFTTTがiOSの位置チャネルをローンチ: Foursquare, Twitter, Instagram, Facebookとも統合

今日(米国時間12/12)IFTTTが、同社の’Internet glue’(インターネットの糊)サービスにiOSの位置対応チャネルを加えることを発表した。これによりユーザは、そこに入ったら何かのアクションが行われる‘領域’を指定し、その領域に入ったり出たりするときに起きてほしいアクションのメニュー、IFTTTの用語で‘レシピー’を指定できる。〔‘チャネル’もIFTTT独特の用語〕

たとえば、旅行の目的地に着いたら妻に自動的にメールやTwitterのDMを送るというIFTTTのレシピーをセットアップできる。あるいは、今自分がいるところの近くで友だちがFoursquareでチェックインしたら、地図上に円を描いて知らせてくれるようにできるだろう。

IFTTTのモバイルディレクターDevin Foleyは、帰宅時に家の近くまで来たら、彼の家のPhillips製Hueライトの色が、まるでダンスパーティーのときのライトのように次々と変わるようにセットアップした。すると彼の息子は、パパが帰ってきたと分かるのだ。CEOのLinden Tibbetsは、最近出た結婚式で、そのとき結婚式場で撮られたInstagramの公開写真がすべて、彼のDropboxに入るようにセットアップした。その写真集を、あとで式に来た人たちと共有できるのだ。

位置チャネルは直接作ってもよいし、またはInstagramやFacebook、Foursquare、Twitterなどのチャネルからアクセスしてもよい。今後は、もっといろいろなチャネルに位置を組み入れるようにしたい、という。領域の指定にはズーム機能があるから細かい指定もできる。Appleの位置指定ツールよりも良い、とぼくは感じた。レシピーは、その領域に入ったとき、またはそこから出たときのアクションを指定できる(両方も可)。

‘領域’ではなく、ピンポイントで場所を特定したいニーズもあると思うが、それは今後の実装課題だそうだ。

もちろん、iOSのシグナルの中で位置はとくに重要なものの一つだ。これまでは写真や連絡先やリマインダーにIFTTTのチャネルが設定されたが、位置からはもっといろんなアクションをトリガできる。IFTTTを使えば、Appleやそのほかの企業がが絶対提供してくれそうもない複合的(複数機能/アプリケーション横断的)機能を、自分でプログラミングできるのだ。

【中略】
[IFTTTの今回のアップデートの、そのほかの細かい内容。]

IFTTTは、近くやっとAndroidバージョンが出る。まだ開発途上でリリースの日程は未定だが、なにしろすでに開発は始まっている。また、将来的にはIFTTTのチャネルをユーザが設定できるようになる、というビッグニュースもある。それができたら、ほんとうにすごいことになる。さらに、Jawbone UpとかWemoなど、コンピュータ以外の多様なハードウェアへの実装も、今そのための技術者を募集中だそうだ。いろんなホームオートメーション器具/システムをIFTTTでコントロールできたら、おもしろいことになりそうだ。

【後略】

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Webページの重要データをスプレッドシートに変えるImport.io, 人が読むWebから機械が読むWebへ

TechCrunch Disrupt San Francisco 2013のStartup Alleyに登場したImport.ioは、複数のWebページ上の重要なデータをスプレッドシートに変換して、より見やすく、そして(コンピュータ上で)使いやすくする、というサービスを提供する。

同社のCDO(Chief Data Officer) Andrew Foggの説明によると、Webページは本来、人間が“読む”ためのものである。でもマシンが情報を理解するためには、別の形式の方がよい。Import.ioを利用すると、データを手入力でクェリしたり、あるいはAPIからクェリすることができる。

彼らはこれまで長年、いろんなサービスを使ってWebサイトからデータをかき集めてきた。その苦労と不満の経験から生まれたのが、Import.ioだ。たとえばYahoo! Pipesは、いろんなWebサイトにアクセスして関連データを集めるシステムだった。Dapperは複数のWebページからデータをかき集めて、それらのコンテキストを構築するサービスだった。今日では、iftttZapierなどのサービスがデータコネクタを使って複数のアプリケーションをつなぎ合わせる。たとえばiftttを使うと、WebサイトからのフィードをSMSに結びつけるから、Webのアップデートをテキストメッセージでもらえる。

これらに比べるとImport.ioは新種のサービスで、これまで大量の手作業が必要だったデータの収集整理と、それらからの情報の取り出しを、素早くやってくれる。データの統合化は、今もっともホットな話題の一つだ。人びとは、複数のデータソースからの雑多なデータの集合に、価値を見いだし始めているからだ。だからImport.ioのようなサービスがこれからはデータの統合化を何らかの「形(かたち)」にして提供し、Web全体をマシンリーダブルなデータベースに変え、単なる“人が読むためのページ”以上の情報を、そこから取り出すことができるのだ。

Import.ioの実際のユースケースについては、上のビデオをご覧いただきたい。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))